JP2000129897A - すのこ状床敷ユニット - Google Patents

すのこ状床敷ユニット

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JP2000129897A
JP2000129897A JP10299920A JP29992098A JP2000129897A JP 2000129897 A JP2000129897 A JP 2000129897A JP 10299920 A JP10299920 A JP 10299920A JP 29992098 A JP29992098 A JP 29992098A JP 2000129897 A JP2000129897 A JP 2000129897A
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plate
resin
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bodies
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JP10299920A
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Takao Kataishi
隆雄 片石
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で施工時の作業性に優れ、下地面を損傷
させることがなく、加えて歩行感が良好で不快なガタツ
キの無い安価な、すのこ状床敷ユニットを提供する。 【解決手段】 柔軟性を有する少なくとも2本の細長な
樹脂製ベース体11を並設し、前記ベース体の上面に短
冊状板体21をベース体の長さ方向に沿って間を離して
複数固定したことを特徴とするすのこ状床敷ユニット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物の屋上やベ
ランダ、バルコニー等に敷設されるすのこ状床敷ユニッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建物の屋上やベランダ等の床面に
は、美観向上や歩行感等の理由から、硬質プラスチック
製板状体やタイルユニットを敷き詰めることが広く行わ
れている。前記硬質プラスチック製板状体は、所定厚み
の板状射出成形品からなり、また、タイルユニットは、
基盤上にタイルの貼設されたものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記硬質プ
ラスチック製板状体やタイルユニットは、排水性やメン
テナンス性に難があり、又タイルユニットは重くて施工
時の作業性に劣る問題がある。しかも、下地面の不陸に
対応できず、歩行時にガタツキを生じ易いため、歩行感
が悪く、不快なガタツキ音を生じる問題もある。さら
に、硬質プラスチック製板状体等を下地面の防水シート
上に直接敷設する場合に、防水シートと擦れあって当該
防水シートを損傷させ易く、その損傷が漏水の原因とな
ることがある。また、特にタイルユニットは製品価格が
高いという問題もある。
【0004】この発明は、前記の点に鑑みなされたもの
で、軽量で施工時の作業性に優れ、しかも下地面を損傷
させることがなく、加えて歩行感が良好で不快なガタツ
キの無い安価な、すのこ状床敷ユニットを提供するもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、柔軟
性を有する少なくとも2本の細長な樹脂製ベース体を並
設し、前記ベース体の上面に短冊状板体をベース体の長
さ方向に沿って間を離して複数固定したことを特徴とす
るすのこ状床敷ユニットに係る。
【0006】請求項2の発明は、請求項1における前記
ベース体の上面又は板体裏面のいずれか一方に嵌合用凹
溝を、他方に嵌合用凸部を設けたことを特徴とする。
【0007】また、請求項3の発明は、請求項1または
2における前記ベース体下面が板体間の隙間方向外側と
なる部分でベース体上面側へ窪んで連結部を構成し、前
記連結部の下面に樹脂製連結体を係止してすのこ状ユニ
ット同士の連結を行うことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施例について図
面を用いて説明する。図1はこの発明の一実施例に係る
すのこ状床敷ユニットの斜視図、図2は図1の2−2断
面図、図3は図1のすのこ状床敷ユニットの分解斜視
図、図4は他の例におけるベース体部分の拡大断面図、
図5はさらに他の例におけるベース体部分の拡大断面
図、図6は連結使用時の平面図である。
【0009】図1ないし図3に示す、この発明のすのこ
状床敷ユニット10は、建物のバルコニーや屋上等の床
面に所要数並べて敷かれるもので、樹脂製ベース体11
とその上面12に固定された複数の短冊状板体21とよ
りなる。ベース体11は、柔軟性を有する樹脂製の細長
な棒形状のもので、1ユニット当たり少なくとも2本
が、長さ方向と直交する方向に所要距離離して並設され
る。このベース体11を構成する柔軟性を有する樹脂と
しては、適度な形状保持性を備え、しかも下地面の不陸
に応じて変形及び屈曲するものが好ましい。そのような
樹脂としては、公知のゴムや、軟質塩化ビニル樹脂等、
種々のものが使用されるが、それらの樹脂の中でも、押
出成形が可能で成形性に優れ、材料費も安く、しかも近
年リサイクルが行われるようになった軟質塩化ビニル樹
脂が、特に好適である。
【0010】前記ベース体11の横断面形状は適宜の形
状とされるが、この例にあっては、長方形を基準とし、
その上面に嵌合用凸部13が形成され、下面の一側に窪
んだ連結部15が形成されている。前記嵌合用凸部13
は、ベース体11上面の長さ方向に沿って延在し、板体
21裏面の嵌合凹部23と嵌合して板体21の位置決め
及び固定を行うものである。なお、前記嵌合用凹溝23
をベース体11に形成し、前記嵌合用凸部を板体21に
形成してもよい。また、前記連結部15は、隣接配置さ
れる他のすのこ状床敷ユニットとの連結部とされる部分
で、すのこ状床敷ユニット10における板体21間の隙
間S方向(隙間Sの長手方向または後記する板体21の
幅方向Dと同方向の意味)に沿って外側となるように、
ベース体11下面の一側にベース体11の長さ方向に沿
って形成される。この連結部15下面の適宜位置、この
例ではベース体11の長さ方向端部に連結孔16が上向
きに形成されている。
【0011】なお、前記ベース体11を1ユニット当た
り3本以上平行に設ける場合には、板体21間の隙間S
方向両外側となる2本のベース体を、前記連結部15の
形成されたベース体11とし、内側となる他のベース体
については、前記連結部15が存在しないものとしても
よい。また、ベース体は図4に示す他の例におけるベー
ス体11Aのように中空形状にして軽量性及び経済性を
さらに高めてもよい。符号13Aは嵌合用凸部、15A
は連結部、16Aは連結孔、17Aは中空部である。
【0012】板体21は、歩行面を構成するもので、前
記ベース体11の上面にその長さ方向に沿って、所定枚
数が板体21間に透水用の隙間Sを残してすのこ状に配
置固定される。この板体21の材質としては、歩行感や
廃棄処理性及び軽量性の点から、チーク材等からなる天
然木材が好ましいが、リサイクル性やコスト、製造性等
を考慮すれば、合成樹脂材や硬質ゴム材等も可能であ
る。これらには、木目模様等、適宜の意匠を施すことも
できる。また、板体21の形状は方形、好ましくは長方
形とされ、大きさは、すのこ状床敷ユニット10の取り
扱い易さや、すのこ状床敷ユニット10の敷設される場
所の大きさ等に応じて適宜のサイズとされる。
【0013】前記板体21の幅方向(板体長手方向)D
両縁の裏面には嵌合用凹溝23が、板体21の長さ方向
(板体短手方向)Lに沿って形成されている。この嵌合
用凹溝23には前記ベース体11の嵌合用凸部13が嵌
まり、嵌合用凹溝23と嵌合用凸部13間に塗布された
接着剤により、あるいは図5に示すように、ベース体1
1の下面から板体21に対してネジNを締め付けること
により、板体21とベース体11が固定される。
【0014】前記ネジNで固定する場合、ベース体11
が柔軟性を有し、それほど硬くないため、ベース体11
にはネジ山のない単なる下孔を形成しておいても、ある
いはネジ用の孔を形成しておかなくても、簡単にネジN
を締め付けることができる。さらに、ネジNとしてネジ
頭部が平らな皿ネジを用いれば、そのネジNの頭部をベ
ース体11の下面に埋没させることができ、このユニッ
ト10をベランダ等の床に配置する際にベース体11下
面から突出したネジNの頭によってユニットが不安定に
なったり、下地面の防水シートを傷つけるおそれがな
い。また、前記ネジNで締め付け固定した場合には、こ
のユニット10を廃棄処理する際にネジNを緩めて外す
ことにより、樹脂製ベース体11と板体21とを簡単に
分離させることができるので、その後におけるベース体
11や板体21のリサイクルあるいは分別廃棄を容易に
行うことができ、環境保護の一助となる。前記ネジNの
締め付け位置は、嵌合用凸部13や凹部23が存在する
位置に限られず、連結部15における連結孔16以外の
位置でもよい。
【0015】なお、すのこ状床敷ユニット10は、取り
扱い易さ等を考慮して適宜の形状及び寸法とされるが、
この例では、平面形状が一辺295mmの正方形、高さ
が35mmからなり、また板体21の枚数が4枚、板体
21の厚みが17mm、板体21間の隙間Sが5mmと
なっている。
【0016】前記ユニット10は、図6に示すように、
バルコニー等の床面に所要枚数敷き詰められる。その
際、隣接ユニット10,10は、前記ベース体11下面
の連結部15同士を、図3に示す連結体31で連結する
ことによって分離が阻止される。前記連結体31は、樹
脂製、好ましくはベース体11と同じ軟質塩化ビニル樹
脂からなり、略正方形をした基板32の上面四隅に、前
記ベース体11の連結孔16(16A)に挿入係止され
る突起33が立設されている。なお、前記突起33を、
この例のように連結体31基板32の上下面に形成すれ
ば、基板32のいずれの面が上となっても連結作業をス
ムーズに行うことができる。
【0017】また、この例のユニット10は正方形から
なるため、所要数のユニット10をバルコニー等に設置
する際、ユニットの向きを適宜変えても整然と配置でき
る。しかも隣接するユニット10,10の向きを適宜変
えることによって、板体21の方向を交差させることが
できるので、板体間の隙間Sや木目等で構成される模様
の変化を楽しむことができる。なお、ユニット10を屋
外の水掛かりの床に設置する場合は、排水性を考慮し
て、ベース体11が水勾配方向に沿うように配置するの
が好ましい。
【0018】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
すのこ状床敷ユニットは、短冊状板体と少なくとも2本
の細長な樹脂製ベース体とよりなるため、樹脂の使用量
が少なくて軽量であって取り扱いが容易、しかも安価で
ある。その上、板体が歩行面を構成するため、高級感が
ある。さらに、板体を支持するベース体が柔軟性を有す
る樹脂からなるため、歩行感に優れるのみならず、バル
コニー等における下地面の不陸に対して追従し、安定し
てユニットを下地面に敷くことができる。従って、歩行
時にユニットがガタガタせず、歩行時の不快感および不
快音を防ぐことができる。また、柔軟性を有する樹脂製
ベース体は、下地面の防水シートを損傷することがな
く、漏水を引き起こすおそれもない。それらに加えて、
樹脂製ベース体を塩化ビニル樹脂等のリサイクル可能な
樹脂とすれば、環境保護、資源の再利用に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るすのこ状床敷ユニッ
トの斜視図である。
【図2】図1の2−2断面図である。
【図3】図1のすのこ状床敷ユニットの分解斜視図であ
る。
【図4】他の例におけるベース体部分の拡大断面図であ
る。
【図5】さらに他の例におけるベース体部分の拡大断面
図である。
【図6】連結使用時の平面図である。
【符号の説明】
10 すのこ状床敷ユニット 11 ベース体 13 嵌合用凸部 15 連結部 16 連結孔 21 板体 23 嵌合用凹溝 31 連結体 33 連結体の突起 N ネジ S 隙間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柔軟性を有する少なくとも2本の細長な
    樹脂製ベース体を並設し、前記ベース体の上面に短冊状
    板体をベース体の長さ方向に沿って間を離して複数固定
    したことを特徴とするすのこ状床敷ユニット。
  2. 【請求項2】 ベース体の上面又は板体裏面のいずれか
    一方に嵌合用凹溝を、他方に嵌合用凸部を設けたことを
    特徴とする請求項1に記載されたすのこ状床敷ユニッ
    ト。
  3. 【請求項3】 ベース体下面が板体間の隙間方向外側と
    なる部分でベース体上面側へ窪んで連結部を構成し、前
    記連結部の下面に樹脂製連結体を係止してすのこ状ユニ
    ット同士の連結を行うことを特徴とする請求項1又は2
    に記載されたすのこ状床敷ユニット。
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