JP2834306B2 - 切り替え制御回路 - Google Patents

切り替え制御回路

Info

Publication number
JP2834306B2
JP2834306B2 JP2283013A JP28301390A JP2834306B2 JP 2834306 B2 JP2834306 B2 JP 2834306B2 JP 2283013 A JP2283013 A JP 2283013A JP 28301390 A JP28301390 A JP 28301390A JP 2834306 B2 JP2834306 B2 JP 2834306B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
logic
holding
abnormal
abnormal signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2283013A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04156642A (ja
Inventor
秀紀 南口
健一 桑子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2283013A priority Critical patent/JP2834306B2/ja
Publication of JPH04156642A publication Critical patent/JPH04156642A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2834306B2 publication Critical patent/JP2834306B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hardware Redundancy (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 二重化による冗長構成がとられた電子装置において、
各系の異常を示す信号に応じて系を切り替え、その系の
選択信号を出力する切り替え制御回路に関し、 素子の応答時間のバラツキにかかわらず、状態保持信
号に応じて選択信号を確実に保持することができること
を目的とし、 二重化された系の各系の故障を示す第一の異常信号お
よび第二の異常信号に応じて、故障となった系と反対側
の系を選択する選択信号を出力し、所定の状態保持信号
に応じてその選択信号を保持する保持手段を備えた切り
替え制御回路において、第一の異常信号に応じて保持手
段に与えられる第二の異常信号を阻止する異常信号阻止
手段を備えて構成される。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、二重化による冗長構成がとられた電子装置
において、各系の異常を示す信号に応じて系を切り替
え、その系の選択信号を出力する切り替え制御回路に関
する。
〔従来の技術〕
近年、多くの電子機器では、高性能化と同時に小型化
がはかられ、使用部品点数の増大に応じて高信頼性を確
保することが重要な課題となっている。したがって、こ
のような高信頼性の要求に対応する方法として、所定の
回路、信号経路その他を二重化した冗長構成を採用し、
信頼度および保守性の向上をはかった設計がなされる場
合が多くなっている。このように設計された機器では、
二重化された部分の故障検出に応じてその系を切り替え
て運転続行を行うために、両系の動作状態(正常/故
障)に応じて現用稼働すべき系を選択し、その系に切り
替える切り替え制御回路が用いられる。
第4図は、従来の切り替え制御回路の構成例を示す図
である。
図において、二重化された系(以下、個々の系を「0
系」あるいは「1系」という。)の内、1系の異常信号
はゲート回路41を介してR−S形保持回路43の入力端子
Sに与えられる。0系の異常信号は、ゲート回路42を介
してR−S形保持回路43の入力端子Rに与えられる。R
−S形保持回路43の出力端子Qは、インバータ44を介し
て選択信号を出力する。状態保持信号は、ゲート回路4
1、42の制御端子に与えられる。
このような切り替え制御回路では、状態保持信号が論
理「0」(非アクティブ)であると、R−S形保持回路
43には0系の異常信号および1系の異常信号が与えられ
る。R−S形保持回路43は、これらの信号の論理値に応
じて、表に示す論理値の選択信号を出力する。ここに、
各異常信号は、それぞれの系が異常となったときに論理
「1」となる。選択信号の論理「1」は1系が現用の系
として選択されることを示し、反対に論理「0」は0系
が現用の系として選択されることを示す。また、状態保
持信号は、論理「1」で各異常信号をマスクし、R−S
形保持回路43の入力端子R、Sの入力論理値「0」に固
定する。
すなわち、R−S形保持回路43は、両系の異常信号が
論理「0」であるときは、その前に出力されていた選択
信号の論理値をそのまま保持する(表)。また、R−
S形保持回路43は、1系の異常信号(第5図(a))
の論理「1」に応じて選択信号を論理「0」として0系
の選択に切り替え(表、第5図(a))、0系の異
常信号(第5図(a))の論理「1」に応じて選択信
号を論理「1」として1系の選択に切り替える(表、
第5図(a))。さらに、R−S形保持回路43は、両
系の異常信号が論理「1」となると、選択信号を論理
「0」として0系を選択する(表、第5図(a)〜
)。
また、状態保持信号が論理「1」となると、R−S形
保持回路43の入力論理値が「0」に固定されるので、選
択信号の論理値がそのまま保持される(表)。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、このような従来例構成の切り替え制御回路
では、両系の異常信号が論理「1」の状態で論理「1」
の状態保持信号が与えられた場合には、その状態保持信
号に対するゲート回路41の応答時間(=T1)およびゲー
ト回路42の応答時間(=T2)のバラツキによって、第5
図(a)、(b)に示すように、その立ち下がりに時間
差が生じる。ここで、T1≧T2の場合には、ゲート回路42
の出力は、状態保持信号(第5図(a))に応じてゲ
ート41の出力に先行して論理「0」となる(第5図
(a)〜)。このときR−S形保持回路43の各入力
端子S、Rの入力論理は「1」、「0」(表の状態)
を経るので、選択信号の論理「0」はそのまま保持され
た。
しかし、T1<T2の場合には、ゲート回路41の出力は、
ゲート42の出力に先行して論理「0」となる(第5図
(b)〜)。このときR−S形保持回路43の各入力
端子S、Rの入力論理は「0」、「1」(表の状態)
を経るので、選択信号の論理が「0」から「1」に反転
し、状態保持信号の目的に反してしまった。
本発明は、素子の応答時間のバラツキにかかわらず、
状態保持信号に応じて選択信号を確実に保持することが
できる切り替え制御回路を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は、本発明の原理ブロック図である。
図において、保持手段11は、二重化された系の各系の
故障を示す第一の異常信号および第二の異常信号に応じ
て、故障となった系と反対側の系を選択する選択信号を
出力し、所定の状態保持信号に応じてその選択信号を保
持する。
異常信号阻止手段13は、第一の異常信号に応じて保持
手段11に与えられる第二の異常信号を阻止する。
〔作 用〕
本発明は、二重化された両方の系が故障して第一の異
常信号および第二の異常信号が与えられると、異常信号
阻止手段13が、第一の異常信号によって第二の異常信号
を阻止し、保持手段11では第二の異常信号は正常論理固
定となる。
このような状態で状態保持信号が与えられると、保持
手段11は、その素子の応答時間だけ遅延して第一の異常
信号および第二の異常信号を正常論理とするが、すでに
第二の異常信号は正常論理となっているので、その応答
時間の差によって選択信号の論理が反転することはな
い。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に
説明する。
第2図は、本発明の一実施例を示す図である。
図において、第4図に示すものとその構成および機能
が同じものについては、同じ参照番号を付与して示し、
ここでは、その説明を省略する。
本発明の特徴とする構成は、本実施例では、インバー
タ21を介して与えられる1系の異常信号に応じて0系の
異常信号の論理値を「0」とするゲート回路22がゲート
回路42の入力端に付加された点にある。
なお、本実施例と第1図に示す原理ブロック図との対
応関係については、ゲート回路41、42、R−S形保持回
路43およびインバータ44は保持手段11に対応し、インバ
ータ21およびゲート回路22は異常信号阻止手段13に対応
する。
第3図は、本実施例の動作を示すタイミングチャート
である。
以下、第2図および第3図を参照して、本実施例の動
作を説明する。
インバータ21およびゲート回路22は、0系および1系
が故障すると、ゲート回路42に入力される0系の異常信
号の論理を「0」に設定し、R−S形保持回路43に入力
される両系の異常信号が論理「1」となることを禁止す
る。すなわち、R−S形保持回路43には、表に示す入
力条件に代えて表に示す入力条件が与えられる。ま
た、1系の異常信号のみが論理「1」の場合には、R−
S形保持回路43に入力される0系の異常信号の論理値が
ゲート回路22によって「0」に設定されるが、このとき
0系の異常信号は論理「0」であるから、R−S形保持
回路43には、従来と同様に表に示す入力条件が与えら
れる。さらに、1系の異常信号の論理値が「0」の場合
には、ゲート回路22は、0系の異常信号をその論理値を
変えずにゲート回路42に与える。
すなわち、本実施例では、0系および1系の異常信号
の論理値の全組合せとこれに対応して出力される選択信
号の論理値との対応関係は従来と同じとなる。なお、0
系の異常信号あるいは1系の異常信号が単独で論理
「1」となり、さらに論理「0」に戻る場合のR−S形
保持回路43の動作も従来例と同じであるから、ここで
は、従来例のこのような動作に対応するタイミングを第
3図〜(第5図〜にそれぞれ対応する。)に示
し、その説明を省略する。
また、1系の異常信号に続いて0系の異常信号も論理
「1」になった(第3図)場合には、上述のように、
0系の異常信号の論理値が「0」に変換されてゲート回
路42に与えられるので、R−S形保持回路43に入力され
る0系の異常信号の論理値も、第3図に細線で示すよう
に、「1」とならない。すなわち、R−S形保持回路43
には、表に示す入力条件が与えられる。
続いて状態保持信号が論理「1」(アクティブ)にな
る(第3図)と、ゲート回路42は論理「0」を出力す
るので、R−S形保持回路43に与えられる0系の異常信
号の論理値は状態保持信号に応じて変化せず、その論理
値は、状態保持信号の立ち上がりからゲート回路41の応
答時間(=T1)だけ遅延して論理「0」となる(第3図
)。
すなわち、R−S形保持回路43の入力条件は、表に
示す条件から表に示す条件に直接遷移するので、選択
信号の論理値は確実に保持される。
このように、本実施例によれば、両系の異常信号が同
時に論理「1」となった状態で状態保持信号が立ち上が
っても、ゲート回路41、42の応答時間のバラツキの如何
にかかわらず、選択信号の論理値は反転せず、確実に保
持される。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明によれば、両方の系が故障し
て第一の異常信号および第二の異常信号がともに異常論
理を示したときに、第二の異常信号が第一の異常信号に
よって正常論理に固定される。したがって、状態保持信
号によって保持手段の入力論理が正常論理に推移すると
きに、素子の応答時間にバラツキがあっても各入力論理
は過渡的にも一定となり、選択信号の論理を反転させる
ことはない。
すなわち、状態保持信号は、確実にそのときの選択状
態を保持させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明の一実施例を示す図、 第3図は本実施例の動作を示すタイミングチャート、 第4図は従来の切り替え制御回路の構成例を示す図、 第5図は従来の切り替え制御回路の動作を示すタイミン
グチャートである。 図において、 11は保持手段、 13は異常信号阻止手段、 21、44はインバータ、 22、41、42はゲート回路、 43はR−S形保持回路である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 11/20 G06F 13/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二重化された系の各系の故障を示す第一の
    異常信号および第二の異常信号に応じて、故障となった
    系と反対側の系を選択する選択信号を出力し、所定の状
    態保持信号に応じてその選択信号を保持する保持手段
    (11)を備えた切り替え制御回路において、 前記第一の異常信号に応じて前記保持手段(11)に与え
    られる前記第二の異常信号を阻止する異常信号阻止手段
    (13)を備えた ことを特徴とする切り替え制御回路。
JP2283013A 1990-10-19 1990-10-19 切り替え制御回路 Expired - Fee Related JP2834306B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2283013A JP2834306B2 (ja) 1990-10-19 1990-10-19 切り替え制御回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2283013A JP2834306B2 (ja) 1990-10-19 1990-10-19 切り替え制御回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04156642A JPH04156642A (ja) 1992-05-29
JP2834306B2 true JP2834306B2 (ja) 1998-12-09

Family

ID=17660098

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2283013A Expired - Fee Related JP2834306B2 (ja) 1990-10-19 1990-10-19 切り替え制御回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2834306B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04156642A (ja) 1992-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0642080A2 (en) Clock selection control device
JP2834306B2 (ja) 切り替え制御回路
JPH0362213A (ja) 情報転送システム
JP3141472B2 (ja) 切替制御方式
JP2000244369A (ja) 伝送装置
JP2861595B2 (ja) 冗長化cpuユニットの切り替え制御装置
KR100228306B1 (ko) 핫-스탠바이 이중화 장치 및 그의 구현 방법
KR100278703B1 (ko) 교환기에서 디바이스 액세스 버스 이중화 제어회로
JP2569892B2 (ja) 切替制御監視回路
JP2970164B2 (ja) 切替回路
JPS6232739A (ja) 切換制御方式
JP2751941B2 (ja) 情報処理装置
JPH05235887A (ja) 無瞬断クロック切替装置
JPH0675653A (ja) 計算機冗長制御方式
JP2552027B2 (ja) 入出力制御装置番号設定方式
JPH0588926A (ja) 監視制御系の自動切替回路
JPS6160010A (ja) 先発優先回路
JPH04257931A (ja) 計算機システム
JPH0554750A (ja) 回線切り替え方式
JPH04354428A (ja) 系切替判定回路
JPH04134552A (ja) システムバス制御方式
JPH0314112A (ja) リセット装置
JPS62252244A (ja) 回線切替え装置の回路分割方式
JPS61134846A (ja) 電子計算機システム
JPH05257871A (ja) データバス制御方式

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees