JPH1181627A - 床化粧材 - Google Patents

床化粧材

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JPH1181627A
JPH1181627A JP24795397A JP24795397A JPH1181627A JP H1181627 A JPH1181627 A JP H1181627A JP 24795397 A JP24795397 A JP 24795397A JP 24795397 A JP24795397 A JP 24795397A JP H1181627 A JPH1181627 A JP H1181627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surface material
frame
wood
floor decorative
locking piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP24795397A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadahide Shimizu
貞秀 清水
Masayuki Aoki
正幸 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANKYO KOGEI KK
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
SANKYO KOGEI KK
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by SANKYO KOGEI KK, Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical SANKYO KOGEI KK
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Publication of JPH1181627A publication Critical patent/JPH1181627A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面材として比較的硬い目または木質類似素
材を用いた場合であっても、その表面材を枠体に強固に
固定することが可能な構造の床化粧材を提供する。 【解決手段】 表面材2の側面に加工された嵌合溝2a
に、枠体1の係止片5aを嵌め込むことによって表面材
2を枠体1に固定する構造の床化粧材において、表面材
2の下辺縁を面落とし形状に加工し、表面材2を枠体1
に嵌め込むときに枠体1の係止片5aが逃げやすくなる
ようにすることで、係止片5aの破損を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベランダやバルコ
ニー、あるいはテラスなどの床面に敷設する床化粧材に
関する。
【0002】
【従来の技術】バルコニーやベランダ等に対する床材
(デッキ材)の敷設構造としては、従来、例えば実公昭
56−51563号等に見られるように、係止溝を備え
た固定基板を根太上に複数個ねじ止めするとともに、バ
ルコニー等の寸法に合わせて切断された長尺のデッキ材
の裏面側の突条を各固定基板の係止溝に圧入嵌合するな
どの構造が採られていた。
【0003】これに対し、近年、コンクリート等によっ
て構成されたバルコニーやベランダの床面を覆う床材と
して、硬質合成樹脂を矩形状に成形した枠体(樹脂マッ
ト)の上面に樹脂表面材を一体成形した構造、あるいは
樹脂製枠体の上面に、ラバータイル、木材等の表面材を
係止固定または接着固定した構造の、ユニット式床化粧
材が実用化されている(例えば実開平5−85929号
公報)。
【0004】また、木材などの表面材を用いた床化粧材
としては、樹脂製枠体の内部に、矩形の表面材(木レン
ガ等)を保持するための複数の保持区画壁を形成し、こ
の保持区画壁に係止片を一体形成するとともに、木材製
の表面材に溝加工を施し、その溝加工部に枠体の係止片
を嵌め込むことによって表面材を枠体に固定する構造の
ものがある(例えば特開昭64−33301号公報、実
公平3−24641号公報、実公平4−7205号公
報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した嵌め込み構造
の床化粧材によると、カラマツ等の比較的柔らかい木材
を表面材に用いた場合には、図3に示すように、表面材
102を枠体101の上方から押し込む(または叩き込
む)ことにより、枠体101の係止片105aが側方に
逃げながら表面材の嵌合溝102aの加工部に嵌まり込
むことによって、表面材102を枠体1に固定すること
ができ、また、表面材102または枠体101の寸法精
度が悪く、嵌合位置がずれている場合には、枠体101
の係止片105aが表面材102の側面にくい込むこと
によって表面材102を固定することができる。
【0006】しかし、ジャラ材、セランガンバツ材、バ
ンキライ材等の南洋材などの比較的的硬い木材、プラス
チックを木質材に含浸させた木質類似素材、あるいはプ
ラスチックを木質に見せかけて成形した木質類似素材を
表面材に用いた場合、枠体の係止片が硬質の木材(また
は木質類似素材)の硬さに負けてしまい、図4に示すよ
うに、係止片105aに表面材102の底面側のエッジ
が引っ掛かって、係止片105aが折れてしまうことが
ある。
【0007】このように係止片105aが破損すると、
表面材102を枠体101に嵌め込んでも十分な固定力
を得ることができず、表面材102が動いたり、すぐに
抜けてしまうといった不具合が生じる。
【0008】なお、金属製の枠体の場合でも、表面材が
硬質の木材(または木質類似素材)である場合、枠体へ
の嵌め込み時に係止片が変形してしまい、上記と同様な
不具合が発生する。
【0009】本発明はそのような実情に鑑みてなされた
もので、表面材として比較的硬い木材または木質類似素
材を用いた場合であっても、その表面材を枠体に強固に
固定することが可能な構造の床化粧材の提供を目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの構成を、実施の一形態を表す図1、図2を参照しつ
つ説明すると、本発明は、木材または木質類似素材から
なる表面材2・・2と、樹脂製(または金属製)の部材で
上面側に係止片5a,6aが設けられた枠体1を備え、
枠体1の上面に表面材2を配置し、その表面材2の側面
に加工された嵌合溝2aに、枠体1の係止片5a(また
は6a)を嵌め込むことによって表面材2を枠体1に固
定する構造の床化粧材において、表面材2の下辺縁が面
落とし形状となっていることによって特徴づけられる。
【0011】このように表面材2の下辺縁を面落とし形
状としておくと、図2に示すように、表面材2を枠体1
に嵌め込むときに、枠体1の係止片5aが逃げやすくな
って係止片5aが折れ難くなる。
【0012】ここで、表面材2の下辺縁の面落とし形状
は、図1、図2に例示するようなアール形状が好ましい
が、例えば45°面取のような直線状の面落とし形状で
あってもよい。また、このような面落とし加工を施す部
分は、表面材2の下辺縁の全周であってもよいし、嵌合
溝2aの加工部の下方に当たる部分のみであってもよ
い。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、以下、図
面に基づいて説明する。
【0014】まず、この実施の形態では、図1に示すよ
うに、表面材として、南洋材等の比較的硬い木材を長方
形(約10cm×30cm)に加工したものを用い、こ
の表面材2・・2(3枚)を枠体1の上面に装着してい
る。
【0015】枠体1は、軟質合成樹脂を正方形(30c
m角)に成形した部材で、その裏面には、被敷設面との
間に排水空間を形成するための脚1a・・1aが一体形成
されている。
【0016】枠体1には、互いに隣合う2辺の縁部に、
それぞれ雌連結部3・・3が一定のピッチで設けられてい
る。その各対辺側には雄連結部4・・4がそれぞれ雌連結
部3・・3に対応する位置関係で設けられており、これら
雄・雌連結部を利用して複数のユニット(床化粧材)を
相互に連結することができる。
【0017】また、枠体1の内部には、区画壁5,6が
長方形の表面材2の短辺に相当するピッチ(10cm)
で格子状に設けられている。その各区画壁5,6の上部
には、表面材2を固定するための係止片5a,6aが一
体形成されている。
【0018】表面材2の裏面には、枠体1の区画壁6a
に対応する位置に逃げ用溝2bが加工されており、さら
に表面材2の側面には、枠体1の係止片5a,6aが引
っ掛かる嵌合溝2aが加工されている。
【0019】そして、本実施の形態では、図1及び図2
に示すように、表面材2の下辺縁をアール状の面落とし
形状としたところに特徴があり、このような構造とする
ことにより、表面材2を枠体1に嵌め込むときに、表面
材2の裏面側が係止片5a(または6a)に引っ掛から
ず、係止片5aが側方に逃げやすくなくなる。
【0020】従って、本実施の形態において、南洋材な
どの比較的的硬い木材、プラスチックを木質材に含浸さ
せた木質類似素材、あるいはプラスチックを木質に見せ
かけて成形した木質類似素材を表面材2に用いても、係
止片5a,6aが折れることがなくなり、表面材2を枠
体1に対して確実かつ強固に固定することができる。
【0021】なお、以上の実施の形態では、樹脂製の枠
体を用いた例を示したが、本発明はこれに限られること
なく、枠体が金属製である床化粧材にも適用可能であ
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
木材または木質類似素材からなる表面材と、樹脂または
金属製の部材で上面側に係止片が設けられた枠体を備
え、枠体の上面に表面材を配置し、その表面材の側面に
加工した嵌合溝に枠体の係止片を嵌め込むことによっ
て、表面材を枠体に固定する構造の床化粧材において、
表面材の下辺縁を面落とし形状に加工しているので、表
面材として硬質の木材あるいは木質類似素材を用いて
も、枠体の係止片が折れることがなくなる。これにより
表面材を枠体に対して確実かつ強固に固定することがで
き、また表面材が動いたり、外れたりすること防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構造を示す分解斜視図
【図2】その実施の形態の要部構造を模式的に示す図
【図3】従来の床化粧材の要部構造を模式的に示す図
【図4】従来の床化粧材において硬質の表面材を用いた
場合の問題点を示す図
【符号の説明】
1 枠体 2 表面材(硬質木材) 2a 嵌合溝 3 雌連結部 4 雄連結部 5,6 区画壁 5a,6a 係止片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木材または木質類似素材からなる表面材
    と、樹脂または金属製の部材で上面側に係止片が設けら
    れた枠体を備え、枠体の上面に表面材を配置し、その表
    面材の側面に加工された嵌合溝に、枠体の係止片を嵌め
    込むことによって当該表面材を枠体に固定する構造の床
    化粧材において、上記表面材の下辺縁が面落とし形状と
    なっていることを特徴とする床化粧材。
  2. 【請求項2】 上記表面材の下辺縁の面落とし形状がア
    ール形状であることを特徴とする、請求項1に記載の床
    化粧材。
JP24795397A 1997-09-12 1997-09-12 床化粧材 Pending JPH1181627A (ja)

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JP24795397A JPH1181627A (ja) 1997-09-12 1997-09-12 床化粧材

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008308912A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Sekisui Chem Co Ltd 床化粧材およびこの床化粧材の製造方法
JP2012172302A (ja) * 2011-02-17 2012-09-10 Sekisui Chem Co Ltd 置敷化粧床材
CN106381981A (zh) * 2016-11-24 2017-02-08 湖州环优木业有限公司 一种低成本实木地板砖
EP2382361B1 (en) * 2009-01-12 2019-11-06 Lenox S.r.l. Modular floor system

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