JP2514842B2 - カメラプロセサ - Google Patents

カメラプロセサ

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JP2514842B2 JP33554888A JP33554888A JP2514842B2 JP 2514842 B2 JP2514842 B2 JP 2514842B2 JP 33554888 A JP33554888 A JP 33554888A JP 33554888 A JP33554888 A JP 33554888A JP 2514842 B2 JP2514842 B2 JP 2514842B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、原稿を照明した反射光により感光材料を露
光して、該感光材料を受像材料と重ね合わせて拡散転写
を行い印刷用の版下を作成する版下作成用カメラプロセ
サに関する。
〔従来の技術〕 印刷用の版下を作成するには、先ず原稿を反射光源に
より照射して、結像レンズを介してその反射光を感光材
料に結像する。次いで、拡散転写により画像を得る感光
材料の場合は、露光済の感光材料と受像材料とを重ね合
わせて処理液中に浸漬して画像を得る。
版下作成時には、原稿の等倍露光と併せて変倍露光が
頻繁に行われ、原稿の変倍露光は、感光材料と結像レン
ズとの距離及び感光材料と原稿との距離を変えて、結像
距離を変化させることにより行われる。
また、原稿を網点撮影する場合には、感光材料にコン
タクトスクリーンを密接して原稿からの反射光により露
光を行う。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、原稿が網画像である場合に網点撮影に
より感光材料を露光すると、網画像とコンタクトスクリ
ーンとの干渉縞の発生によるモアレも同時に露光されて
しまい、良好な画像の版下が得られないという問題があ
る。
このような不都合を解消するためには、網画像又はコ
ンタクトスクリーンを同一平面内で所定の角度に回転す
ればよいが、カメラプロセサの構成が複雑になり好まし
くない。
そこで、本発明の目的は、上記問題を解消することに
あり、網画像を網点撮影する場合でも、モアレが露光さ
れない良好な画像の版下を作成することのできる版下作
成用カメラプロセサを提供することにある。
〔課題を解決するための手段および作用〕
本発明に係る上記目的は、原稿を照明した反射光によ
り感光材料を露光して、該感光材料を受像材料と重ね合
わせて拡散転写を行い版下を作成する版下作成用カメラ
プロセサにおいて、網点撮影時の倍率に応じて許容結像
範囲内での感光材料と結像レンズとの距離及び感光材料
と原稿との距離を設定する手段と、結像レンズ及び原稿
を前記許容結像範囲内で移動する手段を備えたカメラプ
ロセサによって達成される。
すなわち、網画像とコンタクトスクリーンとによる干
渉縞が発生しない結像距離を許容結像範囲内で設定し、
結像距離を適性距離からわずかに増減することによりモ
アレの発生を未然に防止することができる。結像距離の
適性値に対する増減量は、実際に版下を作成しながら決
定する。
ここで、許容結像範囲は、結像距離の増減によって
も、画質に悪影響を及ぼさない結像範囲を意味する。す
なわち、結像距離を適性距離に対して増減すると画像が
わずかにぼけるが、視覚によりこのぼけをほとんど認識
できない範囲内で、結像距離を増減する。
許容結像範囲内において設定される感光材料と結像レ
ンズとの距離a及び感光材料と原稿との距離bは下式
(1)、(2)によって表される。
a=(m+1)f×α (1) m:倍率 f:レンズ焦点距離 α:パラメータ(0.9<α<1.1) また、本発明に用いる版下感光材料としては、拡散転
写型感光材料、写植ペーパ、及び写真製版用フイルム等
が挙げられる。
〔実施態様〕
以下、本発明に係るカメラプロセサについて好適な実
施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明す
る。
第1図は、明室操作型の自動焦点式版下作成用カメラ
プロセサの概略断面図であり、拡散転写型感光材料及び
被転写材料(受像材料)を用いて版下を作成することが
できる。
カメラプロセサ本体2は、原稿台4と、原稿台4上に
固定された原稿を照明する一対の反射光源6と、原稿か
らの反射光を感光材料に結像する結像レンズ8とからな
る露光部10を有する。原稿台4及び結像レンズ8は、図
示しない駆動手段により反射光軸12に沿って移動可能で
ある。
本体2内には、ロール状に巻回した拡散転写型感光材
料Aを収納した感材マガジン14を備えている。マガジン
14の下方には、マガジン14内の感光材料Aを繰り出す一
対の繰り出しローラ16と、繰り出された感光材料Aを所
定の長さに裁断するカッタ18を備えている。更に、カッ
タ18の下方には、露光時の感光材料Aを支持する支持板
20と、所定長さに裁断された感光材料Aを支持板20上に
搬送する巻取り式の搬送ベルト22を備えている。ベルト
22は、上下のローラ24,26にそれぞれの端部が固定さ
れ、上方のローラ24に巻かれていたベルト22が下方のベ
ルト26に巻き取られることにより移動し、感光材料Aを
搬送する。
また、支持板20の背面には吸引装置28が接続してあ
り、支持板20の厚み方向に形成された多数の空気路から
空気を吸引する。一方、ベルト22はメッシュ状に形成さ
れ、ベルト22上の感光材料Aは吸引されることによりベ
ルト22上に密着固定される。
支持板20の前方(以下、前方とは感光材料Aの搬送方
向前方をいう)には、湾曲したガイド30及び感材反転部
32を備えている。
感材反転部32は、感光材料Aを支持するとともに、重
ね合わせる受像紙Cを支持する支持板34を備えている。
感材反転部32の下方には重ね合わせた感光材料A及び
受像紙Cを現像処理する処理部36を備え、処理部36には
感光材料A及び受像紙Cを浸漬する処理液を収容してい
る。
処理部36の前方には、現像処理後の感光材料A及び受
像紙Cを本体2から排出するトレイ38を備えている。
次に、本カメラプロセサの作用について説明する。
繰り出しローラ16により感材マガジン14から繰り出さ
れた感光材料Aは、吸引装置28により吸引されてベルト
22上に固定されて搬送される。次いで、感光材料Aの搬
送を停止して感光材料Aをカッタ18により所定長さに裁
断した後、感光材料Aを適正な露光位置まで搬送する。
次いで、反射光源6により原稿台4上の原稿を照明
し、その反射光を結像レンズ8により感光材料A上に結
像して露光を行う。露光部10においては、原稿台4及び
結像レンズ8を反射光軸に沿って移動することにより変
倍露光が可能であり、本装置の場合0.45〜2.20倍の変倍
露光が可能である。また、網点撮影を行う場合は、コン
タクトスクリーン40を、感光材料Aに密着して露光を行
う。
露光後の感光材料Aは感材反転部32へ搬送される。感
材反転部32では、感光材料Aの感光面を図中左方に向け
て反転して、感光材料Aを支持板34上に支持する。次い
で、図示しない受像紙C差し入れ部から受像紙Cを本体
2内に差し入れ、感光材料Aと重ね合わせる。
次いで、重ね合わせた感光材料A及び受像紙Cを処理
部36へ搬送して現像処理を行う。処理部36においては、
感光材料A及び受像紙Cを搬送しながら処理液中に所定
時間浸漬して現像処理を行う。
次いで、現像処理後の感光材料A及び受像紙Cをトレ
イ38に搬送して本体2から排出する。
排出された感光材料A及び受像紙Cは、拡散転写が進
行して、所定時間経過後には受像紙C上に原稿像が得ら
れ版下が作成される。
第2図は露光部10の構成図である。
原稿台4上の原稿像が正確に感光材料Aに結像したと
きの、感光材料Aと結像レンズ8との距離a、及び感光
材料Aと原稿台4上の原稿との距離bは、下式(3)、
(4)で表される。
a=(m+1)f (3) m:倍率 f:レンズ焦点距離 コンタクトスクリーン40を感光材料Aに密着して網画
像原稿の露光を行うと、網の干渉縞の発生によりモアレ
が発生し露光されてしまう。そこで、実際の結像距離を
適性距離a,bに対して増減するとモアレの発生を防止す
ることができる。なお、結像距離を増減すると、画像が
わずかにぼけるが、視覚によりこのぼけをほとんど認識
できない範囲(許容結像範囲)内で、結像距離を増減す
る。
すなわち、網画像原稿を網点撮影する場合は、例えば
下式(5)、(6)に基づいて結像レンズ8及び原稿台
4の位置を調整して、モアレの発生を防止する。
なお、βはパラメータであり、操作パネル上のテンキ
ーにより入力した値である。一例として、倍率m=1、
焦点距離f=210mmのときのa,bを第1表に示す。なお、
感光材料Aと原稿台4との距離を増加する方向へ原稿台
4を移動する構成にすると装置が大型になるので、本実
施態様においては、適性な結像距離を減少する方向へ、
結像レンズ8及び原稿台4を移動する。したがって、第
1表には減少した結像距離を示す。
次に、結像距離を増減する制御について説明する。
第3図は網点撮影時に結像距離を増減するための制御
装置のブロック図である。
制御装置は補正度を入力するテンキーを備えた操作パ
ネル42と、(5)式及び(6)式で演算された結像距離
を記憶したメモリ44と、操作パネル42からの入力値によ
りメモリ44から補正値を読み出すCPU46と、読み出され
た補正値に基づいてCPU46により作動を制御されるレン
ズ駆動モータ48と原稿台駆動モータ50とからなる。メモ
リ44内に記憶した結像距離の補正値は、操作パネル42か
らの入力値に対応するLUT(ルック・アップ・テーブ
ル)として記憶されている。
次に実際の操作について説明する。
例えば、操作パネル42上のテンキーから「1」を入力
すると、補正された結像距離a=418mm,b=836mmがCPU4
6によりメモリ44内から読み出され、この補正値に基づ
いてCPU46がレンズ駆動モータ48及び原稿台駆動モータ5
0を作動させる。そして、第1回の露光を行い版下を作
成する。
次に、テンキーから「2」を入力して、同様に結像距
離を補正して、第2回の露光を行い版下を作成する。
そして、補正値を変えて同様な試し露光を複数回行っ
た後、モアレの生じない良好な画像の版下が得られた結
像距離により本露光を行い版下を作成する。
上記結像距離の補正値は、変倍率、レンズ焦点距離に
よって変わることはもちろんであるが、レンズの特性、
感光材料Aの特性等を考慮して、演算した結像距離の補
正値を更に補正してもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、網画像とコンタクトスクリーンとに
よる干渉が起きない結像距離を許容結像範囲内で設定
し、結像距離を適性距離からわずかに増減することによ
りモアレの発生を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はカメラプロセサの概略構成図、 第2図は露光部の概略構成図、 第3図は制御装置のブロック図である。 図中符号: 2……本体、4……原稿台 6……反射光源、8……結像レンズ 10……露光部、12……反射光軸 14……感材マガジン 16……繰り出しローラ、18……カッタ 20……支持板、22……搬送ベルト 24,26……ローラ、28……吸引装置 30……ガイド、32……反転部 34……支持板、36……処理部 38……トレイ 40……コンタクトスクリーン 42……操作パネル、44……メモリ 46……CPU 48……レンズ駆動モータ 50……原稿台駆動モータ A……感光材料、C……受像紙

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を照明した反射光により感光材料を露
    光して、該感光材料を受像材料と重ね合わせて拡散転写
    を行い版下を作成する版下作成用カメラプロセサにおい
    て、網点撮影時の倍率に応じて許容結像範囲内での感光
    材料と結像レンズとの距離及び感光材料と原稿との距離
    を設定する手段と、結像レンズ及び原稿を前記許容結像
    範囲内で移動する手段を備えたカメラプロセサ。
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