JP2004016477A - 仕切板の取付装置 - Google Patents

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Kazuki Chikaki
親木 一樹
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Abstract

【課題】机上棚や本立の背面部の被取付部に仕切板を簡単に着脱可能に取付けることができ、しかも仕切板の横方向の取付位置の変更も容易である仕切板の取付装置を提供する。
【解決手段】被取付部Aには横方向に延びた平行な開口溝25を形成し、開口溝の上下縁背面側を上係止縁26と下係止縁27となし、仕切板8には一側縁の固定面28から板部29に沿って内方へ通孔30を形成し、板部に通孔と連通する円形穴31を形成し、連結具24は開口溝に嵌合する本体部32の上下端に上係止縁と下係止縁に係合する突片33を形成し、本体部の前面に仕切板の通孔に挿入する頭付き締付ピン34を突設し、連結具の上下突片を開口溝の上係止縁と下係止縁に係合し、締付ピンを仕切板の通孔に挿入し且つ締付ピンの頭部を円形穴内に配した回転締付具35に係合して引き付けて固定してなる。
【選択図】    図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、仕切板の取付装置に係わり、更に詳しくは例えば机の天板後部に机上棚を載置した棚付き学習机において書棚の棚板又は本立の載置板の上位の被取付部に仕切板を取付ける取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、学習机の天板後部に載置固定する机上棚として、両側板と背板で形成された内部空間に棚板や本立を組み込んだものは各種提供され、またパーソナルコンピュータ等の電子機器の設置スペースを確保するために棚板を着脱自在となしたものも提供されている。
【0003】
例えば、本出願人の先願に係る特公平5−10924号公報には、机上棚として、両側板と背板で形成された内部空間内に、小型書棚様本立を着脱自在に取付けるとともに、対向して離間した側板と前記本立の側板間に棚板を着脱自在に架設してなる構造が開示され、また特公平5−5485号公報には、机上棚として、両側板と背板で形成された内部空間内に、学習机の天板との間に空間を残して本立を着脱自在に取付けた構造が開示されている。
【0004】
また、従来から、棚や本立においては、書籍等の収納物の転倒を防止するために、棚板や載置板の上面に仕切板を立設することは周知である。その場合、仕切板を棚板や載置板の上面と背当板の前面とに、ダボ、接着により固定する方法や、棚板や載置板の下面及び背当板の後面から貫通させたネジを仕切板に螺合して着脱可能に取付ける方法等が採用されている。
【0005】
また、仕切板は、書籍等の収納物の転倒を防止する反面、収容物の大きさ、量に制限を与えるので、当該仕切板を左右方向へ移動可能となし、所定位置で固定できるようにした取付構造のものも提供されている。例えば、棚板や載置板に、横長の貫通孔を形成し、該貫通孔に下方から貫通させたネジを仕切板に螺合し、仕切板の位置を変更させるときには、ネジを緩めて仕切板を所定位置に移動させた後、再度ネジを締付けるようにしたものがある。しかし、前記仕切板を立設した側である机上棚の棚板や本立の載置板の上面側からの操作のみで該仕切板を棚板等に着脱可能に取付けることができるものは提供されていなかった。
【0006】
また、実公昭47−1878号公報には、棚板の後部に上下に間隔を設けて上方繋桟と下方繋桟を設け、それぞれに形成した凹溝に、上下方向に弾性復元性のある区画体の上方滑走体と下方滑走体を嵌装し、当該区画体の位置を横方向へ変更できるようになしたものも公知である。しかし、単に区画体の弾性復元力のみで保持する場合、区画体が不意に横方向へ移動したり、外れるといった問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、机上棚や本立の背面部の被取付部に仕切板を簡単に着脱可能に取付けることができ、しかも仕切板の横方向の取付位置の変更も容易である仕切板の取付装置を提供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述の課題解決のために、書棚や本立等の被取付部に、連結具を介して横方向位置変更可能且つ着脱可能に仕切板を取付けてなる取付装置であって、前記被取付部には、横方向に延びた平行な開口溝を形成し、該開口溝の上下縁背面側を上係止縁と下係止縁となし、前記仕切板には、一側縁の固定面から板部に沿って内方へ通孔を形成するとともに、板部に通孔と連通する円形穴を形成し、前記連結具は、前記開口溝に嵌合する本体部の上下端に前記上係止縁と下係止縁に係合する突片を形成するとともに、本体部の前面に前記仕切板の通孔に挿入する頭付き締付ピンを突設したものであり、前記連結具の上下突片を前記開口溝の上係止縁と下係止縁に係合するとともに、前記締付ピンを前記仕切板の通孔に挿入し且つ該締付ピンの頭部を前記円形穴内に配した回転締付具に係合して引き付けて固定してなる仕切板の取付装置を構成した。
【0009】
ここで、前記仕切板の固定面で前記通孔の近傍に単又は複数の係合孔を形成し、前記連結具の本体部の前面に前記係合孔に係合するダボを突設してなることが好ましい。
【0010】
そして、前記仕切板には側面視において互いに直交した2辺の固定面と当接面とを有し、前記固定面を前記被取付部に取付けた状態で、前記当接面が書棚や本立等の棚板又は載置板に当接するように寸法設定してなることがより好ましい。
【0011】
また、前記開口溝を、書棚や本立等の背当板の下縁部と、棚板又は載置板の後縁部との間に形成し、前記上係止縁を背当板の下縁部に形成し、前記下係止縁を棚板又は載置板の後縁部に形成してなるものである。
【0012】
あるいは、前記開口溝を、書棚や本立等の背当板の下縁部と、棚板又は載置板の後端に上方へ突出するように設けた背板の上縁部との間に形成し、前記上係止縁を背当板の下縁部に形成し、前記下係止縁を背板の上縁部に形成してなるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施形態を添付図面に基づき更に詳細に説明する。図1は机1の天板後部に机上棚2を載置した本発明の実施形態に係る棚付き学習机を示し、図2〜図4は机上棚2の詳細を示している。本実施形態では前記机上棚2として上下分離型の構造のものを示したが、上下一体型の構造のものでも良い。ここで、図中符号3は側板、4は背板、5は棚板、6は本立、7は小棚板、8は仕切板をそれぞれ示している。また、下部棚を2A、上部棚を2Bとし、下部棚2Aに関する構成には「A」を付し、上部棚2Bに関する構成には「B」を付している。
【0014】
前記机1は、図1に示すように、天板9の両側に脚板10,10を有し、両脚板10,10の後端部間に幕板を備えた構造のものであり、本発明ではその構造に特に限定されない。また、前記机上棚2は、図1〜図4に示すように、本実施形態では下部棚2Aと上部棚2Bとを連結、分離が可能なものである。また、前記下部棚2Aを机天板9に載置して固定する手段としては、従来と同様に止金具を用いて行うなど、適宜な固定手段を採用し得る。
【0015】
前記下部棚2Aは、両側板3A,3Aの後部間に背板4Aを設けたものであり、両側板3A,3Aと背板4Aとでオープンな収納空間を形成した構造である。また、前記上部棚2Bは、両側板3B,3Bの上下中間位置に棚板5を渡設し、両側板3B,3Bの後端部間の上下に、それぞれ背当板11と背板4Bとを互いの間に隙間を設けて渡設したものである。更に、前記上部棚2Bの棚板5の下面側には照明具12を設けている。
【0016】
そして、下部棚2Aに上部棚2Bを載置し、両側部において上下に位置する側板3A,3Aと背板4A,4Bを接合し、側板3A,3A同士を適宜な連結具にて互いに引き付け連結している。前記下部棚2Aの両側板3A,3Aと背板4A及び上部棚2Bの両側板3B,3Bと背板4Bと棚板5とで内部空間13が形成され、該内部空間13内に前記本立6及び小棚板7を左右組替え可能となして簡単に使用形態を変更することができるように配設している。尚、前記照明具12を支持する後方へ延びたアーム部12Aは、前記背板4Bの中央部上端に形成した切欠開口14から背面側に貫通し、該アーム部12Aに連結した支柱部12Bを前記背板4Aの背面に適宜な固定具15,15にて取付けている。
【0017】
ここで、前記本立6は、図1〜図5に示すように、載置板16の両側に配した両側面板17,17の後部間に、下縁を開放した背面板18を渡設するとともに、前記載置板16の左右中央部に固定仕切板19を立設して背面板18と連結し、更に前記載置板16より下方に延設した両側面板17,17間に引出し20,20を設けている。そして、前記本立6は、下部棚2Aの両側板3A,3A間の中央部側の背板4Aに着脱可能に取付けた背部受具21に、前記背面板18の下縁端部に形成した下縁係合部18Aを係止するとともに、一方の側板3Aの内面側に取付けた側部受具22に、前記側面板17の下端係合部17Aを嵌合状態で載支して、前記内部空間13内に着脱可能に取付けている。
【0018】
また、前記小棚板7は、図1及び図2に示すように、前記本立6の中央部側の側面板17と、該側面板17と対面する下部棚2Aの側板3Aとの間に、一対の支持具23,23によって着脱可能に取付けている。本実施形態では、前記支持具23としては、金属棒を平面視略コ字形に屈曲して形成した線ダボを用い、該支持具23を前記側板3Aと側面板17とに着脱可能且つ高さ位置変更可能に水平突出状態で取付け、該支持具23の突出部に前記小棚板7の両側端面に形成した支持溝7A,7Aにスライド係合させて支持している。尚、支持具23として線ダボの代わりに、ピンダボを用いても良い。
【0019】
そして、前記本立6と小棚板7を左右入れ替えるには、先ず小棚板7を抜き取り、両支持具23,23を外し、本立6を持上げて外した後、前記背部受具21はそのままで、前記側部受具22を反対側の側板3Aに付け替え、本立6を背部受具21と側部受具22とで支持し、それから支持具23,23を互いに対面する側板3Aと側面板17の所定高さに取付け、最後に前記小棚板7をスライド係合させる。しかし、本発明では、本立6を机上棚2の内部空間13内に着脱可能、左右位置替え可能に取付ける構造は特に限定されず、また本立6及び小棚板7の取付位置が固定的であっても良い。
【0020】
次に、本発明の詳細を図1〜図7に基づき説明する。本発明は、書棚や本立等の被取付部Aに、連結具24を介して横方向位置変更可能且つ着脱可能に仕切板8を取付けてなる取付装置であって、前記被取付部Aには、横方向に延びた平行な開口溝25を形成し、該開口溝25の上下縁背面側を上係止縁26と下係止縁27となし、前記仕切板8には、一側縁の固定面28から板部29に沿って内方へ通孔30を形成するとともに、板部29に通孔30と連通する円形穴31を形成し、前記連結具24は、前記開口溝25に嵌合する本体部32の上下端に前記上係止縁26と下係止縁27に係合する突片33,33を形成するとともに、本体部32の前面に前記仕切板8の通孔30に挿入する頭付き締付ピン34を突設したものであり、前記連結具24の上下突片33,33を前記開口溝25の上係止縁26と下係止縁27に係合するとともに、前記締付ピン34を前記仕切板8の通孔30に挿入し且つ該締付ピン34の頭部34Aを前記円形穴31内に配した回転締付具35に係合して引き付けてなるものである。
【0021】
更に、前記仕切板8の固定面28で前記通孔30の近傍に単又は複数の係合孔36,36を形成し、前記連結具24の本体部32の前面に前記係合孔36,36に係合するダボ37,37を突設し、前記仕切板8に対して前記連結具24が回転しないようにしている。
【0022】
また、前記仕切板8には側面視において互いに直交した2辺の前記固定面28と当接面38とを有し、前記固定面28を前記被取付部Aに取付けた状態で、前記当接面38が書棚や本立等の棚板5又は載置板16に当接するように寸法設定している。尚、前記仕切板8の当接面38に滑り止め用のバッド39を設けることも好ましい。
【0023】
ここで、図5及び図6に示すように、前記開口溝25を、書棚や本立等の背当板11の下縁部と、棚板5又は載置板の後縁部との間に形成し、前記上係止縁26を背当板11の下縁部に形成し、前記下係止縁27を棚板5又は載置板の後縁部に形成している。あるいは、図8に示すように、前記開口溝25を、書棚や本立等の背当板11の下縁部と、棚板5又は載置板16の後端に上方へ突出するように設けた背板4Aの上縁部との間に形成し、前記上係止縁26を背当板11の下縁部に形成し、前記下係止縁27を背板4Aの上縁部に形成している。
【0024】
ここで、前記回転締付具35は、締付ピンとともに、ハーフェレー金具として市販されているものであり、このハーフェレー金具は、締付ピンの頭部を受け入れて一方向回転によって偏心傾斜縁にて引き込む構造のものである。本実施形態においては、前記締付ピン34は、前記連結具24を強度の高い合成樹脂で成形する際に、本体部32と一体に形成している。勿論、図11に示すように、市販のハーフェレー金具の締付ピン40の螺軸部40Bを連結具24の本体部32の孔32Aに螺合して突設しても良い。
【0025】
ここで、前記仕切板8を上部棚2Bの棚板5後方の被取付部Aに取付けるには、前記仕切板8の固定面28を背当板11に当接するとともに、当接面38を棚板5に当接した状態で、前記開口溝25の背後から前記連結具24の本体部32を嵌合するとともに、前記締付ピン34とダボ37をそれぞれ仕切板8の通孔30と係合孔36に挿入するとともに、本体部32の上下突片33,33を前記開口溝25の上係止縁26と下係止縁27に係合させ、それから前記回転締付具35を円形穴31に側方から挿入して前記締付ピン34の頭部34Aを係合し、そして当該回転締付具35を一方向へ回転させて締付ピン34を引き込み、もって前記固定面28を背当板11に強く接触させて固定するのである。また、前記仕切板8の位置を変更するときには、前記回転締付具35を逆方向へ回転させて締付ピン34に対する引き付けを解除し、その状態で開口溝25に沿って横方向へスライド移動させ、所定位置で前記回転締付具35を再度一方向へ回転させて締付けるのである。
【0026】
図7に示した第1実施形態の連結具24は、本体部32の上下端に前記開口溝25の上下縁に接合する距離を長くするように、幅広の係合部41,41を形成している。それにより、前記連結具24の本体部32が前記開口溝25内に嵌合した取付状態で、該連結具24が回転することがなく、従って仕切板8を立起状態で安定に支持することができる。
【0027】
一方、図9に示した第2実施形態の連結具24は、前記係合部41,41の代わりに、本体部32の上下端に円弧面42,42を形成し、前記連結具24の本体部32が前記開口溝25内に嵌合した状態でも連結具24を回転させることができる。つまり、前記連結具24を前記仕切板8の固定面28にセットし、前記回転締付具35で緩く引き付けた状態で、該仕切板8を倒した状態で、前面側から前記開口溝25内に挿入し、それから該仕切板8を立起させて、本体部32を開口溝25内に嵌合すると同時に、上下の突片33,33を上係止縁26と下係止縁27に係合させることができ、それから前記回転締付具35を一方向へ回転させて締付ピン34を引き込んで、仕切板8を固定するのである。
【0028】
尚、前記仕切板8を前面側からの作業のみで被取付部Aに装着できるようにするため、前記開口溝25の上下縁、即ち前記上係止縁26と下係止縁27の一部に、前記連結具24の上下突片33,33が前後方向に通過可能な切欠部を形成することも好ましい。その場合、前記仕切板8に前記連結具24を緩めに仮止めした状態で、前記上下突片33,33を切欠部から挿入した後、横方向へスライド移動させて該上下突片33,33を前記開口溝25の上係止縁26と下係止縁27とに係止させるのである。
【0029】
図10に示した第3実施形態の連結具24は、本体部32の横幅を第1実施形態のものより狭く設定したものであり、その他の構造は略同様である。
【0030】
また、本発明では、前記仕切板8は上部棚2Bの棚板5と背当板11に取付けるのみならず、図12に示したように、前記本立6の載置板16と背面板18に同様に取付けることが可能である。この場合、前記本立6を机上棚2に前述のように取付けた場合、その背面板18は、下部棚2Aの背板4Aと面接合するので、前記連結具24の本体部32が背面板18より後方へ突出しないように、前記上係止縁26と下係止縁27を段落ちさせて形成している。また、前記上部棚2Bと本立6の被取付部Aの構造を共通化し、同一の連結具24を用いれば、前記仕切板8を上部棚2Bと本立6との間で付け替えることができる。その他の構成は前記同様であるので、同一構成には同一符号を付して、その説明は省略する。
【0031】
また、本発明を利用して図13に示したような机上棚2へ組み込む本立43を構成できる。つまり、前記同様な2枚の仕切板8,8と、水平板44と垂直板45とを用い、一定間隔を置いた前記仕切板8,8の下部間に前記水平板44を着脱可能に連結するとともに、後部間に前記垂直板45を着脱可能に連結する。そして、前記仕切板8,8は、前記同様に前記連結具24と回転締付具35を用いて被取付部Aに取付けるのである。
【0032】
【発明の効果】
以上にしてなる請求項1に係る発明の仕切板の取付装置は、書棚や本立等の被取付部に、連結具を介して横方向位置変更可能且つ着脱可能に仕切板を取付けてなる取付装置であって、前記被取付部には、横方向に延びた平行な開口溝を形成し、該開口溝の上下縁背面側を上係止縁と下係止縁となし、前記仕切板には、一側縁の固定面から板部に沿って内方へ通孔を形成するとともに、板部に通孔と連通する円形穴を形成し、前記連結具は、前記開口溝に嵌合する本体部の上下端に前記上係止縁と下係止縁に係合する突片を形成するとともに、本体部の前面に前記仕切板の通孔に挿入する頭付き締付ピンを突設したものであり、前記連結具の上下突片を前記開口溝の上係止縁と下係止縁に係合するとともに、前記締付ピンを前記仕切板の通孔に挿入し且つ該締付ピンの頭部を前記円形穴内に配した回転締付具に係合して引き付けて固定してなるので、机上棚や本立の背面部の被取付部に仕切板を簡単に着脱可能に取付けることができ、しかも仕切板の横方向の取付位置の変更も容易である。
【0033】
請求項2によれば、仕切板に対して連結具を回転することなく連結でき、従って被取付部に仕切板を取付けた際に、支持状態が安定である。
【0034】
請求項3によれば、取付状態において仕切板の固定面と当接面とが、背当板や書棚や本立等の棚板又は載置板に当接するので更に安定に支持することができる。
【0035】
請求項4又は5によれば、机上棚の棚板又は本立の載置板の上で横方向任意の位置に仕切板を立起状態で取付けることができ、取付位置の変更も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る棚付き学習机の全体斜視図である。
【図2】机上棚の分解斜視図である。
【図3】同じく机上棚の縦断面図である。
【図4】同じく机上棚の背面図である。
【図5】本発明の要部を一部破断して示した部分斜視図である。
【図6】同じく第1実施形態の連結具を用いて仕切板を取付けた状態の縦断側面図である。
【図7】図6で用いた連結具の拡大斜視図である。
【図8】第2実施形態の連結具を用いて仕切板を取付けた状態の縦断側面図である。
【図9】図8で用いた連結具の拡大斜視図である。
【図10】第3実施形態の連結具の拡大斜視図である。
【図11】第1実施形態の連結具の変形例を示す部分斜視図である。
【図12】本立に仕切板を取付けた構造を示す部分拡大縦断側面図である。
【図13】2枚の仕切板と水平板と垂直板とを用いて構成した本棚を示し、(a)は分解斜視図、(b)は組立状態の斜視図である。
【符号の説明】
A 被取付部
1 机        2 机上棚
2A 下部棚     2B 上部棚
3、3A、3B 側板 4、4A、4B 背板
5 棚板       6 本立
7 小棚板      8 仕切板
9 天板       10 脚板
11 背当板     12 照明具
12A アーム部   12B 支柱部
13 内部空間    14 切欠開口
15 固定具     16 載置板
17 側面板     17A 下端係合部
18 背面板     18A 下縁係合部
19 固定仕切板   21 背部受具
22 側部受具    23 支持具
24 連結具     25 開口溝
26 上係止縁    27 下係止縁
28 固定面     29 板部
30 通孔      31 円形穴
32 本体部     33 上下突片
34 締付ピン    34A 頭部
35 回転締付具   36 係合孔
37 ダボ      38 当接面
39 バッド     40 締付ピン
41 係合部     42 円弧面
43 本立      44 水平板
45 垂直板

Claims (5)

  1. 書棚や本立等の被取付部に、連結具を介して横方向位置変更可能且つ着脱可能に仕切板を取付けてなる取付装置であって、前記被取付部には、横方向に延びた平行な開口溝を形成し、該開口溝の上下縁背面側を上係止縁と下係止縁となし、前記仕切板には、一側縁の固定面から板部に沿って内方へ通孔を形成するとともに、板部に通孔と連通する円形穴を形成し、前記連結具は、前記開口溝に嵌合する本体部の上下端に前記上係止縁と下係止縁に係合する突片を形成するとともに、本体部の前面に前記仕切板の通孔に挿入する頭付き締付ピンを突設したものであり、前記連結具の上下突片を前記開口溝の上係止縁と下係止縁に係合するとともに、前記締付ピンを前記仕切板の通孔に挿入し且つ該締付ピンの頭部を前記円形穴内に配した回転締付具に係合して引き付けて固定してなることを特徴とする仕切板の取付装置。
  2. 前記仕切板の固定面で前記通孔の近傍に単又は複数の係合孔を形成し、前記連結具の本体部の前面に前記係合孔に係合するダボを突設してなる請求項1記載の仕切板の取付装置。
  3. 前記仕切板には側面視において互いに直交した2辺の固定面と当接面とを有し、前記固定面を前記被取付部に取付けた状態で、前記当接面が書棚や本立等の棚板又は載置板に当接するように寸法設定してなる請求項1又は2記載の仕切板の取付装置。
  4. 前記開口溝を、書棚や本立等の背当板の下縁部と、棚板又は載置板の後縁部との間に形成し、前記上係止縁を背当板の下縁部に形成し、前記下係止縁を棚板又は載置板の後縁部に形成してなる請求項1〜3何れかに記載の仕切板の取付装置。
  5. 前記開口溝を、書棚や本立等の背当板の下縁部と、棚板又は載置板の後端に上方へ突出するように設けた背板の上縁部との間に形成し、前記上係止縁を背当板の下縁部に形成し、前記下係止縁を背板の上縁部に形成してなる請求項1〜3何れかに記載の仕切板の取付装置。
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