JP3421750B2 - パネル装置 - Google Patents

パネル装置

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JP3421750B2
JP3421750B2 JP24580499A JP24580499A JP3421750B2 JP 3421750 B2 JP3421750 B2 JP 3421750B2 JP 24580499 A JP24580499 A JP 24580499A JP 24580499 A JP24580499 A JP 24580499A JP 3421750 B2 JP3421750 B2 JP 3421750B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィス等におい
て好適に使用され、パネルにより机を構成する天板の使
用領域を分割可能に構成してなるパネル装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のオフィス等においては、対をなす
机を対面配置したり、あるいは対向する2辺を使用端と
する一枚の天板を有するような机を用いたりして、使用
者が対面着座するような執務エリアを形成するワークス
タイルが広く普及している。そして、このように構成し
た天板上には、各使用者の執務スペースを区画すべく、
机上にパネルを起立させて仕切として用いるデスクトッ
プタイプのパネル装置を設置することがしばしば行われ
ている。しかして、従来のこの種のパネル装置は、パネ
ルの各側縁部にそれぞれ支柱をねじ止め等により一体的
に取り付けてなるものであり、パネルの下縁から延出し
たこれら支柱を机に取り付けるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
パネル装置は、支柱とパネルとをねじ止めによって固定
した一体的な構造のものであるため、その組立が煩雑と
なるうえ、パネルのみを取り外したり他の種類のものに
交換したりすることが極めて困難となる。また、このよ
うに一体的構造であることから、支柱にオプション部品
やタスクライト等を取り付けにくく、たとえ取り付けら
れるように構成した場合でも、パネルを机から取り外す
際には、支柱ごと机から取り外す必要が生じ、これらオ
プション部品等も全て取り外さなければならなくなるこ
とも考えられる。そしてこのような点から、これらオプ
ション部品等を取り付けるために別個の支持部材を設け
る必要が生じるなど、部品点数の増大を招く場合もあ
る。このように従来のパネル装置は、組立着脱の点や使
い勝手の点で柔軟性を欠き、結果的にシステムとしての
拡張性も低くなるという問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような問題点を解決
するために、本発明は、パネルをねじ等を用いることな
く支持部材に支持させ、組立着脱を容易とすべく、天板
に起立させた一対の支持部材にそれぞれパネル支持溝を
設け、これらパネル支持溝に前記パネルの各側縁部を着
脱可能に嵌め込んで支持させたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明に係るパネル装
置は、机の天板上に設置されるデスクトップ型のもので
あって、前記天板に一対の支持部材を支持させるととも
に、各支持部材にパネル支持溝を互いに対向するように
それぞれ開口させ、これらパネル支持溝に横けんどん方
式にパネルの各側縁部を嵌め込み前記各支持部材に着脱
可能に起立支持させるようにしたものであって、この横
けんどん方式により一方のパネル支持溝に嵌め込まれた
パネルを他方の支持部材に向かって押し付け該パネルを
所定の取付位置に保持固定する弾性体と、少なくとも一
方の支持部材に移動可能に装着され前記弾性体によって
他方の支持部材に向かって動こうとする力を付与される
パネル押さえ部材とを設けて、前記パネルをこのパネル
押さえ部材により前記他方の支持部材に押し当てるよう
に構成していることを特徴とする。
【0006】このようなものであれば、パネルのみを取
り外したり他の種類のものに交換したりすることが極め
て簡単となり、組立に大きな負担がかかることもない。
したがって、遮音や遮光等、そのときに要求される目的
に応じて、種々の素材のパネルに交換することが容易に
でき、また支持部材にオプション部品やタスクライト等
を取り付けやすい構造のものにも容易にできる。このよ
うに、本発明に係るパネル装置によると、組立着脱の容
易性や使い勝手を向上させることができ、システムとし
ての拡張性も容易に高めることができるようになる。
【0007】さらに、横けんどん方式を利用して少なく
とも一方のパネル支持溝に嵌め込まれたパネルを他方の
支持部材に向かって押し付け該パネルを所定の取付位置
に保持固定する弾性体と、少なくとも一方の支持部材に
移動可能に装着され前記弾性体によって他方の支持部材
に向かって動こうとする力を付与されるパネル押さえ部
材とを設けて、前記パネルをこのパネル押さえ部材によ
り前記他方の支持部材に押し当てるように構成している
ので、嵌め込んだパネルをがたなく安定して起立させる
ことができるようになる。
【0008】このようにパネルをパネル支持溝に嵌め込
んで支持させる構造を有効利用し、簡単な構造で種々の
素材のパネルを共通して支持できるようにするには、複
数種類のパネルの側縁部を、パネル支持溝の幅寸法に対
応した所定厚み寸法に設定して共通化しておくことが望
ましい。この支持部材を利用してオプション部品を使い
勝手よく取り付けられるようにするには、前記支持部材
の上端部間に横架材を架け渡して門型の構造体を構成
し、この横架材にトレイ等のオプション部品を取り付け
得るようにしておくことが好適である。具体的には、横
架材の両端部に亘って取付溝を連続的に設け、オプショ
ン部品に設けた取付爪を前記取付溝に係り合わせること
により、該オプション部品を横架材の長手方向に沿った
自在な位置に取り付け得るよう構成しているものが望ま
しい。
【0009】本発明の効果が顕著に奏される実施態様と
しては、天板が、少なくとも対向する2辺を使用端とし
それら2辺から略等距離に位置する部位に共有領域を設
定してなるものであって、この共有領域の両端部に支持
部材をそれぞれ設置しているものが挙げられる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。本実施例に係る机は、図1に示すように、天
板1と、この天板1を支持する4本の脚8とを具備して
なるものである。天板1は、例えば、1600mmの一
辺を有する平面視正方形をなすもので、対向する2辺を
それぞれ使用端1a、1bとしている。そして、これら
両使用端1a、1bから略等距離に位置する部位を共有
領域2とし、この共有領域2に天板1を厚み方向に貫通
する平面視長方形状をなす開口部31を設けるととも
に、この開口部31を2枚の蓋体32により閉塞してい
る。蓋体32には、5つの円形配線挿通口33が所定の
ピッチで穿ち設けてあり、これら配線挿通口33には、
例えば、対応した径を有する略円筒体状のコネクタボッ
クスCBが嵌め込まれている。このコネクタボックスC
Bは、電源コンセント用のものや、LANコネクタ用の
ものなど複数種類が用意されており、配線挿通口33か
ら引き抜いて天板1上に持ち出せるようになっている。
【0011】各脚8は、下端にアジャスタ81を有した
円筒体状のもので、その上端を天板1の下面に当てるよ
うにして取り付けている。しかして、本実施例では、こ
のような構成の天板1の共有領域2にパネル装置を取り
付け、天板1の使用領域を二分できるようにしている。
このパネル装置は、前記共有領域2の端部、すなわち天
板1の対向する側縁部1c、1d中央から支持部材たる
支柱51をそれぞれ起立させ、これら支柱51の上端部
間に横架材52を架け渡して門型の構造体5を形成する
とともに、これら支柱51にパネル73を起立支持させ
てなるものである。
【0012】この構造体5の構成要素について図2〜図
6を参照して詳述すれば、支柱51は、角パイプ状をな
す支柱本体511と、支柱本体511の外向面に着脱可
能に取り付けられた配線用カバー512と、この支柱本
体511の上端に取り付けられた上カバー513とを具
備するものであり、支柱本体511の下端に取り付けら
れた天板取付用ブラケットBTを介して天板1に固定さ
れている。この天板取付用ブラケットBTは、平面視半
月状の上板BTaと、その外側縁から下方に一体に屈曲
させた側板BTbと、この側板の下縁から内方に一体に
屈曲させた下板BTcとからなるものであり、この上板
BTaと下板BTcとにより上下から天板1を挟み込ま
せたうえで、この下板BTcを天板1の下面にねじ止め
することで天板1に固定している。支柱本体511は、
この天板取付用ブラケットBTの上板BTaにその下端
を溶接したもので、その内板511bには上下端に亘っ
て連続的に延びるパネル支持溝10をその厚み方向に貫
通させている。配線用カバー512は、内方に開口する
チャネル状のもので、支柱本体511の外板511aに
固定されたナットNT1にこの配線用カバー512の外
板を挿通させてねじBT1を締着することにより支柱本
体511に取り付けてある。そして、この配線用カバー
512と支柱本体511の外向面とにより上下に延びる
配線空間Sを形成する。上カバー513は、支柱本体5
11の上端を閉塞するだけでなく、この支柱本体511
の上端外側縁からさらに外方に延びて配線用カバー51
2の上端をも閉塞する矩形薄板状のもので、その中央に
は後述するリフレクタ取付部材54を取り付けるための
貫通孔513aを設け、この貫通孔513aに連続する
ようにその下面にナットNT2を固定している。また、
外側縁には切り欠き部513bを設け、配線等をここか
ら引き出せるように構成している。
【0013】横架材52は、特に図3、図5に示すよう
に、角パイプ状の芯材521と、この芯材521の両側
面に取り付けた一対の長尺状オプション取付部材522
とを具備してなるものであり、前記各支柱本体511の
上端部に内方に延びるように溶接したアーム53を、前
記芯材521の各端部に嵌め込み、ねじBT2を締着す
ることにより、各支柱51の上端部に結合させている。
このオプション取付部材522は、芯材521の側面に
溶接等により取り付けられた起立板523と、この起立
板523の上縁から外方に延ばした上水平板524と、
この上水平板524の外縁から下方に延ばした上側板5
25と、前記起立板523の下縁から外方に延ばした下
水平板526と、この下水平板526の外縁から下方に
延ばした下側板527とを一体に形成してなるものであ
る。そして、上水平板524、起立板523、及び下水
平板526に囲まれて外向きに開口する取付溝91が、
天板1の各使用端1a、1bに向く横架材52の各側面
に形成され、この取付溝91の開口の上半部を上側板5
25が覆うようにしてある。また、各オプション取付部
材522を構成する下側板527の端部間には外方に突
出する凸条529を具備した回り止め板528が取り付
けられており、横架材52を支柱51に連結する際に
は、この凸条529が支柱本体511のパネル支持溝1
0に嵌合し、回り止めの役割を担うようにしてある。
【0014】一方、パネル73は、図2、図4、図6等
に示すように、例えば、パネル支持溝10の幅より若干
小さい所定の厚み寸法を有する等厚木製のものであり、
遮音性を高めたい場合に好適に用いられる。本実施例で
は、図8に示すように、この他にパンチングメタル製の
もの73Aやアクリル製のもの73B、あるいクロス張
パネル(図示していない)など、遮音や遮光等の目的に
応じた複数種類を用意している。そして前記所定の厚み
寸法と異なる厚さものは、その両側縁部73a、73b
の厚みを所定の寸法にする縁材731を取り付けてい
る。
【0015】しかしてこのようなパネル73は、横けん
どん式にて支柱51のパネル支持溝10に嵌め込み得る
ようにしている。そしてそのために、図4、図6、図7
に示すように、先にパネル73を嵌め込まれる一方の支
柱本体511の内部に、その内板511bと平行をなす
可動パネル押さえ板T1を移動可能に装着し、この可動
パネル押さえ板T1に、ばねに代表される弾性体SPに
よりパネル支持溝10側に動こうとする力を付与してい
る。また、他方の支柱本体511の内部には、パネル支
持溝10から所定距離離間して固定された固定パネル押
さえ板T2が装着してある。
【0016】具体的に、パネル73を取り付けるには、
図7に示すように、これを若干斜めにした姿勢で、一方
の側縁部73aを一方の支柱51のパネル支持溝10に
挿入しながら、この側縁部73aにより可動パネル押さ
え板T1を弾性体の弾性力に逆らって支柱51の内方へ
押し込む。その後、姿勢を変えて他方の側縁部73bを
他方の支柱51のパネル支持溝10に正対させて挿入す
る。このように取り付けたパネル73は、図6に示すよ
うに、両側縁部73a、73bを各パネル支持溝10内
に挿入されて奥行き方向の移動を規制されるとともに、
パネル押さえ板T1、T2により挟み込まれて左右方向
の移動を規制され、ほぼがたなく固定される。なお、取
り外しの際には取り付けと逆の手順で行う。
【0017】さらに本実施例では、図1等に示すよう
に、構造体5にトレーやボックス、ダブルソータ等のオ
プション部品71(図中にはボックスを表示している)
や照明器具4等を取り付けられるようにし、この机の使
用に際しての利便性向上を図っている。詳述すれば、ト
レー等のオプション部品71は、天板1の各使用端1
a、1bを向く横架材52の側面にそれぞれを取り付け
られる。すなわち、図5に示すように、各オプション部
品の背面に取付爪たる上向きのフック爪92を設けてお
き、このフック爪92を横架材52に設けた取付溝91
の開口から挿入しその先端部を上側板525の内面に係
り合わせることにより、該オプション部品71を横架材
52の長手方向に沿った自在な位置に取り付け得るよう
構成している。
【0018】また、照明器具4は、横架材52の下面側
と上面側とに選択的に取り付け可能に構成してある。そ
して、図1、図2に示すように、下面側に照明器具4を
取り付けた場合には、この照明器具4による直接照明が
行われ、図9、図10に示すように、上面側に照明器具
4を取り付けた場合にはこの照明器具4の上方に反射板
たるリフレクタ6を取り付けて間接照明が行われるよう
に構成している。この照明器具4は、棒状の蛍光管41
とスタータや安定器と傘42とからなる周知のものであ
り、横架材52の長さより若干短いものを採用してい
る。
【0019】これらに加え、本実施例では、図9〜図1
1に示すように、各支柱51の上端にそれぞれ取り付け
られリフレクタ6の両端部を支持する丸棒状のリフレク
タ取付部材54に、個別照明用のタスクライト72を着
脱可能に取り付け得るように構成している。具体的に
は、タスクライト72の基端部に設けた棒状の挿入部7
21を、リフレクタ取付部材54に設けた挿入穴54a
に挿入することにより、このタスクライト72をリフレ
クタ取付部材54に水平旋回可能に支持させることがで
きるようにしている。
【0020】このように構成した本実施例によれば、パ
ネル73のみを取り外したり他の種類のものに交換した
りすることが極めて簡単となり、組立に大きな負担がか
かることもない。そして、遮音や遮光等、そのときに要
求される目的に応じて、種々の素材のパネル(73A、
73B等)に交換することが容易にできるなど、組立着
脱の容易性や使い勝手を向上させることができるように
なる。
【0021】特に本実施例では、パネル73を横けんど
ん方式を利用して各パネル支持溝10に嵌め込み得るよ
うに構成しているため、簡単な構成でパネル着脱が容易
に行えるうえ、着脱の際にパネル73を上下動させなく
ともよいので、上述したように支柱51の上端部間に横
架材52を配置することが可能になり、オプション部品
71等の取付や利便性向上等に加え、システムの拡張性
をも高めることができる。
【0022】なお、本発明は上記実施例に限られたもの
ではない。例えば天板は一枚ものに限られず、複数枚を
並べてなるものでも構わないし、複数の机を並べて1つ
のテーブルとし、これに支柱等を取り付けても構わな
い。さらに、パネルの種類や形状等も他に種々考えられ
る等、本発明の趣旨を逸脱しない範囲での種々の変形が
可能である。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
パネルのみを取り外したり他の種類のものに交換したり
することが極めて簡単となり、組立に大きな負担がかか
ることもない。したがって、遮音や遮光等、そのときに
要求される目的に応じて、種々の素材のパネルに交換す
ることが容易にでき、また支持部材にオプション部品や
タスクライト等を取り付けやすい構造のものにも容易に
できる。このように、組立着脱の容易性や使い勝手を向
上させることができ、システムとしての拡張性も容易に
高めることができるようになる。
【0024】また、パネルを横けんどん方式を利用して
各パネル支持溝に嵌め込み得るように構成したので、
単な構成でパネル着脱が容易に行えるうえ、着脱の際に
パネルを上下動させなくともよいので、例えば支持部材
の上方や取り付けたパネルの上方に他の部材を配置する
といったことが可能になり、システムの拡張性をより高
めることができる。さらに、この横けんどん方式により
一方のパネル支持溝に嵌め込まれたパネルを他方の支持
部材に向かって押し付け該パネルを所定の取付位置に保
持固定する弾性体と、少なくとも一方の支持部材に移動
可能に装着され弾性体によって他方の支持部材に向かっ
て動こうとする力を付与されるパネル押さえ部材とを設
けて、パネルをこのパネル押さえ部材により他方の支持
部材に押し当てるように構成したので、嵌め込んだパネ
ルをがたなく安定して起立させることができる。
【0025】複数種類のパネルの側縁部を、パネル支持
溝の幅寸法に対応した所定厚み寸法に設定して共通化し
ておけば、このようにパネルを支持溝に嵌め込んで支持
させる構造を有効利用し、簡単な構造で種々の素材のパ
ネル共通して支持することができるようになる。
【0026】前記支持部材の上端部間に横架材を架け渡
して門型の構造体を構成し、この横架材にトレイ等のオ
プション部品を取り付け得るようにしておけば、支持部
材の起立強度を無理なく向上させることができるうえ、
机の使い勝手を良好にすることができる。具体的には、
横架材の両端部に亘って取付溝を連続的に設け、オプシ
ョン部品に設けた取付爪を前記取付溝に係り合わせるこ
とにより、該オプション部品を横架材の長手方向に沿っ
た自在な位置に取り付け得るよう構成しておけば、その
使い勝手がより良好なものとなる。
【0027】天板が、少なくとも対向する2辺を使用端
としそれら2辺から略等距離に位置する部位に共有領域
を設定してなるものであって、この共有領域の両端部に
支持部材をそれぞれ設置しているものであれば、本発明
の効果をより顕著なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例においてパネル装置を取り付
けた机を示す全体斜視図。
【図2】同実施例におけるパネル装置を主として示す分
解斜視図。
【図3】同実施例の支柱と横架材の接続部分を示す部分
分解斜視図。
【図4】図1におけるA−A線部分断面図。
【図5】同実施例における横架材及び照明器具の縦断面
図。
【図6】同実施例におけるパネルの取付状態を示す横断
面図。
【図7】同実施例におけるパネルの取付方法を示す図6
に対応する横断面図。
【図8】同実施例における他の種類のパネルを示す平面
図。
【図9】同実施例におけるパネル装置の別態様を示す全
体斜視図。
【図10】同実施例におけるパネル装置を主として示す
分解斜視図。
【図11】同実施例において図9に対応する横架材及び
照明器具の縦断面図。
【符号の説明】
1…天板 1a、1b…使用端 2…共有領域 4…照明器具 5…構造体 51…支持部材(支柱) 52…横架材 71…オプション部品 73、73A、73B…パネル 73a、73b…パネル側縁部 T1…パネル押さえ部材(可動パネル押さえ板) 91…取付溝 92…取付爪(フック爪) 10…パネル支持溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−127962(JP,A) 実開 平4−136141(JP,U) 実開 平6−34529(JP,U) 実開 昭48−18405(JP,U) 実開 昭60−131888(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 17/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】机の天板上に設置されるデスクトップ型の
    ものであって、前記天板に一対の支持部材を支持させる
    とともに、各支持部材にパネル支持溝を互いに対向する
    ようにそれぞれ開口させ、これらパネル支持溝に横けん
    どん方式にパネルの各側縁部を嵌め込み前記各支持部材
    に着脱可能に起立支持させるようにしたものであって、
    この横けんどん方式により一方のパネル支持溝に嵌め込
    まれたパネルを他方の支持部材に向かって押し付け該パ
    ネルを所定の取付位置に保持固定する弾性体と、少なく
    とも一方の支持部材に移動可能に装着され前記弾性体に
    よって他方の支持部材に向かって動こうとする力を付与
    されるパネル押さえ部材とを設けて、前記パネルをこの
    パネル押さえ部材により前記他方の支持部材に押し当て
    るように構成していることを特徴とするパネル装置。
  2. 【請求項2】前記パネル押さえ部材が、前記一方の支持
    部材内部にその内板と平行をなす可動パネル押さえ板で
    あり、さらに他方の支持部材の内部にパネル支持溝から
    所定距離離間して固定された固定パネル押さえ板を装着
    している請求項1記載のパネル装置。
  3. 【請求項3】複数種類のパネルの側縁部を、パネル支持
    溝の幅寸法に対応した所定厚み寸法に設定して共通化し
    ている請求項1又は2記載のパネル装置。
  4. 【請求項4】前記所定厚み寸法と異なる厚さのパネルに
    対して、その両側縁部の厚みを前記所定の寸法にする縁
    材を取り付けるようにしている請求項3記載のパネル装
    置。
  5. 【請求項5】前記支持部材の上端部間に横架材を架け渡
    して門型の構造体を構成し、この横架材にトレイ等のオ
    プション部品を取り付け得るようにしている請求項1、
    2、3又は4記載のパネル装置。
  6. 【請求項6】横架材の両端部に亘って取付溝を連続的に
    設け、オプション部品を設けた取付爪を前記取付溝に係
    り合わせることにより、該オプション部品を横架材の長
    手方向に沿った自在な位置に取り付け得るよう構成して
    いる請求項5記載のパネル装置。
  7. 【請求項7】天板が、少なくとも対向する2辺を使用端
    としてそれら2辺から略等距離に位置する部位に共有領
    域を設定してなるものであって、この共有領域の両端部
    に支持部材をそれぞれ設置している請求項1、2、3、
    4、5または6記載のパネル装置。
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