JPH11228089A - 立席型リーチ式フォークリフト - Google Patents

立席型リーチ式フォークリフト

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JPH11228089A
JPH11228089A JP3620898A JP3620898A JPH11228089A JP H11228089 A JPH11228089 A JP H11228089A JP 3620898 A JP3620898 A JP 3620898A JP 3620898 A JP3620898 A JP 3620898A JP H11228089 A JPH11228089 A JP H11228089A
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JP
Japan
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driver
holding member
standing
posture holding
seat
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Pending
Application number
JP3620898A
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English (en)
Inventor
Takafumi Tsunoda
啓文 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転席への乗降を阻害することなく、運転中
に運転手の体自体を支持することが可能な立席型リーチ
式フォークリフトを提供することを課題とする。 【解決手段】 機能品室23の前側上部には、支持装置
25により使用位置と非使用位置との間で揺動可能に支
持された姿勢保持用部材24が設けられている。姿勢保
持用部材は、その使用位置において、運転手の側部に沿
って車両前後方向に且つ水平方向に延在しており、運転
手の体自体を側方から支えることができる。また、姿勢
保持用部材を支持装置に対し鉛直上方に延在する非使用
位置に揺動させれば、姿勢保持用部材が運転席13への
乗降の邪魔になることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立席型リーチ式フ
ォークリフトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9に、従来の立席型リーチ式フォーク
リフトを後方から見た斜視図を示す。このフォークリフ
ト1は、車両フレーム2の後部に運転手が立ったまま運
転を行う態様の運転席すなわち立席型の運転席3が形成
されている。運転席3の前部には、各種操作を行うため
のレバーや運転中の運転手の姿勢保持を助けるためのア
シストグリップ4が設けられた運転台5が形成されてい
る。運転席3の後部にはこの運転席3への乗降口6が形
成されている。運転席3の前方には、左右一対のマスト
7と、これらマスト7に昇降可能に支持された左右一対
のフォーク8とを備えたマスト装置が設けられている。
また、車両フレーム2の前部は相互に離間し車両前後方
向に延長した左右一対のリーチ部分9として形成されて
おり、上記マスト装置はこれら左右一対のリーチ部分9
の間に介在され且つこれらリーチ部分9に沿って車両前
後方向に摺動可能に設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の立席
型リーチ式フォークリフト1においては、運転台5に設
けられたアシストグリップ4を握ることにより運転手の
姿勢保持が図られていた。しかし、アシストグリップ4
には運転手の体自体を支える機能はないため、運転手の
運転姿勢が今一つ安定しにくいといった問題があった。
また、運転手の体自体を支持することが可能な部材を運
転席3内に固設すると、立席型でありながら運転席3へ
の乗降を阻害する恐れがある。
【0004】従って、本発明は、運転席への乗降を阻害
することなく、運転中に運転手の体自体を支持すること
が可能な立席型リーチ式フォークリフトを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の立席型リーチ式フォークリフトは、車両フ
レームに形成された立席型の運転席と、この運転席内に
設けられ運転時に運転手が姿勢を保持するために使用す
る姿勢保持用部材と、この姿勢保持用部材を運転時の使
用位置及び運転席への運転手の乗降を阻害しない非使用
位置との間で可動自在に支持する支持装置とを備えてい
ることを特徴とする。
【0006】さらに、車両フレームには走行装置が設け
られており、支持装置は姿勢保持用部材が使用位置にあ
るときにのみ走行装置へ電気を供給するスイッチを備え
ているようにしてもよい。姿勢保持用部材は、使用位置
において運転手の側部に沿って車両前後方向且つ水平方
向に延びているように構成することができ、あるいは、
使用位置において運転手を包囲する囲いとして構成する
こともできる。
【0007】また、上述したフォークリフトと異なる態
様として、本発明の立席型リーチ式フォークリフトは、
車両フレームの中央に形成された立席型の運転席と、こ
の運転席の後方に形成された機能品室とを備え、この機
能品室の前側には運転手が寄りかかることができる凹部
が形成されていることを特徴とする。機能品室は、車両
フレームから着脱可能に設けられ且つ機能品室の少なく
とも後面を構成するフードを備えているようにしてもよ
い。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、上記目的を解決することが
できる発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明す
る。 実施の形態1.図1にこの発明の実施の形態1に係る立
席型リーチ式フォークリフトを示す。このフォークリフ
ト11は、車両フレーム12の中央に立席型の運転席1
3を有する。この運転席13の前部には、各種操作を行
うための操作レバー(図示せず)や運転手が握って運転
中の姿勢保持を助けるアシストグリップ14が設けられ
た運転台15が形成されている。
【0009】運転席13の前方には左右一対のマスト1
6とこれらマスト16により支持され同マストに沿って
昇降可能な左右一対のフォーク17とを備えたマスト装
置18が設けられている。車両フレーム12の前部は相
互に離間し車両前後方向に延長した左右一対のリーチ部
分19として形成されており、左右一対のリーチ部分1
9のそれぞれ内側面には図示しないレール及びパンタグ
ラフ装置が形成されている。そして、マスト装置18は
これら左右一対のリーチ部分19の間に介在され、車両
前後方向に摺動可能に支持されている。また、左右一対
のリーチ部分の前端にはそれぞれ前輪20が設けられて
いる。運転席13の後部には、図示しない駆動モータ及
び後輪21等から構成された走行装置やこの駆動モータ
に電気を供給するバッテリ22を収容する機能品室23
が形成されている。
【0010】図2に主に示されるように、機能品室の上
面前側には運転時に運転手が姿勢を保持するために使用
する姿勢保持用部材24と、この姿勢保持用部材24を
支持するための支持装置25とが設けられている。この
支持装置25はU字状に形成されており、U字状の両端
部が車両前方を指向するように設けられている。姿勢保
持用部材24は柱状部材からなり、その一端26が支持
装置25のU字状の一端27に接続されている。これに
より、姿勢保持用部材24は車両前後方向に揺動可能に
支持されている。
【0011】姿勢保持用部材24は、図3に示される使
用位置と非使用位置との間で揺動可能となっている。使
用位置は図3に実線で示されるように、姿勢保持用部材
24が運転手の側部に沿って車両前後方向に且つ水平方
向に延在する位置である。運転手は、運転時に姿勢保持
用部材24をこの使用位置におくことにより姿勢保持用
部材24に体を預けることができ、体の側方から姿勢保
持用部材によって支持される。このため、安定した運転
姿勢で作業を行うことができる。さらに、運転手は姿勢
保持用部材24が使用位置にあるときに姿勢保持用部材
24の上に肘を乗せることができるようになっており、
姿勢保持用部材24が肘置きとしての機能も提供する。
一方、非使用位置は、図3に点線で示されるように、姿
勢保持用部材24が支持装置25に対し鉛直上方に延在
する位置である。運転手は乗降時に姿勢保持用部材24
を上方に揺動させこの非使用位置にすれば、姿勢保持用
部材24が運転席への乗降の邪魔になることがない。こ
のように、姿勢保持用部材24は運転席への乗降を阻害
することなく運転手の身体自体を支持することが可能と
なっている。
【0012】また、図4に示されるように、支持装置2
5にはリミットスイッチ28が埋設されており、このリ
ミットスイッチ28は、姿勢保持用部材24が使用位置
にあるときだけ、前述した走行装置の駆動モータにバッ
テリ22からの電気を供給するように閉路し、姿勢保持
用部材24が使用位置以外の位置にあるときは駆動モー
タへの電気の供給を遮断するように開路する。これによ
り、運転席13の乗降時に姿勢保持用部材24が使用位
置から上方に揺動されると、フォークリフト11の走行
が防止されるようになっており、このような構成は運転
手の体が支えられたことを確認できるような安全装置と
して機能する。したがって、既存のフットブレーキに加
えて、このような安全装置を更に備えることでより安心
して作業を行うことができるようになっている。
【0013】実施の形態2.実施の形態1に係るフォー
クリフトにおいて、柱状部材からなる姿勢保持用部材2
4に代えて、図5に示されるようなコ字状部材からなる
姿勢保持用部材29を用いることができる。この姿勢保
持用部材29は、使用位置に降ろされた際に運転手を包
囲する囲いとして運転手の前側及び左右両側に延在し、
運転手の体を三方向から支えることができる。さらに、
姿勢保持用部材29は、図5に点線で示された非使用位
置においては、実施の形態1に係る姿勢保持用部材24
と同様に運転席への乗降の邪魔になることがない。
【0014】実施の形態3.更に、図6から図8にこの
発明の実施の形態3に係る立席型リーチ式フォークリフ
トを示す。すなわちこの立席型リーチ式フォークリフト
においては、前述した姿勢保持用部材24,29及びそ
の支持装置25を設けることに代え、姿勢保持用凹部3
0が形成されている。姿勢保持用凹部30は、機能品室
23の前面、上面及び両側面を構成する固定フード31
の前面上部から上面前部にかけて形成されており、滑ら
かな曲面により構成されている。この固定フード31は
車両フレーム12に固定されており、運転手は、運転中
この固定フード31に形成された姿勢保持用凹部30に
寄りかかり体を預けることにより、安定した姿勢で作業
を行うことができ、下半身の負荷を小さくしまた安心し
て作業を行うことが可能である。さらに、姿勢保持用凹
部30は、運転席13側に突出する部分を持たないよう
に形成されており、運転手が運転席13から乗降する際
にその乗降の邪魔になることがない。
【0015】また、機能品室23の後面や上面及び両側
面の一部分は、車両フレーム12に対して着脱可能に設
けられた着脱フード32により構成されており、バッテ
リ22等の機能品のメンテナナスを行う際は、この着脱
フード32を車両フレーム12から取り外すことにより
機能品に対し容易にメンテナンスを行うことができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の立席型リ
ーチ式フォークリフトによれば、運転席への乗降を阻害
することなく、運転手の体自体を支持することができ
る。また、姿勢保持用部材の支持装置に、この姿勢保持
用部材が使用位置にあるときにのみ走行装置へ電気を供
給するスイッチを設けることにより、運転席に乗降する
際に姿勢保持用部材が使用位置から上方に揺動される
と、フォークリフトの走行が防止されるようになってお
り、安心して作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る立席型リーチ
式フォークリフトの斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る立席型リーチ
式フォークリフトにおける機能品室及び姿勢保持用部材
に関する斜視図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る立席型リーチ
式フォークリフトの側面図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係る立席型リーチ
式フォークリフトの姿勢保持用部材及び支持装置に関す
る平面図である。
【図5】 この発明の実施の形態2に係る立席型リーチ
式フォークリフトにおける姿勢保持用部材の斜視図であ
る。
【図6】 この発明の実施の形態3に係る立席型リーチ
式フォークリフトの側面図である。
【図7】 この発明の実施の形態3に係る立席型リーチ
式フォークリフトにおける機能品室を前方からみた斜視
図である。
【図8】 この発明の実施の形態3に係る立席型リーチ
式フォークリフトにおける機能品室を後方からみた斜視
図である。
【図9】 従来の立席型リーチ式フォークリフトの斜視
図である。
【符号の説明】
12 車両フレーム 13 運転席 23 機能品室 24,29 姿勢保持用部材 25 支持装置 28 リミットスイッチ 30 姿勢保持用凹部 32 着脱フード

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両フレームに形成された立席型の運転
    席と、 この運転席内に設けられ運転時に運転手が姿勢を保持す
    るために使用する姿勢保持用部材と、 この姿勢保持用部材を運転時の使用位置及び運転席への
    運転手の乗降を阻害しない非使用位置との間で可動自在
    に支持する支持装置とを備えていることを特徴とする立
    席型リーチ式フォークリフト。
  2. 【請求項2】 前記車両フレームには走行装置が設けら
    れており、 前記支持装置は前記姿勢保持用部材が前記使用位置にあ
    るときにのみ前記走行装置へ電気を供給するスイッチを
    備えていることを特徴とする請求項1記載の立席型リー
    チ式フォークリフト。
  3. 【請求項3】 前記姿勢保持用部材は、前記使用位置に
    おいて運転手の側部に沿って車両前後方向且つ水平方向
    に延びていることを特徴とする請求項1又は2記載の立
    席型リーチ式フォークリフト。
  4. 【請求項4】 前記姿勢保持用部材は、前記使用位置に
    おいて運転手を包囲する囲いであることを特徴とする請
    求項1又は2記載の立席型リーチ式フォークリフト。
  5. 【請求項5】 車両フレームの中央に形成された立席型
    の運転席と、 この運転席の後方に形成された機能品室とを備え、 この機能品室の前側には運転手が寄りかかることができ
    る凹部が形成されていることを特徴とする立席型リーチ
    式フォークリフト。
  6. 【請求項6】 前記機能品室は、前記車両フレームから
    着脱可能に設けられ且つ該機能品室の少なくとも後面を
    構成するフードを備えていることを特徴とする請求項5
    記載の立席型リーチ式フォークリフト。
JP3620898A 1998-02-18 1998-02-18 立席型リーチ式フォークリフト Pending JPH11228089A (ja)

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JP (1) JPH11228089A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009242046A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Sumitomonacco Materials Handling Co Ltd オペレータ支持装置
KR101251566B1 (ko) * 2005-12-28 2013-04-08 얀마 가부시키가이샤 트랙터

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101251566B1 (ko) * 2005-12-28 2013-04-08 얀마 가부시키가이샤 트랙터
JP2009242046A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Sumitomonacco Materials Handling Co Ltd オペレータ支持装置

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