JP2001258661A - 学習机の机上棚 - Google Patents

学習机の机上棚

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JP2001258661A JP2000077085A JP2000077085A JP2001258661A JP 2001258661 A JP2001258661 A JP 2001258661A JP 2000077085 A JP2000077085 A JP 2000077085A JP 2000077085 A JP2000077085 A JP 2000077085A JP 2001258661 A JP2001258661 A JP 2001258661A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両側板と背板で形成された内部空間に本立や
棚板を配設し且つ左右組替え可能となして簡単に使用形
態を変更でき、中央部での板材の重なりを無くし、外観
性の向上と収納空間の拡張を図った学習机の机上棚を提
供する。 【解決手段】 両側板8と背板9とで形成された棚本体
の内部空間16内に本立6と棚板7を着脱自在に装着
し、学習机の天板後部に載置する机上棚であって、本立
は両側に配した両側面板17,17間の少なくとも上部
に下縁18Aを開放した背面板18を有し、棚本体の背
板中央部に本立支持用の仕切板を設けることなく、本立
を装着する空間に対応する背板と一方の側板のうち、少
なくとも背板を含む内面位置に単又は複数の受具19を
着脱可能に突設し、背板に取付けた受具で本立の背面板
下縁を嵌合係止してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、学習机の机上棚に
係わり、更に詳しくは机上棚の内部の配置を組替え可能
となした学習机の机上棚に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、学習机の天板後部に載置固定
する机上棚として、両側板と背板で形成された内部空間
に棚板や本立を組み込んだものは各種提供され、またパ
ーソナルコンピュータ等の電子機器の設置スペースを確
保するために棚板を着脱自在となしたものも提供されて
いる。
【0003】例えば、本出願人の先願に係る特公平5−
10924号公報には、机上棚として、両側板と背板で
形成された内部空間内に、小型書棚様本立を着脱自在に
取付けるとともに、対向して離間した側板と前記本立の
側板間に棚板を着脱自在に架設してなる構造が開示さ
れ、また特公平5−5485号公報には、机上棚とし
て、両側板と背板で形成された内部空間内に、学習机の
天板との間に空間を残して本立を着脱自在に取付けた構
造が開示されている。
【0004】前者の公報記載の机上棚は、両側板間の左
右一側寄りに本立を一方の側板にネジ止めして取付け、
両側板間の左右一他側寄りに棚板を他方の側板と本立間
に支持具にて取付け、構造的に本立と棚板は左右の取付
位置を変更可能なものであるが、本立を学習机の天板か
ら浮かせた状態で取付ける場合、強度的に弱いといった
問題があった。一方、後者の公報記載の机上棚は、机上
棚の内部空間に設けた仕切板と一方の側板間の取付空間
内に本立を配し、該本立を仕切板と側板に突設したネジ
ダボに掛止し且つ背板に止め具にて背面を係止して取付
け、そして仕切板と他方の側板間には小棚板を架設して
いるが、小棚板を取外し可能となしたことについては記
載されてなく、また本立と小棚板を左右付け替えること
も記載されてない。その上、本立の側面板と仕切板とが
重なって外観性を損なうばかりでなく、収納空間を狭め
ることになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、両側板と背板で形成
された内部空間に本立や棚板を配設し且つ左右組替え可
能となして簡単に使用形態を変更することができ、その
上、中央部での仕切板を取り去ることにより板材の重な
りを全く無くして、外観性の向上と収納空間の拡張を図
った学習机の机上棚を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、両側板と背板とで形成された棚本体の内部
空間内に本立と棚板を着脱自在に装着し、学習机の天板
後部に載置する机上棚であって、前記本立は両側に配し
た両側面板間の少なくとも上部に下縁を開放した背面板
を有し、棚本体の背板中央部に本立支持用の仕切板を設
けることなく、本立を装着する空間に対応する前記背板
と一方の側板のうち、少なくとも背板を含む内面位置に
単又は複数の受具を着脱可能に突設し、前記背板に取付
けた受具で前記本立の背面板下縁を嵌合係止してなる学
習机の机上棚を構成した。
【0007】ここで、前記棚本体の背板に取付ける背部
受具は、前記本立の背面板の板厚と同程度の厚みを有
し、上端に前記本立の背面板下縁を係止するための係止
部を突設してなり、前記本立の背面板下縁には前記係止
部を嵌合する嵌合溝を前縁側に形成してなることが好ま
しい実施形態である。
【0008】具体的には、前記本立は、側部側の側面板
下端を棚本体の一方の側板に取付けた側部受具に嵌合載
支するとともに、中央部側の側面板の後端上下中間部に
形成した嵌合凹部内に、棚本体の背板に取付けた背部受
具の一部を嵌合し且つ背面板の側部にのみ形成した前記
嵌合溝に前記係止部を嵌合して係止してなるものであ
る。
【0009】また、前記本立は、その横幅を前記棚本体
の両側板間の間隔の1/2に側面板の板厚を加えた幅よ
り大きく設定し、棚本体の背板の左右中央部又は左右中
央部と一側部に取付けた背部受具の前記係止部を、前記
背面板の側部にのみ形成した前記嵌合溝に嵌合して係止
してなることも好ましい。
【0010】あるいは、前記背部受具は、前記本立の両
側面板の間隔よりも若干横幅を小さく設定した長尺部材
で、棚本体の背板の一側部に取付け、前記本立は、背面
板の全長に亘って形成した嵌合溝に当該背部受具の係止
部を嵌合して係止してなることも好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態を添付図面
に基づき更に詳細に説明する。図1及び図2は本発明に
係る机上棚1を学習机2の天板3の後部に載置した使用
例を示し、図3及び図4は机上棚1の分解斜視図、図4
は正面図をそれぞれ示している。本実施形態では前記机
上棚1として上下分離型の机上棚を例示し、即ち下部棚
4に上部棚5を載置し、互いに分離可能に連結した構造
のものを例示しているが、本発明において棚本体の構造
は、下部棚4と上部棚5が一体的なもの、あるいは下部
棚4のみからなるものでも良い。ここで、図中符号6は
本立、7は棚板をそれぞれ示している。
【0012】本発明の第1実施形態に係る机上棚1を図
1〜図6に基づいて説明する。本発明に係る机上棚1
は、前述のように下部棚4と上部棚5とを連結、分離が
可能なものである。また、前記下部棚4を机天板3に載
置して固定する手段としては、従来と同様に止金具を用
いて行うなど、適宜な固定手段を採用し得る。
【0013】前記下部棚4は、両側板8,8の後部間に
背板9を設けたものであり、従来のように両側板8,8
間に設けた仕切板は一切存在しない構造である。また、
前記上部棚5は、両側板10,10の上下中間位置に固
定棚板11を渡設し、両側板10,10の後端部間の上
下に、それぞれ背板12と幕板13とを互いの間に隙間
を設けて渡設し、更に固定棚板11の上面には左右に複
数の小仕切板14,…を立設し且つその後縁を前記背板
12に固定したものである。更に、前記上部棚5の固定
棚板11の下面側には照明具15を設けている。尚、本
発明では前記上部棚5の構造は特に限定されるものでは
なく、また下部棚4と上部棚5とが一体化したもの、つ
まり下部棚4の側板8と上部棚5の側板10とが一枚物
であるものでも良いのである。
【0014】そして、下部棚4に上部棚5を載置し、両
側部において上下に位置する側板8,10同士を適宜な
連結具にて互いに引き付け連結している。前記下部棚4
の両側板8,8と背板9及び上部棚5の固定棚板11と
で内部空間16が形成され、該内部空間16内に前記本
立6及び棚板7を左右組替え可能となして簡単に使用形
態を変更することができるように配設している。
【0015】そこで、本発明は、正面視右側の側板8A
と左側の側板8Bと背板9とで形成された内部空間16
内に本立6と棚板7を着脱自在に装着し、学習机2の天
板3後部に載置する机上棚1であって、前記本立6は両
側に配した両側面板17,17間の少なくとも上部に下
縁18Aを開放した背面板18を有し、棚本体(下部棚
4)の背板9中央部に本立支持用の仕切板を設けること
なく、本立6を装着する空間に対応する前記背板9と一
方の側板8A(又は8B)のうち、少なくとも背板9を
含む内面位置に単又は複数の受具19,…を着脱可能に
突設し、前記背板8に取付けた受具19で前記本立6の
背面板下縁18Aを嵌合係止してなる
【0016】更に詳しくは、前記本立6は、載置板20
の両側に前記側面板17,17を設けるとともに、両側
面板17,17の後部間に背面板18を渡設し、また該
載置板20の下方に間隔を置いて補助棚板21を渡設
し、該補助棚板21の両側下方へ側面板17,17を延
長して形成した脚部17A,17A間には、引出し2
2,22を設けたものである。尚、前記載置板20の上
面に単又は複数の小仕切板を立設しても良い。また、前
記棚板7は、通常の一枚板のものであるが、特に形状に
は限定されず、上面に仕切り用の逆U字状金具を着脱自
在に立設することも可能である。
【0017】また、前記本立6は、単又は複数の前記受
具19によって簡単且つ着脱可能に机上棚1に取付け
る。第1実施形態では、前記受具19として、下部棚4
の両側板8,8間の中央部側に本立6の一側部を支持す
る背部受具19Aと、一方の側板8に本立の側面板17
を支持するための側部受具19Bを用いている。
【0018】前記背部受具19Aは、図4〜図6に示す
ように、前記下部棚4(棚本体)の背板9に取付けて本
立6を係止することが可能なブロック状のものであり、
全体の厚みが本立6の背面板18の板厚と同程度の厚み
を有し、上端に前記本立6の背面板下縁18Aを係止す
るための係止部23を突設したものである。それに応じ
て、前記本立6の背面板下縁18Aには前記係止部23
を嵌合する嵌合溝24を前縁側に形成している。更に詳
しくは、前記背部受具19Aは、ブロック状の本体部2
5の中央部に、通孔26を前後貫通させて形成するとと
もに、背面の上下部にダボ27,27を突設し、また一
側側に嵌合凸部28を形成している。また、前記背板9
の左右中央部には螺孔29をオニメナットを背面から埋
設することにより設け、更に該螺孔29の上下に係合穴
30,30を形成している。そして、前記ダボ27,2
7をに嵌入した状態で前面側からネジ31を通孔26を
通して螺孔29に螺合して固定する。尚、前記背部受具
19Aは、上下対象形となし、即ち下端にも前記係止部
23と同形の爪状の係止部23を形成している。
【0019】また、前記本立6の側面板17の後端であ
って、前記背面板18よりも若干下方位置に、前記背部
受具19Aの嵌合凸部28と同形ではあるが、上下長さ
が前記嵌合凸部28の上下長さに前記係止部23の突出
長さを加えた加えた寸法よりも若干長い嵌合凹部32を
形成し、また前記嵌合溝24は前記背面板下縁18Aの
前側一部を切欠して形成している。従って、前記背部受
具19Aの係止部23に本立6の背面板下縁18Aの嵌
合溝24を嵌合するには、先ず前記嵌合凹部32の下部
寄りに前記嵌合凸部28を位置させ、それから本立6を
下方へ落とすことにより、嵌合溝24を係止部23に嵌
合して係止するのである。この係止部23と嵌合溝24
が嵌合した状態では、左右方向への移動も規制される。
【0020】また、前記本立6は、下部棚4の両側板
8,8間の左右一側寄り位置に付け替える際に、前記背
部受具19Aを同位置で上下反転させて取付ければ、本
立6の中央寄り部を嵌合係止できるようなっている。そ
のため、前記螺孔29及び係合穴30,30は、両側板
8,8間の正確に左右中央に形成し、また本立6の横幅
は両側板8,8間の間隔の1/2よりも側面板17の板
厚分だけ大きく設定している。つまり、前記背部受具1
9Aの嵌合凸部28を除く部分が本立6の側面板17の
内側に位置するように設定している。
【0021】また、前記側部受具19Bは、図4及び図
6に示すように、前後方向に延びたブロック体であり、
一側面の前後部に支持ダボ33,33を突設するととも
に、両支持ダボ33,33の間にオニメナット34を埋
設し、更に上面の前後部に受ダボ35,35を突設した
ものである。そして、前記両側板8,8の内面側には、
前記側部受具19Bの支持ダボ33,33を嵌入する係
合孔36,36と前記オニメナット34に対応した位置
に通孔37を形成している。また、前記本立6の側面板
17,17の下端部で前後中間部には、前記側部受具1
9Bを嵌合する凹部38を形成し、該凹部38内下面に
前記受ダボ35,35を嵌入する係合穴39,39を形
成している。そして、前記側部受具19Bの支持ダボ3
3,33を一方の側板8の係合孔36,36に嵌入した
状態で、外側方から固定ネジ40を通孔37を通してオ
ニメナット34に螺合して固定し、上部から本立6の凹
部38を側部受具19Bに落とし込むことによって、受
ダボ35,35を係合穴39,39に嵌入して取付ける
のである。
【0022】そして、前記本立6の中央部側の側面板1
7と対面する下部棚4の側板8との間に棚板7を一対の
支持具41,41によって着脱可能に取付けている。本
実施形態では、前記支持具41としては、金属棒を平面
視略コ字形に屈曲して形成したもので、水平な支持棒4
1Aの両端に直角に係合棒41B,41Bを形成した形
状の線ダボを用いている。そして、前記下部棚4の内部
空間16に面した両側板8,8の内面側と前記本立6の
両側面板17,17の外面側に、それぞれ一対の係止孔
42,42を略水平となるように前後に形成している。
前述の各係止孔42,42には、前記支持具41の両係
合棒41B,41Bを着脱自在に嵌入し、支持棒41A
が側板8又は本立6の側面板17の側面に沿って略水平
に突設した状態で取付けられる。しかし、線ダボの代わ
りに、前記係止孔25に嵌入又は螺入し得るピンダボを
用いても良い。
【0023】また、前記棚板7の両側端面には、前記支
持具41支持棒41Aをスライド可能に受け入れる後方
へ開放した支持溝43,43を形成している。
【0024】そして、図1及び図3に示すように、左側
の側板8Bと本立6の左側の側面板17の各係止孔4
2,42に支持具41の係合部41B,41Bを嵌入し
て取付けるとともに、前記背部受具19Aを嵌合凸部2
8を左側に向けた状態で前述の如く背板9に取付け、ま
た側部受具19Bを右側の側板8Aに前述の如く取付け
る。それから、本立6を側板8Aと背板9とに接触させ
た状態で、前記嵌合凹部32を背部受具19Aを嵌合凸
部28に嵌合した後、全体を下方へ落とせば背部受具1
9Aの係止部23に本立6の嵌合溝24が嵌合して係止
すると同時に、側部受具19Bが本立6の凹部38に嵌
合し且つ受ダボ35,35が係合穴39,39に嵌入し
て載支されるのである。
【0025】一方、左側の側板8Bと本立6の左側の側
面板17との間の空間に、前方から前記棚板7を挿入
し、側板8Bと側面板17に取付けた支持具41,41
の支持棒41A,41Aを両側部の支持溝43,43に
受け入れて係止し、背板9に当接するまでスライドさせ
て所定位置に装着するのである。ここで、前述のように
して机上棚1に取付けた本立6及び棚板7と前記天板3
との間には空間が形成され、書類や書籍等を学習机2の
天板3上に広げる場合に該空間を利用できるようになっ
ている。ここで、前記本立6を取付けた側とは反対側の
側板8Bには、コンセント及びスイッチ等を設けた操作
ボックス44を着脱可能に装着している。
【0026】また、図2は、両側板8,8間の左側寄り
に本立6を装着し、右側の側板8Aと本立6の右側の側
面板17との間に棚板7を装着した他の使用形態であ
る。その他の構成は、前記同様であるので、同一構成に
は同一符号を付してその説明は省略する。
【0027】また、図1又は図2の状態から、棚板7を
前方へ引き出して外し、該棚板7を支持していた二つの
支持具41,41を取外して、本立6と一方の側板8と
の間に、パーソナルコンピュータ等の電子機器Eを設置
するスペースを机上棚1に確保した使用態様を実現する
ことも可能である。更に、前記本立6を机上棚1から外
して学習机2の天板3の上面に載置し、独立した本立と
して使用することも可能である。
【0028】次に、本発明の第2実施形態に係る机上棚
1を図7及び図8に基づいて説明する。本実施形態で
は、前記本立6は、その横幅を前記下部棚4(棚本体)
の両側板8,8間の間隔の1/2に側面板17の板厚を
加えた幅より大きく設定し、下部棚4の背板9の左右中
央部又は左右中央部と一側部に取付けた背部受具19
C,19Cの前記係止部23,23を、前記背面板18
の側部にのみ形成した前記嵌合溝24,24に嵌合して
係止してなる構造のものである。ここで、前記背部受具
19Cは、図8に示すように、単純な直方体状の本体部
の上端前縁側に前記係止部23を形成するとともに、上
部寄りに前後貫通した通孔26を形成するとともに、背
面の下部にダボ27を突設したものであり、それに応じ
て前記下部棚4の背板9には螺孔29と係合穴30を形
成したのである。尚、本立6の側部側は、前記側部受具
19Bで前述のように載支しても良いが、当該背部受具
19Cと同じものを、背板9の側部に取付けて、両背部
受具19C,19Cで本立6の背面板下縁18Aの両側
の嵌合溝24,24を嵌合して支持することでも良い。
尚、本立6を左右付け替える際に、中央部に取付けた背
部受具19Cは、付け替える必要なくそのまま使用でき
る。
【0029】最後に、本発明の第3実施形態に係る机上
棚1を図9及び図10に基づいて説明する。本実施形態
の背部受具19Dは、前記本立6の両側面板17,17
の間隔よりも若干横幅を小さく設定した長尺部材で、下
部棚4(棚本体)の背板9の一側部に取付け、前記本立
6は、背面板18の下縁18Aの全長に亘って形成した
嵌合溝24に当該背部受具19Dの全長に亘って形成し
た係止部23を嵌合して係止してなる構造のものであ
る。即ち、前記背部受具19Dは、横長の長尺板部材で
あり、上端前縁よりの全長に亘ってレール上の係止部2
3を形成するとともに、両側部にそれぞれ前後貫通した
通孔26を形成し且つ背面の下部にダボ27を突設した
ものであり、それに応じて前記下部棚4の背板9には左
右両側に二対の螺孔29と係合穴30を形成したのであ
る。この場合、一つの背部受具19Dで本立6を嵌合係
止することが可能である。
【0030】以上示した本発明は、下部棚4と上部棚5
が分離可能な本実施形態の上下分離型机上棚1は勿論、
下部棚4の側板8と上部棚5の側板10が一枚物の側板
である上下部一体の机上棚や下部棚4のみの場合であっ
ても同様に実現できるものである。
【0031】
【発明の効果】以上にしてなる請求項1に係る発明の学
習机の机上棚は、両側板と背板とで形成された棚本体の
内部空間内に本立と棚板を着脱自在に装着し、学習机の
天板後部に載置する机上棚であって、前記本立は両側に
配した両側面板間の少なくとも上部に下縁を開放した背
面板を有し、棚本体の背板中央部に本立支持用の仕切板
を設けることなく、本立を装着する空間に対応する前記
背板と一方の側板のうち、少なくとも背板を含む内面位
置に単又は複数の受具を着脱可能に突設し、前記背板に
取付けた受具で前記本立の背面板下縁を嵌合係止してな
るなるので、両側板と背板で形成された内部空間に本立
や棚板を配設し且つ左右組替え可能となして簡単に使用
形態を変更することができ、その上、中央部での板材の
重なりが全く無くなって、外観性の向上を図ることがで
きるとともに、収納空間を仕切板の板厚に相当する空間
分だけ拡張することができ、更に使用目的に応じて本立
と棚板を左右に組み替えて使用形態を簡単に変更するこ
とができる。
【0032】また、請求項2によれば、背部受具の係止
部に単に本立の背面板下縁の嵌合溝を落とし込むだけ
で、本立を簡単且つガタツキ無く所定位置に取付けるこ
とができる。
【0033】また、請求項3によれば、本立の横方向移
動を規制した状態で強固に取付けることができる。
【0034】また、請求項4によれば、本立を左右付け
替える際に、中央部に取付けた受具を付け替える必要な
くそのまま使用して本立を支持することができるので、
付け替え作業が容易である。
【0035】また、請求項5によれば、一つの受具で本
立を支持することができるので、部品点数が少なく本立
の付け替え作業も極めて簡単になるばかりでなく、本立
を横幅の略全長で支持するので支持強度も高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の学習机の机上棚の第1実施形態におけ
る代表的な使用形態を示す斜視図である。
【図2】図1の状態から本立と棚板を逆に付け替えた使
用形態を示す斜視図である。
【図3】本発明に係る机上棚の分解斜視図である。
【図4】同じく部分拡大分解斜視図である。
【図5】第1実施形態に用いた背部受具の斜視図であ
る。
【図6】本立を棚本体に取付けた状態の部分断面図であ
る。
【図7】本発明の第2実施形態を示す机上棚の正面図で
ある。
【図8】第2実施形態に用いた背部受具の斜視図であ
る。
【図9】本発明の第3実施形態を示す机上棚の正面図で
ある。
【図10】第3実施形態に用いた背部受具の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 机上棚 2 学習机 3 天板 4 下部棚 5 上部棚 6 本立 7 棚板 8 側板 9 背板 10 側板 11固定棚板 12背板 13 幕板 14 小仕切板 15 照明具 16 内部空間 17 側面板 18 背面板 18A 下縁 19 受具 19A 背部受具 19B 側部受具 19C 背部受具 19D 背部受具 20 載置板 21 補助棚板 23 係止部 24 嵌合溝 25 本体部 26 通孔 27 ダボ 28 嵌合凸部 29 螺孔 30 係合穴 31 ネジ 32 嵌合凹部 33 支持ダボ 34 オニメナット 35 受ダボ 36 係合孔 37 通孔 38 凹部 39 係合穴 40 固定ネジ 41 支持具 42 係止孔 43 支持溝 44 操作ボックス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側板と背板とで形成された棚本体の内
    部空間内に本立と棚板を着脱自在に装着し、学習机の天
    板後部に載置する机上棚であって、前記本立は両側に配
    した両側面板間の少なくとも上部に下縁を開放した背面
    板を有し、棚本体の背板中央部に本立支持用の仕切板を
    設けることなく、本立を装着する空間に対応する前記背
    板と一方の側板のうち、少なくとも背板を含む内面位置
    に単又は複数の受具を着脱可能に突設し、前記背板に取
    付けた受具で前記本立の背面板下縁を嵌合係止してなる
    ことを特徴とする学習机の机上棚。
  2. 【請求項2】 前記棚本体の背板に取付ける背部受具
    は、前記本立の背面板の板厚と同程度の厚みを有し、上
    端に前記本立の背面板下縁を係止するための係止部を突
    設してなり、前記本立の背面板下縁には前記係止部を嵌
    合する嵌合溝を前縁側に形成してなる請求項1記載の学
    習机の机上棚。
  3. 【請求項3】 前記本立は、側部側の側面板下端を棚本
    体の一方の側板に取付けた側部受具に嵌合載支するとと
    もに、中央部側の側面板の後端上下中間部に形成した嵌
    合凹部内に、棚本体の背板に取付けた背部受具の一部を
    嵌合し且つ背面板の側部にのみ形成した前記嵌合溝に前
    記係止部を嵌合して係止してなる請求項1又は2記載の
    学習机の机上棚。
  4. 【請求項4】 前記本立は、その横幅を前記棚本体の両
    側板間の間隔の1/2に側面板の板厚を加えた幅より大
    きく設定し、棚本体の背板の左右中央部又は左右中央部
    と一側部に取付けた背部受具の前記係止部を、前記背面
    板の側部にのみ形成した前記嵌合溝に嵌合して係止して
    なる請求項1〜3何れかに記載の学習机の机上棚。
  5. 【請求項5】 前記背部受具は、前記本立の両側面板の
    間隔よりも若干横幅を小さく設定した長尺部材で、棚本
    体の背板の一側部に取付け、前記本立は、背面板の全長
    に亘って形成した嵌合溝に当該背部受具の係止部を嵌合
    して係止してなる請求項1又は2記載の学習机の机上
    棚。
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