JP3529248B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP3529248B2
JP3529248B2 JP26351097A JP26351097A JP3529248B2 JP 3529248 B2 JP3529248 B2 JP 3529248B2 JP 26351097 A JP26351097 A JP 26351097A JP 26351097 A JP26351097 A JP 26351097A JP 3529248 B2 JP3529248 B2 JP 3529248B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル画像信号
を用いたデジタル画像記録または面露光やスリット走査
露光などの直接露光を行うアナログ画像記録を行う画像
記録装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】現在、ネガフィルム、リバーサルフィル
ム等の写真フィルム(以下、フィルムとする)に撮影さ
れた画像の印画紙等の感光材料への焼き付けは、フィル
ムの投影光を感光材料に入射して、この投影光で感光材
料を面露光する、いわゆる直接(アナログ)露光によっ
て行われている。
【0003】これに対し、近年では、デジタル露光を利
用する焼付装置、すなわち、フィルムに記録された画像
を光電的に読み取って、読み取った画像をデジタル信号
とした後、種々の画像処理を施して記録用の画像データ
とし、この画像データに応じて変調した記録光によって
感光材料を走査露光して画像(潜像)を記録し、現像処
理を施してプリント(写真)として出力するデジタルフ
ォトプリンタが実用化された。
【0004】デジタルフォトプリンタでは、フィルムを
光電的に読み取り、画像(信号)処理によって階調補正
等が行われて露光条件が決定される。そのため、画像処
理による複数画像の合成や画像分割等のプリント画像の
編集や、色/濃度調整、輪郭強調等の各種の画像処理も
自由に行うことができ、用途に応じて自由に処理したプ
リントを出力できる。また、プリント画像の画像データ
をコンピュータ等に供給することができ、また、フロッ
ピーディスク等の記録媒体に保存しておくこともでき
る。さらに、デジタルフォトプリンタによれば、従来の
直接露光によるプリントに比して、分解能、色/濃度再
現性等に優れた、より画質の良好なプリントが出力可能
である。
【0005】このようなデジタルフォトプリンタは、基
本的に、スキャナ(画像読取装置)と画像処理装置とを
有する入力機、および焼付装置と現像機とを有する出力
機より構成される。スキャナでは、光源から射出された
読取光をフィルムに入射して、フィルムに撮影された画
像を担持する投影光を得て、この投影光を結像レンズに
よってCCDセンサ等のイメージセンサに結像して光電
変換することにより画像を読み取り、フィルムの画像デ
ータ(画像データ信号)として画像処理装置に送る。画
像処理装置は、スキャナから送られた画像データに所定
の画像処理を施し、画像記録のための出力画像データ
(露光条件)として焼付装置に送る。焼付装置は、例え
ば、光ビーム走査露光を利用する装置であれば、画像処
理装置から送られた画像データに応じて光ビームを変調
して、この光ビームを主走査方向に偏向すると共に、主
走査方向と直交する副走査方向に感光材料(印画紙)を
搬送することにより、光ビームによって感光材料を走査
露光(焼付)して潜像を形成した後、バックプリントを
行う。現像機では、露光済の感光材料に、所定の現像処
理等を施して、フィルムに撮影された画像が再生された
プリントとする。
【0006】ところで、このようなデジタルフォトプリ
ンタのみならず、通常の直接露光によるフォトプリンタ
の焼付装置は、未使用の感光材料はロール状に巻回され
て遮光性の筐体に収納されてマガジン化されており、マ
ガジンごと焼付装置に装填され、このマガジンから引き
出されて搬送され、露光等に供される。ここで、通常の
フォトプリンタでは、感光材料を途中で切断することは
なく、長尺なまま露光、バックプリント、現像処理、乾
燥等を終了した後に、最後に感光材料を所定長に切断し
て1枚のプリントとする。
【0007】これに対し、デジタルフォトプリンタにお
いて、長尺状の感光材料をプリント一枚に対応して切断
してカットシートとした後に、露光を行う構成として、
装置を小型化し、装置コストやランニングコストの大幅
な低減が可能な焼付装置(以下、カットシートタイプの
画像記録装置という)の実現が望まれている。しかしな
がら、このようなカットシートタイプの画像記録装置は
未だ実現されていないのが現状である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に用い
られる銀塩感光材料における潜像形成過程では、露光に
よりハロゲン化銀乳剤粒子中に生じた光電子が感光核に
トラップされた後、格子間銀イオンと反応し銀原子を形
成する。さらに、この感光核で光電子のトラップとそれ
に続く格子間銀イオンとの反応が繰り返されることによ
り銀核が成長し、あるサイズ以上(潜像)まで成長する
とその粒子は現像可能となる。しかしながら、上述のデ
ジタルフォトプリンタにおいては、レーザビームなどの
高照度かつ短時間(10-5秒オーダー)の光ビームによ
り露光を行うため、従来の面露光用の銀塩感光材料で
は、銀塩感光材料上に短時間に多くの光電子が発生し、
銀核の成長に格子間銀イオンの供給が間に合わず、銀核
が現像可能なサイズまでは成長できないという、いわゆ
る高照度相反則不軌が生じてしまい、仕上がりプリント
の画質が低下するという問題がある。
【0009】このため、レーザビーム露光用の銀塩感光
材料には、ハロゲン化銀乳剤粒子上に短時間に高濃度に
発生する光電子を一時的にトラップし、格子間銀イオン
の供給速度に合わせて放出する機構を乳剤粒子中に取り
入れ、銀核の成長が速やかに進み、潜像形成効率を向上
するような処理が施されている。これにより、レーザビ
ーム露光される銀塩感光材料は、ハイライトからシャド
ウまでの豊かな階調を安定して再現することが可能とな
る。
【0010】しかしながら、このようなレーザビーム露
光用の感光材料において、露光により安定した潜像を形
成するためには、露光から現像液投入までの一定以上の
時間を確保することが必要とされる。すなわち、露光か
ら現像液投入までの時間があまりにも短いと、潜像が十
分に増感されずに、安定した潜像が得られにくくなると
いう問題がある。このように安定した潜像が得られない
と、画像品質の劣化が発生する可能性があり、十分に高
画質な仕上がりプリントが得られないという問題があ
る。
【0011】このような問題に対し、前述のロール状の
感光材料をそのまま用いる画像記録装置においては、感
光材料をループ状に一時収容するリザーバを設けること
により、現像処理がすぐに開始されない露光済感光材料
を一時的に滞留することにより、現像に適した時間を確
保することにより、上記不都合を解消することが行われ
ている。その一方、カットシートタイプの画像記録装置
を実現するに際しては、シート状の感光材料は所定長に
切断されているために、感光材料を弛ませてループ状と
して一時収容するような、リザーバという構成を採るこ
とは困難である。このため、シート状感光材料につい
て、いかにして露光から現像液投入までの時間を確保す
るかが問題となる。
【0012】一方、画像記録装置、とりわけアナログ画
像記録装置における焼付工程は、ネガの取り出しや、作
業者によるプリント作業の中断等により、断続的に行わ
れることが多く、このため処理能力の低下が起こりやす
い。これに対し、デジタル画像記録装置であれば、記録
すべき画像データをメモリで記憶することにより、ネガ
の取り出しや作業の中断にかかわらず、連続的に焼付を
行う方法も考えられるが、ワイド4ツ切サイズ位の大き
さでは、40MB/枚(300dpi)のメモリ容量が
必要となることから、仮に10枚分の画像データを記憶
しようとすると、大容量のメモリが必要となり、メモリ
に要するコストも増大してしまう。もちろん、このよう
な方法は、アナログ画像記録装置においては、利用する
ことができないという問題もある。このため、画像記録
装置(プリンタ)側では記録すべき画像を高速に焼き付
けておき、自動的に現像機(プロセッサ)側へ順次送り
込む機能をもたせることができれば、デジタル、アナロ
グにかかわらず、上述したような能力低下を防止し、プ
リントの生産性を向上することができるので望ましい。
【0013】本発明の目的は、上記実情に鑑みてなされ
たものであり、デジタル露光またはアナログ露光、好ま
しくは、感光材料をカットシートとした後に、いずれか
の露光を行う画像記録装置であって、露光済の感光材料
に形成された潜像を十分に安定化させた上で、ネガの取
り出しや作業の中断等にかかわらず、継続的に露光済感
光材料を次の処理装置、好ましくは現像機に送り込むこ
とができる画像記録装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、ロール状の長尺の感光材料が収容される
感光材料供給部と、記録されるべき画像のサイズに応じ
て前記長尺の感光材料を所定長に切断するカッタと、前
記所定長に切断された前記感光材料に像様露光する露光
部と、前記切断された前記感光材料を所定の搬送経路で
搬送する搬送手段とを備える装置本体と、前記切断され
露光済感光材料を一時的に収容し、露光後所定時間が
経過した前記切断された前記露光済感光材料から順に次
の処理装置に排出する待機部とを有し、前記待機部は、
前記露光済感光材料を載置するための板が複数段設けら
れた棚と、この棚の任意の段に前記露光済感光材料を搬
入する搬入手段と、前記棚の任意の段に一時的に収容さ
れた前記露光済感光材料を排出する排出手段とを有する
ことを特徴とする画像記録装置を提供するものである。
【0015】ここで、前記露光部は、デジタル方式の露
光部であり、前記次の処理装置は、現像機であり、前記
待機部は、デジタル方式の露光部を備える前記装置本体
と前記現像機との間に設けられるのが好ましい。
【0016】また、前記装置本体は、さらに、前記露光
装置の搬送方向下流側に設けられ、前記搬送方向と直交
する方向に前記切断された露光済感光材料を振り分けて
複数列とする振り分け手段を有するのが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像記録装置につ
いて、添付の図面に示される好適実施例をもとに、詳細
に説明する。
【0018】図1に、本発明が適用される画像記録装置
の基本構成を示す。図1に示される画像記録装置10
(以下、記録装置10という)は、長尺な感光材料を作
成するプリントに応じた所定長に切断してカットシート
とした後に、バックプリント(裏印字)およびデジタル
露光を行い、露光済の感光材料Zを現像機(プロセッ
サ)に供給する装置で、感光材料供給部12、バックプ
リント部14、記録部52および振り分け手段18を有
する装置本体11と、本発明の特徴である待機部80と
から構成される。
【0019】なお、装置の基本的な構成を明瞭にするた
めに図示を省略しているが、記録装置10には、搬送ロ
ーラ等の感光材料Zの搬送手段や搬送ガイド、感光材料
検出のためのセンサ等、公知の画像記録装置に配置され
る各種の部材が、必要に応じて配置されている。ここ
で、搬送手段として設けられる搬送ローラの間隔は、感
光材料Zの搬送に支障がないように、切断後のシート状
感光材料Zのとりうる最小長さよりも小さく設定されて
いる。
【0020】感光材料供給部12には、乳剤面(感光
面)を外側にしてロール状に巻回された長尺な感光材料
Zを遮光性の筐体に収納してなるマガジン20および2
2が装填される装填部54および56が配置され、装填
部54には引き出しローラ対24が、装填部56には引
き出しローラ対26が、さらに、装填部54に対応して
カッタ28aが、装填部56に対応してカッタ28b
が、それぞれ引き出しローラ対24,26の下流側に近
接して配置される。
【0021】図示例の記録装置10は、2つのマガジン
20および22を装填可能な装置で、両者は通常、サイ
ズ(幅)、面種(シルクやマット等)、仕様(厚さやベ
ースの種類等)等、互いに種類の異なる感光材料Zを収
納する。なお、本発明の記録装置10においては、装填
可能なマガジン数は図示例の2個に限定はされず、1個
であってもよく、あるいは3個以上のマガジンが装填さ
れるものであってもよい。なお、感光材料Zとしては、
レーザビーム露光用の感光材料を用いる。具体的には、
富士写真フイルム社製のフジカラーレーザーペーパー
(LGL,LBU)等が好適に例示される。
【0022】このような感光材料供給部12において
は、引き出しローラ対24および26によって対応する
マガジンのロール状の感光材料Zを引き出して、下流に
搬送する。この搬送は、カッタ28a,28bより下流
に搬送された感光材料Zが記録されるべき画像のサイズ
に応じた長さになった時点で停止し、次いで、カッタ2
8a,28bが作動して、感光材料Zが所定長のカット
シートとされる。
【0023】図1に示される記録装置10は、2つのマ
ガジン20および22の個々に対してカッタ28aおよ
び28bを設け、これらのマガジンから引き出された感
光材料Zを別個のカッタ28aおよび28bでそれぞれ
切断する構成としているが、本発明はこれに限定はされ
ず、共通の1つのカッタで切断する構成としてもよい。
このように感光材料供給部12から引き出されて、切断
されたシート状の感光材料Zは、バックプリント部14
に搬送される。
【0024】バックプリント部14は、シート状の感光
材料Zの裏面(非乳剤面)に、写真の撮影日、プリント
焼付日、コマ番号、フィルムID番号(符号)、撮影に
使用したカメラのID番号、フォトプリンタのID番号
等の各種の情報、いわゆるバックプリント(裏印字)を
行う部位である。このようなバックプリント部14は、
例えば、接触型の印字装置として、ドットインパクト方
式のプリンタ58であって、ガイド60に案内されて搬
送される感光材料Zにバックプリントを記録するが、バ
ックプリントの記録方法(プリンタ)としては、これに
限定されず、インクジェットプリンタ、熱転写プリンタ
等、公知のフォトプリンタに用いられるバックプリント
の記録方法が各種利用可能である。また、バックプリン
ト部14は、新規格の新写真システム(Advanced Photo
System) に対応して、2行以上の印字が可能に構成する
のが好ましい。
【0025】バックプリント部14は、搬送経路中のい
かなる位置にも配置することができ、特に限定されない
が、振り分け手段18の搬送方向下流側に配置すると、
複数台のバックプリンタを設ける必要が生じることか
ら、振り分け手段18の搬送方向上流側に配置するのが
好ましい。また、記録部52の搬送方向上流側にバック
プリント部14を配置するのが好ましく、この場合に
は、感光材料供給部12、カッタ28a,28b、記録
部52およびこれらを介在する搬送経路によって形成さ
れる空きスペースを有効利用でき、記録部52の下流側
の搬送経路が簡素化して、省スペース化を図ることがで
きる。このようにして所定長に切断され、バックプリン
トが施された感光材料Zは、次いで、記録部52(副走
査搬送手段62)に搬送される。
【0026】記録部52は、露光光学ユニット(以下、
露光ユニットとする)16および副走査搬送手段62を
有する。図示例において、露光ユニット16による画像
記録は、シート状の感光材料Zを走査搬送しつつ、デジ
タルの画像データに応じて変調され、副走査搬送手段6
2による走査搬送方向と直交する主走査方向(図2紙面
と垂直方向)に偏向した光ビームを記録光Lとして、記
録(露光)位置Xにおいて感光材料Zを露光する、いわ
ゆるデジタルの走査露光によって行われる。
【0027】露光ユニット16は、このようなデジタル
露光を行う光学ユニットであって、例えば、感光材料Z
の赤(R)露光、緑(G)露光および青(B)露光のそ
れぞれに対応する光ビームを射出する光源、前記光源か
ら射出された光ビームをデジタルの画像データに応じて
変調するAOM(音響光学変調器)等の変調手段、変調
された光ビームを前記走査搬送方向と直交する主走査方
向に偏向するポリゴンミラー等の光偏向器、主走査方向
に偏向された光ビームを記録位置X(走査線)上の所定
位置に所定のビーム系で結像させるfθ(走査)レンズ
等を有する、公知の光ビーム走査装置である。
【0028】なお、露光ユニット16は、このような光
ビーム走査装置に限定されず、前記走査搬送方向と直交
する方向に延在する各種の発光アレイや空間変調素子ア
レイ等を用いるデジタルの露光手段が各種利用可能であ
る。具体的には、PDP(プラズマディスプレイ)アレ
イ、ELD(エレクトロルミネセントディスプレイ)ア
レイ、LED(発光ダイオード)アレイ、LCD(液晶
ディスプレイ)アレイ、DMD(デジタルマイクロミラ
ーデバイス)アレイ、レーザアレイ等を用いるデジタル
露光手段が例示される。
【0029】副走査搬送手段62は、記録位置X(走査
線)を挟んで配置される1対の搬送ローラ対64および
66と、露光搬送ガイド68とを有するものであり、露
光搬送ガイド68によってシート状の感光材料Zを記録
位置Xに保持しつつ、搬送ローラ対64および66によ
って、主走査方向と直交する副走査方向に搬送する。こ
こで、前述のように、光ビームは主走査方向に偏向され
ているので、感光材料Zは、光ビームによって2次元的
に走査露光され、潜像が形成される。
【0030】本発明の記録装置10に利用される走査搬
送手段にも特に限定はなく、公知のデジタルの走査露光
に利用される各種の搬送手段が例示される。具体的に
は、上述の記録位置X(走査線)を挟んで配置される一
対の搬送ローラ対を用いる走査搬送手段の他、感光材料
Zを記録位置Xに保持しつつ搬送する露光ドラムと、記
録位置Xを挟んで露光ドラムに当接する2本のニップロ
ーラとを用いる走査搬送手段、エンドレスベルトと2本
のニップローラからなる走査搬送手段、エンドレスベル
トのみからなる走査搬送手段等が好適に例示される。こ
のようにして、露光された感光材料は、振り分け手段1
8に搬送される。
【0031】振り分け手段18は、シート状の感光材料
Zを搬送方向(感光材料処理装置(現像機72)による
搬送方向に対応)と直交する方向(以下、横方向とす
る)に振り分けるものである。現在、写真のプリントに
利用される一般的な銀塩写真感光材料では、現像処理と
露光とでは現像処理のほうが時間がかかるため、連続的
に露光を行うと、現像処理が間に合わない。振り分け手
段18は、この不都合を解消するために配置されるもの
であり、感光材料Zを横方向に振り分けて、搬送方向に
は重なる複数列にすることにより、感光材料処理装置(
現像機72)における処理能力の向上、例えば、2列で
あれば単列の2倍弱、3列であれば3倍弱の処理を行う
ことを可能とし、現像処理と露光との処理時間差を相殺
するものである。
【0032】振り分け手段18における振り分け方法
は、各種のシート材の振り分け方法が利用可能であり、
例えば、軸を中心に回転するターレットを用いて振り分
ける方法や、感光材料Zの搬送手段を複数、例えば3つ
のブロックに分けて、その内の真ん中のブロックを横方
向に移動して振り分ける方法等が例示される。また、感
光材料Zを載置して搬送する下流方向への搬送手段とし
てのベルトコンベアと、吸盤等を利用して感光材料Zを
持ち上げて横方向に搬送するリフト搬送手段とを用い、
上流からベルトコンベアに搬入され所定位置に搬送され
た感光材料Zを、リフト搬送手段によって横あるいは斜
め横(下流側)方向に搬送して振り分ける方法も例示さ
れる。
【0033】ここで、前述したように、露光済の感光材
料Zがそのまま搬送され現像機72に搬入されると、露
光から現像液投入までの時間が短くなってしまい、潜像
が十分に増感されずに、安定した潜像が得られにくくな
るという問題がある。このように安定した潜像が得られ
ないと、画像品質の劣化が発生する可能性があり、十分
に高画質な仕上がりプリントが得られないという問題が
ある。また、画像記録装置における焼付工程は、ネガの
取り出しや、作業者によるプリント作業の中断等によ
り、断続的に行われることが多く、このため能力の低下
が起こりやすいという問題もある。
【0034】そこで、本発明の記録装置10において
は、記録部52の搬送方向下流側で、かつ、現像機72
の搬送方向上流側に、露光済の感光材料Zを一時的に収
容し、露光後所定時間が経過した感光材料から順に現像
機72に排出する待機部80を設けたことを特徴とす
る。従って、露光済の感光材料に形成された潜像を安定
化させるのに十分な時間を確保することができるととも
に、複数枚の感光材料Zを待機させることができるの
で、記録装置10においてネガの取り出しや作業の中断
等が行われていても、その影響により現像処理の中断を
きたすことなく、継続的に感光材料Zを現像機72に投
入することができる。
【0035】図2に待機部80の一例の概略図を示す。
同図に示されるように、待機部80は、多段に設けられ
た棚82と、感光材料Zを棚82の所望の段に搬入する
ための搬入機構86と、感光材料Zを棚82の所望の段
から排出するための排出機構88と、図示しない制御部
とを有し、画像記録装置10の装置本体11と、現像機
72との間に位置して設けられる。
【0036】棚82は、搬送される露光済のシート状感
光材料Zを載置するための板状部材であり、搬送方向下
流側に向かって所定角度下降するように傾斜させた状態
で、複数段形成される。このように傾斜させることによ
り、搬入機構86により搬入された感光材料Zを自重に
よりスムーズに棚82の下流側(排出ローラ88c側)
端部にまで到達させることができ、感光材料Zの排出時
において、排出機構88を介した感光材料Zの排出をス
ムーズに行うことが可能となる。
【0037】棚82の段数は、待機させるべき感光材料
Zの最大枚数に応じて設定すればよく、特に限定される
ものではないが、段数を比較的多くすれば、待機部80
にストックされる感光材料Zの枚数が多くなるので、仮
にネガの取り出し等に伴う露光の中断がおこっても、そ
の影響を受けずに継続的に感光材料Zを現像機72に投
入できる時間を長く確保することができる点で好まし
い。また、潜像の安定化のみを目的とする場合には、段
数を比較的少なくしてもよく、この場合には、潜像の安
定化に必要な待機時間、および現像機72側の線速度
(現像速度)と記録装置10側の線速度(露光速度)と
の差を考慮して段数を決定すればよい。
【0038】また、棚82の傾斜角度も、感光材料Zが
自重で下流側端部の開閉蓋88bに到達することができ
る程度の角度であればよく、棚82や感光材料Zの摩擦
係数等を考慮して決定すればよく、特に限定されるもの
ではない。なお、棚82のサイズはLサイズから4ツ切
サイズまで対応できるように構成されるのが好ましく、
また、振り分け手段18が設けられる場合には、振り分
け後の搬送経路と同じ幅に設定することにより、振り分
け後の複数列を保持したまま、感光材料Zを同じ段に収
容し、かつ、現像機72に送り込むことができ、現像機
72における処理能力の向上効果が得られる。
【0039】搬入機構86は、搬送されてくる露光済の
感光材料Zを棚82の所望の段に搬入するための機構で
あり、開閉蓋86aと、搬入口86bと、搬送ローラ対
86cとを有する。開閉蓋86aは、棚82の各段の入
口部分に設けられる矩形状の板体であり、制御部からの
指示に従い、その下端を軸として回動しうるように設け
られる。また、搬入口86bは、開閉蓋86aとの間
で、感光材料Zが落下して通過するための経路を形成す
るための部材であり、その上端に搬送ローラ対86cが
位置するように設けられる。従って、感光材料Zを搬入
する段の開閉蓋86aのみを開放し、他の段の開閉蓋8
6aを全て閉塞しておくことにより、搬送されてきた感
光材料Zを搬入口86b内を落下させて、所望の段にお
いて開放した開閉蓋86aを介して棚82内に搬入する
ことができる。
【0040】なお、搬入機構86としては、感光材料Z
を棚82の所望の段に搬入することができるものであれ
ば、図示例に限定されず、公知の種々の方法が採用可能
である。例えば、2本のベルトを用いて、縦方向に挟持
搬送する構成としてもよい。この場合には、記録装置1
0側のベルトは、棚82の上端および下端の高さにそれ
ぞれが対応して設けられた2個のプーリに張架されたエ
ンドレスベルトとし、棚82側のベルトは、棚82の上
端の高さに設けたプーリと、高さ方向に上下動可能に設
けられたプーリとの間にそれぞれ両端が固定され、プー
リの上下動に応じていずれかのプーリにベルトが巻き取
られ、あるいは、引き出されるように構成し、さらに、
感光材料Zを棚82に案内する串歯ガイドを上下動可能
なプーリと連動可能に設ければよい。従って、上下動可
能なプーリを所望の段の高さに対応するように移動すれ
ば、2本のベルトの間で感光材料Zを挟持搬送しつつ、
串歯ガイドを介して感光材料Zを棚82にスムーズに搬
入することができる。
【0041】排出機構88は、棚82に搬入された感光
材料Zを取り出し、現像機72に排出するための機構で
あり、図示例の装置においては、開閉蓋88aと、排出
口88bと、搬送ローラ対88cとを有する。開閉蓋8
8aは、棚82の各段の出口部分に設けられ、制御部か
らの指示に従って、その上端を軸として回動しうるよう
に設けられる。従って、感光材料Zの排出を行う段の開
閉蓋88aを開放し、その他の段の開閉蓋88aを閉塞
しておけば、開閉蓋88aを開いた段の棚から感光材料
Zが排出されて排出口88b内を落下し、感光材料Zが
搬送ローラ対88cに挟持されることにより、所望の段
の感光材料Zを効率的に現像機72へと排出することが
できる。
【0042】また、排出機構88も、感光材料Zを棚8
2の所望の段から排出することができるものであれば、
図示例に限定されず、公知の種々の方法が採用可能であ
る。従って、搬入機構86の場合と同様に、2本のベル
トを用いて、縦方向に挟持搬送する構成としてもよい。
【0043】なお、いずれの段に感光材料Zを搬入し、
いずれの段から感光材料Zを排出するかは、図示しない
制御部により行われる。具体的には、制御部は、各段に
おける感光材料Zの有無を記憶し、感光材料Zが搬送さ
れると、空いている段に感光材料Zを搬入するように搬
入機構86を制御する。制御部は、各段に一時収容され
た感光材料Zの待機時間をそれぞれ測定しておき、所定
時間が経過した感光材料Zから順次現像機72に送り込
むように排出機構88を制御する。ここで、各段に収容
する感光材料Zを待機させる所定時間は、露光後から現
像液投入に至るまでの時間が、潜像を安定化させるのに
必要とされる時間以上となるように定められ、予め制御
部に設定しておけばよいが、感光材料Zの種類等に応じ
てその都度入力してもよい。
【0044】ところで、本発明の待機部80は、上記図
示例に限定されず、シート状の感光材料Zを一時的に収
容し、かつ、先に搬入した感光材料Zから順に排出する
ことができるものであれば、その構成は特に限定され
ず、種々の構成を採用することができる。例えば、搬入
ローラおよび排出ローラをそれぞれ所定位置(高さ)に
設け、棚自体を上下動させることにより、搬入ローラに
よる所望の段への感光材料Zの搬入、および、排出ロー
ラによる所望の段からの感光材料Zの排出を行うように
構成してもよい。あるいは、感光材料Zを積層すること
により一時的に収容し、最下層の感光材料Zから順次排
出し、現像機72に送り込むように構成してもよい。
【0045】さらに、待機部80の設置箇所も、装置本
体11と現像機72との間に限定されず、露光後で、か
つ、現像処理前に感光材料Zを一時収容できるのであれ
ば、種々の位置に設けることが可能である。例えば、待
機部80を装置本体11の下方に設ける構成としてもよ
い。
【0046】このようにして、シート状の感光材料Z
は、搬送方向と直交する方向(横方向)に振り分けら
れ、かつ、待機に一時収容された後、必要に応じて搬送
方向に重なる複数列に配列され、次いで、搬送ローラ対
70によって現像機72に搬送され、感光材料Zに応じ
た、発色現像槽、漂白定着槽、水洗槽等の各処理が施さ
れ、乾燥され、プリントとされる。
【0047】以上、本発明の画像記録装置について詳細
に説明したが、本発明は以上の例に限定はされず、本発
明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更
を行ってもよいのはもちろんである。なお、以上に説明
した図示例は、デジタル露光を行う画像記録装置の一例
であるが、本発明は、前述のように、アナログ露光を行
う画像記録装置にも適用可能であるのはもちろんであ
る。
【0048】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、デジタル露光またはアナログ露光、好ましくは
感光材料をカットシートとした後にいずれかの露光を行
う画像記録装置であって、露光済の感光材料に形成され
た潜像を十分に安定化させた上で、ネガの取り出しや作
業の中断等にかかわらず、継続的に露光済感光材料を
の処理装置、好ましくは現像機に送り込むことができ
る。従って、所望の濃度が十分に発色された高画質なプ
リントを、効率的に生産することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像記録装置の一例の概略図であ
る。
【図2】 図1に示される画像記録装置における待機部
の一例の概略図である。
【符号の説明】
10 (画像)記録装置 11 装置本体 12 感光材料供給部 14 バックプリント部 16 露光ユニット 18 振り分け手段 20,22 マガジン 24,26 引き出しローラ対 28a,28b カッタ 52 記録部 54,56 装填部 58 プリンタ 60 ガイド 62 副走査搬送手段 64,66,70,84,86 搬送ローラ対 68 露光搬送ガイド 72 現像機 80 待機部 82 棚 86 搬入機構 86a 開閉蓋 86b 搬入口 86c 搬送ローラ対 88 排出機構 88a 開閉蓋 88b 排出口 88c 搬送ローラ対
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−35162(JP,A) 特開 昭61−39033(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 27/00 - 27/80

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール状の長尺の感光材料が収容される感
    光材料供給部と、記録されるべき画像のサイズに応じて
    前記長尺の感光材料を所定長に切断するカッタと、前記
    所定長に切断された前記感光材料に像様露光する露光部
    と、前記切断された前記感光材料を所定の搬送経路で搬
    送する搬送手段とを備える装置本体と、前記切断された 露光済感光材料を一時的に収容し、露光
    後所定時間が経過した前記切断された前記露光済感光材
    料から順に次の処理装置に排出する待機部とを有し、 前記待機部は、前記露光済感光材料を載置するための板
    が複数段設けられた棚と、この棚の任意の段に前記露光
    済感光材料を搬入する搬入手段と、前記棚の任意の段に
    一時的に収容された前記露光済感光材料を排出する排出
    手段とを有する ことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】前記露光部は、デジタル方式の露光部であ
    り、 前記次の処理装置は、現像機であり、 前記待機部は、デジタル方式の露光部を備える前記装置
    本体と前記現像機との間に設けられる請求項1に記載の
    画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記装置本体は、さらに、前記露光部の搬
    送方向下流側に設けられ、前記搬送方向と直交する方向
    に前記切断された露光済感光材料を振り分けて複数列と
    する振り分け手段を有する請求項またはに記載の画
    像記録装置。
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