JPH07219058A - 複数駒焼付装置 - Google Patents

複数駒焼付装置

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JPH07219058A
JPH07219058A JP2747994A JP2747994A JPH07219058A JP H07219058 A JPH07219058 A JP H07219058A JP 2747994 A JP2747994 A JP 2747994A JP 2747994 A JP2747994 A JP 2747994A JP H07219058 A JPH07219058 A JP H07219058A
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JP
Japan
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frame
film
photographic
printing
exposure
Prior art date
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Pending
Application number
JP2747994A
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English (en)
Inventor
Masatake Wada
正建 和田
Kazuyoshi Nakada
和義 中田
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Nidec Precision Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】(修正有) 【目的】プリント画像を、原画像に比して拡大焼付する
とともに、所定の補正を行うのでプリント品質の整った
複数の画像を1枚の印画紙上に焼き付ける複数駒焼き付
け装置を提供する。 【構成】この複数駒焼付装置は、複数駒を収める長さを
有する印画紙と、複数の画像記録したネガフイルムと、
ネガフイルムを拡大投影可能な光学系と、1駒ずつを送
りながら露光する露光手段と,露光された印画紙を間欠
搬送する搬送手段を備え、印画紙の送り方向に対して幅
方向には1駒相当で、長さ方向には複数駒を露光し得る
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はDPEを主業種とする写
真店向け現像プリント機器の一環とする新しいタイプの
プリント管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からフィルム処理の一種として、少
なくとも1本に6駒相当の横寸法と4〜6本分の縦寸法
を有する1枚のシート状ペーパに、フィルム1本分(2
0〜36駒)を焼付ける、所謂ベタ焼きと呼ばれる密着
プリントが知られている。
【考案が解決しようとする課題】
【0003】この密着プリントは小スペースでの保管に
適しているが、1駒の画面の大きさが原画像と同じ24
mm×36mmであるため小さくて見にくく、またフィ
ルム1本分の画像を同時に露光するために個々の画像に
応じた補正も行うことができず、このため発色が非常に
悪くなり、また本来フィルムが持っている色特性を再現
することができないという不都合な点があった。
【0004】一方、こうした不都合に対処するため、各
画像をある程度拡大して1枚のシートに焼付ける技術
が、例えば特開昭63−259634号公報等により提
案されている。しかしながらこうした技術もフィルム1
本分の駒数を1枚のシート状ペーパに焼き付けるため、
出来上がったあとの保管スペースが大きく必要であり、
一般の家庭では取り扱いにくいものであった。
【0005】本発明はこうした不都合な点に鑑み、プリ
ント画像を見やすくするとともに、保管の容易なプリン
トシステムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】上述した課題は、複数駒を納める長さを有
する印画紙と、複数の画像を記録した写真フィルムと、
写真フィルムを拡大投影可能な光学系と、一駒ずつ送り
ながら露光する露光手段と、露光された印画紙を間欠搬
送する搬送手段とを備えた露光焼付装置であって、前記
印画紙の送り方向に対して幅方向には1駒相当で、長さ
方向には複数個を露光しうるようにした複数駒焼付装置
としたことにより解決される。
【0007】また、各画像ごとにそのフィルム情報を併
せて露光焼付を行うようにする。
【0008】さらに、前述した焼付けられる画像は、3
5mmフィルムと82〜89mm幅の印画紙を用いたと
き、36mm×52mm〜48mm×72mmの大きさ
であって、1枚の印画紙の露光駒数が4〜6駒であるよ
うする。
【0009】
【考案の作用】ネガフイルム上の複数の駒を1駒ずつ原
画の寸法に対しそれぞれ約1.5倍前後に拡大露光して
焼付けることとし、併せて印画紙を1駒ごとに移動し、
4〜6駒で1シートとなるように切断する。また各駒の
下方にはバーコード等のフィルム情報を同時に焼込むよ
うにする。
【実施例】
【0010】以下、図面参照しながら実施例について説
明する。第1図は写真処理装置の概略構成図を示してい
る。第1図に基づいて写真処理装置の構成並びに動作を
説明すると、本体50は露光用の光を発生する露光工程
部Aと、焼付工程部Bと、印画紙への現像、定着、安定
を行う処理工程部Cと、印画紙の感想を行う乾燥工程部
Dとに大別されており、それぞれが垂直の隔壁板100
と、水平の隔壁板101とにより図示のように分割され
ている。
【0011】そして、本体50の上部中央に設けられる
露光工程部Aは、ハロゲンランプ等からなる白色光源5
3より光を略水平方向に照射し、その光をイエロー
(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)からなる各色補
正フィルター54、…を部分的に通過させて、隣接する
光拡散筒55内へ入光させる。この光拡散筒55の内部
は反射面とされ、光路を鉛直下方に直角に曲げるととも
に、入光した光を拡散混合させて均一色調を有する光と
して下方の焼付工程部Bへ出光させる。
【0012】この焼付工程部Bの最上部を構成するネガ
キャリア56は本体50の上面に設けられており、作業
者が行うネガの交換、移動などを可能にしている。この
ネガキャリア56のネガ部分を通過した波線図示の光
は、光軸上に配設された電磁駆動源により駆動されるシ
ャッタを備えたレンズ装置57によってピント調節さ
れ、イーゼル58によって額取りされて、下方の露光板
60上に引き出された印画紙Pの印画面上に導かれて印
画紙Pを露光する。したがって、このレンズ装置57の
レンズの焦点距離およびレンズの画面上にて上下方向に
変化させることにより、拡大率を変えるようにして、種
々のネガサイズや印画紙のサイズの組み合わせを多く得
ることができるようにしている。
【0013】一方、ネガキャリア56のネガ部分を通過
した光の一部はミラーMにより反射されてネガの画像確
認が外部から行えるようになっている。
【0014】また、マガジン56a内に収容されて明室
内で取り扱い易いように十分遮光されていて交換可能に
されている印画紙Pはロール紙59にして内装されてお
り、必要に応じて引き出されるが、手動クランク59b
がこの為に設けられている。そして露光板60部分で露
光された印画紙Pは搬送されていく途中で、例えばホー
ルパンチ62により写真一枚ごとに相当する位置にカッ
トマークを付与され、プリント機構61により裏面に必
要な情報が書き込まれる。このホールパンチ62の近傍
にはカッターKが設けられており、印画紙Pをこの部分
において切断可能にしている。
【0015】その後、露光部の最終行路にはループ貯留
部64が設けられていて、補助カッタ63を通過され処
理工程部Cに送られる。この後、処理槽65へ搬送する
ようになっている。
【0016】このループ貯留部64は印画紙Pに図示の
ようなタルミを持たせるようにして印画紙Pの長さを調
節可能にして、印画紙Pに対する露光板60部分におけ
る処理速度の相違を緩衝吸収して印画紙Pを連続走行さ
せながら両者における動作を中断させないようにするも
のである。
【0017】一方、処理槽65内は現像液、漂白液、定
着液がそれぞれ3種5槽に分割されて充填されており、
露光された印画紙Pは各液内を通過するあいだに所定の
処理が施され、露光部の現像定着が行われる。
【0018】この処理槽65を出た印画紙Pは、次に印
画紙の乾燥を行う乾燥工程部Dに送られる。この乾燥工
程部D内には乾燥機66が配設されており、乾燥機66
内を印画紙Pが通過するあいだに乾燥され、続いてフラ
ップユニット67部分においてループを形成するように
されて走行されてカッタ68における間欠送りと乾燥機
からの連続送りとの走行速度の差を調節されて、最後に
カッタ68により、カットマークごとに切断され、送出
口69の部分から本体50の外部に出力されて、本体5
0の上部に載置されているソータ70内に落下送給され
るようにしている。
【0019】図2は本発明により得られたプリント後の
様子を示した平面図である。1は印画紙で、本実施例で
は幅82mmもしくは幅89mmを用いた場合を示して
いる。2は焼付画面で、本実施例においては、原画寸法
(24×36mm)に対し、38×55mmの寸法とな
るように設定している。3は情報部で、ネガフィルムの
画像枠の外に配されているバーコードやフィルム番号等
が焼付けられる領域である。
【0023】次に露光動作について説明する。ネガフィ
ルムFをネガキャリア56に装着する。このネガキャリ
アには原画像に対応する十分な開口を備えるとともに、
フィルムのパーフォレーション側に配されたバーコー
ド、駒番号等に対応する長孔を備えている。光学系は原
画寸法の約1.5倍の焼付画像を得られるように設定さ
れている。
【0020】第1駒を露光し、印画紙に焼付ける。この
ときの露光条件は、通常の例えばE判、2E判の場合と
同様に濃度・色調について所定の補正が施されている。
露光が終了すると、原画を1駒送り、併せて印画紙1駒
相当を搬送し、第2駒目を同じく露光する。
【0021】この動作を繰り返し、第5駒目まで終える
とこれを1ファイルとして計数し、切断箇所を示すマー
キングもしくは信号の記録がなされる。実際の切断時期
は、この露光終了後であってもまた現像・乾燥処理を終
え、送出部のカッタによるものであっても構わない。
【0022】このように本願発明によれば、通常の焼付
け作業と同じく各駒の濃度や色調等について必要な補正
がなされているので、複数駒が1枚のシート印画紙に並
べられても十分に鑑賞できる仕上がりが得られる。
【0024】図3は、前述の図2の印画紙を収納するた
めの台紙帳10を示した斜視図である。11は台紙帳1
0のカバーである。12は台紙で、表面側は透明シート
で覆われていてかつ横方向に印画紙1を挿入・引抜が任
意にできるよう袋状になっている。このシートと台紙と
は裏面側にも配することで、収納容量を倍とすることが
出来る。13は綴り孔で、台紙帳10を複数冊重ねて綴
ることができるように設けられていて、さらに綴り孔1
3の周囲が破損することを防止するための金属製あるい
はプラスチツク製の補強部材を孔の周囲に配している。
【0025】
【考案の効果】上述したように、本発明を実施した装置
を利用することにより、密着焼きに比して拡大された画
面寸法を得られるとともに、これにより非常に見やすい
フアイル単位のプリントが得られる。また提案された台
紙帳を用いることにより、ネガフイルム1本分を一瞥出
来るフアイルシステムを得られ、同時に蛇腹式に折り畳
み収納が出来るので保管スペースが小さくて済む。勿
論、この台紙帳は綴じ孔を利用して複数冊重ねて使用・
保管が出来る。
【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に適用される露光現像処理装置
を示した、側断面図である。
【図2】本発明の実施例のプリント状態を示した図であ
る。
【図3】本発明によるプリントを収納する台紙帳の使用
状態を示した斜視図である。
【0027】
【符号の説明】
1 印画紙 2 焼付画面 3 情報部 10 台紙帳 11 カバー 12 綴り孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数駒を納める長さを有する印画紙と、複
    数の画像を記録した写真フィルムと、写真フィルムを拡
    大投影可能な光学系と、一駒ずつ送りながら露光する露
    光手段と、露光された印画紙を間欠搬送する搬送手段と
    を備えた露光焼付装置であって、 前記印画紙の送り方向に対して幅方向には1駒相当で、
    長さ方向には複数駒を露光しうるようにした複数駒焼付
    装置。
  2. 【請求項2】各画像ごとにそのフィルム情報を併せて露
    光焼付を行うようにした、請求項1に記載の複数駒焼付
    装置。
  3. 【請求項3】前記焼付けられる画像は、35mmフィル
    ムと82〜89mm幅の印画紙を用いたとき、36mm
    ×52mm〜48mm×72mmの大きさであって、1
    枚の印画紙の露光駒数が4〜6駒であるようにした、請
    求項1もしくは請求項2記載の複数駒焼付装置。
JP2747994A 1994-01-31 1994-01-31 複数駒焼付装置 Pending JPH07219058A (ja)

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JP2747994A JPH07219058A (ja) 1994-01-31 1994-01-31 複数駒焼付装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006085008A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Noritsu Koki Co Ltd 画像プリント装置
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