JPH11238401A - 車両用灯具のエクステンションリフレクタ - Google Patents

車両用灯具のエクステンションリフレクタ

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JPH11238401A
JPH11238401A JP10056103A JP5610398A JPH11238401A JP H11238401 A JPH11238401 A JP H11238401A JP 10056103 A JP10056103 A JP 10056103A JP 5610398 A JP5610398 A JP 5610398A JP H11238401 A JPH11238401 A JP H11238401A
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JP
Japan
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lamp
extension reflector
weight
reflector
ene
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JP10056103A
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English (en)
Inventor
Teiji Obara
禎二 小原
Junko Maruyama
淳子 丸山
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Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
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Publication date
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    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/30Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by reflectors
    • F21S41/37Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by reflectors characterised by their material, surface treatment or coatings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/20Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by refractors, transparent cover plates, light guides or filters
    • F21S41/25Projection lenses
    • F21S41/255Lenses with a front view of circular or truncated circular outline
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    • F21S41/20Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by refractors, transparent cover plates, light guides or filters
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】表面平滑性、耐熱性に優れ、しかも薄く大型の
ものを容易に成形可能な車両用灯具のエクステンション
リフレクタを提供する。 【解決手段】車両用灯具1の灯具ボディ11とアウタレ
ンズ15とで形成される灯室16内の、ランプ12,1
3の周囲に設けられ、少なくとも一主面に鏡面処理が施
されるエクステンションリフレクタ14を、脂環式構造
含有重合体樹脂で成形した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、四輪自動車、二輪
自動車その他の車両に用いられる前照灯、尾灯その他の
灯具に関し、特にこうした車両用灯具に組み込まれるエ
クステンションリフレクタ( Extension Reflector)に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の車両用灯具は、主として、前面
が開口する容器状に形成された灯具ボディと、この灯具
ボディに取り付けられ光源(ランプ)を有するランプユ
ニットと、灯具ボディの前面開口部に取り付けられる灯
具カバー(またはアウタレンズ)とから構成されてい
る。
【0003】ランプユニットには、光源からの光を集光
または拡散して所望の配光特性を得るためのリフレクタ
が設けられているが、ランプユニットと灯具ボディとの
間に大きな空間が形成されるので、灯具を外部から観察
すると後ろのエイミング機構まで透けて見えるといった
見栄え上の問題がある。
【0004】このため、灯室内全体を鏡面色に見せて見
栄えを向上させるべく、ランプユニットのリフレクタの
周囲から灯具ボディの前面開口部に至る範囲に、鏡面処
理を施したエクステンションリフレクタが配置されてい
る。
【0005】また、前照灯と方向指示灯とを一体化した
フロントコンビネーションランプや、ストップランプと
方向指示灯とを一体化したリヤコンビネーションランプ
などのコンビネーションランプでは、一方のランプから
の光が隣接するランプ側へ漏洩しないように遮蔽する機
能も兼備させたエクステンションリフレクタが設けられ
ている。
【0006】こうしたエクステンションリフレクタ(ベ
ゼルともいう。)は、ランプユニットのリフレクタほど
の高耐熱性は要求されないので、生産性を高めるため
に、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)樹
脂、ポリカーボネート(PC)樹脂、ガラス繊維強化ポ
リブチレンテレフタレート(PBT)樹脂などの熱可塑
性樹脂の採用または開発が行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エクステン
ションリフレクタの前面には、一般にアルミニウムの蒸
着による鏡面処理が施されるが、反射光の散乱を極力抑
制するためには、表面の平滑性に優れた基材が望まれ
る。
【0008】ところが、上述したPBT樹脂は、荷重た
わみ温度が低いのでガラス繊維などの無機フィラーで補
強された複合体として使用されること、および結晶性樹
脂であることから、表面の平滑性に劣る。このため、当
該樹脂の表面とアルミニウムの蒸着膜との間にアンダー
コーティング膜の形成が必要となり、このアンダーコー
ティング工程のぶんだけ生産性が低下するといった問題
があった。
【0009】しかも、無機フィラー強化PBT樹脂は、
比重が1.5以上あるので、部品の軽量化を進めるにあ
たってもネックとなっており、また、成形時に金型内で
ガスが発生しやすく、成形不良やヤケが生じる原因とな
ったり、結晶性樹脂であることから成形時の収縮が大き
く成形品としての精度に劣るといった問題も有してい
た。
【0010】一方、エクステンションリフレクタは、ラ
ンプユニットのリフレクタほどの高耐熱性は要求されな
いものの、ある程度の耐熱性は必要とされるため、ポリ
アリレート(PAR)樹脂や耐熱ポリカーボネート樹脂
などのエンジニアリングプラスチックによる成形も試み
られている。こうした非晶性樹脂を用いることで表面の
平滑性も向上し、上述したアンダーコーティング膜が不
要になるといったメリットもある。
【0011】しかしながら、これらPAR樹脂やPC樹
脂は、ガラス転移温度Tgが高く(PAR樹脂はTg=
193℃,PC樹脂はTg=150℃)、成形時の溶融
粘度も高いので、成形性、なかでも薄肉成形に問題があ
った。特に、近年のヘッドランプなどは、サイドランプ
を内蔵一体化したコンビネーションランプが多用され、
しかも流線形状その他、ニーズに応じた様々な形状に形
成される傾向にあり、エクステンションリフレクタも、
こうした灯具のデザインに応じて、その形状が大型化、
薄型化および複雑化される傾向にあるため、PAR樹脂
やPC樹脂程度の成形性では、かかる要求に十分対応す
ることができない。また、流動性を高めるために成形温
度を上げると、成形機内で加水分解し易く、必ずしも外
観上良好な成形品が得られるとは限らなかった。
【0012】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、表面平滑性、耐熱性に優
れ、しかも薄く大型のものを容易に成形可能な車両用灯
具のエクステンションリフレクタを提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明の車両用灯具のエクステンションリフレ
クタは、車両用灯具のボディとカバーとで形成される灯
室内の、ランプの周囲に設けられ、少なくとも一主面に
鏡面処理が施される車両用灯具のエクステンションリフ
レクタにおいて、脂環式構造含有重合体樹脂からなるこ
とを特徴とする。
【0014】この第1の発明に係るエクステンションリ
フレクタは、脂環式構造含有重合体樹脂で形成されてい
るので、アルミニウムの蒸着処理を施すに際し、アンダ
ーコーティング膜を形成しなくても充分満足できる表面
平滑性を得ることができる。この表面平滑性に優れてい
ることは、本発明に係る脂環式構造含有重合体樹脂が、
非晶性樹脂であること、およびガラス繊維などの無機フ
ィラーで強化しなくても充分高い機械的強度を有するこ
とに起因するものと考えられる。
【0015】また、本発明に係る脂環式構造含有重合体
樹脂は、耐熱性に優れ高温でも分解せずに成形可能で、
溶融時の流動性にも優れているので、薄肉で、しかも大
型かつ複雑な形状であっても成形不良を引き起こすこと
なく容易に成形することができる。したがって、複雑で
大型、かつ軽量化が望まれる車両用灯具のエクステンシ
ョンリフレクタに適用して好ましいものである。
【0016】また、第2の発明の車両用灯具のエクステ
ンションリフレクタは、光学レンズが一体成形されてい
ることを特徴とする。
【0017】この第2の発明に係るエクステンションリ
フレクタでは、光学レンズが一体成形されているので、
別途光学レンズ部品をエクステンションリフレクタに組
み付ける工程が不要となるだけでなく、本発明に係る脂
環式構造含有重合体樹脂で成形された光学レンズは、複
屈折が小さく、環境変化に対する変形も小さいといった
光学特性にも優れ、しかも成形性が良好で面精度にも優
れている。したがって、投射型灯具などに適用すること
で、部品点数の削減と同時に光学特性の向上をも達成す
ることができる。
【0018】エクステンションリフレクタ 第1および第2の発明にいう「車両」とは、二輪自動
車、三輪自動車、四輪自動車その他の自動車、鉄道車
両、フォークリフトその他の産業用車両等々、広義の車
両を意味する。車両用に限らず、一般に使われるライト
中に使用されるリフレクタとしても使用することが可能
である。
【0019】また、「車両用灯具」とはこうした各種車
両に装着された照明用もしくは識別用、標識用の灯具を
意味し、特に限定はされないが、前照灯(ヘッドラン
プ)、尾灯(テールランプ)、制動灯(ストップラン
プ)、方向指示灯(いわゆるウインカー)、車幅灯、後
退灯などが該当する。
【0020】第1および第2の発明にいう「エクステン
ションリフレクタ」とは、車両用灯具のボディとカバー
(またはアウタレンズ)とで形成される灯室内の、ラン
プの周囲に設けられ、少なくとも一主面に鏡面処理が施
される、灯具の一構成部品であって、灯具を外部から観
察したときに灯室内全体を鏡面色に見せて見栄えを向上
させる目的、および/または、一のランプから隣接する
ランプ側へ漏洩する光を遮断して各ランプによる表示の
視認性を高める目的で使用されるものである。自動車用
灯具のエクステンションリフレクタとしては、前照灯や
尾灯に多用されているが、本発明では特に限定されず、
その他上述した各種灯具にも適用することができる。
【0021】また、第2の発明にいう「光学レンズ」と
は、ランプからの光を集光または拡散するといった光学
的処理機能を司るものであって、灯室内に設けられる光
学素子を意味し、特に限定はされないが、投射型前照灯
などに用いられる投射レンズが該当する。
【0022】脂環式構造含有重合体樹脂 本発明で使用される脂環式構造含有重合体樹脂は、主鎖
及び/または側鎖に脂環式構造を有するものであり、機
械的強度、耐熱性などの観点から、主鎖に脂環式構造を
含有するものが好ましい。
【0023】重合体の脂環式構造としては、飽和環状炭
化水素(シクロアルカン)構造、不飽和環状炭化水素
(シクロアルケン)構造などが挙げられるが、機械的強
度、耐熱性などの観点から、シクロアルカン構造やシク
ロアルケン構造が好ましく、中でもシクロアルカン構造
を有するものが最も好ましい。
【0024】脂環式構造を構成する炭素原子数は、格別
な制限はないが、通常4〜30個、好ましくは5〜20
個、より好ましくは5〜15個の範囲であるときに、機
械的強度、耐熱性、及び成形性の特性が高度にバランス
され、好適である。
【0025】本発明に使用される脂環式構造含有重合体
樹脂中の脂環式構造を有する繰り返し単位の割合は、使
用目的に応じて適宜選択されればよいが、通常30重量
%以上、好ましくは50重量%以上、より好ましくは7
0重量%である。脂環式構造含有重合体樹脂中の脂環式
構造を有する繰り返し単位の割合が過度に少ないと耐熱
性に劣り好ましくない。脂環式構造含有重合体樹脂中の
脂環式構造を有する繰り返し単位以外の残部は、格別な
限定はなく、使用目的に応じて適宜選択される。
【0026】こうした脂環式構造を含有する重合体樹脂
の具体例としては、例えば、(1)ノルボルネン系重合
体、(2)単環の環状オレフィン系重合体、(3)環状
共役系ジエン系重合体、(4)ビニル脂環式炭化水素重
合体、及びこれらの水素添加物などが挙げられる。
【0027】これらの中でも、ノルボルネン系重合体及
びその水素添加物、環状共役ジエン系重合体及びその水
素添加物などが好ましく、ノルボルネン系重合体及びそ
の水素添加物がより好ましい。
【0028】(1)ノルボルネン系重合体 ノルボルネン系重合体としては、格別な制限はなく、例
えば、特開平3−14882号公報や特開平3−122
137号公報などで開示される方法によってノルボルネ
ン系モノマーを重合したものが用いられる。
【0029】具体的には、ノルボルネン系モノマーの開
環重合体及びその水素添加物、ノルボルネン系モノマー
の付加重合体、ノルボルネン系モノマーとビニル化合物
の付加型重合体などが挙げられる。
【0030】これらの中でも、耐熱性や誘電特性を高度
にバランスさせる上で、ノルボルネン系モノマーの開環
重合体水素添加物、ノルボルネン系モノマーの付加型重
合体、ノルボルネン系モノマーと共重合体可能なビニル
化合物の付加型重合体などが好ましく、ノルボルネン系
モノマーの開重合体水素添加物が特に好ましい。
【0031】ノルボルネン系単量体としては、ビシクロ
[2.2.1]ヘプタ−2−エン(慣用名:ノルボルネ
ン)、5−メチル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2
−エン、5,5−ジメチル−ビシクロ[2.2.1]ヘ
プタ−2−エン、5−エチル−ビシクロ[2.2.1]
ヘプタ−2−エン、5−ブチル−ビシクロ[2.2.
1]ヘプタ−2−エン、5−エチリデン−ビシクロ
[2.2.1]−ヘプタ2−エン、5−ヘキシル−ビシ
クロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン、5−オクチル−
ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン、5−オクタ
デシル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン、5
−エチリデン−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エ
ン、5−メチリデン−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−
2−エン、5−ビニル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ
−2−エン、5−プロペニル−ビシクロ[2.2.1]
ヘプタ−2−エン、5−メトキシ−カルボニル−ビシク
ロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン、5−シアノ−ビシ
クロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン、5−メチル−5
−メトキシカルボニル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタ
−2−エン; 5−メトキシカルボニルビシクロ[2.
2.1]ヘプト−2−エン、5−エトキシカルボニルビ
シクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン、5−メチル−
5−メトキシカルボニルビシクロ[2.2.1]ヘプト
−2−エン、5−メチル−5−エトキシカルボニルビシ
クロ[2.2.1]ヘプト−2−エン、ビシクロ[2.
2.1]ヘプト−5−エニル−2−メチルプロピオネイ
ト、ビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エニル−2−
メチルオクタネイト、ビシクロ[2.2.1]ヘプト−
2−エン−5,6−ジカルボン酸無水物、5−ヒドロキ
シメチルビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン、
5,6−ジ(ヒドロキシメチル)ビシクロ[2.2.
1]ヘプト−2−エン、5−ヒドロキシ−i−プロピル
ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン、5,6−ジ
カルボキシビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン;
5−シアノビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エ
ン、ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン−5,6
−ジカルボン酸イミド;トリシクロ[4.3.12,5
1,6 ]デカ−3,7−ジエン(慣用名:ジシクロペン
タジエン)、トリシクロ[4.3.12,5 .01,6 ]デ
カ−3−エン;トリシクロ[4.4.12,5 .01,6
ウンデカ−3,7−ジエン若しくはトリシクロ[4.
4.12,5 .01,6 ]ウンデカ−3,8−ジエンまたは
これらの部分水素添加物(またはシクロペンタジエンと
シクロヘキセンの付加物)であるトリシクロ[4.4.
2,5 .01,6 ]ウンデカ−3−エン; 5−シクロペ
ンチル−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン、5
−シクロヘキシル−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2
−エン、5−シクロヘキセニルビシクロ[2.2.1]
ヘプト−2−エン、5−フェニル−ビシクロ[2.2.
1]ヘプト−2−エン; テトラシクロ[4.4.1
2,5 .17,10.0]−ドデカ−3−エン(単にテトラシ
クロドデセンともいう)、8−メチルテトラシクロ
[4.4.12,5 .17,10.0]−ドデカ−3−エン、
8−エチルテトラシクロ[4.4.12,5 .17,10
0]−ドデカ−3−エン、8−メチリデンテトラシクロ
[4.4.12,5 .17,10.0]−ドデカ−3−エン、
8−エチリデンテトラシクロ[4.4.12,5
7, 10.0]−ドデカ−3−エン、8−ビニルテトラシ
クロ[[4.4.12,5 .17,10.0]−ドデカ−3−
エン、8−プロペニル−テトラシクロ[4.4.
2, 5 .17,10.0]−ドデカ−3−エン、8−メトキ
シカルボニルテトラシクロ[4.4.12,5 .17,10
0]−ドデカ−3−エン、8−メチル−8−メトキシカ
ルボニルテトラシクロ[4.4.12,5 .17,10.0]
−ドデカ−3−エン、8−ヒドロキシメチルテトラシク
ロ[4.4.12,5 .17,10.0]−ドデカ−3−エ
ン、8−カルボキシテトラシクロ[4.4.12,5 .1
7,10.0]−ドデカ−3−エン; 8−シクロペンチル
−テトラシクロ[4.4.12,5 .17,10.0]−ドデ
カ−3−エン、8−シクロヘキシル−テトラシクロ
[4.4.12,5 .17,10.0]−ドデカ−3−エン、
8−シクロヘキセニル−テトラシクロ[4.4.
2,5 .17,10.0]−ドデカ−3−エン、8−フェニ
ル−シクロペンチル−テトラシクロ[4.4.12,5
7,10.0]−ドデカ−3−エン; テトラシクロ
[7.4.110,13 .01,9 .02,7 ]トリデカ−2,
4,6,11−テトラエン(1,4−メタノ−1,4,
4a,9a−テトラヒドロフルオレンともいう)、テト
ラシクロ[8.4.111,14 .01,10.03,8 ]テトラ
デカ−3,5,7,12−テトラエン(1,4−メタノ
−1,4,4a,5,10,10a−ヘキサヒドロアン
トラセンともいう)、ペンタシクロ[6.5.11,8
3, 6 .02,7 .09,13]ペンタデカ−3,10−ジエ
ン、ペンタシクロ[7.4.13,6 .110,13
1,9 .02,7 ]ペンタデカ−4,11−ジエン; シ
クロペンタジエンの4量体; などのノルボルネン系単
量体などが挙げられる。これらのノルボルネン系単量体
は、それぞれ単独であるいは2種以上組合わせて用いら
れる。
【0032】ノルボルネン系モノマーまたはノルボルネ
ン系モノマーと共重合可能なビニル系化合物との重合方
法及び水素添加方法は、格別な制限はなく公知の方法に
従って行うことができる。
【0033】ノルボルネン系モノマーの開環(共)重合
体は、ノルボルネン系モノマーを、開環重合触媒とし
て、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、
イリジウム、白金などの金属のハロゲン化物、硝酸塩ま
たはアセチルアセトン化合物と、還元剤とからなる触媒
系、あるいは、チタン、バナジウム、ジルコニウム、タ
ングステン、モリブデンなどの金属のハロゲン化物また
はアセチルアセトン化合物と、有機アルミニウム化合物
とからなる触媒系を用いて、溶媒中または無溶媒で、通
常、−50℃〜100℃の重合温度、0〜50kg/c
2 の重合圧力で開環(共)重合させることにより得る
ことができる。
【0034】触媒系に、分子状酸素、アルコール、エー
テル、過酸化物、カルボン酸、酸無水物、酸クロリド、
エステル、ケトン、含窒素化合物、含硫黄化合物、含ハ
ロゲン化合物、分子状ヨウ素、その他のルイス酸などの
第三成分を加えて、重合活性や開環重合の選択性を高め
ることができる。
【0035】ノルボルネン系モノマーとビニル系化合物
との付加共重合体は、例えば、モノマー成分を、溶媒中
または無溶媒で、チタン、ジルコニウム、又はバナジウ
ム化合物と有機アルミニウム化合物とからなる触媒系の
存在下で、通常、−50℃〜100℃の重合温度、0〜
50kg/cm2 の重合圧力で共重合させる方法により
得ることができる。
【0036】水素添加ノルボルネン系重合体は、常法に
従って、開環(共)重合体を水素添加触媒の存在下に水
素により水素化する方法により得ることができる。
【0037】(2)単環の環状オレフィン系重合体 単環の環状オレフィン系重合体としては、例えば、特開
昭64−66216号公報に開示されているシクロロヘ
キセン、シクロヘプテン、シクロオクテンなどの単環の
環状オレフィン系単量体の付加重合体を用いることがで
きる。
【0038】(3)環状共役ジエン系重合体 環状共役ジエン系重合体としては、例えば、特開平6−
136057号公報や特開平7−258318号公報に
開示されているシクロペンタジエン、シクロヘキサジエ
ンなどの環状共役ジエン系単量体を1,2−または1,
4−付加重合した重合体及びその水素添加物などを用い
ることができる。
【0039】(4)ビニル脂環式炭化水素系重合体 ビニル脂環式炭化水素系重合体としては、例えば、特開
昭51−59,989号公報に開示されているビニルシ
クロヘキセンやビニルシクロヘキサンなどのビニル脂環
式炭化水素単量体の重合体及びその水素添加物、特開昭
63−43,910号公報、特開昭64−1,706号
公報などに開示されているスチレンやα−メチルスチレ
ンなどのビニル芳香族系単量体の重合体の芳香環部分の
水素添加物などを用いることができる。
【0040】本発明で使用される脂環式構造含有重合体
樹脂の分子量は、使用目的に応じて適宜選択されるが、
シクロヘキサン溶液(重合体樹脂が溶解しない場合はト
ルエン溶液)のゲル・パーミエーション・クロマトグラ
フ法で測定したポリスチレン換算の数平均分子量で、
5,000以上、好ましくは5,000〜500,00
0、より好ましくは8,000〜200,000、特に
好ましくは10,000〜100,000の範囲である
ときに、機械的強度と成形加工性とが高度にバランス
し、好適である。
【0041】本発明で使用される脂環式構造含有重合体
樹脂のガラス転移温度(Tg)は、使用目的に応じて適
宜選択されればよいが、エクステンションリフレクタの
使用環境からは高い方が好ましく、通常50℃以上、よ
り好ましくは70℃以上、30〜140℃、好ましくは
100℃以上であるときに、耐熱性と成形加工性とが高
度にバランスし、好適である。
【0042】本発明で使用される脂環式構造含有重合体
樹脂の、280℃、荷重2.16kgfにおけるJIS
K6719により測定したメルトフローレートは、使
用目的に応じて適宜選択すれば良いが、通常4〜100
g/10min.、好ましくは10〜50g/10mi
n.の範囲が好適である。メルトフローレートが低すぎ
ると成形時に成形材料を加温する温度がより高温となる
ため加工しにくい場合が生じ、高すぎると成形時にバリ
などの成形不良の発生する場合が生じる。
【0043】ちなみに、これらの脂環式構造含有重合体
樹脂は、それぞれ単独で、あるいは2種以上を組み合わ
せて用いることができる。
【0044】その他の成分 本発明のエクステンションリフレクタには、上記の脂環
式構造含有重合体樹脂に必要に応じて、その他のポリマ
ー、各種配合剤、充填剤を単独で、あるいは2種以上混
合して用いることができる。
【0045】(1)その他のポリマー 本発明のエクステンションリフレクタには、上記の脂環
式構造含有重合体樹脂に、必要に応じて、ポリブタジエ
ン、ポリイソプレン、SBS、SIS、SEBSなどの
ゴム;ポリスチレン、ポリ(メタ)アクリレート、ポリ
カーボネート、ポリエステル、ポリエーテル、ポリアミ
ド、ポリイミド、ポリスルホンなどの樹脂;などのその
他のポリマーを配合することができる。また、これらの
その他のポリマーはそれぞれ単独で、あるいは2種以上
混合して用いることができる。また、その割合は、本発
明の目的を損なわれない範囲で適宜選択される。
【0046】(2)配合剤 本発明のエクステンションリフレクタには上記の脂環式
構造含有重合体樹脂に、必要に応じて、配合剤を添加す
ることができる。配合剤としては、熱可塑性樹脂材料で
通常用いられているものであれば格別な制限はなく、例
えば、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、近赤外線
吸収剤、染料や顔料などの着色剤、滑剤、可塑剤、帯電
防止剤、蛍光増白剤などの配合剤が挙げられる。
【0047】老化防止剤としては、フェノール系酸化防
止剤、リン系酸化防止剤、イオウ系酸化防止剤などが挙
げられるが、これらの中でも、フェノール系酸化防止剤
が好ましく、アルキル置換フェノール系酸化防止剤が特
に好ましい。
【0048】フェノール系酸化防止剤としては、従来公
知のものが使用でき、例えば、2−t−ブチル−6−
(3−t−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルベンジ
ル)−4−メチルフェニルアクリレート、2,4−ジ−
t−アミル−6−(1−(3,5−ジ−t−アミル−2
−ヒドロキシフェニル)エチル)フェニルアクリレート
などの特開昭63−179953号公報や特開平1−1
68643号公報に記載されるアクリレート系化合物;
オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロピオネート、2,2’−メチレ
ン−ビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、
1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5
−t−ブチルフェニル)ブタン、1,3,5−トリメチ
ル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、テトラキス(メチレ
ン−3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロ
キシフェニルプロピオネート)メタン[すなわち、ペン
タエリスリメチル−テトラキス(3−(3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロピオネー
ト)]、トリエチレングリコール ビス(3−(3−t
−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロ
ピオネート)などのアルキル置換フェノール系化合物;
6−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルアニリ
ノ)−2,4−ビスオクチルチオ−1,3,5−トリア
ジン、4−ビスオクチルチオ−1,3,5−トリアジ
ン、2−オクチルチオ−4,6−ビス−(3,5−ジ−
t−ブチル−4−オキシアニリノ)−1,3,5−トリ
アジンなどのトリアジン基含有フェノール系化合物;な
どが挙げられる。
【0049】リン系酸化防止剤としては、一般の樹脂工
業で通常使用される物であれば格別な限定はなく、例え
ば、トリフェニルホスファイト、ジフェニルイソデシル
ホスファイト、フェニルジイソデシルホスファイト、ト
リス(ノニルフェニル)ホスファイト、トリス(ジノニ
ルフェニル)ホスファイト、トリス(2,4−ジ−t−
ブチルフェニル)ホスファイト、10−(3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−9,10−ジ
ヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−
10−オキサイドなどのモノホスファイト系化合物;
4,4’−ブチリデン−ビス(3−メチル−6−t−ブ
チルフェニル−ジ−トリデシルホスファイト)、4,
4’イソプロピリデン−ビス(フェニル−ジ−アルキル
(C12〜C15)ホスファイト)などのジホスファイ
ト系化合物などが挙げられる。これらの中でも、モノホ
スファイト系化合物が好ましく、トリス(ノニルフェニ
ル)ホスファイト、トリス(ジノニルフェニル)ホスフ
ァイト、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホ
スファイトなどが特に好ましい。
【0050】イオウ系酸化防止剤としては、例えば、ジ
ラウリル3,3−チオジプロピオネート、ジミリスチル
3,3’−チオジプロピピオネート、ジステアリル
3,3−チオジプロピオネート、ラウリルステアリル
3,3−チオジプロピオネート、ペンタエリスリトール
−テトラキス−(β−ラウリル−チオ−プロピオネー
ト、3,9−ビス(2−ドデシルチオエチル)−2,
4,8,10−テトラオキサスピロ [5,5] ウン
デカンなどが挙げられる。
【0051】これらの酸化防止剤は、それぞれ単独で、
あるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。
酸化防止剤の配合量は、本発明の目的を損なわれない範
囲で適宜選択されるが、ポリマー成分100重量部に対
して通常0.001〜5重量部、好ましくは0.01〜
1重量部の範囲である。
【0052】紫外線吸収剤としては、例えば、2−(2
−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)2H−ベンゾトリ
アゾール、2−(3−t−ブチル−2−ヒドロキシ−5
−メチルフェニル)−5−クロロ−2H−ベンゾトリア
ゾール、2−(3,5−ジ−t−ブチル−2−ヒドロキ
シフェニル)−5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾー
ル、2−(3,5−ジ−t−ブチル−2−ヒドロキシフ
ェニル)−2H−ベンゾトリアゾール、5−クロロ−2
−(3,5−ジ−t−ブチル−2−ヒドロキシフェニ
ル)−2H−ベンゾトリアゾール、2−(3,5−ジ−
t−アミル−2−ヒドロキシフェニル)−2H−ベンゾ
トリアゾールなどのベンゾトリアゾール系紫外線吸収
剤;4−t−ブチルフェニル−2−ヒドロキシベンゾエ
ート、フェニル−2−ヒドロキシベンゾエート、2,4
−ジ−t−ブチルフェニル−3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシベンゾエート、ヘキサデシル−3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート、2−
(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−メチル
−6−(3,4,5,6−テトラヒドロフタリミジルメ
チル)フェノール、2−(2−ヒドロキシ−5−t−オ
クチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール、2−
(2−ヒドロキシ−4−オクチルフェニル)−2H−ベ
ンゾトリアゾールなどのベゾエート系紫外線吸収剤;
2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ
−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−
メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸3水和物、2
−ヒドロキシ−4−オクチロキシベンゾフェノン、4−
ドデカロキシ−2−ホドロキシベンゾフェノン、4−ベ
ンジルオキシ−2−ヒドロキシベンゾフェノン、2,
2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、
2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾ
フェノンなどのベンゾフェノン系紫外線吸収剤;エチル
−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレート、2’
−エチルヘキシル−2−シアノ−3,3−ジフェニルア
クリレートなどのアクリレート系紫外線吸収剤;[2,
2’−チオビス(4−t−オクチルフェノレート)]−
2−エチルヘキシルアミンニッケルなどの金属錯体系紫
外線吸収剤などが挙げられる。
【0053】光安定剤としては、例えば、2,2,6,
6−テトラメチル−4−ピペリジルベンゾエート、ビス
(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)
セバケート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル
−4−ピペリジル)−2−(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシベンジル)−2−n−ブチルマロネー
ト、4−(3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシフェニル)プロピオニルオキシ)−1−(2−(3
−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオニルオキシ)エチル)−2,2,6,6−
テトラメチルピペリジンなどのヒンダードアミン系光安
定剤を挙げることができる。
【0054】近赤外線吸収剤は、例えば、シアニン系近
赤外線吸収剤;ピリリウム系赤外線吸収剤;スクワリリ
ウム系近赤外線吸収剤;クロコニウム系赤外線吸収剤;
アズレニウム系近赤外線吸収剤;フタロシアニン系近赤
外線吸収剤; ジチオール金属錯体系近赤外線吸収剤;
ナフトキノン系近赤外線吸収剤;アントラキノン系近赤
外線吸収剤;インドフェノール系近赤外線吸収剤;アジ
系近赤外線吸収剤;等が挙げられる。また、市販品の近
赤外線吸収剤SIR−103,SIR−114,SIR
−128,SIR−130,SIR−132,SIR−
152,SIR−159,SIR−162(以上、三井
東圧染料製)、Kayasorb IR−750,Ka
yasorb IRG−002,Kayasorb I
RG−003,IR−820B,Kayasorb I
RG−022,KayasorbIRG−023,Ka
yasorb CY−2,Kayasorb CY−
4,Kayasorb CY−9(以上、日本化薬製)
等を挙げることできる。
【0055】染料としては、脂環式構造含有重合体に均
一に分散・溶解するものであれば特に限定されないが、
本発明で用いられる脂環式構造含有重合体との相溶性が
優るので油溶性染料(各種C.I.ソルベント染料)が
広く用いられる。油溶性染料の具体例としてはThe
Society of Diyes and Colo
urists社刊Color Index vol.3
に記載される各種のC.I.ソルベント染料が挙げられ
る。
【0056】顔料としては、例えば、ピグメントレッド
38等のジアリリド系顔料;ピグメントレッド48:
2、ピグメントレッド53、ピグメントレッド57:1
等のアゾレーキ系顔料;ピグメントレッド144、ピグ
メントレッド166、ピグメントレッド220、ピグメ
ントレッド221、ピグメントレッド248等の縮合ア
ゾ系顔料;ピグメントレッド171、ピグメントレッド
175、ピグメントレッド176、ピグメントレッド1
85、ピグメントレッド208等のペンズイミダゾロン
系顔料;ピグメントレッド122等のキナクリドン系顔
料;ピグメントレッド149、ピグメントレッド17
8、ピグメントレッド179等のペリレン系顔料;ピグ
メントレッド177等のアントラキノン系顔料が挙げら
れる。
【0057】本発明のエクステンションリフレクタの着
色を必要とするときは、染料と顔料の何れでも、本発明
の目的の範囲で使用でき、限定されるものではない。
【0058】滑剤としては、脂肪族アルコールのエステ
ル、多価アルコールのエステルあるいは部分エステル等
の有機化合物や無機微粒子等を用いることができる。有
機化合物としては、例えば、グリセリンモノステアレー
ト、グリセリンモノラウレート、グリセリンジステアレ
ート、ペンタエリスリトールモノステアレート、ペンタ
エリスリトールジステアレート、ペンタエリスリトール
トリステアレート等が挙げられる。
【0059】他の滑剤としては、一般に無機粒子を用い
ることができる。ここで無機微粒子としては、周期律表
の1族、2族、4族、6〜14族元素の酸化物、硫化
物、水酸化物、窒素化物、ハロゲン化物、炭酸塩、硫酸
塩、酢酸塩、燐酸塩、亜燐酸塩、有機カルボン酸塩、珪
酸塩、チタン酸塩、硼酸塩およびそれらの含水化物、そ
れらを中心とする複合化合物、天然化合物などの粒子が
挙げられる。
【0060】可塑剤としては、例えば、トリクレジルフ
ォスフェート、トリキシリルフォスフェート、トリフェ
ニルフォスフェート、トリエチルフェニルフォスフェー
ト、ジフェニルクレジルフォスフェート、モノフェニル
ジクレジルフォスフェート、ジフェニルモノキシレニル
フォスフェート、モノフェニルジキシレニルフォスフェ
ート、トリブチルフォスフェート、トリエチルフォスフ
ェートなどの燐酸トリエステル系可塑剤;フタル酸ジメ
チル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジヘプチル、フタル
酸ジ−n−オクチル、フタル酸ジ−2−エチルヘキシ
ル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸オクチルデシル、
フタル酸ブチルベンジル等のフタル酸エステル系可塑
剤;オレイン酸ブチル、グリセリンモノオレイン酸エス
テルなどの脂肪酸一塩基酸エステル系可塑剤;二価アル
コールエステル系可塑剤;オキシ酸エステル系可塑剤;
などが使用できるが、これらの中でも燐酸トリエステル
系可塑剤が好ましく、トリクレジルフォスフェート、ト
リキシリルフォスフェートが特に好ましい。
【0061】さらに、柔軟化剤ないし可塑剤として、主
骨格が主にC−CまたはC=C構造である常温で液状の
炭化水素ポリマーが好ましく用いられる。液状炭化水素
ポリマーの中でも、主鎖の中に炭化水素環を持たない直
鎖状または分岐鎖状の液状炭化水素ポリマーが好まし
い。また、得られる成形品(エクステンションリフレク
タ)の耐候性に優れることから、C=C構造を実質的に
持たないものが好ましい。この液状炭化水素ポリマーの
重量平均分子量は、好ましくは10,000以下、より
好ましくは200〜8,000、特に好ましくは300
〜4,000の範囲である。液状炭化水素ポリマーの具
体例としては、スクアラン(C30H62、Mw=42
2.8)、流動パラフィン(ホワイトオイル、JIS
K2231に規定されるISO VG10、ISO V
G15、ISO VG32、ISOVG68、ISO
VG100、VG8およびVG21など)、ポリイソブ
テン、水添ポリブタジエン、水添ポリイソプレン等が挙
げられる。これらの中でもスクアラン、流動パラフィン
およびポリイソブテンが好ましい。
【0062】帯電防止剤としては、ステアリルアルコー
ル、ベヘニルアルコールなどの長鎖アルキルアルコー
ル、グリセリンモノステアレート、ペンタエリスリトー
ルモノステアレートなどの多価アルコールの脂肪酸エス
テルなどが挙げられるが、ステアリルアルコール、ベヘ
ニルアルコールが特に好ましい。
【0063】これらの配合剤は単独、2種以上混合して
用いることができ、その割合は、本発明の目的を損なわ
れない範囲で適宜選択される。配合量は、本発明の目的
を損なわれない範囲で適宜選択されるが、ポリマー成分
100重量部に対して通常0.001〜5重量部、好ま
しくは0.01〜1重量部の範囲である。
【0064】(3)充填剤 有機または無機の充填剤としては、例えば、シリカ、ケ
イ藻土、アルミナ、酸化チタン、酸化マグネシウム、軽
石粉、軽石バルーン、塩基性炭酸マグネシウム、ドワマ
イト、酸化カルシウム、炭酸カルシウム、硫酸カルシウ
ム、チタン酸カリウム、硫酸バリウム、亜硫酸カルシウ
ム、タルク、クレー、マイカ、アスベストなどの鉱物;
ガラス繊維、ボロン繊維、炭化ケイ素繊維、ポリエチ
レン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエステル繊維、ポ
リアミド繊維などの繊維;ガラスフレーク、ガラスビー
ズ、ケイ酸カルシウム、モンモリロナイト、ベントナイ
ト、グラファイト、アルミニウム粉、硫化モリブデン、
などを例示できる。
【0065】これらの充填剤は、それぞれ単独で、ある
いは2種以上を組み合わせて添加することができる。充
填剤の配合割合は、本発明の目的を損ねない範囲で、そ
れぞれの機能及び使用目的に応じて適宜定めることがで
きる。
【0066】(4)成形材料および成形方法 本発明では、脂環式構造含有重合体は、上記成分を必要
に応じて混合して使用される。混合方法は、脂環式構造
含有重合体中に、これらの配合剤が十分に分散する方法
であれば、特に限定されない。例えば、ミキサー、二軸
混練機、ロール、ブラベンダー、押出機などで樹脂を溶
融状態で混練する方法、適当な溶剤に溶解して分散させ
て凝固法、キャスト法、または直接乾燥法により溶剤を
除去する方法などがある。
【0067】二軸混練機を用いる場合、混練後は、通常
は溶融状態で棒状に押出し、ストランドカッターで適当
な長さに切り、ペレット化して用いられることが多い。
【0068】本発明の車両用灯具のエクステンションリ
フレクターは、上記の成形材料を成形して得られるもの
である。成形方法は、従来公知の成形方法に従えば良
く、射出成形、プレス成形、押出ブロー成形、射出ブロ
ー成形、多層ブロー成形、コネクションブロー成形、二
重壁ブロー成形、延伸ブロー成形、真空成形、回転成形
などが挙げられる。成形精度からは、射出成形、プレス
成形が好ましい。成形時の樹脂の溶融温度は脂環式構造
含有重合体の種類によっても異なるが、通常100〜4
00℃、好ましくは200〜350℃である。
【0069】反射膜層の形成 上記のエクステンションリフレクタに、アルミ、ニッケ
ル、金等の反射率の高い金属を用いて反射膜層を形成す
る場合、その方法は特に限定されず公知の方法に従えば
良く、例えば、通常の蒸着法、すなわち真空蒸着、スパ
ッタリング、イオンプレーティング等が挙げられる。
【0070】反射膜を成膜する時の条件は特に限定され
ないが、例えば、アルミを真空蒸着し反射膜を形成する
場合は、以下の条件が好ましい。すなわち、真空度は
0.1〜1,000Pa、好ましくは1〜100Paの
範囲であり、この範囲にある時、キメが細かく接着力に
優れたアルミ膜を蒸着することができる。成形品を加熱
しながら製膜しても良く、成形品の表面温度を常温〜1
00℃の範囲で製膜すると接着力が高まり好ましい。反
射膜の厚みは、5〜10,000nm、好ましくは10
〜2,000nmであり、膜厚が過度に薄すぎると反射
率が低過ぎ、エクステンションリフレクターとして十分
な反射率が得られず、また過度に厚すぎても反射率が上
がらず、成膜時間が長くなり生産性が低下する。膜厚が
上記の範囲にある時、高い生産性で高反射率の反射膜が
得られ、好ましい。
【0071】エクステンションリフレクタと上述した反
射膜との密着性を向上させるために、エクステンション
リフレクタ表面を改質処理および/またはプライマー処
理を施しても良い。表面改質処理の例としては、コロナ
放電処理、プラズマ処理、電子線照射処理、紫外線照射
処理などのエネルギー線照射処理や重クロム酸カリウム
溶液等の酸化剤水溶液と接触させる薬品処理が挙げられ
る。
【0072】必要に応じて、エクステンションリフレク
タおよび反射膜にキズ、汚れが付かないように保護層を
設けても良い。保護層形成の方法は特に限定されない。
例えば、紫外線硬化型樹脂、または熱硬化型樹脂を、ス
ピンコート、スプレー塗装、ディッピング、フローコー
ティング等の方法で成形品表面に塗布後、硬化する方法
が挙げられる。
【0073】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。第1実施形態 図1は第1の発明に係る車両用灯具の実施形態を示す正
面図、図2は図1のII-II 線に沿う断面図、図3は図1
のIII-III 線に沿う断面図、図4は第1の発明に係るエ
クステンションリフレクタを前面から示す分解斜視図、
図5は同エクステンションリフレクタを背面から示す斜
視図である。
【0074】本実施形態の車両用灯具1は、乗用車用ヘ
ッドランプであって、灯具ボディ(本発明にいうボデ
ィ)11,ユニット型ランプ12,13、エクステンシ
ョンリフレクタ14およびアウターレンズ(本発明にい
うカバー)15を有している。なお、図1〜図5は、車
両右側のヘッドランプを示し、車両左側のものは車両の
前後方向の中心線に対してこれと対称形状をなす。
【0075】灯具ボディ11は、光を透過しない樹脂に
より成形され、この灯具ボディ11の内部に、ヘッドラ
ンプのハイビームランプを構成する第1のユニット型ラ
ンプ12が設けられ、またその車両外側に、ロービーム
ランプを構成する第2のユニット型ランプ13が配設さ
れている。
【0076】これらのユニット型ランプ12,13は、
楕円球状のリフレクタ121,131の底面に電球(バ
ルブ)122,132(132については図3参照)が
コネクタソケット123,133で支持されており、こ
のリフレクタ121,131の前側縁には、略円筒状の
スリーブ(レンズホルダ)124,134が取り付けら
れており、さらにこのスリーブ124,134の前側縁
に集光レンズ125,135が接着により保持されてい
る。
【0077】これら第1および第2のユニット型ランプ
12,13は、リフレクタ121,131の反射特性お
よび集光レンズ125,135の集光特性によって、ラ
ンプ単独で所要の配光特性を得ることができる。なお、
各ユニット型ランプ12,13のコネクタソケット12
3,133と灯具ボディ11の開口部との間の隙間は、
ソケットカバー126,136により密封されている。
【0078】灯具ボディ11内であって、第1および第
2のユニット型ランプ12,13と灯具ボディ11の内
面との間には、エクステンションリフレクタ14が配設
されており、これらユニット型ランプ12,13と灯具
ボディ11の内面との間の隙間を隠蔽し、灯具1を外部
から観察したときに後ろに位置する灯具ボディ11の内
面が透けて見えるのを防止し、灯室16内全体を単一の
鏡面色に見せることで見栄えを良くして商品性を高める
機能を司る。
【0079】このエクステンションリフレクタ14は、
樹脂を成形し、その表面にアルミニウムを蒸着すること
で得られる。図4および図5に正面視および背面視で示
すように、エクステンションリフレクタ14の外形形状
は、灯具ボディ11に内装される形状とされ、背面部1
41と、その上下の前方に張り出した上面部142およ
び下面部143とを有している。
【0080】また、背面部141には、後方に突出する
固定部144が左右にそれぞれ1つずつ形成され、この
固定部144にボルトを挿通してナットを螺合すること
で、エクステンションリフレクタ14が灯具ボディ11
に固定される。エクステンションリフレクタ14の背面
部141には、2つの孔145が開設されており、これ
らの孔145を通して上述したユニット型ランプ12,
13の集光レンズ125,135が灯具1の前面側に露
呈する。
【0081】灯具ボディ11の前面開口には、アウター
レンズ15が取り付けられている。すなわち、アウター
レンズ15の周縁部にシール用脚部151が形成され、
このシール用脚部151が灯具ボディ11の開口縁に形
成されたシール用溝111に挿入され、ホットメルトな
どのシール剤を用いて気密状態に固定されている。
【0082】特に、本実施形態に係るエクステンション
リフレクタ14は、ノルボルネン系重合体、単環の環状
オレフィン系重合体、環状共役系ジエン系重合体、ビニ
ル脂環式炭化水素重合体、及びこれらの水素添加物など
の、脂環式構造含有重合体樹脂で成形されている。こう
した脂環式構造含有重合体樹脂は、主鎖及び/または側
鎖に脂環式構造を有するものであり、機械的強度、耐熱
性などの観点から、主鎖に脂環式構造を含有するものが
好ましい。
【0083】重合体の脂環式構造としては、飽和環状炭
化水素(シクロアルカン)構造、不飽和環状炭化水素
(シクロアルケン)構造などが挙げられるが、機械的強
度、耐熱性などの観点から、シクロアルカン構造やシク
ロアルケン構造が好ましく、中でもシクロアルカン構造
を有するものが最も好ましい。
【0084】本実施形態のエクステンションリフレクタ
14は、上述した脂環式構造含有重合体樹脂で形成され
ているので、アルミニウムの蒸着処理を施すに際し、ア
ンダーコーティング膜を形成しなくても充分満足できる
表面平滑性を得ることができる。これは、脂環式構造含
有重合体樹脂が、非晶性樹脂であること、およびガラス
繊維などの無機フィラーで強化しなくても充分高い機械
的強度を有することに起因するものと考えられる。
【0085】また、エクステンションリフレクタ14を
構成する脂環式構造含有重合体樹脂は、耐熱性に優れ高
温でも分解せずに成形可能で、溶融時の流動性にも優れ
ているので、薄肉で、しかも大型かつ複雑な形状であっ
ても成形不良を引き起こすことなく容易に成形すること
ができる。したがって、エクステンションリフレクタ1
4の構造が複雑で大型、かつ薄肉であったとしても、成
形不良を起こすことなく容易に成形することができる。
【0086】第2実施形態 図6は第2の発明に係る車両用灯具の一実施形態を示す
横断面図、図7は同実施形態におけるカバーとエクステ
ンションリフレクタとの固定方法を示す部分分解斜視
図、図8は第2の発明に係る車両用灯具の他の実施形態
を示す横断面図である。
【0087】本実施形態の車両用灯具1は、投射型の乗
用車用ヘッドランプであって、灯具ボディ(本発明にい
うボディ)11,ユニット型ランプ12,13、エクス
テンションリフレクタ14およびアウターレンズ(本発
明にいうカバー)15を有している。なお、図6〜図8
は、車両左側のヘッドランプを示し、車両右側のものは
車両の前後方向の中心線に対してこれと対称形状をな
す。
【0088】本実施形態の車両用灯具1では、灯具ボデ
ィ11の内部に走行ビーム形成用のユニット型ランプ1
3と、走行ビームおよびすれ違いビーム形成用のユニッ
ト型ランプ12とを有している。
【0089】走行ビーム形成用のユニット型ランプ13
は、車両中心側に設けられ、表面にアルミニウムの蒸着
処理が施されたリフレクタ131と、このリフレクタ1
31の焦点近傍に設けられた電球(バルブ)132とか
ら構成されており、電球からの光は放物線リフレクタ1
31で反射されて平行光となって前方に導かれ、アウタ
ーレンズ15の裏面に形成された配光制御ステップ15
2によって所定の配光が形成される。
【0090】これに対して、走行ビームおよびすれ違い
ビーム形成用のユニット型ランプ12は、略楕円形状の
アルミニウムダイキャスト製リフレクタ121と、この
リフレクタ121の第1の焦点近傍に設けられた電球
(バルブ)122と、リフレクタ121の前面開口部に
ネジで固定されたシェード127と、後述するエクステ
ンションリフレクタ14に一体成形された投射レンズ
(本発明にいう光学レンズ)125とから構成されてい
る。
【0091】シェード127は、すれ違いビームのカッ
トオフラインを形成するための部材であって、リフレク
タ121の前方を左右に横切って延在するシェード12
7の上縁は、リフレクタ121の第2の焦点近傍に位置
し、この位置は投射レンズ125の後方焦点位置にも一
致している。このシェード127によって、リフレクタ
121から投射レンズ125に向かう光の一部が遮ら
れ、これによりすれ違いビームが形成される。
【0092】本実施形態においても、灯具ボディ11内
であって、2つのユニット型ランプ12,13と灯具ボ
ディ11の内面との間には、エクステンションリフレク
タ14が配設されており、これらユニット型ランプ1
2,13と灯具ボディ11の内面との間の隙間を隠蔽
し、灯具1を外部から観察したときに後ろに位置する灯
具ボディ11の内面が透けて見えるのを防止し、灯室1
6内全体を単一の鏡面色に見せることで見栄えを良くし
て商品性を高める機能を司る。
【0093】これに加えて、本実施形態に係るエクステ
ンションリフレクタ14には、すれ違いビーム形成用の
ユニット型ランプ12の投射レンズ125が一体成形さ
れており、投射レンズ125部分が光学素子としても機
能する。
【0094】ちなみに、図6に示す投射レンズ125は
凸レンズにより構成されているが、本発明の光学レンズ
はこれにのみ限定されず、たとえば図8に示すフレネル
レンズ125で構成することもできる。
【0095】このエクステンションリフレクタ14は、
後述する脂環式構造含有重合体樹脂により形成される
が、投射レンズ125の部分を除きその表面にアルミニ
ウムが蒸着されている。また、エクステンションリフレ
クタ14の外形形状は、灯具ボディ11に内装される形
状とされ、ユニット型ランプ13のリフレクタ131の
前面開口部に整合する開口部146が形成されている。
そして、図7に示されるようにアウターレンズ15の肉
厚部に形成されたネジ孔153に、エクステンションリ
フレクタ14のフランジ孔147を介してネジを螺合す
ることにより、当該エクステンションリフレクタ14が
アウターレンズ15に固定される。
【0096】灯具ボディ11の前面開口には、アウター
レンズ15が取り付けられている。すなわち、アウター
レンズ15の周縁部にシール用脚部151が形成され、
このシール用脚部151が灯具ボディ11の開口縁に形
成されたシール用溝111に挿入され、ホットメルトな
どのシール剤を用いて気密状態に固定されている。
【0097】本実施形態に係るエクステンションリフレ
クタ14も、ノルボルネン系重合体、単環の環状オレフ
ィン系重合体、環状共役系ジエン系重合体、ビニル脂環
式炭化水素重合体、及びこれらの水素添加物などの、脂
環式構造含有重合体樹脂で成形されている。こうした脂
環式構造含有重合体樹脂は、主鎖及び/または側鎖に脂
環式構造を有するものであり、機械的強度、耐熱性など
の観点から、主鎖に脂環式構造を含有するものが好まし
い。
【0098】重合体の脂環式構造としては、飽和環状炭
化水素(シクロアルカン)構造、不飽和環状炭化水素
(シクロアルケン)構造などが挙げられるが、機械的強
度、耐熱性などの観点から、シクロアルカン構造やシク
ロアルケン構造が好ましく、中でもシクロアルカン構造
を有するものが最も好ましい。
【0099】こうしたエクステンションリフレクタ14
にあっては、投射レンズ125が一体成形されているの
で、別部品である投射レンズをエクステンションリフレ
クタ14に組み付ける工程が不要となる。またこれに加
え、投射レンズ125を上述した脂環式構造含有重合体
樹脂で成形することで、複屈折が小さく、環境変化に対
する変形も小さいといった光学特性にも優れ、しかも成
形性が良好で面精度にも優れたものとなる。したがっ
て、図6や図8に示すいわゆる投射型灯具1などに適用
することで、部品点数の削減と同時に光学特性の向上を
も達成することができる。
【0100】なお、以上説明した実施形態は、本発明の
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨
である。
【0101】たとえば、エクステンションリフレクタ1
4は、第1実施形態の如く灯具ボディ11側に固定して
も、あるいは第2実施形態の如くアウターレンズ15側
に固定しても良い。また、本発明のエクステンションリ
フレクタ14は、第1および第2実施形態で示されたヘ
ッドランプ以外にも、リアランプその他の車両用灯具に
適用することができる。
【0102】
【実施例】以下、本発明について、製造例、実施例及び
比較例を挙げて、より具体的に説明する。ただし本発明
は、これらの実施例のみに限定されるものではない。
【0103】以下の製造例、実施例及び比較例におい
て、各種物性の測定法は次のとおりである。 (1)主鎖水素添加率および芳香環の水素添加率(核水
素添加率)は、1H−NMRにより測定した。 (2)ガラス転移温度は、 JIS K7121に基づ
いて測定した値とする。 (3)比重は、JIS K7112 A法に基づいて測
定した値とする。 (4)メルトフローレートは、JIS K6719に基
づいて、280℃,2.16kgfの荷重で測定した値
とする。 (5)荷重たわみ温度は、 JIS K7207 A法
に基づいて、曲げ応力18.5kgf/cm2 で測定し
た値とする (6)アルミ蒸着膜の密着性は、碁盤目剥離試験により
判断した。碁盤目剥離試験は、成形品表面に形成された
蒸着膜の上から、カッターにより1mm間隔でタテ、ヨ
コ各11本の切れ目を入れて1mm四方の碁盤目を10
0個作り、セロハンテープ(積水化学社製)を貼り、勢
い良く剥がし、剥離した蒸着膜の個数を数え、10個未
満を良好(○)、10個以上を不合格(×)とした。
【0104】[実施例1] (重合)窒素雰囲気下、脱水したビシクロ[4.3.
0]ノナン500重量部に、1−ヘキセン0.56重量
部、ジブチルエーテル0.11重量部、トリイソブチル
アルミニウム0.22重量部を室温で反応器に入れ混合
した後、45℃に保ちながら、8,9−ベンゾトリシク
ロ[4.3.0.12,5 ]−デカ−3−エン200重量
部および六塩化タングステン0.70重量%トルエン溶
液30重量部を2時間かけて連続的に添加し、重合し
た。トルエンを移動層とした高速液体クロマトグラフィ
ー(ポリスチレン換算)より、得られたポリマーの数平
均分子量(Mn)は、20,500、重量平均分子量
(Mw)は、38,200、分子量分布(Mw/Mn)
は1.86であった。
【0105】(水素添加)作成した重合反応液を耐圧の
水素化反応器に移送し、珪藻土担持ニッケル触媒(日産
ガードラー社製;G−96D、ニッケル担持率58重量
%)10重量部及びビシクロ[4.3.0]ノナン20
0重量部を加え、180℃、水素圧45kgf/cm2
で10時間反応させた。この溶液を、珪藻土をろ過助剤
としてステンレス製金網をそなえたろ過器によりろ過
し、触媒を除去した。得られた反応溶液を3000重量
部のイソプロピルアルコール中に撹拌下に注いで水素添
加物を沈殿させ、ろ別して回収した。さらに、アセトン
500重量部で洗浄した後、1torr以下、100℃
に設定した減圧乾燥器中で48時間乾燥し、開環重合体
水素添加物195重量部を得た。
【0106】(重合体物性)得られた開環重合体水素添
加物の主鎖水素添加率は100%、側鎖6員環水素添加
率は99.7%、数平均分子量(Mn)は、25,40
0、重量平均分子量(Mw)は、46,200、分子量
分布(Mw/Mn)は1.82であった。280℃にお
けるメルトフローレートは、10g/10min.であ
り、ガラス転移温度は166℃、比重は1.01であっ
た。
【0107】作製した開環重合体水素添加物100重量
部に、滑剤(花王社製;カオーワックス85P)0.1
重量部、酸化防止剤(チバガイギー社製;イルガノック
ス1010、テトラキス〔メチレン−3−(3’,5’
−ジ−tert−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)
プロピオネート〕メタン)0.1重量部、水素化スチレ
ン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体水素添加物
(旭化成社製;タフテックH1051D)0.2重量部
を加え、2軸混練機で混練し、ペレット化した。このペ
レットを、片面を鏡面加工した厚さ1mm×長さ200
mm×幅100mmの金型を用いて、樹脂温度320
℃、型温度120℃で射出成形し、試験片Aを作成し
た。さらに、この試験片Aの鏡面側に真空蒸着法で厚さ
400nmのアルミ反射膜を形成し、試験片Bを作成し
た。また、3mm×12mm×120mmの金型を用い
て、同条件で射出成形し試験片Cを作成した。
【0108】[実施例2] (重合)窒素雰囲気下、脱水したシクロヘキサン500
重量部に、1−ヘキセン0.60重量部、ジブチルエー
テル0.11重量部、トリイソブチルアルミニウム0.
22重量部を室温で反応器に入れ混合した後、45℃に
保ちながら、8,9−ベンゾトリシクロ[4.3.0.
2,5 ]−デカ−3−エン100重量部、テトラシクロ
[4.4.0.12,5 .17,10]ドデカ−3−エン10
0重量部および六塩化タングステン0.70重量%トル
エン溶液30重量部を2時間かけて連続的に添加し、重
合した。トルエンを移動層とした高速液体クロマトグラ
フィー(ポリスチレン換算)より、得られたポリマーの
数平均分子量(Mn)は、20,300、重量平均分子
量(Mw)は、43,600、分子量分布(Mw/M
n)は2.15であった。
【0109】(水素添加)実施例1と同様に、重合反応
液を耐圧の水素化反応器に移送し、珪藻土担持ニッケル
触媒10重量部及びシクロヘキサン200重量部を加
え、180℃、水素圧45kgf/cm2 で10時間反
応させた。この溶液を、実施例1と同様に処理し、開環
重合体水素添加物190重量部を得た。
【0110】(重合体物性)得られた開環重合体水素添
加物の主鎖水素添加率は100%、側鎖6員環水素添加
率は99.9%、数平均分子量(Mn)は、25,80
0、重量平均分子量(Mw)は、52,200、分子量
分布(Mw/Mn)は2.02であった。280℃にお
けるメルトフローレートは、7g/10min.であ
り、ガラス転移温度は164℃、比重は1.01であっ
た。
【0111】さらに、実施例1と同様にしてペレット
化、射出成形およびアルミ膜の蒸着を行い、試験片A、
BおよびCを作成した。
【0112】[実施例3] (重合)窒素雰囲気下、脱水したシクロヘキサン500
重量部に、1−ヘキセン0.55重量部、ジブチルエー
テル0.11重量部、トリイソブチルアルミニウム0.
22重量部を室温で反応器に入れ混合した後、45℃に
保ちながら、テトラシクロ[4.4.0.12,5 .1
7,10]ドデカ−3−エン120重量部、8−エチル−テ
トラシクロ[4.4.0.12,5 .17,10]ドデカ−3
−エン80重量部および六塩化タングステン0.70重
量%トルエン溶液30重量部を2時間かけて連続的に添
加し、重合した。トルエンを移動層とした高速液体クロ
マトグラフィー(ポリスチレン換算)より、得られたポ
リマーの数平均分子量(Mn)は、24,100、重量
平均分子量(Mw)は、48,900、分子量分布(M
w/Mn)は2.03であった。
【0113】(水素添加)実施例1と同様に、重合反応
液を耐圧の水素化反応器に移送し、珪藻土担持ニッケル
触媒10重量部及びシクロヘキサン200重量部を加
え、150℃、水素圧45kgf/cm2 で5時間反応
させた。この溶液を、実施例1と同様に処理し、開環重
合体水素添加物192重量部を得た。
【0114】(重合体物性)得られた開環重合体水素添
加物の主鎖水素添加率は100%、数平均分子量(M
n)は、30,600、重量平均分子量(Mw)は、5
8,300、分子量分布(Mw/Mn)は1.91であ
った。280℃におけるメルトフローレートは、9g/
10min.であり、ガラス転移温度は153℃、比重
は1.01であった。
【0115】さらに、実施例1と同様にしてペレット
化、射出成形およびアルミ膜の蒸着を行い、試験片A、
BおよびCを作成した。
【0116】[実施例4] (重合)窒素雰囲気下、脱水したシクロヘキサン500
重量部に、1−ヘキセン0.70重量部、ジブチルエー
テル0.11重量部、トリイソブチルアルミニウム0.
22重量部を室温で反応器に入れ混合した後、45℃に
保ちながら、テトラシクロ[4.4.0.12,5 .1
7,10]ドデカ−3−エン100重量部、トリシクロ
[4.3.0.12,5 ]デカ−3−エン100重量部お
よび六塩化タングステン0.70重量%トルエン溶液3
0重量部を2時間かけて連続的に添加し、重合した。ト
ルエンを移動層とした高速液体クロマトグラフィー(ポ
リスチレン換算)より、得られたポリマーの数平均分子
量(Mn)は、21,600、重量平均分子量(Mw)
は、40,400、分子量分布(Mw/Mn)は1.8
7であった。
【0117】(水素添加)実施例1と同様に、重合反応
液を耐圧の水素化反応器に移送し、珪藻土担持ニッケル
触媒10重量部及びシクロヘキサン200重量部を加
え、150℃、水素圧45kgf/cm2 で5時間反応
させた。この溶液を、実施例1と同様に処理し、開環重
合体水素添加物192重量部を得た。
【0118】(重合体物性)得られた開環重合体水素添
加物の主鎖水素添加率は100%、数平均分子量(M
n)は、27,300、重量平均分子量(Mw)は、4
8,200、分子量分布(Mw/Mn)は1.77であ
った。280℃におけるメルトフローレートは、16g
/10min.であり、ガラス転移温度は130℃、比
重は1.01であった。
【0119】さらに、実施例1と同様にしてペレット
化、射出成形およびアルミ膜の蒸着を行い、試験片A、
BおよびCを作成した。
【0120】[比較例1]ポリブチレンテレフタレート
(PBT)(クラレ社製;R1300)を用い実施例1
と同様に射出成形およびアルミ膜の蒸着を行い、試験片
A、BおよびCを作成した。このPBTの280℃にお
けるメルトフローレートは、0.6g/10min.で
あり、比重は1.53であった。
【0121】[比較例2]ポリカーボネート(PC)
(帝人化成製;パンライト−122)を用い実施例1と
同様に射出成形およびアルミ膜の蒸着を行い、試験片
A、BおよびCを作成した。このPCの280℃におけ
るメルトフローレートは、1.5g/10min.であ
り、比重は1.20であった。
【0122】以上の実施例1、2、3、4および比較例
1、2で成形した試験片Aを用い、試験品表面の平滑性
および外観、試験片Cを用いて測定した熱変形温度の結
果を表1に示す。
【0123】試験片表面の精度は、最大高さRmax値
が10μm未満のものを「○」、10μm以上のものを
「×」と判断した。外観は、ひけ、反り、シルバー、ヤ
ケおよび着色の有無を目視で観察した結果である。これ
らの不良の無い物を「○」、不良の発生したものを
「×」と判断した。
【0124】
【表1】 次に、上述した実施例1、2、3、4および比較例1、
2で成形した試験片Bの耐熱性試験の結果を表2に示
す。
【0125】この耐熱性試験は、エクステンションリフ
レクタが光源によって加熱される温度条件に合わせて試
験した。すなわち、試験片Bを、水平な板上に置き、1
20℃のギヤーオーブン中で48時間加熱保持した。
【0126】そして、試験片Bの試験前に比べて耐熱性
試験後の反りが0.3mm以下のものを「○」、0.3
mm以上のものを「×」とした。
【0127】また、耐熱性試験前に比べて蒸着膜の外観
に変化の無かったものを「○」、鏡面の曇り、反射不
良、膜フクレ、変色など、外観の変化が生じたものを
「×」とした。さらに、耐熱性試験後の蒸着膜の密着性
も合わせて評価した。
【0128】
【表2】 [考察]表1に示した成形性の評価で、比較例1は成形
品の表面が荒れており、反りも大きく、比較例2は表面
にシルバーおよびひけが生じていた。また、表2に示し
た耐熱性の評価で、比較例1は熱変形し易く、比較例2
は耐熱性試験後の蒸着膜が一部半透明状になり反射性が
低下していた。
【0129】表1、2の結果から、本発明の脂環式構造
含有重合体樹脂からなるリフレクタは、従来の材料に比
較し、肉薄で流動長の大きい成形品の成形性、成形品の
表面精度に優れていることが分かる。同時に、耐熱性も
良好であることが分かる。
【0130】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、表面
平滑性、耐熱性に優れ、しかも薄く大型のものを容易に
成形可能な車両用灯具のエキステンションリフレクタを
提供することができる。
【0131】また、光学レンズを一体成形することで、
部品点数によるコストダウンを達成できる他、複屈折が
小さく、環境変化に対する変形も小さいといった光学特
性にも優れ、しかも成形性が良好で面精度にも優れた光
学レンズを備えたエクステンションリフレクタを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明に係る車両用灯具の実施形態を示す
正面図である。
【図2】図1のII-II 線に沿う断面図である。
【図3】図1のIII-III 線に沿う断面図である。
【図4】第1の発明に係るエクステンションリフレクタ
を前面から示す斜視図である。
【図5】第1の発明に係るエクステンションリフレクタ
を背面から示す斜視図である。
【図6】第2の発明に係る車両用灯具の実施形態を示す
横断面図である。
【図7】図6の実施形態におけるカバーとエクステンシ
ョンリフレクタとの固定方法を示す部分分解斜視図であ
る。
【図8】第2の発明に係る車両用灯具の他の実施形態を
示す横断面図である。
【符号の説明】
1…車両用灯具 11…灯具ボディ(ボディ) 12…ユニット型ランプ(ランプ) 125…投射レンズ(光学レンズ) 13…ユニット型ランプ(ランプ) 14…エクステンションリフレクタ 15…アウターレンズ(カバー) 16…灯室

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両用灯具のボディとカバーとで形成され
    る灯室内の、ランプの周囲に設けられ、少なくとも一主
    面に鏡面処理が施される車両用灯具のエクステンション
    リフレクタにおいて、脂環式構造含有重合体樹脂からな
    ることを特徴とする車両用灯具のエクステンションリフ
    レクタ。
  2. 【請求項2】光学レンズが一体成形されていることを特
    徴とする請求項1記載の車両用灯具のエクステンション
    リフレクタ。
  3. 【請求項3】前記脂環式構造含有重合体樹脂が、ノルボ
    ルネン系重合体樹脂であることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の車両用灯具のエクステンションリフレク
    タ。
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