JPS583568Y2 - 対向して配設した机間における仕切板取付装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 事務室等においては、限られた室内を有効に利用するた
め、机の背面同志を互いに対向させ、天板を突合せて配
列することが多い。

しかし、この場合、執務者同志が互いに向き合うため、
互いに意識して、精神の集中を妨げられ、かつ書類等が
対向する太根上にはみ出したり、あるいは対向者の書類
中に混入することがある等の不都合がある。

本考案は、このような不都合を解消するために、両机の
天板の対向部に、簡単に支持金具を取付け、この支持金
具をもって、両天板の対向端部上面に、上方を向く仕切
板を着脱自在に取付けるようにした、仕切板取付装置に
関するもので、以下添付の図面に基いて具体的に説明す
る。

等高の机１，１は、その背面同志を対向させ、両天板２
，２の対向端面同志を近接させて配列されている。

３は支持金具で、上下の内向水平片３ ａ 、３ ｃを
もって形成される内向溝部４と、上部内向水平片３ａの
内端より連設された上向片３ｂとを備えている。

各天板２の対向端左右両端部には、外方より、支持金具
３の内向溝部４が嵌合され、下部内向水平片３Ｃの要所
に下方より螺挿した短寸のビス５を、天板２の下面に押
し付けることにより、支持金具３は天板２に固定されて
いる。

上方を向く仕切板６は、その下部を、両支持金具３．３
の上向片３ｂ、３ｂをもって挾持されるとともに、同じ
く下面を、上部内向水平片３ ａ 、３ ａの上面をも
って支承されて、両天板２，２の対向端部上面に、上方
を向いて取付けられている。

上述のように、本考案の装置によれば、机１に何等加工
を施すことなく、単にビス５をもって締着した支持金具
３をもって、任意の高さと厚さの仕切板６を、天板２，
２の対向端部上面に、着脱自在に取付けることができる
。

また必要に応じ、第１図に示すように、仕切板６の上縁
に、照明用螢光灯７あるいはメモ差し８，８等を嵌合し
て取付けることができるので、便利である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案装置を使用した背面対向する机の斜視図
、第２図は、同じく要部の拡大側面図である。 １・・・・・・机、２・・・・・・天板、３・・・・・
・支持金具、３ａ・・・・・・上部内向水平片、３ｂ・
・・・・・上向片、３Ｃ・・・・・・下部内向水平片、
４・・・・・・内向溝部、５・・・・・・ビス、６・・
・・・・仕切板、７・・・・・・螢光灯、８・・・・・
・メモ差し。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 天板相互間に若干の間隙を設けて対向配置した等高の机
   における天板の対向端部に、側面形はぼコ字形の内向溝
   部を有し、かつその上部内向水平片の端部に、上向片を
   連設してなる支持金具における内向溝部を嵌合して、各
   支持金具の下部内向水平片の適所に下方より螺挿したビ
   スを、天板の下面に押し付けることにより天板に止着し
   、上方を向く仕切板の下部を、両支持金具の上向片をも
   って挟持するとともに、同じく下面を、雨上部内向水平
   片をもって支承してなる対向して配設した杭間における
   仕切板取付装置。