JP4533305B2 - 学習机 - Google Patents

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Description

本発明は、学習机に関する。
従来、平机上の書棚本体に対して、左右スライド自在及び着脱自在に取り付けられるブック仕切り部材を有する学習机が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、基板の両側にブックエンド板を起立状に形成すると共に、基板の後縁を延長し且つその後縁を立ち上げて係止板を形成した構造の本立(ブック仕切り部材)を、備え、この本立を、書棚本体の棚板の上面に左右スライド自在に載置したものが開示されている。この本立は、基板を棚板に載置し、係止板を、書棚本体の鉛直後壁部に開設された帯状窓部の手前側から後方側に挿通させ、鉛直後壁部で係止させるようになっている。
特開平10−262745号公報
上述の特許文献1のような従来の学習机の場合、ブック仕切り部材の下端は、常に棚板の上面に載置されていた。また、ブック仕切り部材に立てかける本のサイズを大きくしようとすればするほど、それに合わせてブック仕切り部材の上端を棚板から上下方向に離れた位置にもってくる必要があった。これにより、従来では、ブック仕切り部材のサイズが大きなものとなっていたので、重く、部品コストが高いものとなっていた。また、ブック仕切り部材が大きく重いため、左右方向へスライドさせるのが煩雑であった。
そこで、本発明は、立てかける本のサイズが大きいものに対応でき、かつ、軽量で着脱と左右へのスライドが容易なブック仕切り部材を有する学習机を、提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る学習机は、平机上の書棚本体に対して、左右スライド自在及び着脱自在に取り付けられるブック仕切り部材を有する学習机に於て、上記書棚本体の鉛直後壁部には、左右方向の帯状窓部が開設され、上記ブック仕切り部材は、水平片部と該水平片部の前端に連設される垂下片部とを有するアングル部が下端に設けられると共に側面視上方開口状のチャンネル部が上端に設けられた保持部材を、後端に備え、さらに、上記保持部材の上記チャンネル部は、上記帯状窓部の上辺を形成する上辺形成部材の下端部に、外嵌状に係止され、上記保持部材の上記アングル部は、上記帯状窓部の下辺を形成する下辺形成部材の上端部に手前から後方へ押込状に載置される。
また、平机上の書棚本体に対して、左右スライド自在及び着脱自在に取り付けられる小物入れを有する学習机であって、上記書棚本体の鉛直後壁部には、左右方向の帯状窓部が開設され、上記小物入れは、水平片部と該水平片部の前端に連設される垂下片部とを有するアングル部が下端に設けられると共に側面視上方開口状のチャンネル部が上端に設けられた保持部材を、後端に備え、さらに、上記保持部材の上記チャンネル部は、上記帯状窓部の上辺を形成する上辺形成部材の下端部に、外嵌状に係止され、上記保持部材の上記アングル部は、上記帯状窓部の下辺を形成する下辺形成部材の上端部に手前から後方へ押込状に載置されて、上記小物入れをブック仕切り部材と兼用するように構成した。 また、上記小物入れは、平面視で前後に細長の長方形状に外形が形成されている。 また、上記アングル部は、上記水平片部の後端に連設される後方上傾状の押込誘導ガイド片部を有する。
本発明は、次のような著大な効果を奏する。
本発明に係る学習机は、着脱容易であって取り付け状態ではしっかりと位置保持可能なブック仕切り部材を有するようにできる。また、ブック仕切り部材の構造も簡単である。 また、従来のように、ブック仕切り部材の下端を棚板の上面に載置しなくてもよく、ブック仕切り部材を、棚板の上面から上方へ離れた位置にもっていくことができる。その結果、ブック仕切り部材のサイズを小さくできると共に、ブック仕切り部材のサイズが小さいながらもサイズの大きな本に対応させることができる。
また、ブック仕切り部材のサイズが小さいながらもサイズの大きな本に対応することができるので、従来のブック仕切り部材と比較して軽量であり、部品コストを削減することができる。
また、従来のブック仕切り部材を有する学習机と比較して、小物を入れる場所と本を置く場所のアレンジの幅を広げることができ、各個人の好みにより合った構成の学習机とすることができる。また、小物入れをブック仕切り部材と兼用するので、無駄となるスペースを削減することができる。
また、小物入れの外形を、平面視で前後に細長の長方形状に形成することによって、小物入れの左右側面に本を立てかける際に、小物入れの左右側面略全体で本を支持することができる。これにより、広い面積で本に加わる力がより均等となり、本を傷めないようにできる。また、小物入れの左右側面全体に密着状に本を立てかけることができるので、小物入れの左右側面に大きな凹凸がある場合と比較して、本の収納スペースを増大させることができる。
また、アングル部の押込誘導ガイド片部により、帯状窓部の下辺を形成する下辺形成部材の上端部に手前から後方へアングル部を押込状とする際に、押込誘導ガイド片部を下辺形成部材の上端部に当接させつつ滑らせて、アングル部をスムーズに押し込むことができる。
以下、実施の形態を示す図面に基づき、本発明を詳説する。
図1〜図3に於て、本発明の第1の実施形態に係る学習机は、平机1と、平机1の天板1a上に載置される書棚本体2と、を備えている。この学習机は、平机1上の書棚本体2に対して、左右スライド自在及び着脱自在に取り付けられる複数のブック仕切り部材3…を有している。
書棚本体2は、上部に本40を載置するための上棚板14を有し、中央高さ位置に本40を載置するための複数の中棚板15を有している。上棚板14の上面、及び、隣合う中棚板15, 15は、固定板22で仕切られている。
書棚本体2の鉛直後壁部11には、左右方向の帯状窓部4が複数開設されている。鉛直後壁部11は、書棚本体2の左右の側板23,23の後端間を連結する複数の帯板状の背板12…により構成されている。そして、これら背板12…には、上辺形成部材8と下辺形成部材9との2種類があり、上辺形成部材8と下辺形成部材9、及び、側板23,23に囲まれた領域に、帯状窓部4が形成されている。第1実施形態では、この帯状窓部4が、上帯状窓部4a,中帯状窓部4b,下帯状窓部4cの3つ設けられている。そして、上帯状窓部4a,中帯状窓部4b,下帯状窓部4cは、上辺と下辺との間隔が所定の間隔に統一されている。
上帯状窓部4aは、上棚板14に対応して、上棚板14より上方の所定位置に設けられている。また、中帯状窓部4bは、中棚板15に対応して、中棚板15より上方の所定位置に設けられている。また、下帯状窓部4cは、平机1の天板1aに対応して設けられている。即ち、下帯状窓部4cは、平机1の天板1a上に本40が載置された状態において、天板1aより上方の所定位置となるように設けられている。
なお、書棚本体2の中央には、照明器具13が配設されている。
ここで、各ブック仕切り部材3は、木製の仕切り板19と、書棚本体2に対して左右スライド自在及び着脱自在に取り付け可能にする部材であってブック仕切り部材3の後端に取り付けられる保持部材7とを、備えている。
保持部材7は、例えば樹脂製や金属製であり、全てのブック仕切り部材3…において同形状となっている。この保持部材7は、アングル部6が下端に設けられると共に側面視上方開口状のチャンネル部5が上端に設けられている。そして、アングル部6とチャンネル部5は、平板状の中間板部16にて連結状となっている。また、保持部材7の左右幅(図1のW)は、仕切り板19の左右幅(厚み)よりも大きく設定されている。
チャンネル部5は、底壁部5aと前壁部5bと後壁部5cとから成り、側面視において底壁部5aの(前後)長さよりも前壁部5b,後壁部5cの(上下)長さの方が短く形成されている。つまり、チャンネル部5は、浅い凹状に形成されている。
アングル部6は、水平片部6aと水平片部6aの前端に連設される垂下片部6bとを有している。
また、図4に示すように、中間板部16の左右中央には、帯板状の2枚の挟み板17, 17が、立設されている。この挟み板17, 17間の空隙には、ブック仕切り部材3の後端部に形成された嵌込凸部18が嵌め込まれるようになっている。そして、接着剤若しくは図示省略の固着具を用いて、ブック仕切り部材3と保持部材7とは、強固に接続されるようになっている。
上述した構成のブック仕切り部材3は、帯状窓部4(上帯状窓部4a,中帯状窓部4b,下帯状窓部4c)の2辺を形成する上辺形成部材8,下辺形成部材9を利用して、取り付けられるようになっている。具体的には、保持部材7のチャンネル部5が、帯状窓部4の上辺を形成する上辺形成部材8の下端部に、外嵌状に係止されるようになっている。このチャンネル部5によって、取付け状態におけるブック仕切り部材3の前後方向の移動、あるいは、保持部材7を中心とする鉛直軸心廻りの揺動を、抑制するようになっている。特に、揺動は、保持部材7の左右幅(図1のW)が仕切り板19の左右幅(厚み)よりも大きく設定されているので、効果的に抑制される。
また、本40をブック仕切り部材3に立てかけた場合、ブック仕切り部材3は、保持部材7を中心とする鉛直軸心廻りにわずかながら揺動し、チャンネル部5の前壁部5bと後壁部5cが上辺形成部材8の下端部に当接する。そして、このチャンネル部5の前壁部5bと後壁部5cが抵抗となって、左右方向へのスライドが抑制される。
また、チャンネル部5は、浅い凹状に形成されているので、係脱が容易なものとなっている。
また、保持部材7のアングル部6は、帯状窓部4の下辺を形成する下辺形成部材9の上端部に手前から後方へ押込状に載置されるようになっている。そして、ブック仕切り部材3の取付け状態では、アングル部6の垂下片部6bが、下辺形成部材9の上端部の前面に、当接状とされる。この垂下片部6bによって、ブック仕切り部材3が自重で回転しようとするのを、効果的に防ぐことができるようになっている。
また、ブック仕切り部材3の取付け状態において、各ブック仕切り部材3(仕切り板19)の下端は、上棚板14,中棚板15,天板1aの上面から夫々、距離H1 ,H2 ,H3 だけ離れるように設定されている。即ち、各ブック仕切り部材3(仕切り板19)は、各棚板(上棚板14,中棚板15)及び天板1aに載置されることなく、その下端は、浮いた状態となっている。また、距離H1 ,H2 ,H3 は、各棚板及び天板1aに対する帯状窓部4(上帯状窓部4a,中帯状窓部4b,下帯状窓部4c)の位置によって決定される。
なお、全てのブック仕切り部材3の保持部材7は、同形状であり、上帯状窓部4a,中帯状窓部4b,下帯状窓部4cは、上辺と下辺との間隔が所定の間隔に統一されているので、各ブック仕切り部材3は、上帯状窓部4a,中帯状窓部4b,下帯状窓部4cのいずれの場所にも取付け可能である。
次に、図5に於て、本発明の第2の実施形態を示す。第2実施形態では、第1実施形態と比較してブック仕切り部材3の保持部材7の形状が異なる場合を例示している。
具体的には、アングル部6は、水平片部6aの後端に連設される後方上傾状の押込誘導ガイド片部6cを有している。
押込誘導ガイド片部6cは、左右方向に細長の帯板状であり、側面視で水平片部6aとのなす角度θは、例えば35°〜55°に設定されている。
押込誘導ガイド片部6cは、帯状窓部4の下辺を形成する下辺形成部材9の上端部に手前から後方へアングル部6を押込状とする際に、下辺形成部材9の上端部に当接できるようになっている。
その他の構造は、第1実施形態と同様である。
次に、図6に於て、本発明の第3の実施形態を示す。第3実施形態では、第2実施形態のブック仕切り部材3の押込誘導ガイド片部6cの形状が異なる場合を例示している。
具体的には、第3実施形態では、図6(A)に示すように、保持部材7の中間板部16の後面側下端部に、台形板状の起立片24が一対立設されている。そして、各起立片24の下端部位をもって、後方上傾状の押込誘導ガイド片部6cが形成されている。第3実施形態の押込誘導ガイド片部6cは、第2実施形態のものと比較して、射出成形にて保持部材7を作製する場合に、より作製しやすい形状となっている。
押込誘導ガイド片部6cは、第2実施形態と同様、帯状窓部4の下辺を形成する下辺形成部材9の上端部に手前から後方へアングル部6を押込状とする際に、下辺形成部材9の上端部に当接できるようになっている(図6(B)参照)。
また、第3実施形態では、アングル部6の垂下片部6bの後面に、緩衝部材25が付設されている。この緩衝部材25は、例えばゴム製であり、下辺形成部材9の上端部に手前から後方へアングル部6を勢いよく押し込んだ際に、下辺形成部材9への衝撃(図6(C)の矢印B)を緩和することができる。
その他の構造は、第1実施形態と同様である。
次に、(第1実施形態と共通の)図1と、図7及び図8に於て、本発明の第4の実施形態を示す。第4実施形態では、平机1上の書棚本体2に対して、左右スライド自在及び着脱自在に取り付けられる小物入れ10を有し、この小物入れ10を、ブック仕切り部材と兼用するように構成する場合を例示している。
詳しく説明すると、この小物入れ10は、上方開口状の箱部材20と、書棚本体2に対して左右スライド自在及び着脱自在に取り付け可能にする部材であって小物入れ10の後端に取り付けられる保持部材7とを、備えている。
箱部材20は、例えば樹脂製や金属製や木製であり、平面視で前後に細長の長方形状に外形が形成されている。また、側面視で上面20aは直線状となっている。さらに、前面20bは、平面状となっている。内側の収納空間は、内板21によって複数の領域に区画され、小物30の入れる場所を種類によって変えることが可能とされている。
保持部材は、上述の実施の形態と同様の構成であり、アングル部6は、水平片部6aと水平片部6aの前端に連設される垂下片部6bとを有している。そして、保持部材7のチャンネル部5は、帯状窓部4の上辺を形成する上辺形成部材8の下端部に外嵌状に係止され、保持部材7のアングル部6は、帯状窓部4の下辺を形成する下辺形成部材9の上端部に手前から後方へ押込状に載置されるようになっている。
また、第4実施形態では、第2実施形態と同様に、アングル部6が、水平片部6aの後端に連設される後方上傾状の押込誘導ガイド片部6cを有している。
また、小物入れ10の取付け状態において、各小物入れ10(箱部材20)の下端は、上棚板14,中棚板15,天板1aの上面から夫々、距離h1 ,h2 ,h3 だけ離れるように設定されている。即ち、各小物入れ10は、各棚板(上棚板14,中棚板15)及び天板1aに載置されることなく、その下端は、浮いた状態となっている。また、距離h1 ,h2 ,h3 は、各棚板及び天板1aに対する帯状窓部4(上帯状窓部4a,中帯状窓部4b,下帯状窓部4c)の位置によって決定される。
なお、上帯状窓部4a,中帯状窓部4b,下帯状窓部4cは、上辺と下辺との間隔が所定の間隔に統一されているので、全ての小物入れ10の保持部材7を同形状とすることによって、各小物入れ10は、上帯状窓部4a,中帯状窓部4b,下帯状窓部4cのいずれの場所にも取付け可能となっている。さらに、図1に示すように、共通の帯状窓部4において、小物入れ10とブック仕切り部材3とを混在させて使用するも好ましい。
その他の構造は、第1実施形態と同様である。
図9〜図14に於て、ブック仕切り部材3若しくは小物入れ10のさらに別の実施の形態を示す。
詳しく説明すると、図9は、小物入れ10を示し、この小物入れ10では、箱部材20の上面20aが、側面視で弯曲山状となっている。また、箱部材20の前面20bは、鉛直平面状となっている。
図10は、他の小物入れ10を示し、この小物入れ10では、箱部材20の上面20aが、側面視で弯曲山状となっている。また、箱部材20の前面20bは、曲面状となっている。また、内側の収納空間を区画する内板21は、複数枚(図例では2枚)とされている。
図11は、小物入れ10を示し、この小物入れ10では、箱部材20の上面20aが、側面視で直線状となっている。また、箱部材20の前面20bは、曲面状となっている。また、内側の収納空間を区画する内板21は、複数枚(図例では2枚)とされている。
図12は、小物入れ10を示し、この小物入れ10は、上方開口直方体状であって、木製である。そして、箱部材20の上面20aが、側面視で直線状となっている。また、箱部材20の前面20bは、鉛直平面状となっている。しかも、小物入れ10の幅寸法が十分に大きく、保持部材7と同等幅寸法とした場合を示している。
図13は、ブック仕切り部材3を示し、このブック仕切り部材3では、仕切り板19の左右側面の一方側に、収納箱体32が付設されている。このブック仕切り部材3では、仕切り板19の左右側面のうち、収納箱体32が付設されていない側に本40を立てかける場合、直接仕切り板19に本40を立てかけるようになっている。また、収納箱体32が付設されている側に本40を立てかける場合、収納箱体32に本40を立てかけるようになっている。言い換えれば、図13では、ブック仕切り部材3と小物入れ10を一体化した構造である。
図14は、小物入れ10を示し、この小物入れ10では、箱部材20の前面20bに、カードホルダ31が設けられている。このカードホルダ31には、上方からカード45を差込み抜き出し自在なガイド受け溝が形成されている。そして、カードホルダ31には、例えば、小物入れ10に入れる小物30の種類別を示すカード45が取り付けられるようになっている。このように、カードホルダ31が設けられていれば、一目で小物30をしまうべき場所がわかるようにでき、収納上手になる。
なお、本発明は上述の実施の形態に限定されず、例えば、書棚本体の一つの棚板に対応する帯状窓部を、高さを違えて複数開設し、その複数の帯状窓部のうちいずれかを選んでブック仕切り部材を取付けるように構成するも好ましい。このように構成すれば、同じブック仕切り部材を使用しつつも、棚板の上面とブック仕切り部材との上下距離を変更することができ、種々の本40のサイズに合わせた調整が可能となる。
以上のように、本発明に係る学習机は、平机1上の書棚本体2に対して、左右スライド自在及び着脱自在に取り付けられるブック仕切り部材3を有する学習机に於て、書棚本体2の鉛直後壁部11には、左右方向の帯状窓部4が開設され、ブック仕切り部材3は、水平片部6aと水平片部6aの前端に連設される垂下片部6bとを有するアングル部6が下端に設けられると共に側面視上方開口状のチャンネル部5が上端に設けられた保持部材7を、後端に備え、さらに、保持部材7のチャンネル部5は、帯状窓部4の上辺を形成する上辺形成部材8の下端部に、外嵌状に係止され、保持部材7のアングル部6は、帯状窓部4の下辺を形成する下辺形成部材9の上端部に手前から後方へ押込状に載置されるので、保持部材7のチャンネル部5の嵌め込みとアングル部6の押し込みだけで、ブック仕切り部材3の前後の動きを抑制することができる。具体的には、ブック仕切り部材3の手前側への移動を、保持部材7のチャンネル部5にて抑制し、後方側への移動を、保持部材7のチャンネル部5及び垂下片部6bで抑制することができる。また、ブック仕切り部材3の前端部を斜め上方に引き上げると容易にブック仕切り部材3を取り外すことができる。これにより、着脱容易であって取り付け状態ではしっかりと位置保持可能なブック仕切り部材3を有するようにできる。また、ブック仕切り部材3の構造も簡単である。
また、ブック仕切り部材3の重量は、保持部材7のアングル部6を介して下辺形成部材9の上端部に加えられるので、下辺形成部材9の上端部にてブック仕切り部材3の重量を支持することができ、さらに、アングル部6の垂下片部6bにて、ブック仕切り部材3が自重で回転しようとするのを防ぐことができる。これにより、従来のようにブック仕切り部材の下端を棚板の上面に載置しなくてもよく、ブック仕切り部材3を各棚板(上棚板14,中棚板15)及び天板1aの上面から上方へ離れた位置にもっていくことができる。その結果、ブック仕切り部材3のサイズを小さくできると共に、ブック仕切り部材3のサイズが小さいながらもサイズの大きな本40に対応させることができる。
また、ブック仕切り部材3のサイズが小さいながらもサイズの大きな本40に対応することができるので、従来のブック仕切り部材と比較して軽量であり、部品コストを削減することができる。また、軽量であるので、左右にスライドさせるのも容易である。
また、平机1上の書棚本体2に対して、左右スライド自在及び着脱自在に取り付けられる小物入れ10を有する学習机であって、書棚本体2の鉛直後壁部11には、左右方向の帯状窓部4が開設され、小物入れ10は、水平片部6aと水平片部6aの前端に連設される垂下片部6bとを有するアングル部6が下端に設けられると共に側面視上方開口状のチャンネル部5が上端に設けられた保持部材7を、後端に備え、さらに、保持部材7のチャンネル部5は、帯状窓部4の上辺を形成する上辺形成部材8の下端部に、外嵌状に係止され、保持部材7のアングル部6は、帯状窓部4の下辺を形成する下辺形成部材9の上端部に手前から後方へ押込状に載置されて、小物入れ10をブック仕切り部材と兼用するように構成したので、従来のブック仕切り部材を有する学習机と比較して、小物30を入れる場所と本40を置く場所のアレンジの幅を広げることができ、各個人の好みにより合った構成の学習机とすることができる。また、小物入れ10をブック仕切り部材と兼用するので、無駄となるスペースを削減することができる。
また、保持部材7のチャンネル部5の嵌め込みとアングル部6の押込だけで、小物入れ10の前後の動きを抑制することができる。具体的には、小物入れ10の手前側への移動を、保持部材7のチャンネル部5にて抑制し、後方側への移動を、保持部材7のチャンネル部5及び垂下片部6bで抑制することができる。また、小物入れ10の前端部を斜め上方に引き上げると容易に小物入れ10を取り外すことができる。これにより、着脱容易で取り付け時にはしっかりと位置保持可能なものとすることができる。また、構造も簡単である。
また、小物入れ10の重量は、保持部材7のアングル部6を介して下辺形成部材9の上端部に加えられ、下辺形成部材9の上端部にて小物入れ10の重量を支持することができる。これにより、小物入れ10の下端を各棚板(上棚板14,中棚板15)及び天板1aの上面に載置しなくてもよく、小物入れ10を各棚板及び天板1aの上面から上方へ離れた位置にもっていくことができる。その結果、小物入れ10のサイズを小さくできると共に、小物入れ10のサイズが小さいながらもサイズの大きな本40に対応させることができる。
また、小物入れ10のサイズが小さいながらもサイズの大きな本40に対応することができるので、従来のブック仕切り部材と比較して軽量であり、部品コストを削減することができる。また、軽量であるので、左右にスライドさせるのも容易である。
また、小物入れ10が、平面視で前後に細長の長方形状に外形が形成されているので、小物入れ10の左右側面に本40を立てかける際に、小物入れ10の左右側面略全体で本40を支持することができる。これにより、広い面積で本40に加わる力がより均等となり(図8の矢印P)、本40を傷めないようにできる。また、小物入れ10の左右側面全体に密着状に本40を立てかけることができるので、小物入れの左右側面に大きな凹凸がある場合と比較して、本40の収納スペースを増大させることができる。
また、アングル部6は、水平片部6aの後端に連設される後方上傾状の押込誘導ガイド片部6cを有するので、帯状窓部4の下辺を形成する下辺形成部材9の上端部に手前から後方へアングル部6を押込状とする際に、押込誘導ガイド片部6cを下辺形成部材9の上端部に当接させつつ滑らせて(図5の矢印A方向)、アングル部6をスムーズに押し込むことができる。これにより、ブック仕切り部材3(小物入れ10)の取付け作業がより容易となる。
本発明に係る学習机を示す要部正面図である。 一部破断側面図である。 第1実施形態の保持部材及びその周辺の要部断面側面図である。 保持部材の一例を示す斜視図である。 第2実施形態の保持部材及びその周辺の要部断面側面図である。 第3実施形態の説明図であって、(A)は保持部材の説明図、(B)は保持部材のアングル部を下辺形成部材の上端部に押込状とする際の説明図、(C)は保持部材を書棚本体に対して完全に取り付けた際の説明図である。 第4実施形態の小物入れを示す一部破断斜視図である。 小物入れ及びその周辺の簡略平面図である。 小物入れの他の実施の形態を示す斜視図である。 小物入れの別の実施の形態を示す斜視図である。 小物入れのさらに他の実施の形態を示す斜視図である。 小物入れのさらに別の実施の形態を示す斜視図である。 他の実施の形態を示す斜視図である。 小物入れの別の実施の形態を示す斜視図である。
符号の説明
1 平机
2 書棚本体
3 ブック仕切り部材
4 帯状窓部
5 チャンネル部
6 アングル部
6a 水平片部
6b 垂下片部
6c 押込誘導ガイド片部
7 保持部材
8 上辺形成部材
9 下辺形成部材
10 小物入れ
11 鉛直後壁部

Claims (4)

  1. 平机(1)上の書棚本体(2)に対して、左右スライド自在及び着脱自在に取り付けられるブック仕切り部材(3)を有する学習机に於て、
    上記書棚本体(2)の鉛直後壁部(11)には、左右方向の帯状窓部(4)が開設され、 上記ブック仕切り部材(3)は、水平片部(6a)と該水平片部(6a)の前端に連設される垂下片部(6b)とを有するアングル部(6)が下端に設けられると共に側面視上方開口状のチャンネル部(5)が上端に設けられた保持部材(7)を、後端に備え、
    さらに、上記保持部材(7)の上記チャンネル部(5)は、上記帯状窓部(4)の上辺を形成する上辺形成部材(8)の下端部に、外嵌状に係止され、
    上記保持部材(7)の上記アングル部(6)は、上記帯状窓部(4)の下辺を形成する下辺形成部材(9)の上端部に手前から後方へ押込状に載置されることを特徴とする学習机。
  2. 平机(1)上の書棚本体(2)に対して、左右スライド自在及び着脱自在に取り付けられる小物入れ(10)を有する学習机であって、
    上記書棚本体(2)の鉛直後壁部(11)には、左右方向の帯状窓部(4)が開設され、 上記小物入れ(10)は、水平片部(6a)と該水平片部(6a)の前端に連設される垂下片部(6b)とを有するアングル部(6)が下端に設けられると共に側面視上方開口状のチャンネル部(5)が上端に設けられた保持部材(7)を、後端に備え、
    さらに、上記保持部材(7)の上記チャンネル部(5)は、上記帯状窓部(4)の上辺を形成する上辺形成部材(8)の下端部に、外嵌状に係止され、
    上記保持部材(7)の上記アングル部(6)は、上記帯状窓部(4)の下辺を形成する下辺形成部材(9)の上端部に手前から後方へ押込状に載置されて、上記小物入れ(10)をブック仕切り部材と兼用するように構成したことを特徴とする学習机。
  3. 上記小物入れ(10)は、平面視で前後に細長の長方形状に外形が形成されている請求項2記載の学習机。
  4. 上記アングル部(6)は、上記水平片部(6a)の後端に連設される後方上傾状の押込誘導ガイド片部(6c)を有する請求項1,2又は3記載の学習机。
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