JPH11225205A - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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JPH11225205A
JPH11225205A JP2420598A JP2420598A JPH11225205A JP H11225205 A JPH11225205 A JP H11225205A JP 2420598 A JP2420598 A JP 2420598A JP 2420598 A JP2420598 A JP 2420598A JP H11225205 A JPH11225205 A JP H11225205A
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Toshiyuki Yamane
俊幸 山根
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の発呼側装置からの着呼に対して、受信
者に電話回線を閉結させることなく所定の無応答処理を
行うことができる電話装置を提供すること。 【解決手段】 交換機から送信された発呼側装置の電話
番号(発信者番号)がS6の判断手段によってEEPR
OM内の発呼側電話番号エリアに記憶されている発呼側
装置の電話番号と一致すると判断された場合には、その
発呼側電話番号エリアに記憶されている発呼側装置の電
話番号に対応して記憶されているモード情報(撃退モー
ド及び迷惑度)に基づいて、消音モード、メッセージモ
ード、切断モードのいずれかの無応答処理(撃退処理)
が行われる(S7)。よって、特定の発呼側装置(EE
PROM内の発呼側電話番号エリアに記憶されている電
話番号に対応する発呼側装置)からの着呼については、
受信者は電話回線を閉結する必要がないので、着呼に伴
う煩わしい操作を解消することができるのである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電話装置に関し、特
に、回線を閉結する前に交換機から送られる発呼側装置
の電話番号(発信者番号)を受信することができる電話
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】無言電話等の迷惑電話は後を絶たない。
迷惑電話は、通常、一回限りで終わることはなく、数
回、極端な例においては数十回にも及んで着呼するもの
がある。また、最近では、一般家庭においても、ファク
シミリ装置がかなり普及してきており、そのファクシミ
リ装置からの間違い電話を着呼することも多くなってき
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、着呼が
あった場合に、その電話が無言電話等の迷惑電話である
のか、またはそうでないのかを判断することは殆ど不可
能である。また、その電話が迷惑電話であるとわかって
いて、受信者が電話を取ることを拒んでいても、悪質な
迷惑電話においては呼び出し音が連続して長時間鳴動し
続けるものもある。このため受信者は、着呼に伴い、そ
の意志に反しても電話に応答せざるを得ない(電話回線
を閉結せざるを得ない)という問題点があった。
【0004】一方、ファクシミリ装置からの間違い電話
では、受信者は発呼側のファクシミリ装置に対して電話
番号の間違いを伝えることができないと共に、通常、フ
ァクシミリ装置にはリダイアル機能が備えられているの
で、着信した受信者が一旦電話を切断しても(電話回線
を開放しても)、一定の時間が経過すると、ファクシミ
リ装置からの着呼が繰り返されてしまうという問題点が
あった。
【0005】本発明は上記した問題点を解決するために
なされたものであり、特定の発呼側装置からの着呼に対
して、受信者に回線を閉結させることなく所定の無応答
処理を行うことができる電話装置を提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に請求項1記載の電話装置は、回線の閉結前に交換機側
から送られる発呼側装置の電話番号を受信可能な受信手
段を備えた電話装置において、発呼側装置の電話番号に
モード情報を対応させて記憶する記憶手段と、前記受信
手段により受信された発呼側装置の電話番号が前記記憶
手段に記憶されている電話番号と一致するか否かを判断
する判断手段と、その判断手段により発呼側装置の電話
番号が一致すると判断された場合には、前記発呼側装置
の電話番号に対応させて前記記憶手段に記憶されている
モード情報に基づいて所定の無応答処理を行う制御手段
とを備えている。
【0007】この請求項1記載の電話装置によれば、受
信手段により交換機側から送られる発呼側装置の電話番
号が受信されると、判断手段によってその受信された発
呼側装置の電話番号が記憶手段に記憶された発呼側装置
の電話番号と一致するか否か判断される。判断の結果、
両電話番号が一致する場合には、制御手段によってその
発呼側装置の電話番号に対応させて記憶手段に記憶され
ているモード情報に基づいて所定の無応答処理が行われ
る。
【0008】請求項2記載の電話装置は、請求項1記載
の電話装置において、前記制御手段により所定の無応答
処理が実行中であることを受信者に対して報知する報知
手段を備えている。
【0009】請求項3記載の電話装置は、請求項1また
は2に記載の電話装置において、前記制御手段は、前記
無応答処理として呼び出し音の鳴動を禁止する鳴動禁止
処理を備えている。
【0010】請求項4記載の電話装置は、請求項1から
3のいずれかに記載の電話装置において、前記制御手段
は、前記無応答処理として、回線を閉結した後に発呼側
装置に対して所定のメッセージを通知するメッセージ通
知処理を備えている。
【0011】請求項5記載の電話装置は、請求項1から
4のいずれかに記載の電話装置において、前記制御手段
は、前記無応答処理として、回線を一旦閉結した後にそ
の回線を開放する閉結開放処理を備えている。
【0012】請求項6記載の電話装置は、請求項1から
5のいずれかに記載の電話装置において、前記受信手段
により受信された発呼側装置の電話番号を記憶する第2
記憶手段と、その第2記憶手段に記憶された発呼側装置
の電話番号にモード情報を対応させて前記記憶手段に登
録する情報登録手段とを備えている。
【0013】この請求項6記載の電話装置によれば、受
信手段により発呼側装置の電話番号が受信されると、そ
の電話番号は第2記憶手段に記憶される。この第2記憶
手段に記憶される発呼側装置の電話番号には、情報登録
手段によって、モード情報が対応つけられて、そのモー
ド情報と共に発呼側装置の電話番号が記憶手段へ登録さ
れる。
【0014】請求項7記載の電話装置は、請求項6記載
の電話装置において、前記情報登録手段による前記記憶
手段への登録は、回線を開放した後に行われる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施例に
ついて、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明
の一実施例であるファクシミリ装置1の外観斜視図であ
る。ファクシミリ装置1の本体2の側部には、受話器3
が取り付けられている。受話器3は非通話時には本体2
に設けられた図示しないフック上に置かれ、通話時には
フックから取り上げられて使用される。前者をオンフッ
ク状態、後者をオフフック状態と称する。本体2の上面
前部には複数のボタンと発光ダイオード(LED)4a
とを備えた操作パネル4が設けられ、その操作パネル4
の左後部には液晶表示器(LCD)5が設けられてい
る。ファクシミリ装置1は、この操作パネル4上に設け
られたボタンが押下されることにより操作され、その操
作された状態や操作手順などはLCD5に表示される。
【0016】操作パネル4及びLCD5の後部には原稿
挿入口6が設けられている。ファクシミリ送信される原
稿は、この原稿挿入口6に原稿面を下向きにして挿入さ
れ、読み取りが行われた後に、本体2の前面であって操
作パネル4の下方に設けられた原稿排出口7から排出さ
れる。原稿挿入口6の後部には記録紙ホルダ装着部9が
設けられており、この記録紙ホルダ装着部9には、複数
枚の記録紙を積層収納可能な記録紙ホルダ10が着脱可
能に取り付けられている。記録紙ホルダ10から供給さ
れ印字に使用された記録紙は、原稿排出口7の下方に設
けられた記録紙排出口8から排出される。
【0017】図2は、本ファクシミリ装置1の電気的構
成を示したブロック図である。ファクシミリ装置1に
は、CPU11、ROM12、EEPROM13、RA
M14、画像メモリ15、音声メモリ16、音声LSI
17、ネットワーク・コントロール・ユニット(以下
「NCU」と称す)19、モデム20、バッファ21、
スキャナ22、符号化部23、復号化部24、プリンタ
25、操作パネル4、アンプ27が備えられ、これらは
バスライン30を介して互いに接続されている。
【0018】NCU19は回線制御を行うためのもので
あり、ファクシミリ装置1はこのNCU19を介して電
話回線31に接続されている。NCU19は、交換機2
9から送信される呼び出し信号や発呼側装置の電話番号
(発信者番号)等を受信すると共に、操作ボタン4の操
作に応じた発信時のダイヤル信号を交換機29へ送信し
たり、更には通話時におけるアナログ音声信号の送受信
を行うものである。
【0019】CPU11は、NCU19を介して送受信
される各種信号に従って、バスライン30により接続さ
れた各部を制御してファクシミリ動作や電話動作、即
ち、データ通信を実行するものである。ROM12は、
このファクシミリ装置1で実行される制御プログラムな
どを格納した書換不能なメモリであり、図4及び図5の
フローチャートに示すプログラムは、このROM12内
に格納されている。
【0020】EEPROM13は書換可能な不揮発性の
メモリであり、電話番号メモリ13aを備えている。こ
の電話番号メモリ13aは、予め、発呼側装置(発信
者)の電話番号と、その発呼側装置の電話番号に対応す
る所定の撃退モード(無応答処理)と、その撃退モード
の実行時間を決定する迷惑度とを互いに対応つけて記憶
するメモリであり、図3に、その構成が模式的に示され
ている。
【0021】図3に示すように、電話番号メモリ13a
には、発呼側装置の電話番号を記憶する発呼側電話番号
エリア13bと、その発呼側装置の電話番号に対応する
所定の撃退モードを記憶する撃退モード選択エリア13
cと、その撃退モードの実行時間である迷惑度を記憶す
る迷惑度選択エリア13dとが設けられている。
【0022】発呼側電話番号エリア13bのデータの登
録は、発信電話番号表示サービスによって交換機29か
ら送信される発呼側装置の電話番号を用いることによ
り、発呼側装置の電話番号の入力を省略して行うことが
できる。ここで「発信電話番号表示サービス」とは、被
呼側装置が当該サービスに加入している場合に、交換機
29から被呼側装置へ、電話回線を閉結する前に発呼側
装置(発信者)の電話番号を送信するサービスである。
このサービスを利用すれば、被呼側装置は、発呼側装置
の電話番号を電話回線を閉結する前に受信することがで
きる。交換機29から送信された発呼側装置の電話番号
は、後述するRAM14の発信者番号メモリ14aに記
憶される。よって、この発信者番号メモリ14aの値を
用いて発呼側電話番号エリア13bのデータを登録する
ことにより、発呼側装置の電話番号の入力を省略するこ
とができるのである。
【0023】発呼側電話番号エリア13bに登録される
電話番号には、操作者による操作パネル4の操作によっ
て、撃退モード選択エリア13cおよび迷惑度選択エリ
ア13dの各データが互いに対応つけられて登録され
る。なお、発呼側電話番号エリア13bへの発呼側装置
の電話番号の登録は、操作者による操作パネル4の操作
によっても行うことができる。
【0024】撃退モード選択エリア13cに記憶される
撃退モードは、消音モード、メッセージモード、切断モ
ードの3つのモードにより構成されている。消音モード
は、呼び出し音の鳴動を禁止するモードである。消音モ
ードの実行により、受信者は特定の発呼側装置(発呼側
電話番号エリア13bに記憶されている電話番号に対応
する発呼側装置)からの着呼に起因する心の苛立ちや乱
れ等の発生を防止することができるのである。メッセー
ジモードは、電話回線を閉結した後に発呼側装置に対し
て所定のメッセージを通知するモードである。所定のメ
ッセージとして、例えば電話回線を接続する意志がない
旨のメッセージを用いれば、このメッセージモードの実
行により、受信者自らが電話回線を閉結して応答するこ
となく、特定の発呼側装置(発呼者)に対して、電話回
線を接続する意志がないことを知らせることができる。
切断モードは、電話回線を閉結した後、直ちに電話回線
を開放するモードである。この切断モードの実行によ
り、特定の発呼側装置からの着呼によって電話回線が不
通になることを防止することができる。
【0025】迷惑度選択エリア13dに記憶される迷惑
度は、大、中、小、ループの4段階の迷惑度から構成さ
れており、この迷惑度を変えることにより撃退処理の実
行時間が変更される。迷惑度が大の場合には撃退処理の
実行時間が短く、迷惑度が小の場合には撃退処理の実行
時間が長く設定される。迷惑度が中の場合には大と小と
の中間の実行時間とされ、迷惑度がループの場合には撃
退処理の実行時間は無限大に設定される。なお、迷惑度
の「ループ」は消音モードのみに設定可能とされてお
り、一方、切断モードでは迷惑度の設定はなされない。
【0026】上記のように本実施例では、迷惑度の大、
中、小およびループに対応して、撃退処理の実行時間を
変更しているが、これに代えて、撃退処理を終了するま
での交換機29から送信される呼出信号の回数を変更す
るようにしても良い。即ち、迷惑度が大の場合には、交
換機29から呼出信号が例えば3回送信されるまで撃退
処理を継続し、中の場合には、呼出信号が例えば8回送
信されるまで、小の場合には、呼出信号が例えば15回
送信されるまで、撃退処理を継続するように構成するの
である。迷惑度がループの場合には交換機29から送信
される呼出信号の回数に拘わらず、呼出信号が途絶える
まで撃退処理を継続する。また、メッセージモードにお
いては、迷惑度の大、中、小およびループに対応して、
送出されるメッセージの回数を変更するようにしても良
い。
【0027】図2に示すRAM14は、ファクシミリ装
置1の各動作の実行時に各種のデータを一時的に記憶す
るためのメモリであり、発信者番号メモリ14aを備え
ている。この発信者番号メモリ14aは、着呼(呼出信
号の着信)の際に、発信電話番号表示サービスによって
交換機29から送信される発呼側装置(発信者)の電話
番号を一時的に記憶するためのメモリである。このた
め、着呼があっても交換機29から発信者の電話番号が
送信されない場合には、発信者番号メモリ14aの内容
を0クリアしている。従って、発信者番号メモリ14a
の内容を調べて、「0」でなければ、発信者番号メモリ
14aに記憶される電話番号の発呼側装置(発信者)か
らの着呼であると判断でき、一方、発信者番号メモリ1
4aの内容が「0」であれば、着呼のあった発呼側装置
(発信者)の電話番号が交換機29から送信されなかっ
たと判断することができる。
【0028】画像メモリ15は、通信履歴、画像データ
及び印刷のためのビットイメージを記憶するためのメモ
リであり、安価な大容量メモリであるダイナミックRA
M(DRAM)により構成されている。受信された画像
データは、一旦画像メモリ15に記憶され、プリンタ2
5によって記録紙に印刷された後に、この画像メモリ1
5から消去される。一般に、画像データは大容量である
が、画像データが印刷されることを条件にその画像デー
タを消去しているので、画像メモリ15を有効に使用す
ることができる。音声メモリ16は、発呼側装置へ送出
される応答メッセージや、発呼側装置から送られてきた
入来メッセージを記憶するメモリである。画像メモリ1
5と同様に、安価な大容量メモリであるダイナミックR
AM(DRAM)により構成されている。音声メモリ1
6に記憶された入来メッセージは、操作パネル4を介し
て消去操作がなされることにより、或いは、電話回線に
接続された他の装置から送られる消去コマンドを受信す
ることによって、消去される。
【0029】音声LSI17は、NCU19によって受
信されたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換す
ると共に、このファクシミリ装置1の内部で生成された
デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換して、NC
U19やスピーカ28(アンプ27)へ出力するための
ものである。前記した撃退処理の3つの撃退モードの
内、切断モードを除く、消音モードおよびメッセージモ
ードの実行開始時には、音声メモリ16に記憶される撃
退処理の実行を開始する旨のメッセージが、この音声L
SI17によって、アナログ音声信号に変換され、アン
プ27を介して、スピーカ28から音声出力される。
【0030】モデム20は、画情報を変調および復調し
て伝送すると共に伝送制御用の各種手順信号を送受信す
るためのものであり、バッファ21は、相手側ファクシ
ミリ装置との間で送受信される符号化された画情報を含
むデータを一時的に格納するためのものである。スキャ
ナ22は、原稿挿入口6に挿入された原稿から画像を読
み取るためのものであり、符号化部23は、スキャナ2
2により読み取られた画像の符号化を行うものである。
復号化部24は、バッファ21又は画像メモリ15に記
憶された受信画像データを読み出して、これを復号化す
るものであり、復号化されたデータは、プリンタ25に
より記録紙に印刷される。
【0031】操作パネル4は、操作者がこのファクシミ
リ装置1の設定等を行う場合に各種の操作を行うための
ものである。前記したように、EEPROM13の電話
番号メモリ13aの各データは、操作者がこの操作パネ
ル4を操作することによって登録(記憶)される。操作
パネル4上にはLED4aが設けられている。このLE
D4aは、撃退処理の3つの撃退モードの内、切断モー
ドを除く、消音モードおよびメッセージモードの実行時
に、点灯または点滅するように構成されている。よっ
て、受信者は、このLED4aを確認することにより、
撃退処理の実行中であるか否かを判断することができ
る。アンプ27は、そのアンプ27に接続されたスピー
カ28を鳴動して、呼び出し音や音声を出力するための
ものである。
【0032】このように構成されたファクシミリ装置1
は、NCU19を介して、電話回線31に接続されてい
る。この電話回線31は、本ファクシミリ装置1の交換
機29に接続され、この交換機29は電話回線32を介
して、他の交換機に接続されている。なお、他の交換機
は、更に、電話回線を介して発呼側装置や転送先となる
他の装置に接続されている。
【0033】次に、図4のフローチャートに基づいて、
上記のように構成されたファクシミリ装置1の着信時に
おける処理を説明する。ファクシミリ装置1は、呼出信
号を待機し(S1:No)、呼出信号があると(S1:
Yes)、電話回線を開放したままの状態で、発信電話
番号表示サービスにより交換機29から送信される発呼
側装置(発信者)の電話番号(発信者番号)を受信でき
たか否かを判断する(S2)。発信者番号を受信した場
合には(S2:Yes)、その受信した発信者番号をR
AM14の発信者番号メモリ14aへ書き込む(S
3)。一方、本ファクシミリ装置1が発信電話番号表示
サービスに加入していても、発信者が電話番号の送信を
拒否している場合には、交換機29から発信者番号は送
信されないので、発信者番号を受信することができな
い。よって、かかる場合には(S2:No)、発信者番
号メモリ14aの内容を0クリアして(S4)、発信者
番号が受信できなかったことを記憶する。
【0034】発信者番号メモリ14aの内容が「0」で
なければ(S5:No)、発信者番号を受信している。
この場合には、受信した発信者番号に対応する発呼側装
置の電話番号がEEPROM13内の発呼側電話番号エ
リア13bに記憶されているか否かを判断する(S
6)。判断の結果、発呼側電話番号エリア13bに記憶
されていれば(S6:Yes)、図5に示す撃退処理
(無応答処理)が実行される(S7)。
【0035】図5の撃退処理では(S7)、まず、発信
者番号メモリ14aの内容と一致する発呼側電話番号エ
リア13bの発呼側装置の電話番号に対応して記憶され
ている撃退モード選択エリア13cの撃退モードが、切
断モードであるか否かを判断する(S21)。判断の結
果、切断モードでなければ(即ち、消音モードまたはメ
ッセージモードであれば)(S21:No)、例えば
「ただいまから撃退処理を開始します。」というような
撃退処理を開始する旨のメッセージをスピーカ28から
出力し(S22)、かつ、発信者番号メモリ14aに記
憶される発信者番号および撃退処理の実行中であること
を示すメッセージをLCD5に表示して(S23)、受
信者に撃退処理が実行されていることを報知する。
【0036】このように音声とLCD5による表示とを
用いて、撃退処理の実行が受信者に対して報知されるの
で、ファクシミリ装置1を使用しようとする受信者に撃
退処理が実行中であることを認識させて、その使用を待
機させることができるのである。なお、S22の音声出
力に代えて、「ピッ、ピッ、ピッ」というような信号音
を出力するようにしても良い。また、S23のLCD5
の表示に代えて、LED4aを点灯または点滅させるよ
うにしても良い。更に、LED4a又はLCD5による
点灯又は点滅と、音声による出力とを2つ或いは3つ組
み合わせて、撃退処理が実行中であることを受信者に対
して報知するようにしても良い。
【0037】S23の処理の後、撃退モードが消音モー
ドまたはメッセージモードであるのか判断する(S2
4)。撃退モードが消音モードである場合には(S2
4:消音モード)、その消音モードの迷惑度がループで
あるのか否かを判断し(S25)、迷惑度がループであ
れば(S25:Yes)、呼出信号が継続する間(S2
6:Yes)、受話器3がオフフック状態か否か、即
ち、受話器3が取り上げられたか否かを確認する(S2
7)。消音モードの実行中であっても、受信者が受話器
3を取り上げて、発信者との通話を試みることを考慮し
たものである。よって、受話器3がオンフック状態のま
まであれば(S27:No)、S26の処理へ戻って、
S26及びS27の処理を繰り返す。
【0038】受話器3が取り上げられ、オフフック状態
となると(S27:Yes)、電話回線を閉結し(S2
8)、電話処理が行われる(S29)。発呼側装置から
ファクシミリデータが送信される場合には、この電話処
理においてファクシミリ受信が行われる。電話処理(S
29)は、受話器3がオフフック状態の間継続される
(S30:No)。受話器3が下ろされオンフック状態
となると(S30:Yes)、電話回線を開放して(S
31)、この撃退処理(S7)を終了する。
【0039】一方、受信者が受話器3を取り上げるこな
く、着呼を放置する場合には、S26及びS27の処理
を呼出信号が途絶えるまで繰り返す(S26:Yes,
S27:No)。そして、呼出信号が途絶えた場合に
(S26:No)、この撃退処理(S7)を終了する。
【0040】このように撃退モードが消音モードであっ
て、迷惑度がループである場合には、着呼があっても呼
び出し音の鳴動(S9)を行うことなく、その着呼を呼
出信号が途絶えるまで放置するように構成している。よ
って、特定の発呼側装置(発信者)からの迷惑電話の着
呼による受信者の心の苛立ちや乱れ等の発生を防止する
ことができるのである。
【0041】S25の処理において、消音モードの迷惑
度がループでない場合(S25:No)、呼出信号が継
続していれば(S32:Yes)、迷惑度に対応する時
間分の撃退処理を実行したか否か(迷惑度に対応する時
間が経過したか否か)を判断する(S33)。迷惑度に
対応する時間が経過していなければ(S33:No)、
S32へ移行して、呼び出し信号が継続する間(S3
2:Yes)、S32及びS33の処理を繰り返す。一
方、既に、迷惑度に対応する時間が経過していれば(S
33:Yes)、電話回線を一旦閉結した後、直ちに電
話回線を開放し(S34)、この撃退処理(S7)を終
了する。また、S32及びS33の処理中に呼出信号が
途絶えた場合にも(S32:No)、この撃退処理(S
7)を終了する。
【0042】このように撃退モードが消音モードであっ
て迷惑度がループでない場合には、迷惑度に対応する時
間の経過を待った後に、電話回線を一旦閉結し直ちに開
放するようにしている。その間、呼び出し音の鳴動(S
9)は行われない。よって、特定の発呼側装置(発信
者)からの迷惑電話の着呼による受信者の心の苛立ちや
乱れ等の発生を防止することができるとともに、その迷
惑電話によって電話回線が不通になってしまうことを防
止することができる。
【0043】S24の処理において、撃退モードがメッ
セージモードである場合には(S24:メッセージモー
ド)、電話回線を閉結し(S35)、予め記憶された所
定のメッセージを通知して、発信者に対し、電話回線を
接続する意志がないことを知らせる(S36)。これに
より受信者自らが電話回線を閉結して応答することな
く、特定の発呼側装置(発呼者)に対し、電話回線を接
続する意志がないことを知らせることができる。この場
合のメッセージとしては、例えば「この電話は接続致し
ません」といったメッセージやビープ音等の信号音であ
っても良い。
【0044】メッセージの通知にともない(S36)、
発呼側装置(発信者)が電話回線の接続を維持している
か否かを確認する(S37)。メッセージを聞いた迷惑
電話の発信者が電話回線を既に開放している場合には
(S37:Yes)、この撃退処理(S7)を終了す
る。一方、依然、電話回線の接続が維持されている場合
には(S37:No)、迷惑度に対応する時間分の撃退
処理を実行したか否か(迷惑度に対応する時間が経過し
たか否か)を判断し(S38)、迷惑度に対応する時間
が経過していなければ(S38:No)、処理をS36
へ移行して、迷惑電話の発信者に対し所定のメッセージ
の通知を繰り返す。迷惑度に対応する時間が経過してい
れば(S38:Yes)、電話回線を開放し(S3
9)、この撃退処理(S7)を終了するのである。
【0045】S21の処理において、撃退モードが切断
モードである場合には(S21:Yes)、処理をS3
4へ移行し、電話回線を一旦閉結した後に直ちに開放し
て(S34)、この撃退処理(S7)を終了する。この
ように切断モードでは、特定の発呼側装置からの着呼を
受信者に気づかせることなく、切断することができる。
よって、迷惑電話の着呼に伴う受信者の心の苛立ちや乱
れ等の発生を防止することができるとともに、その迷惑
電話によって電話回線が不通になることを防止すること
ができる。なお、各撃退処理(S7)の終了後は、処理
を図4のS1へ移行して、次の呼出信号を待機する(S
1)。
【0046】図4のS6の処理において、発信者番号メ
モリ14aの内容と一致する発呼側装置の電話番号が、
発呼側電話番号エリア13bに記憶されていなければ
(S6:No)、その電話は登録済みの迷惑電話ではな
いので、発信者番号メモリ14aの内容、即ち発信者番
号(発呼側装置の電話番号)をLCD5に表示し(S
8)、呼び出し音を鳴動する(S9)。また、S5の処
理で、発信者番号メモリ14aの内容が「0」であれば
(S5:Yes)、ファクシミリ装置1は発信者番号を
受信していないので、この場合にはLCD5への表示を
行うことなく、呼び出し音を鳴動して(S9)、受信者
へ着呼のあることを報知する。
【0047】呼び出し音の鳴動後(S9)、呼出信号が
継続していれば(S10:Yes)、受話器3がオフフ
ック状態か否かを確認する(S11)。受話器3が下ろ
されたままのオンフック状態であれば(S11:N
o)、処理をS5へ移行して、前記したS5からS10
の処理を繰り返す。S5からS10の処理を繰り返す間
に、呼出信号が途絶えた場合には(S10:No)、処
理をS1へ移行して、次の呼出信号を待機する(S
1)。一方、その間に、受話器3が取り上げられて、オ
フフック状態になれば(S11:Yes)、電話回線を
閉結して(S12)、電話処理が行われる(S13)。
【0048】電話処理の実行にともなって、受話器3が
下ろされたか否か、即ちオンフック状態となったか否か
を確認する(S14)。受話器3が未だ下ろされておら
ず、オフフック状態にあれば(S14:No)、電話処
理を継続する(S13)。一方、受話器3が下ろされて
オンフック状態となっていれば(S14:Yes)、電
話回線を開放する(S15)。
【0049】電話回線の開放後、受信者に対して、通話
相手となった発呼側装置の電話番号を撃退処理の対象と
して、電話番号メモリ13aに登録するか否かを確認す
る(S16)。例えば、かかってきた電話が無言電話等
の迷惑電話である場合には、受信者はその発呼側装置の
電話番号を撃退処理の対象として登録することを所望す
る。よって、かかる場合に、受信者によって操作パネル
4が操作され、電話番号メモリ13aへの登録処理が指
示されると(S16:Yes)、登録処理が実行される
(S17)。登録処理は、S3の処理において発信者番
号メモリ14aに書き込まれた発信者番号を利用し、そ
の発信者番号に、受信者(操作者)によって操作パネル
4を介して入力された撃退モードの種類、迷惑度のレベ
ルをそれぞれ対応つけて登録するものである。
【0050】このように登録処理において(S17)、
受信者は発呼側装置の電話番号の入力を省略することが
できるので、その分、電話番号メモリ13aへの登録操
作を簡略化することができる。また、一連の登録操作は
電話回線を開放した後に行われるので(S15)、電話
回線を閉結したまま(即ち、迷惑電話とつながったま
ま)、登録操作を行わなければならない場合に比べて、
受信者が被り得る多大な精神的苦痛を解消することがで
きる。更に、受信者がその一連の登録操作に習熟してい
なくても、受信者は電話回線の開放後(S15)、焦ら
ず確実にその一連の登録操作を行うことができるのであ
る。
【0051】登録処理の実行後(S17)、または、S
16の処理において発呼側装置の電話番号(発信者番
号)を撃退処理の対象として電話番号メモリ13aに登
録しない場合には(S16:No)、処理をS1へ移行
して、次の呼び出し信号を待機する(S1)。
【0052】以上説明したように本実施例のファクシミ
リ装置1によれば、交換機29から送信された発呼側装
置の電話番号(発信者番号)が、発呼側電話番号エリア
13bに記憶されている発呼側装置の電話番号と一致す
る場合には、その発呼側装置の電話番号に対応して記憶
されている撃退モード選択エリア13cのモード情報、
及び、迷惑度選択エリア13dの迷惑度に基づいて、所
定の無応答処理(撃退処理)が行われる(S7)。よっ
て、受信者は、特定の発呼側装置からの着呼について電
話回線を自ら閉結する必要がなく、着呼に伴う煩わしい
操作を解消することができる。
【0053】なお、請求項1から5に記載の制御手段と
しては、図4及び図5のフローチャートに示すプログラ
ムが、無応答処理としてはS7の撃退処理(即ち、図5
のフローチャートに示すプログラム)がそれぞれ該当す
る。また、請求項1記載の判断手段としてはS6の処理
が、請求項1または6に記載のモード情報としては撃退
モード及び迷惑度が、請求項3記載の鳴動禁止処理とし
てはS25からS26の間の処理とS25からS32の
間の処理とが、請求項4記載のメッセージ通知処理とし
てはS36の処理が、請求項5記載の閉結開放処理とし
てはS34の処理がそれぞれ該当する。
【0054】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形
が可能であることは容易に推察できるものである。
【0055】例えば、上記実施例において、ファクシミ
リ装置1に着呼した発呼側装置の電話番号が特定の発呼
側装置(発信者)からの着呼であるか否かの判断は、発
信電話番号表示サービスにより交換機29から送信され
る発信者番号を用いて、電話回線の閉結前に行われた。
しかし、発呼側装置がファクシミリ装置である場合に
は、発呼側のファクシミリ装置と受信側のファクシミリ
装置1との間で、ファクシミリデータの通信前に送受信
されるTSI信号により送信される電話番号を用いて、
発呼側装置の電話番号を判断するようにしても良い。ま
た、特定の発呼側装置がファクシミリ装置である場合に
は、電話回線を接続しない手段として、CNG信号を受
信した後のCED信号等の送信をスキップするように構
成しても良い。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載の電話装置によれば、受信
手段によって受信された発呼側装置の電話番号が記憶手
段に記憶されている発呼側装置の電話番号と一致する場
合には、その発呼側装置の電話番号に対応して記憶され
るモード情報に基づいて、所定の無応答処理が行われ
る。よって、特定の発呼側装置(記憶手段に記憶されて
いる電話番号に対応する発呼側装置)からの着呼につい
ては、受信者は回線を閉結する必要がないので、着呼に
伴う煩わしい操作を解消することができるという効果が
ある。
【0057】請求項2記載の電話装置によれば、請求項
1記載の電話装置の奏する効果に加え、更に、制御手段
が所定の無応答処理を実行中である場合、そのことが報
知手段により受信者に対して報知される。よって、受信
者が電話装置を使用しようとする際、所定の無応答処理
が実行中であれば、受信者にこれを認識させて、電話装
置の使用を待機させることができるという効果がある。
【0058】請求項3記載の電話装置によれば、請求項
1または2に記載の電話装置の奏する効果に加え、更
に、制御手段による鳴動禁止処理により、呼び出し音の
鳴動が禁止されるので、特定の発呼側装置からの着呼を
原因とする受信者の心の苛立ちや乱れ等の発生を防止す
ることができるという効果がある。
【0059】請求項4記載の電話装置によれば、請求項
1から3のいずれかに記載の電話装置の奏する効果に加
え、更に、制御手段によるメッセージ通知処理により、
回線を閉結した後に発呼側装置に対して所定のメッセー
ジが通知される。よって、所定のメッセージとして、例
えば回線を接続する意志がないことを示すメッセージを
用いれば、受信者自らが回線を閉結して応答することな
く、特定の発呼側装置(発呼者)に対して回線を接続す
る意志がないことを知らせることができるという効果が
ある。
【0060】請求項5記載の電話装置によれば、請求項
1から4のいずれかに記載の電話装置の奏する効果に加
え、更に、制御手段による閉結開放処理により、回線は
一旦閉結された後に開放されるので、特定の発呼側装置
からの着呼によって回線が不通になることを防止するこ
とができるという効果がある。
【0061】請求項6記載の電話装置によれば、請求項
1から5のいずれかに記載の電話装置の奏する効果に加
え、更に、記憶手段に記憶される発呼側装置の電話番号
及びモード情報の登録は、受信手段により受信された発
呼側装置の電話番号を用いて、その電話番号にモード情
報を対応つけて行われる。よって、登録操作において、
発呼側装置の電話番号の入力を省略することができるの
で、その分、記憶手段への登録操作を簡略化することが
できるという効果がある。
【0062】請求項7記載の電話装置によれば、請求項
6記載の電話装置の奏する効果に加え、更に、情報登録
手段による記憶手段への登録は回線を開放した後に行わ
れる。よって、例えば無言電話等を着信した場合におい
て、未登録の発呼側装置の電話番号にモード情報を対応
させて登録する一連の登録操作を、受信者は回線を開放
した後に行うことができる。従って、かかる一連の登録
操作を回線を閉結したまま(即ち、迷惑電話の相手とつ
ながったまま)行わなければならない場合に受信者が被
り得る多大な精神的苦痛を解消することができるという
効果がある。また、受信者がその一連の登録操作に習熟
していなくても、受信者は、回線の開放後、焦ることな
く確実にその一連の登録操作を行うことができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるファクシミリ装置の斜
視図である。
【図2】上記ファクシミリ装置の電気的構成を示したブ
ロック図である。
【図3】EEPROM内の電話番号メモリの構成を模式
的に示した図である。
【図4】着信時の処理を示したフローチャートである。
【図5】撃退処理を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置(電話装置) 3 受話器 4 操作パネル(情報登録手段の一部) 4a 発光ダイオード(LED)(報知手段の一
部) 5 液晶表示器(LCD)(報知手段の一部) 12 ROM(情報登録手段の一部) 13 EEPROM 13a 電話番号メモリ(記憶手段) 13b 発呼側電話番号エリア 13c 撃退モード選択エリア 13d 迷惑度選択エリア 14a 発信者番号メモリ(第2記憶手段) 17 音声LSI(報知手段の一部) 19 ネットワークコントロールユニット(NC
U)(受信手段及び情報登録手段の一部) 20 モデム(受信手段の一部) 21 バッファ(受信手段の一部) 27 アンプ(報知手段の一部) 28 スピーカ(報知手段の一部) 29 交換機 31,32 電話回線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線の閉結前に交換機側から送られる発
    呼側装置の電話番号を受信可能な受信手段を備えた電話
    装置において、 発呼側装置の電話番号にモード情報を対応させて記憶す
    る記憶手段と、 前記受信手段により受信された発呼側装置の電話番号が
    前記記憶手段に記憶されている電話番号と一致するか否
    かを判断する判断手段と、 その判断手段により発呼側装置の電話番号が一致すると
    判断された場合には、前記発呼側装置の電話番号に対応
    させて前記記憶手段に記憶されているモード情報に基づ
    いて所定の無応答処理を行う制御手段とを備えているこ
    とを特徴とする電話装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段により所定の無応答処理が
    実行中であることを受信者に対して報知する報知手段を
    備えていることを特徴とする請求項1記載の電話装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記無応答処理として
    呼び出し音の鳴動を禁止する鳴動禁止処理を備えている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電話装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記無応答処理とし
    て、回線を閉結した後に発呼側装置に対して所定のメッ
    セージを通知するメッセージ通知処理を備えていること
    を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電話装
    置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記無応答処理とし
    て、回線を一旦閉結した後にその回線を開放する閉結開
    放処理を備えていることを特徴とする請求項1から4の
    いずれかに記載の電話装置。
  6. 【請求項6】 前記受信手段により受信された発呼側装
    置の電話番号を記憶する第2記憶手段と、 その第2記憶手段に記憶された発呼側装置の電話番号に
    モード情報を対応させて前記記憶手段に登録する情報登
    録手段とを備えていることを特徴とする請求項1から5
    のいずれかに記載の電話装置。
  7. 【請求項7】 前記情報登録手段による前記記憶手段へ
    の登録は、回線を開放した後に行われることを特徴とす
    る請求項6記載の電話装置。
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JP2011250483A (ja) * 2011-09-14 2011-12-08 Fujitsu Ltd 電話装置、その応答制御方法及び応答制御プログラム

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