JPH11235236A - 棚装置と照明装置を備えた机 - Google Patents
棚装置と照明装置を備えた机Info
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- JPH11235236A JPH11235236A JP3903498A JP3903498A JPH11235236A JP H11235236 A JPH11235236 A JP H11235236A JP 3903498 A JP3903498 A JP 3903498A JP 3903498 A JP3903498 A JP 3903498A JP H11235236 A JPH11235236 A JP H11235236A
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Abstract
悪化や体裁の悪化を招来することなく、棚装置を取り外
した後で照明装置をそのまま使用できるようにする。 【手段】棚装置6を下棚8と上棚9とで構成する。照明
装置7の支柱21を下棚8における背板14の裏面にねじ25
で固着する。照明装置7の支柱21は棚装置6の前面に露
出しないため、棚装置6の収容効率の悪化や体裁の悪化
はない。棚装置6を取り外した後は、照明装置7の支柱
21は備え付けの支持具27で天板2の後端縁に固定する。
棚装置6を取り外しても照明装置7はそのまま使用でき
る。
Description
装置及び照明装置を備えた机の改良に関するものであ
る。
けており、この棚装置には机上を照らすための照明装置
を設けている。その場合、照明装置は、棚装置に蛍光灯
等の灯具を一体に取付けたタイプと、スタンド式の照明
装置を棚装置とは分離して天板に設けたものとに大別さ
れる。
プでは、高い段の棚板の下面に灯具(蛍光灯)を灯具を
取付けたものや、例えば実公平 4-55372号公報のよう
に、棚装置における背板の前面に支柱を固定し、この支
柱に灯具を取り付けたものなどがある。他方、照明装置
を棚装置とは分離した例として、実公昭58-40897号公報
には、棚装置の棚板を照明装置よりも高い部位に設け、
この棚板の下方に形成されたオープンスペースに照明装
置を左右移動自在に設けることが開示されており、ま
た、実公平3-3208号公報には、棚装置に、照明装置の高
さよりも低い高さの棚板を設けるにおいて、その棚板の
左右巾寸法を棚装置の間口寸法よりも短かい寸法に設定
し、この棚板の一端部と棚装置の側板との間に形成され
た空間に照明装置を納め入れることが記載されている。
学年の児童は棚装置が付いた机を好むが、高学年になる
と棚装置のないシンプルな机を好む傾向がある。また、
高学年になると机上で使用する物品(学用品等)の数が
増えると共に物品の大きさも大きくなるため、机上を広
く使いたいという要望が強く、このため、高学年になる
に従って机から棚装置を取り外すことが多くなる。
板の下面に設けた構造では、棚装置の内部がすっきりと
して収納効率が良いと共に、書籍やノート等の物品を体
裁よく収納できる利点があるが、その反面、棚装置を取
り払うと別に照明装置を購入しなければならず、余分な
出費を強いられるという点に問題があった。他方、照明
装置を棚装置と分離構成した場合には、棚装置を取り外
しても照明装置はそのまま使用できるので余分な出費を
抑制できるが、棚装置を取付けた状態で照明装置の支柱
部が棚装置の内部に露出しているため、収納効率及び体
裁が悪いと共に、支柱部が物品の出し入れの邪魔になる
といった問題があった。
を上棚と下棚とに分離構成し、下棚に照明装置を一体に
取付けることが記載されているが、この場合も、棚装置
の全体を取外すと照明装置は使用できないため、余分な
出費を強いられるという問題を解消することはできない
のであり、また、照明装置の支柱が棚装置における背板
の前面に位置しているため、収納効率及び体裁が悪いと
共に、支柱部が物品の出し入れの邪魔になるという問題
を解消することもできないのであった。
目的とするものである。
部に、左右側板と棚板と背板とを備えた棚装置と、支柱
の上端部に灯具が取付いた照明装置とを、照明装置の支
柱が棚装置における背板の裏側に位置するようにして取
り外し可能に配置し、更に、照明装置は、少なくとも棚
装置を天板から取り外した後に支柱を倒れ不能に保持す
る支持手段を備えた構成になっている。
も良いし複数本でも良い。また、支柱はパイプ状や棒
状、板状など必要に応じて様々の断面形状のものを使用
できる。他方、灯具としては細長い蛍光灯が好適である
が、白熱灯などを使用しても良い。棚装置の具体的な構
造(高さや棚板の枚数、仕切り形態など)も、必要に応
じて設定できることは言うまでもない。
るが、事務用等の机にも広く適用できる。
天板に取付けた状態では、照明装置の支柱は棚装置の裏
側に隠れているから、棚装置の収納効率や体裁が悪くな
ったり、物品の出し入れに際して照明装置の支柱が邪魔
になって使い勝手が悪くなったりすることはない。他
方、棚装置を取り除いても照明装置をそのまま使用でき
るので、余分な出費がかかることはない。
置を取付けた状態では、当該棚装置の背板にねじ等で固
着しておき、棚装置を取外した後は、支持手段によって
起立状態に保持しても良いし、或いは、棚装置の取付け
の有無に関係なく、支持手段で机本体に対して倒れ不能
に保持しておいても良いが、机と棚装置とは別々に梱包
するのが通常であるので、照明装置の支柱を棚装置の背
板にねじ止め等で固定しておくと、照明装置は棚装置と
一体に梱包できるため、机を出荷するに際しての梱包の
手間や運搬・保管の手間、並びに組み立ての手間を低減
できる利点がある。
との両方を使用したり、上棚を除去して下棚のみを使用
したり、或いは上下棚とも除去して照明装置のみを使用
したりと言うように、机の使用パターンが広がるため、
ユーザーの要望にきめ細かく対応できて好適である。
態を図面に基づいて説明する。 (1).第1実施形態(図1〜7) 図1〜図7では第1実施形態を示している。このうち図
1は分離斜視図、図2は正面図、図3のうち (A)は図2
の IIIA-IIIA視断面図、 (B)は部分断面図である。
に平抽斗5を備えており、天板2の後部に、棚装置6と
照明装置7とを配置している。棚装置6は天板2の横巾
寸法と略同じ横幅寸法になっている。棚装置6は下棚8
と上棚9とから成っており、上下棚8とも、左右一対の
側板10,11 と、左右側板10,11 間に差し渡し固定した棚
板12,13 、及び背板14,15 とを備えている。また、適当
な枚数の仕切り板16も備えている。上棚9の棚板13は側
板11の中途高さに位置している。下棚8の棚板12は側板
10の下面よりも高い位置に配置しており、この棚板12の
うち右寄り部位の下面には抽斗17を設けている。下棚8
の背板14と上棚9の棚板13との間には、左右全長にわた
って空間が空いている。
における左右側板11の下面には平面視で重なる穴18が空
いており、この穴18に図示しないダボ(ピン)を嵌め入
れることにより、上下棚8,9 はずれ不能に保持される。
また、図2に示すように、上下棚8,9 の側板10,11 はね
じ止め式の上固定具19によって離脱不能に保持されてい
る。従って、上固定具19を取り外すと上棚9だけ取り外
すことができる。
固定具20で天板2に固定されており、下固定具20を取外
すと棚装置6の全体を取り外すことができる。照明装置
7は、角パイプ状の固定部21aに中実状(パイプ状でも
良い)の可動部21bを摺動自在に嵌め入れて成る伸縮式
の支柱21と、笠22aで蛍光灯22bを覆った灯具22とを備
えている。笠22aの前面にはスイッチ23を設けている。
支柱21における可動部21bの上端には前向きのアーム21
cが一体に形成されており、このアーム21cに、笠22a
に後ろ向き突設したガイド筒24を前後摺動自在に嵌め入
れている。従って、灯具22は高さを自在に調節すること
ができると共に、前後方向にも自在に移動させることが
できる。
下棚8における背板14の裏面に重ね合わせられており、
背板14に前方から挿入した複数本のねじ25により、支柱
21の固定部21aを背板14の裏面に締結している。支柱21
のアーム21cは、下棚8の背板14と上棚9の棚板13との
間の空間から前方に延びている。なお、支柱21の可動部
21bには、ねじ25の干渉を防止するために長溝26が形成
されている。
bを任意の高さに固定するためのねじ等のロック手段を
設けている。この場合、可動部21bは無段階的に高さ調
節できる構成でも良いし、段階的に高さ調節できる構成
でも良い。また、灯具22のガイド筒24には、図示しない
抜け止め手段を設けている。図3(A)に示すように、上棚
9の背板15は下棚8の背板14よりも後方にずれた状態に
なっており、支柱21の固定部21aと上棚9の背板15との
後面を揃えた状態にしている。このようにすると、照明
装置7を取付けた状態で棚装置6を梱包して運搬・保管
するに際して、支柱21の損傷を防止できる利点がある。
もとより、両背板14,15 の外面を揃えた状態でも良い。
態を示している。このように上棚9を取り外した状態で
も、図2〜図3のように上棚9を取付けた状態でも、い
ずれにしても照明装置7の支柱21は下棚8の背板14の裏
側に位置している。このため棚装置6の収納効率が悪化
したり外観が悪化したり、或いは、支柱21が物品の出し
入れの邪魔になったりすることはない。
状態を示している。この状態では、照明装置7の支柱21
は、天板2の後端縁に固定したねじ式の支持具(クラン
プ)27に取付けられる。支持具27は請求項に記載した支
持手段の一例を成すもので、側面視コ字状の本体28を備
えている。本体28の上面には、支柱21の固定部21aが嵌
まる受け部29を一体に固着する一方、本体29の下片に、
天板2の下面を押さえるねじ棒30を螺合している。支柱
21の固定部21aは受け部29にねじ31で締結されている
が、このねじ31と、下棚8に支柱21を固定するためのね
じ25とを兼用すると、部品点数を低減できると共に、ね
じの紛失を防止できて好適である。
で、図7に示すように大きな画面のパソコンやワープロ
のディスプレイ32を設置することも簡単になる。灯具22
は高さ調節自在でしかも前方に大きく引き出せるため、
図4のように上棚9を取り外した状態においても、下棚
8の棚板10に嵩高のディスプレイ32等を設置することが
できる。
い長さの蛍光灯22bを使用すると、机上を明るく照らす
ことができる利点がある。 (2).第2実施形態(図8) 図8に示す第2実施形態は、電源コンセントの取付け手
段の例である。このうち (A)では、下棚8の棚板10の前
端部にブラケット34を介してコンセント35を取付け、コ
ード36は、背板14に空けた穴37から引き込んでいる。ま
た、 (B)では、支柱21の固定部21aの前面にコンセント
35を設け、このコンセント35を、下棚8の背板14に空け
た穴38を介して前方に露出させている。 (B)のように構
成すると、棚装置6を取り除いた後にもコンセント35を
使用できる利点がある。
他の部位に設けても良い。 (3).第3実施形態(図9) 図9では、支柱21の固定手段の別例である第3実施形態
を示している。このうち (A)で示す例では、支柱21の固
定部21aの下端に、天板2に広い面積で重なり合う足部
21dを一体に形成し、この足部21dを、ねじ式の支持具
27で天板2に固定している。また、 (B)で示す例では、
固定部21aの下端に形成した足部21dをねじ39で天板2
に押さえ固定している。符号40で示すのは鬼目ナットで
ある。
板2に固定されている。 (4).第4実施形態(図10〜図13) 図10〜図13では第4実施形態を示している。図10は正面
図、図11のうち (A)は図10の XIA-XIA視断面図、 (B)は
(A)の B-B視断面図、 (C)は (A)の C-C視部分断面図、
図12は支柱21の固定手段を示す図、図13は棚装置6を取
去った使用例を示す図で、 (A)は正面図、 (B)は (A)の
B-B視側面図である。
それと同じで、上棚8と下棚9とから成っている。他
方、照明装置7は、左右一対の支柱21と灯具22とを備え
ており、左右支柱21は第1実施形態と同様に筒状の固定
部21aと可動部21bとで伸縮式に構成されており、図11
(C) に示すように、固定部21aはねじ25で下棚8の背板
14に固定されている。この実施形態では支柱21の固定部
21a及び可動部21bとも丸パイプからなっており、図12
(A) に示すように、可動部21bに上下適宜間隔で係合穴
41を空けて、任意の係合穴41に、固定部21aに貫通した
ロックボルト42を通している。従って、この例では灯具
22は段階的に高さ調節できる。
ける可動部21bのアーム21cにはブロック状のブラケッ
ト43を一体に固着して、左右ブラケット43の上面に、補
助棚板44を差し渡し固着している。また、左右ブラケッ
ト43の内側面に、スライダー47を、レール45と溝46との
嵌め合いによって落下不能で且つ前後摺動自在に重ね合
わせて、左右スライダー47に灯具22の端面を固着してい
る。
つか示している。このうち (B)では、天板2及び脚体3
の背面にねじ止めする支持具27に底付きの受け部27aを
溶接等によって固着し、この受け部27aに支柱21の固定
部21aを上方から嵌め込んでいる。 (C)では、支持具27
を脚体3の後面と内側面とにねじ48で固着している。
(D)では、金属板を曲げ加工することによって受け部27
aを一体成形した支持具27を、ねじ48で脚体3の内面に
固着している。 (E)では、金属板を曲げ加工することに
よって受け部27aを形成した支持具27を、ねじ48で脚体
3の後面に固着している。
えば (E)に一点鎖線で示すように、支持具27を上下逆に
した姿勢で取付けることにより、受け部27aを天板2の
下方に位置させることができる。従って、支持具27は、
梱包の邪魔にならない状態で予め机1に取付けておくこ
とができる利点である。この第4実施形態においては、
照明装置7の補助棚板44に物品を載せることができる。
従って、上棚9を取り外した状態で、照明装置7を棚に
兼用することができる。また、図13に示すように、棚装
置6を全て取り外した状態で、例えば机上にパソコン
(或いはワープロ等のOA機器)のディスプレイ32や本
体を置いて、補助棚44にプリンタ44を載せるというよう
な使い方もできて、便利である。この場合、補助棚板44
に物を載せた状態でも灯具22は自在に前後動させること
ができるので、補助棚44の使用のいかんに関係なく机上
を的確に照明できる。
(A)は側面図、 (B)は (A)の B-B視断面図である。この
実施形態でも左右一対の支柱21を備えており、左右支柱
21のアーム21cには補助棚板44を差し渡し固着してい
る。左右支柱21は断面角形(円形等でも良い)に形成さ
れており、上下適宜間隔で係合穴41が空いている。支柱
21は、机1の背面にねじ48で固着した支持具27の受け部
27aに嵌まっており、受け部27aにねじ込んだロックボ
ルト42を任意の係合穴41に挿入している。従って、灯具
22を段階的に高さ調節できる。また、灯具22における笠
22aの左右両側面に取付けた前後長手のガイドバー50
を、支柱21の上端に形成した水平状のアーム21cに差し
込んでいる。従って、灯具22は前後方向に移動調節でき
る。
ているが、棚装置を取付けた状態では、支柱21は下棚8
等の背板14の裏面にねじで固着すれば良い。また、この
図14の状態のままで棚装置6を机上に配置しても良い。
この例では、灯具22を前後方向に首振り自在に構成して
いる(他の実施形態においても、灯具22を首振り自在に
取付けても良い)。
更に様々の形態に具体化できる。例えば、一つの灯具に
複数本の蛍光灯を取付けても良い。また、灯具は必ずし
も棚装置の間口寸法に近い長さに設定する必要はなく、
例えば、間口寸法の半分程度の長さにするなど、必要に
応じて適宜設定すれば良い。
装置は上下分離方式には限らず、単一構造でも良い。
側断面図である。
である。
B-B視断面図、 (C)は(A)の C-C視部分断面図である。
図、 (B)〜(E) は第4実施形態で使用する支持具の例を
示す図である。
使用する状態の図である。
Claims (2)
- 【請求項1】天板の後部に、左右側板と棚板と背板とを
備えた棚装置と、支柱の上端部に灯具が取付いた照明装
置とを、照明装置の支柱が棚装置における背板の裏側に
位置するようにして取り外し可能に配置し、更に、照明
装置は、少なくとも棚装置を天板から取り外した後に支
柱を倒れ不能に保持する支持手段を備えていることを特
徴とする棚装置と照明装置を備えた机。 - 【請求項2】「請求項1」において、 前記棚装置を、天板に着脱自在に取り付けた下棚と、こ
の下棚に着脱自在に取り付けた上棚とに分離構成し、下
棚の背板と上棚の棚板との間のうち少なくとも前記照明
装置の支柱に対応した部位に空間を形成し、前記照明装
置の支柱の上端に、前記下棚の背板と上棚の棚板との間
の空間から前方に延出する水平状のアームを設け、この
アームに前記灯具を取付けていることを特徴とする棚装
置と照明装置を備えた机。
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Cited By (2)
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KR100970698B1 (ko) | 2010-02-18 | 2010-07-16 | 제이디미디어 주식회사 | 음향방송장비용 리니어 조명장치 |
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- 1998-02-20 JP JP10039034A patent/JP3014996B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1999
- 1999-10-20 JP JP29843099A patent/JP4023580B2/ja not_active Expired - Lifetime
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