JP4474672B2 - 基板移載装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラズマディスプレイ用基板又はガラス基板を移載する基板移載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プラズマディスプレイパネル(PDP)の製造プロセスでは、プラズマディスプレイ用基板の洗浄、印刷、焼成工程を経て、リブの形成や電極の形成が完了する。これらの工程の装置は、ほとんどが1枚ずつの枚葉毎に加工される。一方、各工程への基板の搬送は、搬送時間の関係から複数枚をまとめてカセットによる搬送が行われる。
従って、各工程への投入及び完了後は図7に示すカセットステーションが設置され、カセットから基板を取り出し、カセットに基板を格納する基板移載機が使用される。
【0003】
カセット7は、図8に模式的に示すように、取出し側を除く外縁部で基板1を水平に支持し、上下方向に間隔を隔てて複数(例えば15〜20枚)を収納するようになっている。基板1の表面はドーピングその他の処理を行うため、異物との接触を完全に回避する必要がある。そのため、従来は、図9に示すような関節アームロボットを基板移載装置として用い、薄いハンド6aを基板の間に水平に挿入し、裏面から支持して基板を僅かに持ち上げてカセットから取り出し、自動移載していた。
【0004】
しかし、上述した従来の基板移載装置には、以下の問題点があった。
(1)近年のプラズマディスプレイの製造では、従来の液晶ディスプレイに比べ、基板寸法も大型化(例えば1000mm×1400mm)し、その重量も倍加している。そのため、従来の液晶ディスプレイの製造で使用されていた関節アームロボットでは、この大型基板のハンドリングは出来ない。また、従来の関節アームロボットを大型化した場合でも、アームが長くなり、アームの揺動等に要するスペースが大きくなり、クリーンルームを大型化する必要が生じ、設備費及び運転費が大幅に増大する。
(2)また、関節アームロボットで基板を移載する場合には、アーム先端部のハンドで基板を抜き出し、ハンドを水平に旋回又は反転させて所望の位置まで移動させる必要がある。そのため、アームの作動が複雑化するばかりでなく、アーム等の重量が大きいため高速作動が困難となり、動作速度が遅くなりかつ位置決め精度が低下する。また、これを無理に高速化・高精度化しようとすると、装置動力が大幅に増大する。
【0005】
これらの問題点を解決するために、本発明の発明者等は先に、図10に示す基板移載装置を創案し出願した(特開平11−227943号)。この基板移載装置は、搬入位置の基板を支持して中間位置まで移動させる搬入ハンド10と、中間位置で基板を支持して搬出位置まで移動させる搬出ハンド12とを備え、この搬入ハンド及び搬出ハンドが、搬入位置の基板の取出方向Xにそれぞれ水平移動可能かつ上下動可能であり、かつ中間位置で互いに上下に交叉可能であり、更にその一方が下降している際に、他方が上昇してX方向に水平移動可能に構成されたものである。なお、この図で、16は水平移動装置、17は上下動装置である。
【0006】
この構成により、可動部分が小さくシンプルな構造で大型の基板を高速で移載でき、必要設置スペースが小さく、移載距離が大きい場合でも高精度で移載でき、かつ必要動力が小さい基板移載装置とすることが可能となった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開平11−227943号の基板移載装置には、以下の問題点があった。
(1) 搬入ハンド10と搬出ハンド12の相互の干渉を避けるために、中間位置で互いに上下に交叉可能なフィンガー部10a,12aをX方向外方端部で片持ち支持する支持部10b,12bを必要とし、その分余分なデッドスペースが必要となる。
(2)また、大きな基板1の外側に基板を取り回すための支持部10b,12bや水平移動装置16等を必要とする。
これらの理由から、必要設置スペースを更に小さくすることが困難であり、装置全体の占めるスペースが大きく、これを収納するクリーンルームが大型化しそのコストが過大となる問題点があった。
(3)更に、基板1の搬出位置(受取り側)に、フィンガー部10a,12aとの干渉を避けるために、プッシュアップ機構などの特殊装置を必要とし、通常のローラコンベアの使用ができない問題点があった。
(4)また、搬入位置から基板を取り出し、中間位置で乗せ替え、搬出位置に移載するまで、次の基板の取り出しを開始できず、移載のハンドリング時間が長く、サイクルタイムが長い問題点があった。
【0008】
本発明はかかる問題点を解決するために創案されたものである。すなわち本発明の目的は、大型の基板を高速(短いサイクルタイム)で移載でき、必要設置スペースを更に小さくでき、特殊装置を必要とせずに通常のローラコンベアに基板を移載でき、かつ可動部が少なくシンプルな構造で安価に製造することが可能な基板移載装置を提供することにある。
【0009】
また、基板を支持して搬送するための把持部材(以下、基板搬送用ハンド)として、本発明の発明者等は、図11に例示する基板搬送用ハンドを創案し出願した(特願平10−178215号、未公開)。この基板搬送用ハンドは、先端にV字上の切欠き部18aを有する4角形状をしており、先端の切欠き部の両側と切欠き部の底部近傍から中心線に沿った複数個所に基板を支持する突起18bを設けるとともに、切欠き部の両側の突起の手前側とハンド中間部の両側とに基板に吸着する吸盤18cを有するものである。
【0010】
この基板搬送用ハンドは、基板サイズの適用範囲が広く、例えば、最小560×720〜最大1000×1400の、各辺の寸法で2倍程度までを同一の基板搬送用ハンドで取り扱うことができる。
しかし、更に、基板サイズの適用範囲を広くしようとすると、基板搬送用ハンドを大きくすると小さい基板のカセットの支持部と干渉して小さい基板に適用できず、逆に基板搬送用ハンドを大きくせずに大きい基板を支持すると、ハンドの基板支持点(突起18)からオーバハングする部分が大きくなって、その部分がたわみ、全体が大きく凸状にたわんでしまう。
そのため、従来の基板搬送用ハンドでは、より広い範囲の基板サイズを同一の基板搬送用ハンドで取り扱えない問題点があった。
【0011】
後述の参考例の移載ハンドでは、小基板から大基板までの各辺の寸法で2倍以上のサイズの異なる基板を取り扱うことができ、これにより、異なるサイズの基板に対応するカセットから同一のハンドで基板をハンドリングすることができる。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明によれば、水平に支持された平板状の基板(1)を、搬入位置から搬出位置まで、基板の下面を支持して移載する基板移載装置であって、搬入位置の基板を支持して中間位置まで移動させる移載ハンド(20)と、中間位置で基板を支持して搬出位置まで水平移動させる中間水平コンベア(22)とを備え、前記移載ハンドは、搬入位置の基板の取出方向Xに水平移動可能かつ中間水平コンベアの上下まで昇降可能であり、かつ前記中間位置で中間水平コンベアと上下に交叉可能に構成されており、
前記中間水平コンベア(22)は、1対の水平ローラ群を有し、各水平ローラ群は、中間水平コンベアによる前記水平移動の方向に互いに間隔を隔てた複数の水平ローラ(22a)を有し、前記1対の水平ローラ群は、中間水平コンベアによる前記水平移動の方向と直交する水平方向に互いに間隔Bを隔てて設けられ、
前記移載ハンド(20)は、前記間隔Bよりも狭い中央支持部材(20a)と、該中央支持部材に設けられ、前記水平ローラと同一レベルで干渉しない位置に、中間水平コンベアによる前記水平移動の方向に間隔を隔てた複数の水平支持部(20b)とからなり
該各水平支持部は、前記水平移動の方向と直交する前記水平方向に関する位置が前記水平ローラと重複する部分を有する、ことを特徴とする基板移載装置が提供される。
【0013】
また、本発明によれば、水平に支持された平板状の基板(1)を、搬入位置から搬出位置まで、基板の下面を支持して移載する基板移載装置であって、搬入位置の基板を支持して中間位置まで移動させる移載ハンド(20)と、中間位置で基板を支持して搬出位置まで水平移動させる中間水平コンベア(22)とを備え、前記移載ハンドは、搬入位置の基板の取出方向Xに水平移動可能かつ中間水平コンベアの上下まで昇降可能であり、かつ前記中間位置で中間水平コンベアと上下に交叉可能に構成されており、
前記中間水平コンベア(22)は、基板取出方向Xに互いに間隔を隔て、幅方向両側から片持ち支持された複数の水平ローラ(22a)を有し、該水平ローラの幅中心側は幅方向に一定の間隔Bを隔てており、
前記移載ハンド(20)は、前記間隔Bよりも狭い中央支持部材(20a)と、該中央支持部材の上面に設けられ、前記水平ローラと同一レベルで干渉しない位置に基板取出方向Xに間隔を隔てた複数の水平支持部(20b)とからなる、ことを特徴とする基板移載装置が提供される。
【0014】
上記本発明の構成によれば、中間位置で幅方向両側から片持ち支持された複数の水平ローラ(22a)と、移載ハンド(20)の中央支持部材(20a)と水平支持部(20b)とが、上下に交叉できるので、(A)移載ハンド(20)の水平支持部(20b)で基板を支持して搬入位置の基板を中間位置まで移動させ、(B)中間位置で移載ハンドを中間水平コンベアの下まで下降させて、水平ローラ(22a)の上に基板を載せ替え、(C)水平ローラで基板を支持しこれを回転駆動して搬出位置まで水平移動させることができる。
従って、大型の基板を高速(短いサイクルタイム)で移載でき、必要設置スペースを更に小さくでき、特殊装置を必要とせずに通常のローラコンベアに基板を移載でき、かつ可動部が少なくシンプルな構造で安価に製造することが可能となる。
【0015】
また、本発明によれば、水平に支持された平板状の基板(1)を、搬入位置から搬出位置まで、基板の下面を支持して移載する基板移載装置であって、搬入位置の基板を支持して中間位置まで移動させる移載ハンド(20)と、中間位置で基板を支持して搬出位置まで移動させる中間水平コンベア(22)と、中間位置で中間水平コンベアの上下まで昇降可能な中間移載装置(24)とを備え、該中間移載装置は移載ハンド及び中間水平コンベアと、移載ハンドは中間水平コンベアと、上下に交叉可能に構成されている、ことを特徴とする基板移載装置が提供される。
【0016】
本発明の好ましい実施形態によれば、前記中間水平コンベア(22)は、基板取出方向Xに互いに間隔を隔て、幅方向両側から片持ち支持された複数の水平ローラ(22a)を有し、該水平ローラの幅中心側は幅方向に一定の間隔Bを隔てており、前記中間移載装置(24)は、中間水平コンベア(12)の幅方向外側から片持ち支持された複数の水平支持部(24a)を有し、該水平支持部は、前記水平ローラと同一レベルで干渉しない位置に基板取出方向Xに間隔を隔て、かつその幅中心側は前記間隔Bを隔てており、前記移載ハンド(20)は、前記間隔Bよりも狭い中央支持部材(20a)と、該中央支持部材の上面に設けられ、前記水平支持部(24a)と同一レベルで干渉しない位置で、水平ローラとも同じレベルで干渉しない位置に基板取出方向Xに間隔を隔てた複数の水平支持部(20b)とからなる。
【0017】
上記本発明の構成によれば、中間位置で幅方向外側から片持ち支持された中間移載装置の水平支持部(24a)は、移載ハンドの中央支持部材(20a)及び水平支持部(20b)と上下に交叉でき、かつ中間水平コンベアの水平ローラ(22a)とも上下に交叉できるので、(A)移載ハンド(20)の水平支持部(20b)で基板を支持して搬入位置の基板を中間位置まで移動させ、(B)中間位置で移載ハンドを中間移載装置の下まで下降させて、水平支持部(24a)の上に基板を載せ替え、(C)次いで、中間移載装置を中間水平コンベアの下まで下降させて、水平ローラ(22a)の上に基板を載せ替え、(D)最後に水平ローラで基板を支持しこれを回転駆動して搬出位置まで水平移動させることができる。カセットから最後の基板を取り出した時は、図7に示すように移載ハンドがコンベア下面にもぐることにより移載を完了する。
従って、この構成によっても、大型の基板を高速(短いサイクルタイム)で移載でき、必要設置スペースを更に小さくでき、特殊装置を必要とせずに通常のローラコンベアに基板を移載でき、かつ可動部が少なくシンプルな構造で安価に製造することが可能となる。
【0018】
更に、参考例によれば、最小基板の幅よりも狭い中央支持部材(20a)と、該中央支持部材の上面に設けられ、基板取出方向Xに間隔を隔てた複数の水平支持部(20b)とからなり、前記水平支持部(20b)は最大基板の幅よりも狭く、かつその上面に最小基板から最大基板まで支持可能な支持部材(26)が取付けられている、ことを特徴とする基板移載装置に用いる移載ハンドが提供される。
【0019】
上記構成の移載ハンドによれば、異なるサイズの基板に対応するカセットを、最小基板の幅よりも狭い中央支持部材(20a)が挿入できるように構成しておくだけで、水平支持部(20b)の上に小基板から大基板までのサイズの異なる基板を載せて、同一のハンドで基板をハンドリングすることができる。なお、本ハンドはこの移載装置に限らず、他の移載装置でも使用可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略する。
図1は、本発明の第1実施形態の基板移載装置の全体構成を示す側面図であり、図2は、図1の平面図である。図1及び図2に示すように、本発明の基板移載装置は、水平に支持された平板状の基板1を、搬入位置から搬出位置まで、基板1の下面を支持して移載する装置である。
【0021】
この実施形態において、基板の搬入位置と搬入位置は、中間位置を挟んでX方向(搬入位置の基板の取出方向)に対峙して位置決めされている。また、搬入位置には、複数(例えば15〜20枚)の基板1を上下方向に間隔を隔てて収納するカセット14が、精度よく固定されている。更に、搬出位置には、基板1枚をX方向に水平に移動するローラコンベア装置15が設けられている。このローラコンベア装置15は、基板1を支持して移動させる複数の駆動ローラ15aを備え、基板1の検査やスクリーン印刷、焼成などのプロセス装置へ搬入/搬出するために用いられる。
【0022】
本発明の基板移載装置は、搬入位置の基板1を支持して中間位置まで移動させる移載ハンド20と、中間位置で基板1を支持して搬出位置まで水平移動させる中間水平コンベア22とを備える。
中間水平コンベア22は、基板取出方向Xに互いに間隔を隔てた複数(この図では26)の水平ローラ22aを有する。各水平ローラ22aは、幅方向両側から片持ち支持された、図示しない駆動装置によりその軸心を中心に回転駆動される。また、各水平ローラ22aの幅中心側は幅方向に一定の間隔Bを隔てている。
【0023】
一方、移載ハンド20は、水平ローラ22aの幅中心側の間隔Bよりも狭い中央支持部材20aと、この中央支持部材20aの上面に設けられた複数(この例では9枚)の水平支持部20bとからなる。
中央支持部材20aは、図示しない駆動装置により、基板の取出方向Xに中間位置で水平移動可能に構成され、かつ中間水平コンベア22の水平ローラ22aの上下まで昇降可能に構成されている。
また、各水平支持部20bは、基板取出方向Xに間隔を隔てており、水平ローラ22aと同一レベルで干渉しないように配置されている。
【0024】
上述した構成により、移載ハンド20は、搬入位置の基板1の取出方向Xに水平移動可能かつ中間水平コンベア(具体的には水平ローラ22a)の上下まで昇降可能であり、かつ中間位置で中間水平コンベア22の水平ローラ22aと上下に干渉せずに交叉することができる。
【0025】
図3は、上述した基板移載装置に用いる移載ハンドの構成図である。上述したように、移載ハンド20は、中央支持部材20aと水平支持部20bとからなる。この図に示すように、中央支持部材20aは、最小基板1Aの幅よりも狭く構成され、水平支持部20bは、最大基板1Bの幅よりも狭くている。また、水平支持部20bは、基板取出方向Xに間隔を隔てて構成され、カセット14内の基板支持部14aと上下に干渉しないようになっている。更に、この例では、水平支持部20bの上面に最小基板Aから最大基板Bまで支持可能な複数の支持部材26が取付けられている。
【0026】
この構成の移載ハンド20によれば、異なるサイズの基板1に対応するカセット14を、最小基板1Aの幅よりも狭い中央支持部材20aが挿入できるように構成しておくだけで、水平支持部20bの上に小基板1Aから大基板1Bまでのサイズの異なる基板1を載せて、同一のハンドで基板をハンドリングすることができる。
【0027】
図4は、上述した第1実施形態の基板移載装置の作動説明図である。上述した本発明の構成によれば、幅方向両側から片持ち支持された複数の水平ローラ22aと、移載ハンド20の中央支持部材20aと水平支持部20bとが、中間位置で上下に交叉できるので、(A)移載ハンド20をカセット14内に水平に挿入し、次いで上昇させることにより、移載ハンド20の水平支持部20bで基板1を支持し、(B)次に、移載ハンド20を後退させて搬入位置の基板1を中間位置まで水平に引き抜き、中間位置で移載ハンド20を中間水平コンベア22の下まで下降させて、水平ローラ22aの上に基板1を載せ替え、(C)最後に、水平ローラ22aで基板1を支持しこれを回転駆動して搬出位置まで水平移動させることができる。また、図に示すように最後のこの工程では、次の基板を移載するために、並行して移載ハンド20をカセット14内に水平に挿入することができる。
【0028】
従って、上述した第1実施形態の基板移載装置により、大型の基板を高速(短いサイクルタイム)で移載でき、必要設置スペースを更に小さくでき、特殊装置を必要とせずに通常のローラコンベアに基板を移載でき、かつ可動部が少なくシンプルな構造で安価に製造することが可能となる。
【0029】
図5は、本発明の第2実施形態の基板移載装置の全体構成を示す側面図である。この基板移載装置は、搬入位置の基板1を支持して中間位置まで移動させる移載ハンド20と、中間位置で基板1を支持して搬出位置まで移動させる中間水平コンベア22と、中間位置で中間水平コンベア22(水平ローラ22a)の上下まで昇降可能な中間移載装置24とを備える。
中間水平コンベア22は、第1実施形態と同様に、基板取出方向Xに互いに間隔を隔て、幅方向両側から片持ち支持された複数の水平ローラ22aを有する。この水平ローラ22aの幅中心側は幅方向に一定の間隔Bを隔てている。
【0030】
また、中間移載装置24は、中間水平コンベア22の幅方向外側から片持ち支持された複数(この例では5本)の水平支持部24aを有する。この水平支持部24aは、中間位置において上下動可能に構成され、かつ水平ローラ22aと同一レベルで干渉しない位置に基板取出方向Xに間隔を隔てている。また、その幅中心側は中間水平コンベア22と同様に間隔Bを隔てている。
【0031】
移載ハンド20は、間隔Bよりも狭い中央支持部材20aと、この中央支持部材20aの上面に設けられた複数(この例では5枚)の水平支持部20bとからなる。この水平支持部20bは、中間移載装置24の水平支持部24aと水平ローラと同一レベルで干渉しない位置に基板取出方向Xに間隔を隔てて配置されている。
この構成により、中間移載装置24の水平支持部24aは、中間位置で移載ハンド20及び中間水平コンベア22と上下に干渉せずに交叉することができる。
【0032】
上述した第2実施形態の構成によれば、中間位置で幅方向外側から片持ち支持された中間移載装置の水平支持部24aは、移載ハンドの中央支持部材20a及び水平支持部20bと上下に交叉でき、かつ中間水平コンベアの水平ローラ22aとも上下に交叉できるので、(A)移載ハンド20の水平支持部20bで基板1を支持して搬入位置の基板を中間位置まで移動させ、(B)中間位置で移載ハンド20を中間移載装置の下まで下降させて、水平支持部24aの上に基板1を載せ替え、(C)次いで、中間移載装置24を中間水平コンベア22の下まで下降させて、水平ローラ22aの上に基板を載せ替え、(D)最後に水平ローラで基板を支持しこれを回転駆動して搬出位置まで水平移動させることができる。カセットから最後の基板を取り出した時は、図7に示すように移載ハンドがコンベア下面にもぐることにより移載を完了する。
【0033】
従って、上述した第2実施形態の基板移載装置によっても、大型の基板を高速(短いサイクルタイム)で移載でき、必要設置スペースを更に小さくでき、特殊装置を必要とせずに通常のローラコンベアに基板を移載でき、かつ可動部が少なくシンプルな構造で安価に製造することが可能となる。
【0034】
なお、本発明は上述した実施形態及び実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
【0035】
【発明の効果】
上述したように、本発明の基板移載装置とこれに用いる移載ハンドは、以下の特徴を有する。
(1)移載ハンドの水平直線動作と昇降動作の組合せで、カセットから基板を受け、コンベアに直接渡しができる。
(2)受けコンベアが搬送中に、次段の基板にアクセスができる。
(3)カセットへの基板搬送は、逆行程で実現できる。
(4)基板持ち替えがないため、防塵性能が高く、基板ダメージ(基板姿勢変化がない)が小さい。
(5)摺動部を装置下部に集中でき、防塵性能が高い。
(6)移載ハンドとカセットやコンベアの基板支持部材との干渉を回避できる。(7)移載ハンドに基板のたわみを最小にする基板支持部材を多様なサイズに対して対応できる位置に配置できる。
【0036】
従って、本発明の基板移載装置とこれに用いる移載ハンドは、大型の基板を高速(短いサイクルタイム)で移載でき、必要設置スペースを更に小さくでき、特殊装置を必要とせずに通常のローラコンベアに基板を移載でき、かつ可動部が少なくシンプルな構造で安価に製造することが可能であり、更に、小基板から大基板までの各辺の寸法で2倍以上のサイズの異なる基板を取り扱うことができ、これにより、異なるサイズの基板に対応するカセットから同一のハンドで基板をハンドリングすることができる、等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の基板移載装置の全体構成を示す側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本発明の基板移載装置に用いる移載ハンドの構成図である。
【図4】第1実施形態の作動説明図である。
【図5】本発明の第2実施形態の基板移載装置の全体構成を示す側面図である。
【図6】第2実施形態の作動説明図である。
【図7】従来の基板移載装置の全体構成図である。
【図8】基板を収容するカセットの模式図である。
【図9】従来の基板移載装置の模式図である。
【図10】先行出願にかかる基板移載装置の構成図である。
【図11】先行出願にかかる移載ハンドの構成図である。
【符号の説明】
1 基板(ガラス基板)、1A 小基板、1B 大基板、7 カセット、
10 搬入ハンド、10a フンガー部、10b 支持部、
12 搬出ハンド、12a フンガー部、12b 支持部、
14 カセット、14a 基板支持部、
16 水平移動装置、17 上下動装置、
18a 切欠き部、18b 突起、18c 吸盤、
20 移載ハンド、20b 水平支持部、
22 中間水平コンベア、22a 水平ローラ、
24 中間移載装置、24a 水平支持部、26 支持部材

Claims (6)

  1. 水平に支持された平板状の基板(1)を、搬入位置から搬出位置まで、基板の下面を支持して移載する基板移載装置であって、搬入位置の基板を支持して中間位置まで移動させる移載ハンド(20)と、中間位置で基板を支持して搬出位置まで水平移動させる中間水平コンベア(22)とを備え、前記移載ハンドは、搬入位置の基板の取出方向Xに水平移動可能かつ中間水平コンベアの上下まで昇降可能であり、かつ前記中間位置で中間水平コンベアと上下に交叉可能に構成されており、
    前記中間水平コンベア(22)は、1対の水平ローラ群を有し、各水平ローラ群は、中間水平コンベアによる前記水平移動の方向に互いに間隔を隔てた複数の水平ローラ(22a)を有し、前記1対の水平ローラ群は、中間水平コンベアによる前記水平移動の方向と直交する水平方向に互いに間隔Bを隔てて設けられ、
    前記移載ハンド(20)は、前記間隔Bよりも狭い中央支持部材(20a)と、該中央支持部材に設けられ、前記水平ローラと同一レベルで干渉しない位置に、中間水平コンベアによる前記水平移動の方向に間隔を隔てた複数の水平支持部(20b)とからなり
    該各水平支持部は、前記水平移動の方向と直交する前記水平方向に関する位置が前記水平ローラと重複する部分を有する、ことを特徴とする基板移載装置。
  2. 水平に支持された平板状の基板(1)を、搬入位置から搬出位置まで、基板の下面を支持して移載する基板移載装置であって、搬入位置の基板を支持して中間位置まで移動させる移載ハンド(20)と、中間位置で基板を支持して搬出位置まで水平移動させる中間水平コンベア(22)とを備え、前記移載ハンドは、搬入位置の基板の取出方向Xに水平移動可能かつ中間水平コンベアの上下まで昇降可能であり、かつ前記中間位置で中間水平コンベアと上下に交叉可能に構成されており、
    前記中間水平コンベア(22)は、基板取出方向Xに互いに間隔を隔て、幅方向両側から片持ち支持された複数の水平ローラ(22a)を有し、該水平ローラの幅中心側は幅方向に一定の間隔Bを隔てており、
    前記移載ハンド(20)は、前記間隔Bよりも狭い中央支持部材(20a)と、該中央支持部材の上面に設けられ、前記水平ローラと同一レベルで干渉しない位置に基板取出方向Xに間隔を隔てた複数の水平支持部(20b)とからなる、ことを特徴とする基板移載装置。
  3. 水平に支持された平板状の基板(1)を、搬入位置から搬出位置まで、基板の下面を支持して移載する基板移載装置であって、
    搬入位置の基板を支持して中間位置まで移動させる移載ハンド(20)と、中間位置で基板を支持して搬出位置まで移動させる中間水平コンベア(22)と、中間位置で中間水平コンベアの上下まで昇降可能な中間移載装置(24)とを備え、該中間移載装置は移載ハンド及び中間水平コンベアと、移載ハンドは中間水平コンベアと、上下に交叉可能に構成されている、ことを特徴とする基板移載装置。
  4. 前記中間水平コンベア(22)は、基板取出方向Xに互いに間隔を隔て、幅方向両側から片持ち支持された複数の水平ローラ(22a)を有し、該水平ローラの幅中心側は幅方向に一定の間隔Bを隔てており、
    前記中間移載装置(24)は、中間水平コンベア(22)の幅方向外側から片持ち支持された複数の水平支持部(24a)を有し、該水平支持部は、前記水平ローラと同一レベルで干渉しない位置に基板取出方向Xに間隔を隔て、かつその幅中心側は前記間隔Bを隔てており、前記移載ハンド(20)は、前記間隔Bよりも狭い中央支持部材(20a)と、該中央支持部材の上面に設けられ、前記水平支持部(24a)と同一レベルで干渉しない位置で、水平ローラとも同じレベルで干渉しない位置に基板取出方向Xに間隔を隔てた複数の水平支持部(20b)とからなる、ことを特徴とする請求項3に記載の基板移載装置。
  5. 前記中央支持部材(20a)は、最小基板の幅よりも狭く、
    前記中央支持部材(20a)の上面に取り付けられた前記水平支持部(20b)は、最大基板の幅よりも狭く、かつその上面に最小基板から最大基板まで支持可能な支持部材(26)が取付けられている、ことを特徴とする請求項1、2または4に記載の基板移載装置。
  6. 前記移載ハンドは、最小基板の幅よりも狭い中央支持部材(20a)と、該中央支持部材の上面に設けられ、基板取出方向Xに間隔を隔てた複数の水平支持部(20b)とからなり、前記水平支持部(20b)は最大基板の幅よりも狭く、かつその上面に最小基板から最大基板まで支持可能な支持部材(26)が取付けられている、ことを特徴とする請求項3に記載の基板移載装置。
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