JP4177127B2 - 照明器具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、棚板の下面等に取り付けられる照明器具、特にその配線構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の照明器具としては、例えば、上面を取付面として、棚板の下面等に取り付けるようにした、下面が開口する左右方向に長い倒立横長箱状のケース(カバー)内に、直管型蛍光灯等の照明灯を設け、棚板の下方を照らすようにしたものがある(例えば特許文献1参照)。
【0003】
この種の照明器具の電源線等の配線は、一般的に、ケースの後面中央に穿設した挿通孔を通って、外部に引き出されるようになっている。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−122112号公報(図2及び図3等)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような照明器具を棚板の下面等に取り付ける場合、ケースの後面における挿通孔の直後に、コンセントまたは配線案内手段等があることはむしろまれで、通常は、挿通孔より後方に出た配線を、左右いずれかに折り曲げて、棚板を支持する側板や支柱等の内面に設けたコンセント、または配線案内手段等に接続することが多い。
【0006】
このような場合に、挿通孔からコンセントまたは配線案内手段までの距離が長ければ長いほど、その間の配線が垂れ下がりやすく、その垂れ下がった配線が、照明器具の下方より露呈し、見栄えが悪くなるおそれがある。
【0007】
この配線の垂れ下がりを防止するため、配線の適所を、ケーブルクランプ等をもって、棚板の下面や照明器具の後面等に止着するようにすると、その止着作業が煩雑であるとともに、照明器具に付属する部品点数が増大する。
【0008】
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑みてなされたもので、部品点数を増大させることなく、電源線等の配線を、垂れ下がることなく、いずれの方向へも引き出すことができ、もって配線の都合による取付位置の制限をなくすことができるとともに、外観を損なうことがないようにした照明器具を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 上面が棚板等の下面に固着された左右方向を向く横長のケース内に照明灯を設け、かつ前記ケースの後面より配線が外部に延出するようにした照明器具において、前記ケースの後面両側部に、後方に向かって突出し、かつ配線を着脱自在に装着しうる配線ホルダを設けてなり、この配線ホルダは、ケースの後面より突出し、かつ後端に起立部を有する配線受け部と、配線受け部の上方においてケースの後面より突出し、かつ後端と配線受け部の起立部の上端との間に配線を挿入可能な隙間が形成されるようにした押え突起とを有するものとする。
【0010】
( 2 ) 上記( 1 ) 項において、押え突起の上面を、ケースの上面と等高とする。
【0011】
( 3 ) 上記(1)または ( 2 ) 項において、ケースは、照明灯の少なくとも上面と後面とを覆うケース本体と、このケース本体の両側端に着脱自在に装着され、かつ照明灯の両側面を覆うサイドキャップとを備えてなり、両サイドキャップの後面に、配線ホルダを一体的に設けてなるものとする。
【0012】
( 4 ) 上面が棚板等の下面に固着された左右方向を向く横長のケース内に照明灯を設け、かつ前記ケースの後面より配線が外部に延出するようにした照明器具において、前記ケースは、照明灯の少なくとも上面と後面とを覆うケース本体と、このケース本体の両側端に着脱自在に装着され、かつ照明灯の両側面を覆うサイドキャップとを備えてなり、両サイドキャップの後面に、後方に向かって突出し、かつ配線を着脱自在に装着しうる配線ホルダを一体的に設けてなる。
【0013】
( 5 ) 上記( 4 )項において、配線ホルダは、ケースの後面より突出し、かつ後端に起立部を有する配線受け部を有するものとする。
【0014】
(6) 上面が棚板等の下面に固着された左右方向を向く横長のケース内に照明灯を設け、かつ前記ケースの少なくとも後面より、配線が外部に延出するようにした照明器具において、前記ケースの後部上面に、左右方向を向く配線溝を設けるとともに、ケースの後面における両端部を含む複数個所に、前端が前記配線溝に連通し、かつ前記配線溝内に収容した配線をケースの後方に導くための前後方向を向く配線引出し溝を設ける。
【0015】
(7) 上記(6)項において、ケースの後面に、いずれかの配線引出し溝の後端部より下方に延出し、かつ下端がケースの下面に開口して、配線をケースの下方に引出し可能とする下向き溝を設ける。
【0016】
(8) 上記(6)または(7)項において、配線溝の両端を、ケースの両側端に開口し、配線をケースのいずれの側端からも引出し可能とする。
【0017】
(9) 上記(6)〜(8)項のいずれかにおいて、ケースにおける配線溝より後方の部分の上端を、ケースの他部の上面より低くし、ケースを棚板等の下面に取り付けたときに、棚板等の下面と前記ケースの後方の部分の上端との間に、配線を配線溝に出し入れしうる隙間が形成されるようにする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図5は、本発明の第1の実施形態を示すもので、図1は、本発明の第1の実施形態を備える上棚付きテーブルの正面図である。
【0019】
図1に示すように、テーブル(1)は、左右1対の側脚(2)(2)の上端に天板(3)を載置して固定することにより構成され、天板(3)上には、上棚(4)が設けられている。
上棚(4)は、天板(3)の後部上面に立設した左右1対の側板(5)(5)の上端に、棚板(6)を載置して固定することにより形成されており、この棚板(6)の下面に、本発明の第1の実施形態である照明器具(7)が取り付けられている。
【0020】
後に詳細に説明するように、照明器具(7)の後面からは、テーブル(1)の天板(3)上に設けられた電源用のコンセント(8)に接続される配線(9)が延出している。
この配線(9)は、棚板(6)の下面及び側板(5)の内面に添うように、ケーブルクランプ(10)をもって、適所をそれらの面に止着されている。
【0021】
図2〜図4は、本発明の第1の実施形態である照明器具(7)を示す。
この照明器具(7)は、上面を棚板(6)等への取付面とした左右方向に長い水平板状の基片(11)の前後の縁に、下方を向く前片(12)及び後片(13)を連設してなるケース本体(14)と、このケース本体(14)の両側端に着脱自在に装着されたサイドキャップ(15)とにより形成された、左右方向を向く横長倒立箱状のケース(16)を備えている。
【0022】
ケース本体(14)は、その基片(11)の上面適所に穿設した取付孔(17)に挿通したねじ(図示略)により、棚板(5)の下面にねじ止めされるようになっている。
【0023】
ケース(16)内には、左右1対のソケット(18)(図4参照)と、それらによって両端を支持された左右方向を向く直管型の照明灯(蛍光灯)(19)と、図示を省略した安定器、及びスタータ等が設けられている。
【0024】
ケース本体(14)の後片(13)の中央部には、挿通孔(20)(図4参照)が穿設され、この挿通孔(20)に嵌合した断線防止用のゴム製保護具(21)を通して、配線(9)が外部に引き出されている。
【0025】
ケース(16)の両側部におけるサイドキャップ(15)の後面上部には、後方に向かって突出し、かつ配線(9)を着脱自在に保持しうる配線ホルダ(22)が、それぞれ一体的に設けられている。
【0026】
配線ホルダ(22)は、サイドキャップ(15)の後面より突出し、かつ後端に起立部(23a)を有する配線受け部(23)と、この配線受け部(23)の上方において、サイドキャップ(15)の後面より突出し、かつ後端と配線受け部(23)の起立部(23a)の上端との間に、配線(9)を挿入可能な隙間(A)(図3及び図4参照)が形成されるようにした押え突起(24)とを備えている。押え突起(24)の上面は、サイドキャップ(15)の上面と等高としてある。
【0027】
したがって、第1の実施形態によると、図1に示すように、コンセント(8)が机上の左側部に設けられている場合には、左方のサイドキャップ(15)の後面に設けられた配線ホルダ(22)に配線(9)を保持させることにより、配線(9)を、照明器具(7)の下方に垂れ下がることなく、照明器具(7)の左端後方より左方に体裁よく引き出すことができる。
【0028】
また、図示していないが、コンセント(8)または配線案内手段が机上の右側部に設けられている場合には、右方のサイドキャップ(15)の後面に設けられた配線ホルダ(22)に配線(9)を保持させることにより、配線(9)を、照明器具(7)の下方に垂れ下がることなく、照明器具(7)の右端後方より右方に体裁よく引き出すことができる。
【0029】
さらに、照明器具(7)を、棚板(6)の下面に取り付けたままで、左方の配線ホルダ(22)に保持されている配線(9)を、隙間(A)を通して、その配線ホルダ(22)から取外し、右方の配線ホルダ(22)に、その隙間(A)を利用して、後方から挿入することにより、配線(9)の各配線ホルダ(22)への着脱及び付け替えを自由に簡単に行うことができる。
【0030】
図4に示すように、棚板(6)が木製等の場合には、配線ホルダ(22)における押え突起(24)が、棚板(6)の下面に体裁よく密接して、配線ホルダ(22)が配線受け部(23)から外れるのを防止することができる。
【0031】
なお、図4に示すように、照明器具(7)を棚板(6)の下面に取り付けたとき、配線ホルダ(22)における配線受け部(23)の直上に、棚板(6)の下面が、ケース本体(14)の基片(11)の上面と等高として存在する場合は、その棚板(6)の下面から配線受け部(23)の起立部(23a)の上端までの距離が、上記の隙間(A)と同等となるようにして、配線受け部(23)をサイドキャップ(15)の後面に突設しておくことにより、押え突起(24)を省略することができる。
この場合、棚板(6)の下面が、配線受け部(23)から配線(9)が外れるのを防止する、押え突起(24)の機能を果たすことになる。
【0032】
図5に示すように、棚板(6')がスチール製で、しかも照明器具(7)を棚板(6')の下面における補強材(6a)の下面に取り付け、配線ホルダ(22)の直上に、ケース本体(14)の基片(11)の上面と等高となる棚板(6')の下面が存在しない場合には、押え突起(24)が、配線受け部(23)から配線(9)が外れるのを防止するという、本来の機能を発揮することができる。
【0033】
図6及び図7は、本発明の第2の実施形態を示す。
この例では、照明器具(7)は、上述のケース(16)と同様に、水平の基片(30)と、その前後の縁から垂下する前片(図示略)及び後片(31)とを備えるケース本体(32)の両端に、サイドキャップ(33)(33)を着脱自在に装着してなるケース(34)を備えている。
【0034】
ケース(34)における基片(30)の後部上面と両サイドキャップ(33)(33)の後部上面とに亘って、左右方向を向く側面視U字状の配線溝(35)が設けられており、またケース(34)の後面、より詳しくは、ケース本体(32)における後片(31)の両側端部と中央部との上面には、前端が配線溝(35)に連通し、かつその配線溝(35)内に収容した配線(9)をケース(34)の後方に導くための、前後方向を向く配線引出し溝(36)がそれぞれ設けられている。
【0035】
さらに、ケース本体(32)における後片(31)の後面中央部には、配線引出し溝(36)の後端部より下方に延出し、かつ下端が後片(31)の下面に開口して、配線(9)をケース(34)の下方に引出し可能とする下向き溝(37)が設けられている。
【0036】
ケース(34)における配線溝(35)より後方の部分、すなわち後片(31)の上端は、基片(30)の上面より若干低位とし、図7に示すように、基片(30)の上面を棚板(6)の下面に取り付けたとき、棚板(6)の下面と後片(31)の上端との間に、配線(9)を配線溝(35)に出し入れしうる隙間(B)が形成されるようにしてある。
【0037】
したがって、第2の実施形態においては、基片(30)における配線溝(35)の中央部の前壁部分に穿設した挿通孔(38)を通って、配線溝(35)内に導びき出した配線(9)を、上述したコンセントや配線案内手段等の位置、その他の周囲の状況に応じて、配線溝(35)の右半部または左半部に通した後、ケース(34)の両側部の配線引出し溝(36)のいずれかへ通して、後方に引き出したり、または配線溝(35)をそのまま直線状に通して、左右いずれかのサイドキャップ(33)の側端面から、左右いずれかの側方に引き出したり、さらには、配線溝(35)を通らず、挿通孔(38)から配線溝(35)を横切って、中央の配線引出し溝(36)を通して、後方に引き出したり、または中央の配線引出し溝(36)から、さらに下向き溝(37)通して、下方に向けて引き出したりすることができる。
【0038】
また、隙間(B)を利用することにより、照明器具(7)を、棚板(6)の下面に取り付けたままで、配線(9)の引出し方向を、簡単かつ自由に変更することができる。
【0039】
なお、上記第1及び第2のいずれの実施形態においても、ケース本体(14)(32)を、蛍光灯等の照明灯(19)の上面、前面、及び後面を覆う基片(11)(30)と、前片(12)と、後片(13)(31)とを備えるものとしたが、前片(12)を省略し、それに代えて、透光性のカバー(図示略)を装着したり、またはケース本体(14)(32)の下面にも、透光性のカバーを装着したりして実施してもよい。
【0040】
また、ケース(16)(34)の向きを90°回転させて、基片(11)(30)の上面を、垂直面等に取り付けて実施することもできる。
【0041】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、電源線等の配線を、垂れ下がることなく、いずれの方向へも引き出すことができ、もって配線の都合による取付位置の制限をなくすことができるとともに、外観を損なうことがないようにすることができる。 また、配線受け部により、配線を係止し、配線が照明器具の下方に垂れ下がらないように保持することができる。
さらに、配線の浮き上がりによる配線受け部からの脱落を防止することができるとともに、配線を配線ホルダに容易に出し入れすることができる。
【0042】
請求項2記載の発明によれば、押え突起の棚板の下面等に密接して、美麗な外観を呈することができる。
【0043】
請求項3記載の発明によれば、配線ホルダをサイドキャップと一体的に形成することにより、部品点数を増大させることなく、配線ホルダを簡単にケースに設けることができるとともに、ケース本体に特殊な加工を施すことなく、板金のプレス加工や、合成樹脂材料の押し出し成型等により、ケース本体を安価に簡単に成形することができる。
【0044】
請求項4記載の発明によれば、電源線等の配線を、垂れ下がることなく、いずれの方向へも引き出すことができ、もって配線の都合による取付位置の制限をなくすことができるとともに、外観を損なうことがないようにすることができる。
また、配線ホルダをサイドキャップと一体的に形成することにより、部品点数を増大させることなく、配線ホルダを簡単にケースに設けることができるとともに、ケース本体に特殊な加工を施すことなく、板金のプレス加工や、合成樹脂材料の押し出し成型等により、ケース本体を安価に簡単に成形することができる。
【0045】
請求項5記載の発明によれば、配線受け部により、配線を係止し、配線が照明器具の下方に垂れ下がらないように保持することができる。
【0046】
請求項6記載の発明によれば、部品点数を増大させることなく、電源線等の配線を、垂れ下がることなく、いずれの方向へも引き出すことができ、もって配線の都合による取付位置の制限をなくすことができるとともに、配線が外部に露呈することなく、美麗な外観を呈することができる。
【0047】
請求項7記載の発明によれば、配線を、下向き溝を通して、ケースの後面から下方に向けて体裁よく引き出すことができる。
【0048】
請求項8記載の発明によれば、配線を、配線溝を通して、ケースのいずれの側端からも、体裁よく自由に引出すことができる。
【0049】
請求項9記載の発明によれば、棚板等の下面とケースの後部の上端との間に形成される隙間を利用することにより、照明器具を、棚板の下面等に取り付けたままで、配線の引出し方向を、簡単かつ自由に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態を備える上棚付きテーブルの正面図である。
【図2】 同じく、照明器具を後方より見た斜視図である。
【図3】 同じく、要部の拡大斜視図である。
【図4】 同じく、図1のIV−IV線に沿う拡大縦断側面図である。
【図5】 同じく、本発明の第1の実施形態を、構造の異なる棚板の下面に取り付けたときの要部の拡大縦断側面図である。
【図6】 本発明の第2の実施形態を後方より見た斜視図である。
【図7】 同じく、棚板の下面に取り付けたときの要部の縦断側面図である。
【符号の説明】
(1)テーブル
(2)側脚
(3)天板
(4)上棚
(5)側板
(6)(6')棚板
(6a)補強材
(7)照明器具
(8)コンセント
(9)配線
(10)ケーブルクランプ
(11)基片
(12)前片
(13)後片
(14)ケース本体
(15)サイドキャップ
(16)ケース
(17)取付孔
(18)ソケット
(19)照明灯(蛍光灯)
(20)挿通孔
(21)ゴム製保持具
(22)配線ホルダ
(23)配線受け部
(23a)起立部
(24)押え突起
(30)基片
(31)後片
(32)ケース本体
(33)サイドキャップ
(34)ケース
(35)配線溝
(36)配線引出し溝
(37)下向き溝
(38)挿通孔
(A)(B)隙間
Claims (9)
- 上面が棚板等の下面に固着された左右方向を向く横長のケース内に照明灯を設け、かつ前記ケースの後面より配線が外部に延出するようにした照明器具において、
前記ケースの後面両側部に、後方に向かって突出し、かつ配線を着脱自在に装着しうる配線ホルダを設けてなり、この配線ホルダは、ケースの後面より突出し、かつ後端に起立部を有する配線受け部と、配線受け部の上方においてケースの後面より突出し、かつ後端と配線受け部の起立部の上端との間に配線を挿入可能な隙間が形成されるようにした押え突起とを有していることを特徴とする照明器具。 - 押え突起の上面を、ケースの上面と等高とした請求項1記載の照明器具。
- ケースは、照明灯の少なくとも上面と後面とを覆うケース本体と、このケース本体の両側端に着脱自在に装着され、かつ照明灯の両側面を覆うサイドキャップとを備えてなり、両サイドキャップの後面に、配線ホルダを一体的に設けてなる請求項1または2記載の照明器具。
- 上面が棚板等の下面に固着された左右方向を向く横長のケース内に照明灯を設け、かつ前記ケースの後面より配線が外部に延出するようにした照明器具において、
前記ケースは、照明灯の少なくとも上面と後面とを覆うケース本体と、このケース本体の両側端に着脱自在に装着され、かつ照明灯の両側面を覆うサイドキャップとを備えてなり、両サイドキャップの後面に、後方に向かって突出し、かつ配線を着脱自在に装着しうる配線ホルダを一体的に設けてなることを特徴とする照明器具。 - 配線ホルダは、ケースの後面より突出し、かつ後端に起立部を有する配線受け部を有している請求項4記載の照明器具。
- 上面が棚板等の下面に固着された左右方向を向く横長のケース内に照明灯を設け、かつ前記ケースの少なくとも後面より、配線が外部に延出するようにした照明器具において、
前記ケースの後部上面に、左右方向を向く配線溝を設けるとともに、ケースの後面における両端部を含む複数個所に、前端が前記配線溝に連通し、かつ前記配線溝内に収容した配線をケースの後方に導くための前後方向を向く配線引出し溝を設けたことを特徴とする照明器具。 - ケースの後面に、いずれかの配線引出し溝の後端部より下方に延出し、かつ下端がケースの下面に開口して、配線をケースの下方に引出し可能とする下向き溝を設けた請求項6記載の照明器具。
- 配線溝の両端を、ケースの両側端に開口し、配線をケースのいずれの側端からも引出し可能とした請求項6または7記載の照明器具。
- ケースにおける配線溝より後方の部分の上端を、ケースの他部の上面より低くし、ケースを棚板等の下面に取り付けたときに、棚板等の下面と前記ケースの後方の部分の上端との間に、配線を配線溝に出し入れしうる隙間が形成されるようにした請求項6〜8のいずれかに記載の照明器具。
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