JP2001173205A - 屋外用床構造 - Google Patents
屋外用床構造Info
- Publication number
- JP2001173205A JP2001173205A JP35634799A JP35634799A JP2001173205A JP 2001173205 A JP2001173205 A JP 2001173205A JP 35634799 A JP35634799 A JP 35634799A JP 35634799 A JP35634799 A JP 35634799A JP 2001173205 A JP2001173205 A JP 2001173205A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
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- floor structure
- outdoor floor
- deck
- structure according
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 下地面に多少の凹凸があっても、これら凹凸
を吸収し、ガタつきを防止して振動を抑える。 【解決手段】 板状で硬質な複数のデッキ材1をゴムや
軟質樹脂などの軟質材料から成る連結部材2でデッキ材
1の下面で連結一体化し、この連結部材2を下地102
面上に載置して成る。
を吸収し、ガタつきを防止して振動を抑える。 【解決手段】 板状で硬質な複数のデッキ材1をゴムや
軟質樹脂などの軟質材料から成る連結部材2でデッキ材
1の下面で連結一体化し、この連結部材2を下地102
面上に載置して成る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、野外公園、遊歩
道、バルコニー、ガーデニングなどに適用される屋外用
床構造に関する。
道、バルコニー、ガーデニングなどに適用される屋外用
床構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば集合住宅のバルコニーのコ
ンクリートスラブを下地面とし、この下地面上に施工し
た床構造として、図8及び図9に示すものが知られてい
る。これは、床面を構成するデッキ材100を木材や樹
脂成型品から形成し、これらデッキ材100をデッキ材
100と同一材料から形成された連結部材101で連結
していた。より具体的には、釘やビスなどでデッキ材1
00を連結部材101に固着していた。
ンクリートスラブを下地面とし、この下地面上に施工し
た床構造として、図8及び図9に示すものが知られてい
る。これは、床面を構成するデッキ材100を木材や樹
脂成型品から形成し、これらデッキ材100をデッキ材
100と同一材料から形成された連結部材101で連結
していた。より具体的には、釘やビスなどでデッキ材1
00を連結部材101に固着していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の床構造では、複
数枚のデッキ材100を連結部材101に連結したもの
は剛性が強く、下地102の面に不陸個所があると、図
10に示すように人が片方に乗った場合、反対側が浮い
てしまい、安定性が悪くガタつきが生ずる。このガタつ
きの程度が大きくなると、その振動が階下に伝わり、音
となって放射されるため直下階のみならず、さらにその
下の階、或いは隣戸、その隣の住戸など遠方に伝わり易
く、騒音問題に発展する場合があった。
数枚のデッキ材100を連結部材101に連結したもの
は剛性が強く、下地102の面に不陸個所があると、図
10に示すように人が片方に乗った場合、反対側が浮い
てしまい、安定性が悪くガタつきが生ずる。このガタつ
きの程度が大きくなると、その振動が階下に伝わり、音
となって放射されるため直下階のみならず、さらにその
下の階、或いは隣戸、その隣の住戸など遠方に伝わり易
く、騒音問題に発展する場合があった。
【0004】そこで、この発明は、下地面に多少の凹凸
があっても、これら凹凸を吸収し、ガタつきを防止して
振動を抑えた屋外用床構造を提供することを目的とす
る。
があっても、これら凹凸を吸収し、ガタつきを防止して
振動を抑えた屋外用床構造を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、板状で硬質な複数のデッキ材をゴムや
軟質樹脂などの軟質材料から成る連結部材でデッキ材の
下面で連結一体化し、この連結部材を下地面上に載置し
て成るものである。
め、この発明は、板状で硬質な複数のデッキ材をゴムや
軟質樹脂などの軟質材料から成る連結部材でデッキ材の
下面で連結一体化し、この連結部材を下地面上に載置し
て成るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の好適な実施例
を図面を参照にして説明する。
を図面を参照にして説明する。
【0007】図1はこの発明の好適な実施例を示し、板
状で硬質な複数のデッキ材1をゴムや軟質樹脂などの軟
質材料から成る連結部材2でデッキ材1の下面で連結一
体化するようになっている。デッキ材1は長方形状に形
成され、その短辺方向において連結部材2で連結されて
いる。また、連結部材2は帯状に形成し、その上面に所
定間隔で複数のリブ2aが連結部材2の短辺に沿って形
成されている。このリブ2aの間にデッキ材1が嵌め込
まれる。このリブ2aの高さはデッキ材1の厚さ以下と
してある。また、リブ2aの幅は1〜10mmとする。
また、デッキ材1は木質系、樹脂系の材料で形成され
る。
状で硬質な複数のデッキ材1をゴムや軟質樹脂などの軟
質材料から成る連結部材2でデッキ材1の下面で連結一
体化するようになっている。デッキ材1は長方形状に形
成され、その短辺方向において連結部材2で連結されて
いる。また、連結部材2は帯状に形成し、その上面に所
定間隔で複数のリブ2aが連結部材2の短辺に沿って形
成されている。このリブ2aの間にデッキ材1が嵌め込
まれる。このリブ2aの高さはデッキ材1の厚さ以下と
してある。また、リブ2aの幅は1〜10mmとする。
また、デッキ材1は木質系、樹脂系の材料で形成され
る。
【0008】さらに、連結部材2の下面には溝2b,2
cが形成されている。溝2bは連結部材2の長手方向に
沿った溝であり、溝2cはリブ2aに平行な方向に形成
されたものである。また、これらの溝2b,2cは縦断
面の形状が方形に形成してある。この縦断面の形状を円
弧状とすることも可能である。
cが形成されている。溝2bは連結部材2の長手方向に
沿った溝であり、溝2cはリブ2aに平行な方向に形成
されたものである。また、これらの溝2b,2cは縦断
面の形状が方形に形成してある。この縦断面の形状を円
弧状とすることも可能である。
【0009】図1に示すような連結部材2をゴム材料で
形成したとき、下地102の平面性が多少悪くとも、下
地102の面になじんで浮きが発生しなくなる。連結部
材2の浮きが発生しないということは、ガタつきも生ぜ
ず、マンションなどの集合住宅のバルコニーに施工した
場合でも、遮音性に優れた床構造となる。
形成したとき、下地102の平面性が多少悪くとも、下
地102の面になじんで浮きが発生しなくなる。連結部
材2の浮きが発生しないということは、ガタつきも生ぜ
ず、マンションなどの集合住宅のバルコニーに施工した
場合でも、遮音性に優れた床構造となる。
【0010】図2は、床を構成する一単位を正方形状に
組み立て、これらの床ユニット10を千鳥状に配置して
床構造を構成したものである。
組み立て、これらの床ユニット10を千鳥状に配置して
床構造を構成したものである。
【0011】図3は、図2における矢印Aで示す個所の
断面である。この連結部材2の溝2bからデッキ材1に
対してビス3をねじ込む。
断面である。この連結部材2の溝2bからデッキ材1に
対してビス3をねじ込む。
【0012】図4に示す実施例では、デッキ材1の両端
側に連結部材2を設けるのみならずデッキ材1の中間部
にも連結部材2を設けたものを示す。この一番大きなユ
ニット12に対しこの半分の大きさのユニット11を配
列させていく。各ユニット11,12の間にはスペーサ
4を設ける。このスペーサ4はゴム製などのユニット1
1,12間のクッション材ともなる。
側に連結部材2を設けるのみならずデッキ材1の中間部
にも連結部材2を設けたものを示す。この一番大きなユ
ニット12に対しこの半分の大きさのユニット11を配
列させていく。各ユニット11,12の間にはスペーサ
4を設ける。このスペーサ4はゴム製などのユニット1
1,12間のクッション材ともなる。
【0013】図5は、正方形状のユニット10を配列さ
せるときにその間に前述したようなスペーサ4を設けた
例を示すものである。
せるときにその間に前述したようなスペーサ4を設けた
例を示すものである。
【0014】図6は、下地102の不陸に連結部材2が
追随し、浮きが発生しにくい床構造を示す。図6に示す
ように、この発明の床構造であれば、床上を歩いたとき
にガタつきによる不快感もなく、しっとりした歩行感が
得られ、かつ振動も発生しない。
追随し、浮きが発生しにくい床構造を示す。図6に示す
ように、この発明の床構造であれば、床上を歩いたとき
にガタつきによる不快感もなく、しっとりした歩行感が
得られ、かつ振動も発生しない。
【0015】図7に示す他の実施例は、雌実加工を施し
たデッキ材1を、上端をT字状にしたリブを有する連結
部材2でデッキ材1を連結した例を示す。デッキ材1の
雌実を符号1aで示し、リブ2aの突片を符号21で示
す。
たデッキ材1を、上端をT字状にしたリブを有する連結
部材2でデッキ材1を連結した例を示す。デッキ材1の
雌実を符号1aで示し、リブ2aの突片を符号21で示
す。
【0016】上述したようなこの発明の床構造は、野外
公園や遊歩道あるいは庭園の地面、家屋のバルコニーな
どの下地面に施工される。
公園や遊歩道あるいは庭園の地面、家屋のバルコニーな
どの下地面に施工される。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、板状で硬質な複数のデッキ材をゴムや軟質樹脂など
の軟質材料から成る連結部材でデッキ材の下面で連結一
体化し、この連結部材を下地面上に載置して成るので、
下地の不陸に追随して浮きが発生しにくい構造となる。
このために床上を歩いたときにガタつきによる不快感も
なくなり、しかも振動も発生しないため階下等に不快な
音の伝播も発生しなくなる。したがって、公園や野外の
遊歩道などに設置する場合も、下地となる地面とのなじ
みがよく、硬さの均一な平面が得られ、さらにはバルコ
ニーデッキなど近年流行しているガーデニングのマンシ
ョン対応などに適用することができる。また、連結部材
を帯状に形成し、その上面に所定間隔で複数のリブが連
結部材の短辺に沿って形成され、このリブ間にデッキ材
が嵌め込まれ、リブ高さをデッキ材の厚さ以下とし、リ
ブ幅を1〜10mmとしたものにあっては、床を構成す
るユニットを簡単に構成することができ、これらユニッ
トを複数敷き並べていくことにより容易かつ迅速に仕上
げることができる。また、連結部材の下面に溝を形成す
ることにより、不陸への追随性をさらに向上させるとと
もにクッション性も向上させることができる。
ば、板状で硬質な複数のデッキ材をゴムや軟質樹脂など
の軟質材料から成る連結部材でデッキ材の下面で連結一
体化し、この連結部材を下地面上に載置して成るので、
下地の不陸に追随して浮きが発生しにくい構造となる。
このために床上を歩いたときにガタつきによる不快感も
なくなり、しかも振動も発生しないため階下等に不快な
音の伝播も発生しなくなる。したがって、公園や野外の
遊歩道などに設置する場合も、下地となる地面とのなじ
みがよく、硬さの均一な平面が得られ、さらにはバルコ
ニーデッキなど近年流行しているガーデニングのマンシ
ョン対応などに適用することができる。また、連結部材
を帯状に形成し、その上面に所定間隔で複数のリブが連
結部材の短辺に沿って形成され、このリブ間にデッキ材
が嵌め込まれ、リブ高さをデッキ材の厚さ以下とし、リ
ブ幅を1〜10mmとしたものにあっては、床を構成す
るユニットを簡単に構成することができ、これらユニッ
トを複数敷き並べていくことにより容易かつ迅速に仕上
げることができる。また、連結部材の下面に溝を形成す
ることにより、不陸への追随性をさらに向上させるとと
もにクッション性も向上させることができる。
【図1】この発明の好適な実施例を示す斜視図。
【図2】他の実施例を示す平面図。
【図3】図2の矢印Aの個所における断面図。
【図4】さらに他の実施例を示す平面図。
【図5】さらに別の実施例を示す平面図。
【図6】下地面に施工した状態の正面図。
【図7】他の実施例を示す断面図。
【図8】従来例を示す平面図。
【図9】図8の正面図。
【図10】従来例の欠点を説明する図。
1 デッキ材 2 連結部材 2a リブ 2b,2c 溝 102 下地
Claims (9)
- 【請求項1】 板状で硬質な複数のデッキ材をゴムや軟
質樹脂などの軟質材料から成る連結部材でデッキ材の下
面で連結一体化し、 この連結部材を下地面上に載置して成る屋外用床構造。 - 【請求項2】 デッキ材が長方形状をなし、その短辺方
向において連結部材で連結されることを特徴とする請求
項1に記載の屋外用床構造。 - 【請求項3】 連結部材を帯状に形成し、その上面に所
定間隔で複数のリブが連結部材の短辺に沿って形成さ
れ、このリブ間にデッキ材が嵌め込まれたことを特徴と
する請求項1又は2に記載の屋外用床構造。 - 【請求項4】 前記リブ高さをデッキ材の厚さ以下と
し、リブ幅を1〜10mmとしたことを特徴とする請求
項3に記載の屋外用床構造。 - 【請求項5】 連結部材の下面に溝を形成したことを特
徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の屋外
用床構造。 - 【請求項6】 前記連結部材の溝は、縦断面形状が円弧
状又は方形であることを特徴とする請求項5に記載の屋
外用床構造。 - 【請求項7】 前記連結部材の溝は、リブの長手方向と
同一方向又は直交する方向に形成されていることを特徴
とする請求項5又は6に記載の屋外用床構造。 - 【請求項8】 デッキ材の両側に雌実を形成し、リブに
この雌実に嵌合する突片を設けたことを特徴とする請求
項3ないし7のいずれか1項に記載の屋外用床構造。 - 【請求項9】 下地面が野外公園や遊歩道あるいは庭園
の地面、家屋のバルコニーのいずれかであることを特徴
とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の屋外用
床構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35634799A JP2001173205A (ja) | 1999-12-15 | 1999-12-15 | 屋外用床構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35634799A JP2001173205A (ja) | 1999-12-15 | 1999-12-15 | 屋外用床構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001173205A true JP2001173205A (ja) | 2001-06-26 |
Family
ID=18448578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35634799A Pending JP2001173205A (ja) | 1999-12-15 | 1999-12-15 | 屋外用床構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001173205A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007255083A (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Lonseal Corp | デッキ材及びその施工方法 |
KR100780490B1 (ko) | 2007-05-09 | 2007-11-28 | 우진명 | 데크 지지바 |
EP2077359A1 (de) * | 2008-01-04 | 2009-07-08 | Karl-Heinz Franzesko | Aussenbodenbelag |
-
1999
- 1999-12-15 JP JP35634799A patent/JP2001173205A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007255083A (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Lonseal Corp | デッキ材及びその施工方法 |
KR100780490B1 (ko) | 2007-05-09 | 2007-11-28 | 우진명 | 데크 지지바 |
EP2077359A1 (de) * | 2008-01-04 | 2009-07-08 | Karl-Heinz Franzesko | Aussenbodenbelag |
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