JPH11231903A - 制御システム - Google Patents

制御システム

Info

Publication number
JPH11231903A
JPH11231903A JP3552898A JP3552898A JPH11231903A JP H11231903 A JPH11231903 A JP H11231903A JP 3552898 A JP3552898 A JP 3552898A JP 3552898 A JP3552898 A JP 3552898A JP H11231903 A JPH11231903 A JP H11231903A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
board
abnormality
party
output
control system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3552898A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Kitagawa
伸一 北川
Hiroshi Sewai
裕志 瀬和居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP3552898A priority Critical patent/JPH11231903A/ja
Publication of JPH11231903A publication Critical patent/JPH11231903A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)
  • Safety Devices In Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別に切替用ボードを要することなく、二重
化を実現する。 【解決手段】 2枚のドーターボードを1組とし、各ボ
ードに異常通知出力部14と、異常通知入力部32と、
切替要求出力部33と、切替要求入力部34と、異常表
示ランプ16と、常用表示ランプ17と、常用切替スイ
ッチ31と、を備え、相手から異常通知出力、切替要求
出力を受けると、常用/待機状態を遷移し、また自己に
異常が生じると、異常表示ランプ16を点灯し、自己が
常用となれば常用表示ランプ17を点灯する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プラント制御、
プロセス制御に使用される二重化切替機能を有する制御
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、システムの稼働率を高めるため
に、構成要素を二重化して使用することが行われる。ま
た、プラント制御、プロセス制御に使用される制御シス
テムは、複数の演算ボード、入出力ボードが組合わされ
て構成されることが多い。この種の制御システムでは、
必要に応じて各種類のボードを2枚設け、一方を常用
側、他方を待機側とし、常用側に支障が生じると、2枚
のボードの役割、つまり常用/待機を入れ替える。この
役割の切替のために、一組の常用/待機ボードに対して
1枚の切替用カードを設ける。この従来の制御システム
は、図5に示すように、2枚の一対のボード1A と1B
の間に、切替用ボード2が設けられ、この切替ボード2
により、ボード1A とボード1B の常用/待機が切替え
られる。ボード1A はCPU11と、メモリ12と、入
出力ポート13と、常用切替入力部14と、異常通知出
力部15と、異常表示ランプ16と、常用表示ランプ1
7とを備えており、ボード1B も同様の構成を有する。
切替用ボード2は常用/待機切替回路21と、A側選択
スイッチ22A と、B側選択スイッチ22B と、A側常
用選択信号出力部23A と、B側常用選択信号出力部2
B とを備えている。
【0003】この制御システムでは、切替用ボード2が
ボード1A 、ボード1B の正常/異常等の情報を取込
み、いずれが常用/待機となるか判定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の制御シ
ステムでは、二重化のための一組に1枚の切替用ボード
が必要であり、コストがかかる。その上、システムとし
て構成要素(部品)が増えて、故障の発生する確率が高
くなる。また、切替用ボードが故障すると、せっかく二
重化しているボードの切替が正しく行われない、という
問題がある。
【0005】この発明は上記問題点に着目してなされた
ものであって、特別に切替用ボードを要することなく、
それでいて二重化動作を確実になし得る制御システムを
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の制御システム
は、複数の演算ボードや、入出力ボードを組合せて構成
される制御システムにおいて、2枚一組のボードを二重
化の組と定め、各ボードに、自己の異常を相手方に通知
するための異常出力手段と、自己を常用に移行させる要
求を相手に通知するための切替要求出力手段と、相手の
異常出力の通知を取込む異常通知入力手段と、相手の切
替要求出力を取込む切替要求入力手段と、自己の正常/
異常の状態表示を行う表示手段と、現在の自己の状態と
相手方からの信号の状態をもとに、自己の状態遷移と信
号出力とを行う制御手段と、を備えている。
【0007】この制御システムでは、一方のボードで自
己に異常が発生すると、異常出力出力より、相手方の異
常通知入力手段を経て、相手方に通知される。また、一
方のボードで自己を常用に移行したい場合に、切替要求
出力手段、相手方の切替要求入力手段を経て、相手方に
通知される。また、表示手段に正常/異常の別、常用/
待機の別が表示される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発
明をさらに詳細に説明する。図1は、この発明の一実施
形態制御システムのボード構成を説明する斜視図であ
る。なお、ここでは2枚一組のボードをドーターボード
と称し、図1のようにドーターボード1 A 、1B
C 、1D 、…… はラック3内で、ラック3に取付ら
れたマザーボード4にコネクタ5で接続されるものとす
る。ドーターボード1A 、1B 、……の前面には、図2
に示すように、異常表示ランプ16、常用表示ランプ1
7及び常用切替スイッチ31を備えており、異常表示ラ
ンプ16はそのボードが自己の異常を報知するものであ
る。常用表示ランプ17はそのボードが常用側のとき点
灯、待機側のとき消灯する。常用切替スイッチ31は人
が意図的に一方のボードを常用側としたいときに押され
る。この常用切替スイッチ31は、例えばシステムを稼
働させたまま、一方のボードを保守点検のため取り外し
たいような場合、他方のボードを意図的に常用側に切替
え、待機側となったボードを取り外す、というような使
い方をする。
【0009】この制御システムでのドーターボード
A 、1B 、1C 、1D 、……は、プロセス制御システ
ムの場合、制御演算カード、入出力カードがこれに相当
する。この実施形態制御システムの各ドーターボードの
内部構成を図3に示す。ドーターボード1A は、図5に
示す従来の制御システムのボードにも備えるCPU11
と、メモリ12と、入出力ポート13と、異常通知出力
部14、異常表示ランプ16、常用表示ランプ17を備
えている。この他、さらに上記した常用切替スイッチ3
1と、異常通知入力部32、切替要求出力部33、切替
要求入力部34を備えている。ドーターボード1B の内
部構成も、ドーターボード1A の内部構成と全く同様で
ある。
【0010】ドーターボード1A 、1B は、マザーボー
ド4を介して互いの異常通知出力部14が相手方の異常
通知入力部32に接続され、また互いの切替要求出力部
33もマザーボード4を介して相手方の切替要求入力部
34に接続されている。図4は、ドーターボード1A
中で実行される常用/待機の判定切替タスクの処理の流
れを示すフロー図である。
【0011】先ず、処理タイミングが到来すると、自己
(A)が正常であるか否かを判別する(ステップST
1)。自己診断の結果、正常であれば判定YESで、次
に相手(B)が正常か否か判別する(ステップST
2)。相手の異常通知出力部からこちらの異常通知入力
部32を経て、異常通知が取込まれない場合、判定YE
Sで次に移り、常用切替スイッチ31が押されたか否か
を判別する(ステップST3)。オペレータがドーター
ボード1A を意図的に常用側に移行しようとして、常用
切替スイッチ31を押した場合、この判定YESで、続
いて自己が常用か否かを判別する(ステップST4)。
すでに、常用である場合は、そのままリターンする。
【0012】ステップST4の判定で、自己が常用でな
いと判別した場合には、自己を常用に設定する(ステッ
プST5)とともに、常用表示ランプ17を点灯して
(ステップST6)、処理を終了する。またステップS
T2で相手(B)が正常でない場合、その判定はNOと
なり、この場合も自己を常用とする(ステップST5)
とともに、常用表示ランプ17を点灯する(ステップS
T6)。ステップST3で、常用切替スイッチ31が押
されていない場合、判定NOで何も処理しないで動作を
終了する。
【0013】また、ステップST1において、自己診断
の結果、自己(A)が正常でないと判別された場合に
は、ステップST1の判定NOで、自己を待機側に移行
する(ステップST7)とともに、常用表示ランプ17
を消灯させる(ステップST8)。さらに、異常表示ラ
ンプ16を点灯して(ステップST9)、処理を終了す
る。
【0014】ドーターボード1B でも、図4のAとBを
入れ替えた状態で、図4に示す動作処理を実行する。以
上より、各ドーターボード1A 、1B は、自己の正常/
異常、相手の正常/異常、自己の常用切替スイッチのO
N/OFF、及び自己の現在の常用/待機の状態をもと
に判定を行い、必要に応じて自己の常用/待機の状態遷
移、常用表示ランプの点消灯、異常表示ランプの点消灯
を行うことにより、二重化システムを実現している。常
用側で異常が発生すれば、A側、B側で常用/待機が入
れ替わる。待機側で常用切替スイッチが押されれば、同
じく常用/待機が入れ替わる。但し、常用になるべきボ
ードが異常の状態にある時はこの限りでない。
【0015】なお、上記実施形態では、2枚のドーター
ボードとマザーボードという組合を採用しているが、2
台一組の機器と、その間を接続する配線ケーブルという
組合せでもよい。また、常用と異常表示ランプは、点灯
/消灯としているが、これに代え点滅や色変化でもよ
く、あるいは文字、数字で表示してもよい。
【0016】人が意図的に常用/待機を切替えする操作
が必要でない場合、常用切替スイッチは省略してもよ
い。また、機能達成を上記実施形態では、CPU、メモ
リなどで構成してソフトウェアで切替判定するようにし
ているが、これに代え全てハードウェアロジックで判定
回路を構成してもよい。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、2枚一組のドーター
ボードをバスラインを通じて接続するだけで、常用/待
機でなる二重化システムを容易に構成することができ
る。また、簡単な信号の相互接続だけで、常用/待機の
適切な移行が行われる。また、2枚一組のボード以外
に、特別な切替用のカードや切替用回路を設けないた
め、システムの故障率を従来に比べて低くおさえること
ができる。
【0018】その上、特別な切替用カードや切替回路自
体が故障して正しく切替が行われなくなることが避けら
れるし、特別な切替用カードや切替回路が不要な分、コ
ストが低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態制御システムのボード配
置を示す図である。
【図2】同実施形態制御システムのドーターボードの前
面図である。
【図3】同実施形態制御システムのドーターボードの回
路構成を示すブロック図である。
【図4】同実施形態制御システムの動作を説明するため
のフロー図である。
【図5】従来の制御システムの構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
A 、1B ドーターボード 4 マザーボード 14 異常通知出力部 16 異常表示ランプ 17 常用表示ランプ 31 常用切替スイッチ 32 異常通知入力部 33 切替要求出力部 34 切替要求入力部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の演算ボードや、入出力ボードを組合
    せて構成される制御システムにおいて、 2枚一組のボードを二重化の組と定め、 各ボードに、自己の異常を相手方に通知するための異常
    出力手段と、自己を常用に移行させる要求を相手に通知
    するための切替要求出力手段と、相手の異常出力の通知
    を取込む異常通知入力手段と、相手の切替要求出力を取
    込む切替要求入力手段と、自己の正常/異常の状態表示
    を行う表示手段と、現在の自己の状態と相手方からの信
    号の状態をもとに、自己の状態遷移と信号出力とを行う
    制御手段と、 を備えたことを特徴とする制御システム。
JP3552898A 1998-02-18 1998-02-18 制御システム Pending JPH11231903A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3552898A JPH11231903A (ja) 1998-02-18 1998-02-18 制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3552898A JPH11231903A (ja) 1998-02-18 1998-02-18 制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11231903A true JPH11231903A (ja) 1999-08-27

Family

ID=12444248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3552898A Pending JPH11231903A (ja) 1998-02-18 1998-02-18 制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11231903A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130101756A (ko) * 2012-03-06 2013-09-16 엘에스산전 주식회사 이중화 제어기 시스템

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130101756A (ko) * 2012-03-06 2013-09-16 엘에스산전 주식회사 이중화 제어기 시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7814347B2 (en) Power supply device
JPH11231903A (ja) 制御システム
JPH06259343A (ja) 多重バス制御方式及びそれを用いたシステム
JP2505386B2 (ja) 信号灯制御システム
KR20000040686A (ko) Lan 선로의 이중화 시스템
KR100364780B1 (ko) 통신 시스템의 정상회로 선택 장치
KR0152229B1 (ko) 시스팀의 이중화를 위한 저가형 이중화 노드
KR100278703B1 (ko) 교환기에서 디바이스 액세스 버스 이중화 제어회로
KR200206030Y1 (ko) 교환기 셀프간 이중화 인터페이스 구조
JPH09212388A (ja) Cpuの動作監視方法
KR100324280B1 (ko) 교환 시스템에서 프로세서의 제어버스 이중화시 오동작 방지방법
JP2775536B2 (ja) 電源装置および電源制御方法
JP3372917B2 (ja) 電源異常通報回路
JP2834306B2 (ja) 切り替え制御回路
JP3252307B2 (ja) 装置状態表示機能を有する通信システム装置
KR20010054911A (ko) 통신 시스템의 예비 절체 장치
KR100476454B1 (ko) 이중화를 지원하는 셀프 구조 시스템 및 그 보드
KR200184057Y1 (ko) 교환기의 링 보드에서 부하 분할 방식을 적용한 이중화알람 장치
JPH11305875A (ja) 通信装置
KR100825458B1 (ko) 기지국 제어장치 망동기 보드 이중화를 위한 이중화 보드장치
KR100220228B1 (ko) 이중화구조에 있어서 상태천이제어장치
JP2548063Y2 (ja) 多分配装置
KR970078309A (ko) 이동 통신 교환기의 상 · 하위 프로세서간 버스 통신장치 및 방법
JPH11154037A (ja) 接続状態検出装置
JPH05341891A (ja) ターミネータ結合方式