JPH11236758A - 防音床材 - Google Patents
防音床材Info
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- JPH11236758A JPH11236758A JP3899798A JP3899798A JPH11236758A JP H11236758 A JPH11236758 A JP H11236758A JP 3899798 A JP3899798 A JP 3899798A JP 3899798 A JP3899798 A JP 3899798A JP H11236758 A JPH11236758 A JP H11236758A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 防音性能を保ちつつ、歩行感に優れた防音床
材を提供することにある。 【解決手段】 裏面側に裏溝(3)を有する木質床材
(1)があって、この木質床材(1)の裏面に凹凸面
(5)を有するクッション材(2)が、同凹凸面(5)
側が裏面となるように積層されるとともに、このクッシ
ョン材(2)と上記木質床材(1)との間に同木質床材
(1)の表面が沈み込むのを防止する沈み防止用補強材
(4)を介在させた。
材を提供することにある。 【解決手段】 裏面側に裏溝(3)を有する木質床材
(1)があって、この木質床材(1)の裏面に凹凸面
(5)を有するクッション材(2)が、同凹凸面(5)
側が裏面となるように積層されるとともに、このクッシ
ョン材(2)と上記木質床材(1)との間に同木質床材
(1)の表面が沈み込むのを防止する沈み防止用補強材
(4)を介在させた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防音床材に関し、
具体的には、住宅などの建物の床面に敷設されるのに有
用な防音床材に関する。
具体的には、住宅などの建物の床面に敷設されるのに有
用な防音床材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、住宅などの建物において室内
の防音性を保つために、防音性能の高い床材が求められ
ていたものであった。この種の防音床材としては、例え
ば、木質床材の裏面にクッション材が貼り付けられてな
るものが知られており、このクッション材にて防音性能
が高められていたものであった。
の防音性を保つために、防音性能の高い床材が求められ
ていたものであった。この種の防音床材としては、例え
ば、木質床材の裏面にクッション材が貼り付けられてな
るものが知られており、このクッション材にて防音性能
が高められていたものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな防音床材においては、同防音床材が敷設されてか
ら、人が木質床材の表面上を歩くと、クッション材が存
在することで、同木質床材の表面が沈み込み、結果とし
て、歩行感が悪いものとなっていた。
うな防音床材においては、同防音床材が敷設されてか
ら、人が木質床材の表面上を歩くと、クッション材が存
在することで、同木質床材の表面が沈み込み、結果とし
て、歩行感が悪いものとなっていた。
【0004】本発明は、上述の事実に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、防音性能を保ち
つつ、歩行感に優れた防音床材を提供することにある。
のであって、その目的とするところは、防音性能を保ち
つつ、歩行感に優れた防音床材を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
防音床材は、裏面側に裏溝(3)を有する木質床材
(1)があって、この木質床材(1)の裏面に凹凸面
(5)を有するクッション材(2)が、同凹凸面(5)
側が裏面となるように積層されるとともに、このクッシ
ョン材(2)と上記木質床材(1)との間に同木質床材
(1)の表面が沈み込むのを防止する沈み防止用補強材
(4)を介在させたことを特徴とする。
防音床材は、裏面側に裏溝(3)を有する木質床材
(1)があって、この木質床材(1)の裏面に凹凸面
(5)を有するクッション材(2)が、同凹凸面(5)
側が裏面となるように積層されるとともに、このクッシ
ョン材(2)と上記木質床材(1)との間に同木質床材
(1)の表面が沈み込むのを防止する沈み防止用補強材
(4)を介在させたことを特徴とする。
【0006】本発明の請求項2に係る防音床材は、上記
沈み防止用補強材(4)が、上記木質床材(1)の表面
を暖める発熱ヒーター(6)であることを特徴とする。
沈み防止用補強材(4)が、上記木質床材(1)の表面
を暖める発熱ヒーター(6)であることを特徴とする。
【0007】本発明の請求項3に係る防音床材は、上記
木質床材(1)の裏面側が、上記裏溝(3)の幅が広が
ったような凹所(7)となした凹凸形状に形成されて、
この凹所(7)内に上記沈み防止用補強材(4)を収め
たことを特徴とする。
木質床材(1)の裏面側が、上記裏溝(3)の幅が広が
ったような凹所(7)となした凹凸形状に形成されて、
この凹所(7)内に上記沈み防止用補強材(4)を収め
たことを特徴とする。
【0008】本発明の請求項4に係る防音床材は、上記
凹所(7)内には、上記沈み防止用補強材(4)を被覆
するとともに補強する補強用弾性体(8)が充填されて
いるものであることを特徴とする。
凹所(7)内には、上記沈み防止用補強材(4)を被覆
するとともに補強する補強用弾性体(8)が充填されて
いるものであることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態に係る図
面に基いて詳しく説明する。
面に基いて詳しく説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施形態に係る防音床
材を示した側面図である。図2は、本発明の他の一実施
形態に係る防音床材を示した側面図である。
材を示した側面図である。図2は、本発明の他の一実施
形態に係る防音床材を示した側面図である。
【0011】本発明の防音床材は、図1および図2に示
すごとく、裏面側に裏溝(3)を有する木質床材(1)
があって、この木質床材(1)の裏面に凹凸面(5)を
有するクッション材(2)が、同凹凸面(5)側が裏面
となるように積層されるとともに、このクッション材
(2)と上記木質床材(1)との間に同木質床材(1)
の表面が沈み込むのを防止する沈み防止用補強材(4)
を介在させているものである。
すごとく、裏面側に裏溝(3)を有する木質床材(1)
があって、この木質床材(1)の裏面に凹凸面(5)を
有するクッション材(2)が、同凹凸面(5)側が裏面
となるように積層されるとともに、このクッション材
(2)と上記木質床材(1)との間に同木質床材(1)
の表面が沈み込むのを防止する沈み防止用補強材(4)
を介在させているものである。
【0012】上記木質床材(1)は、図1および図2に
示すごとく、裏面側に裏溝(3)を有しているものであ
る。この裏溝(3)は、例えば、木質床材(1)の長手
方向に沿って複数本形成されているものである。この裏
溝(3)は、一般に木質床材(1)に加工して形成され
ているものであり、同木質床材(1)の柔軟性を付与す
るとともに、防音性能を確実に上げるために設けられて
いるものである。なお、木質床材(1)の材質として
は、木質のものであれば特に制限されることなく様々な
ものを採用することができるものである。
示すごとく、裏面側に裏溝(3)を有しているものであ
る。この裏溝(3)は、例えば、木質床材(1)の長手
方向に沿って複数本形成されているものである。この裏
溝(3)は、一般に木質床材(1)に加工して形成され
ているものであり、同木質床材(1)の柔軟性を付与す
るとともに、防音性能を確実に上げるために設けられて
いるものである。なお、木質床材(1)の材質として
は、木質のものであれば特に制限されることなく様々な
ものを採用することができるものである。
【0013】上記クッション材(2)は、図1および図
2に示すごとく、凹凸面(5)を有しているものであっ
て、上記木質床材(1)の裏面に同凹凸面(5)側が裏
面となるように積層されているものである。このクッシ
ョン材(2)としては、クッション性を有しているもの
であれば、様々なものを採用することができるものであ
るが、例えば、繊維フェルトやウレタン発泡体を採用す
ることができるものである。
2に示すごとく、凹凸面(5)を有しているものであっ
て、上記木質床材(1)の裏面に同凹凸面(5)側が裏
面となるように積層されているものである。このクッシ
ョン材(2)としては、クッション性を有しているもの
であれば、様々なものを採用することができるものであ
るが、例えば、繊維フェルトやウレタン発泡体を採用す
ることができるものである。
【0014】上記沈み防止用補強材(4)は、図1およ
び図2に示すごとく、上記木質床材(1)の表面が沈み
込むのを防止するものであって、上記クッション材
(2)と上記木質床材(1)との間に介在されているも
のである。この沈み防止用補強材(4)としては、沈み
込むのを防止することができるものであれば、様々なも
のを採用することができ、特に限定されるものではない
が、例えば、防音性能を劣化させないように、材質とし
てあまり硬くないものが好ましいものである。具体的に
は、沈み防止用補強材(4)として、中硬度ゴム繊維な
どの弾性体が挙げられるものである。
び図2に示すごとく、上記木質床材(1)の表面が沈み
込むのを防止するものであって、上記クッション材
(2)と上記木質床材(1)との間に介在されているも
のである。この沈み防止用補強材(4)としては、沈み
込むのを防止することができるものであれば、様々なも
のを採用することができ、特に限定されるものではない
が、例えば、防音性能を劣化させないように、材質とし
てあまり硬くないものが好ましいものである。具体的に
は、沈み防止用補強材(4)として、中硬度ゴム繊維な
どの弾性体が挙げられるものである。
【0015】本発明は、このような構成をとることによ
って、木質床材(1)の裏面側に設けられた裏溝(3)
と同木質床材(1)の裏面に積層された凹凸面(5)を
有するクッション材(2)とによって、防音性能が確実
に保たれるとともに、沈み防止用補強材(4)がクッシ
ョン材(2)と木質床材(1)との間に介在されている
ことで、防音床材が敷設されてから、人が木質床材
(1)の表面上を歩いたとしても、同木質床材(1)の
表面が沈み防止用補強材(4)にて沈み込むのを防止さ
れるものであり、結果として、歩行感に優れたものとす
ることができるものである。
って、木質床材(1)の裏面側に設けられた裏溝(3)
と同木質床材(1)の裏面に積層された凹凸面(5)を
有するクッション材(2)とによって、防音性能が確実
に保たれるとともに、沈み防止用補強材(4)がクッシ
ョン材(2)と木質床材(1)との間に介在されている
ことで、防音床材が敷設されてから、人が木質床材
(1)の表面上を歩いたとしても、同木質床材(1)の
表面が沈み防止用補強材(4)にて沈み込むのを防止さ
れるものであり、結果として、歩行感に優れたものとす
ることができるものである。
【0016】また、クッション材(2)の裏面に凹凸面
(5)側が面しているので、このような防音床材が敷設
された際、凹凸面(5)側が下地にぴったりと密着しや
すいものであり、敷設後、ずれ動くことなく固定するこ
とができるものである。
(5)側が面しているので、このような防音床材が敷設
された際、凹凸面(5)側が下地にぴったりと密着しや
すいものであり、敷設後、ずれ動くことなく固定するこ
とができるものである。
【0017】すなわち、本発明は、防音性能を保ちつ
つ、歩行感に優れたものとすることができるものであ
る。
つ、歩行感に優れたものとすることができるものであ
る。
【0018】また、図2に示すごとく、上記沈み防止用
補強材(4)が、上記木質床材(1)の表面を暖める発
熱ヒーター(6)であると、この発熱ヒーター(6)に
て沈み防止用補強材(4)としては単に木質床材(1)
の表面が沈み込むのを防止する機能を果たすだけでな
く、同木質床材(1)の表面を暖める機能を兼ね備える
ことができるものとなり、使い勝手としては飛躍的に向
上するものとなる。
補強材(4)が、上記木質床材(1)の表面を暖める発
熱ヒーター(6)であると、この発熱ヒーター(6)に
て沈み防止用補強材(4)としては単に木質床材(1)
の表面が沈み込むのを防止する機能を果たすだけでな
く、同木質床材(1)の表面を暖める機能を兼ね備える
ことができるものとなり、使い勝手としては飛躍的に向
上するものとなる。
【0019】特に、図2に示すごとく、上記木質床材
(1)の裏面側が、上記裏溝(3)の幅が広がったよう
な凹所(7)となした凹凸形状に形成されて、この凹所
(7)内に上記沈み防止用補強材(4)を収めたもので
あると、木質床材(1)の裏面にクッション材(2)を
積層する際に、沈み防止用補強材(4)が裏面側で露出
することがなくなるので、同沈み防止用補強材(4)が
邪魔になることなく、簡単に貼り付けなどによって積層
することができるものである。すなわち、クッション材
(2)の取り付けやすさが増すものである。
(1)の裏面側が、上記裏溝(3)の幅が広がったよう
な凹所(7)となした凹凸形状に形成されて、この凹所
(7)内に上記沈み防止用補強材(4)を収めたもので
あると、木質床材(1)の裏面にクッション材(2)を
積層する際に、沈み防止用補強材(4)が裏面側で露出
することがなくなるので、同沈み防止用補強材(4)が
邪魔になることなく、簡単に貼り付けなどによって積層
することができるものである。すなわち、クッション材
(2)の取り付けやすさが増すものである。
【0020】しかも、沈み防止用補強材(4)が発熱ヒ
ーター(6)である場合、この発熱ヒーター(6)が凹
所(7)にあることで、同発熱ヒーター(6)としては
木質床材(1)の表面により近い位置に配置されるもの
となるので、さらなる熱効率のアップに繋がり、結果と
して、木質床材(1)の表面をより一層効果的に暖める
ことができるものとなる。
ーター(6)である場合、この発熱ヒーター(6)が凹
所(7)にあることで、同発熱ヒーター(6)としては
木質床材(1)の表面により近い位置に配置されるもの
となるので、さらなる熱効率のアップに繋がり、結果と
して、木質床材(1)の表面をより一層効果的に暖める
ことができるものとなる。
【0021】さらに、図1および図2に示すごとく、上
記凹所(7)内には、上記沈み防止用補強材(4)を被
覆するとともに補強する補強用弾性体(8)が充填され
ているものであると、補強用弾性体(8)にて沈み防止
用補強材(4)としては被覆されて保護されるものであ
るとともに、同補強用弾性体(8)にて沈み防止用補強
材(4)が凹所(7)内でずれ動いたりすることがなく
なって、収まりやすいものとなり、しかも、同沈み防止
用補強材(4)が補強されるものとなり、特に沈み防止
用補強材(4)が発熱ヒーター(6)である場合など電
気的な性能が損なわれることなく、同電気的な性能が保
持されるのに有効なものである。
記凹所(7)内には、上記沈み防止用補強材(4)を被
覆するとともに補強する補強用弾性体(8)が充填され
ているものであると、補強用弾性体(8)にて沈み防止
用補強材(4)としては被覆されて保護されるものであ
るとともに、同補強用弾性体(8)にて沈み防止用補強
材(4)が凹所(7)内でずれ動いたりすることがなく
なって、収まりやすいものとなり、しかも、同沈み防止
用補強材(4)が補強されるものとなり、特に沈み防止
用補強材(4)が発熱ヒーター(6)である場合など電
気的な性能が損なわれることなく、同電気的な性能が保
持されるのに有効なものである。
【0022】上記補強用弾性体(8)の材質としては、
半硬質なものであって、例えば、樹脂製のものが採用さ
れるものである。具体的には、補強用弾性体(8)とし
て、ポリプロピレン、塩化ビニル樹脂が挙げられるもの
である。
半硬質なものであって、例えば、樹脂製のものが採用さ
れるものである。具体的には、補強用弾性体(8)とし
て、ポリプロピレン、塩化ビニル樹脂が挙げられるもの
である。
【0023】本発明の防音床材によると、図1および図
2に示すごとく、裏面側に裏溝(3)を有する木質床材
(1)があって、この木質床材(1)の裏面に凹凸面
(5)を有するクッション材(2)が、同凹凸面(5)
側が裏面となるように積層されるとともに、このクッシ
ョン材(2)と上記木質床材(1)との間に同木質床材
(1)の表面が沈み込むのを防止する沈み防止用補強材
(4)を介在させたので、木質床材(1)の裏面側に設
けられた裏溝(3)と同木質床材(1)の裏面に積層さ
れた凹凸面(5)を有するクッション材(2)とによっ
て、防音性能が確実に保たれるとともに、沈み防止用補
強材(4)がクッション材(2)と木質床材(1)との
間に介在されていることで、防音床材が敷設されてか
ら、人が木質床材(1)の表面上を歩いたとしても、同
木質床材(1)の表面が沈み防止用補強材(4)にて沈
み込むのを防止されるものであり、結果として、歩行感
に優れたものとすることができるものである。
2に示すごとく、裏面側に裏溝(3)を有する木質床材
(1)があって、この木質床材(1)の裏面に凹凸面
(5)を有するクッション材(2)が、同凹凸面(5)
側が裏面となるように積層されるとともに、このクッシ
ョン材(2)と上記木質床材(1)との間に同木質床材
(1)の表面が沈み込むのを防止する沈み防止用補強材
(4)を介在させたので、木質床材(1)の裏面側に設
けられた裏溝(3)と同木質床材(1)の裏面に積層さ
れた凹凸面(5)を有するクッション材(2)とによっ
て、防音性能が確実に保たれるとともに、沈み防止用補
強材(4)がクッション材(2)と木質床材(1)との
間に介在されていることで、防音床材が敷設されてか
ら、人が木質床材(1)の表面上を歩いたとしても、同
木質床材(1)の表面が沈み防止用補強材(4)にて沈
み込むのを防止されるものであり、結果として、歩行感
に優れたものとすることができるものである。
【0024】また、クッション材(2)の裏面に凹凸面
(5)側が面しているので、このような防音床材が敷設
された際、凹凸面(5)側が下地にぴったりと密着しや
すいものであり、敷設後、ずれ動くことなく固定するこ
とができるものである。
(5)側が面しているので、このような防音床材が敷設
された際、凹凸面(5)側が下地にぴったりと密着しや
すいものであり、敷設後、ずれ動くことなく固定するこ
とができるものである。
【0025】すなわち、本発明は、防音性能を保ちつ
つ、歩行感に優れたものとすることができるものであ
る。
つ、歩行感に優れたものとすることができるものであ
る。
【0026】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る防音床材による
と、木質床材(1)の裏面側に設けられた裏溝(3)と
同木質床材(1)の裏面に積層された凹凸面(5)を有
するクッション材(2)とによって、防音性能が確実に
保たれるとともに、沈み防止用補強材(4)がクッショ
ン材(2)と木質床材(1)との間に介在されているこ
とで、防音床材が敷設されてから、人が木質床材(1)
の表面上を歩いたとしても、同木質床材(1)の表面が
沈み防止用補強材(4)にて沈み込むのを防止されるも
のであり、結果として、歩行感に優れたものとすること
ができるものである。
と、木質床材(1)の裏面側に設けられた裏溝(3)と
同木質床材(1)の裏面に積層された凹凸面(5)を有
するクッション材(2)とによって、防音性能が確実に
保たれるとともに、沈み防止用補強材(4)がクッショ
ン材(2)と木質床材(1)との間に介在されているこ
とで、防音床材が敷設されてから、人が木質床材(1)
の表面上を歩いたとしても、同木質床材(1)の表面が
沈み防止用補強材(4)にて沈み込むのを防止されるも
のであり、結果として、歩行感に優れたものとすること
ができるものである。
【0027】また、クッション材(2)の裏面に凹凸面
(5)側が面しているので、このような防音床材が敷設
された際、凹凸面(5)側が下地にぴったりと密着しや
すいものであり、敷設後、ずれ動くことなく固定するこ
とができるものである。
(5)側が面しているので、このような防音床材が敷設
された際、凹凸面(5)側が下地にぴったりと密着しや
すいものであり、敷設後、ずれ動くことなく固定するこ
とができるものである。
【0028】すなわち、本発明は、防音性能を保ちつ
つ、歩行感に優れたものとすることができるものであ
る。
つ、歩行感に優れたものとすることができるものであ
る。
【0029】本発明の請求項2に係る防音床材による
と、請求項1記載の場合に加えて、この発熱ヒーター
(6)にて沈み防止用補強材(4)としては単に木質床
材(1)の表面が沈み込むのを防止する機能を果たすだ
けでなく、同木質床材(1)の表面を暖める機能を兼ね
備えることができるものとなり、使い勝手としては飛躍
的に向上するものとなる。
と、請求項1記載の場合に加えて、この発熱ヒーター
(6)にて沈み防止用補強材(4)としては単に木質床
材(1)の表面が沈み込むのを防止する機能を果たすだ
けでなく、同木質床材(1)の表面を暖める機能を兼ね
備えることができるものとなり、使い勝手としては飛躍
的に向上するものとなる。
【0030】本発明の請求項3に係る防音床材による
と、請求項1または請求項2記載の場合に加えて、木質
床材(1)の裏面にクッション材(2)を積層する際
に、沈み防止用補強材(4)が裏面側で露出することが
なくなるので、同沈み防止用補強材(4)が邪魔になる
ことなく、簡単に貼り付けなどによって積層することが
できるものである。すなわち、クッション材(2)の取
り付けやすさが増すものである。
と、請求項1または請求項2記載の場合に加えて、木質
床材(1)の裏面にクッション材(2)を積層する際
に、沈み防止用補強材(4)が裏面側で露出することが
なくなるので、同沈み防止用補強材(4)が邪魔になる
ことなく、簡単に貼り付けなどによって積層することが
できるものである。すなわち、クッション材(2)の取
り付けやすさが増すものである。
【0031】しかも、沈み防止用補強材(4)が発熱ヒ
ーター(6)である場合、この発熱ヒーター(6)が凹
所(7)にあることで、同発熱ヒーター(6)としては
木質床材(1)の表面により近い位置に配置されるもの
となるので、さらなる熱効率のアップに繋がり、結果と
して、木質床材(1)の表面をより一層効果的に暖める
ことができるものとなる。
ーター(6)である場合、この発熱ヒーター(6)が凹
所(7)にあることで、同発熱ヒーター(6)としては
木質床材(1)の表面により近い位置に配置されるもの
となるので、さらなる熱効率のアップに繋がり、結果と
して、木質床材(1)の表面をより一層効果的に暖める
ことができるものとなる。
【0032】本発明の請求項4に係る防音床材による
と、請求項3記載の場合に加えて、補強用弾性体(8)
にて沈み防止用補強材(4)としては被覆されて保護さ
れるものであるとともに、同補強用弾性体(8)にて沈
み防止用補強材(4)が凹所(7)内でずれ動いたりす
ることがなくなって、収まりやすいものとなり、しか
も、同沈み防止用補強材(4)が補強されるものとな
り、特に沈み防止用補強材(4)が発熱ヒーター(6)
である場合など電気的な性能が損なわれることなく、同
電気的な性能が保持されるのに有効なものである。
と、請求項3記載の場合に加えて、補強用弾性体(8)
にて沈み防止用補強材(4)としては被覆されて保護さ
れるものであるとともに、同補強用弾性体(8)にて沈
み防止用補強材(4)が凹所(7)内でずれ動いたりす
ることがなくなって、収まりやすいものとなり、しか
も、同沈み防止用補強材(4)が補強されるものとな
り、特に沈み防止用補強材(4)が発熱ヒーター(6)
である場合など電気的な性能が損なわれることなく、同
電気的な性能が保持されるのに有効なものである。
【図1】本発明の一実施形態に係る防音床材を示した側
面図である。
面図である。
【図2】本発明の他の一実施形態に係る防音床材を示し
た側面図である。
た側面図である。
1 木質床材 2 クッション材 3 裏溝 4 沈み防止用補強材 5 凹凸面 6 発熱ヒーター 7 凹所 8 補強用弾性体
Claims (4)
- 【請求項1】 裏面側に裏溝を有する木質床材があっ
て、この木質床材の裏面に凹凸面を有するクッション材
が、同凹凸面側が裏面となるように積層されるととも
に、このクッション材と上記木質床材との間に同木質床
材の表面が沈み込むのを防止する沈み防止用補強材を介
在させたことを特徴とする防音床材。 - 【請求項2】 上記沈み防止用補強材が、上記木質床材
の表面を暖める発熱ヒーターであることを特徴とする請
求項1記載の防音床材。 - 【請求項3】 上記木質床材の裏面側が、上記裏溝の幅
が広がったような凹所となした凹凸形状に形成されて、
この凹所内に上記沈み防止用補強材を収めたことを特徴
とする請求項1または請求項2記載の防音床材。 - 【請求項4】 上記凹所内には、上記沈み防止用補強材
を被覆するとともに補強する補強用弾性体が充填されて
いるものであることを特徴とする請求項3記載の防音床
材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3899798A JPH11236758A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 防音床材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3899798A JPH11236758A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 防音床材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11236758A true JPH11236758A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=12540783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3899798A Pending JPH11236758A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 防音床材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11236758A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102275232B1 (ko) * | 2020-11-18 | 2021-07-09 | 유한회사 아가페테크 | 탄소발열기능을 가진 경계석 미끄럼방지 논슬립 블럭 |
KR20220170441A (ko) * | 2021-06-23 | 2022-12-30 | 유한회사 아가페테크 | 논슬립 led 탄소발열매트 |
-
1998
- 1998-02-20 JP JP3899798A patent/JPH11236758A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102275232B1 (ko) * | 2020-11-18 | 2021-07-09 | 유한회사 아가페테크 | 탄소발열기능을 가진 경계석 미끄럼방지 논슬립 블럭 |
KR20220170441A (ko) * | 2021-06-23 | 2022-12-30 | 유한회사 아가페테크 | 논슬립 led 탄소발열매트 |
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