JPH11238606A - 回転型電気部品 - Google Patents
回転型電気部品Info
- Publication number
- JPH11238606A JPH11238606A JP4162998A JP4162998A JPH11238606A JP H11238606 A JPH11238606 A JP H11238606A JP 4162998 A JP4162998 A JP 4162998A JP 4162998 A JP4162998 A JP 4162998A JP H11238606 A JPH11238606 A JP H11238606A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating body
- support shaft
- hole
- rotary electric
- electric component
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の回転型電気部品は、回転体36の保持
のために支軸33、カバー35、板バネ39を必要と
し、部品点数が多くなって、大型で、コスト高で、しか
も、生産性が悪いという問題がある。 【解決手段】 本発明の回転型電気部品は、下面に導電
パターン8が形成され、ドライバー溝5bと貫通孔5a
を有する回転体5を、貫通孔5aに挿通した支軸2で回
転可能に取り付けて構成されるものであるため、部品点
数が少なく、小型、且つ、安価で、生産性の良好な回転
型電気部品を提供できる。
のために支軸33、カバー35、板バネ39を必要と
し、部品点数が多くなって、大型で、コスト高で、しか
も、生産性が悪いという問題がある。 【解決手段】 本発明の回転型電気部品は、下面に導電
パターン8が形成され、ドライバー溝5bと貫通孔5a
を有する回転体5を、貫通孔5aに挿通した支軸2で回
転可能に取り付けて構成されるものであるため、部品点
数が少なく、小型、且つ、安価で、生産性の良好な回転
型電気部品を提供できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、半固定型の
可変抵抗器に使用して好適な回転型電気部品に関する。
可変抵抗器に使用して好適な回転型電気部品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回転型電気部品、例えば、可変抵
抗器は、図6に示すように、合成樹脂からなる絶縁基板
31には、接触片32と、支軸33と、支軸33によっ
て取り付けられた端子34と、金属製のカバー35が取
り付けられている。また、合成樹脂からなる回転体36
は、軸部36aと、凹部36bを設けた円形の基部36
cとを有し、この基部36cの下面には、抵抗体37と
良導電体38とが形成されている。そして、この回転体
36は、凹部36bに支軸33を嵌入し、軸部36aを
カバー35の孔35aから突出させ、板バネ39を基部
36cとカバー35との間に配置して構成されている。
抗器は、図6に示すように、合成樹脂からなる絶縁基板
31には、接触片32と、支軸33と、支軸33によっ
て取り付けられた端子34と、金属製のカバー35が取
り付けられている。また、合成樹脂からなる回転体36
は、軸部36aと、凹部36bを設けた円形の基部36
cとを有し、この基部36cの下面には、抵抗体37と
良導電体38とが形成されている。そして、この回転体
36は、凹部36bに支軸33を嵌入し、軸部36aを
カバー35の孔35aから突出させ、板バネ39を基部
36cとカバー35との間に配置して構成されている。
【0003】そして、回転体36が取り付けられ際は、
回転体36は、支軸33とカバー35とで回転可能に保
持され、接触片32が抵抗体37に接触すると共に、板
バネ39によって回転体36が押され、良導電体38が
支軸33に接触した状態となっている。このような回転
型電気部品は、回転体36の軸部36aを回転すると、
回転体36は支軸33とカバー35をガイドにして回転
すると共に、良導電体38が支軸33に接触した状態
で、抵抗体37が接触片32に摺動して、抵抗値を調整
するようになっている。
回転体36は、支軸33とカバー35とで回転可能に保
持され、接触片32が抵抗体37に接触すると共に、板
バネ39によって回転体36が押され、良導電体38が
支軸33に接触した状態となっている。このような回転
型電気部品は、回転体36の軸部36aを回転すると、
回転体36は支軸33とカバー35をガイドにして回転
すると共に、良導電体38が支軸33に接触した状態
で、抵抗体37が接触片32に摺動して、抵抗値を調整
するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
回転型電気部品は、回転体36の保持のために支軸3
3、カバー35、板バネ39を必要とし、部品点数が多
くなって、大型で、コスト高で、しかも、生産性が悪い
という問題がある。また、カバー35、板バネ39を用
いるものは、組立の自動化が困難であるという問題があ
る。また、回転体36は合成樹脂で形成されているた
め、熱、或いは経時変化により反りを生じ、このため、
下面に設けられた抵抗体37、良導電体38に悪影響を
与え、精度の良い電気部品が得られないという問題があ
る。
回転型電気部品は、回転体36の保持のために支軸3
3、カバー35、板バネ39を必要とし、部品点数が多
くなって、大型で、コスト高で、しかも、生産性が悪い
という問題がある。また、カバー35、板バネ39を用
いるものは、組立の自動化が困難であるという問題があ
る。また、回転体36は合成樹脂で形成されているた
め、熱、或いは経時変化により反りを生じ、このため、
下面に設けられた抵抗体37、良導電体38に悪影響を
与え、精度の良い電気部品が得られないという問題があ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の解決手段として、上面にドライバー溝を有し、
中央部に貫通孔を有する回転体と、該回転体の下面に形
成された導電パターンと、支軸を支持する支持部材とを
備え、前記回転体の前記貫通孔に挿通した前記支軸によ
って、前記回転体を回転可能に取り付けた構成とした。
また、第2の解決手段として、前記支軸の先端部をカシ
メる、或いは前記支軸にスピードナットを取り付けるこ
とにより、前記回転体を前記支軸に取り付けた構成とし
た。また、第3の解決手段として、前記回転体をセラミ
ック材で形成した構成とした。また、第4の解決手段と
して、前記回転体の上面の外周部に、平坦面を形成した
構成とした。また、第5の解決手段として、前記支持部
材が絶縁材で形成され、前記導電パターンが良導電体と
抵抗体とで形成され、前記支軸と前記導電パターンに摺
動する接触部材が前記支持部材に埋設された構成とし
た。
の第1の解決手段として、上面にドライバー溝を有し、
中央部に貫通孔を有する回転体と、該回転体の下面に形
成された導電パターンと、支軸を支持する支持部材とを
備え、前記回転体の前記貫通孔に挿通した前記支軸によ
って、前記回転体を回転可能に取り付けた構成とした。
また、第2の解決手段として、前記支軸の先端部をカシ
メる、或いは前記支軸にスピードナットを取り付けるこ
とにより、前記回転体を前記支軸に取り付けた構成とし
た。また、第3の解決手段として、前記回転体をセラミ
ック材で形成した構成とした。また、第4の解決手段と
して、前記回転体の上面の外周部に、平坦面を形成した
構成とした。また、第5の解決手段として、前記支持部
材が絶縁材で形成され、前記導電パターンが良導電体と
抵抗体とで形成され、前記支軸と前記導電パターンに摺
動する接触部材が前記支持部材に埋設された構成とし
た。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の回転型電気部品、例え
ば、半固定型の可変抵抗器を図面に基づいて説明する
と、図1〜図5は何れも本発明の回転型電気部品に係
り、図1は回転型電気部品の平面図、図2は回転型電気
部品の側面図、図3は回転型電気部品の断面図、図4は
回転型電気部品の支持部材を示す図で、Aは下面図、B
は平面図、図5は回転型電気部品の製造を示す説明図で
ある。
ば、半固定型の可変抵抗器を図面に基づいて説明する
と、図1〜図5は何れも本発明の回転型電気部品に係
り、図1は回転型電気部品の平面図、図2は回転型電気
部品の側面図、図3は回転型電気部品の断面図、図4は
回転型電気部品の支持部材を示す図で、Aは下面図、B
は平面図、図5は回転型電気部品の製造を示す説明図で
ある。
【0007】次に、本発明の回転型電気部品である可変
抵抗器を図1〜図5に基づいて説明すると、合成樹脂の
絶縁材からなる支持部材1は、中央部に設けられた凹部
1aと、外周の一部に設けられたストッパー部1bとを
有し、この支持部材1には、金属板からなる支軸2と、
バネ性の金属板からなる一対の接触部材3、4が埋設さ
れて、一体化されている。そして、支軸2は、絞り加工
により形成され、大径部2aと小径部2bとの間に肩部
2cを有する軸部2dと、端子部2eとを有している。
また、一対の接触部材3、4は、それぞれ基部3a、4
aと、基部3a、4aの一端から伸びた接触部3b,4
bと、基部3a、4aの他端から伸びた端子部3c,4
cとを有している。
抵抗器を図1〜図5に基づいて説明すると、合成樹脂の
絶縁材からなる支持部材1は、中央部に設けられた凹部
1aと、外周の一部に設けられたストッパー部1bとを
有し、この支持部材1には、金属板からなる支軸2と、
バネ性の金属板からなる一対の接触部材3、4が埋設さ
れて、一体化されている。そして、支軸2は、絞り加工
により形成され、大径部2aと小径部2bとの間に肩部
2cを有する軸部2dと、端子部2eとを有している。
また、一対の接触部材3、4は、それぞれ基部3a、4
aと、基部3a、4aの一端から伸びた接触部3b,4
bと、基部3a、4aの他端から伸びた端子部3c,4
cとを有している。
【0008】そして、支軸2と一対の接触部材3、4の
支持部材1への取付は、図5のAに示すような状態に支
軸2と接触部材3、4を配置し、しかる後、図5のBに
示すように、合成樹脂の成形により支持部材1を形成し
て、支軸2と接触部材3、4を支持部材1に埋設する。
そして、埋設後、支軸2は、図5のAにおける線S1で
直角に折り曲げ、また、接触部材3は、線S2では直角
に折り曲げると共に、線S3では180度に折り曲げ
て、接触部3bを支持部材1の凹部1a内に位置させ、
更に、接触部材4は、線S4では直角に折り曲げると共
に、線S5では180度に折り曲げて、接触部4bを支
持部材1の凹部1a内に位置させて製造されている。
支持部材1への取付は、図5のAに示すような状態に支
軸2と接触部材3、4を配置し、しかる後、図5のBに
示すように、合成樹脂の成形により支持部材1を形成し
て、支軸2と接触部材3、4を支持部材1に埋設する。
そして、埋設後、支軸2は、図5のAにおける線S1で
直角に折り曲げ、また、接触部材3は、線S2では直角
に折り曲げると共に、線S3では180度に折り曲げ
て、接触部3bを支持部材1の凹部1a内に位置させ、
更に、接触部材4は、線S4では直角に折り曲げると共
に、線S5では180度に折り曲げて、接触部4bを支
持部材1の凹部1a内に位置させて製造されている。
【0009】また、セラミック材からかる回転体5は、
8角形状をなし、中央部に設けられた貫通孔5aと、上
面に設けられた十字状のドライバー溝5bと、十字状の
ドライバー溝5bの外周部を取り囲むように上面に形成
された平坦面5cと、側部に設けられたストッパー部5
dとを有している。そして、この回転体5の下面には、
図4に示すように、抵抗体6と銀などの良導電体7から
なる導電パターン8が形成されている。また、前記良導
電体7は、抵抗体6を挟んで外側に形成された良導電体
7aと内側に形成された良導電体7bとを有し、外側の
良導電体7aは、抵抗体6の一端に接続され、また、内
側の良導電体7bは、抵抗体6の他端に接続されると共
に、貫通孔5a内と貫通孔5aの周囲に導通した状態で
形成されている。
8角形状をなし、中央部に設けられた貫通孔5aと、上
面に設けられた十字状のドライバー溝5bと、十字状の
ドライバー溝5bの外周部を取り囲むように上面に形成
された平坦面5cと、側部に設けられたストッパー部5
dとを有している。そして、この回転体5の下面には、
図4に示すように、抵抗体6と銀などの良導電体7から
なる導電パターン8が形成されている。また、前記良導
電体7は、抵抗体6を挟んで外側に形成された良導電体
7aと内側に形成された良導電体7bとを有し、外側の
良導電体7aは、抵抗体6の一端に接続され、また、内
側の良導電体7bは、抵抗体6の他端に接続されると共
に、貫通孔5a内と貫通孔5aの周囲に導通した状態で
形成されている。
【0010】そして、このような回転体5は、貫通孔5
aに支軸2の小径部2bを貫通させ、支軸2である小径
部2bの先端部をドライバー溝5dの底面の貫通孔5a
の周囲にカシメて、支軸2に回転可能に取り付けられて
いる。なお、ドライバー溝5dの底面で回転体5を保持
しているから、ドライバーの挿入スペースを十分大きく
することができ、本実施例においては、小径部2bの先
端部をカシメているから、保持のための高さ寸法を殆ど
必要とせず、薄型化に特に好適であるが、カシメのる代
わりに、小径部2bにスピードナット(図示せず)を圧
入して、回転体5を支軸2に取り付けても良く、この場
合にも、ドライバー溝5dの底面で回転体5を保持する
ので、ドライバー挿入のためのスペースを大きくするこ
とができる。そして、この回転体5が取り付けられた状
態では、支軸2の肩部2cに良導電体7bが押し付けら
れて接触すると共に、貫通孔5a内に形成された良導電
体7bも小径部2bに接触し、更に、接触部材3の接触
部3bは抵抗体6に、また、接触部材4の接触部4bは
外側の良導電体7aに接触した状態となる。
aに支軸2の小径部2bを貫通させ、支軸2である小径
部2bの先端部をドライバー溝5dの底面の貫通孔5a
の周囲にカシメて、支軸2に回転可能に取り付けられて
いる。なお、ドライバー溝5dの底面で回転体5を保持
しているから、ドライバーの挿入スペースを十分大きく
することができ、本実施例においては、小径部2bの先
端部をカシメているから、保持のための高さ寸法を殆ど
必要とせず、薄型化に特に好適であるが、カシメのる代
わりに、小径部2bにスピードナット(図示せず)を圧
入して、回転体5を支軸2に取り付けても良く、この場
合にも、ドライバー溝5dの底面で回転体5を保持する
ので、ドライバー挿入のためのスペースを大きくするこ
とができる。そして、この回転体5が取り付けられた状
態では、支軸2の肩部2cに良導電体7bが押し付けら
れて接触すると共に、貫通孔5a内に形成された良導電
体7bも小径部2bに接触し、更に、接触部材3の接触
部3bは抵抗体6に、また、接触部材4の接触部4bは
外側の良導電体7aに接触した状態となる。
【0011】そして、このような回転型電気部品におい
て、回転体5のドライバー溝5bにドライバーを挿入し
て回転体5を回転すると、内側の良導電体7bは支軸2
に接触した状態で、外側の良導電体7aは接触部材4
に、また、抵抗体6は接触部材3に摺接して、端子部3
cと端子部4c間、及び端子部3cと端子部2e間の抵
抗値の調整を行う。そして、回転体5のストッパー部5
dが支持部材1のストッパー部1bにぶつかると、回転
体5の回転が停止するようになっている。また、このよ
うな回転型電気部品における回転体5の組立は、バキュ
ーム(図示せず)によって回転体5の平坦面5cを吸引
して、回転体5を支持部材1まで移動して、支持部材1
に取り付けた支軸2に、回転体5の貫通孔5aをはめ合
わせた後、支軸2の先端部をカシメると、その組立は完
了し、自動化による組立ができる。
て、回転体5のドライバー溝5bにドライバーを挿入し
て回転体5を回転すると、内側の良導電体7bは支軸2
に接触した状態で、外側の良導電体7aは接触部材4
に、また、抵抗体6は接触部材3に摺接して、端子部3
cと端子部4c間、及び端子部3cと端子部2e間の抵
抗値の調整を行う。そして、回転体5のストッパー部5
dが支持部材1のストッパー部1bにぶつかると、回転
体5の回転が停止するようになっている。また、このよ
うな回転型電気部品における回転体5の組立は、バキュ
ーム(図示せず)によって回転体5の平坦面5cを吸引
して、回転体5を支持部材1まで移動して、支持部材1
に取り付けた支軸2に、回転体5の貫通孔5aをはめ合
わせた後、支軸2の先端部をカシメると、その組立は完
了し、自動化による組立ができる。
【0012】
【発明の効果】本発明の回転型電気部品は、下面に導電
パターン8が形成され、ドライバー溝5bと貫通孔5a
を有する回転体5を、貫通孔5aに挿通した支軸2で回
転可能に取り付けて構成されるものであるため、部品点
数が少なく、小型、且つ、安価で、生産性の良好な回転
型電気部品を提供できる。導電パターン8を形成した回
転体5にドライバー溝5bを設けものであるため、ドラ
イバーの挿入作業、及び回転体5の回転が容易な回転型
電気部品を提供できる。また、支軸2の先端部をカシメ
る、或いは支軸2にスピードナットを取り付けることに
より回転体5を支軸2に取り付けることにより、その構
成が簡単で、安価で、組立性の良好な回転型電気部品を
提供できる。
パターン8が形成され、ドライバー溝5bと貫通孔5a
を有する回転体5を、貫通孔5aに挿通した支軸2で回
転可能に取り付けて構成されるものであるため、部品点
数が少なく、小型、且つ、安価で、生産性の良好な回転
型電気部品を提供できる。導電パターン8を形成した回
転体5にドライバー溝5bを設けものであるため、ドラ
イバーの挿入作業、及び回転体5の回転が容易な回転型
電気部品を提供できる。また、支軸2の先端部をカシメ
る、或いは支軸2にスピードナットを取り付けることに
より回転体5を支軸2に取り付けることにより、その構
成が簡単で、安価で、組立性の良好な回転型電気部品を
提供できる。
【0013】また、回転体5をセラミック材で形成する
ことにより、熱、或いは経時変化が小さく、導電パター
ン8への影響が少なく、精度の良い電気部品が得られ、
特に、抵抗体6を使用する可変抵抗器において有効であ
る。また、回転体5の上面の外周部に平坦面5cを形成
することにより、自動化による組立が可能となり、生産
性の良好な回転型電気部品を提供できる。また、支持部
材1を絶縁材で形成し、この支持部材1に支軸2と接触
部材3、4を埋設して、回転体5に形成した良導電体7
と抵抗体6に接触させるようにしたため、部品点数が少
なく、生産性の良好な可変抵抗器として回転型電気部品
を提供できる。
ことにより、熱、或いは経時変化が小さく、導電パター
ン8への影響が少なく、精度の良い電気部品が得られ、
特に、抵抗体6を使用する可変抵抗器において有効であ
る。また、回転体5の上面の外周部に平坦面5cを形成
することにより、自動化による組立が可能となり、生産
性の良好な回転型電気部品を提供できる。また、支持部
材1を絶縁材で形成し、この支持部材1に支軸2と接触
部材3、4を埋設して、回転体5に形成した良導電体7
と抵抗体6に接触させるようにしたため、部品点数が少
なく、生産性の良好な可変抵抗器として回転型電気部品
を提供できる。
【図1】本発明の回転型電気部品の平面図。
【図2】本発明の回転型電気部品の側面図。
【図3】本発明の回転型電気部品の断面図。
【図4】本発明の回転型電気部品に係る支持部材を示す
説明図。
説明図。
【図5】本発明の回転型電気部品の製造を示す説明図。
【図6】従来の回転型電気部品の断面図。
1 支持部材 1a 凹部 1b ストッパー部 2 支軸 2a 大径部 2b 小径部 2c 肩部 2d 軸部 2e 端子部 3 接触部材 3a 基部 3b 接触部 3c 端子部 4 接触部材 4a 基部 4b 接触部 4c 端子部 5 回転体 5a 貫通孔 5b ドライバー溝 5c 平坦部 5d ストッパー部 6 抵抗体 7 良導電体 8 導電パターン
Claims (5)
- 【請求項1】 上面にドライバー溝を有し、中央部に貫
通孔を有する回転体と、該回転体の下面に形成された導
電パターンと、支軸を支持する支持部材とを備え、前記
回転体の前記貫通孔に挿通した前記支軸によって、前記
回転体を回転可能に取り付けたことを特徴とする回転型
電気部品。 - 【請求項2】 前記支軸の先端部をカシメる、或いは前
記支軸にスピードナットを取り付けることにより、前記
回転体を前記支軸に取り付けたことを特徴とする請求項
1記載の回転型電気部品。 - 【請求項3】 前記回転体をセラミック材で形成したこ
とを特徴とする請求項1、又は2記載の回転型電気部
品。 - 【請求項4】 前記回転体の上面の外周部に、平坦面を
形成したことを特徴とする請求項1、又は2、又は3、
記載の回転型電気部品。 - 【請求項5】 前記支持部材が絶縁材で形成され、前記
導電パターンが良導電体と抵抗体とで形成され、前記支
軸と前記導電パターンに摺動する接触部材が前記支持部
材に埋設されたことを特徴とする請求項1、又は2、又
は3、又は4記載の回転型電気部品。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4162998A JPH11238606A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 回転型電気部品 |
CN 99100608 CN1120505C (zh) | 1998-02-24 | 1999-02-08 | 旋转式电气部件 |
US09/255,070 US6037855A (en) | 1998-02-24 | 1999-02-22 | Rotary electric component having a groove for adjustment with screw-driver |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4162998A JPH11238606A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 回転型電気部品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11238606A true JPH11238606A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=12613632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4162998A Withdrawn JPH11238606A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 回転型電気部品 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11238606A (ja) |
CN (1) | CN1120505C (ja) |
-
1998
- 1998-02-24 JP JP4162998A patent/JPH11238606A/ja not_active Withdrawn
-
1999
- 1999-02-08 CN CN 99100608 patent/CN1120505C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1227390A (zh) | 1999-09-01 |
CN1120505C (zh) | 2003-09-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050510 |