JPH11238182A - 火災警報装置 - Google Patents

火災警報装置

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Publication number
JPH11238182A
JPH11238182A JP3780698A JP3780698A JPH11238182A JP H11238182 A JPH11238182 A JP H11238182A JP 3780698 A JP3780698 A JP 3780698A JP 3780698 A JP3780698 A JP 3780698A JP H11238182 A JPH11238182 A JP H11238182A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fire
repeater
switch
temperature sensing
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3780698A
Other languages
English (en)
Inventor
Taketsugu Wada
剛嗣 和田
Yasuyuki Kawano
泰幸 川野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP3780698A priority Critical patent/JPH11238182A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感温素子を独立設置する火災警報装置におい
て、感温素子への配線の断線を検出し得る火災警報装置
を提供する。 【解決手段】 火災受信機1と、火災受信機1と信号線
1 ,…L2 により接続する中継器2と、中継器2に接
続する感温素子31 ,…34 とを有し、中継器2に感温
素子31 ,…34 からの温度情報を入力して火災を判断
するよう構成した火災警報装置において、前記中継器2
に、感温素子31 ,…34 の断線を検出する検出判断回
路部4と、終端抵抗R2 と、スイッチ7とを設けて、前
記検出判断回路部4が断線を検出したときに、前記スイ
ッチ7を動作させて終端抵抗R2 を前記信号線L1 ,…
2 から切り離す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火災警報装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】共同住宅(集合住宅)に設置される火災
警報装置は、図3に示すように、P型3級の火災受信機
20からの電源兼信号線L3 ,…L4 に、火災感知器2
1 ,…214 と、終端抵抗22とを接続して構成して
いる。前記火災感知器211 ,…214 は、電子化して
おりサーミスタ素子等の感温素子を具備して構成し、感
温素子が検出した温度情報を、火災感知器内部の電子回
路で処理して、火災か否かを判断している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、住宅内の複数
の火災感知器のそれぞれに感温素子と電子回路とを具備
するために、システム全体としての価格が大きくなると
いう問題があり、この問題を解決する構成として、出願
人は先に、複数の火災感知器の電子回路を1箇所に集中
し、感温素子だけを必要数設置するシステムを先に出願
した(図1参照)。このシステムは、P型3級の火災受
信機1と、終端抵抗を内蔵する中継器2と、複数の感温
素子31 ,…34 とを有するものである。しかし、この
システムにおいて中継器2から感温素子31 ,…34
での配線の一部が断線したことを検出する構成のものは
存在しなかった。
【0004】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、感温素子
を独立して設置する火災警報装置において、感温素子へ
の配線の断線を検出し得る火災警報装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明では、火災受信機と、火災受
信機と信号線により接続する中継器と、中継器に接続す
る感温素子とを有し、中継器に感温素子からの温度情報
を入力して火災を判断するよう構成した火災警報装置に
おいて、前記中継器に、感温素子の断線を検出する検出
判断回路部と、終端抵抗と、スイッチとを設けて、前記
検出判断回路部が断線を検出したときに、前記スイッチ
を動作させて終端抵抗を前記信号線から切り離す。
【0006】請求項2記載の発明では、検出判断回路部
に、検出判断回路部自身の異常を検出する自己診断機能
を付加し、異常を検出したときにスイッチを動作させて
終端抵抗を前記信号線から切り離す。
【0007】請求項3記載の発明では、検出判断回路部
に、感温素子の異常を検出する機能を付加し、感温素子
の異常を検出したときに前記スイッチを動作させて終端
抵抗を前記信号線から切り離す。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1及び
図2に基づいて詳細に説明する。図1は火災警報装置の
システム構成図、図2は中継器の回路図である。
【0009】火災警報装置は、図1に示すように、P型
3級の火災受信機1に、信号線L1,…L2 を介して中
継器2を接続し、この中継器2に複数の感温素子31
…3 4 を接続して構成している。そして火災判断を行う
電子回路を中継器2に集中して形成し、感温素子31
…34 は独立させて感温機能だけを有するようにしてい
る。
【0010】中継器2は図2に示すように、火災の検出
及び断線の検出等を行う検出判断回路部4を有し、更に
発報抵抗R1 と常開のスイッチ5との直列回路Aと、終
端抵抗R2 と常閉のスイッチ7との直列回路Bとを、火
災受信機1の電源兼信号線L 1 ,L2 間に接続してい
る。直列回路Aと直列回路Bと前記検出判断回路部4と
は、火災受信機1に対して並列に接続してある。
【0011】検出判断回路部4は、各感温素子31 ,…
4 の温度情報を検出し、火災かどうかを判断し、かつ
中継器2から各感温素子31 ,…34 までの各配線が断
線していないかを検出する。そして検出判断回路部4で
火災と判断したときには、スイッチ5をオンして、発報
抵抗R1 に電流を流すことにより、火災受信機1に火災
信号を送出する。一方、検出判断回路部4が断線を検出
したときには、スイッチ7をオフ(開路)することによ
り、終端抵抗R2 に電流が流れないようにし、この変化
を火災受信機1が検出して感温素子31 ,…34 の断線
を検知する。
【0012】以上のように構成することにより、感温素
子31 ,…34 の配線が断線したときには、この終端抵
抗R2 を信号線L1 ,…L2 から切り離すようにしたの
で、複数の感温素子31 ,…34 の配線の断線等の配線
状態を火災受信機1で監視することができる。よって、
感温素子31 ,…34 を独立させ、回路部分を1箇所に
集中した火災警報装置において、断線検出機能を付加す
ることができ、またその機能の付加を簡単な構成により
達成し安価にすることができる。
【0013】更に、上記スイッチ7をオフする処理を、
感温素子31 ,…34 までの配線の断線だけでなく、検
出判断回路部4の異常や、感温素子31 ,…34 の異常
によっても動作してオフするようにすれば、自己診断機
能を付加することができる。
【0014】尚、上記の自己診断機能を、従来のシステ
ム構成で実現する場合には、図4に示すように、前記ス
イッチ7に相当するスイッチ10を、自己診断の結果、
異常と判断して、オフ(開路)することになるが、その
場合には、火災感知器212より後段に接続する火災感
知器213 ,…21n が、火災の検出動作をできなくな
ることになる不都合があった。スイッチ12は、火災検
出用のスイッチである。
【0015】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、感温素子
を独立させ、その回路部分を1箇所に集中した火災警報
装置において、感温素子までの配線の断線検出機能を付
加することができるという効果を奏する。
【0016】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、検出判断回路部自身の異常を
検出する自己診断機能を付加することができるという効
果を奏する。
【0017】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、感温素子の異常を検出する機
能を付加することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の火災警報装置のシステム
構成図である。
【図2】同上の中継器の回路図である。
【図3】従来の火災警報装置のシステム構成図である。
【図4】従来システムで自己診断を行う場合の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 火災受信機 2 中継器 31 ,…34 感温素子 7 スイッチ R2 終端抵抗 L1 ,L2 信号線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火災受信機と、火災受信機と信号線によ
    り接続する中継器と、中継器に接続する感温素子とを有
    し、中継器に感温素子からの温度情報を入力して火災を
    判断するよう構成した火災警報装置において、前記中継
    器に、感温素子の断線を検出する検出判断回路部と、終
    端抵抗と、スイッチとを設けて、前記検出判断回路部が
    断線を検出したときに、前記スイッチを動作させて終端
    抵抗を前記信号線から切り離すことを特徴とする火災警
    報装置。
  2. 【請求項2】 前記検出判断回路部に、検出判断回路部
    自身の異常を検出する自己診断機能を付加し、異常を検
    出したときにスイッチを動作させて終端抵抗を前記信号
    線から切り離すことを特徴とする請求項1記載の火災警
    報装置。
  3. 【請求項3】 前記検出判断回路部に、感温素子の異常
    を検出する機能を付加し、感温素子の異常を検出したと
    きに前記スイッチを動作させて終端抵抗を前記信号線か
    ら切り離すことを特徴とする請求項1記載の火災警報装
    置。
JP3780698A 1998-02-19 1998-02-19 火災警報装置 Pending JPH11238182A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013054677A (ja) * 2011-09-06 2013-03-21 Nohmi Bosai Ltd 火災報知設備及びそれに利用する火災感知器
JP2013109627A (ja) * 2011-11-22 2013-06-06 Nohmi Bosai Ltd 火災報知設備及びそれに利用する中継器
JP2014153810A (ja) * 2013-02-06 2014-08-25 Nohmi Bosai Ltd 終端装置
JP2014157440A (ja) * 2013-02-15 2014-08-28 Nohmi Bosai Ltd 火災報知設備
JP2014170495A (ja) * 2013-03-05 2014-09-18 Nohmi Bosai Ltd 感知器用アダプタ

Cited By (5)

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JP2013054677A (ja) * 2011-09-06 2013-03-21 Nohmi Bosai Ltd 火災報知設備及びそれに利用する火災感知器
JP2013109627A (ja) * 2011-11-22 2013-06-06 Nohmi Bosai Ltd 火災報知設備及びそれに利用する中継器
JP2014153810A (ja) * 2013-02-06 2014-08-25 Nohmi Bosai Ltd 終端装置
JP2014157440A (ja) * 2013-02-15 2014-08-28 Nohmi Bosai Ltd 火災報知設備
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