JPH11228265A - 縦型畜糞急速発酵装置 - Google Patents
縦型畜糞急速発酵装置Info
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- JPH11228265A JPH11228265A JP10071161A JP7116198A JPH11228265A JP H11228265 A JPH11228265 A JP H11228265A JP 10071161 A JP10071161 A JP 10071161A JP 7116198 A JP7116198 A JP 7116198A JP H11228265 A JPH11228265 A JP H11228265A
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-
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/20—Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
Landscapes
- Fertilizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、畜糞を発酵槽内で一次発酵させ切
り返し槽で発酵畜糞を粒状成形できる縦型畜糞急速発酵
装置の提供を目的とする。 【解決手段】 発酵槽１内に通気攪拌翼９を設け畜糞を
一次発酵させ、切り返し槽２内の攪拌爪１６を取り付け
た回転軸１７の垂直回転動作で発酵畜糞を粒状成形す
る。
り返し槽で発酵畜糞を粒状成形できる縦型畜糞急速発酵
装置の提供を目的とする。 【解決手段】 発酵槽１内に通気攪拌翼９を設け畜糞を
一次発酵させ、切り返し槽２内の攪拌爪１６を取り付け
た回転軸１７の垂直回転動作で発酵畜糞を粒状成形す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、発酵槽内の内容物
が水平方向に回転する中心軸に垂直方向に回転する攪拌
爪を装着した攪拌軸で切り返し、回転させることができ
る縦型畜糞急速発酵装置に関する。
が水平方向に回転する中心軸に垂直方向に回転する攪拌
爪を装着した攪拌軸で切り返し、回転させることができ
る縦型畜糞急速発酵装置に関する。
【０００２】
【０００３】従来の縦型畜糞発酵装置では装置から取り
出される製品の形状が粉末状であった。このため製品を
田畑に施肥する場合、風に飛ばされ飛散する、作業者の
呼吸器内に吸い込まれるなどという不具合があった。
出される製品の形状が粉末状であった。このため製品を
田畑に施肥する場合、風に飛ばされ飛散する、作業者の
呼吸器内に吸い込まれるなどという不具合があった。
【０００４】これに対処するために高価な造粒化装置を
導入し、粒状化する必要があった。本発明は、上記の問
題点を解決し、装置から製品が取り出された時点で既に
粒状成形されている縦型畜糞急速発酵装置を提供するも
のである。
導入し、粒状化する必要があった。本発明は、上記の問
題点を解決し、装置から製品が取り出された時点で既に
粒状成形されている縦型畜糞急速発酵装置を提供するも
のである。
【０００５】上記課題を解決するために、請求項１に記
載の発明の縦型畜糞発酵装置は、装置の上部に発酵槽
を、下部に切り返し槽を設け、切り返し槽の内部の水平
方向に回転する中心軸に垂直方向に回転する攪拌爪を装
着した攪拌軸を設け、切り返し槽の内容物を切り返し、
回転させることができるように構成されたものである。
従って、請求項１に記載の発明によれば、連続した切り
返し動作によって製品が粒状になる。
載の発明の縦型畜糞発酵装置は、装置の上部に発酵槽
を、下部に切り返し槽を設け、切り返し槽の内部の水平
方向に回転する中心軸に垂直方向に回転する攪拌爪を装
着した攪拌軸を設け、切り返し槽の内容物を切り返し、
回転させることができるように構成されたものである。
従って、請求項１に記載の発明によれば、連続した切り
返し動作によって製品が粒状になる。
【０００６】請求項２に記載の発明の縦型畜糞発酵装置
は、切り返し槽の下に乾燥槽を設け、三槽構造にしたも
のである。
は、切り返し槽の下に乾燥槽を設け、三槽構造にしたも
のである。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の請求項１に記載さ
れた発明の一実施例の形態について図面に基づいて説明
する。
れた発明の一実施例の形態について図面に基づいて説明
する。
【０００８】図１において発酵槽１と切り返し槽２の中
央に中空の中心軸３が貫通しており、中心軸３は切り返
し槽２の下部の槽外に配置された油圧シリンダ４の往復
動の押圧によって、ギア５を介して水平方向に回転でき
るようになっている。
央に中空の中心軸３が貫通しており、中心軸３は切り返
し槽２の下部の槽外に配置された油圧シリンダ４の往復
動の押圧によって、ギア５を介して水平方向に回転でき
るようになっている。
【０００９】発酵槽１の内部では中心軸３に、単数又は
複数の攪拌翼６が中間部に、空気吹き出し口７が回転進
行方向８の背面に複数開口した複数の通気攪拌翼９が下
部に固定されており、発酵槽１の上部に設置されたブロ
ア１０より空気がヒータ１１を装備したダクト１２と中
心軸３を経由して空気吹き出し口７から発酵槽１の内部
に供給されるようになっている。
複数の攪拌翼６が中間部に、空気吹き出し口７が回転進
行方向８の背面に複数開口した複数の通気攪拌翼９が下
部に固定されており、発酵槽１の上部に設置されたブロ
ア１０より空気がヒータ１１を装備したダクト１２と中
心軸３を経由して空気吹き出し口７から発酵槽１の内部
に供給されるようになっている。
【００１０】図１と図２において切り返し槽２の内部で
は中心軸３に軸受１３，１４が装着された複数の支持軸
１５が固定され、各々の支持軸１５には複数の後述する
形状の攪拌爪１６が取り付けられた回転軸１７が嵌合し
ている。
は中心軸３に軸受１３，１４が装着された複数の支持軸
１５が固定され、各々の支持軸１５には複数の後述する
形状の攪拌爪１６が取り付けられた回転軸１７が嵌合し
ている。
【００１１】回転軸１７の基部にはピニオンギア１８が
取り付けられ、発酵槽１と切り返し槽２の間にある仕切
板２０の切り返し槽２側の面に円周状に取り付けられた
ラック２１とかみ合わされ、中心軸３の矢印８方向の回
転に伴い回転軸１７が矢印２２に示す垂直方向に回転す
るようになっている。ラック２１とピニオンギア１８を
覆うカバー２３が中心軸３の周囲に装着されている。ピ
ニオンギア１８及びラック２１の位置は回転軸の基部以
外にも先端部に設けてもよい。
取り付けられ、発酵槽１と切り返し槽２の間にある仕切
板２０の切り返し槽２側の面に円周状に取り付けられた
ラック２１とかみ合わされ、中心軸３の矢印８方向の回
転に伴い回転軸１７が矢印２２に示す垂直方向に回転す
るようになっている。ラック２１とピニオンギア１８を
覆うカバー２３が中心軸３の周囲に装着されている。ピ
ニオンギア１８及びラック２１の位置は回転軸の基部以
外にも先端部に設けてもよい。
【００１２】回転軸１７が垂直方向に回転させる機構と
しては、チェーン方式、摩擦方式等が考えられ、上記の
ラック−ピニオン方式だけに限定されるものではない。
しては、チェーン方式、摩擦方式等が考えられ、上記の
ラック−ピニオン方式だけに限定されるものではない。
【００１３】発酵槽１の上部には畜糞投入口２４が、上
部側面には排気口２５と排気ダクト２６が設置されてい
る。
部側面には排気口２５と排気ダクト２６が設置されてい
る。
【００１４】発酵槽１と切り返し槽２の間には仕切板２
０が設けられ、仕切り板２０の一部に切欠き２７が形成
され、切欠き２７の下には油圧シリンダ２８でスライド
する遮蔽板２９が配され、発酵槽１と切り返し槽２の間
が油圧シリンダ２８の往復動で開口したり遮断されるよ
うな構造になっている。
０が設けられ、仕切り板２０の一部に切欠き２７が形成
され、切欠き２７の下には油圧シリンダ２８でスライド
する遮蔽板２９が配され、発酵槽１と切り返し槽２の間
が油圧シリンダ２８の往復動で開口したり遮断されるよ
うな構造になっている。
【００１５】切り返し槽２の底部の底板２９の一部に切
欠き３０が形成され、切欠き３０の下に油圧シリンダ３
１でスライドする遮蔽板３２を配し、油圧シリンダ３１
による開口で製品が取り出せる製品取出し口となる。
欠き３０が形成され、切欠き３０の下に油圧シリンダ３
１でスライドする遮蔽板３２を配し、油圧シリンダ３１
による開口で製品が取り出せる製品取出し口となる。
【００１６】切り返し槽２の下に架台３３があり、これ
により装置全体が支持されている。底板２９と架台３３
が形成する空間に油圧源３４、油圧シリンダ４が設置さ
れ、油圧源３４から油圧シリンダ４、２８、３１に油圧
配管がなされている。
により装置全体が支持されている。底板２９と架台３３
が形成する空間に油圧源３４、油圧シリンダ４が設置さ
れ、油圧源３４から油圧シリンダ４、２８、３１に油圧
配管がなされている。
【００１７】制御盤３５が配置されている。制御盤３５
の位置は設置する場所等により独立で置かれても、装置
に取り付けてもよい。
の位置は設置する場所等により独立で置かれても、装置
に取り付けてもよい。
【００１８】図３に攪拌軸１７に固着された攪拌爪１６
の形状の一実施例を示す。本実施例以外にも攪拌爪１６
の湾曲形状は投入する物体の特性により変化する。実施
例ではボルト締結例を示しているが、ボルト締結だけに
限定されるものではない。
の形状の一実施例を示す。本実施例以外にも攪拌爪１６
の湾曲形状は投入する物体の特性により変化する。実施
例ではボルト締結例を示しているが、ボルト締結だけに
限定されるものではない。
【００１９】次に、請求項２に記載された発明の一実施
例の請求項１の発明に追加された形態について図面に基
づいて説明する。
例の請求項１の発明に追加された形態について図面に基
づいて説明する。
【００２０】図４において乾燥槽３６が切り返し槽２の
下に設けられている。発酵槽１と切り返し槽２と乾燥槽
３６の中央に中空の中心軸３が貫通しており、中心軸３
は請求項１で記載された発明と同様の方法で水平方向に
回転できるようになっている。但し、図示はしていない
が駆動用油圧シリンダとギアは乾燥槽３６の下部の槽外
に配置されている。発酵槽１及び切り返し槽２の内部構
造は上述した請求項１の発明と同等である。
下に設けられている。発酵槽１と切り返し槽２と乾燥槽
３６の中央に中空の中心軸３が貫通しており、中心軸３
は請求項１で記載された発明と同様の方法で水平方向に
回転できるようになっている。但し、図示はしていない
が駆動用油圧シリンダとギアは乾燥槽３６の下部の槽外
に配置されている。発酵槽１及び切り返し槽２の内部構
造は上述した請求項１の発明と同等である。
【００２１】乾燥槽３６の内部では中心軸３の下部に、
複数の空気吹き出し口３７が回転方向８の背面に開口し
た複数の通気攪拌翼３８が固定されており、ブロア３９
より空気がヒータ４０を経由し空気吹き出し口３７から
乾燥槽３６の内部に供給されるようになっている。
複数の空気吹き出し口３７が回転方向８の背面に開口し
た複数の通気攪拌翼３８が固定されており、ブロア３９
より空気がヒータ４０を経由し空気吹き出し口３７から
乾燥槽３６の内部に供給されるようになっている。
【００２２】切り返し槽２と乾燥槽３６の間には仕切板
４１が設けられ、仕切板４１の一部に切欠き４２が形成
され、切欠き４２の下には油圧シリンダ４３でスライド
する遮蔽板４４が配され、切り返し槽２と乾燥槽３６の
間が油圧シリンダ４３の往復動で開口したり遮断される
ような構造になっている。
４１が設けられ、仕切板４１の一部に切欠き４２が形成
され、切欠き４２の下には油圧シリンダ４３でスライド
する遮蔽板４４が配され、切り返し槽２と乾燥槽３６の
間が油圧シリンダ４３の往復動で開口したり遮断される
ような構造になっている。
【００２３】乾燥槽３６の底部の底板４５の一部に切欠
き４６が形成され、切欠き４６の下に油圧シリンダ４７
でスライドする遮蔽板４８を配し、油圧シリンダ４７に
よる開口で製品が取り出せる製品取出し口となる。
き４６が形成され、切欠き４６の下に油圧シリンダ４７
でスライドする遮蔽板４８を配し、油圧シリンダ４７に
よる開口で製品が取り出せる製品取出し口となる。
【００２４】乾燥槽３６の上部側面に排気口４９と排気
ダクト５０が設けられ排気ダクト５０は発酵槽１の排気
ダクト２６に接続されている。
ダクト５０が設けられ排気ダクト５０は発酵槽１の排気
ダクト２６に接続されている。
【００２５】乾燥槽３６の下に架台５１があり、これに
より装置全体が支持されている。底板４５と架台５１が
形成する空間に油圧源５２が設置され、油圧源５２から
油圧シリンダ２８、４３、４７及び駆動用油圧シリンダ
に油圧配管がなされている。
より装置全体が支持されている。底板４５と架台５１が
形成する空間に油圧源５２が設置され、油圧源５２から
油圧シリンダ２８、４３、４７及び駆動用油圧シリンダ
に油圧配管がなされている。
【００２６】次に、上記のように構成された縦型畜糞急
速発酵装置の作用について説明する。畜糞を最初に投入
する前の準備として、乾燥させた畜糞あるいはオガクズ
等の吸水性のある素材を水分調整材として発酵槽１にあ
らかじめ所定量入れておく。畜糞の投入はフォークリフ
トあるいは専用の投入装置を用いて、畜糞投入口２４か
ら毎日行われ、畜糞は発酵槽１内の水分調整材に重層さ
れる。
速発酵装置の作用について説明する。畜糞を最初に投入
する前の準備として、乾燥させた畜糞あるいはオガクズ
等の吸水性のある素材を水分調整材として発酵槽１にあ
らかじめ所定量入れておく。畜糞の投入はフォークリフ
トあるいは専用の投入装置を用いて、畜糞投入口２４か
ら毎日行われ、畜糞は発酵槽１内の水分調整材に重層さ
れる。
【００２７】中心軸３が油圧シリンダ４の往復動で間歇
的に回転し、それに伴い攪拌翼６、通気攪拌翼９が回転
し、発酵槽内の既存の水分調整材と投入された畜糞から
なる内容物が攪拌される。これにより投入時点で高い水
分保有率であった投入物の水分保有率は発酵に適した状
態に減少する。
的に回転し、それに伴い攪拌翼６、通気攪拌翼９が回転
し、発酵槽内の既存の水分調整材と投入された畜糞から
なる内容物が攪拌される。これにより投入時点で高い水
分保有率であった投入物の水分保有率は発酵に適した状
態に減少する。
【００２８】通気攪拌翼９の空気吹き出し口７から空気
がブロア１０より供給される。ブロア１０からの送気は
必要に応じてヒータ１１により加熱することが可能であ
る。
がブロア１０より供給される。ブロア１０からの送気は
必要に応じてヒータ１１により加熱することが可能であ
る。
【００２９】空気吹き出し口７は発酵槽１の底部に位置
しているため、送気により酸素が発酵槽１内の内容物に
均等に供給され、好気性細菌により一次発酵が行われ
る。発酵により水と炭酸ガスが発生し、また発酵熱も発
生し発酵槽１の内部の温度は高温に達し、これにより発
酵速度が加速され、内容物は一日経過後は粒状成形に適
した水分保有率まで低下する。
しているため、送気により酸素が発酵槽１内の内容物に
均等に供給され、好気性細菌により一次発酵が行われ
る。発酵により水と炭酸ガスが発生し、また発酵熱も発
生し発酵槽１の内部の温度は高温に達し、これにより発
酵速度が加速され、内容物は一日経過後は粒状成形に適
した水分保有率まで低下する。
【００３０】送気された空気、発生した水蒸気、炭酸ガ
スは発酵槽１上部にある排気口２５から排気ダクト２６
を経由して外界に排出される。必要に応じて脱臭装置に
接続することも可能である。
スは発酵槽１上部にある排気口２５から排気ダクト２６
を経由して外界に排出される。必要に応じて脱臭装置に
接続することも可能である。
【００３１】連続投入を三日乃至四日行った後、発酵槽
１内の内容物の水分保有率が粒状成形に適した状態でそ
の一部は、油圧シリンダ２８の押動による遮蔽板２９の
スライドにより形成された開口部から切り返し槽２に移
動させられる。一定量が切り返し槽２に移動後、油圧シ
リンダ２８により遮蔽板２９が元の位置に復帰し開口部
は閉鎖される。
１内の内容物の水分保有率が粒状成形に適した状態でそ
の一部は、油圧シリンダ２８の押動による遮蔽板２９の
スライドにより形成された開口部から切り返し槽２に移
動させられる。一定量が切り返し槽２に移動後、油圧シ
リンダ２８により遮蔽板２９が元の位置に復帰し開口部
は閉鎖される。
【００３２】上記は最初の投入から切り返し槽２への移
動までの課程を記したものであるが、通常の連続運転時
では毎日畜糞の発酵槽１への投入と発酵槽１内の内容物
の切り返し槽２への移動が行われる。
動までの課程を記したものであるが、通常の連続運転時
では毎日畜糞の発酵槽１への投入と発酵槽１内の内容物
の切り返し槽２への移動が行われる。
【００３３】切り返し槽２に移動した発酵槽１内の内容
物は、垂直方向に回転する回転軸１７に取り付けられた
攪拌爪１６により上下方向に切り返し、回転が行われ
る。畜糞発酵物はこの繰り返される切り返し動作によっ
て次第に粒状化されていく。
物は、垂直方向に回転する回転軸１７に取り付けられた
攪拌爪１６により上下方向に切り返し、回転が行われ
る。畜糞発酵物はこの繰り返される切り返し動作によっ
て次第に粒状化されていく。
【００３４】切り返し槽２に移動させ一日間切り返し
後、切り返し槽２の内容物の全量は、請求項１で記載さ
れた発明の一実施例では、油圧シリンダ３１の押動によ
る遮蔽板３２のスライドで形成される製品取出し口から
製品として取り出される。製品は必要に応じて、堆積等
の処理を行うことができる。
後、切り返し槽２の内容物の全量は、請求項１で記載さ
れた発明の一実施例では、油圧シリンダ３１の押動によ
る遮蔽板３２のスライドで形成される製品取出し口から
製品として取り出される。製品は必要に応じて、堆積等
の処理を行うことができる。
【００３５】請求項２で記載された発明の一実施例で
は、切り返し槽２に移動させ一日間切り返し後、切り返
し槽２の内容物の全量は、油圧シリンダ４３の押動によ
る遮蔽板４４のスライドで形成される開口部を経由して
乾燥槽３６に移動させられる。
は、切り返し槽２に移動させ一日間切り返し後、切り返
し槽２の内容物の全量は、油圧シリンダ４３の押動によ
る遮蔽板４４のスライドで形成される開口部を経由して
乾燥槽３６に移動させられる。
【００３６】乾燥槽３６に移動した粒状化した切り返し
槽２の内容物は、複数の通気攪拌翼３８により攪拌さ
れ、また空気吹き出し口３７から加温された空気の補給
をうける。このことにより内容物は徐々に乾燥されてい
く。
槽２の内容物は、複数の通気攪拌翼３８により攪拌さ
れ、また空気吹き出し口３７から加温された空気の補給
をうける。このことにより内容物は徐々に乾燥されてい
く。
【００３７】一日経過後、油圧シリンダ４７の押動によ
る遮蔽板４８のスライドで形成される製品取出し口から
製品として取り出される。
る遮蔽板４８のスライドで形成される製品取出し口から
製品として取り出される。
【００３８】乾燥槽３６に供給された空気は排気口４
９、排気ダクト５０、排気ダクト２６を経由して外界に
排出される。
９、排気ダクト５０、排気ダクト２６を経由して外界に
排出される。
【００３９】
【発明の効果】本発明によれば、畜糞が発酵槽内で一次
発酵処理され、それに伴い水分保有率が減少し、切り返
し槽へ移動後攪拌爪の付いた攪拌軸による連続的な切り
返し動作により生成物が粒状成形され、乾燥槽が付随し
た装置においては粒状成形された生成物が乾燥し、造粒
装置を使用する必要がなくなり、田畑等への施肥が容易
である。
発酵処理され、それに伴い水分保有率が減少し、切り返
し槽へ移動後攪拌爪の付いた攪拌軸による連続的な切り
返し動作により生成物が粒状成形され、乾燥槽が付随し
た装置においては粒状成形された生成物が乾燥し、造粒
装置を使用する必要がなくなり、田畑等への施肥が容易
である。
【図１】本発明の請求項１に記載された縦型畜糞発酵装
置本体を示す斜視図
置本体を示す斜視図
【図２】同じく、切り返し槽の内部構造を示す斜視図
【図３】同じく、攪拌爪を示す斜視図
【図４】本発明の請求項２に記載された縦型畜糞急速発
酵装置本体主要部を示す斜視図
酵装置本体主要部を示す斜視図
１・・・発酵槽 ２・・・切り返し槽 ９・・・通気攪拌翼 １６・・・攪拌爪 １７・・・回転軸
Claims (2)
- 【請求項１】 畜糞を発酵処理する装置において、装置
の上部に発酵槽を、下部に切り返し槽を設け、切り返し
槽の内部の水平方向に回転する中心軸に垂直方向に回転
する攪拌爪を装着した攪拌軸を設け、切り返し槽内の内
容物を切り返し、回転させることができるように構成さ
れた縦型畜糞急速発酵装置。 - 【請求項２】 切り返し槽の下に乾燥槽を設け、三槽構
造にした請求項１の縦型畜糞急速発酵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10071161A JPH11228265A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 縦型畜糞急速発酵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10071161A JPH11228265A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 縦型畜糞急速発酵装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11228265A true JPH11228265A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=13452649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10071161A Pending JPH11228265A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 縦型畜糞急速発酵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11228265A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4474501B1 (ja) * | 2009-01-30 | 2010-06-09 | 三重県 | 造粒システムおよび造粒方法 |
| CN105541420A (zh) * | 2016-01-19 | 2016-05-04 | 安徽工业大学 | 一种畜禽养殖场死亡畜禽连续好氧堆肥装置及其处理方法 |
| CN108905526A (zh) * | 2018-07-24 | 2018-11-30 | 王鹏 | 一种VOCs尾气净化系统 |
| CN108905527A (zh) * | 2018-07-24 | 2018-11-30 | 王鹏 | 一种聚氨酯纺丝方法 |
| CN110283002A (zh) * | 2019-06-25 | 2019-09-27 | 重庆赛迪热工环保工程技术有限公司 | 一种旋转搅拌曝气装置 |
| KR102091975B1 (ko) * | 2019-08-23 | 2020-04-24 | 강희성 | 축산분뇨 발효 건조장치 |
| CN112919762A (zh) * | 2021-01-29 | 2021-06-08 | 龙南县彩艺装饰材料厂 | 一种保温砂浆自动化生产线 |
-
1998
- 1998-02-12 JP JP10071161A patent/JPH11228265A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2010172862A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Mie Prefecture | 造粒システムおよび造粒方法 |
| CN105541420A (zh) * | 2016-01-19 | 2016-05-04 | 安徽工业大学 | 一种畜禽养殖场死亡畜禽连续好氧堆肥装置及其处理方法 |
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