JPH11230820A - リフティングマグネット作業量計測器 - Google Patents

リフティングマグネット作業量計測器

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JPH11230820A
JPH11230820A JP3493698A JP3493698A JPH11230820A JP H11230820 A JPH11230820 A JP H11230820A JP 3493698 A JP3493698 A JP 3493698A JP 3493698 A JP3493698 A JP 3493698A JP H11230820 A JPH11230820 A JP H11230820A
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登 寺沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐久性にも優れ、正確に計量できる作業量計
測器を提供することを課題としている。 【解決手段】 リフティングマグネットを装着する建設
機械において、ブームシリンダの作用力を検出する圧力
センサと、ブーム角度を検出するブーム角度センサと、
アームの回動を自由に開放するアーム回動開放手段と、
アームの回動を自由にしたときの圧力センサ並びにブー
ム角度センサの計測値に基づいて該リフティングマグネ
ットに吸着された吸着物の重量を演算する演算表示手段
とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はリフティングマグ
ネットを装着する建設機械の技術分野に属する。さら
に、詳細にはリフティングマグネットを装着した建設機
械の作業量を計量する計量器の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、鉄材を運搬又は移動するため
に、油圧ショベルの作業アタッチメントに換えて鉄材吸
着装置を取り付け得る建設機械が知られている。この鉄
材吸着装置は電磁石を利用するもので、リフティングマ
グネットと呼ばれている。以下、公開特許公報第平9−
314490号に開示されているリフティングマグネッ
トについて本発明を理解する上で必要な程度において概
略を説明する。図3〜図5は上記公報記載の従来装置で
ある。
【0003】図3において、油圧ショベル10は下部走
行体11の上に旋回体12が旋回自在に載置されてい
る。旋回体12にはオペレータ席13の他に図示されて
いないエンジン及び油圧ユニット、電装機器等が設けら
れている。また、旋回体12のフレーム14には作業機
15が搭載されている。作業機15はフレーム14に回
動自在に連結されたブーム16と、ブーム16の先端に
回動自在に連結されたアーム17と、更にアーム17の
先端に連結されたリフティングマグネット18から構成
されている。ブーム16はブームシリンダ21によって
回動角度が制御されており、アーム17はアームシリン
ダ22によって回動角度が制御されている。
【0004】リフティングマグネット18は一端18a
がアーム17の先端に回動自在に連結されると共に他端
18bがリンク要素19に回動自在に連結されている。
リンク要素19の他端は油圧シリンダ23のロッドの先
端及び他のリンク要素20の一端に回動自在に連結され
ている。リンク要素要素20の他端はアーム17の適宜
の位置に回動自在に連結され、リンク要素19、20及
びリフティングマグネット18とでリンクを構成してい
る。リフティングマグネット18の連結点18aに対す
る回動角度が油圧シリンダ23によって制御されてい
る。
【0005】図4はリフティングマグネット18の構成
例を示した図で、図(A)は正面図、図(B)は側面図
である。リフティングマグネット18は、内部にコイル
34を内蔵している電磁石25と、電磁石25をアーム
17、リンク要素19に連結するための連結部26とか
ら構成されている。なお、コイル34は配線により電磁
石制御装置35(図5参照)に接続されている。電磁石
25の上面に設けた取付盤27と連結部26の基盤28
とがボルトにより固定されている。基盤28の上側面に
は2枚のブラケット29、29が連結固設され、ブラケ
ット29、29にボス30、30が固着されている。ボ
ス30に固定されたピン31、32によりアーム17、
リンク要素19に連結されている。ピン31、32はリ
フティングマグネット18の回動点18a、18bを構
成している。また、取付盤27と基盤28には吊下用ア
イボルト33を挿通する貫通穴が設けられている。
【0006】図5は電磁石制御装置35の回路構成例を
示した図である。図5において、37は電源で、38は
電源スイッチである。39は電源電圧を表示する発光ダ
イオードで、40は発光ダイオード39のドライバであ
る。42a、43a、44a、44b、44c、45
a、45b、45dは常開接点で、それぞれ対応するリ
レー42、43、44、45が励磁されると閉じ、励磁
されていないときは開いている。42b、44d、45
c、46aは常閉接点で対応するリレー42、44、4
5、46が励磁されると開き、励磁されていないときは
閉じている。
【0007】42はラチェットリレー(継電リレー)
で、最初の電流が流れると励磁され、電流が遮断されて
もその状態を保持し、次回の電流が流れるとリセットさ
れ、その後電流が遮断されてもリセット状態を保持す
る。即ち、リレー42に最初の電流が流れると接点42
aが閉じ、接点42bを開く。電流が遮断された後もそ
の状態を保持する。次回の電流が流れると接点42aを
開き、接点42bを閉じる。
【0008】43、44、45はリレーで電流が流れる
と励磁され、電流が遮断されると非励磁となる。43は
補助用のリレーである。44は励磁用リレーで電流が流
れると接点44a、44bを閉じ、コイル34に電流を
流し、磁石25を励磁状態にする。45は消磁用リレー
で電流が流れると接点45a、45bを閉じ、コイル3
4に逆方向に電流を流し、磁石25の磁性を消す。46
はタイマーリレーで電流が流れると通電時間を計測し、
短時間(例えば1秒程度)遅れて励磁される。48は表
示灯でコイル34に正電流が流れると点灯する。47は
リップル電圧を消去するための素子で、例えばコンデン
サである。
【0009】図5の制御装置35は以下のように機能す
る。電源スイッチ38を閉じて、押し釦41を押すと接
点41は閉じ、リレー42、43に電流が流れ、励磁さ
れる。これにより接点42a、接点43は閉じ、接点4
2bは開く。リレー45に電流が流れていないので接点
45は閉じている。従って、リレー44に電流が流れ、
接点44a,44b、44cが閉じ、接点44dが開
く。接点44a、44bが閉じているので、コイル34
に正方向に電流が流れ、磁石25が励磁される。これに
よって鉄材が磁石25に吸着される。
【0010】押し釦41を離すと接点41は開き、リレ
ー42、43に電流は遮断されるが、リレー42は励磁
状態を保持する。従って、接点43aは開くが接点42
aは閉じており、接点44cも閉じているのでリレー4
4は励磁状態を保持し、磁石25も励磁状態を保持す
る。この状態で鉄材を吸着したまま所定の場所に移動す
る。その後に押し釦41を押すと、リレー42はリセッ
トされ、接点42は開き、接点42bは閉じる。リレー
43には電流が流れ、励磁されるので接点43a、43
bは閉じる。リレー44は電流が流れないので接点44
a、44bは開き、接点44dは閉じる。
【0011】また、リレー46に電流が流れるが短時間
tだけ遅れて励磁されるので時間tの間だけ接点46d
は閉じている。従って時間tの間だけリレー45に電流
が流れ、リレー45は励磁され、接点45a、45b、
45dが閉じる。これによってコイル34に逆方向電流
が流れ、磁石25は完全に消磁され、吸着していた鉄材
は脱着される。押し釦41を離しても時間tの間は接点
46dが閉じているので脱着動作が正常に行われる。
【0012】以上説明した従来装置では作業量を計測し
たいときは別の計測装置を必要とし、作業と同時に計測
できないという課題があった。この課題を解決するため
に、別の従来装置では、リフティングマグネット18の
ピン30又は31に荷重を検出するセンサ、例えば金属
又は半導体などのストレンゲージを備えたピン型ロード
セルを設けたものが知られている。しかし、上記ストレ
ンゲージはその取付の費用が高い上に、耐久性に問題が
あり、経済上、メンテナンス上、又は安全上に課題があ
った。
【0013】また、吊り荷重を計測する装置として、ク
レーン兼用油圧ショベルの吊り荷重装置が知られてい
る。この計測装置は、例えば公開特許公報第平5ー32
1305号に開示されている。図6に示すように、車体
のフロント部にブーム16、アーム17をそれぞれ前後
方向に回動可能に順次連結し、該アームの先端部付近に
吊り具51を取り付け、アーム姿勢検出手段と負荷作用
時の作用力検出手段を備えたクレーン作業を行うように
した油圧ショベルに利用されるものである。
【0014】この計測装置は、ブームシリンダ21のボ
トム側に圧力センサ(図示省略)を設け、吊り具51に
荷重Wを作用させたときのブームシリンダの圧力センサ
からの計測値と、ブーム基端部Pに設けられたブーム角
度センサ52からの計測値と、アーム回動ピンに設けら
れたアーム角度センサ53からの計測値に基づきブーム
シリンダのシリンダ保持力Fと、そのシリンダ保持力の
ブーム基端部ピンPの回りの保持力モーメントM1を演
算し、またブーム16の基端部ピンPの回りのモーメン
トM2、バケット取付状態のアーム23の各々の基端部
ピンPの回りのモーメントM3を演算し、モーメントM1
と合成モーメント(M2+M3)を比較演算することによ
り吊り荷重Wを算出するものである。
【0015】上記したクレーンの吊り荷重の計測装置で
は荷重Wの重心位置が常に吊り具51の真下にある。し
かし、リフティングマグネット18を使用する場合は、
図3、4に示すように2本のピン31、32で支持され
ており、ブーム基端部ピン回りのモーメントを演算する
ことは困難である。また、長い鉄材を吸着した場合やリ
フティングマグネットを傾けて吸着させた場合等のよう
に吸着された鉄材の荷重Wの中心位置がどこにくるかは
解らない場合がある。従って、クレーンの吊り荷重計測
装置をそのままリフティングマグネットの作業量計測器
に適用すると誤差が生じるという課題が起こる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
ピン型ロードセルを利用した計測装置では取付の費用が
高く、耐久性にも問題があり、課題であった。また、ク
レーンの吊り荷重計測装置をそのままリフティングマグ
ネットの作業量計測器に適用した場合は誤差が生じると
いう課題があった。この発明は、上述のような背景の下
になされたもので、コストも安く、耐久性にも優れ、正
確に計量できる作業量計測器を提供することを課題とし
ている。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下の構成を採用している。即ち、請求項
1記載の装置は、リフティングマグネットを装着する建
設機械において、ブームシリンダの作用力を検出する圧
力センサと、ブーム角度を検出するブーム角度センサ
と、アームの回動を自由に開放するアーム回動開放手段
と、アームの回動を自由にしたときの圧力センサ並びに
ブーム角度センサの計測値に基づいて該リフティングマ
グネットに吸着された吸着物の重量を演算する演算表示
手段とを具備したことを特徴としている。請求項1記載
の発明はアームの回動を自由に開放して計量を行う点に
主たる特徴がある。
【0018】請求項2記載の装置は、リフティングマグ
ネットを装着する建設機械において、ブームシリンダの
作用力を検出する圧力センサと、ブーム角度を検出する
ブーム角度センサと、アーム角度を検出するアーム角度
センサと、リフティングマグネットを装着するブラケッ
トの回動を自由に開放するブラケット回動開放手段と、
ブラケットの回動を自由にしたときの圧力センサ、ブー
ム角度センサ並びにアーム角度センサの計測値に基づい
て該リフティングマグネットに吸着された吸着物の重量
を演算する演算表示手段とを具備したことを特徴として
いる。請求項2記載の発明はリフティングマグネットの
ブラケットの回動を自由に開放して計量を行う点に主た
る特徴がある。
【0019】請求項3に記載の装置は、請求項1又は2
に記載の装置において、前記演算表示手段は、さらに、
吸着物の吸着及び脱着を制御する制御器の信号から作業
回数を算出し、作業量合計を演算し、表示することを特
徴としている。
【0020】請求項4に記載の装置は、請求項1〜3に
記載の装置において、前記回動開放手段は前記油圧シリ
ンダのボトム側油圧並びにロッド側の油圧をゼロ圧とす
ることを特徴としている。
【0021】請求項5に記載の装置はリフティングマグ
ネットを装着する建設機械において、ブームシリンダの
油圧を検出する圧力センサと、ブーム角度を検出するブ
ーム角度検出センサと、アーム角度を検出するアーム角
度センサと、リフティングマグネット角度を検出するリ
フティングマグネット角度センサと、前記センサで検出
された圧力、ブーム角度並びにアーム角度のデータに基
づいて該リフティングマグネットに吸着された吸着物の
重量を演算し、表示する演算表示手段とを具備したこと
を特徴としている。請求項5に記載の発明はクレーン兼
用油圧ショベルの吊り荷重計測装置を一部改良してリフ
ティングマグネットに適用するに特に適したものであ
る。
【0022】請求項6に記載の方法は、リフティングマ
グネットを装着した建設機械の作業量を計測する方法に
おいて、ブームやアームの姿勢を任意にし、ブームシリ
ンダの油圧、並びに、ブーム角度又はブーム角度とアー
ム角度を計測し、該計測データから該リフティングマグ
ネットに吸着された吸着物の重量を演算する方法を含む
ことを特徴としている。
【0023】
【発明の実施形態】以下、図面を参照してこの発明の2
つの実施形態について説明する。 <実施形態1>図1は本発明の実施形態1の構成全体の
概略を示す。図2はアーム回動開放手段の実施例を示す
ものである。これらの図において従来装置で説明したと
同じ構成要素又は部品については同じ参照番号を付し、
詳細な説明は省略する。
【0024】図1において、ブームシリンダ21のロッ
ド側油圧センサ61及びボトム側の油圧センサ62から
油圧が検出され、検出された信号がコントローラ60に
送信される。ブーム16の基端ピンPに設けたブーム角
度センサ63によりブーム角度信号が検出され、コント
ローラ60に送られる。また、電磁石制御装置35から
吸着及び脱着作業の信号がコントローラ60に送信され
る。
【0025】コントローラ60には演算部60aと制御
部60bが設けられており、演算部60aはロッド側油
圧センサ61及びボトム側油圧センサ62からの油圧信
号、ブーム角度センサ63からの角度信号に基づいて吸
着されている鉄材の重量Wを演算する。鉄材の重量Wは
ブーム16の基端ピンPの回りのモーメントM1と、リ
フティングマグネット18及びアーム17の基端ピンP
回りの合成モーメントM2と、油圧シリンダ21に作用
している作用力Fの基端ピンP回りのモーメントM3と
から求められる。
【0026】ブーム16の重量Wbとブーム16の幾何
学的重心位置70(ブームの形状により定まる重心位
置)は既知であり、基端ピンPからの重心67までの水
平距離Sbはブーム角度から演算により求められる。従
って、ブームのモーメントM1は、M1=Wb*Sbであ
り、演算により求められる。なお、記号「*」は乗算を
示す。また、アームシリンダ22の回動を開放した場合
は、合成重量Wxの重心68はアーム17の回動点Qの
真下にあり、基端ピンPからの水平距離Saはアーム1
7の回動ピン(又は回動点)Qの水平距離と同じであ
る。PQの距離S1は既知であるからSaはブームの回
動角度から演算により求められる。従って、モーメント
M2は、M2=Wx*Saでとなり、演算により求められ
る。
【0027】また、作用力Fは油圧シリンダ21のロッ
ド側の受圧面積及びボトム側の受圧面積は既知であるか
ら、ロッド側油圧p1とボトム側油圧p2により作用力F
が演算により求められる。作用力Fと基端ピンPの距離
Sdはブームの回動角度の関数であり、ブーム角度から
演算により求められる。従って、作用力Fの基端ピンP
の回りのモーメントM3は、M3=F*Sdであり、演算
により求められる。一方、モーメントの釣合からM3=
M1+M2であり、これより合成重量Wxが演算で求めら
れる。ところで、合成重量Wxは吸着された鉄材の重量
Wとアーム7、油圧シリンダ23及びリフティングマグ
ネット18の合計重量Waとの和に等しい。即ち、Wx
=W+Waであり、これより鉄材の重量Wが演算で求め
られる。
【0028】演算部60aは電磁石制御装置35からの
吸着及び脱着信号により作業回数を求め、作業量の合計
重量を算出し、重量Wの演算結果と共に表示器65に表
示する。制御部60bは計量開始釦66により開始信号
を受けるとアーム回動開放手段64に開放信号を送信
し、アーム17の回動を開放させる。アーム17の回動
が制御されている状態から開放されると合成重量Wxの
重心位置は回動点Qの鉛直線上に移動する。なお、計量
開始は開始釦66によらず、コントローラ60の制御部
60bが電磁石制御装置35から吸着信号を受取った後
適宜の時間経過後に自動的に開始するようにしてもよ
い。
【0029】図2はアーム回動開放手段の1実施例を示
す図である。アーム17の回動を自由に開放するにはア
ームシリンダのロッド側の作用力とボトム側の作用力を
等しくすればよい。これは両者の油圧を等しい圧力にし
ただけでは達成できない。両者の油圧をゼロにすれば作
用力は等しくゼロになる。図2において、油圧ポンプ7
0は油路72を介して油圧シリンダ22の方向切換制御
弁71に接続されている。方向切換制御弁71の出力側
油路73、74はアームシリンダ22の入力ポートに接
続されている。油路73、74は、また分岐油路75、
76により電磁切換弁77の入力側ポートに接続されて
おり、出力側油路78、79は開放タンク80に接続さ
れている。
【0030】開放タンク80は上側が大気圧に開放され
ており、オーバフローしたオイルは油タンクTに戻され
る。電磁切換弁77のソレノイドに開放信号電流が流れ
ると電磁切換弁77はイ状態に切り換わり、油路75、
76の油圧は徐々にゼロ(大気圧)になり、油圧シリン
ダ22に作用する力がなくなる。開放信号電流が遮断さ
れると電磁切換弁77はロ状態に切り換わり、油路7
5、76は閉鎖される。この状態で方向切換制御弁71
を作動させると油圧シリンダ22はゆっくりと作動す
る。この様にゆっくり作動させるのは急激な動作による
吸着物の落下を防止するためである。
【0031】本実施形態は以上のように構成されてお
り、以下のように作動する。計量を開始するときは開始
釦66を押す。開始信号がコントローラ60の制御部6
0bに送られ、制御部60bはアーム回動開放手段64
に開放信号を送出する。アーム回動開放手段64は開放
信号を受けるとアームシリンダ22の入力ポートに接続
されている油路73、74の油圧を徐々にゼロ(大気
圧)にする。これによってアームシリンダ22はゆっく
りと伸長又は縮小し、合成重量Wxの重心位置68がピ
ンQの真下に来る。
【0032】アームシリンダ22が停止したときに、制
御部60bはブームシリンダ21のロッド側油圧とボト
ム側油圧及びブーム角度を計測して計測データを演算部
60aに送る。計測が終了したら制御部60bは開放信
号を停止し、同時に演算部60aは演算を実行する。演
算部60aは、また電磁石制御部35からのデータに基
づいて作業回数と作業量合計を算出し、演算結果(現在
の作業量)並びに算出結果(作業回数と作業量合計)を
表示器65に送出し、表示する。
【0033】本実施形態は上記した構成及び機能を有
し、以下の効果を有する。即ち、合成重量Wxの重心位
置68が回動点Qの鉛直線上にあるため正確な計量が可
能であるという効果が得られる。更に、ブームシリンダ
21のロッド側油圧とボトム側油圧を計測しているので
一層正確な計量が可能である。また、アームシリンダ2
2のロッド側油圧とボトム側油圧を開放するだけでよく
構成も簡単であり、故障も少なく、製作コストも安いと
いう効果も得られる。さらに、アームの回動角度やバケ
ットの回動角度を利用していないので、計測装置が簡単
になり、演算も容易になるという効果が得られる。
【0034】この実施形態ではアームシリンダ22の作
用力をゼロにしてアーム23の回動を開放しているが、
この代わりに油圧シリンダ23の作用力をゼロにしてリ
フティングマグネット18の回動を開放するようにして
もよい。また、本実施形態ではブームシリンダ21のロ
ッド側油圧とボトム側油圧を計測しているが、ロッド側
油圧をゼロにしてボトム側油圧のみを計測するようにし
てもよい。
【0035】<実施形態2>次に、別の実施形態(請求
項5の発明の実施形態)を説明する。図7はリフティン
グマグネット18に鉄材等の吸着物80が吸着された状
態を示す。なお、図7(A)は正面図、図7(B)は側
面図、図7(C)はリフティングマグネットが傾いて吸
着操作をした場合の重心の位置関係を示す。図7
(A)、(B)に示すように吸着物80の重量Wの重心
とリフティングマグネットの吸着面中心82とは一致し
ない。また、図(C)に示すようにリフティングマグネ
ットが傾いて吸着した場合は吸着面中心82とブーム1
6の基端ピンPとの水平距離Smと吸着物80の重量W
の重心と基端ピンPとの水平距離Swとには、差dS=
Sw−Smが生じる。しかし、この場合でも、差dSは
距離Smに比べて小さく、省略できる程度であるのが実
際である。なお、差dSはリフティングマグネットの傾
きが垂直に近いほど小さくなる。
【0036】以上の考察に基づき、この実施形態では距
離Swの代わりに距離Smを用いて吸着物の重量Wを計
測する。図8はこの計測器の構成を示す。なお、図1で
述べたと同じ構成要素については同じ参照番号を付して
説明を省略する。図8において、アーム17の角度を検
出するアーム角度センサ85がアーム回動ピンの適宜の
位置に設けられている。アーム角度センサ85の出力端
はコントローラ60に接続されている。また、リフティ
ングマグネットの角度を検出するリフティングマグネッ
ト角度センサ86がリフティングマグネットの回動ピン
87の適宜の位置に設けられている(図7(C)参
照)。リフティングマグネット角度センサ86の出力端
はコントローラ60に接続されている。
【0037】ブーム16の重量Wbとその重心67の幾
何学的位置はブームの形状等によって定まるものであ
り、既知である。従って、ブームの回動角度(θb)が
ブーム角度センサ63により検出されると、重心67と
基端ピンPまでの水平距離Sbは演算により、算出でき
る。また、アーム17の重量Waとその重心の幾何学的
位置も既知であり、アームの回動ピンと基端ピンPまで
の距離S1も既知である。従って、アーム角度センサ8
5によりアーム17の回動角度(θa)が検出される
と、アームの重心と基端ピンPとの水平距離Saは角度
θa、θbから演算により算出できる。
【0038】同様に、リフティングマグネットの重量W
fとその重心の幾何学的位置並びに吸着面の中心82の
幾何学的位置も既知である。従って、リフティングマグ
ネット角度センサ86によりリフティングマグネット回
動角度(θf)が検出されると、リフティングマグネッ
ト18の重心から基端ピンPまでの水平距離Sf並びに
吸着面中心82から基端ピンPまでの水平距離Smも演
算により算出できる。
【0039】基端ピンPの回りの時計方向のモーメント
Mcは前記した実施形態1で説明したようにモーメント
M3で与えられており、Mc=F*Sdである。また、
基端ピンPの回りの反時計方向のモーメントMuは、M
u=Wb*Sb+Wa*Sa+Wf*Sf+W*Smと
なる。また、モーメントの釣合から、Mc=Muであ
り、吸着物の重量Wは、アーム回動角度θa、ブーム回
動角度θb、リフティングマグネット回動角度θf並び
にブームシリンダの油圧p1及びp2が検出されると演算
により求められる。
【0040】コントローラ60の演算部は60bは検知
データに基づいて上記した演算を実行し、その結果をメ
モリに記録する。コントローラ60の制御部60aは電
磁石制御装置35からの吸着信号に基づき、適当な時間
経過後に検知データを取り込んで演算部60aに計量開
始の実行命令を出し、演算結果を表示器65に表示す
る。また、電磁石制御装置35から脱着信号に基づき演
算結果を正式にメモリに格納する。同時に演算部60a
は作業回数と合計作業量を演算し、表示器65に併せて
表示する。なお、脱着信号を受信しないうちに新たな吸
着信号がきたときは前回の演算データは放棄する。
【0041】実施形態2は以上述べたような構成であ
り、機能を有することから以下の作用効果がる。すなわ
ち、リフティングマグネットの回動角度を検出するリフ
ティングマグネット角度センサ86を取付け、クレーン
の吊り荷重計量に使用していたソフトの一部を変更追加
するのみでリフティングマグネット作業量の計測が可能
となる。従って、本実施形態ではクレーン兼用油圧ショ
ベル機に使用する場合は低コストで実施できるという効
果がある。しかも特定の場合を除き、計測結果の誤差も
少なく、故障し易い要素を使用していないので実用的で
あるという効果もある。
【0042】以上、この発明の実施形態、実施例を図面
により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限
られるがものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範
囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。例え
ば、回動開放手段は実施形態1で説明したものに限られ
ず、ロッド側作用力とボトム側作用力を等しくするもの
であればよい。また、実施形態2で説明した吸着物の重
心位置を吸着面中心位置とみなしているが、適宜適当な
点に変更してもよいし、吸着される吸着物の性質、例え
ば、鉄砂、小さな鉄屑等によって変更するようにしても
よい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、合成重量の重心位置が回動点の鉛直線上にある
ため正確な計量が可能であるという効果が得られる。ま
た油圧シリンダのロッド側油圧とボトム側油圧を開放す
るだけでよく構成も簡単であり、故障も少なく、製作コ
ストも安いという効果も得られる。また、請求項5に記
載の発明は従来装置を一部改良するだけでよいのでコス
トが安く実用的な計測器が構成可能であるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】 回動開放手段の実施例を示す。
【図3】 従来装置のリフティングマグネットを装着し
た油圧ショベルを示す。
【図4】 従来装置のリフティングマグネットの構成を
示す。(A)は正面図、(B)は側面図を示す。
【図5】 従来装置のリフティングマグネットの電磁石
を制御する回路図を示す。
【図6】 従来のクレーン兼用油圧ショベルの吊り荷重
計測装置を示す。
【図7】 リフマグと吸着物の位置関係を示す。(A)
は正面図、(B)は側面図、(C)は傾いて吸着した状
態を示す。
【図8】 本発明の実施形態2の構成を示す。
【符号の説明】
16 ブーム 17 アーム 18 リフティングマグネット 21 ブームシリンダ 22 アームシリンダ 23 油圧シリンダ 35 電磁石制御装置 60 コントローラ 60a 演算部(演算手段) 61 ブームシリンダロッド側圧力センサ 62 ブームシリンダボトム側圧力センサ 63 ブーム角度センサ 64 回動開放手段(アーム回動開放手段、ブラケ
ット回動開放手段) 65 表示装置(表示手段) 67 ブーム重量重心 68 合成重量重心 85 アーム角度センサ 86 リフティングマグネット角度センサ 87 リフティングマグネット回動ピン P ブーム回動点 Q アーム回動点 W 吸着物重量 Wx 合成重量

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リフティングマグネットを装着する建設
    機械において、ブームシリンダの作用力を検出する圧力
    センサと、ブーム角度を検出するブーム角度センサと、
    アームの回動を自由に開放するアーム回動開放手段と、
    アームの回動を自由にしたときの圧力センサ並びにブー
    ム角度センサの計測値に基づいて該リフティングマグネ
    ットに吸着された吸着物の重量を演算する演算表示手段
    とを具備したことを特徴とするリフティングマグネット
    の作業量計測器。
  2. 【請求項2】 リフティングマグネットを装着する建設
    機械において、ブームシリンダの作用力を検出する圧力
    センサと、ブーム角度を検出するブーム角度センサと、
    アーム角度を検出するアーム角度センサと、リフティン
    グマグネットを装着するブラケットの回動を自由に開放
    するブラケット回動開放手段と、ブラケットの回動を自
    由にしたときの圧力センサ、ブーム角度センサ並びにア
    ーム角度センサの計測値に基づいて該リフティングマグ
    ネットに吸着された吸着物の重量を演算する演算表示手
    段とを具備したことを特徴とするリフティングマグネッ
    ト作業量計測器。
  3. 【請求項3】 前記演算表示手段は、さらに、吸着物の
    吸着及び脱着を制御する制御器の信号から作業回数を算
    出し、作業量合計を演算し、表示することを特徴とする
    請求項1又は2の何れか1に記載のリフティングマグネ
    ット作業量計測器。
  4. 【請求項4】 前記回動開放手段は前記油圧シリンダの
    ボトム側油圧並びにロッド側の油圧をゼロ圧とすること
    を特徴とする 請求項1〜3の何れか1に記載のリフテ
    ィングマグネット作業量計測器。
  5. 【請求項5】 リフティングマグネットを装着する建設
    機械において、ブームシリンダの油圧を検出する圧力セ
    ンサと、ブーム角度を検出するブーム角度検出センサ
    と、アーム角度を検出するアーム角度検出センサと、リ
    フティングマグネット角度を検出するリフティングマグ
    ネット角度センサと、前記センサで検出された圧力、ブ
    ーム角度、アーム角度、リフティングマグネット角度の
    データに基づいて該リフティングマグネットに吸着され
    た吸着物の重量を演算し、表示する演算表示手段とを具
    備したことを特徴とするリフティングマグネット作業量
    計測器。
  6. 【請求項6】 リフティングマグネットを装着した建設
    機械の作業量を計測する方法において、ブームやアーム
    を任意の姿勢にし、ブームシリンダの油圧、並びに、ブ
    ーム角度又はブーム角度とアーム角度を計測し、該計測
    データから該リフティングマグネットに吸着された吸着
    物の重量を演算する方法を含むことを特徴とするリフテ
    ィングマグネットの作業量計測方法。
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