JPH11231492A - 全自動写真処理機 - Google Patents

全自動写真処理機

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JPH11231492A
JPH11231492A JP2880098A JP2880098A JPH11231492A JP H11231492 A JPH11231492 A JP H11231492A JP 2880098 A JP2880098 A JP 2880098A JP 2880098 A JP2880098 A JP 2880098A JP H11231492 A JPH11231492 A JP H11231492A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各構成要素のレイアウトの自由度を高めるこ
とができるコンパクトな全自動写真処理機を提供する。 【解決手段】 全自動写真処理機Pにおいては、フィル
ムプロセッサ2とプリンタ部3とペーパープロセッサ6
とが、平面視において、印画紙処理タンク27の中心線
1と、ネガマスク16ないしは露光部の中心線L2と、
フィルム処理タンク10の中心線L3、L4とが重なり合
わずに平行となるような位置関係でもって配置され、か
つフィルム処理タンク10と印画紙処理タンク27とが
近接して並列に配置されている。そして、フィルムプロ
セッサ2で現像されたフィルムはフィルム移送機構3に
よって写真処理機幅方向に移送され、ネガマスク16に
供給されるようになっている。該構成により、全自動写
真処理機Pの各構成要素のレイアウトの自由度が高めら
れ、該写真処理機Pがコンパクト化されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全自動写真処理機
に関するものであって、とくに該全自動写真処理機にお
けるフィルムプロセッサとプリンタ部とペーパープロセ
ッサの配置構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】撮影済みのフィルムの現像処理と、現像
されたフィルムの画像の印画紙への焼き付け処理と、該
印画紙の現像処理とを自動操作で連続的に行うようにし
た全自動写真処理機は従来より知られている。そして、
かかる全自動写真処理機においては、一般に、フィルム
処理タンクに保持されたフィルム現像液でフィルムを現
像処理するフィルムプロセッサと、現像されたフィルム
をネガマスクで保持して露光し、該フィルムの画像を露
光台で印画紙に焼き付けるプリンタ部と、印画紙処理タ
ンクに保持された印画紙現像液で該印画紙を現像処理す
るペーパープロセッサとが1つのハウジング内に配設さ
れている。
【0003】図5(a)〜(c)に、かかる従来の全自
動写真処理機の1つの具体例を示す。図5(a)〜
(c)に示すように、この従来の全自動写真処理機10
0においては、フィルム挿入部101内にセットされた
パトローネ102から引き出された撮影済みのフィルム
103が、フィルムプロセッサ104のフィルム処理タ
ンク105内を上下に蛇行しつつフィルム処理タンク長
手方向に移動させられて現像される。続いて、現像され
たフィルム103は、フィルム乾燥部106で乾燥させ
られ、この後ネガマスク107に送られる。
【0004】そして、ネガマスク107に保持されたフ
ィルム103に光源108から放射された光が照射さ
れ、フィルム103の透過光、すなわちフィルム103
の画像を伴った光はミラー109で反射されてその進行
方向を90°変えた後、露光台110に照射される。他
方、ペーパーマガジン111から引き出された印画紙1
12は、所定のコマ長さのサイズとなるようにカットさ
れて露光台110に送られ、前記の画像を伴った透過光
が該印画紙112に照射され、該印画紙112に該画像
が焼き付けられる。このようにして画像が焼き付けられ
た印画紙112は、ペーパープロセッサ113の印画紙
処理タンク114内を上下に蛇行しつつ印画紙処理タン
ク長手方向に移動させられて現像される。この後、現像
された印画紙112は、印画紙乾燥部で乾燥させられて
写真となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来の
全自動写真処理機100の構造では、平面視において、
ネガマスク107をフィルム処理タンク105の長手方
向(平面視でのフィルム移動方向)に伸びる中心線上に
配置しなければ、フィルム処理タンク105からネガマ
スク107にフィルム103をうまく供給することがで
きない。そこで、この全自動写真処理機100では、ネ
ガマスク107が、フィルム処理タンク中心線C2上に
配置されている。すなわち、平面視において、フィルム
処理タンク中心線C2とネガマスク中心とが一致するよ
うに配置されている。したがって、この構造では、フィ
ルムプロセッサ104のフィルム現像レーンは1レーン
に限られ、複数のレーンを設けることができず、複数の
フィルムを並列で能率的に現像することができないとい
った問題がある。
【0006】また、この全自動写真処理機100の構造
では、平面視において、露光台110を印画紙処理タン
ク114の長手方向(平面視での印画紙移動方向)に伸
びる中心線上に配置しなければ、露光台110から印画
紙処理タンク114に印画紙112をうまく供給するこ
とができない。そこで、この全自動写真処理機100で
は、露光台110が、印画紙処理タンク中心線C1上に
配置されている。したがって、この構造では、露光台1
10ないしは印画紙処理タンク114のレイアウトの自
由度が小さくなり、該全自動写真処理機100を設計す
る上での制約がきつくなる。このため、該全自動写真処
理機の操作性が悪くなり、ひいては該全自動写真処理機
のコストアップを招くといった問題がある。
【0007】さらに、この全自動写真処理機100で
は、印画紙処理タンク114(ペーパープロセッサ11
3)とフィルム処理タンク105(フィルムプロセッサ
104)とが、平面視において、印画紙処理タンク中心
線C1とフィルム処理タンク中心線C2とが垂直となるよ
うな位置関係でもって配置されている。このため、図5
(a)から明らかなとおり、全自動写真処理機100
は、平面視では「く」の字状の形状となる。このため、
平面視で略長方形のものに比べて、その配置性が悪くな
り、該全自動写真処理機100を配置すべきスペースを
有効に使用することができないといった問題がある。
【0008】なお、この全自動写真処理機100と基本
的には同様の構造の全自動写真処理機は、例えば特許公
報第2664530号及び特開平7−140627号公
報に開示されている。
【0009】図6(a)、(b)に、もう1つの従来の
全自動写真処理機の具体例を示す。図6(a)、(b)
に示すように、この従来の全自動写真処理機100’
は、基本的には、図5(a)〜(c)に示す全自動写真
処理機100と同様の構造とされている。なお、図6
(a)、(b)に示す全自動写真処理機100’の構成
要素において、図5(a)〜(c)に示す全自動写真処
理機100の構成要素と同一の名称及び実質的機能を有
するものには同一番号が付されている。
【0010】しかしながら、この従来の全自動写真処理
機100’では、フィルムプロセッサ104とネガマス
ク107ないしは露光台110とペーパープロセッサ1
13とが、平面視において、フィルム処理タンク105
の長手方向に伸びる中心線と、ネガマスク107のフィ
ルム移動方向に伸びる中心線と、露光台110の印画紙
移動方向に伸びる中心線と、印画紙処理タンク114の
長手方向に伸びる中心線とがすべて1つの直線C3に一
致するような位置関係でもって、直列(一列)に配置さ
れている。このため、全自動写真処理機100’の長手
方向の寸法が大きくなり、その配置性が悪くなるといっ
た問題がある。
【0011】また、この全自動写真処理機100’にお
いても、図5(a)〜(c)に示す全自動写真処理機1
00の場合と同様の理由により、フィルムプロセッサ1
04に複数のフィルム現像レーンを設けることができ
ず、かつ露光台110ないしは印画紙処理タンク114
のレイアウトの自由度が小さくなり、その操作性が悪く
なるといった問題がある。
【0012】なお、この全自動写真処理機100’と基
本的には同様の構造の全自動写真処理機は、例えば特開
平5−216134号公報に開示されている。
【0013】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたものであって、フィルムプロセッサに複数の
現像処理レーンを設けることができ、各構成要素のレイ
アウトの自由度を高めることができ、あるいはその配置
性を高めることができるコンパクトな構造の全自動写真
処理機を提供することを解決すべき課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、(a)フィルム処理タンクに保
持されたフィルム現像液中でフィルムを移動させて該フ
ィルムを現像処理するフィルムプロセッサと、(b)現
像されたフィルム(露光すべき部分)を保持するネガマ
スクと、該ネガマスクに保持されたフィルムの画像を印
画紙に焼き付ける露光台とを備えたプリンタ部と、
(c)印画紙処理タンクに保持された印画紙現像液中で
印画紙を移動させて該印画紙を現像処理するペーパープ
ロセッサとが設けられている全自動写真処理機であっ
て、(d)フィルムプロセッサとプリンタ部とペーパー
プロセッサとが、平面視において、フィルム移動方向に
伸びるフィルム処理タンク中心線と、フィルム移動方向
に伸びるネガマスク中心線又は印画紙移動方向に伸びる
露光台中心線と、印画紙移動方向に伸びる印画紙処理タ
ンク中心線とが互いに重なり合わずに平行となるような
位置関係でもって配置されていることを特徴とするもの
である。この全自動写真処理機においては、ネガマスク
と露光台とが、平面視でネガマスク中心線と上記露光台
中心線とが重なり合うような位置関係でもって配置され
ているのが好ましいすなわち、露光台がネガマスクの直
下に配置されているのが好ましい。
【0015】この全自動写真処理機においては、フィル
ム処理タンク中心線とネガマスク中心線とを一致させる
必要がないので、フィルムプロセッサに複数の現像処理
レーンを設けることができる。また、フィルム処理タン
ク中心線とネガマスク中心線又は露光台中心線と印画紙
処理タンク中心線とが互いに平行でさえあれば、これら
を任意の位置に配置することができるので、各構成要素
の配置の自由度が大幅に高められ、かつ該全自動写真処
理機がコンパクト化される。また、全自動写真処理機を
平面視で略長方形とすることができ、その配置性が高め
られ、該全自動写真処理機を配置すべきスペースを有効
に使用することができる。
【0016】この全自動写真処理機においては、フィル
ム処理タンクと印画紙処理タンクとが近接して並列配置
されているのが好ましい。このようにすれば、フィルム
処理タンクと印画紙処理タンクとを容易に一体形成する
ことができるので、該全自動写真処理機をさらにコンパ
クト化することができる。
【0017】また、この全自動写真処理機においては、
フィルム処理タンク中心線に対応する第1の位置と、ネ
ガマスク中心線に対応する第2の位置との間で往復移動
することができ、フィルム処理タンクを出たフィルムを
第1の位置で受け取った後、第2に位置まで移動し、該
フィルムをネガマスクに供給するフィルム移送機構が設
けられているのがさらに好ましい。このようにすれば、
平面視でフィルム処理タンク中心線と垂直な方向に互い
にオフセットして配置されているフィルム処理タンクと
ネガマスクとの間でのフィルムの移送を容易に行うこと
ができる。
【0018】さらに、露光台を出た印画紙を、露光台中
心線に対応する位置から、印画紙処理タンク中心線に対
応しかつペーパープロセッサへの印画紙の入口となる位
置まで、写真処理機幅方向(左右方向)にずれさせなが
ら上昇させてペーパープロセッサに供給する印画紙供給
機が設けられているのが一層好ましい。このようにすれ
ば、印画紙処理タンク中心線と垂直な方向と上下方向と
に互いにオフセットして配置されている露光台と印画紙
処理タンクとの間での印画紙の移送を容易に行うことが
できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
的に説明する。図1〜図4に示すように、本発明にかか
る全自動写真処理機Pは、実質的に、フィルム挿入部1
と、フィルムプロセッサ2と、フィルム移送機構3と、
プリンタ部4と、印画紙供給部5と、ペーパープロセッ
サ6と、印画紙乾燥部7とで構成されている。
【0020】フィルム挿入部1は、第1フィルム挿入部
1aと第2フィルム挿入部1bとで構成され、各フィル
ム挿入部1a、1b内には、それぞれ、所定の種類のパ
トローネ2がセットされるようになっている。例えば、
第1フィルム挿入部1aには、135フィルムのパトロ
ーネ2がセットされ、第2フィルム挿入部には240フ
ィルムのパトローネ2がセットされる。そして、このパ
トローネ2から撮影済みのフィルム9が引き出され、こ
のフィルム9はフィルムプロセッサ2に送られる。
【0021】フィルムプロセッサ2には、第1フィルム
挿入部1aから送られてきたフィルム9を現像する第1
フィルム処理タンク10aと、第2フィルム挿入部1b
から送られてきたフィルム9を現像する第2フィルム処
理タンク10bとで構成されるフィルム処理タンク10
が設けられている。すなわち、このフィルムプロセッサ
2には、2つの現像処理レーンが設けられ、複数の種類
のフィルム9を能率的に並列で現像することができるよ
うになっている。そして、このフィルムプロセッサ2に
導入されたフィルム9は、フィルム搬送経路11に沿っ
て搬送され、フィルム処理タンク10内に保持されたフ
ィルム現像液中を上下に蛇行しつつ、図2中に矢印Z1
で示された方向に進み、現像される。なお、該フィルム
処理タンクの末端(図2中では左端部)には、フィルム
乾燥室10’が付設され、現像されたフィルム9はこの
フィルム乾燥室10’内で乾燥させられる。この後、フ
ィルム9は、フィルムプロセッサ出口12からフィルム
移送機構3に送られる。
【0022】フィルム搬送部3に送られてきた所定の1
ユニット分(例えば、パトローネ1本分)のフィルム9
は、ストックユニット13に巻き付けられてストックさ
れる。ここで、フィルム移送機構3(ストックユニット
13)は、図1中のX1−X2方向に自在に往復移動する
ことができるようになっている。なお、フィルム移送機
構3は、少なくとも、第2フィルム処理タンク10bの
長手方向の中心線L4に対応する位置と、後記のネガマ
スク16の中心線L2に対応する位置との間を移動する
ことができるようになっている。そして、フィルム移送
機構3は、ストックユニット13に1ユニット分のフィ
ルム9をストックした後、X2方向に移動して中心線L2
に対応する位置で、該フィルム9をプリンタ部3(ネガ
マスク16)に送る。なお、フィルム移送機構3は、第
1フィルム処理タンク10aで現像されたフィルム9は
該第1処理タンク10aの中心線L3に対応する位置で
受け取り、第2フィルム処理タンク10bで現像された
フィルム9は該第2処理タンク10bの中心線L4に対
応する位置で受け取る。このような構造となっているの
で、現像処理レーンを複数レーン設けても、フィルムプ
ロセッサ2からネガマスク16へフィルム9を支障なく
能率的に移送することができる。
【0023】プリンタ部3では、光源14から放射され
た光が、ミラートンネル15を介してネガマスク16に
保持されているフィルム9(露光すべき部分)に照射さ
れ、該フィルム9の透過光17a、すなわちフィルム9
の画像を伴った光はレンズユニット18で光学的に調整
され、調整された透過光17bは露光部19の上に配置
された後記の印画紙21の上面に照射される。
【0024】そして、印画紙供給部5にはロール状の印
画紙21を保持するペーパーマガジン20が配設されて
いる。このペーパーマガジン20に巻かれたロール状の
印画紙21は、ペーパーマガジン20から引き出された
後、カッター22によって所定のサイズのコマ長さにカ
ットされる。この後、所定のコマ長さにカットされた印
画紙21は、露光部10に搬送され、露光部10上の印
画紙21の上面に前記の画像を伴った透過光17bが照
射され、この画像が印画紙21に焼き付けられる。
【0025】所定のコマ長さにカットされて画像が焼き
付けられた印画紙21は、図2中の矢印Z2方向に搬送
され、この後ローラ対23に挟まれて保持される。詳し
くは図示していないが、ローラ対23は、まず印画紙2
1を水平に保持した後、90°回動して該印画紙21を
鉛直に保持するようになっている。なお、図4中では、
ローラ対23が印画紙21を鉛直に保持している状態が
示されている。
【0026】ここで、ローラ対23はホルダ24に取り
付けられ、このホルダ24は、ホルダ駆動機構(図示せ
ず)によってガイドレール25に沿って自在に昇降でき
るようになっている。図4から明らかなとおり、ガイド
レール25は、基本的には上下方向に伸びているが、そ
の中間部では、該全自動写真処理機Pの幅方向(図4中
では左右方向であり、平面視で中心線L1〜L4と垂直な
方向)に屈曲ないしは湾曲している。このため、ローラ
対23が露光部19に対応する下側位置で印画紙21を
保持した後、ホルダ24がガイドレール25に沿って上
昇すると、印画紙21は図4中の矢印Yで示すような経
路をたどって、全自動写真処理機Pの幅方向にオフセッ
トしつつ上昇する。そして、ホルダ24が上側位置まで
上昇したときには、印画紙21は、ペーパープロセッサ
入口26に対応する位置に配置される。この後、印画紙
21は、ペーパープロセッサ入口26を介してペーパー
プロセッサ6に送られる。
【0027】ペーパープロセッサ6には、プリンタ部4
から送られてきた印画紙21を現像する印画紙処理タン
ク27が設けられている。そして、このペーパープロセ
ッサ6に導入された印画紙21は、印画紙搬送経路28
に沿って搬送され、印画紙処理タンク27内に保持され
た印画紙現像液中を上下に蛇行しつつ、図3中に矢印Z
3で示された方向に進み、現像される。このように現像
された印画紙21は、印画紙乾燥部7で乾燥させられ、
この後印画紙21すなわち写真は取り出し部29から取
り出される。
【0028】この全自動写真処理機Pでは、フィルムプ
ロセッサ2とプリンタ部3とペーパープロセッサ6と
が、平面視において、印画紙処理タンク27の中心線L
1と、ネガマスク16ないしは露光部19の中心線L
2と、第1、第2フィルム処理タンク10a、10bの各
中心線L3、L4とが互いに重なり合わずに平行となるよ
うな位置関係でもって配置されている。そして、フィル
ム処理タンク10と印画紙処理タンク27とは、これら
が互いに並列となるようにして一体形成されている。こ
のため、フィルムプロセッサ2及びペーパープロセッサ
6がコンパクトな構成となり、ひいて該全自動写真処理
機Pもコンパクト化されている。
【0029】そして、該全自動写真処理機Pは、平面視
において略長方形であり、またとくには細長い形状とも
なっていないので、その配置性が極めて良好であり、該
全自動写真処理機Pを配置すべきスペースを有効に(無
駄なく)使用することができる。また、該全自動写真処
理機Pの各構成要素のレイアウトの自由度が極めて高く
なるので、各構成要素を操作性の良好な形態に配置する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる全自動写真処理機の平面図で
ある。
【図2】 図1に示す全自動写真処理機の、フィルムプ
ロセッサと対応する位置における縦断面図である。
【図3】 図1に示す全自動写真処理機のA−A線断面
図である。
【図4】 図2に示す全自動写真処理機のB−B線断面
図である。
【図5】 (a)は従来の全自動写真処理機の平面図で
あり、(b)は(a)に示す全自動写真処理機のフィル
ムプロセッサに対応する位置での縦断面図であり、
(c)は(a)に示す全自動写真処理機のペーパープロ
セッサに対応する位置での縦断面図である。
【図6】 (a)はもう1つの従来の全自動写真処理機
の平面図であり、(b)は(a)に示す全自動写真処理
機の縦断面図である。
【符号の説明】
P…全自動写真処理機、L1…印画紙処理タンクの中心
線、L2…ネガマスク又は露光部の中心線、L3…第1フ
ィルム処理タンクの中心線、L4…第2フィルム処理タ
ンクの中心線、1…フィルム挿入部、1a…第1フィル
ム挿入部、1b…第2フィルム挿入部、2…フィルムプ
ロセッサ、3…フィルム移送機構、4…プリンタ部、5
…印画紙供給部、6…ペーパープロセッサ、7…印画紙
乾燥部、8…パトローネ、9…フィルム、10…フィル
ム処理タンク、10a…第1フィルム処理タンク、10
b…第2フィルム処理タンク、10’…フィルム乾燥
室、11…フィルム搬送経路、12…フィルムプロセッ
サ出口、13…ストックユニット、14…光源、15…
ミラートンネル、16…ネガマスク、17a…透過光、
17b…透過光、18…レンズユニット、19…露光
部、20…ペーパーマガジン、21…印画紙、22…カ
ッター、23…ローラ対、24…ホルダ、25…ガイド
レール、26…ペーパープロセッサ入口、27…印画紙
処理タンク、28…印画紙搬送経路、29…取り出し
部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム処理タンクに保持されたフィル
    ム現像液中でフィルムを移動させて該フィルムを現像処
    理するフィルムプロセッサと、 現像されたフィルムを保持するネガマスクと、該ネガマ
    スクに保持されたフィルムの画像を印画紙に焼き付ける
    露光台とを備えたプリンタ部と、 印画紙処理タンクに保持された印画紙現像液中で上記印
    画紙を移動させて該印画紙を現像処理するペーパープロ
    セッサとが設けられている全自動写真処理機であって、 上記フィルムプロセッサと上記プリンタ部と上記ペーパ
    ープロセッサとが、平面視において、フィルム移動方向
    に伸びるフィルム処理タンク中心線と、フィルム移動方
    向に伸びるネガマスク中心線又は印画紙移動方向に伸び
    る露光台中心線と、印画紙移動方向に伸びる印画紙処理
    タンク中心線とが互いに重なり合わずに平行となるよう
    な位置関係でもって配置されていることを特徴とする全
    自動写真処理機。
  2. 【請求項2】 上記ネガマスク上記露光台とが、平面視
    において、ネガマスク中心線と露光台中心線とが重なり
    合うような位置関係でもって配置されていることを特徴
    とする請求項1に記載された全自動写真処理機。
  3. 【請求項3】 上記フィルム処理タンクと上記印画紙処
    理タンクとが、互いに近接して並列配置されていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載された全自動写真処
    理機。
  4. 【請求項4】 上記フィルム処理タンク中心線に対応す
    る第1の位置と、上記ネガマスク中心線に対応する第2
    の位置との間で往復移動することができ、 フィルム処理タンクを出たフィルムを上記第1の位置で
    受け取った後、上記第2に位置まで移動し、該フィルム
    をネガマスクに供給するフィルム移送機構が設けられて
    いることを特徴とする請求項3に記載された全自動写真
    処理機。
  5. 【請求項5】 上記露光台を出た印画紙を、上記露光台
    中心線に対応する第3の位置から、上記印画紙処理タン
    ク中心線に対応しかつペーパープロセッサへの印画紙の
    入口となる第4の位置まで、写真処理機幅方向にずらせ
    ながら上昇させてペーパープロセッサに供給する印画紙
    移送機構が設けられていることを特徴とする請求項4に
    記載された全自動写真処理機。
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