JPH11227569A - 車両用ワイパ制御装置 - Google Patents

車両用ワイパ制御装置

Info

Publication number
JPH11227569A
JPH11227569A JP10031693A JP3169398A JPH11227569A JP H11227569 A JPH11227569 A JP H11227569A JP 10031693 A JP10031693 A JP 10031693A JP 3169398 A JP3169398 A JP 3169398A JP H11227569 A JPH11227569 A JP H11227569A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiper
turned
self
vehicle
transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10031693A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Asada
哲也 浅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP10031693A priority Critical patent/JPH11227569A/ja
Publication of JPH11227569A publication Critical patent/JPH11227569A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 間欠ワイパ動作の休止仲にイグニッションス
イッチをオフにしてもワイパ作動スイッチがオンのまま
であることを通知することができる車両用ワイパ制御装
置を提供する。 【解決手段】 INT_SW27をオンし、トランジス
タ13、モータ駆動リレー9、ワイパモータ7を介して
ワイパ動作が開始すると、トランジスタ65、自己保持
リレー5、そのメーク接点からなる自己保持リレー回路
によりIGN_SW1を通さずにバッテリ3から直接ワ
イパ作動回路に作動電圧を供給し、ワイパ動作の途中で
IGN_SW1がオフされると、トランジスタ79,8
3、ヒステリシスコンパレータ31、トランジスタ13
を介してワイパブレードを一旦作動させて所定の停止位
置まで移動させ、停止位置に到達すると、自己保持リレ
ー回路の自己保持を解除して、ワイパ作動回路に対する
作動電圧の直接供給を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のウィンドガ
ラス上をワイパブレードで払拭するワイパ動作を制御す
る車両用ワイパ制御装置に関し、更に詳しくは、間欠ワ
イパ動作が行われている途中の例えばワイパブレードが
休止している長めの間欠休止時間中にイグニッションス
イッチがオフされた場合においてもワイパ作動スイッチ
がオンのままであることを運転者に通知することができ
る車両用ワイパ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のイグニッションスイッチをオンし
て電源電圧が供給されている状態においてワイパ作動ス
イッチをオンして、ワイパブレードでウィンドガラス上
を払拭するワイパ動作を行っている途中においてイグニ
ッションスイッチがオフされると、ワイパ動作はその途
中の状態で停止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなワイパ動作
のうち、特に比較的長めの間欠休止時間を有する間欠ワ
イパ動作では、間欠休止時間中にはワイパブレードはウ
ィンドガラスの下方のブレード停止位置に停止している
ため、運転者はワイパ動作が継続中であることを忘れ
て、ワイパ作動スイッチをオフにすることなく、イグニ
ッションスイッチをオフにしてしまうことがあるが、こ
のような場合には次回に車両の運転を開始するために、
イグニッションスイッチをオンにすると、ワイパブレー
ドが作動し、車両のウィンドガラスが乾いている場合に
は、ワイパブレードおよびウィンドガラスが傷ついてし
まうという問題がある。
【0004】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、間欠ワイパ動作の休止中にイ
グニッションスイッチをオフにしてもワイパ作動スイッ
チがオンのままであることを通知することができる車両
用ワイパ制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、車両のウィンドガラス上
をワイパブレードで間欠的に払拭するようにワイパ動作
を制御する制御手段を有する車両用ワイパ制御装置であ
って、前記制御手段は、間欠休止時間中にイグニッショ
ンスイッチがオフされた場合、又は、電源がオフされた
場合、ワイパブレードを少なくとも1回払拭作動させる
払拭作動手段を有することを要旨とする。
【0006】また、請求項2記載の本発明は、車両のウ
ィンドガラス上をワイパブレードで払拭するワイパ動作
を制御する車両用ワイパ制御装置であって、イグニッシ
ョンスイッチがオンされ、該イグニッションスイッチを
介して電源電圧がワイパ作動回路に供給されている状態
においてワイパ動作を開始すべくワイパ作動スイッチが
オンされた場合、イグニッションスイッチを通さずに車
両電源から直接ワイパ作動回路に作動電圧を供給し、こ
の電圧供給状態をイグニッションスイッチのオフに関係
なく自己保持する自己保持リレー回路と、該自己保持リ
レー回路によりワイパ作動回路に作動電圧が供給され、
ワイパ動作が行われている途中において、イグニッショ
ンスイッチがオフされた場合、ワイパブレードを一旦作
動させてから所定の停止位置まで移動させる移動手段
と、該移動手段によりワイパブレードが所定の停止位置
に到達した時、前記自己保持リレー回路の自己保持を解
除して、ワイパ作動回路に対する車両電源からの作動電
圧の直接供給を停止させる停止手段とを有することを要
旨とする。
【0007】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、間欠休
止時間中にイグニッションスイッチがオフされた場合、
又は、電源がオフされた場合、ワイパブレードを少なく
とも1回払拭作動させることで、例えば間欠休止時間に
おいてワイパブレードが下方の停止位置に休止しいてる
間欠ワイパ動作の途中においてワイパ作動スイッチをオ
フし忘れて、イグニッションスイッチをオフしたとして
も、ワイパブレードを少なくとも1回払拭作動させるこ
とで、ワイパ作動スイッチがオンのままであることを運
転者に知らしめることができる。この結果、運転者はこ
のワイパブレードの動作を見て、ワイパ作動スイッチの
オフし忘れに気づき、ワイパ作動スイッチをオフにする
ことができるので、次回にイグニッションスイッチをオ
ンにして車両を作動した場合に、ワイパブレードが作動
し、これにより例えば乾いたウィンドガラス面やワイパ
ブレードが傷つくことを防止することができる。
【0008】請求項2記載の本発明によれば、ワイパ作
動スイッチをオンして、ワイパ動作が開始すると、自己
保持リレー回路によりイグニッションスイッチを通さず
に車両電源から直接ワイパ作動回路に作動電圧を供給
し、ワイパ動作の途中においてイグニッションスイッチ
がオフされても、自己保持リレー回路を介したワイパ作
動回路への作動電圧の供給によりワイパブレードを一旦
作動させて所定の停止位置まで移動させ、停止位置に到
達すると、自己保持リレー回路の自己保持を解除して、
ワイパ作動回路に対する作動電圧の直接供給を停止させ
るので、例えば間欠休止時間においてワイパブレードが
下方の停止位置に休止しいてる間欠ワイパ動作の途中に
おいてワイパ作動スイッチをオフし忘れて、イグニッシ
ョンスイッチをオフしたとしても、ワイパブレードが一
旦作動して停止位置まで移動するという動作により、ワ
イパ作動スイッチがオンのままであることを運転者に知
らしめることができる。この結果、運転者はこのワイパ
ブレードの動作を見て、ワイパ作動スイッチのオフし忘
れに気づき、ワイパ作動スイッチをオフにすることがで
きるので、次回にイグニッションスイッチをオンにして
車両を作動した場合に、ワイパブレードが作動し、これ
により例えば乾いたウィンドガラス面やワイパブレード
が傷つくことを防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態
に係わる車両用ワイパ制御装置の構成を示す回路図であ
る。同図に示す車両用ワイパ制御装置は、イグニッショ
ンスイッチ(以下、IGN_SWと略称する)1を介し
て車両のバッテリ3に接続され、IGN_SW1がオン
すると、バッテリ3からの電源電圧がIGN_SW1、
ダイオード85を介して自己保持リレー5の巻線に供給
されるとともに、該自己保持リレー5のメーク接点を介
してワイパモータ7の一方の端子Pに供給される。自己
保持リレー5の他方の端子Eはモータ駆動リレー9のト
ランスファ接点に接続されている。このモータ駆動リレ
ー9のメーク接点はアースに接続され、ブレーク接点は
オートストップスイッチ(以下、AS_SWと略称す
る)11のトランスファ接点に接続され、該AS_SW
11のブレーク接点はワイパモータ7の一方の端子Pに
接続され、メーク接点はアースに接続されている。
【0010】モータ駆動リレー9の巻線は、トランジス
タ13のコレクタと自己保持リレー5のメーク接点との
間に接続され、該トランジスタ13によって駆動される
ようになっている。トランジスタ13のエミッタはアー
スに接続され、ベースは抵抗19を介してアースに接続
されるとともに、更に抵抗15を介してトランジスタ1
7のコレクタに接続されている。トランジスタ17のエ
ミッタはアースに接続され、ベースは抵抗21を介して
ワイパ間欠作動スイッチ(以下、INT_SWと略称す
る)27の一方の端子に接続され、該INT_27の他
方の端子はアースに接続されている。また、INT_S
W27の一方の端子は抵抗23を介してアースに接続さ
れるとともに、抵抗25、自己保持リレー5のメーク接
点を介してバッテリ3に接続されている。
【0011】また、トランジスタ17のコレクタは抵抗
29を介してヒステリシスコンパレータ31の出力に接
続され、ヒステリシスコンパレータ31の一方の入力で
ある反転入力(−)は自己保持リレー5のメーク接点を
介してバッテリ3に接続されている抵抗分圧回路を構成
している抵抗33,35の接点に接続され、基準電圧を
印加されるようになっている。
【0012】ヒステリシスコンパレータ31の他方の入
力である非反転入力(+)はコンデンサ37と抵抗39
との接続点に接続されている。この接続点は抵抗41お
よびトランジスタ43を介してアースに接続されるとと
もに、更に抵抗45、トランジスタ83を介して自己保
持リレー5のメーク接点に接続されている。また、トラ
ンジスタ43のベースは抵抗49を介してアースに接続
されるとともに、抵抗47を介して別の抵抗51,53
の接続点に接続されている。
【0013】更に、IGN_SW1とダイオード85と
の接続点は、抵抗55およびコンデンサ57を介してア
ースに接続されるとともに、また抵抗71,73を介し
てアースに接続されている。抵抗55とコンデンサ57
との接続点は抵抗59を介してトランジスタ63のベー
スに接続され、トランジスタ63のエミッタはアースに
接続され、ベースは抵抗61を介してアースに接続さ
れ、更にコレクタは別のトランジスタ65のベースに接
続されている。このトランジスタ65のベースは抵抗6
6を介してエミッタに接続され、該エミッタは自己保持
リレー5のメーク接点に接続されている。
【0014】また、IGN_SW1に接続されている前
記抵抗71と73の接続点は、コンデンサ75を介して
アースに接続されるとともに、抵抗77を介してトラン
ジスタ79のベースに接続されている。該トランジスタ
79のエミッタはアースに接続され、コレクタは抵抗8
5を介して自己保持リレー5のメーク接点に接続される
とともに、更に抵抗81を介して前記トランジスタ83
のベースに接続されている。
【0015】次に、以上のように構成される車両用ワイ
パ制御装置の作用について説明する。まず、IGN_S
W1がオンすると、バッテリ3からの電源電圧がIGN
_SW1、ダイオード85を介して自己保持リレー5の
巻線に供給され、自己保持リレー5が作動し、そのメー
ク接点がオンし、ワイパモータ7の一方の端子Pにバッ
テリ3の正極性が接続されるが、ワイパモータ7の他方
の端子Eはアースに接続されていないので、この状態で
はワイパモータ7はまだ作動しない。
【0016】また、IGN_SW1がオンし、自己保持
リレー5のメーク接点がオンしたことで、該メーク接点
から抵抗25,21を介してトランジスタ17にベース
電流が流れ、トランジスタ17がオンし、これによりト
ランジスタ13のオンを阻止し、モータ駆動リレー9が
作動するのを防止するとともに、また自己保持リレー5
のメーク接点から抵抗33,35を介してアースに電流
が流れ、両抵抗33,35の接続点から所定の基準電圧
がヒステリシスコンパレータ31の反転入力に印加さ
れ、更に自己保持リレー5のメーク接点から抵抗39を
介してコンデンサ37に充電が開始される。そして、こ
のコンデンサ37の充電電圧が抵抗33,35からなる
前記基準電圧以上になると、ヒステリシスコンパレータ
31は高レベル出力信号を発生するが、ヒステリシスコ
ンパレータ31の出力は抵抗29の後でトランジスタ1
7によってアースされているため、ヒステリシスコンパ
レータ31の高レベル出力信号はトランジスタ13にも
トランジスタ43にも伝達されない。
【0017】また、IGN_SW1がオンしたことによ
り、抵抗55を介してコンデンサ57に充電が開始さ
れ、該コンデンサの充電電圧が所定の電圧以上になる
と、トランジスタ63がオンし、これによりトランジス
タ65もオンする。この結果、該トランジスタ65を介
して自己保持リレー5は自己のメーク接点で自己保持状
態になり、IGN_SW1がオフになっても自己保持リ
レー5は作動状態を保持し続けることができる。更に、
IGN_SW1がオンしたことにより、抵抗71を介し
てコンデンサ75にも充電が開始され、該コンデンサの
充電電圧が所定の電圧以上になると、トランジスタ79
がオンし、これによりトランジスタ83もオンし、前記
コンデンサ37に対して抵抗39を介した充電が抵抗3
3を介した充電と並行に行われる。
【0018】以上の状態において、INT_SW27を
オンすると、トランジスタ17がオフし、ヒステリシス
コンパレータ31の高レベル出力信号がトランジスタ1
3および43に供給され、両トランジスタはオンする。
そして、トランジスタ13がオンすると、モータ駆動リ
レー9が駆動され、そのトランスファ接点がメーク接点
側に切り替わってオンし、ワイパモータ7の他方の端子
Eがアースに接続され、これによりワイパモータ7は自
己保持リレー5のメーク接点を介したバッテリ3からの
電源電圧によって作動する。ワイパモータ7は作動する
と、該モータによって駆動されてワイパブレードが車両
のウィンドガラス上を払拭開始するとともに、AS_S
W11のトランスファ接点はメーク接点側に切り替わ
る。該メーク接点を介したアースがダイオード69、抵
抗67を介してトランジスタ65のベースに接続され、
トランジスタ65はこのアースを介してもベース電流を
供給され、作動し続けている。
【0019】また、トランジスタ43がオンしたこと
で、コンデンサ37の放電が抵抗41を介して開始し、
一定時間(ワイパの1回転よりも短い時間)経過して、
コンデンサ37の電圧が所定の基準電圧以下に低下する
と、ヒステリシスコンパレータ31の出力は低レベルに
なる。この結果、トランジスタ13はオフし、モータ駆
動リレー9がオフし、そのトランスファ接点はブレーク
接点側に切り替わり、このトランスファ接点によるアー
スはなくなるが、ワイパモータ7の他方の端子Eは該ト
ランスファ接点のブレーク接点側からAS_SW11の
メーク接点を介してアースに接続され、ワイパモータ7
は作動し続け、これによりワイパブレードも作動し続け
るが、ワイパモータ7が所定の停止位置まで回転し、ワ
イパブレードも所定の停止位置に戻ると、AS_SW1
1のトランスファ接点かブレーク接点側に切り替わるた
め、ワイパモータ7の他方の端子Eに対すアースがなく
なり、ワイパモータ7は所定の停止位置で停止するとと
もに、ワイパブレードも所定の停止位置で停止する。
【0020】また、ヒステリシスコンパレータ31の出
力が低レベルになると同時に、トランジスタ43もオフ
になり、抵抗39によるコンデンサ37に対する充電が
開始する。コンデンサ37の充電が開始し、所定時間経
過して、充電電圧が停止位置33,35により所定の基
準電圧以上になると、ヒステリシスコンパレータ31は
再び高レベル出力信号を発生し、トランジスタ13をオ
ンして、モータ駆動リレー9を駆動し、ワイパモータ7
を駆動するという一連のワイパ間欠動作を繰り返し行
う。
【0021】このようにワイパ間欠動作が繰り返し行わ
れている最中に、IGN_SW1がオフされると、コン
デンサ57,75の放電が開始され、所定時間経過する
と、トランジスタ63がオフするが、この時間よりも前
にトランジスタ79がオフし、更にトランジスタ83も
オンし、これにより抵抗45を介してコンデンサ37が
急速に充電されるため、ヒステリシスコンパレータ31
の出力はこれにより高レベルになり、トランジスタ13
をオンし、モータ駆動リレー9を作動し、ワイパモータ
7を作動する。ワイパモータ7が作動して、ワイパブレ
ードがワイパ動作を開始すると、AS_SW11のトラ
ンスファ接点はメーク接点側に接続され、アースに接続
されるため、上述したようにトランジスタ63がオフし
ても、トランジスタ65のベースは抵抗67、ダイオー
ド69、AS_SW11のメーク接点を介してアースに
接続されて、トランジスタ65はオン状態を保持するた
め、自己保持リレー5もオン状態を保持したままとなっ
ている。そして、ワイパモータ7が所定の停止位置まで
回転し、またワイパブレードも所定の停止位置まで作動
すると、AS_SW11のトランスファ接点はブレーク
接点側に切り替わり、アースが除去されるため、トラン
ジスタ65はオフとなり、自己保持リレー5もオフとな
り、これによりワイパ制御装置に対するバッテリ3から
の作動電圧が遮断され、ワイパ動作は停止する。
【0022】次に、図2に示す本発明の他の実施形態に
係わる車両用ワイパ制御装置について説明する。図2に
示す車両用ワイパ制御装置は、図1に示した車両用ワイ
パ制御装置におてトランジスタ、抵抗、コンデンサ、コ
ンパレータ等からなる多くの個別素子を1つのマイクロ
コンピュータ100で置き換え、該マイクロコンピュー
タ100のソフトウェアで同じ機能を実現するととも
に、マイクロコンピュータ100で実現し難いリレー回
路等を図1と同じものを使用して構成した車両用ワイパ
制御装置を構成したものであり、図1と同じ構成要素に
は同じ符号を付している。
【0023】図2に示す車両用ワイパ制御装置におい
て、マイクロコンピュータ100は電源端子Vcc、入
力端子Pi1,Pi2,Pi3、出力端子Po1,Po
2を有する。電源端子Vccは抵抗105を介して自己
保持リレー5のメーク接点に接続されるとともに、定電
圧ダイオード107を介してアースに接続され、該定電
圧ダイオードにより一定の動作電圧が供給されるように
なっている。
【0024】マイクロコンピュータ100の入力端子P
i1は、ワイパ間欠作動スイッチであるINT_SW2
7を介してアースに接続され、入力端子Pi2はIGN
_SW1とアースとの間に直列接続された抵抗101,
103の接続点に接続され、この入力端子Pi2の電圧
レベルを監視することによりIGN_SW1がオンにな
ったか否かを検出し得るようになっている。また、入力
端子Pi3はAS_SW11のトランスファ接点とアー
スとの間に直列接続された抵抗111,113の接続点
に接続され、AS_SW11のトランスファ接点がブレ
ーク接点側に接続されているかまたはメーク接点側に接
続され、該メーク接点を介してアースに接続されている
かを検出し得るようになっている。
【0025】更に、マイクロコンピュータ100の出力
端子Po1は抵抗109を介してトランジスタ65のベ
ースに接続され、該トランジスタ65を制御し得るよう
になっている。出力端子Po2は抵抗15を介してトラ
ンジスタ13のベースに接続され、該トランジスタ13
を制御し得るようになっている。
【0026】以上のように構成される図2に示す車両用
ワイパ制御装置の作用について図3に示すフローチャー
トを参照して説明する。図3のフローチャートに示す処
理においては、IGN_SW1が操作されてオンがオフ
になった状態から開始するようになっている。従って、
このようにIGN_SW1がオンになった場合に、ま
ず、ステップ311では、マイクロコンピュータ100
は出力端子Po1を低レベル(Lo)に設定し、これに
よりトランジスタ65をオンさせ、自己保持リレー5を
そのメーク接点およびトランジスタ65を介してバッテ
リ3からの電圧で自己保持させるように制御する。
【0027】次に、ステップ313では、マイクロコン
ピュータ100は入力端子Pi1のレベルが高レベル
(Hi)から低レベル(Lo)に変化したか否かをチェ
ックし、これによりINT_SW27がオンしたか否か
をチェックする。INT_SW27がオンした場合に
は、ステップ315では、マイクロコンピュータ100
は出力端子Po2を一定時間高レベル(Hi)に設定
し、トランジスタ13をオンし、モータ駆動リレー9を
駆動し、そのトランスファ接点をメーク接点側に切り替
えて、ワイパモータ7を作動させ、ワイパブレードを動
作させてウィンドガラスの払拭動作を開始させ、これに
よりAS_SW11がオンしてからオフするまでの間、
ワイパモータ7を作動させ、ワイパブレードをウィンド
ガラス上で一往復払拭動作を行わせしめた後、ワイパモ
ータ7を停止し、ワイパブレードを所定の停止位置に停
止させる。
【0028】ワイパモータ7が作動して、ワイパブレー
ドが一往復作動してから、所定の停止位置に停止した
後、次に、ステップ317では、マイクロコンピュータ
100は内蔵のタイマのカウントを開始させて、これに
よりワイパ間欠動作の間欠休止時間の計数を開始する。
次に、ステップ319では、それから入力端子Pi2の
レベルが高レベル(Hi)から低レベル(Lo)に変化
したか否かをチェックして、IGN_SW1がオフにな
ったか否かをチェックする。
【0029】IGN_SW1がオフになっていない場合
には、ステップ321では、マイクロコンピュータ10
0は入力端子Pi1が低レベルにあるか否かをチェック
し、これによりINT_SW27がオンのままあるか否
かをチェックする。INT_SW27がオンのままでな
い場合、すなわちINT_SW27がオフになった場合
には、ステップ313に戻り、同じ動作を繰り返し行う
が、INT_SW27がオンのままである場合には、ス
テップ323では、タイマのカウントが終了したか否か
をチェックする。タイマのカウントが終了した場合に
は、すなわちワイパ間欠動作の間欠休止時間が終了した
場合には、ステップ315に戻り、出力端子Po2を一
定時間高レベル(Hi)に設定し、トランジスタ13を
介してモータ駆動リレー9を駆動し、ワイパ間欠動作を
繰り返し行う。
【0030】上述したワイパ間欠動作の繰り返し動作中
におけるステップ319におけるチェックにおいて入力
端子Pi2のレベルが高レベル(Hi)から低レベル
(Lo)に変化し、IGN_SW1がオフになったこと
を識別した場合には、ステップ325では、マイクロコ
ンピュータ100は出力端子Po2を一定時間高レベル
(Hi)に設定し、これによりワイパモータ7を一旦作
動させ、更にワイパブレードも一旦作動させて所定の停
止位置まで移動させる。それから、ステップ327で
は、入力端子Pi3が低レベル(Lo)であるか否かを
チェックし、これによりAS_SW11が作動状態から
所定の停止位置に戻っているか否かをチェックする。A
S_SW11が所定の停止位置に戻っている場合には、
ステップ329では、出力端子Po1を高レベル(H
i)に設定して、自己保持用のトランジスタ65をオフ
にし、これにより自己保持リレー5もオフにし、ワイパ
制御装置に対するバッテリ3からの作動電圧の供給を停
止し、ワイパ制御装置の動作を停止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる車両用ワイパ制御
装置の構成を示す回路図である。
【図2】本発明の他の実施形態に係わる車両用ワイパ制
御装置の構成を示す回路図である。
【図3】図2に示す車両用ワイパ制御装置の作用を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 イグニッションスイッチ(IGN_SW) 3 バッテリ 5 自己保持リレー 7 ワイパモータ 9 モータ駆動リレー 11 オートストップスイッチ(AS_SW) 13,17,65 トランジスタ 15,39,67 抵抗 37,57,75 コンデンサ 31 ヒステリシスコンパレータ 100 マイクロコンピュータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のウィンドガラス上をワイパブレー
    ドで間欠的に払拭するようにワイパ動作を制御する制御
    手段を有する車両用ワイパ制御装置であって、 前記制御手段は、 間欠休止時間中にイグニッションスイッチがオフされた
    場合、又は、電源がオフされた場合、ワイパブレードを
    少なくとも1回払拭作動させる払拭作動手段を有するこ
    とを特徴とする車両用ワイパ制御装置。
  2. 【請求項2】 車両のウィンドガラス上をワイパブレー
    ドで払拭するワイパ動作を制御する車両用ワイパ制御装
    置であって、 イグニッションスイッチがオンされ、該イグニッション
    スイッチを介して電源電圧がワイパ作動回路に供給され
    ている状態においてワイパ動作を開始すべくワイパ作動
    スイッチがオンされた場合、イグニッションスイッチを
    通さずに車両電源から直接ワイパ作動回路に作動電圧を
    供給し、この電圧供給状態をイグニッションスイッチの
    オフに関係なく自己保持する自己保持リレー回路と、 該自己保持リレー回路によりワイパ作動回路に作動電圧
    が供給され、ワイパ動作が行われている途中において、
    イグニッションスイッチがオフされた場合、ワイパブレ
    ードを一旦作動させてから所定の停止位置まで移動させ
    る移動手段と、 該移動手段によりワイパブレードが所定の停止位置に到
    達した時、前記自己保持リレー回路の自己保持を解除し
    て、ワイパ作動回路に対する車両電源からの作動電圧の
    直接供給を停止させる停止手段とを有することを特徴と
    する車両用ワイパ制御装置。
JP10031693A 1998-02-13 1998-02-13 車両用ワイパ制御装置 Pending JPH11227569A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10031693A JPH11227569A (ja) 1998-02-13 1998-02-13 車両用ワイパ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10031693A JPH11227569A (ja) 1998-02-13 1998-02-13 車両用ワイパ制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11227569A true JPH11227569A (ja) 1999-08-24

Family

ID=12338167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10031693A Pending JPH11227569A (ja) 1998-02-13 1998-02-13 車両用ワイパ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11227569A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100756830B1 (ko) 2004-06-22 2007-09-07 주식회사 현대오토넷 차량의 와이퍼 1회 동작 및 도어 락 연동 스위치 장치
KR100756831B1 (ko) 2004-11-16 2007-09-07 주식회사 현대오토넷 자동차의 와이퍼 구동 회로 및 방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100756830B1 (ko) 2004-06-22 2007-09-07 주식회사 현대오토넷 차량의 와이퍼 1회 동작 및 도어 락 연동 스위치 장치
KR100756831B1 (ko) 2004-11-16 2007-09-07 주식회사 현대오토넷 자동차의 와이퍼 구동 회로 및 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR910004389B1 (ko) 엔진 자동시동 방법 및 장치
US4728870A (en) Wiper control apparatus
JPH11227569A (ja) 車両用ワイパ制御装置
KR950002503B1 (ko) 와이퍼 제어 시스템
US4158798A (en) Control circuits for windscreen wipers for road vehicles
KR900004826B1 (ko) 와이퍼 모타용 구동제어장치
JP4128478B2 (ja) ワイパモータ制御回路
JPS6236673Y2 (ja)
JPH0341964Y2 (ja)
JPH0341965Y2 (ja)
JP3654803B2 (ja) 間欠ワイパ即起動回路
JP3774007B2 (ja) 車両用ワイパ制御装置
JP2000344056A (ja) ワイパ制御装置
JPS6144914Y2 (ja)
JP2678906B2 (ja) 電動車の電源制御装置
JPH09193749A (ja) 車両用リアワイパ制御装置
JPH09221003A (ja) 車両用ワイパ制御装置
JPH0742891Y2 (ja) 間欠ワイパ装置
JP2003170813A (ja) 車両用ワイパ制御装置
JP3688389B2 (ja) 車両用ワイパ制御装置
JPH09226523A (ja) 車両用ワイパ制御装置
JP3165627B2 (ja) ワイパ装置の制御回路
JP2590362Y2 (ja) 車両用ワイパ制御ユニット
JPH0125096Y2 (ja)
JPH058598Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050607

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050711

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051011