JPH055123U - 電動三輪車 - Google Patents
電動三輪車Info
- Publication number
- JPH055123U JPH055123U JP058534U JP5853491U JPH055123U JP H055123 U JPH055123 U JP H055123U JP 058534 U JP058534 U JP 058534U JP 5853491 U JP5853491 U JP 5853491U JP H055123 U JPH055123 U JP H055123U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- footrest
- cushion
- electric tricycle
- support pipe
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 必要に応じて足を前に出したままで運転する
ことのできる電動三輪車を提供すること。 【構成】 後輪2が二輪で構成され前輪3が単一で構成
され,これらの各走行輪を支持するフレーム1を備えて
いる。前輪3部分におけるフレーム1の両外側からは、
上方に向かってフットレスト機構11が配設されてい
る。このフットレスト機構11は、上端部に装備された
フットレストクッション11Cと、このフットレストク
ッション11Cを支持するクッション支持パイプ部11
A,11Bとを含む構成となっている。
ことのできる電動三輪車を提供すること。 【構成】 後輪2が二輪で構成され前輪3が単一で構成
され,これらの各走行輪を支持するフレーム1を備えて
いる。前輪3部分におけるフレーム1の両外側からは、
上方に向かってフットレスト機構11が配設されてい
る。このフットレスト機構11は、上端部に装備された
フットレストクッション11Cと、このフットレストク
ッション11Cを支持するクッション支持パイプ部11
A,11Bとを含む構成となっている。
Description
【0001】
本考案は、電動三輪車に係り、とくにバッテリを電源として走行する車椅子と
しての電動三輪車に関する。
【0002】
車椅子としての電動三輪車は、一般に小型のものが多い。また、電動三輪車は
、四輪車のような安定性はないこともあって、足回りの付属機構等については、
その装備が極力排除されたものとなっている。
【0003】
しかしながら、上記従来例にあっては、例えば足に障害のある老人もしくは身
障者にとって、足を前に投げ出せない状況のもとでは操作しにくい、という不都
合があった。また、足を縮めた状態で長時間運転すると疲れが増すという不都合
があった。
【0004】
本考案は、かかる従来例の有する不都合を改善し、とくに必要に応じて足を前
に出したままで運転することのできる電動三輪車を提供することを、その目的と
する。
【0005】
本考案では、後輪が二輪で構成され前輪が単一で構成され,これらの各走行輪
を支持するフレームを備えた電動三輪車において、前輪を支持するフレームに支
持されて当該フレームの両外側から上方に向かって配設されたフットレスト機構
が、設けられている。このフットレスト機構は、上端部に装備されたフットレス
トクッションと、このフットレストクッションを支持するクッション支持パイプ
部とを含む構成と成っている。これによって、前述した目的を達成しようとする
ものである。
【0006】
フットレスト機構のフットレストクッションの高さ位置を予め任意に設定し得
ることから、搭乗者は自分に合った高さにフットレストクッションの位置を設定
する。これにより、フットレストクッションの起伏回動も相伴って搭乗者は足を
投げ出した最適状態の運転状態を選択設定することができる。
【0007】
以下、本考案の一実施例を図1乃至図4に基づいて説明する。これらの図1乃
至図4において、符号1はフレームを示す(図2参照)。このフレーム1には、
後輪2が二輪,前輪3が一輪,装備されている。フレーム1の前輪3部分には、
当該前輪3を囲むようにしてバンパーパイプ1Aが装備されている。また後輪2
に近接したフレーム1上には、二個のバッテリ4,4が装備されている。この二
個のバッテリ4,4の上部分には、搭乗者用の座席60が設けられている。符号
5は前述したフレーム1上に組み込まれた車体フロアを示す。この車体フロア5
を貫挿して、前輪3用の操縦桿6Aが装備され、この操縦桿6Aの上部にハンド
ル6が装備されている。
【0008】
車体フロア5の前輪3部分における左右両側には、フットレスト機構11,1
2が設けられている。このうち、フットレスト機構11は、L字状に曲折され立
ち上げられた支持パイプ11Aと、この支持パイプ11Aに支持された上パイプ
11Bと、この上パイプ11Bに支持されたフットレストクッション11Cとを
備えている。上パイプ11Bは、その上端部が水平に曲折され、この曲折された
部分にフットレストクッション11Cが装備されている。
【0009】
支持パイプ11Aは、その下端部がフレーム1に固定装備されている。又その
上端部のパイプの内径部分には、前述した上パイプ11Bが上下動自在に係合さ
れている。この支持パイプ11Aには、所定間隔を隔てて複数の係止穴11aが
設けられている。この支持パイプ11A上の複数の係止穴11aに対応して、前
述した上パイプ11Bにも係止穴11bが設けられている。そして、この支持パ
イプ11A上の係止穴11aと上パイプ11B上の係止穴11bとの組合せを適
当に設定して係止バー11cを挿入することにより、フットレストクッション1
1Cを所定の高さに設定することが出来るようになっている。
【0010】
フットレストクッション11Cは、その裏面中央部がブラケット12を介して
前述した上パイプ11Bの曲折された水平部分に支持されている。具体的には、
上パイプ11Bの曲折された水平部分が電動三輪車の進行方向に直交する方向に
配設されている。また、フットレストクッション11Cは、ブラケット12と上
パイプとの間に設定される適度の摩擦力をもって、上パイプ11Bに装着されて
いる。このため、フットレストクッション11Cは、その裏面中央部を中心とし
て前後に起伏回動可能に装備されている。従って、搭乗者は、フットレストクッ
ション11Cの傾きを任意に設定することができるようになっている。
【0011】
これにより、搭乗者は、足を投げ出しての操作および休憩が可能となり、長時
間の運転継続に際しても必ずしも同じ運転姿勢を維持することがなくなり、疲労
の蓄積を軽減することができる、という利点を備えたものを得ることができる。
【0012】
本考案は以上のように構成され機能するので、これによると、クッション支持
パイプ部の機能により、フットレストクッションの高さを任意に設定することが
でき、また、このフットレストクッションの高さに合わせて、当該フットレスト
クッションの傾きを搭乗者が任意に設定することができ、これがため搭乗者は、
自己の一番楽な姿勢の足の投げ出し位置を定めることができ、そして、その状態
を維持しながらの操作および休憩が可能となり、これによって疲労の蓄積を大幅
に軽減することができる、という従来にない実用的な電動三輪車を提供すること
ができる。
【図1】本考案の一実施例を示す一部省略した斜視図
【図2】図1におけるフットレスト機構の取付け部分を
示す前輪部分の裏面図
示す前輪部分の裏面図
【図3】図1におけるフットレスト機構を示す斜視図
【図4】図3内の矢印Bからみたフットレストクッショ
ンの取付け状況を示す説明図である。
ンの取付け状況を示す説明図である。
1 フレーム
2 後輪
3 前輪
11 フットレスト機構
11A 支持パイプ
11B 上パイプ
11C フットレストクッション
Claims (3)
- 【請求項1】 後輪が二輪で構成され前輪が単一で構成
され,これらの各走行輪を支持するフレームを備えた電
動三輪車において、前記前輪部分のフレームの両外側か
ら上方に向かってフットレスト機構を装備すると共に、
このフットレスト機構を、上端部に装備されたフットレ
ストクッションと、このフットレストクッションを支持
するクッション支持パイプ部とを含む構成としたことを
特徴とする電動三輪車。 - 【請求項2】 前記クッション支持パイプ部が、高さ調
整機能を備えていることを特徴とした請求項1記載の電
動三輪車。 - 【請求項3】 前記フットレストクッションが、前記ク
ッション支持パイプ部に、その前後方向への回動を許容
されて装備されていることを特徴とした請求項1記載の
電動三輪車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991058534U JP2560174Y2 (ja) | 1991-06-30 | 1991-06-30 | 電動三輪車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991058534U JP2560174Y2 (ja) | 1991-06-30 | 1991-06-30 | 電動三輪車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH055123U true JPH055123U (ja) | 1993-01-26 |
JP2560174Y2 JP2560174Y2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=13087105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991058534U Expired - Lifetime JP2560174Y2 (ja) | 1991-06-30 | 1991-06-30 | 電動三輪車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2560174Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51412Y1 (ja) * | 1969-05-16 | 1976-01-08 | ||
CN110065569A (zh) * | 2019-04-25 | 2019-07-30 | 潍坊红石星机械加工有限公司 | 电动三轮车的车架结构 |
-
1991
- 1991-06-30 JP JP1991058534U patent/JP2560174Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51412Y1 (ja) * | 1969-05-16 | 1976-01-08 | ||
CN110065569A (zh) * | 2019-04-25 | 2019-07-30 | 潍坊红石星机械加工有限公司 | 电动三轮车的车架结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2560174Y2 (ja) | 1998-01-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970819 |