JPH11227943A - 基板移載装置 - Google Patents

基板移載装置

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JPH11227943A
JPH11227943A JP2751098A JP2751098A JPH11227943A JP H11227943 A JPH11227943 A JP H11227943A JP 2751098 A JP2751098 A JP 2751098A JP 2751098 A JP2751098 A JP 2751098A JP H11227943 A JPH11227943 A JP H11227943A
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hand
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horizontally
moving
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JP2751098A
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Takahisa Suzuki
孝久 鈴木
Hikari Ueno
光 上野
Hiroki Murakami
弘記 村上
Shuji Hoshino
修二 星野
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Original Assignee
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  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動部分が小さいシンプルな構造で大型の基
板を高速で移載でき、必要設置スペースが小さく、移載
距離が大きい場合でも高精度で移載でき、かつ必要動力
が小さい基板移載装置を提供する。 【解決手段】 水平に支持された平板状の基板1を、搬
入位置から搬出位置まで、基板の下面を支持して移載す
る基板移載装置。搬入位置の基板を支持して中間位置ま
で移動させる搬入ハンド10と、中間位置で基板を支持
して搬出位置まで移動させる搬出ハンド12とを備え
る。搬入ハンド及び搬出ハンドは、搬入位置の基板の取
出方向Xにそれぞれ水平移動可能かつ上下動可能であ
り、かつ前記中間位置で互いに上下に交叉可能であり、
更にその一方が下降している際に、他方が上昇してX方
向に水平移動可能に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄い液晶基板又は
ガラス基板を移載する基板移載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】TFT型(Thin Film Transistor Type)
の液晶ディスプレイ等の製造プロセスにおいて、液晶基
板(又はガラス基板、以下単に基板という)にリンやボ
ロンをドーピングする工程に図6に例示するようなイオ
ンドーピング装置が用いられる。このイオンドーピング
装置は、イオン源2を備えた真空ドーピング室3と、そ
の前後にそれぞれ設けられた真空室4、真空ロック室
5、及び基板移載装置6等からなり、複数の基板1を収
納するカセット7から基板を1枚づつ取り出し、真空ロ
ック室5を介して前後の真空室4内に搬入/搬出し、真
空ドーピング室3において、基板1の表面にイオンビー
ムを照射してドーピングを行うようになっている。
【0003】カセット7は、図7に模式的に示すよう
に、取出し側を除く外縁部で基板1を水平に支持し、上
下方向に間隔を隔てて複数(例えば15〜20枚)を収
納するようになっている。基板1の表面はドーピングそ
の他の処理を行うため、異物との接触を完全に回避する
必要がある。そのため、従来は、図8に示すような間接
アームロボットを基板移載装置として用い、薄いハンド
6aを基板の間に水平に挿入し、裏面から支持して基板
を僅かに持ち上げてカセットから取り出し、自動移載し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の基板移載装置には、以下の問題点があった。 近年の液晶ディスプレイの大型化に伴い、基板寸法も
大型化(例えば1000mm×1400mm)し、その
重量も倍加している。そのため、従来の間接アームロボ
ットでは、この大型基板のハンドリングは出来ない。ま
た、従来の間接アームロボットを大型化した場合でも、
アームが長くなり、アームの揺動等に要するスペースが
大きくなり、クリーンルームを大型化する必要が生じ、
設備費及び運転費が大幅に増大する。 また、間接アームロボットで基板を移載する場合に
は、アーム先端部のハンドで基板を抜き出し、ハンドを
水平に旋回又は反転させて所望の位置まで移動させる必
要がある。そのため、アームの作動が複雑化するばかり
でなく、アーム等の重量が大きいため高速作動が困難と
なり、動作速度が遅くなりかつ位置決め精度が低下す
る。また、これを無理に高速化・高精度化しようとする
と、装置動力が大幅に増大する。 更に、従来の間接アームロボットでは、直接搬送はで
きない。そのため搬送距離が大きい場合には、ロボット
装置のみでは対応できず、台車等を別に設け、基板の置
き換えを繰り返して搬送する必要がある。そのため基板
の位置決め精度が更に悪化するおそれがある。
【0005】本発明は、かかる問題点を解決するために
創案されたものである。すなわち本発明の目的は、可動
部分が小さくシンプルな構造で大型の基板を高速で移載
でき、必要設置スペースが小さく、移載距離が大きい場
合でも高精度で移載でき、かつ必要動力が小さい基板移
載装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、水平に
支持された平板状の基板(1)を、搬入位置から搬出位
置まで、基板の下面を支持して移載する基板移載装置で
あって、搬入位置の基板を支持して中間位置まで移動さ
せる搬入ハンド(10)と、中間位置で基板を支持して
搬出位置まで移動させる搬出ハンド(12)とを備え、
前記搬入ハンド及び搬出ハンドは、搬入位置の基板の取
出方向Xにそれぞれ水平移動可能かつ上下動可能であ
り、かつ前記中間位置で互いに上下に交叉可能であり、
更にその一方が下降している際に、他方が上昇してX方
向に水平移動可能に構成されている、ことを特徴とする
基板移載装置が提供される。
【0007】本発明のこの構成によれば、搬出ハンド
(12)を中間位置で下降させた状態で、搬入ハンド
(10)を上昇して搬入位置までX方向に水平移動させ
て搬入ハンドの一部(フィンガー部10a)を基板
(1)の下部に挿入し、搬入ハンドを更に上昇させるこ
とにより基板をフィンガー部に載せることができる。
次いで、搬入ハンド(10)を中間位置まで戻し、中間
位置で搬入ハンド(10)を下降させ同時に搬出ハンド
(12)を上昇させることにより、基板を搬出ハンドの
一部(フィンガー部12a)に載せ代えることができ
る。次に、搬入ハンド(10)を中間位置で下降させ
た状態で、搬出ハンド(12)を上昇したまま搬出位置
までX方向に水平移動させ、搬出位置で搬入ハンドを下
降させることにより基板(1)を搬出位置の支持台上に
載せ代えることができる。
【0008】本発明の基板移載装置は、搬入ハンド(1
0)と搬出ハンド(12)を水平移動及び上下動させる
だけのシンプルな構造であり、ロボットアームのような
大型の可動部分がなく、ハンド10,12を直線運動さ
せる直動システムで構成されている。そのため、可動部
分が小さいシンプルな構造であり、かつ可動部分の重量
が小さいことから小動力で大型の基板を高速で移載でき
る。更に、全体が直動システムのため、必要設置スペー
スが小さくでき、クリーンルームの必要面積を低減する
ことができる。また、ハンド10,12をX方向に水平
移動させることにより、移載距離が大きい場合でも高精
度で移載できる。
【0009】本発明の好ましい実施形態によれば、前記
搬入ハンド及び搬出ハンドはそれぞれ、中間位置で互い
に上下に交叉可能でありかつX方向に水平に延びたフィ
ンガー部(10a,12a)と、該フィンガー部をX方
向外方端部で片持ち支持する支持部(10b,12b)
とからなる。この構成により、フィンガー部で基板を支
持してX方向に自由に水平移動させることができ、かつ
中間位置でハンドの一方を下降させ同時に他方のハンド
を上昇させることにより、基板をハンド間で容易に載せ
代えることができる。
【0010】前記各支持部を上下動させる1対の上下動
装置と、該各上下動装置をX方向に水平移動させる1対
の水平移動装置と、を備え、1対の上下動装置及び水平
移動装置は、X方向に直交するY方向に互いにオフセッ
トしている、ことが好ましい。この構成により、ハンド
の一方が下降している際に、他方を上昇してX方向に互
いに干渉することなく水平移動することができる。
【0011】前記水平移動装置を昇降させる昇降装置を
備え、該昇降装置は、搬入位置及び/又は搬出位置に位
置決めされ複数の基板を上下方向に間隔を隔てて収納す
るカセット(14)に対応して昇降する、ことが好まし
い。この昇降装置は、前記1対の水平移動装置の両方を
昇降させてもよく、或いは一方のみを独立して昇降させ
てもよい。この構成により、カセットを精度よく固定し
たままで、カセット内の各基板に対応して水平移動装置
を昇降させて、基板を1枚づつ移載することができる。
【0012】Y方向に走行可能な台車(16)を備え、
該台車上に少なくとも前記搬入ハンド、搬出ハンド、1
対の上下動装置、及び1対の水平移動装置が設置されて
いる、ことが好ましい。この構成により、Y方向に移載
距離が離れてきる場合でも高精度で移載することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。なお、各図において、共通
する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略す
る。図1は、本発明の基板移載装置の全体構成を示す正
面図であり、図2は、図1の平面図である。図1及び図
2に示すように、本発明の基板移載装置は、水平に支持
された平板状の基板1を、搬入位置から搬出位置まで、
基板1の下面を支持して移載する装置である。
【0014】この実施形態において、基板の搬入位置と
搬入位置は、中間位置を挟んでX方向(搬入位置の基板
の取出方向)に対峙して位置決めされている。また、搬
入位置には、複数(例えば15〜20枚)の基板1を上
下方向に間隔を隔てて収納するカセット14が、精度よ
く固定されている。更に、搬出位置には、基板1枚を支
持する支持部材15が設けられ、基板1の搬入/搬出側
を除く外周部の下面を支持して基板を浮かせた状態で保
持するようになっている。この搬出位置は、基板1の検
査やドーピング装置等のプロセス装置へ搬入/搬出する
ために用いられる。
【0015】本発明の基板移載装置は、搬入位置の基板
1を支持して中間位置まで移動させる搬入ハンド10
と、中間位置で基板1を支持して搬出位置まで移動させ
る搬出ハンド12とを備える。搬入ハンド10及び搬出
ハンド12はそれぞれ、中間位置で互いに上下に交叉可
能でありかつX方向に水平に延びたフィンガー部10
a,12aと、このフィンガー部をX方向外方端部で片
持ち支持する支持部10b,12bとからなる。すなわ
ち、フィンガー部10aと12aは、図2に例示するよ
うに、支持部10b,12bからそれぞれ櫛形に延びか
つY方向(X方向に直交する水平方向)に互いにオフセ
ットして構成されている。この構成により、図2に示す
中間位置において、互いに上下に交叉することができ
る。
【0016】また、この実施例において、フィンガー部
10aと12aの表面には複数のバキュームチャック9
が設けられている。このバキュームチャック9は、テフ
ロン又はPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)製の
円筒状リングとそのリング中央部に連通したバキューム
ライン(図示せず)とからなり、バキュームラインから
内部を真空にすることにより、基板1を複数のバキュー
ムチャック9に吸着させ、基板1を安定に保持するよう
になっている。この構成により、ハンド10,12を高
速移動させても、基板1を正確に保持することができ
る。更に、フィンガー部10aと12aの表面には、反
射型光センサー17が設けられている。この反射型光セ
ンサー17は、例えばレーザー式であり、レーザー光の
反射により所定位置の基板を検出するようになってい
る。この構成により、基板1を確実に検出することがで
きる。
【0017】本発明の基板移載装置は、更に、各支持部
10b,12bを上下動させる1対の上下動装置18
と、この各上下動装置18をX方向に水平移動させる1
対の水平移動装置20とを備える。水平移動装置20
は、上下動装置18の下部に取り付けられた直線ガイド
20a、水平台20bの上面にX方向に取り付けられた
ガイドレール20c、及び図示しない駆動装置(例えば
エアーシリンダ、電動モータ等)からなる。この例で
は、4つの直線ガイド20aと2本のガイドレール20
cからなる。この構成により、水平台20b上におい
て、直線ガイド20aとガイドレール20cで案内しな
がら、上下動装置20及びこれに取り付けられたハンド
10,12をX方向に水平移動させることができる。
【0018】図3は、図2のA部拡大図であり、図4
は、図3のB−B線における断面図である。図3及び図
4に示す実施形態では、支持部12bと上下動装置18
の上板18aとの間にシフト装置22を備えている。こ
のシフト装置22は、支持部12bの下面に固定された
直線ガイド22a、上板18a上にX方向に固定された
ガイドレール22b、支持部12bの下部に設置された
エアシリンダ22c、及びダンパー22d、タンパース
トッパー22eからなり、エアシリンダ22cの伸縮に
より、支持部12bを一定の距離水平移動できるように
なっている。このシフト装置22を設けることにより、
上述した水平移動装置20のストロークエンドにおい
て、更にエアシリンダ22cにより一定の距離だけ補助
的に水平移動させることができ、装置のX方向寸法を短
くすることができる。
【0019】なお、このシフト装置22は不可欠ではな
く、これを設けずに、支持部12bを上下動装置18の
上板18aに直接固定してもよい。この構成により、全
体の構造を更にシンプルにすることができる。
【0020】また、上下動装置18は、上板18aの下
面に固定された蓋部材18b、蓋部材18bの内側に位
置する箱部材18d、箱部材内に水平に固定された支持
材18c、蓋部材18bから箱部材18d内に張り出し
て固定された案内材18e、案内材18eに固定された
複数(例えば4つ)の直線ガイド19a(例えばリニア
ボールベアリング)、直線ガイド19aと嵌合し、支持
材18cと箱部材18dで垂直に支持された複数のガイ
ドシャフト19b、案内材18eと箱部材18dの間に
設置されその間隔を伸縮させるエアシリンダ19c、支
持材18cから上下に突出して取り付けられエアシリン
ダ19cの停止位置を調整する上下限ガンパー19d、
等からなる。この構成により、エアシリンダ19cの伸
縮により、直線ガイド19aとガイドシャフト19bで
垂直に案内しながら、上板18a及びこれに取り付けら
れているハンド10,12を正確に上下動させることが
できる。
【0021】更に、図2に示すように、1対の上下動装
置18及び水平移動装置20は、X方向に直交するY方
向に互いにオフセットしている。この構成により、図1
に示すように、搬入ハンド10及び搬出ハンド12の一
方(例えば搬入ハンド10)が下降している際に、他方
(例えば搬出ハンド12)が上昇してX方向に自由に水
平移動することができる。なお、この水平移動の際に、
ハンド10,12が互いに干渉しないように、それぞれ
薄い平板状に構成されている。
【0022】図1に示すように、本発明の基板移載装置
は、更に水平移動装置20を同時に昇降させる昇降装置
24を備える。この昇降装置24は台車16上に設置さ
れ、搬入位置及び/又は搬出位置に位置決めされたカセ
ット14に対応して昇降するようになっている。この構
成により、カセット14を搬入位置及び/又は搬出位置
に精度よく固定したままで、カセット内の各基板に対応
して水平移動装置20及びこれに取り付けられたハンド
10,12を昇降させて、基板1を1枚づつ移載するこ
とができる。
【0023】なお、この昇降装置24は不可欠ではな
く、この昇降装置を設けずに、水平移動装置20を直接
台車16に固定してもよい。この場合に、カセット14
の支持台に同様の昇降装置を設けることが好ましい。
【0024】また、この実施例において、台車16は、
Y方向ガイド装置26(例えばレールと車輪)で案内さ
れ、図示しない駆動装置によりY方向に走行できるよう
になっている。この構成により、台車16をY方向に走
行させて移動することにより、Y方向に離れた位置に基
板1を搬出することができる。なお、この場合には、搬
出位置が図1の搬入位置側(右側)にある場合には、搬
入ハンド10を搬出用に用いることができる。
【0025】なお、この台車16は不可欠ではなく、台
車の代わりに固定架台を設けてもよい。この場合に、基
板1を図2の搬入位置から搬出位置にX方向に移載する
ことができる。
【0026】図5は、本発明の基板移載装置の作動説明
図である。上述した本発明のこの構成により、以下のス
テップで基板1を搬入位置から搬出位置に移載すること
ができる。 まず、図5(A)に示すように、搬出ハンド12を中
間位置で下降させた状態で、搬入ハンド10を上昇して
搬入位置までX方向に水平移動させて搬入ハンドのフィ
ンガー部10aを基板1の下部に挿入し、搬入ハンド1
0aを更に上昇させる。これにより、基板1を搬入ハン
ド10のフィンガー部10aに載せることができる。
【0027】次いで、図5(B)に示すように、搬入
ハンド10を中間位置まで戻し、中間位置で搬入ハンド
10を下降させ同時に搬出ハンド12を上昇させる。こ
れにより、基板1を搬出ハンド12のフィンガー部12
aに載せ代えることができる。 次に、図5(C)及び(D)に示すように、搬入ハン
ド10を中間位置で下降させた状態で、搬出ハンド12
を上昇したまま搬出位置までX方向に水平移動させ、搬
出位置で搬入ハンド12を下降させる。これにより基板
1を搬出位置の支持台上に載せ代えることができる。基
板を搬出位置に載せ代えた後、搬入ハンド12は中間位
置まで戻り、図5(B)の状態(初期状態)に戻る。
【0028】上述したように、本発明の基板移載装置
は、搬入ハンド10と搬出ハンド12を水平移動及び上
下動させるだけのシンプルな構造であり、ロボットアー
ムのような大型の可動部分がなく、ハンド10,12を
直線運動させる直動システムで構成されている。そのた
め、可動部分が小さいシンプルな構造であり、かつ可動
部分の重量が小さいことから小動力で大型の基板を高速
で移載できる。更に、全体が直動システムのため、必要
設置スペースが小さくでき、クリーンルームの必要面積
を低減することができる。また、ハンド10,12をX
方向に水平移動させることにより、移載距離が大きい場
合でも高精度で移載できる。
【0029】なお、本発明は上述した実施形態及び実施
例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
変更できることは勿論である。
【0030】
【発明の効果】上述したように、本発明の基板移載装置
は、可動部分が少ないシンプルな構造で大型の基板を高
速で移載でき、必要設置スペースが小さく、移載距離が
大きい場合でも高精度で移載でき、かつ必要動力が小さ
い、等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基板移載装置の全体構成を示す正面図
である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図2のA部拡大図である。
【図4】図3のB−B線における断面図である。
【図5】本発明の基板移載装置の作動説明図である。
【図6】イオンドーピング装置の全体構成図である。
【図7】基板を収容するカセットの模式図である。
【図8】従来の基板移載装置の模式図である。
【符号の説明】
1 基板(ガラス基板) 2 イオン源 3 真空ドーピング室 4 真空室 5 真空ロック室 6 搬送装置 7 カセット 9 バキュームチャック 10 搬入ハンド 10a フンガー部 10b 支持部 12 搬出ハンド 12a フンガー部 12b 支持部 14 カセット 15 支持部材 16 台車 17 反射型光センサー 18 上下動装置 20 水平移動装置 22 シフト装置 24 昇降装置 26 Y方向ガイド装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 弘記 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 (72)発明者 星野 修二 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平に支持された平板状の基板(1)
    を、搬入位置から搬出位置まで、基板の下面を支持して
    移載する基板移載装置であって、 搬入位置の基板を支持して中間位置まで移動させる搬入
    ハンド(10)と、中間位置で基板を支持して搬出位置
    まで移動させる搬出ハンド(12)とを備え、 前記搬入ハンド及び搬出ハンドは、搬入位置の基板の取
    出方向Xにそれぞれ水平移動可能かつ上下動可能であ
    り、かつ前記中間位置で互いに上下に交叉可能であり、
    更にその一方が下降している際に、他方が上昇してX方
    向に水平移動可能に構成されている、ことを特徴とする
    基板移載装置。
  2. 【請求項2】 前記搬入ハンド及び搬出ハンドはそれぞ
    れ、中間位置で互いに上下に交叉可能でありかつX方向
    に水平に延びたフィンガー部(10a,12a)と、該
    フィンガー部をX方向外方端部で片持ち支持する支持部
    (10b,12b)とからなる、ことを特徴とする請求
    項1に記載の基板移載装置。
  3. 【請求項3】 前記各支持部を上下動させる1対の上下
    動装置と、該各上下動装置をX方向に水平移動させる1
    対の水平移動装置と、を備え、1対の上下動装置及び水
    平移動装置は、X方向に直交するY方向に互いにオフセ
    ットしている、ことを特徴とする請求項2に記載の基板
    移載装置。
  4. 【請求項4】 前記水平移動装置を同時に昇降させる昇
    降装置を備え、該昇降装置は、搬入位置及び/又は搬出
    位置に位置決めされ複数の基板を上下方向に間隔を隔て
    て収納するカセット(14)に対応して昇降する、こと
    を特徴とする請求項2又は3に記載の基板移載装置。
  5. 【請求項5】 Y方向に走行可能な台車(16)を備
    え、該台車上に少なくとも前記搬入ハンド、搬出ハン
    ド、1対の上下動装置、及び1対の水平移動装置が設置
    されている、ことを特徴とする請求項3又は4に記載の
    基板移載装置。
JP2751098A 1998-02-09 1998-02-09 基板移載装置 Pending JPH11227943A (ja)

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