JPH0631037Y2 - 沈み込み防止用床材 - Google Patents

沈み込み防止用床材

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JPH0631037Y2
JPH0631037Y2 JP1988036609U JP3660988U JPH0631037Y2 JP H0631037 Y2 JPH0631037 Y2 JP H0631037Y2 JP 1988036609 U JP1988036609 U JP 1988036609U JP 3660988 U JP3660988 U JP 3660988U JP H0631037 Y2 JPH0631037 Y2 JP H0631037Y2
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JP
Japan
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floor
sinking
floor material
sinking prevention
cut
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JP1988036609U
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JPH038249U (ja
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士郎 川口
勝紀 甲斐
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Eidai Co Ltd
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Eidai Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はコンクリート床面に用いる床材に関し、特に裏
面に緩衝材を有する床材の沈み込みを防止した沈み込み
防止用床材に関する。
〔従来の技術〕
コンクリート床面に直接木質系床材等を貼ることが最近
よく行なわれているが、この種のコンクリート直貼り床
材は、遮音性が悪いために、木質系床材の裏面に厚みの
ある緩衝材を貼って遮音性の向上を図っていた。ところ
が、床材の裏面に厚みのある緩衝材を貼った場合、床材
上に収納家具、重量のある電気器具、ソファー、ベッド
等を置いたとき、その設置部分の床材が前記家具等の重
みで沈んでしまい、床面が波打つような状態になるとい
う欠点や、床面と幅木との間に隙間が生じるという欠点
があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は上記した欠点を解消し、床材上に重量のある家
具等を設置した場合にあっても、家具等の荷重で床面が
波打つような状態になったり、床面と幅木との間に隙間
の生じることのない沈み込み防止用床材を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、表面板の裏面に緩衝材が取り付けられた床材
の前記緩衝材の裏面から切れ目が入れられており、この
切れ目に、裏面に複数本の突条を有する断面略⊥状の沈
み込み防止材が嵌入されてなる沈み込み防止用床材に係
る。
〔実施例〕
以下、図面により本考案の一実施例としての沈み込み防
止用床材について説明すると、図中3はコンクリート床
面に直接貼る床材であり、表面板1とこの表面板1の裏
面に接着される遮音性の緩衝材2とから成っている。表
面板1としては、合板、パーティクルボード、ハードボ
ード、平行合板等の木質系の板や上記木質板と木質板と
の間に遮音シート、制振シート、緩衝シート等をはさみ
込んだものが用いられ、その表面に化粧が施されていて
も良いことはもちろんである。表面板1は、一枚の幅広
の板材から構成されていてもよいが、図面に示すよう
に、複数本の細長材7を縦方向に若干ずつずらしなが
ら、横方向に接合して構成してもよい。細長材7の接合
は、細長材7の四周に形成した雄実8・雌実9を介して
行ない、必要ならば、ホットメルト接着剤、粘着テー
プ、タッカー等を併用して接合してもよい。一方、緩衝
材2としては、厚さ3〜15mmのポリオレフィン系発泡
体、ゴム発泡体等が一般に用いられ、その中でも独立発
泡体が防水性に優れ、連続発泡体よりもへたりにくい点
で好ましい。厚さが3mm未満では緩衝材としての働きに
乏しく、15mmを超えると沈み込みが激しく歩行感が悪く
なるが使用できなくはない。
そして、緩衝材2の裏面には、床材3に重量のある家具
等が設置されても床材3の沈み込みを防止するため、緩
衝材2の裏面から切れ目4が入れられており、この切れ
目4に沈み込み防止材6が嵌入されている。この沈み込
み防止材6は、硬質の塩化ビニル、ポリエチレン等の熱
可塑性樹脂を用い、必要ならば、裏面だけでなく、表面
側にも突条5を形成してもよい。また、第4図に示すよ
うに、沈む込み防止材6の嵌入片10に突条5あるいは矢
尻状のもどりを形成してもよい。上記沈む込み防止材6
は、予じめ工場で嵌入しておいてもよいが、一般にコン
クリート床面に床材1を接着施工により敷設する場合、
室内の外周部は必ず床材1を切断しなければならず、こ
の切断する切断線に沿って平行に、緩衝材3にカッター
ナイフ等により切れ目を入れ、この切れ目に沈み込み防
止材6の嵌入片10を嵌入することになる。その際、沈み
込み防止材6の嵌入片10は緩衝材2の厚さとほぼ等しい
高さを有するので、その先端部は、表面板2に当接する
か、その近くに至る。
なお、沈み込み防止材6は、接着剤や粘着テープを用い
て緩衝材2と一体にしてもよい。また、沈み込み防止材
6の嵌入は、表面板1が複数本の細数本の細長材7を実
接合することによって構成されている場合は、これらの
細長材7に架け渡されるようにした方が床材の沈み込み
防止に効果がある。なぜなら、複数本の細長材7を横方
向に実接合して構成した床材の場合は、実接合が隣接す
る細長材7を完全に固定接合するものではないので、そ
の内の一本に荷重がかかればその荷重のかかった細長材
が他の細長材に比べて沈み込みが大きくなる傾向がある
が、沈み込み防止材6を細長材7に架け渡しておけば、
床材を構成している細長材の内の一本に荷重がかかって
も、その荷重は沈み込み防止材6を介して他の細長材に
分散され、荷重がかかった細長材のみが大きく沈み込む
ということがなくなるからである。
〔考案の効果〕
本考案は上述したように構成されているので、床材上に
重量のある家具等を設置しても床面が波打ったり、床面
と幅木との間に隙間が生じることがないという利点を有
する。また、沈み込み防止材の裏面に複数本の突条を形
成しているので、沈み込み防止材と床面との接着強度を
大きくすることができ、使用している間にその接着部分
が剥離して床面との間で接触音が生じるのを防止でき
る。
なお、複数本の細長材に架け渡すようにして沈み込み防
止材を嵌入することによって、細長材の内の一本に荷重
がかかっても、その荷重は沈み込み防止材を介して他の
細長材に分散され、荷重がかかった細長材のみが大きく
沈み込むということがなくなるため、床材の沈み込み防
止に効果があるといえる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は、本考
案の床材を示す底面図、第2図は第1図のA−A断面
図、第3図は表面板を構成する細長材の平面図、第4図
は沈み込み防止材の斜視図である。 図面中は、1は表面板、2は緩衝材、3は床材、4は切
れ目、5は突条、6は沈み込み防止材を示す。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面板(1)の裏面に緩衝材(2)が取り付けら
    れた床材(3)の前記緩衝材(2)の裏面から切れ目(4)が形
    成されており、この切れ目(4)に、裏面に複数本の突条
    (5)を有する断面略⊥状の沈み込み防止材(6)が嵌入され
    てなる沈み込み防止用床材。
  2. 【請求項2】表面板(1)が複数本の細長材(7)を横方向に
    実接合して構成されており、沈み込み防止材(6)が、前
    記複数本の細長材(7)に架け渡されるようにして緩衝材
    (2)の切れ目(4)に嵌入されてなる請求項記載の沈み込
    み防止用床材。
JP1988036609U 1988-03-19 1988-03-19 沈み込み防止用床材 Expired - Lifetime JPH0631037Y2 (ja)

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JPH038249U JPH038249U (ja) 1991-01-25
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