JPH11226946A - 成形用ポリアミド樹脂組成物ペレット - Google Patents

成形用ポリアミド樹脂組成物ペレット

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JPH11226946A
JPH11226946A JP10028068A JP2806898A JPH11226946A JP H11226946 A JPH11226946 A JP H11226946A JP 10028068 A JP10028068 A JP 10028068A JP 2806898 A JP2806898 A JP 2806898A JP H11226946 A JPH11226946 A JP H11226946A
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higher fatty
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lubricant
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 近年のポリアミド樹脂の成形性能向上のニー
ズに対応できるように、幅広い金型温度での離型性を向
上させてそのバラツキもなくし、かつ幅広いシリンダー
温度での可塑化性特性にも優れたポリアミド樹脂組成物
を、高い生産性で提供する。 【解決手段】 ポリアミドの溶融重合工程において、重
縮合が進行して溶融ポリアミド中の水分が10重量%以
下になった段階において、ポリアミド100重量部に対
し、高級脂肪酸の金属塩の融解物、および高級脂肪酸と
高級アルコールとのエステル化物の融解物、各々0.0
1〜1.0重量部を、溶融ポリアミドの中に注入添加し
て分散させた後にペレット化し、その後該ペレット表面
に高級脂肪酸化合物0.01〜1.0重量部を付着させ
て得られた成形用ポリアミド樹脂組成物ペレット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形用ポリアミド
樹脂組成物に関するものである。詳しくは、広範囲の射
出成形条件において、離型性および可塑化性等の加工性
に優れるポリアミド樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリアミド樹脂、特にナイロン66樹脂
はその優れた機械的特性のために、コネクターや結束バ
ンド等の用途に広く使用されている。近年、ますます成
形品の形状が複雑になり、かつ幅広い成形条件で生産が
行われるようになってきた。例えば、ポリマーの融点に
近い270℃から350℃近くの溶融温度で成形が行わ
れたり、金型温度も金型温調器により室温以下の低温か
ら100℃以上の金型温度において成形が行われる例が
見られる。これらの幅広い成形条件に対応することがで
き、かつ生産性をも上げるためには、射出成形における
金型からの成形品の離型性能を向上させることおよび可
塑化時間を短縮することが重要な手段の一つである。
【0003】離型性を向上させるために、ポリアミド樹
脂に種々の離型性を向上させる離型滑剤を添加する方法
が一般的に行われている。ポリアミド樹脂の離型滑剤と
しては、高級脂肪酸を添加する例、ビスアミドを添加す
る例、高級脂肪酸の金属塩を添加する例、高級脂肪酸エ
ステルを添加する例が知られている。しかしながら、こ
れらの滑剤を単独で使用したのでは特定の狭い金型温度
範囲の離型性や特定の狭い溶融温度範囲での可塑化性が
向上するのみで、種々の成形における低温から高温まで
の広範囲の金型温度の離型性および低温から高温までの
シリンダー温度での可塑化性をカバーすることは困難で
あった。
【0004】特開平7−228770号公報には、高級
脂肪酸金属塩と高級脂肪酸エステルを組み合わせて用
い、これらの滑剤をペレット表面に付着させる例が開示
されている。これらの滑剤を組み合わせることにより、
単独の滑剤使用の場合よりも離型性は向上するが、この
例のように滑剤をペレット表面に付着させる方法では、
悪影響として表面付着量のムラや脱落による離型性能の
バラツキを生じ易く、また射出成形時の可塑化時間が、
特に高温溶融での成形において長くなって生産性が悪化
する等の問題が発生する。
【0005】これらの問題を解決するためには、滑剤を
ポリアミド樹脂中に含有させることが有効であるが、特
公平6−19016号公報に開示されている、押出し機
等でポリアミド樹脂に添加剤を練り込んでポリアミド樹
脂中に添加剤を含有させる方法では、高温可塑化性の問
題は解決できるが、離型性能のバラツキは未だ充分では
なく、また、一旦ペレット化したポリアミド樹脂を再溶
融押し出しするために、新たに工程が増えることにより
エネルギーコストの増加や生産性の低下を生じるととも
に、押出し機で再溶融することによりポリマーが余分に
熱量を受けるために、劣化が進み色調が悪化する問題を
有していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、近年のポリ
アミド樹脂の成形性能向上のニーズに対応できるよう
に、幅広い金型温度での離型性を向上させてそのバラツ
キもなくし、かつ幅広いシリンダー温度での可塑化性特
性にも優れたポリアミド樹脂組成物を、高い生産性で提
供するものである。
【0007】
【課題を解決するための技術手段】本発明者らは、特定
の高級脂肪酸金属塩と高級脂肪酸エステル化物の組み合
わせの滑剤融解物をポリマーの重合時に溶融ポリマー中
に添加してポリマーに含有させてペレット化し、さらに
該ペレット表面に特定の高級脂肪酸化合物を付着させる
ことによって、目的とする優れた離型特性と可塑化特性
が両立できることを見出し、本発明に至った。
【0008】すなわち本発明は、(1) ポリアミドの
溶融重合工程において、重縮合が進行して溶融ポリアミ
ド中の水分が10重量%以下になった段階において、ポ
リアミド100重量部に対し、高級脂肪酸の金属塩の融
解物、および高級脂肪酸と高級アルコールとのエステル
化物の融解物、各々0.01〜1.0重量部を、溶融ポ
リアミドの中に注入添加して分散させた後にペレット化
し、その後該ペレット表面に高級脂肪酸化合物0.01
〜1.0重量部を付着させてなる成形用ポリアミド樹脂
組成物ペレット、(2) 高級脂肪酸化合物が、炭素数
20以上30以下の高級脂肪酸の金属塩である上記
(1)の成形用ポリアミド樹脂組成物ペレット、(3)
高級脂肪酸の金属塩の融解物、および高級脂肪酸と高
級アルコールとのエステル化物の融解物が、高級脂肪酸
の金属塩および高級脂肪酸と高級アルコールとのエステ
ル化物の混合物を、該混合物の融点以上の温度で加熱融
解して得られた混合融解物である上記(1)又は(2)
の成形用ポリアミド樹脂組成物ペレット、(4) 高級
脂肪酸の金属塩、および高級脂肪酸と高級アルコールと
のエステル化物の混合物を、この混合物の融点以上の温
度で加熱融解した後、ポリアミドの溶融重合工程におい
て、重縮合が進行して溶融ポリアミド中の水分が10重
量%以下になった段階において、上記混合融解物を溶融
ポリアミドの中に注入添加して分散させた後ペレット化
し、その後ペレット表面に高級脂肪酸化合物を付着させ
る上記(3)の成形用ポリアミド樹脂組成物ペレットの
製造方法、を提供するものである。
【0009】低温から高温までの幅広い金型温度での離
型性を向上させるためには、単一の離型滑剤で対応する
ことは困難であり、複数の滑剤を組み合わせて始めて目
的とする離型性能が得られる。この高級脂肪酸金属塩や
高級脂肪酸エステル化物等の複数の滑剤を組み合わせた
混合滑剤をポリアミド樹脂中に添加する方法として、特
開平7−228770号公報に記載のようにペレット表
面に付着添加した場合には、ナイロン66の例で、29
0℃以上の高温のシリンダー温度で成形する条件では、
可塑化時間が極端に延びてしまい、生産性が低下する問
題点が発生する。これは、滑剤をペレット表面に付着さ
せた場合には、成形において高温のシリンダー内に供給
されたペレットの表面の滑剤が溶融して、ペレット同士
の融着を引き起こし、シリンダー内でのペレットのスム
ーズな移動を妨げるためと考えられる。さらに、ペレッ
ト表面に粉末状の滑剤をブレンドによりまぶしたり、ま
たコーティングしたりする方法では滑剤の付着ムラや脱
落を避けることができず、この結果離型等の成形性能の
バラツキを生じやすいという問題があった。
【0010】重合したポリアミド樹脂を一旦ペレット化
した後に、押出し機等を使用して再度溶融し滑剤をポリ
アミド樹脂中に練り込み含有させる方法では、上述の可
塑化性への悪影響や滑剤添加のバラツキはある程度なく
なるが、新たに押出し工程が必要になり、生産性および
エネルギーコスト的に不利であり、かつポリマーの再溶
融工程での劣化着色という重要問題が生じる。
【0011】本発明者らは、この問題を解決するために
は、ポリマーの重合工程において重縮合が進行して溶融
ポリマー中の水分が10重量%以下になった段階におい
て、融解した滑剤を溶融ポリマー内に添加することによ
り、ポリアミド樹脂中に滑剤を含有させることが有効な
手段であることを見出した。ただし、このようにして特
定の組み合わせの滑剤をポリアミド樹脂中に含有させた
場合、離型性が改良され、かつ高温可塑化特性も良好で
あるが、ナイロン66の例では270℃以下のポリマー
融点近くの低温のシリンダー温度では、可塑化特性がま
だ不十分である。この比較的低温のシリンダー温度条件
での可塑化特性を改良するためには、ペレット表面に新
たな高級脂肪酸化合物を添加することが有効であること
を見いだした。この時、特定の高級脂肪酸化合物を使用
することによって、目的とする低温溶融での可塑化特性
が向上し、かつ高温での可塑化性も悪化させないことを
見出した。
【0012】以下に具体的に本発明の詳細説明を行う。
本発明に適用されるポリアミド樹脂としては、公知のも
のを用い得る。たとえば、ラクタムの重縮合物、ジアミ
ン化合物とジカルボン酸化合物の重縮合物、ω−アミノ
カルボン酸の重縮合物等の各種タイプのポリアミド樹
脂、例えばナイロン6、66、610,6I,6Tなど
があり、またはそれらの共重合ポリアミド樹脂で例えば
ナイロン66/6、66/610、66/6I,66/
6T等があり、またこれらの相互ブレン物が挙げられ
る。
【0013】これらのポリアミドの製造方法は、一般に
行われているポリアミドの溶融重合方法で良く、バッチ
式重合でもまた連続式重合でも良い。本発明で用いられ
る第一の添加滑剤としては、高級脂肪酸の金属塩(以
下、第一の滑剤という。)であり、好ましくは炭素数1
0〜30の高級脂肪族カルボン酸の金属塩である。具体
的には、パルミチン酸、ステアリン酸、モンタン酸等の
カルシウム塩、アルミニウム塩等が挙げられ、中でも好
ましくはステアリン酸カルシウム塩、ステアリン酸アル
ミウム塩等である。
【0014】第二の添加滑剤としては、高級脂肪酸と高
級アルコールとのエステル化物(以下、第二の滑剤とい
う。)であり、好ましくは炭素数が10〜30の高級脂
肪族カルボン酸と炭素数が10〜30の高級アルコール
とのエステル化物である。具体的には、高級脂肪族カル
ボン酸としては、ラウリン酸、ステアリン酸、ベヘン酸
等が挙げられ、高級アルコールとしては、ラウリルアル
コール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等
が挙げられ、これらの脂肪酸とアルコールの組み合わせ
のエステルが使用される。中でも好ましくは、ステアリ
ン酸とステアリルアルコールのエステルであるステアリ
ルステアレートやベヘン酸とベヘニルアルコールのエス
テルであるベヘニルベヘネート等である。
【0015】上記の第一、第二の滑剤を組み合わせるこ
とによって、低温から高温までの広範囲の金型温度で良
好な離型性が得られる。必要に応じて、これら二種類の
滑剤の中から3つ以上を組み合わせて使用することも出
来る。第一、第二の滑剤は、いずれもポリアミド樹脂1
00重量部に対して、0.01〜1.0重量部が添加さ
れる。いずれも添加量が0.01重量部未満では充分な
離型効果を示さず、また1.0重量部より多いと成形品
の粘度が低下したり、またシルバーが発生しやすい等の
問題が起こる。好ましくは、いずれも0.03〜0.5
重量部の範囲である。
【0016】本発明においては、これら第一、第二の添
加滑剤は、その滑剤の融点以上400℃以下の温度に加
熱して融解させ、液状の滑剤を重合工程において溶融ポ
リアミド中に注入添加することが必要である。滑剤の融
解は滑剤の分解を防ぐため、なるべく低温で融解させる
ことが好ましい。好ましくは、融点以上融点+100℃
以下の温度範囲であり、さらに好ましくは、融点以上融
点+50℃以下の温度範囲である。液状で重合工程にお
ける溶融ポリアミド中に添加することで、滑剤のポリア
ミド樹脂への分散が良好に行われるものと推測される。
また、これら第一の添加滑剤と、第二の添加滑剤との組
み合わせの混合滑剤を、その融点以上の温度に加熱して
溶融液体状とし、この液体をポリアミドの重合工程にお
いて溶融ポリアミド中に注入添加を行うことは好ましい
態様である。混合滑剤を加熱して溶融する場合には、そ
れぞれ単独に融解する場合よりも融点が下がることか
ら、加熱のためのエネルギーが少なくて済み、高級脂肪
酸の金属塩や高級脂肪酸のエステル化物の分解を抑制す
ることができる。また、混合滑剤を加熱して溶融液体状
にして注入添加する場合には、添加操作は1回で済み、
操作性の点からも好ましい。注入添加は、ギアポンプ、
プランジャーポンプ等のフィードポンプを使用して、液
体状になった滑剤をポリマーの重合ラインの溶融ポリマ
ー中にサイド注入添加を行う。
【0017】通常、原料ナイロン塩水溶液からポリマー
の重合を行うポリアミドの重合においては、重合の初期
の工程では水分が多いため、この工程に滑剤を添加する
と、塩およびオリゴマー水溶液と滑剤とが分離してしま
う。そこで、本発明においては、重縮合が進行し溶融ポ
リマー中の水分が10重量%以下になった段階で滑剤を
注入添加することが必要である。好ましくはポリマー中
の水分が1重量%以下になった段階で添加する。滑剤を
加熱融解し液体状とすることによって、好ましくは混合
滑剤の融解物を注入添加することで、2種類の滑剤が均
一に混合され、また上記のフィードポンプを使用するこ
とにより、ペレット表面に付着させたり(特開平7−2
28770号公報)、押出し機でペレットと滑剤とを混
合練り込みを行う(特公平6−19016号公報)場合
に比べて、格段に添加精度が高くなり、含有量のばらつ
きのない、品質の安定した均一なペレットを得ることが
できる。
【0018】本発明においては、該ペレットに対し、第
三の添加滑剤である高級脂肪酸化合物を該ペレット表面
に付着させることが必要である。この第三の添加滑剤で
ある高級脂肪酸化合物(以下、第三の滑剤という。)と
しては、ステアリン酸カルシウムやモンタン酸カルシウ
ム等の高級脂肪酸の金属塩、モンタン酸エステル等の高
級脂肪酸エステル化物、モンタン酸アミドやエチレンビ
スステアリン酸アミド等の高級脂肪酸アミド等が挙げら
れる。好ましくは炭素数が20以上30以下の高級脂肪
族カルボン酸の金属塩であり、具体的には、ベヘン酸や
モンタン酸等のカルシウム塩等が挙げられる。 これらの
高級脂肪酸化合物を一種類または必要に応じて二種類以
上組み合わせて、上記ペレット表面に付着させる。
【0019】この第三の滑剤をペレット表面に付着させ
ることによりポリアミド融点近くの低温での溶融時にお
ける可塑化性を向上させることが出来る。炭素数20未
満の高級脂肪酸化合物でも、この低温領域の可塑化性は
ある程度向上するが、改良効果が小さく、逆に高温可塑
化特性を悪くする作用があるため、炭素数20以上の高
級脂肪酸化合物が好ましい。
【0020】ペレット表面への第三の滑剤の付着方法と
しては、コーン型ブレンダーによるバッチ式ブレンドや
リボン型ブレンダーによる連続式ブレンドによって添加
剤を粉末のまま付着させる方法、またヘンシェルミキサ
ーでポリマーペレット表面に添加剤をコーティングする
方法等がある。この第三の滑剤は、ポリアミド樹脂10
0重量部に対して、0.01〜1.0重量部が添加され
る。添加量が0.01重量部未満では十分な可塑化改良
効果を示さず、また1.0重量部より多いと成形品の粘
度が低下したり、またシルバーが発生しやすい等の問題
が起こる。好ましくは、0.03〜0.5重量部の範囲
である。
【0021】なお、本発明の樹脂組成物は、必要に応じ
て、次亜リン酸塩、亜リン酸エステル、フェニルホスホ
ン酸塩等のリン化合物等の重合触媒や、酢酸銅、ヨウ化
銅等の銅化合物等の熱安定剤、またタルク等の充填剤、
ガラスファイバー等の補強材等の公知の物質を含有させ
ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に実施例および比較例によっ
て本発明を具体的に説明する。
【0023】
【実施例1】滑剤としてステアリン酸カルシウムとステ
アリルステアレート(ステアリン酸とステアリルアルコ
ールとのエステル化物)とを同重量ずつ混合した混合滑
剤を作成した。この混合滑剤の融点は160℃であっ
た。この混合滑剤を180℃に加熱して、均一な融解液
を作成した。この融解液を、ナイロン66の連続重合工
程において注入添加を行った。
【0024】まず、アジピン酸とヘキサメチレンジアミ
ンとからなるAH塩の50重量%水溶液を80重量%に
予備濃縮してから、重合槽において250℃に加熱し、
17気圧に加圧しながら縮合水を除去してプレポリマー
化させた。この後、大気圧にまで減圧して280℃に加
熱し、さらに縮合水を除去して重縮合を完結させ、硫酸
相対粘度(1g/100cc−98%硫酸、25℃)η
r=2.8のナイロン66ポリマーを得た。この段階で
のポリマー中の水分率は1%以下であった。
【0025】このナイロン66の溶融ポリマーの排出ラ
インに、加熱融解した滑剤液をプランジャーポンプを用
いて、ポリマー100重量部に対して0.2重量部の量
を注入添加し、スタティックミキサーにより配管内で混
合し、これをストランドに形成し、カットした後に乾燥
して、上記滑剤を含有したナイロン66樹脂組成物ペレ
ットを作成した。
【0026】さらに、得られたペレットにペレット10
0重量部に対し、第三の滑剤としてモンタン酸カルシウ
ムを0.1重量部の割合で混合し、コーン型ブレンダー
でブレンドして、ペレット表面に滑剤を付着させたナイ
ロン66樹脂組成物ペレットを作成した。下記評価方法
により評価し、その結果を表1に示した。 (1)離型性能の評価方法 図1に示すように、成形品の突出しピン(エジェクター
ピン)にロードセルを設置した離型力測定装置を取り付
けた金型を用いて、下記の成形条件で射出成形を行い、
50ショットの離型力の測定値より、平均値およびバラ
ツキを計算した。バラツキは測定した離型力の最大値と
最小値の差として求めた。 射出成形機:東芝機械(株)製IS−90B 金型:カップ状成形品 シリンダー温度設定:280℃ 金型温度:高温金型評価は100℃、低温金型評価は3
0℃ 射出圧力:400kg/cm2 射出速度:30% 射出時間:7秒 冷却時間:20秒 (2)可塑化性能の評価方法 下記の条件以外は上記の離型性能評価と同様に成形を行
ない、可塑化時にスクリューが後退するのに要する時間
を測定し、50ショットの可塑化時間の平均値を求め
た。 シリンダー温度設定:高温可塑化評価は320℃、低温
可塑化評価は270℃金型温度:100℃ (3)成形品色調の評価方法 上記離型性評価(型温100℃)で成形した成形品の色
調を測定した。 測色器:日本電色(株)製ND−300A 反射測定で成形品底面部のL,a,b値の測定を実施
し、黄色度をb値で評価した。b値が絶対値+で大きい
方が色調が黄色いことを示す。
【0027】
【実施例2】滑剤としてステアリン酸モノアルミニウム
とステアリルステアレートとを同重量ずつ混合した混合
滑剤を作成した。この混合滑剤の融点は180℃であっ
た。この混合滑剤を200℃に加熱して、均一な融解液
を作成した。これを実施例1と同じ方法によって、ナイ
ロン66ポリマーの重合工程においてポリマー100重
量部に対し、0.2重量部の量を注入添加して、滑剤を
含有させたナイロン66樹脂ペレットを作成した。さら
に、得られたペレットにペレット100重量部に対し、
第三の滑剤としてモンタン酸カルシウムを0.1重量部
の割合で混合し、コーン型ブレンダーでブレンドして、
ペレット表面に滑剤を付着させたナイロン66樹脂組成
物ペレットを作成した。実施例1と同様の評価方法によ
り評価し、その結果を表1に示した。
【0028】
【実施例3】滑剤としてステアリン酸カルシウムとベヘ
ニルベヘネート(ベヘン酸とベヘニルアルコールとのエ
ステル化物)とを同重量ずつ混合した混合滑剤を作成し
た。この混合滑剤の融点は170℃であった。この混合
滑剤を190℃に加熱して、均一な融解液を作成した。
これを実施例1と同じ方法によって、ナイロン66ポリ
マーの重合工程においてポリマー100重量部に対し、
0.2重量部の量を注入添加して、滑剤を含有させたナ
イロン66樹脂ペレットを作成した。さらに、得られた
ペレットにペレット100重量部に対し、第三の滑剤と
してモンタン酸カルシウムを0.1重量部の割合で混合
し、コーン型ブレンダーでブレンドして、ペレット表面
に滑剤を付着させたナイロン66樹脂組成物ペレットを
作成した。実施例1と同様の評価方法により評価し、そ
の結果を表1に示した。
【0029】
【実施例4】ペレット表面への第三の滑剤として、エチ
レンビスステアリン酸アミド0.1重量部を用いた以外
は実施例1と同様の方法でナイロン66樹脂組成物ペレ
ットを作成した。得られたペレットを用いて実施例1と
同様の評価方法により評価し、その結果を表1に示し
た。
【0030】
【実施例5】ペレット表面への第三の滑剤として、モン
タン酸1,3−ブタンジオールエステル(ヘキスト社
製、商品名ヘキストワックスE)0.1重量部を用いた
以外は実施例1と同様の方法でナイロン66樹脂組成物
ペレットを作成した。得られたペレットを用いて実施例
1と同様の評価方法により評価し、評価結果を表1に示
した。
【0031】
【実施例6】AH塩50重量%水溶液に対し、次亜リン
酸ナトリウムを生成ポリマーの重量に対して100pp
mになるように添加した以外は実施例1と同様の方法に
よってナイロン66樹脂組成物ペレットを作成した。得
られたペレットを用いて実施例1と同様の評価方法によ
り評価し、その結果を表1に示した。
【0032】
【実施例7】AH塩50重量%水溶液に対し、ヨウ化銅
とヨウ化カリウムを生成ポリマーの重量に対してそれぞ
れ0.03重量%および0.5重量%になるように添加
した以外は実施例1と同様の方法によってナイロン66
樹脂組成物ペレットを作成した。得られたペレットを用
いて実施例1と同様の評価方法により評価を行い、その
結果を表1に示した。
【0033】
【比較例1】滑剤としてステアリン酸カルシウムとステ
アリルステアレートとを同重量ずつ混合した混合滑剤を
作成し、この混合滑剤を180℃に加熱して、均一な融
解液を作成した。これを実施例1と同じ方法によって、
ナイロン66ポリマーの重合工程においてポリマー10
0重量部に対し、0.2重量部の量を注入添加して、滑
剤を含有させたナイロン66樹脂組成物ペレットを作成
した。作成したペレットを用いて実施例1と同様の評価
方法により評価を行い、その結果を表2に示した。
【0034】
【比較例2】ポリマーの重合のみを実施例1と同様に行
い、重合時に滑剤は添加しなかったナイロン66樹脂ペ
レット100重量部に対し、滑剤としてステアリン酸カ
ルシウムを0.1重量部、ステアリルステアレートを
0.1重量部の割合で混合し、押出し機(東芝機械
(株)製TEM35)で280℃に加熱して50kg/
hrの吐出量で再溶融練り込みを行い、得られたポリマ
ーのストランドをカットして滑剤を含有したナイロン6
6樹脂組成物ペレットを作成した。さらに得られたペレ
ットにペレット100重量部に対し、第三の滑剤として
モンタン酸カルシウムを0.1重量部の割合で混合し、
コーン型ブレンダーでブレンドして、ペレット表面に滑
剤を付着させたナイロン66樹脂組成物ペレットを作成
した。作成したペレットを用いて実施例1と同様の評価
方法により評価を行い、その結果を表2に示した。
【0035】
【比較例3】ポリマーの重合のみを実施例1と同様に行
い、重合時に滑剤は添加しなかったナイロン66樹脂ペ
レット100重量部に対し、滑剤としてステアリン酸カ
ルシウムを0.1重量部、ステアリルステアレートを
0.1重量部、モンタン酸カルシウムを0.1重量部の
割合で混合し、コーン型ブレンダーでブレンドして、ペ
レット表面に滑剤を付着させたナイロン66樹脂ペレッ
トを作成した。得られたペレットを用いて実施例1と同
様の評価方法により評価を行い、その結果を表2に示し
た。
【0036】
【比較例4】ペレット100重量部に対し、滑剤として
ステアリン酸カルシウムを0.1重量部、ステアリルス
テアレートを0.1重量部を添加した以外は、比較例3
と同様の方法によってナイロン66樹脂ペレットを作成
した。得られたペレットを用いて実施例1と同様の評価
方法により評価を行い、その結果を表2に示した。
【0037】
【比較例5】ペレット100重量部に対し、滑剤として
ステアリン酸カルシウムのみを0.3重量部添加した以
外は、比較例3と同様の方法によって、ナイロン66樹
脂ペレットを作成した。得られたペレットを用いて実施
例1と同様の評価方法により評価を行い、その結果を表
2に示した。
【0038】
【実施例8】滑剤としてステアリン酸カルシウムとステ
アリルステアレートとを同重量ずつ混合した混合滑剤を
作成し、この混合滑剤を180℃に加熱して、均一な融
解液を作成した。この融解液を、ナイロン6の連続重合
工程において注入添加を行った。まず、ε−カプロラク
タムをメルターで溶融し、水と重合度調整剤とを添加し
た後、常圧重合塔にて260℃に加熱して10時間の反
応の後、硫酸相対粘度ηr=2.4のナイロン6ポリマ
ーを得た。この段階でのポリマー中の水分率は1%以下
であった。このナイロン6の溶融ポリマーの排出ライン
に、加熱融解した滑剤液をプランジャーポンプを用い
て、ポリマー100重量部に対して0.2重量部の量を
注入添加し、これをストランドに形成しカットして得ら
れたペレットを、熱水処理して未反応のオリゴマーを抽
出除去した後に乾燥して、滑剤を内部に含有したナイロ
ン6樹脂ペレットを作成した。さらに、得られたペレッ
トにペレット100重量部に対し、第三の滑剤としてモ
ンタン酸カルシウムを0.1重量部の割合で混合し、コ
ーン型ブレンダーでブレンドして、ペレット表面に滑剤
を付着させたナイロン6樹脂ペレットを作成した。作成
したペレットを用いて下記の条件以外は実施例1と同様
に評価を行い、その結果を表2に示した。 (1)離型性能の評価方法 射出時間:15秒 冷却時間:40秒 (2)可塑化性能の評価方法 シリンダー温度設定:高温可塑化評価は300℃、低温
可塑化評価は250℃ 射出時間:15秒 冷却時間:40秒
【0039】
【比較例6】ポリマーの重合のみを実施例8と同様に行
い、重合時に滑剤は添加しなかったナイロン6樹脂ペレ
ット100重量部に対し、滑剤としてステアリン酸カル
シウムを0.3重量部の割合で混合し、コーン型ブレン
ダーでブレンドして、ペレット表面に滑剤を付着させた
ナイロン6樹脂ペレットを作成した。得られたペレット
を用いて実施例8と同様に評価を行い、その結果を表2
に示した。
【0040】
【実施例9】滑剤としてステアリン酸カルシウムとステ
アリルステアレートとを同量ずつ混合した混合滑剤を作
成し、この混合滑剤を180℃に加熱して、均一な融解
液を作成した。この融解液を、ナイロン66/6Iのバ
ッチ式重合工程において注入添加を行った。まず、アジ
ピン酸とヘキサメチレンジアミンとからなるAH塩の5
0%水溶液100重量部に対し、ヘキサメチレンジアミ
ンを5重量部およびイソフタル酸を7重量部混合し、8
0重量%に予備濃縮してから、重合槽において250℃
に加熱し、17気圧に加圧しながら縮合水を除去してプ
レポリマー化させた。この後、大気圧にまで減圧して2
80℃に加熱し、さらに縮合水を除去して重縮合を完結
させ、ナイロン66とナイロン6Iとの比率が8:2で
硫酸相対粘度ηr=2.3のナイロン66/6I共重合
ポリマーを得た。この段階でのポリマー中の水分率は1
重量%以下であった。
【0041】この溶融ポリマーの排出ラインに、加熱融
解した滑剤液をプランジャーポンプを用いて、ポリマー
100重量部に対して0.2重量部の量を注入添加し、
これをストランドに形成し、カットした後に乾燥して、
滑剤を内部に含有したナイロン66/6I共重合樹脂ペ
レットを作成した。さらに、得られたペレットにペレッ
ト100重量部に対し、第三の滑剤としてモンタン酸カ
ルシウムを0.1重量部の割合で混合し、コーン型ブレ
ンダーでブレンドして、ペレット表面に滑剤を付着させ
たナイロン6樹脂ペレットを作成した。作成したペレッ
トを用いて下記の条件以外は実施例1と同様に評価を行
い、その結果を表2に示した。 (1)離型性能の評価方法 射出時間:20秒 冷却時間:60秒 (2)可塑化性能の評価方法 シリンダー温度設定:高温可塑化評価は300℃、低温
可塑化評価は250℃ 射出時間:20秒 冷却時間:60秒
【0042】
【比較例7】ポリマーの重合のみを実施例9と同様に行
い、重合時に滑剤は添加しなかったナイロン66/6I
共重合樹脂ペレット100重量部に対し、滑剤としてス
テアリン酸カルシウムを0.3重量部の割合で混合し、
コーン型ブレンダーでブレンドして、ペレット表面に滑
剤を付着させたペレットを作成した。得られたペレット
を用いて実施例9と同様に評価を行い、その結果を表2
に示した。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】表1及び表2において用いられている省略
符号は下記のとおりである。 N66:ナイロン66 N6:ナイロン6 N66/6I:ナイロン66とナイロン6Iの共重合物 ST−Ca:ステアリン酸カルシウム ST−Al:ステアリン酸モノアルミニウム ST−ST:ステアリルステアレート Be−Be:ベヘニルベヘネート Mo−Ca:モンタン酸カルシウム EBS:エチレンビスステアリン酸アミド HW−E:ヘキストワックスE リン*a):次亜リン酸ナトリウム 銅*b):ヨウ化銅+ヨウ化カリウム
【0046】
【発明の効果】本発明のポリアミド樹脂組成物ペレット
は、射出成形における幅広い成形条件での離型性能およ
び可塑化性能に優れるため、成形サイクルを短縮するこ
とができ、また成形品外観品質にも優れる。さらに、本
発明のポリアミド樹脂組成物は再溶融する工程がないこ
とから生産性にも優れ、産業上大いに有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で離型特性の測定に用いた金型の断面説
明図である。
【符号に説明】
1 スプルランナー 2 カップ状成形品 3 エジェクターピン 4 エジェクタープレート 5 ロードセル 6 エジェックターロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 77/00 C08L 77/00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリアミドの溶融重合工程において、重
    縮合が進行して溶融ポリアミド中の水分が10重量%以
    下になった段階において、ポリアミド100重量部に対
    し、高級脂肪酸の金属塩の融解物、および高級脂肪酸と
    高級アルコールとのエステル化物の融解物、各々0.0
    1〜1.0重量部を、溶融ポリアミドの中に注入添加し
    て分散させた後にペレット化し、その後該ペレット表面
    に高級脂肪酸化合物0.01〜1.0重量部を付着させ
    てなる成形用ポリアミド樹脂組成物ペレット。
  2. 【請求項2】 高級脂肪酸化合物が、炭素数20以上3
    0以下の高級脂肪酸の金属塩である請求項1記載の成形
    用ポリアミド樹脂組成物ペレット。
  3. 【請求項3】 高級脂肪酸の金属塩の融解物、および高
    級脂肪酸と高級アルコールとのエステル化物の融解物
    が、高級脂肪酸の金属塩および高級脂肪酸と高級アルコ
    ールとのエステル化物の混合物を、該混合物の融点以上
    の温度で加熱融解して得られた混合融解物である請求項
    1又は2記載の成形用ポリアミド樹脂組成物ペレット。
  4. 【請求項4】 高級脂肪酸の金属塩、および高級脂肪酸
    と高級アルコールとのエステル化物の混合物を、この混
    合物の融点以上の温度で加熱融解した後、ポリアミドの
    溶融重合工程において、重縮合が進行して溶融ポリアミ
    ド中の水分が10重量%以下になった段階において、上
    記混合融解物を溶融ポリアミドの中に注入添加して分散
    させた後ペレット化し、その後ペレット表面に高級脂肪
    酸化合物を付着させる請求項3記載の成形用ポリアミド
    樹脂組成物ペレットの製造方法。
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