JPH0645485Y2 - 作業車両の振動抑制装置 - Google Patents

作業車両の振動抑制装置

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JPH0645485Y2
JPH0645485Y2 JP14987988U JP14987988U JPH0645485Y2 JP H0645485 Y2 JPH0645485 Y2 JP H0645485Y2 JP 14987988 U JP14987988 U JP 14987988U JP 14987988 U JP14987988 U JP 14987988U JP H0645485 Y2 JPH0645485 Y2 JP H0645485Y2
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JP
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switch
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vibration suppressing
turned
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JP14987988U
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浩 田路
智 水川
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油谷重工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、振動抑制装置を作動させた時点に発生する
ブーム一時降下現象を防止するための振動抑制装置に関
する。
従来の技術 第4図は、作業車両のうちホイール式ショベル1の側面
図である。図において、2は下部走行体、3は上部旋回
体、4は上部旋回体3のフロント部に装着した作業アタ
ッチメント、5は作業アタッチメント4のブーム、6は
アーム、7はバケット、8はブームシリンダ、9はアー
ムシリンダ、10はバケットシリンダ、11はバケット7内
の積込み負荷である。
第5図は、ホイール式ショベルの従来技術振動抑制装置
用回路図である。図において、12は油圧ポンプ、13はブ
ーム切換弁、14はバケット切換弁、15はアキュムレー
タ、16はスローリターン弁、17は電磁切換弁、18は電気
回路、19は振動抑制装置作動用操作スイッチ、20は電源
である。
次に、従来技術振動抑制装置の構成を第5図について述
べる。ブームシリンダ8内ヘッド側油室21とアキュムレ
ータ15とを連通する油路に、電磁切換弁17とスローリタ
ーン弁16を直列に連結して、介設した。一方、電気回路
18に振動抑制装置用操作スイッチ19を設け、その操作ス
イッチ19をオフ状態にして作業を行うときには振動抑制
装置がはたらかないように、しかし操作スイッチ19をオ
ン操作すると振動抑制装置が機能を発揮するように、構
成されている。
次に、従来技術振動抑制装置用回路の作動および作用機
能を第4図および第5図について述べる。ホイール式シ
ョベル1の走行を停止、または低速状態で土砂の掘削,
すくい込みなどを行うときには、電気回路18内操作スイ
ッチ19を開いたままで運転する。電磁切換弁17のソレノ
イド22は非通電となっているので、電磁切換弁17は遮断
油路位置イにある。それで作業アタッチメント4は、ブ
ームシリンダ8により上部旋回体3に対して確固状態に
支持され、正確な作業ができる。しかし次に、バケット
7に土砂など(11)のすくい込みを完了し、起伏のある
地面上の走行開始に当たっては、操作スイッチ19をオン
操作する。それにより、電磁切換弁17は遮断油路位置イ
より開通油路位置ロに切換わる。そこでブームシリンダ
8内ヘッド側油室21とアキュムレータ15が連通状態にな
るので、ホイール式ショベル1が積込み負荷(11)を保
持して起伏のある地面上を走行しても、充分な振動抑制
効果が発揮される。
考案が解決しようとする課題 ホイール式ショベル1がバケット7に土砂など(10)の
すくい込みを完了し、起伏のある地面上の走行を開始す
る時点には、振動抑制装置用の操作スイッチ19をオン操
作する。その時点で、第5図における電磁切換弁17は開
通油路位置ロに切換わるので、ブームシリンダ8のヘッ
ド側油室21内圧油の一部は、短時間のうちにアキュムレ
ータ15内に流れ込む。したがって、振動抑制装置をはた
らかせる度にブーム5が一時的に降下するので、運転操
作上不具合であった。
この考案は上記の課題を解決し、ブームの上記降下現象
を防止できる振動抑制装置を提供することを目的とす
る。
課題を解決するための手段 イ.下部走行体の前部にブラケット部材およびリミット
スイッチを固定して設け、 ロ.上記ブラケット部材に接触子を有するサポート部材
を取付け、かつそのサポート部材上面側にバケットをの
せたとき、上記接触子によりリミットスイッチをオン作
動可能にし、 ハ.一方、上記電磁切換弁用ソレノイドと操作スイッチ
とを連通する電路に、リレーおよび上記リミットスイッ
チを直列に接続して介設し、 ニ.上記サポート部材上面にバケットをのせて定置しか
つ操作スイッチをオン操作したとき振動抑制機能を発揮
可能に構成した。
作用 イ.下部走行体前部に取付けたサポート部材の上面側に
バケットをのせると、そのサポート部材の接触子はリミ
ットスイッチをオン作動させる。
ロ.上記イ項のようにしてリミットスイッチはオン状態
になっているので、運転者が操作スイッチをオン操作す
ると振動抑制装置は機能を発揮する ハ.上記ロ項において振動抑制装置を作動させた時点で
は、バケットはサポート部材上面に定置されているの
で、ブームが降下することはなくなった。
実施例 以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。第1図は、この考案にかかる振動抑制装置用回路図
である。図において、従来技術と同一構成要素を使用す
るものに対しては同符号を付す。28は電気回路、27は電
気回路28内のリレー、24はリミットスイッチである。第
2図は、第1図のA部詳細図である。図において、23は
ブラケット部材、26はサポート部材、29はサポート部材
26のプレート部、25はサポート部材26に付設されている
接触子、30はブラケット部材23とサポート部材26との間
に介設されているばねである。第3図も第1図のA部詳
細図であるが、バケット7をサポート部材26上面に定置
させた状態を示す、 次に、この考案にかかる振動抑制装置の構成を第1図〜
第3図について述べる。下部走行体2の前部にブラケッ
ト部材23およびリミットスイッチ24を固定して設けた。
また、上記ブラケット部材23に接触子25を有するサポー
ト部材26を取付け、かつそのサポート部材26上面側にバ
ケット7をのせたとき、上記接触子25によりリミットス
イッチ24をオン作動可能とした。一方、電気回路28内の
電磁切換弁17用オレノイド22と操作スイッチ19とを連通
する電路に、リレー27および上記リミットスイッチ24を
直列に接続して、介設した。そして、上記サポート部材
26上面にバケット7をのせて定置しかつ操作スイッチ19
をオン操作したとき振動抑制機能を発揮可能に構成し
た。
次に、この考案にかかる振動抑制装置の作用機能につい
て述べる。下部走行体2前部に取付けたサポート部材26
の上面側にバケット7をのせる前には、サポート部材26
のプレート部29下面とブラケット部材23との間には、ば
ね30のばね力により第2図のように隙間lが保有されて
いる。そしてこの状態のときには、サポート部材26の接
触子25はリミットスイッチ24のスイッチレバーハに当接
していない。したがって、バケット7をサポート部材26
上面側にのせていないときにはリミットスイッチ24がオ
フ状態となっており、当然電気回路28も通電していな
い。しかし、土砂など(11)を積込んだバケット7又は
空バケット,特殊アタッチ等をサポート部材26用プレー
ト部29の上面側にのせると、サポート部材26がばね30の
ばね力に抗して押し下げられるので、その接触子25はリ
ミットスイッチ24のスイッチレバーハに当接する。リミ
ットスイッチ24はオン作動するが、操作スイッチ19は開
かれた状態になっているので、電気回路28はまだ通電し
ない。ここで運転者が操作スイッチ19をオン操作する
と、リレー27内の接点も閉じられるので、振動抑制装置
はその機能を発揮する。上記の場合、バケット7がサポ
ート部材26上面に定置された状態で振動抑制機能を作動
するので、その作動開始時点にブーム5が降下すること
はなくなった。
考案の効果 ホイール式ショベル1がバケット7に土砂など(10)の
すくい込みを完了し、起伏のある地面上の走行を開始す
る時点には、振動抑制装置用の操作スイッチ19をオン操
作する。その時点で、第5図における電磁切換弁17は開
通油路位置ロに切換わるので、ブームシリンダ8のヘッ
ド側油室21内圧油の一部は、短時間のうちにアキュムレ
ータ15内に流れ込む。したがって従来技術では、振動抑
制装置をはたらかせる度にブーム5が一時的に降下する
ので、運転操作上不具合であった。
しかしこの考案にかかる振動抑制装置では、下部走行体
2の前部にブラケット部材23及びリミットスイッチ24を
固定して設け、上記ブラケット部材23に接触子25を有す
るサポート部材26を取付け、かつそのサポート部材26上
面側にバケット7や特殊アタッチをのせたとき上記接触
子25によりリミットスイッチ24をオン作動可能とし、一
方、上記電磁切換弁17用ソレノイド22と操作スイッチ19
とを連通する電路にリレー27および上記リミットスイッ
チ24を直列に接続して介設し、構成した。それにより、
運転者が操作スイッチ19をオン操作して振動抑制装置を
作動させる時点には、土砂など(11)を積込んだバケッ
ト7はサポート部材26上面に定置された状態にあり、ブ
ーム5が降下することはなくなった。
したがって、この考案にかかる振動抑制装置をそなえた
作業車両では、振動抑制装置をはたらかせた時点にブー
ムが降下しないので、その運転操作性を向上させる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる振動抑制装置用回路図、第2
図および第3図はそれぞれ第1図のA部詳細図、第4図
はホイール式ショベルの側面図、第5図は従来技術振動
抑制装置用回路図である。 5……ブーム 7……バケット 8……ブームシリンダ 15……アキュムレータ 17……電磁切換弁 18,28……電気回路 19……操作スイッチ 23……ブラケット部材 24……リミットスイッチ 25……接触子 26……サポート部材 27……リレー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブーム5を上部旋回体3のフロント部にブ
    ームシリンダ8により回動可能に装着し、ブームシリン
    ダ8内ヘッド側油室21とアキュムレータ15とを連通する
    油路に、電磁切換弁17とスローリターン弁16を直列に連
    結して介設し、一方、電気回路18に操作スイッチ19を設
    け、その操作スイッチ19をオン操作したとき上記アキュ
    ムレータ15とブームシリンダ8内ヘッド側油室21とを連
    通状態にして振動抑制を行うようにした振動抑制装置に
    おいて、下部走行体2の前部にブラケット部材23および
    リミットスイッチ24を固定して設け、上記ブラケット部
    材23に接触子25を有するサポート部材26を取付け、かつ
    そのサポート部材26上面側にバケット7をのせたとき上
    記接触子25によりリミットスイッチ24をオン作動可能と
    し、一方、上記電磁切換弁17用ソレノイド22と操作スイ
    ッチ19とを連通する電路にリレー27および上記リミット
    スイッチ24を直列に接続して介設し、上記サポート部材
    26上面にバケット7をのせて定置しかつ操作スイッチ19
    をオン操作したとき振動抑制機能を発揮可能に構成した
    ことを特徴とする作業車両の振動抑制装置。
JP14987988U 1988-11-16 1988-11-16 作業車両の振動抑制装置 Expired - Lifetime JPH0645485Y2 (ja)

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JP14987988U JPH0645485Y2 (ja) 1988-11-16 1988-11-16 作業車両の振動抑制装置

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JP14987988U JPH0645485Y2 (ja) 1988-11-16 1988-11-16 作業車両の振動抑制装置

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JPH0270046U JPH0270046U (ja) 1990-05-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4732254B2 (ja) * 2006-06-22 2011-07-27 東芝機械株式会社 浮き上がり防止機能を有する制御弁を備えた建設機械

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JPH0270046U (ja) 1990-05-28

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