JPH11234096A - 擬似雑音発生装置 - Google Patents
擬似雑音発生装置Info
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- JPH11234096A JPH11234096A JP3572698A JP3572698A JPH11234096A JP H11234096 A JPH11234096 A JP H11234096A JP 3572698 A JP3572698 A JP 3572698A JP 3572698 A JP3572698 A JP 3572698A JP H11234096 A JPH11234096 A JP H11234096A
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- noise
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- H04J13/00—Code division multiplex systems
- H04J13/0007—Code type
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-
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- Pulse Circuits (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
Abstract
意の位相から開始させる。 【解決手段】 複数の位相シフト量に対応するタップ選
択パターンを予めROM18に格納する。位相シフト量
をROM18に与えてANDゲート16にタップ選択パ
ターンを設定して擬似雑音発生器14が発生する擬似雑
音系列の位相をシフトさせたものをシフトレジスタ22
へ入力する。新たな位相量をROM18に設定した後、
シフトレジスタ22の内容を擬似雑音発生器14のシフ
トレジスタ10へ転送する。これを繰り返すことによ
り、複数の位相シフト量の合計として所望の位相シフト
を実現する。
Description
ivision Multiple Access )方式の通信システムにおい
て伝送信号を拡散変調するために用いられる擬似雑音系
列を発生する擬似雑音発生装置に関する。
号系列が使用されているCDMA通信システムにおいて
は、通信の相手方が制御チャネルを介して報知する時刻
データに基いて決められる位相から拡散符号系列を開始
させて速やかに符号同期を達成することが要求される。
また、長い周期の符号系列を複数の区間に分割してそれ
ぞれ別の局が使用するシステムにおいては、使用する位
相から符号系列を速やかに開始させること、及び互いの
干渉を低減するために割り当て変更の要求があったとき
割り当てられた位相から速やかに再スタートさせること
が要求される。
列の位相を任意に設定する方法として、それを発生する
擬似雑音発生器に通常の速度よりも速いクロックを供給
して位相を初期位相から所望の位相までシフトさせるこ
とがまず考えられる。しかしこの方法ではシフトのため
の高速クロックが必要であり、特にシフト量が大きい場
合に、短時間で所定のシフト量を得ようとすると、非常
に高速のクロックが必要になるという問題がある。
して擬似雑音発生器内のシフトレジスタの各段から適当
にタップを引き出し、それらの排他的論理和をとること
により位相がシフトした符号系列を生成することも考え
られる。しかし、この方法では所望のシフト量を得るた
めのタップ位置を計算で決定する必要があり、シフトレ
ジスタの段数が多いと多大な計算時間を要するという問
題がある。
的は、短時間で所望の位相から開始できる擬似雑音発生
装置を提供することにある。
接続された複数の遅延素子を有する擬似雑音発生器と、
位相シフト量に対応する選択パターンを格納する記憶装
置と、該記憶装置から出力された選択パターンに従って
該擬似雑音発生器の遅延素子の出力を選択するセレクタ
と、該セレクタが選択した遅延素子の出力を加算して、
該擬似雑音発生器が出力する擬似雑音系列の位相をシフ
トしたものとして出力する加算器とを具備する擬似雑音
発生装置が提供される。
量にそれぞれ対応する複数の選択パターンを格納してお
り、該複数の位相シフト量の中の指定された1つに対応
する選択パターンを出力することが好適である。前述の
装置は前記加算器が出力する擬似雑音系列を蓄積するシ
フトレジスタと、前記記憶装置へ位相シフト量の指定を
与えるとともに該シフトレジスタに蓄積された擬似雑音
系列を前記擬似雑音発生器の各遅延素子に転送すること
によって、複数の位相シフト量の合計として所望の位相
シフトを実現する制御部とをさらに具備することがさら
に好適である。
て、同一の構成要素には同一の参照番号が付されてい
る。図1は本発明の第1の実施例に係る擬似雑音発生装
置の回路図である。図1において、7段のシフトレジス
タ10とその4段目と7段目の出力の排他的論理和(E
OR)をとって1段目の入力へフィードバックするEO
R回路12とで周期27 −1のM系列を発生する擬似雑
音発生器14が構成されている。シフトレジスタ10の
各段の出力はそれぞれ7つのANDゲート16の一方の
入力へ接続される。ANDゲート16の他方の入力はR
OM18の出力に接続される。7つのAND回路16の
出力のすべては6つのEOR回路20により排他的論理
和がとられてこの装置の出力となる。
よりシフトレジスタの各段から適当にタップを引き出し
て排他的論理和をとることにより符号系列の位相を任意
にシフトしたM系列を得ることができる。そこで本発明
では、各シフト量を与えるタップ位置の選択パターンを
予め計算してROM18のシフト量でアドレスされる格
納位置に予め格納する。
た後、所望のシフト量をアドレスとしてROM18に与
えることによりROM18から所望のシフト量を与える
タップ位置の選択パターンが出力される。ROM18か
ら出力される選択パターンに応じてANDゲート16が
開いてタップ位置が選択され、選択されたタップ値がE
OR回路20で排他的論理和がとられて、初期値から所
望のシフト量だけシフトしたM系列、すなわち、所望の
位相のM系列が出力される。
ジスタを有し周期が241−1のM系列を出力する擬似雑
音発生器の場合に、任意のシフト量を得るためには(2
41−2)×41ビットのROM容量が必要とされ、現実
的でない。図2は本発明の第2の実施例に係る擬似雑音
発生装置の回路図である。図2およびそれ以降に示す例
では理解を容易にするために図1と同様に7段のシフト
レジスタ10を有し周期27 −1のM系列を発生する擬
似雑音発生器14が示されているが、以下に示す実施例
では例えば41段のシフトレジスタを有し241−1とい
った長い周期のM系列を発生する擬似雑音発生器にも同
様に適用可能である。
る、位相がシフトされたM系列をシフトレジスタ22へ
順次入力し、擬似雑音発生器14のシフトレジスタ10
の段数分のデータが揃ったところで再度シフトレジスタ
10へ転送する。これによって、複数の位相シフト量の
合計として所望の位相シフト量を得ることができる。さ
らに、ROM18に設定される位相シフト量を擬似雑音
系列の周期の1/2、1/4、1/8……とすることに
より限られた時間内に効率良く任意のシフト量を得るこ
とができる。さらに特定すればM系列の周期を2n −1
とするとき、2n- 1 ,2n-2 ……2,1の位相シフト量
に対応するタップ位置選択パターンをROM18に格納
し、2進化した所望位相シフト量のビットパターンに応
じてシフト量を加算することにより、任意の位相シフト
量を得ることができる。この場合に必要なROMの容量
はn×nビットに過ぎない。初期値を設定した後に上記
の操作を行なえば所望の位相のM系列を短かい時間内に
得ることができる。なお、必要な位相の種類が限られて
いる場合、ROM18にはそれらをその和で表現するに
十分な種類だけ用意すれば良い。例えば、発生させたい
位相が0,4,16,64,68または80だったとす
ると、64,16,4の位相シフト量に相当する選択パ
ターンをROM18に格納しておけば必要なすべての位
相はこれらの和で表現することができる。
期127(=27 −1)のM系列を初期値から68クロ
ックだけ進めた(または遅らせた)位相で出力するとき
の図2の回路の動作を説明する。なお、周期241−1と
いった長い周期のM系列発生回路の場合でも本質的にこ
れと同様である。初期設定パルスPRSETがシフトレ
ジスタ22に入力されることにより初期値a(0)がシ
フトレジスタ22に設定される。図3中のSBUFの欄
はシフトレジスタ22に設定されている値を示す。また
SRの欄はシフトレジスタ10に設定されている値を示
す。初期設定パルスPRSETは制御器24にも入力さ
れる。それに応じて制御器24は位相シフト値SFTV
ALを取り込み、後に説明するいずれかの手法により位
相シフト値68を実現する組み合わせを64+4と決定
し、まず、64クロックの位相シフト値に相当する選択
パターンの格納アドレスad(64)をROM18に与
える(図3のADDRの欄参照)。これに応じてROM
18からは64クロックの位相シフトを実現するタップ
値の選択パターンtp(64)が出力される(図3のT
APINFOの欄参照)。その後、制御器24からロー
ドパルスLOADが出力されて、シフトレジスタ22に
設定されていた初期値a(0)がシフトレジスタ10に
転送される(SBUF,SRの欄参照)。期間T1にお
いて信号CLKONが7クロックの期間だけHレベルに
なるとANDゲート26が開いて、シフトレジスタ10
および22にシフトクロックCLKが7回入力される。
7つのシフトクロックにより擬似信号系列発生器14か
ら7ビットのM系列が出力され、同時にシフトレジスタ
22へはそれよりも64クロックだけ進んだ(または遅
れた)値a(64)が設定される(SBUFの欄参
照)。次に制御器24から4クロックの位相シフト値に
相当するアドレスad(4)が出力され(ADDR)、
ROM18からそれに対応するタップ位置選択パターン
tp(4)が出力される(TAPINFO)。この状態
でロードパルスLOADによりa(64)がシフトレジ
スタ10に設定され(SBUF,SR)、期間T2にお
いてシフトレジスタ10,22へ7つのシフトクロック
が供給されると、シフトレジスタ22には初期値a
(0)よりも64+4クロックだけ位相が進んだ(また
は遅れた)値a(68)が設定される。シフトクロック
CLKをこのまま続けて与えることにより、加算器20
の出力を所望の擬似雑音系列として取り出しても良い。
図に示した例では、ロードパルスLOADで値a(6
8)をシフトレジスタ10へ転送し、期間T3において
連続的にシフトクロックCLKを供給することにより擬
似雑音系列発生器14から所望の位相の擬似雑音系列が
出力される。
回路ブロック図である。図4の例は、前述したように、
64,16,4の位相シフト量に相当する選択パターン
をROM18に格納してそれらの和により0,4,1
6,64,68または80の位相シフトを実現するもの
である。図5に、例として68クロックの位相差を実現
するときの動作のタイミングチャートを示す。
御部28へ入力されると、64クロックの位相シフト量
に相当するタップ選択パターンの格納アドレスad(6
4)が出力され(ADDR)それとともに値64が出力
される(REFSFT)。また初期設定パルスPRSE
Tにより減算器30にシフト値68が取り込まれ出力さ
れる(SFT)。比較器32において値64(REFS
FT)と減算器30が出力する値68(SFT)が比較
され、SFTがREFSFTより大であるので、シフト
オン信号SFTONはHレベルになる。SFTONがH
レベルであると、タイミング制御部28はロードパルス
LOADを出し、期間T1においてCLKONをHレベ
ルにする。それによって前述したように、シフトレジス
タ22へは初期値a(0)から64クロック分位相シフ
トしたa(64)が設定される。次にタイミング制御部
28から減算パルスSUBPLSが出力され、減算器3
0において68−64の計算が実行され、結果の4が出
力される(SFT)。その後、タイミング制御部28か
らad(16)(ADDR)及び値16(REFSF
T)が出力されるが4(SFT)<16(REFSF
T)であるので比較器32が出力する信号SFTONは
Lレベルになる。この場合にはタイミング制御部28か
らはパルスLOADは出力されず、次のad(4)(A
DDR)及び値4(REFSFT)が出力される。この
ときはREFSFT=SFTであるので信号SFTON
はHレベルとなり、パルスLOADと信号CLKONが
出力されて、シフト量4の位相シフトが実行される。R
OMに格納されている3つの選択パターンのすべてにつ
いて処理が終了したので、タイミング制御部28はロー
ドパルスLOADをシフトレジスタ10へ与えて上記の
結果を擬似雑音系列発生器14へロードし、期間T3に
おいてクロックオン信号をHレベルにして擬似雑音系列
発生器14の動作を開始させる。
例では周期が27 −1=127の擬似雑音系列を任意の
位相で得るために、64,32,16……2,1の位相
シフト量に相当する選択パターンをROM18(図2)
に予め格納する。2進数で表わされた所望位相シフト量
を最上位ビットから順に調べ、それが1であるときにそ
のビット位置に相当する位相シフト量に相当するタップ
選択パターンのアドレスをROM18に与えることによ
って、任意の位相を実現する。
ときの動作のタイミングチャートを示す。初期設定パル
スPRSETにより位相シフト値SFTVALがビット
シフト部34にとり込まれ、タイミング制御部36はa
d(64)を出力する。68を2進数で表わすと100
0100である。最上位ビットは1であるからシフトオ
ン信号SFTONはHレベルになる。このときタイミン
グ制御部36はロードパルスLOAD及びクロックオン
信号CLKONを出力し、64クロック分の位相シフト
が行なわれる。次に、タイミング制御部36はad(3
2)を出力し、シフトパルスSFTPALを出力してビ
ットシフト部34内の値を1ビット上位へシフトさせ
る。最上位ビットは0になるのでSFTONはLレベル
になり、LOAD,CLKONは出力されない。ADD
Rがad(4)になったときSFTONはHレベルにな
るのでLOAD,CLKONが出力されて4クロック分
の位相シフトが行なわれる。すべてのビットが調べ終わ
ったら、ロードパルスLOADが出力され、CLKON
がHレベルに固定されて、所望の位相の擬似雑音系列が
連続的に出力される。
ているが、最下位ビットから順に調べて1のビットがあ
れば相当のシフトを実行するようにしても良いのは勿論
である。また、前述のように必要な位相シフト量が例え
ば4,16,64,68または80と限られている場
合、tp(4),tp(16),tp(64)の3つの
選択パターンのみを格納し、位相シフト値SFTVAL
の所定の3つのビット位置のみを調べれば良い。
相シフトの処理には7シフトクロックとロードパルスL
OADの出力を必要としている。これに代えて単に4つ
のシフトクロックを擬似雑音発生器14のシフトレジス
タ10に与えれば4シフトクロック分の位相シフトが実
現される。すなわち、位相シフト量がシフトレジスタ1
0の段数nよりも大きくないときは必要数のシフトクロ
ックをシフトレジスタ10に単に与えるようにすれば処
理時間を一層短縮できる。さらに、図8に示すように、
比較器38において与えられたシフト値SFTVALを
所定値、例えばシフトレジスタの段数nと比較し、それ
よりも大きくなければ、クロックオン信号CLKONを
それに応じた時間だけHレベルとすることで必要な数の
シフトクロックを発生させ、短時間で所望の位相を得る
ことができる。
ser Unit)及びメモリ等で構成されるマイクロコンピュ
ータ40で実現した例を示す。マイクロコンピュータ4
0のメモリにはROM18と同等の機能を有すテーブル
TAPTABLEが格納され、MPUはこれを参照する
ことによりタップ選択パターンTAPINFOを直接A
NDゲート16に与えることができる。マイクロコンピ
ュータ40はまたシフトレジスタ22の値SBVALを
読み出すことができ、シフトレジスタ10に値SRを設
定することができ、シフトレジスタ10から値PNVA
Lを読み出すことができる。クロック生成部42はマイ
クロコンピュータ40からシフトクロック数CLKNが
与えられるとシフトクロックCLKをシフトレジスタ1
0および22へ供給し、指定された数のシフトクロック
を出力し終ったら完了信号CMPLをアクティブにして
マイクロコンピュータ40へ返す。
の第1の例を示す。これは図4及び図5を参照して説明
した例に対応する。最初に、ループ変数kに、n回ルー
プするための値(n−1)を設定する(ステップ100
0)。次に、シフトレジスタ10に初期値INIを設定
する(ステップ1002)。タップ情報テーブル(TA
PTABLE)内のk番目のタップ情報TAPINFO
(k)によるシフト処理を行うかどうかを判定するため
に、そのシフト量REFSFT(k)と残シフト量SF
Tの値を比較する(ステップ1004)。残シフト量信
号SFTの方が大きいか等しければTAPINFO
(k)をANDゲート16に設定し、残シフト量信号S
FTを位相シフト量信号REFSFT(k)だけ減算し
てから(ステップ1006)シフト操作を開始する。シ
フトレジスタ10の段数分のシフトを行うために、発生
クロック数指定信号CLKNに7という値を設定する
(ステップ1008)。クロック生成部42からのクロ
ック出力完了信号CMPLを待ってから(ステップ10
10)、シフトレジスタ22の内容SBVALを読み出
してシフトレジスタ10へ転送し、ループ変数を減じて
(ステップ1012)、まだループ回数を満了していな
い場合は(ステップ1014)、ステップ1004へと
移行する。全操作が完了した時点で、シフトレジスタ1
0の内容PNVALを読みだして動作を完了する(ステ
ップ1016)。なお、PNVALを読みださず、クロ
ック生成部42に引き続いてシフトクロックCLKを発
生させる様指示すれば、擬似雑音系列を連続的にPO端
子の出力に得ることができる。
の第2の例を示すフローチャートである。これは図6お
よび図7を参照して説明した例に対応する。最初に、ル
ープ変数kに、n回ループするための値(n−1)を設
定する(ステップ1100)。次に、シフトレジスタ1
0にシリアルバッファ設定初期値INIを設定する(ス
テップ1102)。タップ情報テーブル(TAPTAB
LE)内のk番目のタップ情報TAPINFO(k)に
よるシフト処理を行うかどうかを判定するために、シフ
ト量信号SFTの第kビット目の値dkがセットされて
いるかどうかを調べる(ステップ1104)。そのビッ
トがもしセットされていればTAPINFO(k)をA
NDゲート16に設定してから(ステップ1106)シ
フト操作を開始する。ここでは、シフトレジスタ10の
段数分のシフトを行うために、発生クロック数指定信号
CLKNに7という値を設定する(ステップ110
8)。クロック生成部42からのクロック出力完了信号
CMPL出力を待ってから(ステップ1110)、シフ
トレジスタ22の内容SBVALをシフトレジスタ10
へ転送し、ループ変数を減じて(ステップ1112)、
まだループ回数を満了していない場合は(ステップ11
14)、ステップ1104へと移行する。全操作が完了
した時点で、シフトレジスタ10の内容PNVALを読
みだして動作を完了する(ステップ1116)。なお、
PNVALを読みださず、クロック生成部42に引き続
いてシフトクロックCLKを発生させる様指示すれば、
擬似雑音系列を連続的にPO端子の出力に得ることがで
きる。
の第3の例を示す。これは図8を参照して説明した例に
対応する。最初に残シフト量信号SFTで与えられる総
シフト量が、予め定める一定値(図の例では49)より
小さい場合は(ステップ1200)、右に分岐して所要
数のクロック発生数を発生クロック数指定信号CLKN
に設定し(ステップ1202)、シフト動作完了を以て
シフト動作完了とする(ステップ1204)。そうでは
ない場合は、ループ変数kに、n回ループするための値
(n−1)を設定する(ステップ1206)。次に、シ
フトレジスタ10に初期値INIを設定する(ステップ
1208)。タップ情報テーブル(TAPTABLE)
内のk番目のタップ情報(TAPINFO(k))によ
るシフト処理を行うかどうかを判定するために、そのシ
フト量と残シフト量信号SFTの第kビット目の値dk
がセットされているかどうかを調べる(ステップ121
0)。そのビットがもしセットされていればTAPIN
FO(k)をANDゲート16に設定してから(ステッ
プ1212)シフト操作を開始する。ここで、(a)R
EFSFT(k)の値が、シフトレジスタ10の段数7
より小さい場合は(ステップ1214)、REFSFT
(k)分のクロックを(ステップ1216)、(b)そ
れ以外の場合には、シフトレジスタ10の段数分のシフ
トを行うために、発生クロック数指定信号CLKNに7
という値を設定する(ステップ1218)。クロック生
成部42からのクロック出力完了信号CMPL出力を待
ってから(ステップ1220)、(b)の場合のみ、シ
フトレジスタ22の内容SBVALをシフトレジスタ1
0へ転送する(ステップ1222)。次にループ変数を
減じて(ステップ1224)、まだループ回数を満了し
ていない場合は(ステップ1226)、ステップ121
0へと移行する。全操作が完了した時点で、シフトレジ
スタ10の内容PNVALを読みだして動作を完了する
(ステップ1228)。なお、PNVALを読みださ
ず、クロック生成部42に引き続いてシフトクロックC
LKを発生させる様指示すれば、擬似雑音系列を連続的
にPO端子の出力に得ることができる。
意の量だけ位相シフトした擬似雑音系列を高速に、か
つ、コンパクトな規模の処理により得ることが可能とな
る。
の回路図である。
の回路図である。
トである。
ク図である。
トである。
ク図である。
トである。
ク図である。
ク図である。
1の例を示すフローチャートである。
2の例を示すフローチャートである。
3の例を示すフローチャートである。
Claims (7)
- 【請求項1】 直列に接続された複数の遅延素子を有す
る擬似雑音発生器と、 位相シフト量に対応する選択パターンを格納する記憶装
置と、 該記憶装置から出力された選択パターンに従って該擬似
雑音発生器の遅延素子の出力を選択するセレクタと、 該セレクタが選択した遅延素子の出力を加算して、該擬
似雑音発生器が出力する擬似雑音系列の位相をシフトし
たものとして出力する加算器とを具備する擬似雑音発生
装置。 - 【請求項2】 前記記憶装置は複数の相異なる位相シフ
ト量にそれぞれ対応する複数の選択パターンを格納して
おり、該複数の位相シフト量の中の指定された1つに対
応する選択パターンを出力する請求項1記載の擬似雑音
発生装置。 - 【請求項3】 前記加算器が出力する擬似雑音系列を蓄
積するシフトレジスタと、 前記記憶装置へ位相シフト量の指定を与えるとともに該
シフトレジスタに蓄積された擬似雑音系列を前記擬似雑
音発生器の各遅延素子に転送することによって、複数の
位相シフト量の合計として所望の位相シフトを実現する
制御部とをさらに具備する請求項2記載の擬似雑音発生
装置。 - 【請求項4】 前記記憶装置は、前記擬似雑音発生器が
出力する擬似雑音系列の周期の約1/2の位相シフト
量、その1/2の位相シフト量及びさらにその1/2の
位相シフト量にそれぞれ対応する選択パターンを少なく
とも格納する請求項3記載の擬似雑音発生装置。 - 【請求項5】 前記擬似雑音発生器が発生する擬似雑音
系列の周期を2n −1とするとき、前記記憶装置は、2
n-1 ,2n-2 及び2n-3 の位相シフト量にそれぞれ対応
する選択パターンを少なくとも格納する請求項4記載の
擬似雑音発生装置。 - 【請求項6】 前記制御部は、記憶装置に対して指定す
べき位相シフト量が所定値以下であるとき、前記シフト
レジスタから前記擬似雑音発生器の各遅延素子への転送
による位相シフト量の加算に代えて、位相シフト量に相
当する数のクロックを該擬似雑音発生器へ与える請求項
3〜5のいずれか1項記載の擬似雑音発生装置。 - 【請求項7】 前記制御部は、前記所望の位相シフトの
量が所定値以下であるとき、前記シフトレジスタから前
記擬似雑音発生器の各遅延素子への転送による所望の位
相シフトの実現に代えて、該所望の位相シフトに相当す
る数のクロックを該擬似雑音発生器へ与える請求項3〜
6のいずれか1項記載の擬似雑音信号発生装置。
Priority Applications (5)
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JP03572698A JP3587675B2 (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 擬似雑音発生装置 |
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CN98125581A CN1115815C (zh) | 1998-02-18 | 1998-12-17 | 伪噪声产生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP03572698A JP3587675B2 (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 擬似雑音発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP3587675B2 JP3587675B2 (ja) | 2004-11-10 |
Family
ID=12449866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP03572698A Expired - Fee Related JP3587675B2 (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 擬似雑音発生装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
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