JP6013015B2 - 建設機械の油圧制御装置及びその制御方法 - Google Patents

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本発明は、建設機械の油圧制御装置及びその制御方法に関する。
建設機械には、油圧モータを用いて上部旋回体を旋回するものがある。また、建設機械では、上部旋回体を旋回する場合に、上部旋回体の慣性力が大きいため、作動油のリリーフロスが発生する場合がある。すなわち、供給した作動油のうちで油圧モータの操作に使用されない余剰油をタンクに排出する場合がある。
特許文献1には、油圧ポンプの吐出量を減少させることにより、リリーフロスを低減する技術(リリーフカット制御)を開示している。
特開2008−39063号公報
建設機械では、作業目的に応じて、旋回操作とその他の油圧アクチュエータの操作とを同時に実施する場合(複合動作する場合)がある。例えば排土のためにアーム開き操作を実施している最中に旋回操作を行う場合がある。
特許文献1に開示されている技術では、複合動作が終了した場合で、旋回動作のみになったときに、リリーフカット制御を実施すると、旋回動作の加速度が変化(増減)する場合があった。すなわち、複合動作後のリリーフカット制御の実施時に、一度旋回動作の加速度が減少し、その後、加速度が増加する動作(2段加速)となる場合があった。このような2段加速が発生すると、建設機械の操作性の悪化を招く虞があった。
本発明は、このような事情の下に為され、建設機械の旋回動作を含む複合動作後で、旋回動作のみになった場合において、検出した複合動作の動作時間を用いて、油圧ポンプの吐出量を制御することができる建設機械の油圧制御装置を提供することを課題とする。
本発明の一の態様によれば、旋回動作を含む複合動作の動作時間を検出する検出手段と、検出した前記動作時間を用いて、油圧ポンプの吐出量を算出する算出手段と、算出した前記吐出量に基づいて、前記油圧ポンプを制御するレギュレータに入力する圧力を制御する制御弁とを有することを特徴とする建設機械の油圧制御装置が提供される。また、前記算出手段は、算出した前記吐出量を用いて、前記制御弁が前記レギュレータに入力する制御圧を算出し、前記制御弁は、算出した前記制御圧に基づいて、該レギュレータに入力する圧油の圧力を減圧すること、又は、前記複合動作の終了時点の前記旋回動作の動作時間より、該複合動作の終了後で該旋回動作のみになった場合の該旋回動作の旋回加速度が変化しないような前記吐出量を算出することを特徴とする、建設機械の油圧制御装置が提供される。更に、前記算出手段は、前記複合動作時の前記油圧ポンプの前記吐出量より小さい吐出量を算出する、ことを特徴とする、建設機械の油圧制御装置が提供される。
また、本発明の他の態様によれば、建設機械の旋回動作を含む複合動作を実施する複合操作ステップと、前記複合操作ステップの開始時から終了時までの時間を検出する複合操作時間検出ステップと、検出した前記時間を用いて、油圧ポンプの吐出量を算出する吐出量算出ステップと、算出した前記吐出量に基づいて、前記油圧ポンプを制御するポンプ制御ステップとを含むことを特徴とする建設機械の制御方法が提供される。また、前記ポンプ制御ステップは、算出した前記吐出量に基づいて、前記油圧ポンプを制御するレギュレータに入力する制御圧を減圧する、ことを特徴とする、建設機械の制御方法が提供される。
本発明の建設機械の油圧制御装置によれば、旋回動作を含む複合動作後で、旋回動作のみになった場合において、検出した複合動作の動作時間を用いて、油圧ポンプの吐出量を制御することができる。
本発明の実施形態に係る建設機械の概略外観図である。 本発明の実施形態に係る建設機械の概略油圧回路図である。 本発明の実施形態に係る建設機械の油圧制御装置の算出手段の動作の一例を説明する説明図である。 本発明の実施形態に係る建設機械の油圧制御装置の動作の一例を説明する説明図である。 2段加速の一例を説明する説明図である。 本発明の実施形態に係る建設機械の油圧制御装置のリリーフカット流量の一例を説明する説明図である。 本発明の実施例に係る建設機械の油圧制御装置の動作の一例を説明するフローチャート図である。
添付の図面を参照しながら、本発明の限定的でない例示の実施形態について説明する。なお、添付の全図面の中の記載で、同一又は対応する部材又は部品には、同一又は対応する参照符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面は、部材もしくは部品間の相対比を示すことを目的としない。したがって、具体的な寸法は、以下の限定的でない実施形態に照らし、当業者により決定することができる。
以後に、本発明の実施形態に係る油圧制御装置10を備える建設機械100を用いて、本発明を説明する。
なお、本発明は、本実施形態以外でも、減圧弁を用いてレギュレータに入力する圧力(制御圧)を制御する建設機械であって、旋回動作を含む複数の油圧アクチュエータの操作を制御するものであれば、いずれのものにも用いることができる。また、以後の説明において、ネガコン方式で油圧ポンプを制御する実施形態を用いて本発明を説明しているが、本発明を用いることができる建設機械の制御方式は、ネガコン方式に限定されるものではない。すなわち、本発明は、ネガコン方式、ポジコン方式、ロードセンシング方式及びその他制御方式の建設機械に適用することが可能である。更に、本発明を適用することができる建設機械は、1個の油圧ポンプを備えるものに限定されるものではない。すなわち、本発明を適用することができる建設機械は、2個以上の油圧ポンプを備えてもよい。
(建設機械の構成)
図1及び図2を用いて、本発明の実施形態に係る油圧制御装置10を用いることができる建設機械100の構成を説明する。ここで、建設機械には、ブルドーザ、ホイールローダ、ダンプトラック及び油圧ショベル等が含まれる。
図1に示すように、本実施形態に係る建設機械100は、油圧アクチュエータの動作を制御して、所望の作業を実施する機械である。建設機械100は、本実施形態では、走行装置を装備した下部走行体20Dwと、下部走行体20Dw上に旋回可能に搭載された上部旋回体20Upと、上部旋回体20Upの建設機械100前方側に搭載した複数の油圧アクチュエータ(ブーム21、アーム22及びバケット23)と、を備える。また、図2に示すように、建設機械100は、建設機械100の各構成に動作を指示し、各構成の動作を制御する油圧制御装置10(不図示)と、コントロールバルブVc等が配置されるメイン油路(センターバイパスライン)RT1等を含む油圧回路RTと、を備える。
建設機械100は、本実施形態では、建設機械100のオペレータ(作業者)がブーム21等を操作中に、更に旋回操作を実施することができる。なお、以後の説明において、旋回操作とその他の油圧アクチュエータの操作とを同時に実施する場合を、「複合動作」という。
図2に示すように、建設機械100は、オペレータによって操作レバーから旋回操作が入力されると、油圧ポンプPから吐出される圧油(作動油)を旋回機構24(油圧モータ24M)に供給する。このとき、建設機械100は、上部旋回体20Up(図1)を下部走行体20Dwに対して水平方向に旋回する。
具体的には、建設機械100は、オペレータが操作した操作レバーによって入力される操作量(及び操作方向)に応じて生成される操作パイロット圧(リモコン圧)により、コントロールバルブVcを制御する。このとき、コントロールバルブVcは、その操作量に対応した流量の作動油を旋回機構24に供給することができる。このため、建設機械100は、供給された作動油によって旋回機構24を駆動し、旋回機構24の駆動により上部旋回体20Upを旋回することができる。
また、建設機械100は、旋回開始時に、油圧ポンプPから供給された作動油の流量に対応する旋回速度(後述する図4(b)のVs)で上部旋回体20Upを旋回できない場合がある。すなわち、建設機械100は、旋回開始時において、上部旋回体20Upの慣性力が大きいため、油圧ポンプPの吐出量を最大にしても、油圧ポンプPから供給された作動油をすべて旋回動作に使用することができない。このため、建設機械100は、旋回開始時には、油圧ポンプPから供給された作動油の一部をリリーフ弁Va、Vbから作動油タンクTnkに排出する。
更に、建設機械100は、本実施形態では、リリーフ弁Va、Vbから排出される作動油の流量を減少させるため(エネルギーロスを低減するため)、旋回動作の初期段階には、油圧ポンプPの吐出量を減少させ、経過時間に依存して吐出量を徐々に増加する制御(以下、「リリーフカット制御」という。)を実施する。具体的には、建設機械100は、旋回開始時に操作レバーの操作量が最大に操作された場合でも、油圧ポンプPの吐出量を減少させ、上部旋回体20Upの旋回速度に対応して徐々に(又は、一定の割合で)作動油の吐出量を増加させるリリーフカット制御を実施する。
以下に、本発明の実施形態に係る(建設機械の油圧制御装置)及び(建設機械の油圧回路)、並びに、(油圧制御装置の複合動作時のリリーフカット制御)を説明する。
(建設機械の油圧制御装置)
図2及び図3を用いて、本発明の実施形態に係る建設機械100の油圧制御装置10を説明する。なお、本発明を適用することができる建設機械の油圧制御装置は、以下に説明するものに限定されるものではない。すなわち、建設機械に備えられた油圧ポンプの吐出量を制御することができるものであれば、いずれのもの(装置、手段など)も本発明に係る油圧制御装置に用いることができる。
本実施形態に係る油圧制御装置10は、建設機械100の各構成に動作を指示し、各構成の動作を制御する装置である。油圧制御装置10は、本実施形態では、CPU(Central Processing Unit)及びメモリ等を含む演算処理装置(以下、「コントローラ11」という。)と、油圧ポンプPの吐出量を制御するレギュレータRに入力する圧力(以下、「制御圧」という。)を制御する制御弁12と、旋回動作を含む複合動作の動作時間を検出する検出手段13と、を備える。
コントローラ11は、建設機械100の各構成に動作を指示し、各構成の動作を制御する装置である。コントローラ11は、本実施形態では、リリーフカット制御において油圧ポンプPの吐出量を減少させる電気信号(以下、「リリーフカット指令値ar」という。)を算出する算出手段11cを備える。
コントローラ11は、上部旋回体20Upの旋回動作のみを開始する場合に、リリーフカット制御を実施する。具体的には、コントローラ11は、先ず、算出手段11cを用いて、操作レバーによって入力された操作量に基づく吐出量を算出する。次いで、コントローラ11は、算出手段11cを用いて、算出した吐出量に対応するリリーフカット指令値arの初期値AR(図3)及び旋回動作の経過時間に対応するリリーフカット指令値arの変化量を算出する。次に、コントローラ11は、算出したリリーフカット指令値arを制御弁12(後述)に出力する。なお、建設機械100(油圧制御装置10)は、図3の横軸に示す時間TSまで、リリーフカット制御(油圧ポンプPの吐出量を減少させる動作)を継続する。
ここで、リリーフカット指令値arの初期値ARとは、操作レバーによって入力された操作量に基づく値とすることができる。また、リリーフカット指令値arの初期値ARは、建設機械100及び旋回機構24(後述する油圧モータ24M)の仕様に対応した値とすることができる。更に、リリーフカット指令値arの初期値ARは、実験又は数値計算等で予め定められる値とすることができる。
制御弁12(図2)は、レギュレータRに入力する制御圧を制御する弁である。制御弁12は、減圧弁(又は、二次圧を制御できる比例減圧弁、圧力制御弁、電磁弁、制御弁など)を用いることができる。また、制御弁12は、後述するリリーフカット制御油路RT3に配置されている。更に、制御弁12は、その制御ポートにコントローラ11を接続されている。
制御弁12は、本実施形態では、リリーフカット制御として、コントローラ11によって入力されるリリーフカット指令値ar(図3)に基づいて、レギュレータRに入力する制御圧を制御する。
具体的には、制御弁12は、先ず、リリーフカット指令値arの初期値ARに基づいて、パイロットポンプPp(図2)から出力されたパイロット圧を制御し、制御した圧力(二次圧)を制御圧としてレギュレータRに出力する。このとき、レギュレータRは、入力される制御圧に対応して、油圧ポンプPの吐出量を減少させる。次いで、制御弁12は、経過時間に依存して減少するリリーフカット指令値ar(図3)に基づいて、徐々に制御圧を減圧する。このとき、レギュレータRは、徐々に減少される制御圧に対応して、油圧ポンプPの吐出量を徐々に増加させる。
検出手段13は、建設機械100の動作を検出する手段である。検出手段13は、本実施形態では、上部旋回体20Upの旋回動作を含む複合動作の実施時において、その複合動作の動作時間tsを検出する。検出手段13は、例えば複合動作の開始時点(例えば図4(a)のtss)及びその終了時点(例えば図4(a)のtse)を検出することにより、終了時点と開始時点との差分から、複合動作の動作時間tsを検出することができる。
なお、検出手段13は、タイムカウンタ(又は、時間を計測することができるその他の機器)を用いることができる。また、検出手段13は、公知の技術を用いることができる。
(建設機械の油圧回路)
図2を用いて、本発明の実施形態に係る油圧制御装置10を備える建設機械100に用いることができる油圧回路RTを説明する。ここで、図2では、機械動力系を二重線、油路(油圧ライン)を実線、電気制御系を実線に//を付加して示す。また、図2は、建設機械100の上部旋回体20Up(図1)を旋回する旋回機構24に係る回路を模式的に示している。このため、その他のアクチュエータ(例えば、図1のブーム21、アーム22及びバケット23)に係る回路に関しては、記載を省略している。すなわち、実際の建設機械の油圧回路は、複数の油圧アクチュエータに供給する作動油の流量(及び操作方向)を制御する複数のコントロールバルブを配置している。
図2に示すように、本実施形態に係る油圧回路RTは、油圧ポンプPから吐出される圧油(作動油)を油圧アクチュエータ(旋回機構24)に供給するメイン油路(センターバイパスライン)RT1と、メイン油路RT1の下流の圧力(ネガコン絞りVtnの上流側のネガコン圧)を取り出すためのポンプ制御油路(ネガコン制御ライン)RT2と、リリーフカット制御時にレギュレータRに制御圧を出力するリリーフカット制御油路(パイロット油圧ライン)RT3と、を備える。
以下に、本実施形態に係る油圧回路RTのメイン油路RT1、ポンプ制御油路RT2及びリリーフカット制御油路RT3を具体的に説明する。
(メイン油路RT1)
図2に示すように、メイン油路RT1は、動力源Eng(原動機、エンジン、モータなど)の出力軸に機械的に接続された油圧ポンプPと、作動油の流量及びその方向(操作方向)を制御するコントロールバルブVcと、上部旋回体20Up(図1)を旋回する旋回機構24と、を配置している。
なお、建設機械100は、メイン油路RT1を用いて、油圧ポンプPから吐出された圧油を複数のコントロールバルブ(不図示)に送り、それら複数のコントロールバルブから複数の油圧アクチュエータ(図1のブーム21等)に作動油(圧油)を夫々供給する。これにより、建設機械100は、複数の油圧アクチュエータを駆動(操作)し、所望の動作(作業)を実施することができる。
油圧ポンプPは、レギュレータRを備えた容量可変式のポンプである。油圧ポンプPは、動力源Engの動力によって駆動される。また、油圧ポンプPは、作動油タンクに貯留された作動油を吸引して、旋回機構24(及びその他油圧アクチュエータ)に作動油を供給する。ここで、レギュレータRとは、油圧ポンプPの斜板角を制御してその吐出量を変更する装置である。
コントロールバルブVcは、流量制御スプールの位置を複数の位置に切り替え、作動油の流量及び流通方向を可変制御する制御弁である。コントロールバルブVcは、操作レバーによって入力される操作量(及び操作方向)に応じて生成される操作パイロット圧(リモコン圧)により駆動される。なお、操作レバーによって入力される操作量(及び操作方向)をセンサ等で検出してコントローラ11により電気的に駆動するような電磁弁(又は、二次側の流量を制御できる電磁比例弁、流量制御弁など)を用いることもできる。
ここで、コントロールバルブVcは、本実施形態では、流量制御スプールの位置として、油圧ポンプPから吐出される作動油を後述する旋回機構24(油圧モータ24M)の第1作動油ポートMpaに供給する位置と、その第2作動油ポートMpbに供給する位置と、これらの作動油ポートMpa、Mpbともに作動油を供給しない位置と、を備える。
旋回機構24は、建設機械100の上部旋回体20Upを旋回するための油圧モータ24Mを備える機構である。油圧モータ24Mは、二つの作動油ポートMpa、Mpbを備える。また、油圧モータ24Mは、供給される作動油の流通方向に応じて回転方向を正方向又は逆方向に変化させる。更に、油圧モータ24Mは、供給される作動油の流量に応じて回転速度を変化させる。なお、油圧モータ24M(旋回機構24)の回転方向は、建設機械100の上部旋回体20Upの旋回方向に対応する。
旋回機構24は、本実施形態では、コントロールバルブVcと第1作動油ポートMpaとを連通する油路を、リリーフ弁Vaを介して、作動油タンクTnkに接続している。また、旋回機構24は、同様に、コントロールバルブVcと第2作動油ポートMpbとを連通する油路を、リリーフ弁Vbを介して、作動油タンクTnkに接続している。ここで、リリーフ弁Va、Vbは、油圧モータ24M(第1作動油ポートMpa及び第2作動油ポートMpb)に作用する作動油の油圧の上限(リリーフ圧)を規定する弁である。リリーフ弁Va、Vbは、規定された上限以上の圧力が油圧モータ24Mに作用すると、弁体を開放して作動油を作動油タンクTnkに排出する(圧油の圧力を解放する)。
(ネガコン油路RT2)
ネガコン油路RT2は、メイン油路RT1から圧力(油圧ポンプPの吐出量を制御するためのネガコン圧)を取り出す油路である。
ネガコン油路RT2は、一端をメイン油路RT1の下流に配置されたネガコン絞りVtnの上流側の油路に接続されている。また、ネガコン油路RT2は、他端をレギュレータRに接続されている。これにより、ネガコン油路RT2は、メイン油路RT1下流のネガコン圧を制御圧としてレギュレータRに出力することができる。
また、ネガコン油路RT2は、本実施形態では、レギュレータRの上流で、後述するリリーフカット制御油路RT3と接続されている。
(リリーフカット制御油路RT3)
リリーフカット制御油路RT3は、リリーフカット制御時にレギュレータRに制御圧(パイロット圧)を出力する油路である。
リリーフカット制御油路RT3(図2)は、本実施形態では、動力源Engの出力軸に機械的に接続されたパイロットポンプPpと、レギュレータRに出力するパイロット圧(制御圧)を制御する制御弁12と、を配置している。また、リリーフカット制御油路RT3は、レギュレータRの上流で、シャトル弁を介して、ネガコン油路RT2と接続されている。これにより、リリーフカット制御油路RT3は、ネガコン油路RT2と合流油路を形成している。
本実施形態に係る油圧制御装置10を備える建設機械100の油圧回路RTは、ネガコン油路RT2及びリリーフカット制御油路RT3の合流油路(シャトル弁)を用いて、レギュレータRに入力する制御圧として、ネガコン油路RT2のネガコン圧又はリリーフカット制御油路RT3のパイロット圧(制御弁12の二次圧)の高圧側を選択することができる。
(油圧制御装置の複合動作時のリリーフカット制御)
本発明の実施形態に係る建設機械100の油圧制御装置10が複合動作時に実施するリリーフカット制御の動作を、図4、図5及び図6を用いて説明する。
油圧制御装置10は、上部旋回体20Upの旋回動作及びその他の油圧アクチュエータ(図1のブーム21等)の操作を同時期に実施した場合に(複合動作の場合に)、リリーフカット制御を実施する。
具体的には、油圧制御装置10は、先ず、検出手段13を用いて、上部旋回体20Upの旋回動作を含む複合動作の開始時点tss(図4(a))を検出する。
次に、油圧制御装置10は、算出手段11cを用いて、操作レバーによって入力された操作量に基づく吐出量Qa(図4(b))を算出する。また、油圧制御装置10は、算出手段11cを用いて、算出した吐出量Qaに対応するリリーフカット指令値arの初期値AR(図3)を算出する。
次いで、油圧制御装置10は、検出手段13を用いて、上部旋回体20Upの旋回動作を含む複合動作の終了時点tse(図4(a))を検出する。また、油圧制御装置10は、算出手段11cを用いて、リリーフカットする流量(減少させる吐出量)Qd(図4(b))を算出する。更に、油圧制御装置10は、算出手段11cを用いて、算出した流量Qdに対応する(旋回動作の経過時間に対応する)複合動作後のリリーフカット指令値are(図4(c))を算出する。
ここで、算出手段11cは、動作時間tsm(終了時点tseと開始時点tssとの差分時間)を下記の数1に代入することによって、複合動作後のリリーフカット指令値areを算出することができる。
(数1)
are=AR×(1−tsm/TS)
ここで、ARは、旋回動作を単独で操作した場合のリリーフカット制御のリリーフカット指令値arの初期値ARである。TSは、旋回動作を単独で操作した場合のリリーフカット制御を継続する時間(油圧ポンプの吐出量を減少させている時間)である。
その後、油圧制御装置10は、コントローラ11を用いて、算出したリリーフカット指令値areを制御弁12に出力する。このとき、制御弁12は、入力されるリリーフカット指令値are等に基づいて、レギュレータRに入力する制御圧を制御する。
具体的には、制御弁12は、先ず、算出された複合動作後のリリーフカット指令値areに基づいて、パイロット圧(制御圧)を制御する。次いで、制御弁12は、経過時間に依存して減少するリリーフカット指令値に基づいて、徐々にパイロット圧(制御圧)を減少させる。このとき、レギュレータRは、徐々に減少する制御圧(パイロット圧)に応じて、油圧ポンプPの吐出量を徐々に増加させる。
これにより、油圧制御装置10は、複合動作後の旋回動作のみとなった場合において、その時点の上部旋回体20Upの旋回速度Vsに対応した吐出量(図4(b))を油圧ポンプPから吐出することができる。このため、建設機械100は、複合動作後のリリーフカット制御の実施時において、2段加速(一度旋回動作の加速度が減少し、その後、加速度が増加する動作)を防止することができる。また、建設機械100は、複合動作後の旋回動作のみとなった場合において、リリーフカット制御を実施することができるので、上部旋回体の慣性力が大きいために発生する作動油のリリーフロスを低減することができる。すなわち、建設機械100は、リリーフカット制御によって油圧ポンプPの吐出量を減少させることができるので(図6のQc)、リリーフカット制御を実施しない場合と比較して、リリーフロスを低減することができる。
一方、図5に示すように、複合動作が終了した場合で、旋回動作のみになったときに、通常のリリーフカット制御を実施すると、油圧ポンプPから吐出される流量は上部旋回体20Upの旋回速度Vsに対応したポンプ吐出量より減少する(図5(b)のMb)。このため、建設機械は、複合動作後のリリーフカット制御の実施時tseに、一度旋回動作の加速度が減少し、その後、加速度が増加する2段加速となる。
以上により、本発明の実施形態に係る建設機械100の油圧制御装置10によれば、旋回動作を含む複合動作の実施後で旋回動作のみとなった場合に、複合動作の操作時間を用いて、リリーフカット制御を実施することができるので、複合動作終了時点tseの上部旋回体20Upの旋回速度Vsに対応した適切な吐出量で油圧ポンプPを制御することができる。
また、本実施形態に係る油圧制御装置10によれば、複合動作終了時点tseの上部旋回体20Upの旋回速度Vsに対応した適切な吐出量で油圧ポンプPを制御することができるので、上部旋回体20Upの2段加速を防止することができる。
更に、本実施形態に係る油圧制御装置10によれば、複合動作終了時点tseの上部旋回体20Upの旋回速度Vsに対応した適切な吐出量で油圧ポンプPを制御することができるので、リリーフロスを低減することができる。
すなわち、本実施形態に係る油圧制御装置10によれば、作動油(図6のQc)を排出することによるエネルギーロスを低減することができる。特に建設機械が大型機の場合には旋回動作の慣性力が大きくなるため、本発明の油圧制御装置10によるリリーフカット制御は、エネルギーロスの低減について顕著な効果を有する。
実施形態に係る油圧制御装置10を備える建設機械110の実施例を用いて、本発明を説明する。
(建設機械の構成)、(建設機械の油圧制御装置)及び(建設機械の油圧回路)
本実施例に係る建設機械110の構成、油圧制御装置10及び油圧回路RTを、図1、図2及び図3に示す。ここで、本実施例に係る建設機械110の構成等は、実施形態の建設機械100の構成等と基本的に同様のため、異なる部分のみを説明する。
油圧制御装置10の検出手段13は、本実施例では、上部旋回体20Upの旋回動作を含む複合動作が実施されているか否かを判断する。具体的には、検出手段13は、オペレータが操作レバーを用いて入力した情報に基づいて、建設機械110が複合動作を実施しているか否かを判断することができる。なお、検出手段13は、上部旋回体20Up及びその他の油圧アクチュエータの動作を検出して、建設機械110が複合動作を実施しているか否かを判断してもよい。
また、油圧制御装置10は、本実施例では、「リリーフカット開始条件」及び「リリーフカット終了条件」を判断する判断手段14を更に有する。
ここで、「リリーフカット開始条件」とは、本実施例では、建設機械110が上部旋回体20Upの旋回動作を含む複合動作を実施し、その後、旋回動作のみとなった場合で、且つ、走行操作、アーム22及びバケット23の操作がされていない場合である。また、「リリーフカット終了条件」とは、旋回動作を停止した場合、走行動作を開始した場合、又は、ブーム21、アーム22若しくはバケット23の動作を開始した場合である。なお、本発明で用いることができる「リリーフカット開始条件」及び「リリーフカット終了条件」は上記条件に限定されるものではない。
(油圧制御装置の複合動作時のリリーフカット制御)
本実施例に係る建設機械110の油圧制御装置10が複合動作後に実施するリリーフカット制御の動作を、図7を用いて説明する。ここで、複合動作後に実施するリリーフカット制御とは、例えば排土のためにアーム開き操作を実施している最中に旋回操作を行う場合で、アーム開き操作を終了し、旋回操作のみとなったときのリリーフカット制御である。
図7に示すように、ステップS701において、本実施例に係る建設機械110の油圧制御装置10は、先ず、検出手段13を用いて、旋回動作を含む複合動作(複合操作ステップ)が実施されているか否かを判断する。
その後、油圧制御装置10は、複合動作を実施していると判断した場合には、ステップS702に進む。それ以外の場合は、油圧制御装置10は、ステップS701の動作を繰り返す。
次に、ステップS702において、油圧制御装置10は、検出手段13を用いて、複合動作の動作時間tsを検出(カウント)する(複合操作時間検出ステップ)。
その後、油圧制御装置10は、ステップS703に進む。
ステップS703において、油圧制御装置10は、検出手段13を用いて、旋回動作を含む複合動作が終了したか否かを判断する。
その後、油圧制御装置10は、複合動作を終了したと判断した場合には、複合動作の動作時間tsを検出し(複合操作時間検出ステップ)、ステップS704に進む。それ以外の場合には、油圧制御装置10は、ステップS703の動作を繰り返す。
ステップS704において、油圧制御装置10は、判断手段14を用いて、「リリーフカット開始条件」を充足しているか否かを判断する。具体的には、油圧制御装置10は、判断手段14を用いて、複合動作の実施後で旋回動作のみとなった場合、且つ、走行操作、アーム22及びバケット23の操作がされていない場合に、「リリーフカット開始条件」を充足していると判断する。
その後、油圧制御装置10は、「リリーフカット開始条件」を充足していると判断した場合には、ステップS705に進む。それ以外の場合には、油圧制御装置10は、図中のENDに進む。
ステップS705において、油圧制御装置10は、算出手段11cを用いて、複合動作後のリリーフカット指令値areを算出する。具体的には、算出手段11cは、検出手段13が検出した複合動作の動作時間tsmを用いて、リリーフカットする流量(減少させる吐出量)Qd(図4(b))を算出する(吐出量算出ステップ)。また、油圧制御装置10は、算出手段11cを用いて、算出した流量Qdに対応する複合動作後のリリーフカット指令値are(図4(c))を算出する。
その後、油圧制御装置10は、ステップS706に進む。
なお、算出手段11cは、ステップS705において、複合動作の終了時点tseの旋回動作の旋回加速度より、複合動作の終了後で旋回動作のみになった場合の旋回動作の旋回加速度を高くするために必要な油圧ポンプPの吐出量を算出してもよい。
次に、ステップS706において、油圧制御装置10は、制御弁12を用いて、上部旋回体20Upの旋回速度Vsに対応した吐出量(図4(b))を油圧ポンプPから吐出する(ポンプ制御ステップ)。すなわち、油圧制御装置10(建設機械110)は、リリーフカット制御を実施する。
具体的には、油圧制御装置10は、コントローラ11を用いて算出したリリーフカット指令値areを制御弁12に出力し、制御弁12を用いてレギュレータRに入力する制御圧を制御する。次いで、油圧制御装置10は、制御弁12を用いて、経過時間に依存して減少するリリーフカット指令値に基づいて、徐々に制御圧を減少させ、油圧ポンプPの吐出量を徐々に増加させる。
以上より、建設機械110は、リリーフカット制御の動作を終了する。
以上により、本発明の実施例に係る建設機械110の油圧制御装置10によれば、本発明の実施形態に係る建設機械100の油圧制御装置10と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明の好ましい実施形態及び実施例について説明したが、本発明は、上述した実施形態及び実施例に制限されるものではない。また、本発明は、添付の特許請求の範囲に照らし、種々に変形又は変更することが可能である。
100,110:建設機械
10 : 油圧制御装置
11 : コントローラ, 11c : 算出手段
12 : 制御弁, 12v : 減圧弁
13 : 検出手段
20Dw: 下部走行体
20Up: 上部旋回体
21 : ブーム, 21c : ブームシリンダ
22 : アーム, 22c : アームシリンダ
23 : バケット, 23c : バケットシリンダ
24 : 旋回機構, 24M : 油圧モータ
P : 油圧ポンプ
R : レギュレータ
Vc : コントロールバルブ
Va,Vb:リリーフ弁
Tnk: 作動油タンク
Vtn: ネガコン絞り
Pp : パイロットポンプ
Eng: 動力源(原動機、エンジン、モータなど)
RT : 油圧回路
RT1: センタ油路(センターバイパスライン)
RT2: ポンプ制御油路(ネガコン制御ライン)
RT3: リリーフカット制御油路(パイロット油圧ライン)
ar : リリーフカット指令値
ts : 複合動作の動作時間
tss: 複合動作の開始時点
tse: 複合動作の終了時点
AR : リリーフカット定数(リリーフカット指令値の初期値)
TS : 複合動作の動作時間定数

Claims (6)

  1. 旋回動作を含む複合動作の動作時間を検出する検出手段と、
    検出した前記動作時間を用いて、油圧ポンプの吐出量を算出する算出手段と、
    算出した前記吐出量に基づいて、前記油圧ポンプの前記吐出量が前記旋回動作のみになった場合の旋回速度に対応した吐出量よりも減少しないように、前記油圧ポンプを制御するレギュレータに入力する圧力を制御する制御弁と
    を有することを特徴とする建設機械の油圧制御装置。
  2. 旋回動作を含む複合動作の動作時間を検出する検出手段と、
    検出した前記動作時間を用いて、油圧ポンプの吐出量を算出する算出手段と、
    算出した前記吐出量に基づいて、前記油圧ポンプを制御するレギュレータに入力する圧力を制御する制御弁と、を有し、
    前記算出手段は、前記複合動作の終了時点の前記旋回動作の動作時間より、該複合動作の終了後で該旋回動作のみになった場合の該旋回動作の旋回加速度が変化しないような前記吐出量を算出する、ことを特徴とする建設機械の油圧制御装置。
  3. 前記算出手段は、算出した前記吐出量を用いて、前記制御弁が前記レギュレータに入力する制御圧を算出し、
    前記制御弁は、算出した前記制御圧に基づいて、該レギュレータに入力する圧油の圧力を減圧する、
    ことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の建設機械の油圧制御装置。
  4. 前記算出手段は、前記複合動作時の前記油圧ポンプの前記吐出量より小さい吐出量を算出する、ことを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の建設機械の油圧制御装置。
  5. 建設機械の旋回動作を含む複合動作を実施する複合操作ステップと、
    前記複合操作ステップの開始時から終了時までの時間を検出する複合操作時間検出ステップと、
    検出した前記時間を用いて、油圧ポンプの吐出量を算出する吐出量算出ステップと、
    算出した前記吐出量に基づいて、前記油圧ポンプの前記吐出量が前記旋回動作のみになった場合の旋回速度に対応した吐出量よりも減少しないように、前記油圧ポンプを制御するポンプ制御ステップと
    を含むことを特徴とする建設機械の制御方法。
  6. 前記ポンプ制御ステップは、算出した前記吐出量に基づいて、前記油圧ポンプを制御するレギュレータに入力する制御圧を減圧する、ことを特徴とする、請求項5に記載の建設機械の制御方法。
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