JPH0527328Y2 - - Google Patents

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JPH0527328Y2
JPH0527328Y2 JP1987016336U JP1633687U JPH0527328Y2 JP H0527328 Y2 JPH0527328 Y2 JP H0527328Y2 JP 1987016336 U JP1987016336 U JP 1987016336U JP 1633687 U JP1633687 U JP 1633687U JP H0527328 Y2 JPH0527328 Y2 JP H0527328Y2
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JP
Japan
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machine
backrest
walking
emergency stop
seat
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JP1987016336U
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案では、乗用歩行兼用型動力運搬車の歩行
後進緊急停止構造に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来、乗用歩行兼用型動力運搬車は、走行部の
上方前部に荷台を設け、その後方に運転部を設け
て、同運転部に配設した座席に着座して走行操作
することも、又本機の後方に起立して歩行しなが
ら走行操作することもできるようにしている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 ところが、かかる動力運搬車を、走行状態で後
進走行操作した際に、オペレーターの後方に障害
物があると、同障害物と後進走行する本機との間
にオペレーターがはさまれて、人身事故が発生す
る虞れがあつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 そこで、本考案では、走行部の上方前部に荷台
を設け、その後方に運転部を設けて、同運転部に
着座しての走行操作と、本機後方から歩行状態で
の走行操作とが行なえるように構成した乗用歩行
兼用型動力運搬車において、乗用時の起立状態か
ら走行用時の垂下状態まで反転回動自在の背もた
れ部を具備した座席を、運転部に配設し、垂下状
態の背もたれ部の前方近接位置に、背もたれ部の
前方回動作動を受けて本機クラツチ及びのブレー
キ装置を作動させる本機緊急停止用作動体を配設
してなる乗用歩行兼用型動力運搬車の歩行後進緊
急停止構造を提供するものである。
(ホ) 作用・効果 乗用歩行兼用型動力運搬車により運搬作業等を
行なう際には、運転部に着座して走行操作を行な
うか、又は本機の後方に起立して、歩行しながら
走行操作を行なえばよいものである。
この際、乗用作業時には座席の背もたれ部を起
立状態として、同座席に着座するものであり、ま
た、歩行作業時には背もたれ部を垂下状態とし
て、本機後方からの操作性を良好にすればよいも
のである。
そして、歩行状態での本機の後進操作中におい
て、オペレーターが後方の障害物等にはさまれそ
うになつた場合等の緊急時には、垂下状態の背も
たれ部を蹴飛ばすなどして前方へ回動させれば、
同背もたれ部が本機緊急停止用作動体を作動さ
せ、同作動体が本機のクラツチ及びブレーキ装置
を作動させて本機を緊急停止させることができる
ものである。
従つて、本考案によれば、歩行状態での後進操
作中の人身事故が確実に防止できるという効果が
ある。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、
第1図に示すAは、乗用歩行兼用型動力運搬車で
あり、同運搬車Aは、クローラ式の左右走行部
1,1の間に機体フレーム2を横架し、同機体フ
レーム2の前部に荷台3を前傾回動自在に載設
し、同荷台3の後方に原動機部4を設け、同原動
機部4の後方に運転部5を設けている。
運転部5は、運転部フロアー6の前部に走行レ
バー7を、乗用操作時の鉛直起立状態と、歩行用
操作時の後傾状態とに位置変更可能に立設し、同
走行レバー7の後方に座席支持台8を設けて、同
座席支持台8の上面に座席9を前方へ転倒収納自
在に載置し、同座席9の左側方にクラツチ兼ブレ
ーキレバー12とを設けている。
13は運転部5の下方に配設したミツシヨン部
であり、同ミツシヨン部13内にはクラツチ装置
とブレーキ装置(図示せず)と設けて、両装置を
一本のクラツチ兼ブレーキレバー12により操作
することができるようにしている。
従つて、かかる構造を具備した乗用歩行兼用型
動力運搬車Aによれば、座席9に着座して走行レ
バー7を操作することも、また、走行レバー7を
後傾状態とすると共に、座席9を前方へ転倒状態
として、本機の後方から走行レバー7を操作する
ことも可能なものである。
かかる構成において、本考案の要旨は、歩行状
態での後進操作時の本機緊急停止構造にあり、以
下この構造について第1図〜第3図にもとづき詳
述する。
すなわち、本機緊急停止構造は、座席9を、座
部9aと、同座部9aの後端に、乗用時の起立状
態から歩行用時の垂下状態まで反転回動自在に取
付けた背もたれ部9bとから構成し、垂下状態の
背もたれ部9bの前方近接位置に、同背もたれ部
9bの前方回動作動を受けて、ミツシヨン部13
に設けたクラツチ装置をクラツチ切断作動させる
と共に、ブレーキ装置をブレーキ作動させる本機
緊急停止用作動体14を配設してなるものであ
る。
第2図、第3図中、15は座部9aの後端に設
けたボス部、16は支軸であり、同支軸16は、
同ボス部15に上下回動自在に遊嵌すると共に、
背もたれ部9bの左右支柱9c,9′cを支持し
ている。17,17′はボス部5に突設した左右
背もたれ部起立固定用ブラケツトであり、左右固
定ピン18,18′の抜差しにより、背もたれ部
9bの起立固定及び固定解除が行なえるようにし
ている。また、19は背もたれ部9bの左右支柱
9c,9′cの背後に横架状態で取付けたガード
バーであり、同ガードバー19の左側端部が直接
本機緊急停止用作動体14に作用すべく構成して
いる。
本機緊急停止用作動体14は、クラツチ兼ブレ
ーキレバー12の基端回動ボス部12aに基端を
固設した作動アーム14aと、同作動アーム14
aの先端に取付けたガードバー受部14bとから
なる。
そして、かかる本機緊急停止用作動体14は、
垂下状態の背もたれ部9bを前方へ回動させた際
に、同背もたれ部9bに取付けたガードバー19
の左側端部がガードバー受部14bに当接すると
共に、作動アーム14aを回動作動させ、クラツ
チ兼ブレーキレバー12を作動させることによつ
て、本機を停止させることができるように構成し
ている。
従つて、かかる本機緊急停止構造を具備する乗
用歩行兼用型動力運搬車Aにより歩行操作を行な
う際には、背もたれ部9bを左右背もたれ部起立
固定用ブラケツト17,17′に起立状態に固定
している固定ピン18,18′を抜取り、同背も
たれ部9bを支軸16を中心に後方へ反転回動さ
せて垂下状態としておけば、同背もたれ部9bが
レバー操作の支障とならないために、楽に歩行操
作が行なえるものである。
そして、後進歩行操作時において、オペレータ
ーの後方に障害物等があつて、オペレーターがこ
ろんだり、又は身動きがとれなくなる等の非常事
態が生じた場合には、垂下状態の背もたれ部9b
を前方へ押圧回動させれば、同背もたれ部9bに
取付けたガードバー19が本機緊急停止用作動体
14を回動作動させると共に、クラツチ兼ブレー
キレバー12を作動させることによつて、本機を
緊急停止させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による本機緊急停止構造を有
する乗用歩行兼用型動力運搬車の側面図。第2図
は、同要部の側面図。第3図は、同要部の背面
図。 A……乗用歩行型動力運搬車、1……走行部、
3……荷台、5……運転部、9……座席、9a…
…座部、9b……背もたれ部、14……本機緊急
停止用作動体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 走行部1の上方前部に荷台3を設け、その後方
    に運転部5を設けて、同運転部5に着座しての走
    行操作と、本機後方から歩行状態での走行操作と
    が行なえるように構成した乗用歩行兼用型動力運
    搬車において、 乗用時の起立状態から走行用時の垂下状態まで
    反転回動自在の背もたれ部9bを具備した座席9
    を、運転部5に配設し、垂下状態の背もたれ部9
    bの前方近接位置に、背もたれ部9bの前方回動
    作動を受けて本機のクラツチ及びブレーキ装置を
    作動させる本機緊急停止用作動体14を配設して
    なる乗用歩行兼用型動力運搬車の歩行後進緊急停
    止構造。
JP1987016336U 1987-02-05 1987-02-05 Expired - Lifetime JPH0527328Y2 (ja)

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JPS63123362U JPS63123362U (ja) 1988-08-11
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JPS63123362U (ja) 1988-08-11

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