JP5548368B2 - 作業機のアーム位置制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、作業機のアーム位置制御システムに関する。
従来より、作業機のアーム位置を制御するものとして特許文献1に示されているものがある。この特許文献1には、アームのブームに対する角度位置を検出するアームセンサを設け、掻込み側に移動するアームがブームに対する所定角度位置に到達すると該アームの掻込み移動を停止させるように、アームの駆動機構とアームセンサとを連係する停止制御手段を備えるとともに、所定角度位置を設定変更する停止位置設定手段を備えている作業機(バックホウ)のアーム停止装置が開示されている。
特許文献1のアーム停止位置装置では、アーム用制御弁をアーム掻込み側に切換えるための油路に電磁比例弁を設けて、この電磁比例弁の流量を徐々に絞ることによってアームを停止位置に停止させている。
特開2000−170215号公報
特許文献1の技術では、アームを停止位置に停止する際に、電磁比例弁に入力する電流量を徐々に変化させることによって電磁比例弁の流量を徐々に絞りアームを停止させている。しかしながら、特許文献1では、電磁比例弁に対する電流を停止しても油圧の遅れが生じてしまいアーム用油圧シリンダ(アーム)が停止するのに時間がかかる。その結果、アームを目標とする停止位置に安定して停止させることができないという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑み、アームを目標停止位置に安定的に停止させることができる作業機のアーム位置制御システムを提供することを目的とする。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、アームを駆動させるアーム用油圧シリンダへの作動油を制御するアーム用制御弁と、前記アーム用制御弁へのパイロット油を停止可能なアーム用停止弁と、操作部材の操作に基づいてアーム用停止弁へのパイロット圧を調整する操作弁とが設けられ、前記アーム用停止弁を動作させてアームを停止させる制御部とを備えており、前記アーム用停止弁は、前記操作弁からのパイロット油を前記アーム用制御弁に供給する供給位置と前記操作弁からのパイロット油を遮断して前記アーム用制御弁に供給しない非供給位置とに切り替わる2方向切換弁とされ、当該2方向切換弁のパイロット油の導入ポート側、吐出ポート側、排出ポート側のいずれかに当該パイロット油の油温を測定する油温センサが設けられ、前記制御部は、前記油温センサの油温におけるア−ムの動作遅れ時間に基づいて前記2方向切換弁の非供給位置への切換動作を行ってアームを停止させるアーム位置制御手段を備えている点にある。
本発明の最も好ましい技術的手段は、以下の通りである。
第1に、旋回台に揺動自在に装着されたブームと、前記ブームに揺動自在に装着されたアームと、前記アームを駆動させるアーム用油圧シリンダへの作動油を制御するアーム用制御弁と、前記アーム用制御弁へのパイロット油を停止可能なアーム用停止弁と、操作部材の操作に基づいてアーム用停止弁へのパイロット圧を調整する操作弁と、前記アームの角度を検出するアーム角度センサと、前記アーム用停止弁を動作させてアームを停止させる制御部とを備えており、前記アーム用停止弁は、前記操作弁からのパイロット油を前記アーム用制御弁に供給する供給位置と前記操作弁からのパイロット油を遮断して前記アーム用制御弁に供給しない非供給位置とに切り替わる2方向切換弁とされ、当該2方向切換弁のパイロット油の導入ポート側、吐出ポート側、排出ポート側のいずれかに当該パイロット油の油温を測定する油温センサが設けられ、前記制御部は、前記油温センサの油温におけるア−ムの動作遅れ時間に基づいて前記2方向切換弁の非供給位置への切換動作を行ってアームを停止させるアーム位置制御手段を備え、前記アーム位置制御手段は、前記アーム角度センサで検出されたアーム角度から前記動作遅れ時間によるアームの角度を差し引いた値が、アームの目標停止角度以下となったときに、前記2方向切換弁を供給位置から非供給位置に切り替えることを特徴とする。
第2に、旋回台に揺動自在に装着されたブームと、前記ブームに揺動自在に装着されたアームと、前記アームを駆動させるアーム用油圧シリンダへの作動油を制御するアーム用制御弁と、前記アーム用制御弁へのパイロット油を停止可能なアーム用停止弁と、操作部材の操作に基づいてアーム用停止弁へのパイロット圧を調整する操作弁と、前記アームの角度を検出するアーム角度センサと、前記ブームの角度を検出するブーム角度センサと、前記アーム用停止弁を動作させてアームを停止させる制御部とを備えており、前記アーム
用停止弁は、前記操作弁からのパイロット油を前記アーム用制御弁に供給する供給位置と前記操作弁からのパイロット油を遮断して前記アーム用制御弁に供給しない非供給位置とに切り替わる2方向切換弁とされ、当該2方向切換弁のパイロット油の導入ポート側、吐出ポート側、排出ポート側のいずれかに当該パイロット油の油温を測定する油温センサが設けられ、前記制御部は、前記油温センサの油温におけるア−ムの動作遅れ時間に基づいて前記2方向切換弁の非供給位置への切換動作を行ってアームを停止させるアーム位置制御手段を備え、前記アーム位置制御手段は、前記アーム角度センサで検出されたアーム角度及び前記ブーム角度センサで検出されたブーム角度に基づいて前記アームの旋回台からの離れ距離を求め、前記離れ距離から前記動作遅れ時間によるアームの移動距離を差し引いた値が、前記アームの目標停止距離以下となったときに、前記2方向切換弁を供給位置から非供給位置に切り替えることを特徴とする。
第3に、前記アーム位置制御手段は、前記油温とアームの動作遅れ時間との関係を示す制御マップと、前記制御マップと前記油温センサで検出された油温とに基づいて動作遅れ時間を算出する動作遅れ時間算出部とを備えていることを特徴とする。
第4に、前記操作弁は、アーム掻き込みためのパイロット油が供給される前記アーム用制御弁の受圧部に、前記操作部材の操作に基づいたパイロット油を供給するアーム掻き込み用操作弁を備えており、前記アーム用停止弁は、前記アーム掻き込み用操作弁と前記アーム用制御弁の受圧部との間に接続されたパイロット油路に接続されていることを特徴とする。
本発明によれば、アームを目標停止位置の近傍に安定的に停止させることができる。
作業機のアーム位置制御システムの構成図である。 アーム位置制御手段の動作を説明する説明図であって、(a)はアーム通常範囲内で動作している状態を示し、(b)はアームが通常範囲から外れて動作していることを示した図である。 制御マップである。 (a)は、現在のアームの角度、アームの揺動角度、目標停止角度の関係を示し、(b)は、現在のアームの位置、アームの移動距離、目標停止距離の関係を示した図である。 アーム位置制御手段の動作を示した図である。 作業機の全体側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図6は、アーム位置制御システムを具備した作業機の全体側面図を示している。
図6に示すように、作業機(バックホー)1は、下部の走行装置2と、上部の旋回体3とから構成されている。
走行装置2は、ゴム製覆帯を有する左右一対の走行体4を備え、両走行体4を走行モータMで駆動するようにしたクローラ式走行装置が採用されている。また、該走行装置2の前部にはドーザ5が設けられている。
旋回体3は、走行装置2上に旋回ベアリング11を介して上下方向の旋回軸回りに左右旋回自在に支持された旋回台12と、該旋回台12の前部に備えられた作業装置13(掘削装置)とを有している。旋回台12上には、エンジン,ラジエータ,運転席9,燃料タンク,作動油タンク等が設けられている。また、旋回台12上には運転席9を囲むキャビン14が設けられ、エンジンは左右方向右側に配置されて開閉ボンネット等で覆われている。
エンジンは、エンジン始動キーで図示しないイグニッションスイッチ(キースイッチ)をオフ位置からオン位置に切り換えた後に、キースイッチをスタート位置にすることで始動するようになっている。
作業装置13は、旋回台12の前部に左右方向の中央部よりやや右寄りにオフセットして設けられた支持ブラケット16に上下方向の軸心回りに左右揺動自在に支持されたスイングブラケット17と、該スイングブラケット17に基部側を左右方向の軸心廻りに回動自在に枢着されて上下揺動自在に支持されたブーム18と、該ブーム18の先端側に左右方向の軸心廻りに回動自在に枢着されて前後揺動自在に支持されたアーム19と、該アーム19の先端側にスクイ・ダンプ動作可能に設けられたバケット20とを備えている。
スイングブラケット17は、旋回台12内に備えられたスイングシリンダの伸縮によって揺動され、ブーム18は、該ブーム18とスイングブラケット17との間に介装されたブームシリンダ22の伸縮によって揺動され、アーム19は、該アーム19とブーム18との間に介装されたアームシリンダ(アーム用油圧シリンダということがある)23の伸縮によって揺動され、バケット20は、該バケット20とアーム19との間に介装されたバケットシリンダ21の伸縮によってスクイ・ダンプ動作される。アーム19の先端には、バケット20の他に様々なアタッチメント(ブレーカ、グラップル、オーガ等)が装着できるようになっている。
図1は、作業機のアーム位置制御システムの構成図を示している。
アーム位置制御システムは、アーム19を動作させるための油圧回路と、油圧回路内の機器等(電気・電子機器)を制御するための制御回路に大別される。
まず、油圧回路について説明する。
油圧回路には、第1ポンプ(メインポンプ)P1と、第2ポンプ(サブポンプ)P2と、アーム19を駆動するアーム用油圧シリンダ23への作動油の流量等を制御するアーム用制御弁25と、アーム用制御弁25へのパイロット油を停止可能なアーム用停止弁26と、操作部材15の操作に応じてパイロット油のパイロット圧を制御するための操作弁27とが配置されている。
第1ポンプP1,第2ポンプP2は、エンジンの動力によって駆動される定容量型のギヤポンプによって構成されている。第1ポンプ(メインポンプ)P1は、アーム用制御弁25に作動油を供給するために使用される。第2ポンプP2は、アーム用停止弁26、言い換えれば、アーム用制御弁25にパイロット油を供給するために使用される。
アーム用制御弁25は、第1ポンプP1の作動油供給路aを介して第1ポンプP1に接続されていて、第1ポンプP1からの作動油が、アーム用制御弁25を介してアーム用油圧シリンダ23に供給可能とされている。アーム用制御弁25の一方の受圧部25aにパイロット圧が作用すると、当該制御弁25が操作されてアーム用油圧シリンダ23を伸長させる。アーム用制御弁25の他方の受圧部25bにパイロット圧が作用すると、当該制御弁が操作されてアーム用油圧シリンダ23を縮小させる。
操作弁27は、アーム掻き込み用操作弁27aと、アームダンプ用操作弁27bとを備えている。アーム掻き込み用操作弁27a及びアームダンプ用操作弁27bは、第2ポンプP2のパイロット供給路bを介して第2ポンプP2に接続されていて、第2ポンプP2からのパイロット油が供給可能とされている。
アーム掻き込み用操作弁27aは、アーム用制御弁25の一方の受圧部25aにパイロット油を供給可能に第1パイロット油路cに接続されている。アームダンプ用操作弁27bは、アーム用制御弁25の他方の受圧部25bにパイロット油を供給可能に第2パイロット油路dに接続されている。アーム掻き込み用操作弁27a及びアームダンプ用操作弁27bは、操作部材15の下側に配置されている。
この操作部材15は、中立位置から、前後左右と前後左右の間の斜め方向に傾動操作可能とされている。操作部材15を傾動操作することにより、アーム掻き込み用操作弁27a及びアームダンプ用操作弁27bが操作される。操作部材15の中立位置からの操作量に比例してパイロット圧が設定されて、アームダンプ用操作弁27bやアーム掻き込み用操作弁27aから設定されたパイロット圧が出力されるようになっている。
具体的には、操作部材15を一方に(図1では矢示B1方向に)傾動させると、アーム掻き込み用操作弁27aが操作されて該操作弁27aからパイロット圧が出力される。そして、このパイロット圧が第1パイロット油路cを介してアーム用制御弁25の一方の受圧部25aに作用することにより、アーム用油圧シリンダ23が伸長して、操作部材15の傾動量に応じてアーム19が掻き動作する[アーム22の先端(バケット20)が旋回台12に近づくように動く]。
また、操作部材15を他方に(図1では矢示B2方向に)傾動させると、アームダンプ用操作弁27bが操作されて該操作弁27bからパイロット圧が出力される。そして、このパイロット圧が第2パイロット油路dを介してアーム用制御弁25の他方の受圧部25bに作用することにより、アーム用油圧シリンダ23が縮小して、操作部材15の傾動量に応じてアーム19がダンプ動作する[アーム22の先端(バケット20)が旋回台12から遠ざかるように動く]。
アーム用停止弁26は、アーム19の掻き込みを停止するものであって、アーム掻き込み用操作弁27aからアーム用制御弁25に向けてのパイロット油の供給を止めるものである。このアーム用停止弁26は、アーム掻き込み用操作弁27aとアーム用制御弁25の一方の受圧部25aとの間であって第1パイロット油路c上に設けられている。
アーム用停止弁26は、アーム掻き込み用操作弁27aからのパイロット油をアーム用制御弁25の一方の受圧部25aに供給する供給位置と、アーム掻き込み用操作弁27aからのパイロット油を遮断してアーム用制御弁25の一方の受圧部25aに供給しない非供給位置とに切り替わる2方向切換弁で構成されている。
さらに詳しくは、アーム用停止弁26のソレノイド26aが励磁されると当該停止弁26は供給位置となり、アーム掻き込み用操作弁27aからのパイロット油(パイロット圧)がアーム用制御弁25の一方の受圧部25aに作用する。アーム用停止弁26のソレノイド26aが消磁されると当該停止弁26は非供給位置となり、アーム掻き込み用操作弁27aからのパイロット油(パイロット圧)が遮断される。
次に、制御回路について説明する。
制御回路には、パイロット油の油温を計測するための油温センサ30と、ブーム18に対するアーム19の角度を計測するアーム角度センサ31と、CPU等から構成された制御部32とが設けられている。
油温センサ30は、アーム用停止弁26の導入ポート33(供給ポート)側の第1パイロット油路c上に接続されている。詳しくは、油温センサ30は、第1パイロット油路c上において出来る限りアーム用停止弁26の導入ポート33に近接して設けられていて、アーム用停止弁26に導入される直前のパイロット油の温度を測定可能となっている。油温センサ30によって計測された油温は制御部32に入力される。
アーム角度センサ31は、アーム19の基部側(アーム用油圧シリンダ23のロッド先端側の近傍)に設けられていて、アーム19の揺動角度αを計測できるものである。アーム角度センサ31にて計測された揺動角度α(単にアーム角度ということがある)は制御部32に入力される。
制御部32は、作業機1の各種電子電気機器類等を制御するものであって、アーム用停止弁26を動作させてアーム19を目標停止位置に停止させる機能(アーム位置制御手段35)を備えたものである。アーム位置制御手段35は、アーム角度センサ31からのアーム角度と、油温センサ30からの油温に基づいて、アーム用停止弁26を電気的に操作するものであり、制御プログラム等から構成されている。
以下、アーム位置制御手段について詳しく説明する。
アーム位置制御手段35の動作を簡単に説明すると、図2(a)に示すように、アーム19の先端側(バケット20の先端)が予め設定された範囲(通常範囲ということがある)内で動作している際にあるときは、アーム位置制御手段35は、アーム用停止弁26のソレノイド26aが励磁するように電気信号を出力し、アーム掻き込み用操作弁27aによるパイロット圧によりアーム用制御弁25を作動させてアーム19の掻き動作を操作部材15の操作により行えるように制御している。
一方で、図2(b)に示すように、アーム19の先端側(バケット20の先端)が通常範囲から外れて当該アーム19の先端側がキャビン14や旋回台12に近づく状況下[アームの目標停止位置に非常に近づいた状態にて掻き動作をしているという状況下]では、アーム位置制御手段35は、後述するように、油温におけるアーム19の動作遅れ時間を求めて、アーム19の動作遅れに基づき、アーム用停止弁26に出力していた電気信号を停止して当該停止弁26のソレノイド26aを消磁する。そして、アーム用制御弁25の一方の受圧部25aに作用させていたパイロット圧を遮断することによって、操作部材15の操作に関わらずアーム用油圧シリンダ23(アーム19)の動作を停止させる。
ここで、目標停止位置とは、アーム19の先端側、言い換えれば、アーム19の先端側に設けられたアタッチメント(バケット等)がブームシリンダ22、キャビン14、旋回台12等に対して定められた停止位置であって、アタッチメント毎に設定されるものである。
なお、目標停止位置の設定は、例えば、特開2000−170215号公報等の方法により、運転席9の前側に設けられたメータ等の表示装置10のスイッチ等によりユーザ(作業者)がアタッチメント毎に手動により設定できるようになっている。この目標停止位置は、後述するようにブーム18に対するアーム19の角度(揺動角度)によって設定しても、旋回台3側(例えば、ブームシリンダ22、キャビン14、旋回台12)からアーム19(アーム19の先端に設けたアタッチメント)の先端までの離れ距離によって設定してもよい。
このアーム位置制御手段35は、アーム19の動作を操作部材15の操作に関わらず強制的に停止させる際には、油温センサ30からの油温に起因したアーム19(アーム用停止弁26)の動作遅れを求める。そして、アーム位置制御手段35は、油温におけるアーム19の動作遅れに伴うアーム19の移動量に基づき、アーム19が目標停止位置の近傍で停止するように、アーム用停止弁26(2方向切換弁)の非供給位置への切換動作を早めに行うことによって、アーム19を停止させる。
言い換えるならば、アーム位置制御手段35は、アーム19を強制的に停止させる際には、油温からアーム19の動作遅れ時間を求め、この動作遅れ時間分だけ早めにアーム用停止弁26の切換動作を先行して動作させることによってアーム19を停止するようにしている。
次に、アーム位置制御手段の詳細について説明する。
図1に示すように、アーム位置制御手段35は、制御マップ36と、動作遅れ時間算出部37と、移動量算出部38と、動作決定部39とを備えている。
図3に示すように、制御マップ36は、油温とアームの動作遅れ時間との関係を示すものであって制御部32に記憶(格納)されている。この制御マップ36は、所定温度毎(例えば、0.1℃刻み、0.5℃刻み、1℃刻み)の油温と、当該油温のときのアーム19動作遅れ時間とのデータにより構成されていてもよいし、油温とアーム19動作遅れ時間との関係を示す関数によって構成されていてもよい。油温とアーム19動作遅れ時間との関係は、アーム用停止弁26の導入ポート33側に油温センサ30を設け、所定の温度のときにアーム19の動作がどれだけ遅れたかを実験にて測定することによって整理してもよいし、コンピュータのシミュレーションによって求めても良い。
移動量算出部38は、所定の油温での動作遅れ時間によりアーム19(言い換えれば、アーム19の先端に設けたブーム20等のアタッチメント)が移動する移動量を求めるものである。具体的には、この移動量算出部38は、まず、油温センサ30からの油温と、制御マップ36とから動作遅れ時間を求める。そして、移動量算出部38は、制御部32に逐次入力されているアーム角度からアーム19の角速度を求め、このアーム19の角速度と動作遅れ時間とを用いて動作遅れ時間内にアーム19が揺動する揺動角度を移動量として求める。
動作決定部39は、移動量を用いてアーム用停止弁26における非供給位置への切換のタイミングを決定するものである。具体的には、図4(a)に示すように、動作決定部39は、上述した移動量を揺動角度αloとした場合、現時点でのアーム19の角度αnと、移動量(動作遅れ時間によるアーム19の揺動角度)αloと、アーム19の目標停止位置(目標停止角度)αliとからアーム用停止弁26における非供給位置への切換のタイミングを決定している。
即ち、動作決定部39は、式(1)に示すように、現在のアーム19の角度αn(アーム角度センサ31の現在の角度)から移動量(揺動角度αlo)を差し引いた値が、目標停止角度αliを超えた時点で、アーム用停止弁26における非供給位置への切換を行う[式(1)を満たした時点で即座にアーム用停止弁26のソレノイド26aを消磁する]。
αn−αlo≦αli ・・・(1)
ただし、αn:現在のアームの角度(deg)、αlo(移動量):動作遅れ時間によるアームの揺動角度(deg)、αli:目標停止角度(deg)
なお、上述した移動量算出部38では、動作遅れ時間内にアーム19が揺動する揺動角度αloを移動量として求めているが、動作遅れ時間内にアーム19が移動する移動距離を移動量として求めても良い。移動量をアーム19の移動距離にした場合は、動作決定部39は次のようになる。
図4(b)に示すように、動作決定部39は、現在のアーム19の離れ距離[旋回台3側からアーム19(アーム19の先端に設けたアタッチメント)の先端までの離れ距離]βnと、移動量(動作遅れ時間によるアーム19の移動距離)と、アーム19の目標停止距離とからアーム用停止弁26における非供給位置への切換のタイミングを決定する。
即ち、動作決定部39は、式(2)に示すように、現在のアーム19の離れ距離から移動量(移動距離βlo)を引いた値が、目標停止距離[旋回台3側からアーム19(アーム19の先端に設けたアタッチメント)の先端までの目標の離れ距離]を超えた時点で、アーム用停止弁26における非供給位置への切換を行う[式(1)を満たした時点で即座にアーム用停止弁26のソレノイド26aを消磁する]。
βn−βlo≦βli ・・・(2)
ただし、βn:現在のアームの距離、βlo(移動量):動作遅れ時間によるアームの移動距離、βli:目標停止距離
なお、上述した各種距離を求めるにあたっては、旋回台12側に対するブーム18の角度と、ブーム18に対するアーム22の角度の両方を用いて算出をする。そのため、アーム位置の制御にあたって距離を用いる場合は、ブーム18の角度を計測するブーム角センサが設けられ、このブーム角センサのブーム角度及びアーム角度とを用いて移動量算出部38により移動量(移動距離)が求められることになる。
アーム位置制御手段の動作について図5を用いて説明する。
なお、図5の説明では、説明の便宜上、移動量はアーム19の揺動角度αloとする。
図5に示すように、アーム位置制御手段35は、アーム19が通常範囲で揺動しているか否かをアーム角度センサ31によるアーム角度により判定する(S1)。アーム19が通常範囲内にて揺動しているときは、アーム用停止弁26のソレノイド26aを励磁させる(S2)。
アーム19が通常範囲から外れて、アーム19の角度が小さくなったとき、まず、移動量算出部38によって油温センサ30から制御部32に入力された油温に基づき、当該油温ときの動作遅れ時間を制御マップ36から求める(S3)。また、移動量算出部38によってアーム角度センサ31からのアーム19の角度のデータにより、現時点における所定時間当たり(例えば、0.1秒)のアーム19の角速度を求める(S4)。
移動量算出部38は、求めた所定時間当たりのアーム19の角速度と、動作遅れ時間とから動作遅れ時間内にアーム19が揺動する揺動角度αlo、即ち、移動量を求める(S5)。
次に、動作決定部39は、移動量算出部38で求めた揺動角度αloと、現在のアーム角度センサ31からのアーム19の角度αnと、目標停止角度αliとの関係が式(1)を満たしているか否かを判定する(S6)。そして、式(1)を満たしていなければ、処理をS3に戻し、S3からS6までの処理を繰り返し行う。そして、動作決定部39は、式(1)を満たした時点で直ちに、アーム用停止弁26のソレノイドを消磁する(S7)。
なお、移動量がアーム19の移動距離βloである場合には、上述した処理において、揺動角度αloを移動距離βloに置き換え、目標停止角度αliを目標停止距離βliに置き換え、現在のアームの角度αnを現在のアームの位置βnに置き換え、S6にて式(2)を用いればよい。
作業機のアーム19位置制御システムによれば、アーム用停止弁26は、アーム掻き込み用操作弁27aからのパイロット油をアーム用制御弁25に供給する供給位置と、アーム掻き込み用操作弁27aからのパイロット油を遮断してアーム用制御弁25に供給しない非供給位置とに切り替わる2方向切換弁としているため、2方向切換弁を非供給位置へと切り換えるだけで、従来の比例電磁弁に比べて短い動作遅れにてアーム19の掻き動作を停止させることができる。
ここで、アーム19、言い換えれば、アーム用停止弁26の動作遅れは、エンジンの回転数、エンジンの負荷、バケットの重さ等の外的要因に比べて油温によるものが大きく影響があるが、本発明によれば、アーム用停止弁26を2方向切換弁とする電磁弁にするだけでなく、アーム用停止弁26のパイロット油の導入ポート33側にパイロット油の油温を測定する油温センサ30を設けて、油温センサ30の油温におけるアーム19(アーム用停止弁26)の動作遅れに基づいてアーム用停止弁26の非供給位置への切換動作を行ってアーム19を停止させるようにしている。
そのため、油温に起因したアーム19の動作遅れを考慮することができ、油温が様々に変化しても安定的に所定位置(目標停止距離付近、目標停止角度付近)にアーム19を停止させることができる。しかも、本発明によれば、アーム用停止弁26のパイロット油の導入ポート33側の近傍における油温をアーム19を停止させる際のパラメータとしているため、より確実にアーム19を所定位置に停止させることができる。
さらに、アーム位置制御手段35は、油温からアームの動作遅れ時間を求め、この動作遅れ時間分だけ早めに2方向切換弁の切換動作を先行して動作させているので、アーム19の停止位置の精度を安定化させることができる。
アーム位置制御手段35は、油温とアームの動作遅れ時間との関係を示す制御マップ36と、制御マップ36を用いて油温から動作遅れ時間を算出する動作遅れ時間算出部37と、この動作遅れ時間とアーム19の角速度とから移動量を算出する移動量算出部38と、移動量を用いてアーム用停止弁26の動作タイミングを決定する動作決定部39とを備えていることから、油温が変化したとしても制御マップ36により動作遅れ時間が分かり、この動作遅れ時間とアーム19の角速度とからアーム19の移動量を予め算出して予測することができる。そして、予測した移動量をもとにアーム用停止弁26を停止させることができるため、確実にアーム19を停止させることができる。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
即ち、上記の実施形態では、アーム用停止弁26の導入ポート33側に油温センサ30を設けているが、これに代え、アーム用停止弁26の吐出ポート34側に油温センサ30を設けてもよい。即ち、油温センサ30を、第1パイロット油路c上において出来る限りアーム用停止弁26の吐出ポート34に近接して設けて、アーム用停止弁26から吐出される直後のパイロット油の温度を測定できるようにしてもよい。この場合、制御マップ36は、油温とアーム19動作遅れ時間との関係は、アーム用停止弁26の吐出ポート34側に油温センサ30を設け、所定の温度のときにアーム19の動作がどれだけ遅れたかを実験にて測定することによって求めたものか、コンピュータのシミュレーションによって求めたものが好ましい。
また、アーム用停止弁26の排出ポート40側に油温センサ30を設けてもよい。即ち、油温センサ30を、アーム用停止弁26から外部へ排出する排出油路e上において出来る限り排出ポート40に近接して設けて、アーム用停止弁26から排出される直後のパイロット油の温度を測定できるようにしてもよい。この場合、制御マップ36は、油温とアーム19動作遅れ時間との関係は、アーム用停止弁26の排出ポート40側に油温センサ30を設け、所定の温度のときにアーム19の動作がどれだけ遅れたかを実験にて測定することによって求めたものか、コンピュータのシミュレーションによって求めたものが好ましい。
また、上記の実施形態では、アーム19が通常範囲から外れた時点で図5に示したアーム位置制御手段35による動作(制御)を行うとしていたが、これに限らず、予め通常範囲というものを設けずに、アーム19が揺動している際に常に図5に示したアーム位置制御手段35の動作(制御)を行うようにしてもよい。
1 作業機
19 アーム
25 アーム用制御弁
26 アーム用停止弁
27 操作弁
30 油温センサ
35 アーム位置制御手段
36 制御マップ
37 動作遅れ時間算出部
38 移動量算出部
39 動作決定部

Claims (4)

  1. 旋回台に揺動自在に装着されたブームと、前記ブームに揺動自在に装着されたアームと、前記アームを駆動させるアーム用油圧シリンダへの作動油を制御するアーム用制御弁と、前記アーム用制御弁へのパイロット油を停止可能なアーム用停止弁と、操作部材の操作に基づいてアーム用停止弁へのパイロット圧を調整する操作弁と、前記アームの角度を検出するアーム角度センサと、前記アーム用停止弁を動作させてアームを停止させる制御部とを備えており、
    前記アーム用停止弁は、前記操作弁からのパイロット油を前記アーム用制御弁に供給する供給位置と前記操作弁からのパイロット油を遮断して前記アーム用制御弁に供給しない非供給位置とに切り替わる2方向切換弁とされ、当該2方向切換弁のパイロット油の導入ポート側、吐出ポート側、排出ポート側のいずれかに当該パイロット油の油温を測定する油温センサが設けられ、
    前記制御部は、前記油温センサの油温におけるア−ムの動作遅れ時間に基づいて前記2方向切換弁の非供給位置への切換動作を行ってアームを停止させるアーム位置制御手段を備え、
    前記アーム位置制御手段は、前記アーム角度センサで検出されたアーム角度から前記動作遅れ時間によるアームの角度を差し引いた値が、アームの目標停止角度以下となったときに、前記2方向切換弁を供給位置から非供給位置に切り替えることを特徴とする作業機のアーム位置制御システム。
  2. 旋回台に揺動自在に装着されたブームと、前記ブームに揺動自在に装着されたアームと、前記アームを駆動させるアーム用油圧シリンダへの作動油を制御するアーム用制御弁と、前記アーム用制御弁へのパイロット油を停止可能なアーム用停止弁と、操作部材の操作に基づいてアーム用停止弁へのパイロット圧を調整する操作弁と、前記アームの角度を検出するアーム角度センサと、前記ブームの角度を検出するブーム角度センサと、前記アーム用停止弁を動作させてアームを停止させる制御部とを備えており、
    前記アーム用停止弁は、前記操作弁からのパイロット油を前記アーム用制御弁に供給する供給位置と前記操作弁からのパイロット油を遮断して前記アーム用制御弁に供給しない非供給位置とに切り替わる2方向切換弁とされ、当該2方向切換弁のパイロット油の導入
    ポート側、吐出ポート側、排出ポート側のいずれかに当該パイロット油の油温を測定する油温センサが設けられ、
    前記制御部は、前記油温センサの油温におけるア−ムの動作遅れ時間に基づいて前記2方向切換弁の非供給位置への切換動作を行ってアームを停止させるアーム位置制御手段を備え、
    前記アーム位置制御手段は、前記アーム角度センサで検出されたアーム角度及び前記ブーム角度センサで検出されたブーム角度に基づいて前記アームの旋回台からの離れ距離を求め、前記離れ距離から前記動作遅れ時間によるアームの移動距離を差し引いた値が、前記アームの目標停止距離以下となったときに、前記2方向切換弁を供給位置から非供給位置に切り替えることを特徴とする作業機のアーム位置制御システム。
  3. 前記アーム位置制御手段は、前記油温とアームの動作遅れ時間との関係を示す制御マップと、前記制御マップと前記油温センサで検出された油温とに基づいて動作遅れ時間を算出する動作遅れ時間算出部とを備えていことを特徴とする請求項1又は2に記載の作業機のアーム位置制御システム。
  4. 前記操作弁は、アーム掻き込みためのパイロット油が供給される前記アーム用制御弁の受圧部に、前記操作部材の操作に基づいたパイロット油を供給するアーム掻き込み用操作弁を備えており、
    前記アーム用停止弁は、前記アーム掻き込み用操作弁と前記アーム用制御弁の受圧部との間に接続されたパイロット油路に接続されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の作業機のアーム位置制御システム。
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