JPH11225789A - L−テアニンの製造方法 - Google Patents

L−テアニンの製造方法

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JPH11225789A JP4890798A JP4890798A JPH11225789A JP H11225789 A JPH11225789 A JP H11225789A JP 4890798 A JP4890798 A JP 4890798A JP 4890798 A JP4890798 A JP 4890798A JP H11225789 A JPH11225789 A JP H11225789A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グルタミンとエチルアミン誘導体にグルタミ
ナーゼを作用させ、L−テアニンを製造する方法を提供
することを目的とする。 【解決手段】 グルタミンとエチルアミン誘導体にグル
タミナーゼを作用させることを特徴とするL−テアニン
の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、L−テアニンの製
造方法に関する。更に詳しくは、高濃度で反応を行うこ
とができ、かつ高い収率でL−テアニンを得る製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】L−テアニンの製造方法としては玉露の
生産用茶園において得られる茶葉乾燥物より抽出する方
法が知られている。しかし、この場合、L−テアニンは
茶葉乾燥物あたりわずか1.5%前後程度の含量である
ため、高価な原料を用いることとなりその製造コストが
非常に高くなる。また、一般の煎茶用茶園では光合成が
活発であるため、ほとんど蓄積されないのが実状であ
る。従って、茶葉乾燥物からの抽出法では工業的に実用
的ではない。
【0003】これを解決する方法としてテアニンを化学
的に合成する方法が報告されている( Chem. Pharm. Bul
l., 19(7) 1301-1307(1971), Biosci. Biotech. Bioche
m.,56(4) 689(1992))。しかし、このような有機合成反
応では収率が低く、光学異性体の分離など生成物の分離
精製等において煩雑な操作を必要とするという問題点が
指摘されている。また、植物細胞もしくは微生物を利用
した生合成法が開示されており、たとえば茶の細胞培養
による方法(特開平3−187388号)等があるが培
養細胞の増殖率が極めて低い欠点があり、実用的には難
しい。
【0004】さらに、Pseudomonas 属細菌から得られる
グルタミナーゼをグルタミンとエチルアミンにpH9−
12の条件下で作用させることを特徴とするテアニンの
製造方法(特公平7−55154)、細菌の固定化菌体
を用いることを特徴とするテアニンの製造方法(特開平
5−328986)が開示されている。しかし、エチル
アミンは沸点が16.6℃と非常に低いため、製造する
上で揮発したエチルアミン蒸気が作業員や環境に悪影響
を及ぼしたり、反応効率の向上を目的に沸点以上の温度
で反応しようとすると特別な設備が必要となる等問題が
ある。また、これら製造法においては基質濃度が低く、
かつ製品の収率が低いため、実用上問題がある。また特
公平7−55154に開示されている酵素はその精製が
煩雑であること、pHおよび温度に対する酵素の安定性
に問題があること、さらに反応後の酵素と生成物の分離
操作が煩雑であること、および連続的な反応によるテア
ニンの生産が困難である等の多くの問題点を有する。更
にはピログルタミン酸等を基質として合成する方法(特
開平9−263573)も開示されているが、この方法
においてはL−テアニンの収率が10%程度と極めて低
いため、実用的でない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、簡易かつ工
業的に有利なL−テアニンの製造方法を提供することを
課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らはL−テアニ
ンの製造方法に関し、鋭意研究を重ねた結果、グルタミ
ンとエチルアミン誘導体の混合物にグルタミナーゼもし
くはグルタミナーゼ産生菌を作用させることにより、L
−テアニンを高い収率で得ることができ、かつ、高濃度
で反応を行うことができることを見い出し、本発明を完
成するに到った。即ち、本発明の要旨は、グルタミンと
エチルアミン誘導体の混合物にグルタミナーゼもしくは
グルタミナーゼ産生菌を作用させることを特徴とするL
−テアニンの製造方法に関する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明におけるエチルアミン誘導
体は、特に限定するものではないが、エチルアミン塩酸
塩、ヨウ化水素酸塩などのハロゲン酸塩、オレイン酸塩
などの脂肪酸塩、塩化金酸塩、N−ベンゼンスルホニル
化物、N−ρ−トルエンスルホニル化物などが挙げら
れ、好ましくはエチルアミンハロゲン酸塩であり、更に
好ましくはエチルアミン塩酸塩である。ここにおいてグ
ルタミンに対するエチルアミン誘導体の混合量はモル比
で1倍〜7倍、好ましくは1.5倍〜4倍である。
【0008】本発明におけるグルタミナーゼの起源は微
生物、植物、動物など特に限定されるものではない。好
ましくは微生物由来のものであり、更に好ましくは、Ps
eudomonas 属等の細菌、Saccharomyces 属等の酵母、As
pergillus 属等のかび等の由来の酵素である。特に好ま
しくは、Pseudomonas 属の微生物由来のグルタミナーゼ
であって、最も好ましくは、Pseudomonas nitroreducen
s ,Pseudomonas aptata、またはPsedomonas denitrifi
cans由来のグルタミナーゼである。グルタミナーゼは粗
製で用いても良いが、精製して用いることが更に好まし
い。精製方法は、公知のいかなる酵素精製法を用いても
良く、カラムクロマトグラフィー、溶媒を用いた分配、
透析、限外濾過、電気泳動、中性塩による分別塩析、ア
ルコール、アセトンを用いる分別沈殿法、HPLCを例
示することができる。このうち溶媒分配および各種クロ
マトグラフィー、HPLCを組み合わせることが好まし
い。あるいはまた、これら酵素を公知の方法で固定化し
て用いても良い。さらにCM−セルロースカラムクロマ
トグラフィー、セファデックスG150カラムクロマト
グラフィー、ハイドロキシアパタイトカラムクロマトグ
ラフィー、ブチルトヨパールカラムクロマトグラフィー
を行うことにより、ディスク電気泳動的に単一な標品が
得られる。精製率は250倍、回収率は10%である。
【0009】ここにおいてグルタミナーゼを作用させる
液性条件は、好ましくはpH9〜12、更に好ましくは
pH9〜11.5である。また、温度は5℃〜50℃が
好ましく、30℃〜45℃が更に好ましい。また、グル
タミン濃度は通常1〜2M、エチルアミン誘導体濃度は
グルタミン1Mに対して通常1.5M以上が好ましく、
グルタミナーゼの添加量は0.3U/ml以上が好まし
いが、0.3〜3U/mlであることが更に好ましい。
【0010】本発明のグルタミナーゼ産生菌とは、グル
タミナーゼを産生する能力を有する菌のことであり、Ps
eudomonas 属細菌、Saccharomyces 属等の酵母、Asperi
gillus属等のかび等を例示することができる。これらグ
ルタミナーゼ産生菌は生菌あるいは、菌体粉砕物、固定
化菌体いずれでも良い。ここにおいて菌体の粉砕物とは
培養した菌体を水性媒体中で超音波粉砕あるいは磨砕等
して細胞膜を破壊したものである。固定化菌体とはある
一定の空間に閉じ込められた状態にある微生物菌体であ
り、くり返し、連続的に酵素反応を行うことができ、反
応後、微生物菌体を回収し、再利用できる状態にある微
生物菌体のことである。本発明のグルタミンとエチルア
ミン誘導体の混合物にグルタミナーゼを作用させるにあ
たって、グルタミン酸の生成を抑制する目的で金属イオ
ンを併用しても良い。使用できる金属イオンを列挙する
と、ニッケル、コバルト、カドミウム、亜鉛であり、好
ましくはニッケルである。
【0011】グルタミンとエチルアミンの誘導体からL
−テアニンを合成した後、必要に応じて精製しても良
い。精製の方法は濃縮、膜による分離・濃縮、イオン交
換樹脂、溶媒分配、透析、晶析、各種クロマトグラフィ
ー、HPLCの1つあるいは2つ以上の組み合わせによ
るものである。ここにおいて好ましい精製方法は、カラ
ムクロマトグラフィーと晶析を組み合わせる方法であ
る。また精製物質がL−テアニンであることの確認は、
精製物質をアミノ酸アナライザー、ペーパークロマトグ
ラフィーにかけると、標準物質と同じ挙動を示し、塩酸
あるいはグルタミナーゼで加水分解処理を行うと、グル
タミン酸とエチルアミンを生じ、グルタミナーゼによっ
て加水分解されたことから、エチルアミンがグルタミン
酸のγ位に結合していたことが確認でき、また、加水分
解で生じたグルタミン酸がL型であることも、グルタミ
ン酸デヒドロゲナーゼ(GluDH)により確認でき、精製物
質がL−テアニンであることが確認できる。
【0012】また、精製の後、乾燥・粉砕しても良く、
これら乾燥・粉砕工程の前あるいは後で流動性等の粉体
特性や吸湿性等を調節する目的でデキストリン、ショ糖
脂肪酸エステル、メタリン酸ナトリウム等を添加しても
良い。また、水、アルコール、多価アルコールあるいは
それらの混合物中に溶解しても良い。以下、実施例によ
り本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに
より何ら限定されるものではない。
【0013】
【実施例】実施例1 Pseudomonas nitroreducens IFO
12694 の培養例 グルタミン酸ナトリウム0.6%、酵母エキス0.1
%、グルコース1.0%、KH2 PO4 0.05%、
2 HPO4 0.05%、MgSO4 ・7H2
0.07%、EDTA−Fe 0.01%を含む培養液
(pH7)を用いて、30L容のジャーファメンター
(30℃、通気1vvm=25L/分、回転数2,00
0rpm)中、Pseudomonas nitroreducens IFO 12694
株を約20時間培養した。 実施例2 菌体粉砕物の調製例 実施例1で得られた培養液175L分の菌体を洗浄後、
30mMリン酸カリウム緩衝液(pH7.0)7.5L
に懸濁し、5〜20℃で超音波破砕し、菌体破砕物を得
た。
【0014】実施例3 グルタミナーゼの調製例 7%アンモニア水でpHを7に調整しながら実施例2の
菌体破砕物を硫酸アンモニウム分画を行い、45〜90
%飽和画分を得た。これを0.01Mリン酸カリウム緩
衝液に溶かし、同緩衝液に対して透析した。DEAE−
セルロースカラム(15×60cm)に吸着させ、グルタ
ミナーゼを0.1Mの食塩を含む緩衝液で溶出し、グル
タミナーゼ液を得た。 実施例4 グルタミン1Mとエチルアミン塩酸塩3Mをホウ酸緩衝
液(Na2 4 7 −NaOH、pH11)1L中で、
実施例2で得られた菌体破砕物25mlにて30℃、2
2時間で反応させた。反応液より690mmolのL−
テアニンを単離した。L−テアニンの反応液からの単離
精製は、反応液をDowex 50×8、Dowex1×2カラムク
ロマトグラフィーにかけ、これをエタノール処理するこ
とにより行った。
【0015】実施例5 グルタミン1Mとエチルアミン塩酸塩3Mをホウ酸緩衝
液(Na2 4 7 −NaOH、pH11)1L中で、
実施例3で得られたグルタミナーゼ液300Uにて30
℃、22時間で反応させた。反応液より760mmol
のL−テアニンを単離した。L−テアニンの反応液から
の単離精製は、反応液をDowex 50×8、Dowex 1×2カ
ラムクロマトグラフィーにかけ、これをエタノール処理
することにより行った。 実施例6 グルタミン1Mとオレイン酸塩3Mをホウ酸緩衝液(N
2 4 7 −NaOH、pH11)1L中で、実施例
3で得られたグルタミナーゼ液300Uにて30℃、2
2時間で反応させた。反応液より520mmolのL−
テアニンを単離した。L−テアニンの反応液からの単離
精製は、反応液をDowex 50×8、Dowex1×2カラムク
ロマトグラフィーにかけ、これをエタノール処理するこ
とにより行った。
【0016】実施例7 固定化菌体の調製例 可溶化した3.4%κ−カラギーナン450mlに、実
施例1で得られた培養液80gを加えすばやく撹拌後、
4℃で30分間静置した。同量の0.3M KClを加
え、4℃、1時間静置したゲルを適当な大きさ(約¢2
mm×10mm)に細断した。このゲルに0.3M KCl
で可溶化した1%ヘキサメチレンジアミン500mlを
加え、4℃、10分間静置後、水洗した。さらに0.5
%グルタルアルデヒド250mlを加え4℃、10分間
静置後、水洗し固定化菌体を得た。固定化菌体800m
lをジャケット付きガラスカラム(1.7×40cm、1
本当りの容量200ml)4本に充填し30℃に保温し
た。 実施例8 グルタミン1Mとエチルアミン塩酸塩3Mのホウ酸緩衝
液(Na2 4 7 −NaOH、pH9.5)を調製
し、実施例6より得られた固定化菌体を用いて4本のガ
ラスカラムをつなぎ、SV=0.3の条件で22日間連
続反応を行った。それぞれのカラムから出た反応液をサ
ンプリングしテアニンの生成量を測定した結果、各カラ
ムとも反応12日目以降テアニン生成量が一定となり、
最後のカラムの反応液の場合、1L当り950〜960
mmolのL−テアニンを単離した。L−テアニンの単
離精製は、反応液を脱塩し減圧濃縮後、噴霧乾燥するこ
とにより行った。
【0017】比較例1 グルタミン1Mとエチルアミン3Mをホウ酸緩衝液(N
2 4 7 −NaOH、pH11)1L中で、実施例
3より得られたグルタミナーゼ液300Uにて30℃、
22時間で反応させた。反応液より390mmolのL
−テアニンを単離した。L−テアニンの反応液からの単
離精製は、反応液をDowex 50×8、Dowex 1×2カラム
クロマトグラフィーにかけ、これをエタノール処理する
ことにより行った。
【0018】比較例2 グルタミン1Mとエチルアミン3Mをホウ酸緩衝液(N
2 4 7 −NaOH、pH11)3L中で、実施例
3より得られたグルタミナーゼ液300Uにて30℃、
22時間で反応させた。反応液より500mmolのL
−テアニンを単離した。L−テアニンの反応液からの単
離精製は、反応液をDowex 50×8、Dowex 1×2カラム
クロマトグラフィーにかけ、これをエタノール処理する
ことにより行った。これら実施例及び比較例よりエチル
アミンに比べ、本願発明のエチルアミン塩酸塩では、高
濃度で反応を行うことができ、かつ高い収率でL−テア
ニンを得ることができることは明らかである。
【0019】本発明の実施態様をあげれば以下の通りで
ある。 (1)グルタミンとエチルアミン誘導体の混合物にグル
タミナーゼを作用させることを特徴とするL−テアニン
の製造方法。 (2)グルタミンとエチルアミン誘導体の混合物に微生
物由来のグルタミナーゼを作用させることを特徴とする
L−テアニンの製造方法。 (3)グルタミンとエチルアミン誘導体の混合物に植物
由来のグルタミナーゼを作用させることを特徴とするL
−テアニンの製造方法。 (4)グルタミンとエチルアミン誘導体の混合物に動物
由来のグルタミナーゼを作用させることを特徴とするL
−テアニンの製造方法。
【0020】(5)グルタミンとエチルアミン誘導体の
混合物にグルタミナーゼ産生菌を作用させることを特徴
とするL−テアニンの製造方法。 (6)グルタミンとエチルアミン誘導体の混合物にグル
タミナーゼ産生菌の生菌を作用させることを特徴とする
L−テアニンの製造方法。 (7)グルタミンとエチルアミン誘導体の混合物にグル
タミナーゼ産生菌の菌体破砕物を作用させることを特徴
とするL−テアニンの製造方法。 (8)グルタミンとエチルアミン誘導体の混合物にグル
タミナーゼ産生菌の固定化菌体を作用させることを特徴
とするL−テアニンの製造方法。
【0021】(9)エチルアミン誘導体がハロゲン酸塩
である前記(1)〜(8)いずれか記載の製造方法。 (10)エチルアミン誘導体が脂肪酸塩である前記
(1)〜(8)いずれか記載の製造方法。 (11)エチルアミン誘導体が塩化金酸塩である前記
(1)〜(8)いずれか記載の製造方法。 (12)エチルアミン誘導体がN−ベンゼンスルホニル
化物である前記(1)〜(8)いずれか記載の製造方
法。 (13)エチルアミン誘導体がN−ρ−トルエンスルホ
ニル化物である前記(1)〜(8)いずれか記載の製造
方法。 (14)エチルアミン誘導体が塩酸塩である前記(1)
〜(8)いずれか記載の製造方法。
【0022】
【発明の効果】本発明によって新規なL−テアニンの効
率的な製造方法を提供し、簡易かつ工業的有利な生産を
可能にすることができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グルタミンとエチルアミン誘導体の混合
    物にグルタミナーゼを作用させることを特徴とするL−
    テアニンの製造方法。
  2. 【請求項2】 グルタミンとエチルアミン誘導体の混合
    物にグルタミナーゼ産生菌を作用させることを特徴とす
    るL−テアニンの製造方法。
  3. 【請求項3】 エチルアミン誘導体がハロゲン酸塩であ
    る請求項1または2記載のL−テアニンの製造方法。
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