JP3480355B2 - 学習机のシステム机上棚 - Google Patents

学習机のシステム机上棚

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JP3480355B2
JP3480355B2 JP05170299A JP5170299A JP3480355B2 JP 3480355 B2 JP3480355 B2 JP 3480355B2 JP 05170299 A JP05170299 A JP 05170299A JP 5170299 A JP5170299 A JP 5170299A JP 3480355 B2 JP3480355 B2 JP 3480355B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、学習机のシステム
机上棚に係わり、更に詳しくは机上棚本体に対して本立
を着脱自在となして使用形態を組替え可能となした学習
机のシステム机上棚に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、学習机の天板後部に載置固定
する机上棚として、両側板と背板で形成された内部空間
に棚板や本立を組み込んだものは各種提供され、またパ
ーソナルコンピュータ等の電子機器の設置スペースを確
保するために棚板を着脱自在となしたものも提供されて
いる。
【0003】例えば、本出願人の先願に係る特公平5−
10924号公報には、机上棚として、両側板と背板で
形成された内部空間内に、小型書棚様ブックスタンドを
着脱自在に取付けるとともに、対向して離間した側板と
前記ブックスタンドの側板間に棚板を着脱自在に架設し
てなる構造が開示され、また特公平5−5485号公報
には、机上棚として、両側板と背板で形成された内部空
間内に、学習机の天板との間に空間を残して本立を着脱
自在に取付けた構造が開示されている。
【0004】何れの公報記載の机上棚においても、ブッ
クスタンドあるいは本立を取外して学習机の天板上に載
置して独立して使用できるように、ブックスタンドある
いは本立は、両側面板と背面板とを一体的に備え、それ
自体で書籍を支持する機能を全て備えたものであった。
しかし、ブックスタンドあるいは本立を机上棚本体に取
付けて書棚の一部として使用する場合に、機能的に不要
な側面板と背面板とが机上棚本体の側板や背板に重なる
状態で常に存在するので、書籍の収納空間を狭めること
になるばかりでなく、部材点数の増加によってコスト高
となり、また外観性を損なうことにもなっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明が前述
の状況に鑑み、解決しようとするところは、机上棚本体
の内部空間内に本立を装着して学習机の天板後部に載置
し、あるいは机上棚本体から本立を分離して該本立を机
天板に載置することが可能なシステム机上棚において、
本立を机上棚本体に装着した状態では、該本立を書棚の
一部として使用する上で不要な機能を一切設けず、また
本立を机上棚本体から分離し、独立して机天板に載置し
て使用する上で本立本来の書籍支持機能を備えさせるこ
とが可能であり、多様な使用形態を実現し且つコスト低
減と外観性の向上を同時に図った学習机のシステム机上
棚を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、机上棚本体の内部空間内に本立を装着して
学習机の天板後部に載置し、あるいは机上棚本体から本
立を分離して該本立を机天板に載置することが可能なシ
ステム机上棚であって、前記本立は載置板の上面に単又
は複数の小仕切部材を立設したものであり、前記本立の
背面部又は背面部と両側面部に位置して書籍を支持し得
る支持部材を、当該本立と前記机上棚本体の適所に選択
的に着脱自在に取付けてなる学習机のシステム机上棚を
構成した。
【0007】ここで、前記支持部材は、直線状の背当杆
の両端から前下方へ側当杆を延設したものであり、前記
本立と机上棚本体の適所には、前記側当杆の端部を嵌入
する支持孔と背当杆の中間部を係合支持する凹部を設け
たものである。そして、前記本立の載置板の両側前部に
前記支持部材の側当杆の端部を嵌入する支持孔を形成す
るとともに、前記小仕切部材の背面側又は上面側に背当
杆の中間部を係合支持する凹部を設けてなること、前記
支持部材を机上棚本体を構成する上部棚に着脱自在に取
付可能となし、上部棚の固定棚板の前部でその上面に立
設した単又は複数の小仕切板を挟んだ位置に、前記支持
部材の側当杆の端部を嵌入する支持孔を形成するととも
に、前記小仕切板の上面側に背当杆の中間部を係合支持
する凹部を設けてなることがより好ましい。
【0008】また、前記本立は、前記載置板の両側に下
設した脚板間に単又は複数の引出しを設けるとともに、
該脚板を引出しの下端よりも下方へ突出設定してなるこ
とも好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態を添付図面
に基づき更に詳細に説明する。図1は机上棚本体1と本
立2とからなるシステム机上棚Aを学習机3の天板4の
後部に載置した使用例を示し、図2はシステム机上棚A
の斜視図、図3は机上棚本体1に本立2とを着脱自在に
装着する構造を示した斜視図をそれぞれ示している。本
実施形態では前記机上棚本体1として上下分離型の机上
棚を例示し、即ち下部棚5に上部棚6を載置し、互いに
分離可能に連結した構造のものを例示しているが、本発
明は下部棚5と上部棚6が一体的なもの、あるいは下部
棚5のみからなるものでも良い。ここで、図中符号7は
棚板、8は支持部材をそれぞれ示している。
【0010】本発明に係るシステム机上棚Aは、机上棚
本体1の内部空間内に本立2を着脱自在となすととも
に、該本立2の背面部又は背面部と両側面部に位置して
書籍を支持し得る支持部材8を、当該本立2と前記机上
棚本体1の適所に選択的に着脱自在に取付可能となし、
机上棚本体1に本立2を装着して学習机3の天板4後部
に載置し(図1及び図2参照)、あるいは机上棚本体1
から本立2を分離して該本立2を机天板4に載置するこ
とが可能なものである(図6参照)。
【0011】先ず、本発明に係る机上棚本体1を図1〜
図3に基づいて説明する。前記机上棚本体1は、前述の
ように下部棚5と上部棚6とを連結、分離が可能なもの
である。また、前記下部棚5を机天板4に載置して固定
する手段としては、従来と同様に止金具9を用いて行う
など、適宜な固定手段を採用し得る。
【0012】前記下部棚5は、両側板10,10の後部
間に背板11を設け、両側板10,10間の中央の前記
背板11に仕切板12を取付け、該仕切板12の下端は
学習机3の天板4との間に空間が形成されるように側板
10の下端よりも上方に位置させたものである。また、
前記上部棚6は、両側板13,13の上下中間位置に固
定棚板14を渡設し、固定棚板14より下方の両側板1
3,13間に幕板15を設けるとともに、固定棚板14
より上方には該固定棚板14との間に隙間を設けて背板
16を設け、更に固定棚板14の上面には中央と左右に
間隔を置いて複数の小仕切板17,…を立設し且つその
後縁を前記背板16に固定したものである。更に、前記
下部棚5の背板11と上部棚6の幕板15間は、下部棚
5の背板11に取付けた目隠板18によって閉鎖してい
る。また、前記上部棚6の固定棚板14の前縁下面位置
には、下部棚5に取付けた照明具19の光源部19Aを
配している。尚、本発明では前記上部棚6の構造は特に
限定されるものではなく、また下部棚5と上部棚6とが
一体化したもの、つまり下部棚5の側板10と上部棚6
の側板13とが一枚物であるものでも良いのである。
【0013】そして、下部棚5に上部棚6を載置し、両
側部において上下に位置する側板10,13同士を適宜
な連結具にて互いに引き付け連結している。前記下部棚
5の両側板10,10と背板11及び上部棚6の固定棚
板14とで内部空間が形成され、該内部空間内に前記本
立2を着脱自在に取付けるとともに、棚板7も着脱自在
に取付け、更に本立2と棚板7の位置を変更して組替え
可能となし、簡単に使用形態を変更することができるよ
うに配設している。
【0014】つまり、前記机上棚本体1の内部空間内に
面した両側板10A,10Bの内面側と前記仕切板12
の両面側にそれぞれ支持具20,…を着脱自在に取付可
能となすとともに、前記本立2と棚板7は横幅が略同一
であり且つ同一の前記支持具20,…によって支持可能
であり、前記本立2の両側部を一方の前記側板10Aと
それに対面する前記仕切板12に取付けた支持具20,
20で着脱自在に支持し、前記棚板7の両側部を他方の
前記側板10Bとそれに対面する前記支持具20に取付
けた支持具20,20で着脱自在に支持してなるもので
ある。ここでは、右側の側板10を「10A」とし、左
側の側板10を「10B」として示している。
【0015】更に詳しくは、前記本立2は、載置板21
の上面に単又は複数の小仕切部材22,22を立設する
とともに、該載置板21の両側に下設した脚板23,2
3間には、引出し24を設けるとともに、該脚板23,
23を引出し24の下端よりも下方へ突出設定し、当該
本立2を机上棚本体1から分離して机天板4に載置した
場合にも、前記引出し24の引き出し操作及び押し込み
操作を容易にできるようにしている。尚、前記小仕切部
材22は、本実施形態では板状のものを例示したが、金
属線材を屈曲した側面視略コ字状又は逆U字状金具を用
いても良い。また、前記棚板7は、通常の一枚板のもの
であるが、特に形状には限定されず、上面に仕切り用の
逆U字状金具等を着脱自在に立設することも可能であ
る。
【0016】そして、本実施形態では、前記支持具20
としては、金属棒を平面視略コ字形に屈曲して形成した
もので、水平な支持棒20Aの両端に直角に係合部20
B,20Bを形成した形状の線ダボを用いている(図3
参照)。そして、前記下部棚5の内部空間に面した両側
板10,10の内面側と前記仕切板12の両面側にそれ
ぞれ一対の係止孔25,25を略水平となるように前後
に形成している。また、両側板10,10と仕切板12
の係止孔25より下方位置に内外に貫通した取付孔26
をそれぞれ形成している。前述の係止孔25,25に
は、前記支持具20の両係合部20B,20Bを着脱自
在に嵌入し、支持棒20Aが側板10又は仕切板12の
側面に沿って略水平に突設した状態で取付けられる。し
かし、線ダボの代わりに、前記係止孔25,25に嵌入
又は螺入し得るピンダボを用いても良い。
【0017】また、前記本立2の載置板21の両側部に
は、前記支持具20の支持棒20Aをスライド可能に受
け入れる後方開放の支持溝27,27を形成するととも
に、前記棚板7にも同様に両側部に後方開放の支持溝2
8,28を形成している。
【0018】そして、図3に示すように、両側板10,
10の各係止孔25,25に支持具20の係合部20
B,20Bを嵌入して取付けるとともに、前記仕切板1
2の両面側の下段の各係止孔25,25に支持具20の
係合部20B,20Bを嵌入して取付ける。それから、
右側の側板10Aと仕切板12との間の空間に、前方か
ら前記本立2を挿入し、側板10Aと仕切板12に取付
けた支持具20,20の支持棒20A,20Aを両側部
の支持溝27,27に受け入れて係止し、背板11に当
接するまでスライドさせて所定位置に装着する。この状
態で、前記側板10Aと仕切板12に形成した取付孔2
6,26を外方から貫通させた固定ネジ29,29を本
立2の脚板23,23に設けた螺孔30,30に螺合し
て固定する。一方、左側の側板10Bと仕切板12との
間の空間に、前方から前記棚板7を挿入し、側板10B
と仕切板12に取付けた支持具20,20の支持棒20
A,20Aを両側部の支持溝28,28に受け入れて係
止し、背板11に当接するまでスライドさせて所定位置
に装着する。ここで、前述のようにして下段に取付けた
支持具20,…で支持された本立2及び棚板7と前記天
板4との間には空間が形成され、書類や書籍等を学習机
3の天板4上に広げる場合に該空間を利用できるように
なっている。
【0019】また、本発明のシステム机上棚Aは、前記
本立2の背面部と両側面部に位置して書籍を支持し得る
支持部材8を、当該本立2と前記机上棚本体1の適所に
選択的に着脱自在に取付けることができるようにしてい
る。即ち、前記支持部材8は、直線状の背当杆8Aの両
端から前下方へ側当杆8B,8Bを延設したものであ
り、本実施形態では金属棒を屈曲形成して作製してい
る。そして、前記本立2の載置板21の両側前部に前記
支持部材8の側当杆8B,8Bの端部を嵌入する支持孔
31,31を形成するとともに、前記小仕切部材22の
背面側に背当杆8Aの中間部を係合支持する凹部32を
設けている。尚、前記小仕切部材22が高さが低い場合
には、その上面側の後端部に前記凹部32を形成するこ
とも可能であり、更に小仕切部材22を金属棒を屈曲し
たもので構成した場合には、金属棒の一部を側面視略C
字状に屈曲して前記凹部32となしても良い。一方、前
記上部棚6の固定棚板14の前部でその上面に立設した
単又は複数の小仕切板17を挟んだ位置に、前記支持部
材8の側当杆8B,8Bの端部を嵌入する支持孔33,
33を形成するとともに、前記小仕切板17の上面側の
後端部に背当杆8Aの中間部を係合支持する凹部34を
設けている。
【0020】つまり、前記机上棚本体1に本立2を装着
した状態では、前記支持部材8を用いなくても本立2の
載置板21の背面側には下部棚5の背板11が位置する
とともに、両側にはそれぞれ下部棚5の側板10と仕切
板12が位置するので、前記小仕切部材22とで書籍を
安定に支持することが可能である。従って、前記支持部
材8は、前記上部棚6の両支持孔33,33に側当杆8
B,8Bの端部を嵌入し、背当杆8Aを小仕切板17の
凹部34に係合させて取付けておくことによって、該支
持部材8の側当杆8B,8Bを上部棚6の小仕切板17
と同様に書籍を安定に支持するために使用できる。一
方、前記本立2を机上棚本体1から分離して、図6に示
すように学習机3の天板4に独立して載置する使用形態
においては、前記支持部材8を前記載置板21の支持孔
31,31に嵌入し、背当杆8Aを小仕切部材22の凹
部32に係合させて取付ければ、該小仕切部材22,2
2より外側部分にもそれぞれ側当杆8B,8Bとの間で
書籍を安定に支持することが可能となる。従って、本発
明においては、前記本立2の載置板21に立設する小仕
切部材22は単数であっても差し支えない。
【0021】更に、前記支持部材8を本立2に取付けた
まま、該本立2は机上棚本体1に装着することも可能で
ある。また、前記本立2から外した支持部材8は、前述
のように上部棚6に装着する以外に、前記下部棚5の棚
板7の上面に装着することも可能である。この場合、前
記棚板7には支持部材8の側当杆8B,8Bを嵌入する
支持孔を同様に形成しておくものとする。
【0022】ここで、前記本立2を机上棚本体1から分
離して学習机3の天板4に独立的に載置する場合、机上
棚本体1を天板4に取付けるための止金具9を利用し
て、前記脚板23に形成した螺孔30に天板4の側縁に
取付けた止金具9を貫通した取付ネジ35を螺合して、
天板4上で不意に本立2が移動しないようにすることも
好ましい。それには、前記脚板23の下端からの螺孔3
0の高さを、前記机上棚本体1の下端から止金具9の取
付ネジ35を螺合する図示しない螺孔までの高さに一致
させておけば良い。
【0023】次に、前記照明具19を机上棚本体1に取
付ける構造を図4に基づき簡単に説明する。前記照明具
19は、前述のように下部棚5に取付けるが、その取付
構造は、下部棚5の背板11の背後に照明具19のスタ
ンド部19Bを取付金具36,36にてネジ止めするも
のである。そして、前記スタンド部19Bの上部は、前
記背板11の上方に延設した目隠板18の上端を迂回し
て前方へ延び、その前端に前記光源部19Aを取付けて
いる。そして、前記下部棚5に上部棚6を載置して連結
した際に、前記スタンド部19Bを逃がすための切欠部
(図示せず)が上部棚6の幕板15に形成されている。
また、前記照明具19は、図6及び図7に示すように、
机上棚本体1から取外し、学習机3の天板4の縁部に直
接取付けることもできるようになっている。それには、
図7に示すように、天板4の縁部を挾持するクランプ具
37を前記照明具19のスタンド部19Bの下端にネジ
止めし、該クランプ具37を介して天板4の縁部に立設
することができるようにしている。
【0024】本発明に係るシステム机上棚Aは、図1及
び図2に示すように、机上棚本体1に本立2を装着した
状態で学習机3の天板4の後部に載置固定して使用する
場合、パーソナルコンピュータ等の電子機器Eを設置す
るスペースを机上棚本体1内に確保するために、前記棚
板7を取り外すことができるようになっており、この棚
板7を取り外した空間にCRT等のモニターを収容する
ことができる。尚、前記棚板7は、前記本立2の上方に
付け替えたり、また学習机3の天板4下方の足入れ空間
内に設けた書棚に付け替えたりすることも可能である。
また、本立2のみを学習机3の天板4上に載置する場合
には、本立2の側方の空間に電子機器Eを設置できるこ
とは当然である。
【0025】また、図8に示すように、前記机上棚本体
1から分離した本立2の一側面側に、前記机上棚本体1
から外した前記仕切板12を取付けることも可能であ
る。更に、本立2の背面側に背当板38を取付けること
も可能である。尚、前記背当板38は、前記机上棚本体
1から取り外した前記棚板7であっても良い。
【0026】また、本発明に係る机上棚本体1の棚板7
上には、図1に示すように、学習ボード39を載置して
使用することも可能である。この学習ボード39は、本
体部40と、書類を保持するバインダー41と、筆記具
の収容部42とから基本的に構成されている。図9〜図
12には、その各種の形態を示してある。先ず、図9に
示した学習ボード39は、本体部40が底板43と両側
板44,44及び背板45を有する本立となっており、
前記側板44,44の後縁に沿って背板45との間に隙
間を設けて係合片46,46を形成し、該係合片46,
46と背板45とで前記バインダー41の両側部を立起
状態で保持することが可能であるとともに、該本体部4
0内に収容部42を嵌合できるものである。そして、前
記バインダー41は、ボード47の上部にクリップ48
を設け、書類を保持できるようになっており、単体でも
使用できるようになっている。また、前記収容部42
は、ペントレー49に開閉可能な透明蓋50を設けたも
のである。
【0027】また、図10に示した学習ボード39は、
バインダー41の両側部又は一側部に収容部42,42
を嵌着し、該収容部42でバインダー41を立起状態に
保持することができるものである。ここで、前記バイン
ダー41は、側部に余分の部分を有するボード47の上
部にクリップ48を設けた形状であり、該バインダー4
1の両側下部を収容部42としてのペン立て51の背面
に形成したスリット溝52に嵌入できるようになってい
る。
【0028】また、図11に示した学習ボード39は、
本体部40の上面に、ケース入りの、FD、MD、音楽
CD、CD−ROM、DVD、DVD−ROM、MO等
を立起状態で整列保持できる複数の保持片53,…を等
間隔に立設するとともに、該保持片53の後方に沿って
該保持片53,…との間に係合溝部54を形成し、該係
合溝部54にバインダー41の下端を係合して立起状態
に保持できるものである。更に、収容部42としてペン
立て55の下面を上げ底構造となし、それによって形成
された凹所内に前記所定枚数の保持片53,…を受け入
れた状態で、本体部40の上面側側部にペン立て55を
立設し、またペン立て55の背後に上方へ延設した幕板
部56を前記バインダー41と略面一に並列させるよう
にしている。
【0029】また、図12に示した学習ボード39は、
本体部40の一側部に前記同様な保持片53,…を立設
するとともに、他側部に収容部42としてのペントレー
部57を一体成形し、更に保持片53,…及びペントレ
ー部57の後縁に沿って係合溝部58を形成し、該係合
溝部58にバインダー41の下端を係合して立起状態に
保持できるものである。
【0030】以上説明した学習ボード39の各部品は、
互いに組立てて一つの学習ボードを構成することも、分
解してそれぞれ独立して使用することも可能である。
【0031】
【発明の効果】以上にしてなる本発明の学習机のシステ
ム机上棚は、以下のような顕著な効果を奏するものであ
る。
【0032】請求項1によれば、本立を机上棚本体に装
着した状態では、該本立を書棚の一部として使用する上
で不要な機能を一切設けてなく、本立を机上棚本体から
分離し、独立して机天板に載置して使用する場合に、机
上棚本体に取付けておいた支持部材を本立に付け替えれ
ば、本立本来の書籍を安定して支持することができ、多
様な使用形態を実現できるばかりでなく、コスト低減と
外観性の向上を同時に図ることができる。
【0033】請求項2によれば、支持部材を安価に製造
することができるとともに、本立又は机上棚本体への取
付け及び付け替え作業が極めて簡単である。
【0034】請求項3によれば、本立への支持部材の取
付け及び付け替えが簡単であるにも係わらず、支持部材
の取付強度が高く、書籍を安定に支持することができる
とともに、載置板上の書籍収容空間を最大に利用でき
る。
【0035】請求項4によれば、机上棚本体への支持部
材の取付け及び付け替えが簡単であるにも係わらず、支
持部材の取付強度が高く、また上部棚の小仕切板ととも
に、書籍を安定に支持することができる。
【0036】請求項5によれば、本立を机上棚本体から
分離して独立して学習机の天板上に載置して使用する場
合、引出しの引き出し動作及び押し込み動作がスムーズ
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の学習机のシステム机上棚の代表的な使
用形態を示す正面図である。
【図2】同じく要部の斜視図である。
【図3】机上棚本体に対する本立及び棚板の取付構造を
示す要部の分解斜視図である。
【図4】下部棚に照明具を取付ける構造を示す背面側の
斜視図である。
【図5】本立に支持部材を取付ける状態を示す分解斜視
図である。
【図6】本立を独立して学習机の天板上に載置して使用
する形態を示す部分斜視図である。
【図7】机天板に照明具を直接取付ける構造を示す部分
斜視図である。
【図8】本発明に係る本立の他の使用例を示す部分斜視
図である。
【図9】学習ボードの第1例を示し、(a) は組立状態の
斜視図、(b) は分解状態の斜視図である。
【図10】学習ボードの第2例を示し、(a) は組立状態
の斜視図、(b) は分解状態の斜視図である。
【図11】学習ボードの第3例を示し、(a) は組立状態
の斜視図、(b) は分解状態の斜視図である。
【図12】学習ボードの第4例を示し、(a) は組立状態
の斜視図、(b) は分解状態の斜視図である。
【符号の説明】
A システム机上棚 1 机上棚本体 2 本立 3 学習机 4 天板 5 下部棚 6 上部棚 7 棚板 8 支持部材 8A 背当杆 8B 側当杆 9 止金具 10 側板 10A 右側の側板 10B 左側の側板 11 背板 12 仕切板 13 側板 14 固定棚板 15 幕板 16 背板 17 小仕切板 18 目隠板 19 照明具 20 支持具 21 載置板 22 小仕切部材 23 脚板 24 引出し 25 係止孔 26 取付孔 27 支持溝 28 支持溝 29 固定ネジ 30 螺孔 31 支持孔 32 凹部 33 支持孔 34 凹部 35 取付ネジ 36 取付金具 37 クランプ具 38 背当板 39 学習ボード 40 本体部 41 バインダー 42 収容部 E 電子機器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−9347(JP,A) 実開 平1−77436(JP,U) 実公 昭36−2117(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 17/00 A47B 65/00 601

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 机上棚本体の内部空間内に本立を装着し
    て学習机の天板後部に載置し、あるいは机上棚本体から
    本立を分離して該本立を机天板に載置することが可能な
    システム机上棚であって、前記本立は載置板の上面に単
    又は複数の小仕切部材を立設したものであり、前記本立
    の背面部又は背面部と両側面部に位置して書籍を支持し
    得る支持部材を、当該本立と前記机上棚本体の適所に選
    択的に着脱自在に取付けてなることを特徴とする学習机
    のシステム机上棚。
  2. 【請求項2】 前記支持部材は、直線状の背当杆の両端
    から前下方へ側当杆を延設したものであり、前記本立と
    机上棚本体の適所には、前記側当杆の端部を嵌入する支
    持孔と背当杆の中間部を係合支持する凹部を設けてなる
    請求項1記載の学習机のシステム机上棚。
  3. 【請求項3】 前記本立の載置板の両側前部に前記支持
    部材の側当杆の端部を嵌入する支持孔を形成するととも
    に、前記小仕切部材の背面側又は上面側に背当杆の中間
    部を係合支持する凹部を設けてなる請求項2記載の学習
    机のシステム机上棚。
  4. 【請求項4】 前記支持部材を机上棚本体を構成する上
    部棚に着脱自在に取付可能となし、上部棚の固定棚板の
    前部でその上面に立設した単又は複数の小仕切板を挟ん
    だ位置に、前記支持部材の側当杆の端部を嵌入する支持
    孔を形成するとともに、前記小仕切板の上面側に背当杆
    の中間部を係合支持する凹部を設けてなる請求項2記載
    の学習机のシステム机上棚。
  5. 【請求項5】 前記本立は、前記載置板の両側に下設し
    た脚板間に単又は複数の引出しを設けるとともに、該脚
    板を引出しの下端よりも下方へ突出設定してなる請求項
    1〜3何れかに記載の学習机のシステム机上棚。
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