JPH11230564A - 温風暖房機 - Google Patents

温風暖房機

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JPH11230564A
JPH11230564A JP2945098A JP2945098A JPH11230564A JP H11230564 A JPH11230564 A JP H11230564A JP 2945098 A JP2945098 A JP 2945098A JP 2945098 A JP2945098 A JP 2945098A JP H11230564 A JPH11230564 A JP H11230564A
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heat exchanger
blower
passage
suction
blowing
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Satoshi Imabayashi
敏 今林
Masahiro Ohama
昌宏 尾浜
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  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 気流、温度変動をほとんど感じることの無い
快適な暖房運転と暖房の経済性の向上をする。 【解決手段】 送風機11と送風機11の吸込み側に位
置する熱交換器17とを有し、温風吹出しを下吹出しと
上吹出しとに切換え可能とし、下吹出し時は、送風機1
1の吸込みを熱交換器17を通過した空気のみとし、上
吹出し時は、送風機11の吸込みを熱交換器17を通過
した空気と熱交換器17をバイパスした空気として、下
吹き出し時は暖房能力が大きくでき、室温上昇が速く快
適な採暖ができる。また、室温が設定温度に近づくと、
上吹き出しに切り替わり、温度の低い温風を強制的に上
向きに吹出すことで、室内温度分布がほぼ均一になり、
気流、温度変動をほとんど感じない快適な暖房運転がで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は温風暖房機の定常時
の快適性を得る構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の温風暖房機は、特開平7
−139747号公報に示すようなものが一般的であっ
た。以下、その構成について図14を参照して説明す
る。図14に示すように、筺体1の背面上部に吸込口と
なる上部開口部2を、前面下部に吹き出し口となる下部
開口部3を設け、上部開口部2と下部開口部3を結ぶ空
気通路4の上部に上部を前方に傾斜させた主熱交換器
5、下部に送風機6を配置し、主熱交換器5の上部にフ
インピッチが主熱交換器5のフインピッチより数倍大き
い補助熱交換器7を設置し、補助熱交換器7の上方の対
応する箇所に開口部8を設けるように構成されている。
以上の構成で、主熱交換器5、補助熱交換器7に温水ボ
イラなどから温水が循環され、送風機6が回転して、上
部開口部2及び開口部8から矢印のように吸い込まれた
室内空気は補助熱交換器7、主熱交換器5で温められ下
部開口部3より温風を矢印のように吹き出す。温度制御
装置により室内空気の吸込温度が設定温度以上になれば
送風機6を停止して自然対流による補助暖房を行う。室
内空気温度が設定温度よりも下がると送風機6を再度運
転することで室温を設定温度に維持する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の温風暖房機では、自然対流による補助暖房の
時には熱交換器で高温に加熱された空気の自然ドラフト
にたよるため、空気の循環量が小さく比重の軽い暖かい
空気は部屋の上部のみに溜まることになり、足元の温度
よりも頭部側の上部のみの温度が高くなり、非常に不快
な室内温度分布となる。また、自然対流促進のために補
助熱交換器7を設けたとはいえ、本来強制通風で設計さ
れた寸法内に収納されたものであるために、自然対流に
よる補助暖房での暖房能力量は室内暖房負荷を満足する
程は得られない。そのため、比較的短時間で室内空気温
度が低下して送風機6の運転の繰り返しとなり、その都
度吹き出し気流の発生、停止及び、吹き出し温度の上
昇、降下が頻繁に生じて不快感が生じるという課題を有
していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために, 送風機と、前記送風機の吸込み側に位置す
る熱交換器、温風吹出しを下吹出しと上吹出しとに切換
える切換え手段を有し、下吹出し時は、前記送風機の吸
込みを前記熱交換器を通過した空気のみとし、上吹出し
時は、前記送風機の吸込みを前記熱交換器を通過した空
気と前記熱交換器をバイパスした空気とする構成とした
ものである。
【0005】上記発明によれば、室温が低いときとか、
戸外などで体が冷え切った体を早く暖めたい時などに
は、温風吹出し方向を下吹き出しに設定して送風機の全
吸込み空気を熱交換器を通過させることで、吹出し温度
が高くなり、体に直接高温風をあてることで、快適な採
暖ができ、また暖房能力が大きいため、室温の立ち上が
りが早くなる。室温が設定値近傍に達した時とか、体に
直接温風を当てたくない場合は、温風吹き出し方向を上
吹き出しに切り替え、同時に送風機の吸込みを熱交換器
を通過した空気と熱交換器をバイパスした空気とを混合
することで、吹出し温度が低くなり、温度の低い温風を
強制的に上向きに吹出すことで、温風が天井面から壁面
に沿って拡散して流れることになり、室内温度分布がほ
ぼ均一になり、居住空間への気流、温度変動をほとんど
感じることが無くなり、快適な暖房運転の効果が得られ
る。また、気流感を感じさせない状態では、同一の体感
温度を得るためには気流を感じている時に比べて2〜3
度低い温度にすることができるので、経済性の向上の効
果も得られる。
【0006】また、温度制御装置により室温を調節する
ため送風機の作動、停止を繰り返すことにより吹き出し
気流の有無や吹き出し温度の高低があっても上吹き出し
に設定しておけば上記と同じ効果が得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】上記課題を解決するため請求項1
記載の発明は、送風機と、前記送風機の吸込み側に位置
する熱交換器、温風吹出しを下吹出しと上吹出しとに切
換える切換え手段を備え、下吹出し時は、前記送風機の
吸込みを前記熱交換器を通過した空気のみとし、上吹出
し時は、前記送風機の吸込みを前記熱交換器を通過した
空気と前記熱交換器をバイパスした空気となるように構
成した温風暖房機である。
【0008】そして、室温が低いときとか、戸外などで
体が冷え切った体を早く暖めたい時などには、温風吹出
し方向を下吹き出しに設定して送風機の全吸込み空気を
熱交換器を通過させることで、吹出し温度が高くなり、
体に直接高温風をあてることで、快適な採暖ができ、ま
た暖房能力が大きいため、室温の立ち上がりが早くな
る。室温が設定値近傍に達した時とか、体に直接温風を
当てたくない場合は、温風吹き出し方向を上吹き出しに
切り替え、同時に送風機の吸込みを熱交換器を通過した
空気と熱交換器をバイパスした空気とを混合すること
で、吹出し温度が低くなり、温度の低い温風を強制的に
上向きに吹出すことで、温風が天井面から壁面に沿って
拡散して流れることになり、室内温度分布がほぼ均一に
なり、居住空間への気流、温度変動をほとんど感じるこ
とが無くなり、快適な暖房運転の効果が得られる。ま
た、気流感を感じさせない状態では、同一の体感温度を
得るためには気流を感じている時に比べて2〜3度低い
温度にすることができるので、経済性の向上の効果も得
られる。
【0009】また、温度制御装置により室温を調節する
ため送風機の作動、停止を繰り返すことにより吹き出し
気流の有無や吹き出し温度の高低があっても上吹き出し
に設定しておけば上記と同じ効果が得られる。
【0010】また、請求項2記載の発明は、送風機であ
るクロスフローファンと、前記クロスフローファンのリ
アガイダーとスタビライザーとを前記クロスフローファ
ンの回転ファンの中心軸と略同一中心軸で回転自在な構
成とした回転ガイダーと、下吹出し口を有する下吹出し
通路、上吹出し口を有する上吹出し通路、熱交換器と前
記送風機の吸込みとの間の熱交換器側吸込み通路、前記
熱交換器をバイパスするバイパス吸込み通路とを備えた
請求項1記載のものである。
【0011】そして、送風機をクロスフローファンを採
用したことで、熱交換器全面に対して均一な空気の流れ
を作り出すことができて熱交換器を効率良く使用するこ
とができ、また吹出し気流も均一な流れを作り出すこと
ができる。クロスフローファンのリアガイダーとスタビ
ライザーとを両端板で一体化し、クロスフローファンの
回転ファンの中心軸と略同一中心軸で回転自在な構成と
した回転ガイダーとしたことで、クロスフローファンの
リアガイダーとスタビライザーの最適な位置関係を保ち
つつ回転ガイダーを回転させるだけの簡単な構成で温風
の上吹出し、下吹出しを気流を乱すことなく容易に選択
できるため、送風機の最適効率を確保できるとともに、
低騒音化がはかれる。
【0012】また、請求項3記載の発明は、上吹出し通
路と熱交換器側吸込み通路とは隔壁にて仕切られ、下吹
出し時は、前記隔壁を前記回転ガイダーの回転移動と連
動して前記上吹出し通路を閉塞する位置へ移動する構成
とした請求項2記載のものである。
【0013】そして、上吹出し通路と熱交換器側吸込み
通路とを仕切る隔壁を下吹出し時は、回転ガイダーの回
転移動と連動して上吹出し通路を閉塞する位置へ移動す
ることで、下吹出し時の送風機の吸込みとなる熱交換器
側吸込み通路が広くなり、送風機の吸込み抵抗が減少し
て騒音を低減でき、送風機動力が少なくなるため省エネ
ルギーとなる。
【0014】また、請求項4記載の発明は、下吹出し時
は、スタビライザーで前記上吹出し通路を閉塞し、リア
ガイダーでバイパス吸込み通路を閉塞する構成とした請
求項2記載のものである。
【0015】そして、下吹出し時に閉塞すべき上吹出し
通路とバイパス吸込み通路とを下吹出し時に位置するス
タビライザーとリアガイダーとで閉塞することができる
ため、別個に閉塞機構を設ける必要が無くなり、構造を
簡素化できる。
【0016】また、請求項5記載の発明は、上吹出し時
は、前記リアガイダーで下吹出し通路を閉塞する構成と
した請求項2記載のものである。
【0017】そして、上吹出し時に閉塞すべき下吹出し
通路を上吹出し時に位置するリアガイダーで閉塞するこ
とができるため、別個に閉塞機構を設ける必要が無くな
り、構造を簡素化できる。
【0018】また、請求項6記載の発明は、上吹出し
時、回転ガイダーの回転角度を変化させることで、送風
機の吸込みに対して熱交換器側吸込み通路及びバイパス
吸込み通路との接続比率を変化する構成とした請求項2
記載のものである。
【0019】そして、上吹出し時、回転ガイダーの回転
角度を変化させることで熱交換器側通路を広くするとバ
イパス吸込み通路は狭くなり熱交換器の通風量が多くな
りバイバス通風量が少なくなることで熱交換量が増加
し、逆に熱交換器側吸込み通路を狭くするとバイパス吸
込み通路は広くなるため熱交換器の通風量が少なくなり
バイバス通風量が多くなることで熱交換量が減少するも
ので、回転ガイダーの回転角度を変化させるだけで熱交
換量の増減が容易に可能となるため、別途の能力制御機
構なしで容易に能力制御ができる。
【0020】また、請求項7記載の発明は、上吹出し
時、バイパス吸込み通路の開口率を可変する開口率可変
手段を有する構成とした請求項2記載のものである。
【0021】そして、上吹出し時にバイパス吸込み通路
の開口率を可変する開口率可変手段を用いて能力制御を
行うため、より精度の良い能力制御ができ、回転ガイダ
ーは風回路として最適な位置に設定できるので送風機を
最適な効率で運転できる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0023】(実施例1)図1は本発明の実施例1の温
風暖房機の下吹出し時のシステムの構成図、図2は同温
風暖房機の上吹出し時のシステムの構成図、図3は同温
風暖房機の送風機の構成を示す正面図、図4は同温水暖
房機の送風機の構成を示す斜視図、図5は同温風暖房機
の暖房時の温度分布測定位置を示す図、図6は同温風暖
房機の上吹出し時の図5のA面における風のながれを示
す図、図7は同温風暖房機の上吹出し時の図5のB面、
C面での高さ方向の温度分布図である。
【0024】図1、図2、図3、図4において、9は暖
房すべき室内側の床面および床面に近い場所に設置され
る温風暖房機の室内ユニット、10は外装を形成する筺
体であり、筺体10の内部に送風機11、送風機11の吹
出し側に筺体10の前面下部近傍に開口する下吹出し口
12を有する下吹出し通路13を、筺体10の上部に開
口する上吹出し口14を有する上吹出し通路15を設
け、送風機11の吸込み側に筺体10の後面上部に位置
する熱交換器側吸込み通路16を介して熱交換器17
を、さらに熱交換器17をバイパスするバイパス吸込み
通路18を配置している。
【0025】送風機11はクロスフローフアンであり回
転フアン19、リアガイダー20、スタビライザー21
とを主要構成要素とし、回転ファン19の一方は駆動用
のモータ22が連接され、他方はファン軸受23で支持
され、リアガイダー20とスタビライザー21とは両端
を端板24aと24bで一体化した回転ガイダー25を構
成し、回転ファン19の中心軸と略同一中心軸で回転自
在となるように端板24a、24bの端板軸受26a、2
6bで支持され、端板24aには回転ガイダー歯車27が
固定されている。28はステッピングモータ29とステ
ッピングモータ歯車30で構成された切換え手段であ
り、ステッピングモータ歯車30は回転ガイダー歯車2
7と噛合わされていてステッピングモータ29を駆動し
て回転ガイダー25を回転させ送風機11の吹出し口3
1を下吹出し通路13または上吹出し通路15側の位置
へ切替える。
【0026】下吹きだし時は図1に示すように送風機1
1の吹出し口31が下吹出し通路13の位置のときには
スタビライザー21によって上吹出し通路15が閉塞さ
れ、リアガイダー20によってバイパス吸込み通路18
が閉塞される構成とする。また上吹出し時は図2に示す
ように送風機11の吹出し口31が上吹出し通路15の
位置のときにはリアガイダー20によって下吹出し通路
13が閉塞され、送風機11の吸込み口32は熱交換器
側吸込み通路16とバイパス吸込み通路18の両方とに
開口する構成とする。
【0027】熱交換器17は内部に温水を流す構成とす
る。33はサーミスターなどで構成する室温検知手段、
34は室温設定手段でありリモコン(図示せず)または
筺体10に設けられた操作部(図示せず)で任意の温度
設定ができる。35は室温検知手段33で検知された室
温を室温設定手段34で設定された設定温度と比較する
比較手段である。36は切り替え制御部であり、比較手
段35の比較結果により切換え手段28の駆動制御をお
こない回転ガイダー25を回転駆動することで下吹き出
しか上吹き出しかの切替を行う。
【0028】37は手動切替指令手段であり、この手動
切替え指令手段37を手動操作すると比較手段35に優
先して切替え制御部36に指令を出して切換え手段28
の駆動制御を行い回転ガイダー25を回転駆動すること
で下吹出しか上吹出しかの切替えを行う。
【0029】38は温水ボイラー本体で、温水加熱器3
9、加熱源であるバーナ40、バーナ40の燃焼量を制
御する制御部41、シスターンタンク42、循環ポンプ
43、温水加熱器39の出口温水温度を検知する温水温
度検知手段44で構成される。
【0030】次に動作、作用について、室温設定をした
場合について説明する。リモコンスイッチ(図示せず)な
どで運転開始が行われると、まず比較手段35で室温検
知手段33による室温を室温設定手段34であらかじめ
設定されている設定値と比較して、比較結果を切替え制
御部36へ送る、運転開始時は通常、室温は設定値より
も低いため、切替え制御部36は、送風機11の回転ガ
イダー25が温風吹出し方向が下吹出し通路12の位置
で吸込み口32が熱交換器側吸込み通路16の位置とな
るように切換え手段28を駆動し、次に、循環ポンプ4
3が駆動され、バーナ40の燃焼がはじまり、温水加熱
器39の循環水が加熱され温水温度検知手段44と燃焼
量を制御する制御部41とによりバーナ40の燃焼量を
制御して、あらかじめ設定された温水温度にして熱交換
器17へ循環をおこなわせて、送風フアン11を運転す
ると熱交換器17側より吸い込まれた室内空気は熱交換
器17により加熱されて温風となって床面近傍の下吹出
し口12より吹き出される。
【0031】このように、温風吹出し方向を下吹出しに
設定して送風機11の全吸込み空気を熱交換器17を通
過させることで、吹出し温度が高くなり、床面を十分に
温め、また暖房能力が大きいため、室温を早く上昇させ
る。
【0032】起動後所定時間が経過したら、比較手段3
5において室温検知手段33による室温検知温度を室温
設定手段34による設定温度と比較して、室温が設定値
近傍以下(例えば設定値-1.5度以下)の場合は吹出し方
向は下向きのままで運転を継続し、室温が設定値近傍で
あれば吹出し方向の切り替え制御部36の指令によって
切換え手段28を駆動して回転ガイダー25を図2に示
す上吹出し通路15の位置で吸込み口32が熱交換器側
吸込み通路16とバイパス通路18の両方とに開口する
位置に回転させる。このように、温風吹出し方向を上吹
出しに設定して送風機11の吸込みを熱交換器17を通
過した空気と熱交換器17をバイパスした空気とを混合
することで、吹出し温度が低くなり、温度の低い温風を
強制的に上向きに吹出すことで、図6に示すように床面
近傍より吸込まれた室内空気は低温度の温風としてほぼ
真上に吹出されるために吹出し気流は天井面から壁面に
沿って拡散して流れるため、床面の気流速度は非常に小
さくなり、居住空間では温風吹出しによる気流をほとん
ど感じなくなるばかりでなく、図7に示すように室内の
中央のB面、および室内ユニットより遠いC面の高さ方
向の温度分布がほぼ均一であり、即ち室内全体がほぼ均
一な温度分布となって、快適な暖房運転の効果が得られ
る。また、気流を感じさせない状態では、同一の体感温
度を得るためには気流を感じている時に比べて2〜3度
低い温度にできるので、経済性の向上の効果も得られ
る。
【0033】このように室温が設定近傍の場合は上吹出
しで運転することによって、吹き出し気流が上向きとな
ることにより、居住空間では温風吹き出しによる気流を
ほとんど感じなくなるために、快適な暖房運転が可能と
なる。
【0034】室温が設定値よりも高くなると送風機11
を停止し、設定値よりも低下すると送風機11は運転さ
れる。このように室温に対応して送風機11の運転を停
止したり、再運転したりすると、その度に吹出し気流の
発生、停止の繰返しがあったり、吹き出し温度の高低が
あっても上方向の吹出しとしていることで、このような
変動をほとんど体に感じることがなくなり、快適な暖房
運転が得られる。
【0035】つぎに、手動切替え指令手段37に基づく
動作、作用について説明する。戸外で冷え切った体を早
く暖めたい時などには、室温が室温設定値近傍で上吹出
しで暖房運転している場合でも、手動切替え指令手段3
7を操作して下吹出しに切替えると、比較手段35に優
先して切替え制御部36に指令を出すので切換え手段2
8の駆動制御をおこない回転ガイダー25を回転駆動す
ることで温風吹出し方向を下吹出しに設定して送風機1
1の全吸込み空気を熱交換器17を通過させることで、
吹出し温度を高くすることにより、体に直接高温風をあ
てることで、快適な採暖ができる。
【0036】体に直接温風を当てたくない場合は、手動
切替え指令手段14を操作して上吹出しに切替えると、
比較手段35に優先して切替え制御部36に指令を出し
て切替え手段28の駆動制御をおこない回転ガイダー2
5を回転駆動することで吹出し方向が上向きとなり、送
風機11の吸込み口32が熱交換器側吸込み通路16と
バイパス吸込み通路18の両方とに開口する位置に回転
させる。このように、温風吹出し方向を上吹出しに設定
して送風機11の吸込みを熱交換器17を通過した空気
と熱交換器17をバイパスした空気とを混合すること
で、吹出し温度を低くすることにより、体に直接温風を
当てることなく、気流感を感じさせずに室内温度がほぼ
均一な快適な暖房が得られる。
【0037】送風機11はクロスフローファンであるの
で、熱交換器17の全面に対して均一な空気の流れを作
り出すことができて熱交換器17を効率良く使用するこ
とができ、また吹出し気流も均一な流れを作り出すこと
ができる。
【0038】クロスフローファンのリアガイダー20と
スタビライザー21とを両端板24a、24b、で一体
化し、前記クロスフローファンの回転ファン19の中心
軸と略同一中心軸で回転自在な構成とした回転ガイダー
25としたことで、クロスフローファンのリアガイダー
20とスタビライザー21の最適な位置関係を保ちつつ
回転ガイダー25を回転させるだけの簡単な構成で温風
の上吹出し、下吹出しを気流を乱すことなく容易に選択
できるため、送風機11の最適効率を確保できるととも
に、低騒音化がはかれる。
【0039】下吹出し時は、スタビライザー21で上吹
出し通路15を閉塞し、リアガイダー20でバイパス吸
込み口18を閉塞する構成としたことで、下吹出し時に
閉塞すべき上吹出し通路15とバイパス吸込み通路18
とを下吹出し時に位置するスタビライザー21とリアガ
イダー20とで閉塞することができるため、別個に閉塞
機構を設ける必要が無くなり、構造を簡素化できる。
【0040】上吹出し時は、リアガイダー20で下吹出
し通路13を閉塞する構成としたことで、上吹出し時に
閉塞すべき下吹出し通路13を上吹出し時に位置するリ
アガイダー20で閉塞することができるため、別個に閉
塞機構を設ける必要が無くなり、構造を簡素化できる。
【0041】(実施例2)図8は本発明の実施例2の温
風暖房機の上吹出し時のシステムの構成図、図9は同温
風暖房機の下吹出し時のシステムの構成図、図10は同
温風暖房機の主要部の構成斜視図である。
【0042】本実施例2において、実施例1と異なる点
はスタビライザー21が比較的小さくて下吹出し時にス
タビライザー21で上吹出し通路15を閉塞できない場
合であり、上吹出し通路15と熱交換器側吸込み通路1
6とを仕切る隔壁45を支持軸46を中心に可動できる
構成とし、回転ガイダー歯車27と噛合せられた隔壁移
動伝達機構47を有することである。なお、実施例1と
同一符号の部品は同一構造を有するので、説明は省略す
る。
【0043】次に動作、作用を説明する。図8に示す上
吹出し時は図1に示す実施例1と同一の構成であり、上
吹出しから下吹出しに切替える時に、切替え手段28の
ステッピングモータ29を駆動することでステッピング
モータ歯車30が回転ガイダー歯車27を動かすことで
回転ガイダー25を下吹出しの位置に移動させ、一方回
転ガイダー歯車27と噛合わされた隔壁移動伝達機構4
7によって隔壁45は図9に示すように上吹出し通路1
5を閉塞する位置へ移動される。
【0044】このように、上吹出し通路15と熱交換器
側吸込み通路16とを仕切る隔壁45を下吹出し時は、
前記回転ガイダー25の回転移動と連動して上吹出し通
路15を閉塞する位置へ移動することで、下吹出し時の
送風機11の吸込みとなる熱交換器側吸込み通路16が
広くなり、送風機11の吸込み抵抗が減少して騒音を低
減でき、送風機動力が少なくなるため省エネルギーとな
る。
【0045】(実施例3)図11は本発明の実施例3の
システムの構成図である。
【0046】本実施例3おいて、実施例1と異なる点は
上吹出し時、回転ガイダー25の回転角度を変化させる
ための回転角度制御部48を有していることである。な
お、実施例1と同一符号の部品は同一構造を有するの
で、説明は省略する。
【0047】次に動作、作用を説明する。上吹出し時に
比較手段35において室温検知手段33による室温検知
温度を室温設定手段34による設定温度と比較して、室
温が設定値よりも低下して暖房能力を増加させる必要が
生じたときに回転角度制御部48の指令によって切換え
手段28を駆動して回転ガイダー25を図11に示す回
転ガイダー25を熱交換器側吸込み通路16が広くなる
方向へ回転させ、逆に室温が設定値よりも高くなり暖房
能力を減少させる必要が生じた場合は回転ガイダー25
を熱交換器側吸込み通路16が狭くなる方向へ移動させ
る。
【0048】このように、上吹出し時、室温設定値に対
する室温の変動に応じて回転角度制御部48により、回
転ガイダー25の回転角度を変化させることで熱交換器
側通路16を広くするとバイパス吸込み通路18は狭く
なり熱交換器17の通風量が多くなりバイバス通風量が
少なくなることで熱交換量が増加し、逆に熱交換器側吸
込み通路16を狭くするとバイパス吸込み通路18は広
くなるため熱交換器17の通風量が少なくなりバイバス
通風量が多くなることで熱交換量が減少するもので、回
転ガイダー25の回転角度を変化させるだけで熱交換量
の増減が容易に可能となるため、別途の能力制御機構な
しで容易に能力制御ができる。
【0049】(実施例4)図12は本発明の実施例4の
システムの構成図である。
【0050】本実施例4おいて、実施例1と異なる点は
バイパス吸込み通路18の開口率を可変するために上下
に移動する遮蔽板49と遮蔽板49を移動させるための
移動手段50で構成される開口率可変手段51を有する
ものである。なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。
【0051】次に動作、作用を説明する。上吹出し時に
室温が設定温度よりも低下して暖房能力を増加させる必
要が生じたときに移動手段50により遮蔽板49をバイ
パス吸込み通路18が狭くなる方向へ移動させ、逆に暖
房能力を減少させる必要が生じた場合はバイパス吸込み
通路18をバイパス吸込み通路18が広くなる方向へ移
動させる。
【0052】このように、上吹出し時にバイパス通路1
8の開口率を可変する開口率可変手段51を用いて能力
制御を行うため、より精度の良い能力制御ができ、回転
ガイダー25は風回路として最適な位置に設定できるこ
とで送風機11を最適な効率で運転できる。
【0053】(実施例5)図13は本発明の実施例5の
システムの構成図である。
【0054】本実施例5おいて、実施例4と異なる点は
バイパス吸込み通路18の開口率を可変するための開口
率可変手段51として軸中心に回転移動する遮蔽板52
としたものである。なお、実施例4と同一符号のものは
同一構造を有し、説明は省略する。
【0055】次に動作、作用を説明する。上吹出し時に
室温が設定温度よりも低下して暖房能力を増加させる必
要が生じたときに遮蔽板52をバイパス吸込み通路18
が狭くなる方向へ回転移動させ、逆に暖房能力を減少さ
せる必要が生じた場合はバイパス吸込み通路18をバイ
パス吸込み通路18が広くなる方向へ回転移動させる。
【0056】このように、上吹出し時にバイパス吸込み
通路18の開口率を可変する開口率可変手段51を用い
て能力制御を行うため、より精度の良い能力制御がで
き、回転ガイダー25は風回路として最適な位置に設定
できることで送風機11を最適な効率で運転できる。
【0057】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、送風機と送風機の吸込み側に位
置する熱交換器、温風吹出しを下吹出しと上吹出しとに
切換える切換え手段とを備え、下吹出し時は、送風機の
吸込みを熱交換器を通過した空気のみとし、上吹出し時
は、送風機の吸込みを熱交換器を通過した空気と熱交換
器をバイパスした空気となるようにした温風暖房機であ
り、室温が低いときとか、戸外などで体が冷え切った体
を早く暖めたい時などには、温風吹出し方向を下吹き出
しに設定して送風機の全吸込みを熱交換器を通過させる
ことで、吹出し温度が高くなり、体に直接高温風をあて
ることで、快適な採暖ができ、また暖房能力が大きいた
め、室温の立ち上がりが早くなる。室温が設定値近傍に
達した時とか、体に直接温風を当てたくない場合は、温
風吹き出し方向を上吹き出しに切り替え、同時に送風機
の吸込みを熱交換器を通過した空気と熱交換器をバイパ
スした空気とを混合することで、吹出し温度が低くな
り、温度の低い温風を強制的に上向きに吹出すことで、
温風が天井面から壁面に沿って拡散して流れることにな
り、室内温度分布がほぼ均一になり、居住空間への気
流、温度変動をほとんど感じることが無くなり、快適な
暖房運転の効果が得られる。また、気流感を感じさせな
い状態では、同一の体感温度を得るためには気流を感じ
ている時に比べて2〜3度低い温度にすることができる
ので、経済性の向上が得られる。
【0058】また、温度制御装置により室温の上下に対
応して送風機の運転を停止したり、再運転したりしてそ
の都度吹き出し気流の発生、停止及び、吹き出し温度の
上昇、降下があっても上方向の吹き出しに設定しておけ
ば上記と同じ効果がある。
【0059】また、請求項2記載の発明によれば、送風
機はクロスフローファンと、クロスフローファンのリア
ガイダーとスタビライザーとをクロスフローファンの回
転ファンの中心軸と略同一中心軸で回転自在な構成とし
た回転ガイダーとし、下吹出し口を有する下吹出し通
路、上吹出し口を有する上吹出し通路、熱交換器と送風
機の吸込みとの間の熱交換器側吸込み通路、前記熱交換
器をバイパスするバイパス吸込み通路で構成しているの
で、送風機はクロスフローファンとしたことで、熱交換
器全面に対して均一な空気の流れを作り出すことができ
熱交換器を効率良く使用することができ、また吹出し気
流も均一な流れを作り出すことができる。クロスフロー
ファンのリアガイダーとスタビライザーとを両端板で一
体化し、クロスフローファンの回転ファンの中心軸と略
同一中心軸で回転自在な構成とした回転ガイダーとした
ので、クロスフローファンのリアガイダーとスタビライ
ザーの最適な位置関係を保ちつつ回転ガイダーを回転さ
せるだけの簡単な構成で温風の上吹出し、下吹出しを気
流を乱すことなく容易に選択できるため、送風機の最適
効率を確保できるとともに、低騒音化がはかれる。
【0060】また、請求項3記載の発明によれば、上吹
出し通路と熱交換器側吸込み通路とを仕切る隔壁を下吹
出し時は、前記回転ガイダーの回転移動と連動して前記
上吹出し通路を閉塞する位置へ移動することで、下吹出
し時の送風機の吸込みとなる熱交換器側吸込み通路が広
くなり、送風機の吸込み抵抗が減少して騒音を低減で
き、送風機動力が少なくなるため省エネルギーとなる。
【0061】また、請求項4記載の発明によれば、下吹
出し時は、スタビライザーで上吹出し通路を閉塞し、リ
アガイダーでバイパス吸込み口を閉塞する構成としたの
で、下吹出し時に閉塞すべき上吹出し通路とバイパス吸
込み通路とを下吹出し時に位置するスタビライザーとリ
アガイダーとで閉塞することができるため、別個に閉塞
機構を設ける必要が無くなり、構造を簡素化できる。
【0062】また、請求項5記載の発明によれば、上吹
出し時は、前記リアガイダーで下吹出し通路を閉塞する
構成としたことで、上吹出し時に閉塞すべき下吹出し通
路を上吹出し時に位置するリアガイダーで閉塞すること
ができるため、別個に閉塞機構を設ける必要が無くな
り、構造を簡素化できる。
【0063】また、請求項6記載の発明によれば、上吹
出し時、回転ガイダーの回転角度を変化させることで、
前記送風機の吸込みに対して前記熱交換器側吸込み通路
及びバイパス吸込み通路との接続比率を変化させる回転
角度制御部を設けることで、上吹出し時、回転ガイダー
の回転角度を変化させて熱交換器側通路を広くするとバ
イパス吸込み通路は狭くなり熱交換器の通風量が多くな
りバイバス通風量が少なくなるので熱交換量が増加し、
逆に熱交換器側吸込み通路を狭くするとバイパス吸込み
通路は広くなるため熱交換器の通風量が少なくなりバイ
バス通風量が多くなるので熱交換量が減少し、回転ガイ
ダーの回転角度を変化させるだけで熱交換量の増減が容
易に可能となり、別途の能力制御機構なしで容易に能力
制御ができる。
【0064】また、請求項7記載の発明によれば、上吹
出し時、前記バイパス吸込み通路の開口率を可変する開
口率可変手段を設けたことで、上吹出し時にバイパス吸
込み通路の開口率を可変する開口率可変手段を用いて能
力制御を行うため、より精度の良い能力制御ができ、回
転ガイダーは風回路として最適な位置に設定できるので
送風機を最適な効率で運転できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の温風暖房機の下吹出し時の
システムの構成図
【図2】同温風暖房機の上吹出し時のシステムの構成図
【図3】同温風暖房機の送風機の構成を示す図
【図4】同温風暖房機の送風機の構成を示す斜視図
【図5】同温風暖房機の暖房時の温度分布測定位置を示
す図
【図6】同温風暖房機の上吹出し時の図5のA面におけ
る風の流れを示す図
【図7】同温風暖房機の上吹出し時の図5のB面、C面
の高さ方向の温度分布図
【図8】本発明の実施例2における温風暖房機の上吹出
し時のシステムの構成図
【図9】同温風暖房機の下吹出し時のシステムの構成図
【図10】同温風暖房機の主要部の構成斜視図
【図11】本発明の実施例3におけるシステムの構成図
【図12】本発明の実施例4におけるシステムの構成図
【図13】本発明の実施例5におけるシステムの構成図
【図14】従来の温風暖房機の構成図
【符号の説明】
11 送風機 12 下吹出し口 13 下吹出し通路 14 上吹出し口 15 上吹出し通路 16 熱交換器側吸込み通路 17 熱交換器 18 バイパス吸込み通路 19 回転ファン 20 リアガイダー 21 スタビライザー 24a、24b 端板 25 回転ガイダー 28 切換え手段 32 送風機の吸込み口 45 隔壁 48 回転角度制御部 51 開口率可変手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送風機と、前記送風機の吸込み側に位置す
    る熱交換器と、温風吹出しを下吹出しと上吹出しとに切
    換える切換え手段とを備え、下吹出し時は、前記送風機
    の吸込みを前記熱交換器を通過した空気のみとし、上吹
    出し時は、前記送風機の吸込みを前記熱交換器を通過し
    た空気と前記熱交換器をバイパスした空気となるように
    構成した温風暖房機。
  2. 【請求項2】送風機であるクロスフローファンと、前記
    クロスフローファンのリアガイダーとスタビライザーと
    を両端板で一体化し、前記クロスフローファンの回転フ
    ァンの中心軸と略同一中心軸で回転自在な構成とした回
    転ガイダーと、下吹出し口を有する下吹出し通路、上吹
    出し口を有する上吹出し通路、熱交換器と前記送風機の
    吸込みとの間の熱交換器側吸込み通路、前記熱交換器を
    バイパスするバイパス吸込み通路とを備え請求項1記載
    の温風暖房機。
  3. 【請求項3】上吹出し通路と熱交換器側吸込み通路とは
    隔壁にて仕切られ、下吹出し時は、前記隔壁を前記回転
    ガイダーの回転移動と連動して前記上吹出し通路を閉塞
    する位置へ移動する構成とした請求項2記載の温風暖房
    機。
  4. 【請求項4】下吹出し時は、スタビライザーで上吹出し
    通路を閉塞し、リアガイダーでバイパス吸込み通路を閉
    塞する構成とした請求項2記載の温風暖房機。
  5. 【請求項5】上吹出し時は、リアガイダーで下吹出し通
    路を閉塞する構成とした請求項2記載の温風暖房機。
  6. 【請求項6】上吹出し時、回転ガイダーの回転角度を変
    化させることで、送風機の吸込みに対して熱交換器吸込
    み通路及びバイパス吸込み通路との接続比率を変化する
    構成とした請求項2記載の温風暖房機。
  7. 【請求項7】上吹出し時、バイパス吸込み通路の開口率
    を可変する開口率可変手段を有する構成とした請求項2
    記載の温風暖房機。
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