JPH11237771A - 原稿給紙装置 - Google Patents

原稿給紙装置

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JPH11237771A
JPH11237771A JP28163398A JP28163398A JPH11237771A JP H11237771 A JPH11237771 A JP H11237771A JP 28163398 A JP28163398 A JP 28163398A JP 28163398 A JP28163398 A JP 28163398A JP H11237771 A JPH11237771 A JP H11237771A
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Application number
JP28163398A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Hattori
仁 服部
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ファクシミリ装置等に用いられる
原稿給紙装置において、1枚目のコピーを速やかに行う
ことができる原稿給紙装置を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 原稿5が給紙テーブル6に積載されたと
きに、原稿セットセンサ21により原稿がセットされた
ことを検知し、原稿持ち上げ部材7を上昇させることに
より、原稿の給紙指示が行われる前に、原稿5を呼び出
しコロ8に当接させておくことにより、コピー指示投入
後、速やかにコピーが開始されるようにし、コピーが始
まるまでの時間を短縮させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿給紙装置に係
り、特に、原稿給紙開始直後に速やかに原稿を給紙でき
る原稿給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やファクシミリ、スキャナ
ー等は、原稿を取り込んでその原稿の情報を読み込んだ
りするために、上記複写機、ファクシミリ、スキャナー
等の装置内部で原稿を移動させる原稿給紙装置を備え
る。この原稿給紙装置は、原稿が積載される原稿台、原
稿搬送系、原稿排出部等を有しており、原稿搬送系によ
り、原稿台の原稿を1枚ずつ複写機等本体のコンタクト
ガラス上に搬送し、その情報が読み取られた原稿は、原
稿排出部に排出されるようになっている。
【0003】また、原稿台に積載された原稿を1枚ずつ
原稿搬送系により搬送させるために、給紙時にこの原稿
台を持ち上げて原稿搬送系に搬送されるようにしている
ものがある。上記例として、特開平9−166831号
公報に記載された原稿給紙装置がある。この特開平9−
166831号公報に記載された原稿給紙装置は、原稿
の給紙開始時に原稿持ち上げ部材を上昇させて、収容手
段内の原稿を順次送出させ、収容手段内の最終原稿の後
端が送出手段を通過した時点で原稿持ち上げ部材を下降
させるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の原稿給紙装置にあっては、原稿の給紙開始時に原稿
持ち上げ部材を上昇させている。この場合、原稿持ち上
げ部材の上昇が開始されてから終了する(原稿が給紙可
能な位置になる)までは、原稿給紙動作ができない。し
たがって、その分1番はじめのコピーが行われるまでの
時間が遅くなる。
【0005】そこで、本発明は、原稿検知手段により原
稿がセットされたことを検知したときに、原稿持ち上げ
部材を上昇させることにより、コピーが始まるまでの時
間を短縮させてコピー指示投入後、速やかにコピーが開
始される原稿給紙装置を提供することを課題とする。ま
た、オペレーターが原稿を正規のセット位置に真っ直ぐ
にセットできなかった場合に、給紙動作に不具合がある
状態での原稿の上昇を防止するために、原稿検知手段に
より原稿がセットされたことを検知してから、原稿持ち
上げ部材を上昇させるまでに一定の時間を設ける。
【0006】すなわち、原稿検知手段により原稿がセッ
トされたことを検知した後、1秒程度の一定時間経過後
に、原稿持ち上げ部材を上昇させることにより、オペレ
ーターが原稿を正規のセット位置に真っ直ぐにセットで
きる十分な時間を作り、1番はじめのコピーが始まるま
での時間を短縮しつつも原稿セット性を良好にすること
を課題とする。
【0007】さらに、原稿検知手段により原稿がセット
されたことを検知した後、上記原稿持ち上げ部材を上昇
させるまでの時間は、オペレーターによってそれぞれ適
当な時間はまちまちである。したがって、原稿検知手段
により原稿がセットされたことを検知した後、時間設定
手段にて設定した時間経過後に、上記原稿持ち上げ部材
を上昇させることにより、任意のオペレーターが原稿を
正規のセット位置に真っ直ぐにセットできて、かつ、長
すぎない時間を作り、1番はじめのコピーが始まるまで
の時間を短縮しつつも原稿セット性を良好にすることを
課題とする。
【0008】さらに、上記設定手段等による時間の設定
を省略して、上記原稿持ち上げ部材を上昇させることが
できるように、原稿のセットができ次第、上記原稿持ち
上げ部材を上昇させる指示を送る指示手段を設けること
により、任意にオペレーターが原稿を正規のセット位置
に真っ直ぐにセットでき次第、指示手段により指示を送
り、上記原稿持ち上げ部材を上昇させて、1番はじめの
コピーが始まるまでの時間を短縮しつつも原稿セット性
を良好にすることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記目的達成のため、複数の原稿を積み重ねた状態で収
容する原稿収容手段と、該原稿収容手段に原稿がセット
されたことを検知する原稿検知手段と、前記原稿収容手
段に収容された原稿を、該原稿収容手段から送出される
ように原稿給紙部に当接させる原稿給紙補助手段と、前
記原稿収容手段に連結され、前記原稿収容手段に収容さ
れた原稿を前記原稿給紙部から取り込んで順次送出する
原稿送出手段と、該原稿送出手段に連結され、前記原稿
送出手段から送出された原稿を、該原稿を読み取る画像
読み取り部に搬送する原稿搬送手段と、を備え、前記原
稿給紙補助手段が、前記原稿検知手段により原稿がセッ
トされたことが検知されたときに、前記原稿収容手段に
収容されている原稿を前記原稿給紙部に当接させること
を特徴とするものである。
【0010】請求項2記載の発明は、上記目的達成のた
め、請求項1記載の原稿給紙装置において、前記原稿給
紙補助手段が、前記原稿検知手段により原稿がセットさ
れたことを検知した後、一定時間経過後に、前記原稿を
前記原稿給紙部に当接させることを特徴とするものであ
る。請求項3記載の発明は、上記目的達成のため、請求
項2記載の原稿給紙装置において、前記原稿給紙補助手
段が原稿を前記原稿給紙部に当接させるまでの時間を変
更させる時間設定手段を備え、前記原稿給紙補助手段
が、前記時間設定手段に設定された時間経過後に、原稿
を前記原稿給紙部に当接させることを特徴とするもので
ある。
【0011】請求項4記載の発明は、上記目的達成のた
め、請求項1記載の原稿給紙装置において、前記原稿検
知手段により原稿がセットされたことを検知した後に、
前記原稿給紙補助手段が原稿を前記原稿給紙部に当接さ
せるように当接指示を与える当接指示手段を備え、前記
原稿給紙補助手段が、該当接指示手段によって当接指示
が与えられたときに、原稿を前記原稿給紙部に当接させ
ることを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の一
実施形態を示す原稿複写装置の構成図、図2は図1に示
す原稿複写装置の回路構成図である。図1に示すよう
に、原稿複写装置は、原稿送り装置1(以下DFとい
う)、画像形成装置2(以下本体という)、原稿読み取
りミラー3、原稿読み取りランプ4、給紙テーブル6、
原稿持ち上げ部材7(以下底板という)、呼び出しコロ
8、分離ベルト9、分離コロ10、第1搬送ローラー1
1、第2搬送ローラー12、搬送ベルト13、第1給紙
センサ14、第2給紙センサ15、排紙ローラー16、
排紙トレイ17、排紙センサ18、コンタクトガラス1
9、原稿スケール20、原稿セットセンサ21、原稿突
き当て部材22、底板センサ23および反転センサ26
を備えており、給紙テーブル6に原稿5が積載される。
【0013】DF1は、本体2に搭載されている。本体
2には、露光部があり、原稿読み取りミラー3および原
稿読み取りランプ4によりコンタクトガラス19にセッ
トされた原稿を読み取る。このとき、原稿読み取りミラ
ー3と原稿読み取りランプ4は、移動しながら原稿を読
み取る。また、DF1は、原稿収容部70、給紙/分離
機構を含む給紙部40、搬送部50および排紙部60か
らなり、本体2の操作部のコピースタートボタン(図示
せず)の押下により、本体2側から送信されたコピース
タート信号(図2に示す給紙開始信号)を受信入力する
入力手段(図示せず)を有する。
【0014】原稿収容部70は、シート上の原稿5を積
み重ねた状態で収容する原稿収容手段(=給紙テーブル
6)、給紙テーブル6に原稿がセットされたことを検知
する原稿検知手段(=原稿セットセンサ21)、給紙テ
ーブル6に収容された原稿5の先端部を持ち上げ、呼び
出しコロ8に最上位の原稿が当接する位置まで上昇させ
る原稿給紙補助手段(=底板7)、底板7の給紙方向先
端側が下降して最下位置にあるかを検出する底板センサ
23等を有する。
【0015】また、給紙部40は、給紙テーブル6に収
容された最上位の原稿に当接し、その原稿を給紙する原
稿給紙部(=呼び出しコロ8)、前記給紙テーブル6に
収容された原稿5を前記呼び出しコロ8から取り込んで
順次送出する原稿送出手段(=分離ベルト9、分離コロ
10、第1搬送ローラー11、第2搬送ローラー12)
を有し、搬送部50は、前記給紙部40から送出された
原稿5を搬送する搬送手段(=搬送ベルト13)を有す
る。
【0016】前記底板7は、図2に示すように、CPU
29が、各センサ14、15、21からの検知情報を得
て、モータドライバ(Trアレイ)を介し底板上下用モ
ータ(本実施例ではステッピングモータにて構成)33
を駆動制御することによって、上昇下降するものであ
る。また、CPU29の制御により、前記呼び出しコロ
8、分離ベルト9、分離コロ10、第1搬送ローラ11
および第2搬送ローラ12は、給紙モータ(本実施例で
はステッピングモータにて構成)30にて駆動される。
なお、第1搬送ローラ11および第2搬送ローラ12の
近傍にはそれぞれ、ジャム検知用兼原稿長さ検知用の第
1給紙センサ14および第2給紙センサ(本実施形態で
は光学式反射形センサにて構成)15がある。
【0017】また、前記搬送部50の搬送ベルト13
は、ゴムあるいは布製の無端ベルトであって、CPU2
9の制御により、搬送モータ(本実施形態ではステッピ
ングモータにて構成)31にて駆動される。さらに、搬
送ベルト13は、原稿スケール20およびコンタクトガ
ラス19に達しており、搬送ベルト13とコンタクトガ
ラス19の間に原稿が入り、その原稿は、コンタクトガ
ラス19と原稿および搬送ベルト13と原稿の摩擦係数
の差によってコンタクトガラス19上を搬送される。な
お、原稿スケール20の端部は、コンタクトガラス19
上面より僅かに高くなっていて、原稿端を原稿スケール
20の端部に突き当ててセットすることにより、レジス
トの合った画像を読み取るように構成されている。
【0018】また、排紙部60において、排紙センサ
(本実施形態では光学式反射形センサにて構成)18
は、搬送ベルト13により搬送されてきた原稿を検知す
るものである。一方、反転センサ(本実施形態では光学
式反射形センサにて構成)26の検知情報は、排紙時あ
るいは反転時における搬送方向変更用の切換え爪(図示
せず)の変更タイミング制御のトリガとして使用され
る。また、排紙ロ-ラ16は、CPU29の制御によ
り、排紙モータ(本実施形態ではステッピングモータに
て構成)32にて駆動される。なお、本案施形態では、
各モータ30〜33は各々独立に駆動可能に構成されて
いる。
【0019】また、DF1の動作を制御するCPU29
には、本体2の操作部の底板動作モード入力部(図示せ
ず)にてオペレーターにより任意に選択設定された動作
モードによって底板7の上昇下降を制御する機能を有す
る。一方、本体2には、露光部があり、原稿読み取りミ
ラー3と原稿読み取りランプ4が所定位置に移動して、
コンタクトガラス19上に搬送されてセットされた原稿
5の画像データをCCD等で読み取るように構成されて
いる。また、本体2に搭載されたDF1はヒンジを支点
に開閉(リフトアップ、リフトダウン)するように構成
され、リフトアップ状態の検知は、DF1側のリフトア
ップセンサ(図示せず)にて行うものとする。
【0020】次に、本実施形態におけるDF1の動作に
ついて述べる。電源投入時は底板7の位置はどこにある
か定まっていないため、まず電源ONとなった時点で、
底板センサ23によって底板の位置を確認し、底板セン
サ23がONであれば、底板7は最下位置にあるので底
板7を下降させない。底板センサ23がOFFであれ
ば、底板7は最下位置にはないので、底板7を下降さ
せ、底板センサ23がONした位置、つまり最下位置に
停止させる。
【0021】次に、原稿5が給紙テーブル6に積載さ
れ、給紙側端が原稿突き当て部材22に当接するように
セットされると、原稿セットセンサ21によって原稿セ
ットが検知され、底板上下用モータ33の駆動による底
板7の上昇に伴って原稿5が上方へ移動し、呼び出しコ
ロ8により加圧される。その呼び出しコロ8が回転する
ことによって、原稿5の最上位から、分離ベルト9およ
び分離コロ10で構成された分離部へ給紙される。
【0022】該分離部で1枚ずつ分離された原稿は、第
1搬送ローラー11、第2搬送ローラー12および搬送
ベルト13でコンタクトガラス19へ搬送され、前記露
光部の露光でCCD等の光学素子により画像情報が読み
取られる。この際、原稿後端が原稿スケール20に位置
するように停止させる。また、本実施形態においては、
第1給紙センサ14および第2給紙センサ15により検
知された原稿長さの情報は、原稿が画像の読み取りのた
めにコンタクトガラス19上に搬送、停止した時点で原
稿長さ記憶メモリ(=RAM28)に記憶される。前記
原稿長さの算出方法としては、前述のように給紙モータ
30と搬送モータ31はステッピングモータにて構成さ
れているので、例えば、給紙モータ30の1ステップ当
りの原稿送り量に、給紙時に第1給紙センサ14が原稿
有りを検知している間の駆動ステップ数を乗じることに
より原稿毎に求める。求めた原稿長さについては、例え
ばコンタクトガラス19上の原稿が1枚であれば、その
原稿の長さはRAM28の内の第1記憶メモリに記憶さ
れ、また、コンタクトガラス19上の原稿が複数枚あれ
ば、さらに2枚目の原稿の長さは第2記憶メモリに、3
枚目の原稿の長さは第3記憶メモリに、というように各
原稿の長さが順次記憶される。このように構成するの
は、前述のように給紙モータ30と搬送モータ31は各
々独立に駆動可能なので、コンタクトガラス19上の原
稿を排紙してから次原稿の給紙を行うか、コンタクトガ
ラス19上に複数の原稿を並べるのか、また並べた原稿
の間隔をどの程度にするのかを任意に変更できることに
対応するためである。こうして、最上位の原稿5より順
次給紙され、最終原稿の給紙が終了すると、原稿先端部
を持ち上げていた底板7が下降する。
【0023】一方、画像の読み取りが終了し、排紙部6
0に到達した原稿は排紙センサ18にて検知され、排紙
ローラ16の駆動により排紙トレイ17に排出される。
原稿の排出が1枚完了する度に、前記第2記憶メモリの
内容を第1記憶メモリに、第3記憶メモリの内容を第2
記憶メモリに、というように原稿長さをシフトして記憶
する。なお、搬送モータ31はステッピングモータにて
構成されているので、原稿が排紙部60に搬送されてい
る間に、例えば、搬送モータ31のパルスをカウント
し、それに搬送モータ31の1ステップ当りの原稿送り
量を乗じることにより、搬送ベルト13での原稿搬送距
離を知ることができる。さらに、排紙部60の排紙セン
サ18により、排紙ジャムおよび排紙減速タイミング検
知が行われる。例えば、排紙ジャム検知については、原
稿の先端が排紙センサ18を通過した後の排紙モータ3
2のパルスをカウントし、それに排紙モータ32の1ス
テップ当りの原稿送り量を乗じることにより、センサ通
過後の排紙ローラ16での原稿搬送距離を知り、前記原
稿長さと比較することによって行われる。したがって、
原稿長さおよび原稿の搬送距離を搬送速度の変化等に影
響されることなく正確に知り、原稿サイズに応じてジャ
ム検知の際の搬送距離による判断基準を変更できる。
【0024】以下、本発明の底板上昇制御について説明
する。給紙テーブル6に原稿5が積載されると、原稿セ
ットセンサ21により、原稿のセットが検知される。原
稿のセットが検知されると、直ちに原稿5は、底板7に
より上昇され、呼び出しコロ8に加圧される。オペレー
ターは、本体2の操作部にあるスタートボタンを押すこ
とにより、原稿のコピーを開始するが、それまでに原稿
は、底板7によって上昇した位置(呼び出しコロ8に加
圧された位置)にある。したがって、スタートボタンを
押すことにより、直ちに原稿は、給紙動作を開始するこ
とができる。
【0025】次に、原稿のセット後に、底板7を上昇さ
せるまでに所定の待ち時間を作る場合と、オペレーター
により任意に底板7を上昇させる場合について、図3に
フローチャートを示し、説明する。まず、給紙テーブル
6に原稿5が積載されると、原稿セットセンサ21によ
り、原稿のセットが検知される(s1)。原稿のセット
が検知されると、その時点からカウントが開始される
(s2)。次に、オペレーターから、原稿を原稿給紙部
に当接させるように、操作パネルに設けられている当接
指示手段34から当接指示が入力されているか否かの判
定が行われる(s3)。当接指示の入力がなければ、前
記カウントの開始から所定の時間が経過しているか否か
の判定が行われる(s4)。この所定の時間について
は、一定の時間に固定しておいてもかまわないが、オペ
レーターの指示により変更できるようにしておくことに
より、オペレーターの好みや事情に合わせた時間を設定
することができる。この所定時間の経過がない場合に
は、当接指示手段34の入力判定(s3)に戻り、所定
時間の経過か当接指示の入力があるまで判定を続ける。
所定時間の経過か当接指示の入力があった場合には、底
板7の上昇を行う(s5)。
【0026】以上にように、底板上昇制御を行い、原稿
5が呼び出しコロ8に加圧された状態で待機しているの
で、オペレーターが、本体2の操作部にあるスタートボ
タンを押すことにより、原稿のコピーを開始すると、直
ちに給紙動作を開始することができる。原稿5のセット
は、原稿先端を原稿突き当て部材22に真っ直ぐに突き
当てた状態が好ましいが、設定時間が短いと、場合によ
っては原稿先端が曲がった状態のまま、原稿5が呼び出
しコロ8に加圧される。この状態では、勿論搬送性能が
低下する。原稿のセットが検知されてから底板7を上昇
させるまで設定された時間待つことにより、オペレータ
ーは、原稿先端を原稿突き当て部材22に真っ直ぐに突
き当ててセットしやすくなる。原稿先端を、原稿突き当
て部材22に真っ直ぐに突き当ててセットするのに必要
な時間は、オペレーターによって異なるので、オペレー
ターが自分の希望に合わせて時間設定することでオペレ
ーターにあった動作が可能となる。
【0027】また、本体2の操作部に、底板7を任意に
上昇させる入力部(当接指示手段)を設けることによ
り、オペレーターは、給紙テーブル6に原稿5を積載さ
せ、原稿先端を原稿突き当て部材22に、真っ直ぐに突
き当ててからオペレーターの指示によって底板7を上昇
させることができる。したがって、オペレーターのペー
スに合わせて、原稿を原稿突き当て部材22に真っ直ぐ
に突き当てることができ、オペレーターにあった動作が
可能であり、かつ、スタートボタンを押下後、直ちに原
稿の給紙動作を開始することができる。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、原稿検知
手段により原稿がセットされたことを検知したときに、
原稿持ち上げ部材を上昇させるので、スタートボタンを
押すことにより直ちに原稿は給紙動作を開始することが
でき、1番はじめのコピーが始まるまでの時間を短縮さ
せることができる。
【0029】請求項2記載の発明によれば、原稿検知手
段により原稿がセットされたことを検知した後、1秒程
度の一定時間経過後に原稿持ち上げ部材を上昇させるの
で、オペレーターが原稿を正規のセット位置に真っ直ぐ
にセットできる時間を作り、1番はじめのコピーが始ま
るまでの時間を短縮しつつも原稿セット性を良好にする
ことができる。
【0030】請求項3記載の発明によれば、原稿検知手
段により原稿がセットされたことを検知した後、時間設
定手段により設定した時間経過後に、上記原稿持ち上げ
部材を上昇させるので、任意のオペレーターが原稿を正
規のセット位置に真っ直ぐにセットできて、かつ、長す
ぎない時間を作り、1番はじめのコピーが始まるまでの
時間を短縮しつつも原稿セット性を良好にすることがで
きる。
【0031】請求項4記載の発明によれば、原稿のセッ
トができ次第、原稿持ち上げ部材を上昇させる指示を送
る指示手段を設けることにより、任意のオペレーターが
原稿を正規のセット位置に真っ直ぐにセットでき次第、
指示手段により指示を送り、原稿持ち上げ部材を上昇さ
せて、1番はじめのコピーが始まるまでの時間を短縮し
つつも原稿セット性を良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原稿給紙装置を用いた原稿複写装
置を示す図である。
【図2】一実施例に示す原稿複写装置の回路構成図であ
る。
【図3】一実施例の底板上昇制御を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 原稿送り装置(DF) 2 画像形成装置(本体) 3 原稿読み取りミラー 4 原稿読み取りランプ 5 原稿 6 給紙テーブル 7 原稿持ち上げ部材(底板) 8 呼び出しコロ 9 分離ベルト 10 分離コロ 11 第1搬送ローラー 12 第2搬送ローラー 13 搬送ベルト 14 第1給紙センサ 15 第2給紙センサ 16 排紙ローラー 17 排紙トレイ 18 排紙センサ 19 コンタクトガラス 20 原稿スケール 21 原稿セットセンサ 22 原稿突き当て部材 23 底板センサ 26 反転センサ 28 RAM 29 CPU 30 給紙モータ 31 搬送モータ 32 排紙モータ 33 底板上下用モータ 34 当接指示手段 40 給紙部 50 搬送部 60 排紙部 70 原稿収容部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の原稿を積み重ねた状態で収容する原
    稿収容手段と、 該原稿収容手段に原稿がセットされたことを検知する原
    稿検知手段と、 前記原稿収容手段に収容された原稿を、該原稿収容手段
    から送出されるように原稿給紙部に当接させる原稿給紙
    補助手段と、 前記原稿収容手段に連結され、前記原稿収容手段に収容
    された原稿を前記原稿給紙部から取り込んで順次送出す
    る原稿送出手段と、 該原稿送出手段に連結され、前記原稿送出手段から送出
    された原稿を、該原稿を読み取る画像読み取り部に搬送
    する原稿搬送手段と、 を備え、 前記原稿給紙補助手段が、前記原稿検知手段により原稿
    がセットされたことが検知されたときに、前記原稿収容
    手段に収容されている原稿を前記原稿給紙部に当接させ
    ることを特徴とする原稿給紙装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の原稿給紙装置において、 前記原稿給紙補助手段が、前記原稿検知手段により原稿
    がセットされたことを検知した後、一定時間経過後に、
    前記原稿を前記原稿給紙部に当接させることを特徴とす
    る原稿給紙装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の原稿給紙装置において、 前記原稿給紙補助手段が原稿を前記原稿給紙部に当接さ
    せるまでの時間を変更させる時間設定手段を備え、 前記原稿給紙補助手段が、前記時間設定手段に設定され
    た時間経過後に、原稿を前記原稿給紙部に当接させるこ
    とを特徴とする原稿給紙装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の原稿給紙装置において、 前記原稿検知手段により原稿がセットされたことを検知
    した後に、前記原稿給紙補助手段が原稿を前記原稿給紙
    部に当接させるように当接指示を与える当接指示手段を
    備え、 前記原稿給紙補助手段が、該当接指示手段によって当接
    指示が与えられたときに、原稿を前記原稿給紙部に当接
    させることを特徴とする原稿給紙装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7364155B2 (en) 2003-02-06 2008-04-29 Sharp Kabushiki Kaisha Sheet feeding apparatus, image reading apparatus and image forming apparatus

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