JPH11229679A - 鍵箱管理装置 - Google Patents

鍵箱管理装置

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JPH11229679A
JPH11229679A JP2875398A JP2875398A JPH11229679A JP H11229679 A JPH11229679 A JP H11229679A JP 2875398 A JP2875398 A JP 2875398A JP 2875398 A JP2875398 A JP 2875398A JP H11229679 A JPH11229679 A JP H11229679A
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JP
Japan
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key box
reservation information
information
management center
card
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Application number
JP2875398A
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English (en)
Inventor
Takeshi Nishibe
毅 西部
Junichi Sumiya
順一 角谷
Takuya Kashima
拓也 香島
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NTT Software Corp
Original Assignee
NTT Software Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、話中遭遇が回避され、施設等の改
造が最小限に抑えられた遠隔の施設等の利用予約及び施
設管理を一元的に行う装置の提供を目的とする。 【解決手段】 本発明の鍵箱管理装置は、施設の鍵を格
納する鍵箱3と、通信線2を介して鍵箱3に接続され、
施設の鍵箱3の施錠を管理する管理センタ1とにより構
成され、管理センタ1から鍵箱3に施設の予約情報を予
め送信するダウンロード手段4を有する。本発明によれ
ば、対象となる施設の鍵の施錠を直接行うのではなく、
施設用の鍵を収容する鍵箱が設けられ、管理センタから
遠隔的に鍵箱が管理される。また、管理センタから鍵箱
に施設の予約情報を予めダウンロードすることにより、
施設利用の混雑時に鍵箱から管理センタへのアクセスを
行う必要が無くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔の施設等の利
用予約及び施設管理を一元的に行う装置に係わり、特
に、施設の鍵を保管する鍵箱を遠隔的に管理する鍵箱管
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、施設等の利用を予約センタのよう
な管理センタで予約し、予約した利用者だけが施設等の
開錠・施錠を行なう施設利用の管理形態が知られてい
る。このような施設利用の管理形態では、鍵又は鍵に代
わる施錠装置自体を管理する方式、並びに、鍵を保管す
る鍵箱を管理する方式が知られている。
【0003】従来、施設管理において、鍵及び鍵箱を使
用せずに施設のドアを直接施錠する磁気カード等を管理
センタで発行し磁気カード装置等と管理センタとをネッ
トワークで接続して集中管理するシステムが、例えば、
特開平7−334719号、特開平7−220183号
及び特開平9−259195号に提案されている。ま
た、従来、ビル等の個室の鍵を格納する鍵箱を管理セン
タとネットワークで接続して集中管理するシステムが、
例えば、特開平6−12580号及び特開平7−268
03号に提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の施設管理の
場合、施設ドア等に磁気カード装置、電子ドアロック装
置等の新たな施錠装置を取り付けるため既存施設の改造
が必要であり、それに伴って、導入費用が高価になると
いう問題点がある。また、ドアを開錠する度に管理セン
タに接続して施設利用の予約情報と照合するため開錠す
るまでに時間がかかるという欠点がある。さらに、開錠
・施錠する利用施設の利用日時は一般的にいずれの施設
でも略同じであることが多く、特定の時刻に管理センタ
へのアクセスが集中するという傾向があるため、管理セ
ンタとの接続頻度が高い場合には、話中遭遇となり容易
に接続できない状況が発生し得る。特に、利用施設が多
い場合は話中遭遇の可能性が極めて高くなる。
【0005】一方、従来の鍵箱を集中管理するシステム
の場合に、管理センタは、一般的に管理センタと同じビ
ルに設けられた鍵箱を集中管理することが意図され、遠
隔地にある施設の鍵箱を集中管理することが想定されて
いない。従って、鍵箱と管理センタは、構内LAN等を
使用して接続されているため、話中遭遇の対策は考慮さ
れていない。
【0006】施設等が遠隔地にある場合には、構内LA
Nを利用することはできず、また、専用の回線を設ける
ことは費用を増大させるので、話中遭遇の対策は不可欠
である。従って、本発明は、上記従来技術の問題点に鑑
み、話中遭遇が回避され、施設等の改造が最小限に抑え
られた遠隔の施設等の利用予約及び施設管理を一元的に
行う装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図である。同図に示す如く、本発明の鍵箱管理装置は、
施設の鍵を格納する鍵箱3と、通信線2を介して鍵箱3
に接続され、施設の鍵箱3の施錠を管理する管理センタ
1とにより構成され、管理センタ1から鍵箱3に施設の
予約情報を予め送信するダウンロード手段4を有するこ
とを特徴とする。
【0008】本発明によれば、対象となる施設の鍵の施
錠を直接行うのではなく、施設用の鍵を収容する鍵箱が
設けられ、管理センタから遠隔的に鍵箱を管理する。鍵
箱を設けることにより、既存設備の改造が不要となり、
導入費用を安価に抑えることが可能である。また、予約
日の前日若しくは当日の早朝又は予約情報の登録若しく
は変更の際等に予め、管理センタから鍵箱に施設の予約
情報をダウンロードすることにより、施設利用の混雑時
に鍵箱から管理センタへのアクセスを行う必要がないの
で、管理センタと鍵箱との間の通信の頻度が低減し、話
中遭遇が回避される。
【0009】さらに、本発明によれば、管理センタ1
は、予約情報を記録装置に格納する予約情報格納手段1
1と、予約情報をIDカードに記録させるIDカード発
行手段12とを有する。鍵箱3は、ダウンロード手段4
の一部分を構成し、管理センタ1から鍵箱に送信された
予約情報を記録装置に記録する予約情報記録手段31
と、IDカードに記録されたIDカード情報を読み取る
IDカード読み取り手段32と、鍵箱の予約情報記録手
段31によって記録された予約情報を読み取られたID
カード情報と比較する情報比較手段33と、情報比較手
段33による比較の結果に基づいて鍵箱3の施錠の解除
を管理する施錠解除手段34とを有する。
【0010】このように、本発明によれば、管理センタ
において予約情報が記録されたIDカードを発行し、鍵
箱では事前に発行されたIDカードを読み取ることによ
って、予約情報とIDカード情報との比較を行い、比較
の結果に従って鍵箱の施錠を解除してよいか否かが判定
され、施錠を解除しても良いと判定された場合に、鍵箱
が開錠される。従って、本発明によれば、IDカードを
用いて鍵箱の開錠が行われる。
【0011】本発明のダウンロード機能は次のように実
現される。管理センタ1は、ダウンロード手段4の一部
分を構成し、予約情報格納手段11によって格納された
予約情報の中から所定の鍵箱3に対応する一定期間分の
予約情報を抽出する予約情報抽出手段13と、ダウンロ
ード手段4の一部分を構成し、抽出された予約情報を所
定の鍵箱3に送出する予約情報送出手段14とを有す
る。
【0012】このように一定期間分の予約情報を抽出し
て、管理センタから鍵箱に予めダウンロードすることに
より、通信線の混雑時、即ち、話中遭遇を回避したアク
セスが行える可能性が高まる。また、図2は本発明の鍵
箱管理装置の構成図である。同図に示された鍵箱管理装
置は、管理センタ1に問い合わせ回答手段15が設けら
れ、鍵箱3の情報比較手段33にIDカード情報問い合
わせ手段35が設けられている点で図1に示された鍵箱
管理装置と相違している。図2に示された鍵箱管理装置
のその他の構成要素は、図1に同じ参照番号で示されて
いる構成要素と同じである。
【0013】図2に示される如く、情報比較手段33
は、鍵箱3の予約情報記録手段31によって記録された
予約情報と読み取られたIDカード情報とが不一致の場
合に、IDカード情報を管理センタ1に送出するIDカ
ード情報問い合わせ手段35を含む。管理センタ1は、
IDカード情報問い合わせ手段35からIDカード情報
を受信し、受信されたIDカード情報を管理センタ1の
予約情報格納手段11によって格納された予約情報と比
較し、比較の結果を鍵箱3のIDカード情報問い合わせ
手段35に送信する問い合わせ回答手段15を更に有す
る。
【0014】これにより、カード内容を読み込み、カー
ド内容が鍵箱に予めダウンロードされているデータ内容
と異なっている場合、鍵箱から管理センタにアクセス
し、管理センタ側で保持しているデータと照合して、一
致していたら正しい利用者と判断して開錠することが可
能になる。従って、データを鍵箱にダウンロードした後
に、予約内容に変更があっても、変更の都度データを鍵
箱にダウンロードすることなく正しく照合することが可
能である。また、鍵箱から管理センタへのアクセスは、
データ内容が不一致の場合に限られるので、管理センタ
へのアクセス頻度が減少し、話中遭遇が生じる可能性が
低下する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例によれば、ID
カードとして、事前に管理センタの予約端末から発行さ
れた磁気カード等を利用することができる。磁気カード
等のIDカードに記録されているIDカード情報は、鍵
箱のIDカード読取装置、例えば、磁気カード読み取り
装置によって鍵箱に読み込まれる。一方、鍵箱には、管
理センタから予約情報が予めダウンロードされている。
予約情報のダウンロードは、毎日定期的に、例えば、毎
朝、毎晩又は定時等に行ってもよい。磁気カード読み取
り装置から読み込まれたIDカード情報は、予め鍵箱に
ダウンロードされた予約情報と照合され、一致が確認さ
れたならば、鍵箱を開錠させる。
【0016】IDカード情報と予約情報との照合によっ
て鍵箱の開錠の可否を判定するために、IDカードに記
録されるIDカード情報と、管理センタから鍵箱にダウ
ンロードされる予約情報とを対応付けることが必要があ
る。この対応付けの第1の例として、IDカード情報が
ID番号であり、予約情報がID番号及び施設を利用す
る利用日時である場合を想定することができる。ここ
で、ID番号とは施設利用のための情報、即ち、施設
名、利用者名及び利用日時の組と1対1に対応するよう
に設定される番号である。この場合、照合時に、IDカ
ードから読み取られたID番号と、ダウンロードされた
ID番号とが比較され、鍵箱に設けられた電子カレンダ
及び時計から読み取られた現在の日付及び時刻と、ダウ
ンロードされた利用日時とが比較され、鍵箱の開錠の可
否が判定される。
【0017】或いは、対応付けの第2の例として、ID
カード情報がID番号及び利用日時であり、予約情報が
ID番号である場合が考えられる。この場合、照合時
に、IDカードから読み取られたID番号と、ダウンロ
ードされたID番号とが比較され、鍵箱に設けられた電
子カレンダ及び時計から読み取られた現在の日付及び時
刻と、IDカードから読み取られた利用日時とが比較さ
れ、鍵箱の開錠の可否が判定される。
【0018】また、上記第1の例及び第2の例の両方の
場合に、利用日時の他に利用する施設に対応した施設I
Dを追加してもよい。この場合、鍵箱に施設IDを表わ
すディップスイッチを設けることにより、IDカード情
報又は予約情報に含まれる施設IDと、実際の鍵箱が設
置された施設の施設IDとを比較することが可能にな
る。
【0019】一般的に言うと、IDカード情報を多くす
ると、予約情報が少なくなり、ダウンロード時間が短縮
されるが、利用情報を変更する際にIDカードを書き換
える必要が生じる。逆に、IDカード情報を少なくし、
例えば、ID番号だけが含まれるようにすると、利用日
時の変更等が行われてもIDカードを再発行する手間は
生じないが、予約情報が増えるのでダウンロード時間も
増加する。
【0020】また、鍵箱と管理センタを電話回線で接続
してもよい。この場合、アクセスを頻繁に行うと話中遭
遇の可能性が増加するため、当日分の施設運用情報(利
用者、利用日時など)を予めダウンロードすることが可
能である。更に、管理センタ側で予約内容に変更が加え
られたとき、リアルタイムに予約情報を再ダウンロード
してもよい。同様に、IDカードから読み取られたID
カード情報と、予め鍵箱にダウンロードされた予約情報
との照合の際に一致が確認されなかった場合、管理セン
タから鍵箱に予約情報を再ダウンロードさせてもよい。
この再ダウンロードにより、当日の予約内容の変更に応
じた臨機応変な鍵箱の施錠管理が実現される。
【0021】以下、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。図面を通じて同じ参照番号は同一又は類似した
構成要素を表わす。図3は、本発明の鍵箱管理装置を実
現する鍵箱管理システムの一実施例の構成図である。例
えば、汎用のコンピュータ装置により構成される管理セ
ンタ1は、公衆回線等のネットワーク2を経由して複数
台の鍵箱31 ,32 ,33 ,...に接続されている。
鍵箱31 ,32 ,33には、例えば、公共施設等の鍵が
保管されている。この例では、IDカード発行装置5は
管理センタに外付けの装置として設けられ、従来技術に
よるIDカード発行装置を利用することができる。
【0022】図4は、上記鍵箱管理システムの一実施例
において利用される鍵箱の構成図である。鍵箱3は、公
衆回線2を介して管理センタ1と接続された通信制御部
41を含む。通信制御部41には、モデムを使用しても
よい。通信制御部41に接続された予約情報記録部31
には、通信制御部41を介して管理センタ1からID番
号及び利用日時を含む予約情報がダウンロードされる。
本例では、予約情報はID番号及び利用日時である場合
を考える。予約情報記録部31は、ダウンロードされた
予約情報をメモリ部43に格納する。
【0023】IDカード読み取り部32は、管理センタ
から発行され、利用者が読み込ませたIDカードからI
Dカード情報を読み取る。本例では、IDカード情報は
ID番号である。次に、情報比較部33は、IDカード
から読み取られたIDカード情報と、メモリ部43に記
憶された予約情報とを照合する。IDカード情報と予約
情報とが一致していると判定された場合、情報比較部3
3は鍵箱処理部42に対し照合結果を通知する。鍵箱処
理部42は、IDカード情報と予約情報とが一致してい
ると判定されているので、施錠解除部34の一部分を構
成する扉ロック制御部45に解除命令を通知する。解除
命令を通知された扉ロック制御部45は、鍵箱の扉のロ
ックを解除する。
【0024】IDカード情報と予約情報とが一致しない
場合、情報比較部33は、IDカード情報問い合わせ部
35を起動する。IDカード情報問い合わせ部35は、
通信制御部41を介して管理センタ1に接続し、利用者
が読み込ませたIDカード情報が管理センタ1により認
証されるか否かを管理センタ1に問い合わせる。管理セ
ンタ1によってIDカード情報が認証された旨がIDカ
ード情報問い合わせ部35に通知された場合、情報比較
部33は鍵箱処理部42にIDカード情報が認証された
旨を通知する。次に、鍵箱処理部42は、扉ロック制御
部45に対し解除命令を通知する。管理センタ1によっ
てIDカード情報が認証されなかった場合、不正なID
カードの使用であると判定し、情報比較部33はIDカ
ード情報が認証されなかった旨を鍵箱処理部42に通知
する。このとき、鍵箱処理部42は、扉ロック制御部4
5に鍵箱の扉のロックを解除させない。認証の確認のた
め管理センタに接続したとき、確認結果が不一致であっ
た等のメッセージを表示する機能を鍵箱に設けることが
できる。
【0025】施錠解除部46の一部を構成する鍵掛けフ
ック制御部46は、鍵箱内のフックに鍵が掛けられてい
るか否かを判断し、鍵箱処理部42に通知するため設け
られている。表示ランプ部47は、ロック解除、ロッ
ク、通信中、話中、又は、NGの鍵箱のステータスを鍵
箱処理部42からの指示に従って表示するため設けられ
ている。
【0026】図5は、上記本発明の一実施例の鍵箱の実
装例の模式図である。同図には、鍵箱を構成する扉と、
フックと、CPU、メモリ及びモデムを内蔵するボック
スと、IDカード読み取り部44と、表示ランプ部47
とが示されている。CPU、メモリ及びモデムを内蔵す
るボックスは、図4を参照して説明した通信制御部41
と、予約情報記録部31と、メモリ部43と、情報比較
部33と、鍵処理部42と、施錠解除部34とを実現す
るため設けられている。
【0027】フックは、図4を参照して説明した鍵掛け
フック制御部46を実現するため、鍵の有無を感知する
センサを有する。図6は、図3に示した鍵箱管理システ
ムにおいて使用される管理センタの構成図である。以
下、図6を参照して管理センタの構成を説明する。オペ
レータは、例えば、コンピュータのキーボード又はマウ
スのような入力装置51を用いて予約情報を入力部52
に入力する。入力された予約情報は、表示部53を介し
て表示装置54に表示される。入力部52に接続された
予約情報格納部11は入力部52から得た予約情報をフ
ァイル部55に格納し、オペレータによって新たに入力
された予約情報を管理センタ処理部56に通知する。
【0028】新しい予約情報を通知された管理センタ処
理部56は、IDカード発行制御部57に予約情報に基
づいたIDカードの発行を依頼する。IDカード発行制
御部57はIDカード発行装置5を介してIDカードを
発行する。また、管理センタ処理部56は、予約情報を
鍵箱にダウンロードするため、予め指定された時刻(毎
日定時)等のタイミング又はオペレータがダウンロード
を入力装置より指示した場合に、予約情報抽出部13に
対しファイル部55からダウンロードする予約情報を抽
出させる。予約情報抽出部13によってファイル部55
から抽出された予約情報は、予約情報送出部14に送ら
れ、対応した鍵箱に送信するためのフォーマットに変換
される。送信用フォーマットに変換された予約情報は、
例えば、モデムにより構成される通信制御部59に送ら
れ、公衆回線2を介して対応する鍵箱に送信される。
【0029】また、問い合わせ回答部15は、通信制御
部59を介して鍵箱からIDカード情報の問い合わせを
受け、問い合わせのあったIDカード情報に対応する予
約情報をファイル部55から検索し、IDカード情報の
認証の可否を判定する。問い合わせ回答部15により判
定された結果は、通信制御部59を介して鍵箱に通知さ
れる。
【0030】
【実施例】次に、鍵箱、管理センタ及びオペレータの処
理内容を示す図7乃至13を参照して、本発明の一実施
例による鍵箱管理システムの通常運転時の動作を説明す
る。図7は通常運転時の予約登録の処理シーケンスを示
している。ステップ1において事前にオペレータが管理
センタ側に施設に関する情報を入力し、ステップ2にお
いて施設名、鍵箱の電話番号、ディップスイッチ番号等
が管理センタに登録される。
【0031】図11は本発明の一実施例において事前に
管理センタ側に登録される施設に関する情報を示す図表
である。施設名は、施設を識別する名前であり、登録後
にデータベースを検索する際のキーに利用される。鍵箱
の電話番号は、ダウンロード時や鍵箱を強制開放すると
きなどに、管理センタからダイアルアップするために使
用される鍵箱自体の電話番号である。ディップスイッチ
の番号とは、各鍵箱に設けられ、鍵箱を特定するための
ディップスイッチの番号である。その他に、施設の住
所、管理責任者名、利用可能日時(例えば、運営してい
る時間、休館日等)、施設内の設備等の情報が登録され
る。
【0032】事前登録の完了後、ステップ3において、
オペレータは電話連絡や窓口受付等により施設利用の申
込みを受け付ける。次に、ステップ4において、オペレ
ータは受け付けた申込みの情報を予約登録として管理セ
ンタに入力する。ステップ5において、オペレータによ
って入力された登録種別、施設名、予約者名、予約者連
絡先、利用日時、受付時間等の情報が管理センタに登録
される。本実施例では、予約登録される情報の中に、登
録種別という情報が含まれている。登録種別とは、予約
を受け付けた時点で正式な予約者として登録される場合
と、予約を受け付けられた予約者を仮の予約者として登
録し、その後、仮の予約者の間で抽選を行って正式な予
約者を決定し、登録する場合とを考慮して設けられてい
る。この例の場合、登録種別の具体的な内容は、仮の予
約に対応する「予約」と、正式な予約に対応する「登
録」である。図12には上記本発明の一実施例において
予約登録時に必要なパラメータが列挙されている。
【0033】予約登録が行われると、管理センタは、ス
テップ6において予約登録に対応した登録番号を払い出
す。この登録番号は、以降、予約登録者をDBで検索す
る際のキーとして利用することが可能である。尚、登録
番号は、施設毎にユニークな登録番号が払い出されるよ
うに、サイクリックなシーケンシャル番号として発生さ
れる。
【0034】管理センタは、ステップ7において登録番
号を表示し、更に、ステップ8において、登録番号、施
設名、予約者名、利用日時等の情報をオペレータに通知
する。オペレータは、ステップ9において、管理センタ
から通知された情報に基づいて、例えば、予約簿を作成
することが可能である。図8は、本発明の一実施例によ
る通常運転時のIDカード発行の処理シーケンス図であ
る。図7を参照して説明した処理に続いて、登録種別が
「登録」又は「予約」のいずれであるかが判定される。
ステップ10において、オペレータが登録種別が「登
録」ではない、即ち、「予約」であると判定した場合、
次に、ステップ12において抽選による登録者選定が行
われる。抽選により登録者が選定された場合、オペレー
タは、ステップ13において、選定された登録者の登録
種別を「予約」から「登録」に変更するため、施設名及
び登録者番号又は予約者名を管理センタに通知する。ス
テップ14において、管理センタは、登録種別を変更す
べき登録番号又は予約者名を受ける。
【0035】このように、登録種別が「登録」である場
合、ステップ15において、管理センタはID番号の払
い出しを行う。尚、管理センタがステップ11において
登録種別が「登録」であると判定した場合にもステップ
15においてID番号の払い出しが行われる。本実施例
の場合、ID番号の払い出しは、例えば、乱数、施設
名、利用日等を排他的論理和等を用いて加工し、一意の
番号とすることにより行われる。
【0036】ID番号の払い出し後、管理センタは、ス
テップ16において、カード発行の可否をオペレータに
問い合わせる。その際、ステップ17において、カード
に格納される予約情報に対応した登録番号、予約者名等
が管理センタからオペレータに通知される。ステップ1
8において、オペレータからカード発行の許可が通知さ
れると、管理センタは、ステップ19において、ID番
号をIDカード発行装置(または、カードライタ)に書
き込み、IDカードを発行する。尚、本実施例ではID
カード情報はID番号であるとしているが、既に説明し
た如く、IDカード情報にID番号以外の情報、例え
ば、施設ID等を追加しても構わない。
【0037】IDカードが発行された後、管理センタ
は、ステップ20において、実際にDB内に格納された
予約情報の登録種別を変更し、ID番号をセーブする。
これにより、管理センタ側で実際の登録が完了する。
尚、オペレータは、ステップ21において、管理センタ
から発行されたIDカードを受け取る。図9は、本発明
の一実施例による通常運転時の予約情報ダウンロードの
処理シーケンス図である。図8を参照して説明した処理
に続いて、予約日の早朝又は前夜に、管理センタから鍵
箱に予約情報がダウンロードされる。
【0038】ステップ22において、管理センタは鍵箱
にダイアルアップする。本実施例の場合、ダイアルアッ
プはタイマ起動により自動的に行われる。ステップ23
において、鍵箱は管理センタからのダイアルアップを受
信する。次に、ステップ24及びステップ25におい
て、管理センタ及び鍵箱は接続の完了を確認する。接続
の完了後、鍵箱は、ステップ26において予約情報の送
信を要求する。そのため、ステップ27において、鍵箱
を特定するディップスイッチ番号が鍵箱から管理センタ
に送信される。これに応じて、管理センタは、ステップ
28において、予約情報を鍵箱に送信し、鍵箱がこの予
約情報を受信する。本実施例の場合、予約情報はID番
号と利用日時である。既に説明した通り、ダウンロード
される予約情報は、IDカードに書き込まれるIDカー
ド情報との組合せに応じて適宜決められる。予約情報を
受信した鍵箱は、ステップ29において予約情報をメモ
リに格納する。
【0039】このように、予約情報が管理センタから鍵
箱にダウンロードされたならば、鍵箱はステップ30に
おいて格納結果を管理センタに送信する。鍵箱からの格
納結果を受信した管理センタは、ステップ31において
結果を確認し、結果に応じて一定時間経過後のリトライ
処理、オペレータへの通知を行う。管理センタは結果確
認処理の終了後、ステップ32において通信接続の切断
処理を行ない、鍵箱の通信接続の切断を始動し、鍵箱は
ステップ33において通信接続を切断する。
【0040】図10は、本発明の一実施例による鍵管理
システムの通常運用時に利用者が施設を利用する際の処
理シーケンス図である。予約者が鍵箱を利用するとき、
ステップ40において、予約者はIDカードを鍵箱のI
Dカード読み取り部(カードリーダ)に挿入し、IDカ
ードを読み込ませる。次に、ステップ42において、鍵
箱は、挿入されたIDカード情報と、IDカードのID
番号についてダウンロードされメモリに格納された予約
情報とを照合してチェックする。
【0041】チェック結果がNGの場合、予約情報照合
NG処理に進む(ステップ44)。チェック結果がOK
の場合、ステップ46に進み、鍵箱は、鍵箱の扉のロッ
クを解除し、ロック解除ランプを点灯させ、扉を開け
る。扉が開いたとき、利用者は鍵箱内のフックに掛けら
れている利用施設の鍵を取り出す。鍵を取り出すと、フ
ックが上昇するような仕組みが設けられている。また、
鍵箱の扉はバネ式になっているため、鍵が取り出された
後、扉は自動的に閉じ、再びロックされる。
【0042】以上の処理により、通常運用時の施設利用
の必須的な処理が終了する。しかし、本発明の一実施例
によれば、以下に説明するステップ48乃至70を選択
的に付加することが可能である。鍵箱は、扉が開放され
た後、所定時間内に扉がロックされたか否かを監視し、
所定時間内に扉のロックを検出したとき、又は、扉がロ
ックされずに所定時間が経過した後に、管理センタとの
通信を開始する。このため、ステップ48において、鍵
箱は管理センタにダイアルアップする。ステップ50に
おいて、管理センタは鍵箱からのダイアルアップを受信
する。次に、ステップ52及びステップ54において、
鍵箱及び管理センタは接続の完了を確認する。鍵箱は、
管理センタとの通信が確立されたならば、ステップ56
において、鍵箱の扉の開閉の状態を表わす扉のロック信
号と、鍵がフックに掛かっているか否かの状態、即ち、
鍵箱内の鍵の有無を表わす鍵掛けフック信号と、ディッ
プスイッチ番号及びID番号を管理センタに送信する。
鍵箱ステータス情報を受信した管理センタは、ステップ
58において通信接続の切断処理を行ない、鍵箱の通信
接続の切断を始動し、鍵箱はステップ60において通信
接続を切断する。
【0043】鍵箱の扉の開閉状態及び鍵の有無の状態等
を取得した管理センタは、ステップ62において、取得
された状態を予約情報と照合し、ID番号が管理センタ
に登録された利用日時以外の利用であるならば、ステッ
プ64に進み、オペレータにその旨の警告をする。これ
により、当日キャンセルした利用者が無断で施設を利用
することを防止することが可能である。
【0044】予約情報との照合結果がOKであるなら
ば、管理センタはステップ66において利用状況等を記
録する。次に、ステップ68において、鍵箱のロックが
解除されてから一定時間経過後に、鍵箱の扉がロックさ
れているか否かを判定し、ロックされていない場合、ス
テップ70に進み、その旨をオペレータに警告する。
尚、利用者が鍵を鍵箱に戻す際にも上記と同様の処理を
行う。利用者はIDカードを通してID番号チェックを
行う。利用者は、鍵箱の扉が開いた後、利用施設の鍵を
鍵箱の鍵掛けフックに戻す。鍵をフックに掛けると、鍵
の重さによって鍵掛けフックは下がる。鍵箱の扉はバネ
式であるため、鍵が戻された後、鍵の扉は自動的に閉ま
り、ロックされる。鍵箱の扉が開いてから所定時間が経
過するか、又は、所定時間内に扉がロックされることに
より、鍵箱は管理センタと通信を開始する。管理センタ
との通信が確立されたならば、鍵箱は、鍵箱の扉のロッ
ク状態を示す信号と、鍵掛けフックが下がっている状態
であるか否かを示す信号と、ID番号及びディップスイ
ッチ番号を管理センタに送信する。
【0045】図13は、本発明の一実施例において、施
設利用時にIDカード情報と予約情報とが一致しない場
合の処理シーケンス図である。図10のステップ44で
説明したIDカード情報と予約情報との照合の結果がN
Gである場合、鍵箱は、ステップ80において管理セン
タへのダイアルアップを開始し、通話中ランプを点灯す
る。話中の場合には、話中ランプを点灯させ、リダイア
ルを開始する。ステップ82において、管理センタがダ
イアルアップを受信した後、ステップ84及びステップ
86において、鍵箱及び管理センタは、夫々接続の完了
を確認し、通信が確立する。
【0046】通信が確立された後、鍵箱は、ステップ8
8において管理センタに対し認証を要求し、ステップ5
5においてディップスイッチ番号、ID番号を通知す
る。管理センタは、ステップ90において、鍵箱から送
信された情報と予約情報とを照合する。ステップ92に
おいて、管理センタは照合結果を鍵箱に通知する。鍵箱
は、照合結果がNGの場合には、ステップ94において
NGランプを点灯する。照合結果がOKの場合には、鍵
箱は、ステップ96において、鍵箱の扉のロックを解除
し、ロック解除ランプを点灯させ、扉を開ける。
【0047】以上のステップ80乃至96は、IDカー
ド情報と予約情報とが一致しない場合に行う必要がある
処理である。しかし、本発明の一実施例によれば、以下
のステップ98乃至110を選択的に実行してもよい。
鍵箱は、ステップ96において扉が開放された後、所定
時間内に扉がロックされたか否かを監視し(ステップ9
8)、所定時間内に扉のロックを検出したとき、又は、
扉がロックされずに所定時間が経過した後に、ステップ
100において、鍵箱の扉の開閉の状態を表わす扉のロ
ック信号と、鍵がフックに掛かっているか否かの状態、
即ち、鍵箱内の鍵の有無を表わす鍵掛けフック信号と、
ディップスイッチ番号と、ID番号とを管理センタに送
信する。
【0048】次に、ステップ102及びステップ104
において、管理センタ及び鍵箱は夫々通信接続を切断す
る。鍵箱の扉の開閉状態及び鍵の有無等の状態を取得し
た管理センタは、ステップ106において利用状況等を
記録する。次に、管理センタは、ステップ108におい
て、鍵箱のロックが解除されてから一定時間経過後に鍵
箱の扉がロックされているか否かを判定し、ロックされ
ていない場合、ステップ110に進み、その旨をオペレ
ータに警告する。
【0049】図14は本発明の一実施例において選択的
に実行され得る強制解放時の処理シーケンス図である。
強制開放とは、例えば、利用者がIDカードを紛失した
場合に、管理センタから鍵箱に開放要求を送出して鍵箱
の扉のロックを強制解除する処理である。ステップ12
0において、オペレータが鍵箱の強制開放要求を電話連
絡などによって受け付けると、ステップ122におい
て、管理センタに対し、施設一覧表示を要求する。施設
一覧表示を要求された管理センタは、ステップ124に
おいて施設一覧を表示する。
【0050】オペレータは、ステップ126において、
管理センタの表示装置に表示された施設一覧表示を確認
し、次に、ステップ128において、強制開放すべき鍵
箱に対応した施設を選択し、管理センタに通知する。強
制開放すべき鍵箱を通知された管理センタは、ステップ
130において、対応する鍵箱に対しダイアルアップ接
続を行う。対応する鍵箱は、ステップ132において、
ダイアルアップを受信し、ステップ134及びステップ
136において、管理センタ及び鍵箱は、夫々接続の完
了を確認し、通信が確立する。
【0051】通信の確立後、ステップ138において、
鍵箱は、管理センタに対し、要求を送信するよう要求
し、管理センタは鍵箱から送信されたディップスイッチ
番号を受信する。次に、ステップ140において、管理
センタは、鍵箱に対し、鍵箱の扉を開放する要求を送信
する。開放要求を受信した鍵箱は、ステップ142にお
いて鍵箱の扉のロックを解除し、ロック解除ランプを点
灯させ、扉を開ける。
【0052】次に、ステップ144及びステップ146
において、鍵箱及び管理センタは夫々通信接続を切断す
る。管理センタは、ステップ148において利用状況を
更新し、ステップ150において、オペレータに対し強
制解放完了を通知する。図15は、本発明の一実施例に
おいて当日の予約変更が合った場合のリアルタイムダウ
ンロードの処理シーケンス図である。リアルタイムダウ
ンロードとは、通常のダウンロード後に、予約情報の変
更が行われた場合に、予約情報を再ダウンロードする機
能である。
【0053】ステップ170において、オペレータが当
日の予約変更を電話連絡などによって受け付けると、ス
テップ172において、管理センタに対し、施設一覧表
示を要求する。施設一覧表示を要求された管理センタ
は、ステップ174において施設一覧を表示する。オペ
レータは、ステップ176において、管理センタの表示
装置に表示された施設一覧表示を確認し、次に、ステッ
プ178において、ID番号、利用日時、施設名、及び
予約者等の予約内容を管理センタに通知し、予約内容の
変更を要求する。
【0054】予約内容の変更を依頼された管理センタ
は、ステップ180において、変更された予約内容を格
納する。管理センタは、ステップ182において、対応
する鍵箱に対しダイアルアップ接続を行う。対応する鍵
箱は、ステップ184において、ダイアルアップを受信
し、ステップ186及びステップ188において、管理
センタ及び鍵箱は、夫々接続の完了を確認し、通信が確
立する。
【0055】通信の確立後、ステップ190において、
鍵箱は、管理センタに対し、要求を送信するよう要求
し、管理センタは鍵箱から送信されたディップスイッチ
番号を受信する。次に、ステップ192において、管理
センタは、鍵箱に対し、予約内容を変更するため、変更
後の予約情報、即ち、ID番号、利用日時を通知する。
予約内容の変更を受信した鍵箱は、ステップ194にお
いて予約情報をメモリに格納する。
【0056】このように、予約情報が管理センタから鍵
箱にダウンロードされたならば、鍵箱はステップ196
において格納結果を管理センタに送信する。鍵箱からの
格納結果を受信した管理センタは、ステップ198にお
いて結果を確認し、結果に応じて一定時間経過後のリト
ライ処理、オペレータへの通知を行う。管理センタは結
果確認処理の終了後、ステップ200において通信接続
の切断処理を行ない、鍵箱の通信接続の切断を始動し、
鍵箱はステップ202において通信接続を切断する。最
後に、管理センタは、ステップ204においてオペレー
タに対し予約変更の完了を通知する。
【0057】尚、当日の予約内容の変更は、上記のリア
ルタイムダウンロード機能以外の機能、例えば、鍵箱の
予約情報とIDカードのID番号とが不一致の場合に管
理センタの予約情報と照合する機能を用いて実現するこ
とが可能である。しかし、本発明の一実施例のリアルタ
イムダウンロード機能は、予め予約内容の変更後に再ダ
ウンロードするため、利用時の通信時間を軽減すること
ができる。このようなリアルタイムの再ダウンロード機
能により、当日の臨機応変な変更が可能になる。
【0058】本発明は、上記の実施例に限定されること
なく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能であ
る。
【0059】
【発明の効果】上記の説明の通り、本発明によれば、鍵
箱を設けることにより、既存設備の改造が不要となり、
導入費用を安価に抑えることができる。また、管理セン
タから鍵箱に当日分の施設運用情報(利用者、利用日時
等)を予めダウンロードすることにより、鍵箱と管理セ
ンタとを電話回線で接続した場合の利用時の回線話中を
防止することが可能になる。
【0060】予めダウンロードされている情報と利用時
に読み込まれたカード内容とが一致しない場合には、管
理センタ側で保持されているデータとの照合が行われる
ので、施設運用情報をダウンロード後に予約内容が変更
されても正しい照合を行うことが可能であり、かつ、予
約内容の変更に対応するための鍵箱から管理センタへの
アクセス頻度も最小限に抑えられるため、話中が発生す
る頻度が低減される。その結果として、予約内容の変更
の自由度が増加する利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の鍵箱管理装置の構成図である。
【図3】本発明の一実施例の鍵箱管理システムの構成図
である。
【図4】本発明の一実施例による鍵箱の構成図である。
【図5】本発明の一実施例による鍵箱の模式図である。
【図6】本発明の一実施例による管理センタの構成図で
ある。
【図7】本発明の一実施例による予約登録の処理シーケ
ンス図である。
【図8】本発明の一実施例によるIDカード発行の処理
シーケンス図である。
【図9】本発明の一実施例による通常運転時の予約情報
ダウンロードの処理シーケンス図である。
【図10】本発明の一実施例による通常運転時の施設利
用の処理シーケンス図である。
【図11】本発明の一実施例による事前登録内容一覧の
図表である。
【図12】本発明の一実施例による登録時のパラメータ
一覧の図表である。
【図13】本発明の一実施例において施設利用時にID
カード情報と予約情報とが一致しない場合の処理シーケ
ンス図である。
【図14】本発明の一実施例における強制解放時の処理
シーケンス図である。
【図15】本発明の一実施例において当日の予約変更が
合った場合のリアルタイムダウンロードの処理シーケン
ス図である。
【符号の説明】 1 管理センタ 2 通信線 3 鍵箱 4 ダウンロード手段 11 予約情報格納手段 12 IDカード発行手段 13 予約情報抽出手段 14 予約情報送出手段 31 予約情報記録手段 32 IDカード読み取り手段 33 情報比較手段 34 施錠解除手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施設の鍵を収納する鍵箱と、 通信線を介して鍵箱に接続され、施設の鍵箱の施錠を管
    理する管理センタとにより構成される鍵箱管理装置であ
    って、 上記管理センタは、 予約情報を記録装置に格納する予約情報格納手段と、 上記予約情報をIDカードに記録させるIDカード発行
    手段と、 上記予約情報格納手段によって格納された予約情報の中
    から所定の鍵箱に対応する一定期間分の予約情報を抽出
    する予約情報抽出手段と、 上記抽出された予約情報を前記所定の鍵箱に送出する予
    約情報送出手段とにより構成され、 上記鍵箱は、 上記管理センタの予約情報送出手段からから送信された
    予約情報を記録装置に記録する予約情報記録手段と、 IDカードに記録されたIDカード情報を読み取るID
    カード読み取り手段と、 上記鍵箱の予約情報記録手段によって記録された予約情
    報を上記読み取られたIDカード情報と比較する情報比
    較手段と、 上記情報比較手段による比較の結果に基づいて、上記鍵
    箱の施錠の解除を管理する施錠解除手段とにより構成さ
    れ、 上記予約情報抽出手段、上記予約情報送出手段及び上記
    予約情報記録により形成されたダウンロード手段が上記
    管理センタから上記鍵箱に施設の予約情報を予め送信す
    ることを特徴とする鍵箱管理装置。
  2. 【請求項2】 上記情報比較手段は、上記鍵箱の予約情
    報記録手段によって記録された予約情報と上記読み取ら
    れたIDカード情報とが不一致の場合に、上記IDカー
    ド情報を上記管理センタに送出するIDカード情報問い
    合わせ手段を含み、 上記管理センタは、上記IDカード情報問い合わせ手段
    から上記IDカード情報を受信し、上記受信されたID
    カード情報を上記管理センタの上記予約情報格納手段に
    よって格納された予約情報と比較し、比較の結果を上記
    鍵箱のIDカード情報問い合わせ手段に送信する問い合
    わせ回答手段を更に有することを特徴とする請求項1記
    載の鍵箱管理装置。
JP2875398A 1998-02-10 1998-02-10 鍵箱管理装置 Pending JPH11229679A (ja)

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