JPH1123588A - 走査プローブ顕微鏡 - Google Patents
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Abstract
高いニードルタイプのSPMを用いて、試料の凹凸画像
および試料の表面電位像の各分解能を向上する。 【解決手段】光検出器7からの出力信号の変化がF/V
変換器22によってカンチレバー1の力の勾配を示す電
圧に変換されて誤差増幅器11に供給され、この電圧信
号固有振動数とのずれを一定に保つようにフィルタ12
を介して圧電走査素子4のZ方向の変位にフィードバッ
クされる。そして、フィルタ12の出力が試料3の凹凸
像の信号となる。また、第1のロックインアンプ14が
F/V変換器22の出力から所定周波数ω成分を検出
し、誤差増幅器17はこのω成分がゼロとなるDC電圧
Vdcを出力し、このDC電圧Vdcが加算器18を介
してカンチレバー1にフィードバックされ、試料3の表
面電位とチップ2の電位とが同電位に保たれるととも
に、DC電圧Vdcが試料3の表面電位となる。
Description
(AFM)等の試料からの力を受けて試料表面の凹凸像
を観察するとともに、試料の表面電位像を観察する走査
プローブ顕微鏡(SPM)の技術分野に属するものであ
る。
理的な力を測定して試料表面の凹凸像を観察するととも
に、試料表面の電位を観察するSPMが、従来から開発
されている。図4はこのようなSPMの中の、KFM
(Kelvin probe Force micro-scopy)法によるAFMの
一例を模式的に示す図である。図中、1は金等の金属を
コーティングした導電性でかつ弾性を有するカンチレバ
ー、2はカンチレバー1の先端に取り付けられたチッ
プ、3は試料、4はX軸(図4の左右方向)、Y軸(図
4の紙面に直交する方向)、およびZ軸方向(図4の上
下方向)の試料3の各位置を制御する圧電走査素子、5
はカンチレバー1の後端支持部に取り付けられた加振用
の圧電素子、6は光源(例 レーザ光源等)、7はオプ
チカルディテクター(以下、光検出器ともいう)、8は
プリアンプ、9は発振用の圧電素子5に加振出力信号
を、振幅を調整して供給するオシレータ(発振電源)、
10はオシレータ9の加振出力信号が供給され、この加
振出力信号と同期した振幅変化分の信号をセレクトする
凹凸像(Topo像)観察用のロックインアンプまたはRM
SーDC、11は誤差増幅器、12はフィルタ、13は
Z圧電素子駆動電源、14は表面電位観察用の第1のロ
ックインアンプ、15は表面電位観察用の第2のロック
インアンプ、16は第1および第2のロックインアンプ
14,15に所定周波数ωの交流電圧の参照信号を供給
するとともに、振幅を所定の大きさに調整して出力する
オシレータ、17は0調整すなわち第1のロックインア
ンプ14からの入力が0となる直流電圧Vdcを出力す
るとともに、この直流電圧Vdcをカンチレバー1にフ
ィードバックさせるためのフィルタ等を有する誤差増幅
器、18はオシレータ16の加振出力信号と誤差増幅器
17の出力直流電圧Vdcとを加算した電位をカンチレ
バー1に印加する加算器18である。
対向して非接触(Non Contact)で配置されるNCーA
FMであり、光源6からレーザ光等の光がカンチレバー
1の背面にフォーカスするように照射されるとともにこ
の背面に当たって反射し、その反射光が光検出器7に入
射するようになっており、光源6、カンチレバー1およ
び光検出器7により光てこ方式のカンチレバー1の変位
の検出系が構成されている。この光てこ方式の変位検出
系はチップ2−試料3間の原子間力によりカンチレバー
1が撓むことによる反射角の変化をカンチレバー1から
離れた位置に置かれた光検出器7上での照射位置の変化
とし、この照射位置の変化からカンチレバー1の撓み量
を検出する方法である。
オシレータ9から発振出力信号が圧電素子5に供給され
ることにより、カンチレバー1がそのほぼ固有振動数程
度の周波数で加振される。この状態で、チップ2を試料
3に数nm程度に接近させると、チップ2と試料3との
間に発生する物理的な力によりカンチレバー1が撓む。
これにより光検出器7の出力が変化し、変化した出力信
号がプリアンプ8によって適当な振幅に増幅されて凹凸
像観察用のロックインアンプ10に供給される。このロ
ックインアンプ10は、供給された光検出器7の出力信
号とオシレータ9からの出力信号とに含まれる周波数成
分とを比較して、共通の周波数成分の振幅に比例した信
号を出力し、この出力信号が誤差増幅器11に送られ
る。誤差増幅器11はこの出力と参照電圧Vにより設定
された一定電圧、すなわち固有振動数とのずれを一定に
保つように出力し、この出力がフィルタ12を介してZ
圧電素子駆動電源13に送られる。このZ圧電素子駆動
電源13は、圧電走査素子4に対して、フィルタ12か
らの出力信号に基づいてチップ2−試料3間の距離を制
御するようにフィードバック制御を行う。
ードバック回路を安定に動作させるためのものであり、
このフィルタ12の出力が試料3表面の凹凸像の信号と
なり、この凹凸像の信号が、図示しない画像表示装置に
送られる。そして、このようなチップ2と試料3との間
の距離一定制御を行いながらチップ2または試料3を2
次元走査(X、Y方向)することにより、試料3の表面
の凹凸画像が画像表示装置において得られる。
れた光検出器7の出力は、試料3の表面電位像観察用の
第1のロックインアンプ14および第2のロックインア
ンプ15に入力される。また、これらの第1および第2
のロックインアンプ14,15には、オシレータ16か
ら所定周波数ωの交流電圧の参照信号が供給されてい
る。そして、第1のロックインアンプ14では、この参
照信号の所定周波数ωと同じ周期(すなわちω成分)の
振幅に相当する信号が検出され、また第2のロックイン
アンプ15では、この参照信号の周波数ωと2倍周期
(すなわち2ω成分)の振幅に相当する信号が検出され
る。
ω成分は誤差増幅器17に送られ、誤差増幅器17は入
力されるこのω成分がゼロとなるような直流電圧(DC
電圧)Vdcを出力し(すなわち0調整を行う)、この
出力が加算器18に送られる。また、加算器18には、
オシレータ16から参照信号と同じ周波数ωの交流電圧
がオシレータ16内の振幅調整器によって振幅が所定の
大きさに調整されて供給されている。加算器18は、オ
シレータ16からの周波数ωの交流電圧と誤差増幅器1
7からの直流電圧Vdcを加算してカンチレバー1に印
加することにより、電圧がフィードバックされる。
り、アース電位である試料3とカンチレバー1先端のチ
ップ2との間に静電気力が働き、カンチレバー1の固有
振動数のシフトが印加される交流電圧の周期で生じる。
このシフトの周期がω成分であり、試料3の表面電位と
チップ2の先端の電位が同じとき、2ω成分だけにな
る。また、カンチレバー1への直流電圧Vdcのフィー
ドバックにより、試料3の表面電位とチップ2の先端の
電位とが同電位に保たれる。ところで、誤差増幅器17
から出力される直流電圧Vdcが試料3の表面電位とな
り、この直流電圧Vdcを図示しない画像表示装置に供
給することにより、画像表示装置において試料3の表面
電位像が得られる。
された2ω成分の信号には、チップ2−試料3間の容量
に関係した情報が含まれており、表面電位の観察に応じ
てこの信号も画像表示装置に表面電位と同時表示させ
る。
の表面電位像を観察する手法として、静電気力を直接力
F、すなわちカンチレバー1の撓みとして検出し、静電
気力が最小となるチップ印加電圧を求めることにより、
チップ表面に対する相対的な試料3の表面電位を得ると
いう、いわゆるKFM法が用いられている。
よるAFMの一例を模式的に示す図である。なお、図4
に示すAFMと同じ構成要素には同じ符号を付すことに
より、その詳細な説明は省略する。
プ10によって出力される出力信号を用いてチップ2−
試料3間の距離が一定となるように制御しているが、こ
の例では前述の図4のAFMにおける第2のロックイン
アンプ15の出力である2倍周期の信号(2ω成分)の
振幅をチップ2−試料3間の距離の制御信号として用
い、この振幅の値が一定となるようにチップ2−試料3
間の距離を制御している。
Mでは、第2のロックインアンプ15の出力が誤差増幅
器11に入力されるようになっている。この例のAFM
の他の構成は、図4に示す例のAFMと同じである。
誤差増幅器11が第2のロックインアンプ15の出力2
ωと参照電圧Vにより設定された一定電圧すなわち固有
振動数とのずれを一定に保つように出力し、この出力が
フィルタ12を介してZ圧電素子駆動電源13に送られ
る。そして、Z圧電素子駆動電源13は、圧電走査素子
4に対して、フィルタ12からの出力信号に基づいてチ
ップ2と試料3との間の距離を制御するようにフィード
バック制御を行う。この例のAFMの他の作用効果は、
図4に示す例のAFMと同じである。
表面電位像を観察する手法として、カンチレバー1の撓
みを検出し、チップ2への印加交流電圧と同周期のカン
チレバー1の振動成分がゼロとなるチップ印加DC電圧
を求めることにより、チップ表面に対する相対的な試料
3の表面電位を得るという、いわゆるSMM法が用いら
れている。
および図5に示す、直接力Fを検出するような従来のA
FMでは、カンチレバー1の撓みの検出を確実に行うよ
うにするためには、ばね定数が小さいカンチレバー1を
使用しなければならない。しかしながら、カンチレバー
1のばね定数を小さくすると、カンチレバー1が撓み易
くなり、カンチレバー1の先端のチップ2が試料3に接
触してしまうおそれがある。特に、図5に示すAFMで
は、2倍周期の信号(2ω成分)を用いているため、チ
ップ2−試料3間の距離が小さくなり過ぎて、チップ2
が試料3に接触したとき、カンチレバー1の振動が止ま
り、2ω成分がゼロとなってしまう。このように2ω成
分がゼロになることは、チップ2−試料3間の距離が大
きい場合と同じになり、したがってチップ2−試料3間
の距離をもっと小さくする方向にフィードバックが働い
てしまうため、チップ2と試料3とが完全にぶつかって
しまう。
まり小さくすることはできなく、その結果試料3の表面
電位と同時に観察される凹凸像の分解能をよくすること
ができないという問題がある。
同時に観察される試料3表面の凹凸像の観察方法におい
ては、近年ばね定数の比較的大きいカンチレバー1を超
高真空下で使用することにより、試料3の原子像観察が
可能となっている。このような原子像観察が可能な状態
で、従来のように直接力Fを検出するようにした場合に
は、表面電位の分解能が非常に悪くなってしまうという
問題がある。
ものであって、その目的はばね定数の大きいカンチレバ
ーや固有振動数の高いニードルタイプのSPMを用いて
試料表面の凹凸画像の分解能を高くしながら、しかも試
料表面の電位像の分解能を向上させることのできる走査
プローブ顕微鏡を提供することである。
めに、請求項1の発明は、試料に対向して配置された探
針と、前記探針を支持しかつこの探針を加振する第1の
加振手段と、この第1の加振手段の固有振動数に等しい
共振周波数で前記第1の加振手段を共振する加振駆動手
段と、前記探針の振動周波数の変化をこの変化に対応し
た電圧に変換する周波数−電圧変換器と、この周波数−
電圧変換器の出力と前記固有振動数とのずれを一定に保
つように出力する誤差増幅器と、この誤差増幅器の出力
に基づいて前記探針と前記試料との間の距離を制御する
探針−試料間距離制御手段と、所定周波数の交流電圧の
参照信号を出力する第2の加振手段と、前記周波数−電
圧変換器の出力からこの第2の加振手段の出力する参照
信号と同じ所定周波数成分を検出し出力する第1の周波
数検出手段と、この第1の周波数検出手段の出力がゼロ
となる直流電圧を出力する第2の誤差増幅器と、前記第
2の加振手段が出力する参照信号の交流電圧と前記第2
の誤差増幅器が出力する直流電圧とを加算した電圧を探
針−試料間に印加する加算手段とを備え、前記誤差増幅
器の出力信号に基づいて、前記試料表面の凹凸像を得る
とともに、前記第2の誤差増幅器の出力信号に基づい
て、前記試料の表面電位像を得ることを特徴としてい
る。
置された探針と、前記探針を支持しかつこの探針を加振
する第1の加振手段と、この第1の加振手段の固有振動
数に等しい共振周波数で前記第1の加振手段を共振する
加振駆動手段と、前記探針の振動周波数の変化をこの変
化に対応した電圧に変換する周波数−電圧変換器と、所
定周波数の交流電圧の参照信号を出力する第2の加振手
段と、前記周波数−電圧変換器の出力からこの第2の加
振手段の出力する参照信号の所定周波数と同じ周期の周
波数成分を検出し出力する第1の周波数検出手段と、前
記周波数−電圧変換器の出力から前記第2の加振手段の
出力する参照信号の所定周波数の2倍の周期の周波数成
分を検出し出力する第2の周波数検出手段と、入力信号
と前記固有振動数とのずれを一定に保つように出力する
第1の誤差増幅器と、前記第1の誤差増幅器を、前記周
波数−電圧変換器にまたは前記第2の周波数検出手段に
選択的に切替接続する切替手段と、前記第1の周波数検
出手段の出力がゼロとなる直流電圧を出力する第2の誤
差増幅器と、前記第2の加振手段が出力する参照信号の
交流電圧と前記第2の誤差増幅器が出力する直流電圧と
を加算した電圧を探針−試料間に印加する加算手段と、
この第1の誤差増幅器の出力に基づいて前記探針と前記
試料との間の距離を制御する探針−試料間距離制御手段
とを備え、前記第1の誤差増幅器の出力信号に基づい
て、前記試料表面の凹凸像を得るとともに、前記第2の
誤差増幅器の出力信号に基づいて、前記試料の表面電位
像を得ることを特徴としている。
段が、先端に前記探針を支持するカンチレバーと、前記
カンチレバーの後端に支持しかつこのカンチレバーを加
振する加振用圧電素子と、前記カンチレバーの撓みを検
出して出力する検出器とを備え、この加振用圧電素子に
よってカンチレバーがこのカンチレバーの固有振動数で
加振されるとともに、前記周波数−電圧変換器が前記検
出器の出力周波数を電圧に変換することを特徴としてい
る。
2の周波数検出手段を、前記カンチレバーのばね定数が
大きいときは前記周波数−電圧変換器にまたは前記カン
チレバーのばね定数が小さいときは前記検出器に選択的
に切替接続する第2の切替手段を備え、前記第2の切替
手段により前記カンチレバーのばね定数が大きいときは
前記前記周波数−電圧変換器の出力を前記第1および第
2の周波数検出手段に入力するとともに、また前記カン
チレバーのばね定数が小さいときは前記検出器の出力を
前記第1および第2の周波数検出手段に入力することを
特徴としている。
段が、先端に前記探針を支持しかつこの探針を加振する
水晶発振器を備え、前記水晶発振器がこの水晶発振器の
固有振動数で加振されるとともに、前記周波数−電圧変
換器が前記水晶発振器の加振周波数を電圧に変換するこ
とを特徴としている。
ローブ顕微鏡においては、周波数−電圧変換器の出力で
ある力の勾配を用いて試料の表面電位が検出されるよう
になる。したがって、表面電位の検出において、ばね定
数の大きいカンチレバーや固有振動数の高いニードルタ
イプのSPMを使用しても、表面電位像の分解能が良好
になるとともに、ばね定数の大きいカンチレバーや固有
振動数の高いニードルタイプのSPMを使用することに
より、表面電位像と同時観察される試料の凹凸像の分解
能が原子レベルまで向上するようになる。
鏡においては、SMM法による観察を行う際に、始めに
切替手段により第1の誤差増幅器を周波数−電圧変換器
に接続することにより、KFM法に基づいてチップ−試
料間の距離が設定される。次いで、切替手段により第1
の誤差増幅器を第2の周波数検出手段に接続してSMM
法による観察のためのチップ−試料間の距離設定が、K
FM法により設定されたチップ−試料間の距離に基づい
て行われる。これにより、SMM法による観察における
チップ−試料間の距離を、チップを試料にぶつけてクラ
ッシュさせることなく最適値に容易に設定することが可
能となる。しかも、切替手段により、KFM法による観
察およびSMM法による観察のいずれも簡単に行うこと
が可能となる。
レバーの力の勾配を用いて試料表面の表面電位像および
凹凸像の観察が行われる。したがって、ばね定数の大き
いカンチレバーのSPMを使用しても、試料の表面電位
像および試料の凹凸像の分解能がともに高レベルに向上
するようになる。特に、請求項4の発明においては、カ
ンチレバーのばね定数に基づいて、すなわちこのばね定
数が小さいときはカンチレバーの力を用いて表面電位の
観察および凹凸像の観察が可能になるとともに、ばね定
数が大きいときはカンチレバーの力の勾配を用いて表面
電位の観察および凹凸像の観察が可能になる。その場
合、第2の切替手段により、カンチレバーの力あるいは
力の勾配のいずれかの選択を簡単に行うことが可能とな
る。
振器を用いて試料表面の凹凸像および表面電位像が観察
される。この場合、水晶発振器を用いることによりカン
チレバーより高い固有振動数が簡単に得られるため、力
の勾配を検出する上でネックとなっている周波数−電圧
変換器の応答周波数帯域を改善することが可能となる。
の形態を説明する。図1は本発明にかかる走査プローブ
顕微鏡の実施の形態の一例を、AFMに適用した場合に
ついて模式的に示す図である。なお、図4に示す従来の
AFMと同じ構成要素には同じ符号を付すことにより、
その詳細な説明は省略する。
レータ9およびロックインアンプまたはRMSーDC1
0が設けられているが、本例のAFMは、図1に示すよ
うにこれらのオシレータ9およびロックインアンプまた
はRMSーDC10が削除されており、代わりにプリア
ンプ8の出力が位相調整器19に入力されるとともに、
この位相調整器19の出力が波形変換器20に入力され
るようになっている。また、波形変換器20の出力が振
幅調整器を有するアッテネータ21および周波数−電圧
変換器(F/V変換器)22に供給されるようになって
いる。
れて加振用圧電素子5に供給されるようになっており、
またF/V変換器22の出力が、誤差増幅器11、第1
および第2のロックインアンプ14,15に供給される
ようになっている。本例のAFMの他の構成は、図4に
示す従来のAFMと同じである。
ては、図4のAFMと同様に光源6からの光がカンチレ
バー1に当たって反射した反射光が光検出器7によって
検出され、この光検出器7の出力がプリアンプ8によっ
て適当な大きさの振幅に増幅される。プリアンプ8で振
幅が増幅された光検出器7の出力は、位相調整器19に
よって発振系(加振用圧電素子5ー光検出器7ープリア
ンプ8ー位相調整器19ー波形変換器20ーアッテネー
タ21からなる系)が加振用圧電素子5への最大の正帰
還となるようにその位相が調整された後、例えばコンパ
レータ等の波形変換器20により電源電圧のようなある
一定の振幅の方形波に変換されて、参照波が形成され
る。その場合、この参照波が予期しないカンチレバー1
の振幅の変化に対しても変化しない程度にプリアンプ8
のゲインを調整しておく。
抵抗分割等によって、カンチレバー1の振動振幅が適当
な大きさになるように、加振用圧電素子5に印加する電
圧振幅を設定する。以上の発振系により、カンチレバー
1は、その加振振幅が一定に保持された状態でかつカン
チレバー1の固有振動数で発振する。
の周波数の変化がF/V変換器22によってその変化に
対応した電圧に変換される。このF/V変換器22の出
力は誤差増幅器11に供給され、前述の図4のAFMと
同様にこの誤差増幅器11において参照電圧Vにより設
定された一定電圧すなわち固有振動数とのずれを一定に
保つようにフィルタ12およびZ圧電素子駆動電源13
を介して圧電走査素子4のZ方向の変位にフィードバッ
クされる。そして、フィルタ12はこのフィードバック
回路を安定させ、その出力が試料3の凹凸像の信号とな
る。
用いたNC−AFMであり、プリアンプ8の出力がカン
チレバー1の力Fとなっているとともに、F/V変換器
22の出力がカンチレバー1の力の勾配(周波数シフ
ト)F′となっている。このF/V変換器22の出力信
号が第1および第2のロックインアンプ14,15に入
力される。以後、前述の図4に示すAFMと同様に、誤
差増幅器17は第1のロックインアンプ14で検出され
たω成分がゼロとなるDC電圧Vdcを出力し、このD
C電圧Vdcが加算器18を介してカンチレバー1にフ
ィードバックされ、試料3の表面電位とチップ2の先端
の電位とが同電位に保たれるとともに、DC電圧Vdc
が試料3の表面電位となる。また、第2のロックインア
ンプ15で検出された2ω成分の信号により、チップ2
−試料3間の容量に関係した情報の画像が画像表示装置
に表面電位と同時表示される。
第1および第2のロックインアンプ14,15にカンチ
レバー1に作用する力の勾配F′を用いているので、従
来のようなカンチレバー1に作用する力Fを用いる場合
に比べて、ばね定数の大きいカンチレバー1を用いての
表面電位の観察が可能となり、表面電位の分解能が向上
する。また、ばね定数の大きいカンチレバー1を用いる
ことから、チップ2−試料3間の距離をより小さくする
ことができるようになる。したがって、試料3の表面の
凹凸像の分解能も向上する。
す、図1と同様の図である。なお、図1および図4に示
す従来のAFMと同じ構成要素には同じ符号を付すこと
により、その詳細な説明は省略する。
1を用いているが、この例のAFMは、図2に示すよう
にカンチレバー1に代えて、チップ2が取り付けられた
クォーツ(水晶発振器)23を用いたニードルタイプの
AFMである。この例のAFMは、図1に示す例のAF
Mにおける、加振用圧電素子5、光源6、光検出器7、
プリアンプ8、位相調整器19、波形変換器20、およ
びアッテネータ21を備えていない。
動電源24に接続されているとともに、このオシレータ
駆動電源24はF/V変換器22にも接続されている。
この例のAFMの他の構成は、図1に示す例のAFMと
同じである。
いては、オシレータ駆動電源24により、クォーツ23
をその固有振動数(共振周波数)で共振させる。これに
より、チップ2はクォーツ23の固有振動数で振動する
が、チップ2−試料3間の力の勾配F′によってこのチ
ップ2の共振周波数がシフトする。オシレータ駆動電源
24からこの周波数のシフトが生じた発振波形がF/V
変換器22に入力される。以後、図1の例のAFMと同
様に、F/V変換器22で周波数のシフトが電圧に変換
されて、試料3の凹凸像、試料3の表面電位像、および
チップ2−試料3間の容量に関係した情報の像が得られ
る。
いているので、カンチレバー1よりも高い固有振動数が
簡単に得られ、力の勾配F′を検出する上でネックとな
るF/V変換器22の応答周波数帯域が改善されるよう
になる。この例のAFMの他の作用効果は、図1の例と
同じである。なお、前述の各例では、NC−AFMによ
りFM検出法を用いているが、スロープ(Slope)検出
法にも本発明を適用することができる。
を示す、図1と同様の図である。なお、図1および図4
に示す従来のAFMと同じ構成要素には同じ符号を付す
ことにより、その詳細な説明は省略する。
手法としてKFM法のみを用いるようにしているが、こ
の例のAFMでは、表面電位像の観察手法としてKFM
法とSMM法との両方を用いることができるようにして
いる。すなわち、図3に示すようにこの例のAFMは、
KFM/SMM切替スイッチ25と、カンチレバー1の
ばね定数切替スイッチ26とを備えている。
3の表面電位の観察をKFM法で行う場合には破線で示
す位置に設定され、また表面電位の観察をSMM法で行
う場合には実線で示す位置に設定されるようになってい
る。
ー1のばね定数kが大きく、カンチレバー1の力の勾配
F′で試料3の表面電位の観察を行う場合は実線で示す
位置に設定され、またカンチレバー1のばね定数kが小
さく、カンチレバー1の力Fで試料3の表面電位の観察
を行う場合は破線で示す位置に設定されるようになって
いる。この例のAFMの他の構成は、図1に示すAFM
と同じである このように構成されたこの例のAFMにおいては、ま
ず、ばね定数kの大きなカンチレバー1を用いてKFM
法で試料3の凹凸像および表面電位像の観察を行う場合
は、KFM/SMM切替スイッチ25を破線で示す位置
に設定するとともに、ばね定数切替スイッチ26を実線
で示す位置に設定する。これにより、F/V変換器22
の出力がKFM/SMM切替スイッチ25を介して誤差
増幅器11に入力されるとともに、ばね定数切替スイッ
チ26を介して第1および第2ロックインアンプ14,
15に入力される。この状態は、図1に示す例のAFM
とまったく同じ状態になっており、この状態でのAFM
の作動についての説明は前述と同じであるので省略す
る。
てKFM法で試料3の凹凸像および表面電位の観察を行
う場合は、KFM/SMM切替スイッチ25およびばね
定数切替スイッチ26をともに破線で示す位置に設定す
る。これにより、F/V変換器22の出力がKFM/S
MM切替スイッチ25を介して誤差増幅器11に入力さ
れるとともに、プリアンプ8の出力がばね定数切替スイ
ッチ26を介して第1および第2ロックインアンプ1
4,15に入力される。この状態では、発振系、試料3
の凹凸像の観察、およびZ圧電素子駆動電源13によ
る、チップ2−試料3間の距離を一定に保つ圧電走査素
子4に対するフィードバック制御が、それぞれ図1に示
す例のAFMと同じになる。また、この状態での表面電
位の観察、チップ2−試料3間の容量に関係する情報の
観察、およびチップ2への電圧フィードバック制御が、
図4に示す従来のAFMと同じになる。
てSMM法で試料3の凹凸像の観察および表面電位の観
察を行う場合は、まず、チップ2を試料3にアプローチ
するために、KFM/SMM切替スイッチ25を破線で
示すKFM側に設定するとともに、ばね定数切替スイッ
チ26を実線で示す位置に設定する。このようにKFM
/SMM切替スイッチ25をKFM側に設定した後、通
常のNC−AFMと同様にチップ2を試料3に接近させ
る。チップ2のアプローチが完了した後、前述と同様の
NC−AFMでのKFM法による周波数のシフト量を観
察し、そのときのF/V変換器22の出力を記憶してお
く。次に、Z圧電素子駆動電源13を用いて、試料3を
チップ2から一旦遠ざけた後、KFM/SMM切替スイ
ッチ25を実線で示すSMM側に設定する。次いで、誤
差増幅器11の参照電圧Vの値、すなわちチップ2−試
料3間の距離を、先ほど記憶したF/V変換器22の出
力を目安に設定し直す。そして、KFM/SMM切替ス
イッチ25を実線位置(SMM側)に設定した状態で
は、F/V変換器22の出力がばね定数切替スイッチ2
6を介して第1および第2ロックインアンプ14,15
に入力されるとともに、第2のロックインアンプ15の
出力(2ω成分)が誤差増幅器11に入力されるように
なる。
よる凹凸像および表面電位像の観察を行う。その場合、
誤差増幅器11は、第2ロックインアンプからの出力
(2ω成分)と新しく設定し直された参照電圧Vに基づ
いて、前述と同様に固有振動数のずれを一定に保つよう
に出力し、フィルタ12を介してZ圧電素子駆動電源1
3に送り、Z圧電素子駆動電源13は圧電走査素子4に
対して、チップ2−試料3間の距離を一定に保つように
フィードバック制御を行う。そして、このときのフィル
タ12の出力が試料3表面の凹凸像(Topo像)の信
号となる。また、表面電位像の観察は、F/V変換器2
2の出力が第1および第2ロックインアンプ14,15
に供給されることから、図1に示す例のAFMでのKF
M法による場合と同じに行われる。
を用いてSMM法で試料3の凹凸像の観察および表面電
位像の観察を行う場合は、チップ2を試料3にアプロー
チするために、KFM/SMM切替スイッチ25を破線
で示すKFM側に設定するとともに、ばね定数切替スイ
ッチ26を破線で示す位置に設定する。そして、前述の
SMM法の場合と同様に、誤差増幅器11の参照電圧V
を設定し直して、KFM/SMM切替スイッチ25を実
線のSMM側に設定する。
位観察とを行うが、凹凸像の観察は前述のSMM法によ
る観察と同じであり、また表面電位像の観察は、図5に
示す従来のNC−AFMでのSMM法による表面電位像
の観察と同じである。
各例では、光てこ方式を用いているが、これに限定され
るものではなく、光干渉、静電容量等の他の方式を用い
ることもできる。
1の発明の走査プローブ顕微鏡によれば、力の勾配を用
いて試料の凹凸像および表面電位像を観察しているの
で、ばね定数の大きいカンチレバーや固有振動数の高い
ニードルタイプのSPMを使用できる。これにより、表
面電位像の分解能を良好にできるとともに、試料の凹凸
像の分解能を原子レベルまで向上できる。
鏡によれば、SMM法による観察のためのチップ−試料
間の距離設定を、KFM法により設定したチップ−試料
間の距離に基づいて行うようにしているので、SMM法
による観察におけるチップ−試料間の距離を、チップを
試料にぶつけてクラッシュさせることなく最適値に容易
に設定することができる。しかも、切替手段により、K
FM法による観察およびSMM法による観察のいずれも
簡単に行うことが可能となる。
バーの力の勾配を用いて試料表面の表面電位像および凹
凸像の観察を行うようにしているので、ばね定数の大き
いカンチレバーを使用することができる。これにより、
試料の表面電位像および試料の凹凸像の分解能をともに
高レベルに向上できる。特に、請求項4の発明によれ
ば、カンチレバーのばね定数が小さいときはカンチレバ
ーの力を用いて表面電位の観察および凹凸像の観察を行
うことができるとともに、ばね定数が大きいときはカン
チレバーの力の勾配を用いて表面電位の観察および凹凸
像の観察を行うことができる。その場合、第2の切替手
段により、カンチレバーの力あるいは力の勾配のいずれ
かの選択を簡単に行うことが可能となる。
器を用いて試料表面の凹凸像および表面電位像を観察す
るようにしているので、水晶発振器を用いることにより
カンチレバーより高い固有振動数が簡単に得られるた
め、力の勾配を検出する上でネックとなっている周波数
−電圧変換器の応答周波数帯域を改善することが可能と
なる。
形態の一例を模式的に示す図である。
図である。
図である。
法による例を模式的に示す図である。
M法による例を模式的に示す図である。
…圧電走査素子、5…加振用圧電素子、6…光源、7…
オプティカルディテクター(光検出器)、8…プリアン
プ、11…誤差増幅器、12…フィルタ、13…Z圧電
素子駆動電源、14…第1のロックインアンプ、15…
第2のロックインアンプ、16…オシレータ/振幅調整
器、17…誤差増幅器/フィルタ、18…加算器、19
…位相調整器、20…波形変換器、21…アッテネー
タ、22…周波数−電圧変換器(F/V変換器)、23
…クォーツ(水晶発振器)、24…オシレータ駆動電
源、25…KFM/SMM切替スイッチ、26…ばね定
数切替スイッチ
Claims (5)
- 【請求項1】 試料に対向して配置された探針と、前記
探針を支持しかつこの探針を加振する第1の加振手段
と、この第1の加振手段の固有振動数に等しい共振周波
数で前記第1の加振手段を共振する加振駆動手段と、前
記探針の振動周波数の変化をこの変化に対応した電圧に
変換する周波数−電圧変換器と、この周波数−電圧変換
器の出力と前記固有振動数とのずれを一定に保つように
出力する誤差増幅器と、この誤差増幅器の出力に基づい
て前記探針と前記試料との間の距離を制御する探針−試
料間距離制御手段と、所定周波数の交流電圧の参照信号
を出力する第2の加振手段と、前記周波数−電圧変換器
の出力からこの第2の加振手段の出力する参照信号と同
じ所定周波数成分を検出し出力する第1の周波数検出手
段と、この第1の周波数検出手段の出力がゼロとなる直
流電圧を出力する第2の誤差増幅器と、前記第2の加振
手段が出力する参照信号の交流電圧と前記第2の誤差増
幅器が出力する直流電圧とを加算した電圧を探針−試料
間に印加する加算手段とを備え、 前記誤差増幅器の出力信号に基づいて、前記試料表面の
凹凸像を得るとともに、前記第2の誤差増幅器の出力信
号に基づいて、前記試料の表面電位像を得ることを特徴
とする走査プローブ顕微鏡。 - 【請求項2】 試料に対向して配置された探針と、前記
探針を支持しかつこの探針を加振する第1の加振手段
と、この第1の加振手段の固有振動数に等しい共振周波
数で前記第1の加振手段を共振する加振駆動手段と、前
記探針の振動周波数の変化をこの変化に対応した電圧に
変換する周波数−電圧変換器と、所定周波数の交流電圧
の参照信号を出力する第2の加振手段と、前記周波数−
電圧変換器の出力からこの第2の加振手段の出力する参
照信号の所定周波数と同じ周期の周波数成分を検出し出
力する第1の周波数検出手段と、前記周波数−電圧変換
器の出力から前記第2の加振手段の出力する参照信号の
所定周波数の2倍の周期の周波数成分を検出し出力する
第2の周波数検出手段と、入力信号と前記固有振動数と
のずれを一定に保つように出力する第1の誤差増幅器
と、前記第1の誤差増幅器を、前記周波数−電圧変換器
にまたは前記第2の周波数検出手段に選択的に切替接続
する切替手段と、前記第1の周波数検出手段の出力がゼ
ロとなる直流電圧を出力する第2の誤差増幅器と、前記
第2の加振手段が出力する参照信号の交流電圧と前記第
2の誤差増幅器が出力する直流電圧とを加算した電圧を
探針−試料間に印加する加算手段と、この第1の誤差増
幅器の出力に基づいて前記探針と前記試料との間の距離
を制御する探針−試料間距離制御手段とを備え、 前記第1の誤差増幅器の出力信号に基づいて、前記試料
表面の凹凸像を得るとともに、前記第2の誤差増幅器の
出力信号に基づいて、前記試料の表面電位像を得ること
を特徴とする走査プローブ顕微鏡。 - 【請求項3】 前記第1の加振手段は、先端に前記探針
を支持するカンチレバーと、前記カンチレバーの後端に
支持しかつこのカンチレバーを加振する加振用圧電素子
と、前記カンチレバーの撓みを検出して出力する検出器
とを備え、この加振用圧電素子によってカンチレバーが
このカンチレバーの固有振動数で加振されるとともに、
前記周波数−電圧変換器が前記検出器の出力周波数を電
圧に変換することを特徴とする請求項1または2記載の
走査プローブ顕微鏡。 - 【請求項4】 前記第1および第2の周波数検出手段
を、前記カンチレバーのばね定数が大きいときは前記周
波数−電圧変換器にまたは前記カンチレバーのばね定数
が小さいときは前記検出器に選択的に切替接続する第2
の切替手段を備え、前記第2の切替手段により前記カン
チレバーのばね定数が大きいときは前記前記周波数−電
圧変換器の出力を前記第1および第2の周波数検出手段
に入力するとともに、また前記カンチレバーのばね定数
が小さいときは前記検出器の出力を前記第1および第2
の周波数検出手段に入力することを特徴とする請求項3
記載の走査プローブ顕微鏡。 - 【請求項5】 前記第1の加振手段は、先端に前記探針
を支持しかつこの探針を加振する水晶発振器を備え、前
記水晶発振器がこの水晶発振器の固有振動数で加振され
るとともに、前記周波数−電圧変換器が前記水晶発振器
の加振周波数を電圧に変換することを特徴とする請求項
1または2記載の走査プローブ顕微鏡。
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