JPH11229633A - 既存建物への免震装置の設置方法およびそれに用いる据付装置 - Google Patents

既存建物への免震装置の設置方法およびそれに用いる据付装置

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JPH11229633A
JPH11229633A JP3519498A JP3519498A JPH11229633A JP H11229633 A JPH11229633 A JP H11229633A JP 3519498 A JP3519498 A JP 3519498A JP 3519498 A JP3519498 A JP 3519498A JP H11229633 A JPH11229633 A JP H11229633A
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Yonosuke Hosaka
陽之助 保坂
Minoru Akiyama
稔 秋山
Noboru Sakaguchi
昇 坂口
Shigemi Sato
成美 佐藤
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豊 斉藤
Yasuhide Mochida
泰秀 持田
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徳治 中島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積層ゴム等の免震装置を、その性能を十分に
発揮できる位置に容易かつ確実に組み込むことのできる
既存建物への免震装置の設置方法およびそれに用いる据
付装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 既存建物の荷重を仮受部材13で支持
し、その下方に空間14を形成した後、免震装置3を据
付装置20で持ち上げて保持し、この据付装置20を移
動させることによって免震装置3を所定位置に位置決め
した後、免震装置3を据付装置20の昇降ジャッキ23
で下部ベース8上に下ろし、さらに、免震装置3の設置
後には、据付装置20を撤去し、しかる後に仮受部材1
3を取り払い、既存建物の荷重を免震装置3で受ける構
成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既存建物に免震ゴ
ム等の免震装置を据え付けるときに用いて好適な既存建
物への免震装置の設置方法およびそれに用いる据付装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビルやマンション等を初めとする
各種建物においては、地震による建物の破損や崩壊を防
ぐのはもちろんのこと、地震や各種交通振動等の振動が
建物内に伝わるのを防いで居住性を高めることのできる
免震構造や制振構造等の技術が採用されつつある。
【0003】このような技術としては、十分な性能を有
しつつもコストが比較的低く、また設置が容易であるこ
と等から、いわゆる積層ゴム等の免震装置を建物に組み
込む免震構造が多用される傾向にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うな技術は一般には新設の建物を対象としているが、耐
震性が低いと思われる古いビル等の既存の建物について
も、これを取り壊して建て替えたりすることなく耐震性
を高めたいという要求がある。これに対応して、建物に
補強フレーム等を組み込む等して躯体耐力を高め、これ
によって耐震性を向上させる補強技術等が開発されつつ
ある。また、新設の建物に多用されている積層ゴム等の
免震装置を既存の建物に組み込むことも考えられるが、
言うまでもなく既存の建物には積層ゴム等の免震装置を
組み込むためのスペースが元々設けられている訳ではな
いため、免震装置をその性能が十分に発揮できる位置に
容易かつ確実に組み込むことのできる技術が模索されて
いる。
【0005】本発明は、以上のような点を考慮してなさ
れたもので、積層ゴム等の免震装置を、その性能を十分
に発揮できる位置に容易かつ確実に組み込むことのでき
る既存建物への免震装置の設置方法およびそれに用いる
据付装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
既存建物の荷重を仮受部材で支持し、前記既存建物の下
方に免震装置を設置するための空間を形成した後、設置
すべき前記免震装置を、前記空間内で移動自在でかつ昇
降手段を備えた据付装置で持ち上げて保持し、該据付装
置を前記空間内で移動させて前記免震装置を定められた
位置に位置決めした後、保持した前記免震装置を前記昇
降手段により下ろし、しかる後に、前記据付装置を撤去
し、さらに前記仮受部材を取り払うことを特徴としてい
る。
【0007】請求項2に係る発明は、免震装置を定めら
れた位置に据え付けるときに用いる据付装置であって、
走行自在な台車部と、該台車部上に設けられて前記免震
装置を支持する支持部と、前記支持部を昇降させるため
の昇降機構とを備えてなり、前記支持部は前記免震装置
を定められた位置に据え付けた後に該据付装置を撤去す
るため、分割可能とされていることを特徴としている。
【0008】請求項3に係る発明は、請求項2記載の免
震装置の据付装置において、該据付装置が、前記支持部
上に前記免震装置の上部プレートを載置することによっ
て、前記免震装置を支持する構成とされていることを特
徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る既存建物への
免震装置の設置方法およびそれに用いる据付装置の実施
の形態の一例を、図1ないし図8を参照して説明する。
【0010】図1は既存建物の基礎部に免震装置を設置
した状態を示すものであって、この図において符号Aは
既存建物の基礎、1は基礎Aを構成するフーチング、2
はその下方に形成されたコンクリート製の耐圧盤、3は
免震装置である。
【0011】この図に示すように、免震装置3は、いわ
ゆる積層ゴムであり、下部プレート4と上部プレート5
との間に免震部6が備えられ、この免震部6は、ゴムと
鋼板とが上下方向に交互に積層された構成のものであ
る。尚、免震部6は平断面視略円形をなしており、下部
プレート4や上部プレート5は免震部6よりも大径とさ
れている。
【0012】この免震装置3は、耐圧盤2の上面に形成
された下部ベース8と、フーチング1の下面に一体に形
成された上部ベース9との間に設置されており、下部プ
レート4および上部プレート5がボルト等によって下部
ベース8,上部ベース9に固定されている。これによ
り、地震等が発生して、地盤側の耐圧盤2とその上方の
既存建物側のフーチング1とが水平方向に相対変位した
ときには、これが下部プレート4と上部プレート5を介
して免震装置3に伝達され、免震部6のゴムの弾性変形
により前記相対変位が減衰されるようになっている。
【0013】このように免震装置3を既存建物に設置す
るには、まず、図2に示すように、基礎Aのフーチング
1の周辺を掘削し、必要に応じ基礎Aを補強した後、そ
の下方の地盤中に鋼管杭12等を打ち込む。そして、こ
の鋼管杭12を既存建物の荷重を受けるための仮受部材
13とし、これら仮受部材13で既存建物の荷重を支持
した後、フーチング1の下方の地盤をさらに掘削し、こ
こに空間14を形成する。続いて、空間14の底面に必
要に応じ鉄筋等を配し、コンクリートを打設することに
より所定厚さの耐圧盤2を形成する。
【0014】この後、耐圧盤2上に、免震装置3を設置
させるための下部ベース8を、鉄筋の配筋およびコンク
リートの打設等を行って形成する。そしてこの下部ベー
ス8と上方のフーチング1との間に免震装置3を据え付
けるが、これには以下に示すような据付装置20を用い
る。
【0015】図3ないし図5に示すように、据付装置2
0は、台車部21と、支持フレーム(支持部)22と、
昇降ジャッキ(昇降手段、昇降機構)23とから概略構
成されている。
【0016】図3、図5に示したように、台車部21
は、平面視略コ字状の台車枠24に、複数の車輪25が
備えられ、これによって走行移動自在な構成となってい
る。
【0017】図3ないし図5に示したように、支持フレ
ーム22は、固定部26と、この固定部26に対して着
脱自在とされた着脱部27とから構成され、これら固定
フレーム部26および着脱フレーム部27は、それぞれ
断面視I型の鋼材から形成されている。
【0018】図4および図5に示したように、固定部2
6は、支持部材26aと、その両端部からそれぞれ直交
して延出する側部材26b,26bからなり、台車枠2
4と同様に平面視略コ字状をなしている。このとき、固
定部26の側部材26b,26bは、下部ベース8(図
1参照)の幅よりも大きな間隔を隔てて設けられてい
る。なお、図中符号28は、固定部26に一体に取り付
けられた補強材である。
【0019】また、図3および図4に示したように、着
脱部27は、固定部26に一体に取り付けられた取付ブ
ラケット29,29に、ボルト等によって着脱自在に固
定される構成となっている。
【0020】図4に示したように、これら固定部26と
着脱部27とからなる支持フレーム22は、着脱部27
を取り付けた状態で平面視ロ字状となるようになってい
る。図4および図5に示したように、この状態で、着脱
部27と、固定部26の支持部材26aとの間隔は、免
震装置3の上部プレート5の外径よりも小さく、かつ免
震部6よりも大きく設定されている。
【0021】図3および図5に示したように、昇降ジャ
ッキ23は、例えば図示した機械式のパンタグラフ型ジ
ャッキ、あるいは油圧ジャッキ等からなり、台車部21
の台車枠24と、支持フレーム22の固定部26との間
に複数設けられている。そして、これら昇降ジャッキ2
3を作動させることによって支持フレーム22を自在に
昇降できるようになっている。
【0022】そして、据付装置20の各車輪25は、少
なくとも支持フレーム22の固定部26の側部材26
b,26bの延在する方向に走行可能となるよう設けら
れており、さらには任意の方向に方向転換できるように
なっているのが好ましい。
【0023】このような据付装置20で免震装置3を据
え付けるには、予め工場等で製造した免震装置3を、ま
ず据付装置20に搭載する。これには、図6に示すよう
に、支持フレーム22の着脱部27(図4参照)を外し
た状態で、床上や台上に置いた免震装置3に接近させ、
固定部26の支持部材26aを免震装置3の上部プレー
ト5の下側に差し込む。続いて、図7に示すように、着
脱部27を固定部26の取付ブラケット29,29にボ
ルト等で取り付ける。すると、この着脱部27も免震装
置3の上部プレート5の下側に入り込むこととなる。
【0024】次いで、図2に示したように、昇降ジャッ
キ23を伸ばし、支持フレーム22を上昇させると、免
震装置3の上部プレート5が支持フレーム22の上面に
載置され、持ち上げられることとなる。そして、このよ
うにして免震装置3を支持した据付装置20を耐圧盤2
上で移動させ、この免震装置3を設置すべき下部ベース
8に移動させる。そして、下部ベース8の鉛直上方にお
いて、免震装置3の位置や方向を位置決め(下部プレー
ト4の固定用ボルト穴の位置等を合わせるため)しつ
つ、昇降ジャッキ23を縮めて支持した免震装置3を下
部ベース8の上面に下ろす。さらに、免震装置3の下部
プレート4を下部ベース8にボルト等で固定する。
【0025】この後、図8に示すように、支持フレーム
22の着脱部27を固定部26から取り外す。そして、
これにより略コ字状となった固定部26を免震装置3の
側方に移動させる。これにより所定の位置に設置した免
震装置3から据付装置20が撤去されたこととなる。
【0026】しかる後には、図1に示したように、免震
装置3の上部プレート5の上方に鉄筋等を組み、さらに
型枠(図示なし)を組み立ててここにコンクリートを打
設充填することによって、上部ベース9を形成し、既存
建物の基礎Aに一体化させる。この上部ベース9が硬化
した後、鋼管杭12等からなる仮受部材13を撤去し、
既存建物の荷重を免震装置3で受けるようにする。これ
により、免震装置3の既存建物への設置が完了する。
【0027】このように免震装置3を設置した既存建物
では、既存建物側の基礎Aと、地盤側の耐圧盤2との間
に免震装置3が介装された構成となっている。これによ
り、地震や交通による振動等により基礎Aと耐圧盤2と
の間で相対変位が発生したときには、免震装置3の免震
部6を構成するゴムが弾性変形することにより相対変位
が減衰されるようになっている。
【0028】上述した既存建物への免震装置3の設置方
法では、既存建物の荷重を仮受部材13で支持し、その
下方に空間14を形成した後、免震装置3を据付装置2
0で持ち上げて保持し、この据付装置20を移動させる
ことによって免震装置3を所定位置に位置決めした後、
免震装置3を据付装置20の昇降ジャッキ23で下部ベ
ース8上に下ろす構成となっている。さらに、免震装置
3の設置後には、据付装置20を撤去し、しかる後に仮
受部材13を取り払い、既存建物の荷重を免震装置3で
受ける構成となっている。これにより、既存建物に免震
装置3を組み込むことができ、この既存建物を免震構造
として高い耐震性を有するものとするとともに、交通振
動等に対しても高い居住性を得ることが可能となる。し
かも、既存建物の室内に補強材等の部材を設けたりする
必要がないことから、建物外観や室内の雰囲気を壊した
り、室内空間が狭められたりするのも回避できる。
【0029】また、上述した据付装置20は、耐圧盤2
上で走行自在な台車部21と、免震装置3を支持する支
持フレーム22と、支持フレーム22を昇降させるため
の昇降ジャッキ23とを備えた構成となっている。これ
により上記設置方法を実現することが可能となり、据付
作業を容易かつ確実に行うことができる。
【0030】しかも、支持フレーム22の上面で免震装
置3の上部プレート5を載置することによって、免震装
置3を支持する構成となっている。さらに、支持フレー
ム22が固定部26と着脱部27とに分割可能な構成と
なっている。これにより、免震装置3を支持するとき、
および解体するときにも、据付装置20が免震装置3の
上方に突出することがない。したがって、このような据
付装置20は、高さを抑えることができ、高さが低い空
間14内においても作業を確実に行うことができる。
【0031】なお、上記実施の形態において、免震装置
3を設置する既存建物については、基礎Aの形式や建物
本体の形態等を何ら問うものではない。また、免震装置
3を組み込む位置についても、上記実施の形態では基礎
Aの下方に組み込む構成としたが、有効な免震効果を得
ることができるのであれば他の位置であっても良い。さ
らに、組み込む免震装置3については、いかなる構造や
材料を採用しても良く、また積層ゴム以外の例えば鋼材
ダンパー等の他の装置を用いても良い。
【0032】また、上記実施の形態においては、据付装
置20の支持フレーム22を、略コ字状の固定部26
と、着脱自在な着脱部27とに分割可能な構成となって
いるが、着脱部27を着脱自在に接合する方法等につい
ては何ら問うものではない。また、例えば略L字状ある
いは略コ字状の部材を二個分割可能に組み合わせて支持
フレーム22を構成する等しても良い。
【0033】さらに、昇降ジャッキ23としては、油圧
ジャッキやパンタグラフ式のジャッキを例に挙げたが、
その設置数については何ら限定するものではない。また
もちろん、支持フレーム22を昇降できるのであれば、
昇降ジャッキ23以外の機構を採用してもよい。
【0034】これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない
範囲内であれば、いかなる構成を採用しても良く、また
上記したような構成を適宜選択的に組み合わせたものと
しても良いのは言うまでもない。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る既
存建物への免震装置の設置方法によれば、既存建物の荷
重を仮受部材で支持し、その下方に空間を形成した後、
免震装置を据付装置で持ち上げて保持し、この据付装置
を移動させて免震装置を位置決めした後に、免震装置を
据付装置に備えた昇降手段により下ろし、続いて据付装
置を撤去し、さらに仮受部材を取り払う構成となってい
る。これにより、既存建物に免震装置を組み込むことが
でき、この既存建物を免震構造として、高い耐震性を有
するとともに、交通振動等に対しても高い居住性を得る
ことが可能となる。しかも、室内外の雰囲気を壊した
り、室内が狭められたりすることもない。
【0036】請求項2に係る免震装置の据付装置によれ
ば、走行自在な台車部と、免震装置を支持する支持部
と、支持部を昇降させるための昇降機構とを備え、免震
装置を据え付けた後に据付装置を撤去するため、支持部
を分割可能とする構成となっている。これにより、請求
項1にかかる既存建物への免震装置の設置方法の据付装
置として用いることができ、既存建物等の下方に形成し
た高さが限られた空間にも免震装置を容易かつ確実に設
置することができる。
【0037】請求項3に係る免震装置の据付装置によれ
ば、支持部上に免震装置の上部プレートを載置すること
によって、免震装置を支持する構成となっている。これ
により、据付装置の高さを抑えることができ、免震装置
を設置する空間の高さが限られていても据付作業を行う
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る既存建物への免震装置の設置方
法およびそれに用いる据付装置の一例を示す図であっ
て、免震装置を所定の位置にセットした状態を示す立面
図である。
【図2】 同、免震装置を据付装置を用いて設置する状
態を示す側面図である。
【図3】 前記据付装置を示す立面図である。
【図4】 同据付装置を示す平面図である。
【図5】 同据付装置を示す側面図である。
【図6】 同据付装置で免震装置を持ち上げる方法を示
す平面図である。
【図7】 同据付装置で免震装置を保持した状態を示す
平面図である。
【図8】 免震装置を設置した後、据付装置を撤去する
状態を示す平面図である。
【符号の説明】
3 免震装置 5 上部プレート 13 仮受部材 14 空間 20 据付装置 21 台車部 22 支持フレーム(支持部) 23 昇降ジャッキ(昇降手段、昇降機構)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 保坂 陽之助 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 秋山 稔 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 坂口 昇 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 佐藤 成美 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 斉藤 豊 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 持田 泰秀 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 中島 徳治 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 猿田 正明 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既存建物の荷重を仮受部材で支持し、前
    記既存建物の下方に免震装置を設置するための空間を形
    成した後、 設置すべき前記免震装置を、前記空間内で移動自在でか
    つ昇降手段を備えた据付装置で持ち上げて保持し、該据
    付装置を前記空間内で移動させて前記免震装置を定めら
    れた位置に位置決めした後、保持した前記免震装置を前
    記昇降手段により下ろし、 しかる後に、前記据付装置を撤去し、さらに前記仮受部
    材を取り払うことを特徴とする既存建物への免震装置の
    設置方法。
  2. 【請求項2】 免震装置を定められた位置に据え付ける
    ときに用いる据付装置であって、走行自在な台車部と、
    該台車部上に設けられて前記免震装置を支持する支持部
    と、前記支持部を昇降させるための昇降機構とを備えて
    なり、 前記支持部は前記免震装置を定められた位置に据え付け
    た後に該据付装置を撤去するため、分割可能とされてい
    ることを特徴とする免震装置の据付装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の免震装置の据付装置にお
    いて、該据付装置が、前記支持部上に前記免震装置の上
    部プレートを載置することによって、前記免震装置を支
    持する構成とされていることを特徴とする免震装置の据
    付装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000297541A (ja) * 1999-02-12 2000-10-24 Okabe Co Ltd 免震装置の設置方法及びその設置用装置
JP2009281061A (ja) * 2008-05-22 2009-12-03 Shimizu Corp アイソレーター搬送機構

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2009281061A (ja) * 2008-05-22 2009-12-03 Shimizu Corp アイソレーター搬送機構

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