JPH11225191A - 通信装置および記憶媒体 - Google Patents

通信装置および記憶媒体

Info

Publication number
JPH11225191A
JPH11225191A JP10025275A JP2527598A JPH11225191A JP H11225191 A JPH11225191 A JP H11225191A JP 10025275 A JP10025275 A JP 10025275A JP 2527598 A JP2527598 A JP 2527598A JP H11225191 A JPH11225191 A JP H11225191A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
display panel
handset
communication device
display means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10025275A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Isozaki
篤 磯崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP10025275A priority Critical patent/JPH11225191A/ja
Publication of JPH11225191A publication Critical patent/JPH11225191A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信待機中で表示パネルなどを視認できない
状態の場合、その表示パネルなどの表示を禁止すること
によって、無駄な待機電力の消費を抑えることができる
通信装置を提供する。 【解決手段】 通信回線を介して任意の相手先と送受信
するための送受話器を備えるとともに、各種情報を表示
する表示パネルや発光体が送受話器の所定部位に設けら
れており、これら表示パネルおよび発光体を視認可能ま
たは視認不可能ないずれかの姿勢状態として、送受話器
を充電器に対して着脱自在に保持した電話機であって、
CPUは、呼出信号を着信していない場合(S1:N
O)、表示パネルや発光体が視認可能な姿勢状態である
か否かを判定している(S3)。そして、CPUは、送
受話器が充電器に保持され(S2:YES)、表示パネ
ルや発光体が視認不可能な状態であると判定した場合
(S3:YES)、これら表示パネルや発光体による表
示を禁止させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、任意の相手先通信
端末と送受信器を介して通信可能な、たとえばコードレ
ス電話などの送受話器を備えた通信装置、およびその通
信装置を動作せるためのプログラムを記憶した記憶媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の代表的な通信装置に
は、コードレス電話がある。コードレス電話では、電話
機本体が電話回線を介して信号の送受信を行い、その電
話機本体と無線で情報交換する送受話器が、電話機本体
の所定位置に、あるいは電話機本体とは別の充電器など
に子機電話として保持されている。このような送受話
器、特に子機電話として使用されるものには、相手先の
電話番号などを入力するためのテンキーや、入力した電
話番号などを表示する表示パネルなどが所定部位に設け
られている。通話する際に使用者は、送受話器を手に取
って使用するが、相手先から呼び出しを受けた際、使用
者がその送受話器を電話機本体や充電器から離脱させる
と同時に、送受話器による応答動作が開始されて回線が
閉結されている。
【0003】一方、子機電話として利用される送受話器
には、表示パネルを視認可能または視認不可能ないずれ
かの姿勢状態として、具体的には、表示パネルを上下方
向いずれの姿勢状態としても、充電器などに保持させて
おくことが可能なものがある。このような送受話器は、
通話が行われないとき、充電器に対してどのような姿勢
で保持されるか使用者の取り扱いによって異なることか
ら、いずれの姿勢状態であっても表示パネルが駆動され
て各種情報が表示される状態とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の子
機電話として利用される送受話器を備えた電話機では、
表示パネルを視認不可能な状態として送受話器が充電器
に保持された場合、通話待機中で表示パネルが視認不可
能な状態であるにもかかわらず、表示パネルが駆動され
て各種情報が表示されるので、無駄な待機電力を消費し
ているという不具合があった。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みて提案されたも
のであって、通信待機中に表示パネルなどを視認できな
い状態の場合、その表示パネルなどの表示を禁止するこ
とによって、無駄な待機電力の消費を抑えることができ
る通信装置、およびその通信装置を動作させるためのプ
ログラムを記憶した記憶媒体を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載した発明の通信装置は、通信回線を
介して任意の相手先通信端末と送受信するための送受信
器を備えるとともに、各種情報を表示する表示手段が上
記送受信器の所定部位に設けられており、その表示手段
を視認可能または視認不可能ないずれかの姿勢状態とし
て、上記送受信器を所定の保持位置において着脱自在に
保持した通信装置であって、上記所定の保持位置におけ
る送受信器の保持姿勢を検出する保持姿勢検出手段と、
上記保持姿勢検出手段による検出結果に基づいて、上記
表示手段が視認可能な姿勢状態であるか否かを判定する
視認可能判定手段と、上記送受信器が所定の保持位置に
保持されているとき、上記視認可能判定手段により上記
表示手段が視認不可能な状態であると判定されている場
合、上記表示手段による各種情報の表示を禁止させる表
示制御手段とを有することを特徴としている。
【0007】この通信装置によれば、送受信器が所定の
保持位置に保持された状態で通信待機中に、表示手段が
視認不可能な状態であると判定された場合、表示手段に
よる各種情報の表示が禁止されるので、送受信器の保持
姿勢に応じた適切な処置により、無駄な待機電力の消費
を抑えることができる。
【0008】なお、通信装置としては、通信装置本体と
送受信器とを別個に備えたもの、あるいは送受信器自体
が通信装置そのものとされる、いずれの形態であっても
よい。たとえば、各種形態の電話機や携帯電話などが好
適とされる。
【0009】通信回線としては、公衆電話回線であって
も専用回線であってもよく、また有線であっても無線で
あってもよい。
【0010】保持姿勢検出手段としては、従来より既知
の電気的・機械的な、あるいは光学的な感知センサが用
いられる。
【0011】また、請求項2に記載した発明の通信装置
は、請求項1に記載の通信装置であって、上記送受信器
は、充電器に対して着脱自在に保持されたコードレス型
の送受話器であり、上記保持姿勢検出手段は、上記送受
話器と上記充電器との充電用端子の接続状況に基づい
て、その送受話器の保持姿勢を検出している。
【0012】この通信装置によれば、請求項1に記載の
通信装置による効果に加えて、送受信器は、充電器に対
して着脱自在に保持されたコードレス型の送受話器であ
り、その送受話器と充電器との充電用端子の接続状況に
基づいて送受話器の保持姿勢が検出されるので、一般に
広く利用されているコードレス型の子機電話において有
効に利用することができる。
【0013】さらに、請求項3に記載した発明の通信装
置は、請求項1または請求項2に記載の通信装置であっ
て、上記表示手段は、メッセージ情報を表示可能な表示
パネルである。
【0014】この通信装置によれば、請求項1または請
求項2に記載の通信装置による効果に加えて、表示手段
がメッセージ情報を表示可能な表示パネルであるので、
たとえば液晶表示パネルなどを用いてメッセージ情報を
表示することができ、通信待機中、表示パネルが視認不
可能な状態であると、その表示パネルにおける液晶駆動
が禁止されることから、表示パネルによる待機電力の消
費を抑えることができる。
【0015】また、請求項4に記載した発明の通信装置
は、請求項1または請求項2に記載の通信装置であっ
て、上記表示手段は、各種の動作状況を表示可能な発光
体である。
【0016】この通信装置によれば、請求項1または請
求項2に記載の通信装置による効果に加えて、表示手段
が各種の動作状況を表示可能な発光体であるので、たと
えば発光ダイオードなどの発光によって動作状況を表示
することができ、通信待機中、発光体が視認不可能な状
態であると、その発光体における発光動作が禁止される
ことから、発光体による待機電力の消費を抑えることが
できる。
【0017】さらに、請求項5に記載した発明の記憶媒
体は、通信回線を介して任意の相手先通信端末と送受信
するための送受信器を備えるとともに、各種情報を表示
する表示手段が上記送受信器の所定部位に設けられてお
り、その表示手段を視認可能または視認不可能ないずれ
かの姿勢状態として、上記送受信器を所定の保持位置に
おいて着脱自在に保持した通信装置を制御するためのプ
ログラムを記憶した記憶媒体であって、上記所定の保持
位置における送受信器の保持姿勢を検出するための保持
姿勢検出プログラムと、上記保持姿勢検出プログラムに
よる検出結果に基づいて、上記表示手段が視認可能な姿
勢状態であるか否かを判定するための視認可能判定プロ
グラムと、上記送受信器が所定の保持位置に保持されて
いるとき、上記視認可能判定プログラムに基づいて上記
表示手段が視認不可能な状態であると判定されている場
合、上記表示手段による各種情報の表示を禁止させる表
示制御プログラムとを含むことを特徴としている。
【0018】この記憶媒体によれば、記憶されたプログ
ラムに基づいてCPUを動作させることにより、請求項
1に記載の通信装置の動作を実現することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態ついて図面を参照して具体的に説明する。
【0020】図1は、本発明にかかる通信装置の一例と
して、コードレス型の子機電話を備えた電話機の使用形
態を示した概略説明図であって、この電話機は、電話回
線21を介して音声信号などを送受信する電話機本体A
と、電話機本体Aとは別の充電器Bに子機電話として保
持された送受話器Cとを具備して構成されている。な
お、本実施形態における電話機本体Aは、無線方式によ
って子機電話と情報交換可能な従来より周知の親機電話
と同一形態であり、この電話機本体Aでは、電話番号を
入力するためのテンキーや通話を行うための送受話器を
具備していないが、もちろんそのようなテンキーや送受
話器を備えたものであってもよい。たとえば、電話機本
体Aが画像情報の送受信可能なファクシミリ装置であっ
てもよい。このような電話機本体Aは、従来より周知の
親機電話の機能と同一であることから、その詳細な説明
を省略する。
【0021】充電器Bには、家庭電源からの電力を送受
話器Cに供給するための端子(図示せず)が所定箇所に
設けられており、送受話器Cが充電器Bに保持された状
態では、その端子を通じて充電器Bから送受話器Cに常
時電力が供給されている。送受話器Cが充電器Bから手
に取られて離脱されると、端子との接続が解除され、そ
れによって送受話器Cへの電力供給が停止される。
【0022】送受話器Cは、充電器Bに対して上下いず
れの姿勢であっても保持可能とされている。このような
送受話器Cの通常上面側とされる所定部位には、相手先
と通話するためのマイクロホン部C1およびスピーカ部
C2が設けられている。さらに、その同一面側の所定部
位には、電話番号などを入力するためのテンキーなどか
らなるキースイッチC3が設けられているとともに、相
手先電話番号などを表示するための表示パネルC4が設
けられている。また、これらキースイッチC3や表示パ
ネルC4が設けられた同一部位には、充電中であること
を発光によって知らせるLEDなどの発光体C5が設け
られている。つまり、送受話器Cは、使用者の取り扱い
によって、キースイッチC3、表示パネルC4、および
発光体C5を視認可能な状態で充電器Bに保持される状
態もあれば、その逆に、これら表示パネルC4や発光体
C5を視認不可能な状態として保持される場合もある。
なお、送受話器Cには、電話機本体Aと無線によって情
報交換するための図示されないアンテナなどが内蔵され
ている。また、詳細については後述するが、呼び出し時
に呼出音などを発生するための外部スピーカが上記スピ
ーカ部C2とは別部位に図示されずに設けられている。
【0023】このような使用形態の電話機に接続された
電話回線21においては、交換局からの提供サービスと
して、呼び出し時に相手先の電話番号を識別情報として
通知するサービスがあり、このような番号通知サービス
を受けた電話機では、相手先からの呼び出し時、その相
手先の電話番号が表示可能とされている。このような呼
び出し時に相手先電話番号を表示することをナンバーデ
ィスプレイという。つまり、相手先からの呼び出しを受
けた時、送受話器Cの表示パネルC4には、ナンバーデ
ィスプレイ機能によって、その相手先の電話番号が表示
されるようになっており、使用者は、表示パネルC4に
表示された相手先の電話番号を確認することによって、
その相手先と通話するかしないかの予断が可能とされて
いる。また、ナンバーディスプレイ機能とは別に、表示
パネルC4においては、発呼時にテンキーなどによって
入力された電話番号なども表示可能とされている。
【0024】次に、図2は、図1に示した送受話器Cの
回路ブロック図であって、送受話器Cは、CPU1、R
AM2、ROM3、EEPROM4、ゲートアレイ5、
DMAC6、音声入力部11、音声出力部12、操作部
13、表示部14、情報交換部15、通知部16、およ
び電源部17を具備して構成されている。CPU1、R
AM2、ROM3、EEPROM4、ゲートアレイ5、
およびDMAC6は、バス線により相互に接続されてい
る。バス線には、アドレスバス、データバス、および制
御信号線が含まれる。ゲートアレイ5には、音声入力部
11、音声出力部12、操作部13、表示部14、情報
交換部15、通知部16、および電源部17が接続され
ている。なお、電話回線21に接続されて網制御を行う
NCUや、音声信号を電話回線21を介して送受信する
ための通話回路は、電話機本体Aに設けられており、こ
れらNCUや通話回路は、送受話器Cから無線によって
制御可能とされている。
【0025】CPU1は、送受話器C全体を制御する。
RAM2は、送受話器Cに内蔵された充電電池などの電
池(図示省略)により電源バックアップが処置されてお
り、リダイヤルデータや留守番録音した音声データなど
の各種のデータを記憶する。ROM3は、各種のプログ
ラムや初期設定値などのデータを記憶している。EEP
ROM4は、各種のフラグや登録データなどを記憶す
る。ゲートアレイ5は、CPU1の入出力インターフェ
ースとして機能する。DMAC6は、RAM2へのデー
タの書き込みや読み出しを行う。
【0026】音声入力部11は、マイクロホンなどを備
えており、使用者の発した音声をアナログ信号として情
報交換部15に出力する。音声出力部12は、スピーカ
などを備えており、通話時における相手先の音声信号な
どを可聴音として出力する。操作部13は、キースイッ
チ群などからなり、電話番号を入力するためのテンキー
やフックスイッチなどを備え、使用者の操作に応じた操
作信号を出力する。表示部14は、上記表示パネルC4
および上記発光体C5を備えており、CPU1により制
御されて相手先の電話番号などを表示したり、発光によ
って充電中である旨を表示する。情報交換部15は、無
線により各種信号を送受信するためのアンテナなどを備
え、電話機本体Aとの間で交換される音声信号や制御信
号を送受信する。通知部16は、上記音声出力部12と
は別の外部スピーカなどを備えており、呼び出しを受け
た際、呼出音などを外部に出力する。電源部17は、充
電器Bとの接点となる電力供給用の端子や充電電池など
を備えており、送受話器Cの回路全体に対して電力を供
給する。また、電源部17には、充電器Bとの接続状況
を検知するためのフックセンサ17aが設けられてお
り、このフックセンサ17aによれば、充電器Bの端子
と電源部17における端子との接続状態に基づいて、送
受話器Cが充電器Bに対して保持されているか否かの判
断が可能とされる。また、フックセンサ17aは、端子
同士の接続状況に基づいて、送受話器Cの充電器Bに対
する保持姿勢を検出するセンサとしての機能も有してい
る。すなわち、フックセンサ17aは、送受話器Cが充
電器Bに対して表示パネルC4や発光体C5を視認可能
な状態として保持されているか、または視認不可能な状
態として保持されているかを検出している。
【0027】要点について説明すると、電話機本体A
は、電話回線21を介して受信した相手先からの呼出信
号や音声信号などを送受話器Cの情報交換部15に無線
によって転送する。そして、送受話器Cが充電器Bに保
持(接続)されている状況の場合、送受話器Cの通知部
16から呼出音が出力される。呼出音を聞いた使用者が
送受話器Cを手に取って充電器Bから離脱させた時点
で、オフフックの状態と判断されるとともに、その送受
話器Cを通じて相手先に対する音声による応答が開始可
能とされる。一方、呼出信号などを受信することなく通
話待機中にあり、しかも表示パネルC4および発光体C
5を視認不可能な状態として送受話器Cが充電器Bに保
持されている場合、使用者が送受話器Cを手に取って充
電器Bから離脱させるまで、表示パネルC4および発光
体C5においては、何も表示されない状態とされてい
る。
【0028】すなわち、表示パネルC4および発光体C
5は、各種情報を表示する表示手段を実現している。ま
た、フックセンサ17aは、所定の保持位置における送
受信器の保持姿勢を検出する保持姿勢検出手段を実現し
ている。
【0029】CPU1は、ROM3に格納されたプログ
ラムに基づいて動作することにより、保持姿勢検出手段
による検出結果に基づいて、表示手段が視認可能な姿勢
状態であるか否かを判定する視認可能判定手段と、送受
信器が所定の保持位置に保持されているとき、視認可能
判定手段により表示手段が視認不可能な状態であると判
定されている場合、表示手段による各種情報の表示を禁
止させる表示制御手段とを実現している。
【0030】ROM3は、通信回線を介して任意の相手
先通信端末と送受信するための送受信器を備えるととも
に、各種情報を表示する表示手段が送受信器の所定部位
に設けられており、その表示手段を視認可能または視認
不可能ないずれかの姿勢状態として、送受信器を所定の
保持位置において着脱自在に保持した通信装置を制御す
るためのプログラムを記憶した記憶媒体であって、送受
信器の保持姿勢を検出するための保持姿勢検出プログラ
ムと、保持姿勢検出プログラムによる検出結果に基づい
て、表示手段が視認可能な姿勢状態であるか否かを判定
するための視認可能判定プログラムと、送受信器が所定
の保持位置に保持されているとき、視認可能判定プログ
ラムに基づいて表示手段が視認不可能な状態であると判
定されている場合、表示手段による各種情報の表示を禁
止させる表示制御プログラムとを含む記憶媒体を実現し
ている。
【0031】次に、上記構成を有する送受話器Cの動作
の要点について、図3に示すフローチャートを参照して
説明する。
【0032】図3は、子機電話として使用される送受話
器Cの呼び出し時における待機処理手順を示したフロー
チャートであって、この図に示すように、まず、CPU
1は、電話回線21を介して送信されてくる相手先から
の呼出信号が電話機本体Aにおいて着信したか否かを判
断している(S1)。この際、CPU1は、電話機本体
Aから無線出力される制御信号に基づいて呼出信号の着
信を判断している。
【0033】呼出信号を着信することなく待機中である
場合(S1:NO)、CPU1は、フックセンサ17a
を駆使して送受話器C自体が充電器Bに保持された状態
であるか否かを判断する(S2)。
【0034】送受話器Cが充電器Bに保持された状態で
あると判断されると(S2:YES)、CPU1は、フ
ックセンサ17aを駆使して表示パネルC4および発光
体C5が視認可能な状態であるか否かを判定する(S
3)。
【0035】表示パネルC4および発光体C5が視認不
可能な状態である場合(S3:YES)、CPU1は、
これら表示パネルC4および発光体C5による表示を禁
止し(S4)、その後このルーチンを終了する。これに
より、表示パネルC4および発光体C5を視認不可能な
状態として送受話器Cが充電器Bに保持されている場
合、表示パネルC4および発光体C5においては、何も
表示されない状態となる。
【0036】S3において、表示パネルC4および発光
体C5が視認可能な状態である場合(S3:NO)、C
PU1は、表示パネルC4および発光体C5を駆動させ
て各種情報の表示を行わせ(S5)、その後このルーチ
ンを終了する。これにより、表示パネルC4および発光
体C5を視認可能な状態として送受話器Cが充電器Bに
保持されている場合、表示パネルC4には、通話待機中
である旨などのメッセージ情報が表示されるとともに、
発光体C5が発光することによって、充電中であること
を確認することができる。
【0037】S2において、送受話器Cが充電器Bに対
して保持されていない場合(S2:NO)、CPU1
は、S4に飛んで表示パネルC4および発光体C5によ
る表示を禁止する。これにより、送受話器Cが充電器B
に保持されていない場合、表示パネルC4および発光体
C5においては、何も表示されない状態となる。
【0038】S1において、呼出信号を着信すると(S
1:YES)、CPU1は、通知部16のスピーカから
呼出音を発生させる(S6)。そして、CPU1は、呼
出音発生と同時に発光体C5を点滅させるとともに、表
示パネルC4に着信した相手先の電話番号などを表示さ
せる(S7)。これにより、視覚的な呼び出しの確認が
可能となる上、呼び出し時の相手先の電話番号を確認す
ることができる。
【0039】その後、CPU1は、フックセンサ17a
を駆使して送受話器Cが使用者によって充電器Bから離
脱されたこと検出し、あるいは、使用者による所定のオ
フフックキー操作によってオフフック信号が入力された
か否かを検出することにより、送受話器Cがオフフック
状態であるか否かを判定する(S8)。
【0040】オフフック状態であると判定すると(S
8:YES)、CPU1は、呼出音発生を中止して回線
を閉結し、音声入力部11および音声出力部12を通じ
て相手先に対する応答可能な通話処理を行う(S9)。
その後、CPU1は、この通話処理において相手先から
の切断信号またはオンフック状態であることを検出する
ことで、回線を開放してこのルーチンを終了する。
【0041】S8において、呼出音発生中であるにもか
かわらず、使用者によって送受話器Cが充電器Bから離
脱されない場合、すなわち、オンフック状態であると判
定すると(S8:NO)、CPU1は、相手先から切断
信号を着信したか否かを判断し(S10)、切断信号を
着信した場合(S10:YES)、CPU1は、呼出音
の発生を中止し(S11)、このルーチンを終了する。
相手先から切断信号を着信していない場合(S10:N
O)、CPU1は、S8に戻ってオフフックの状態であ
るか否かの判定を繰り返し行う。
【0042】したがって、上記構成、動作を有する子機
電話として使用される送受話器Cを備えた電話機によれ
ば、送受話器Cが充電器Bに保持された状態で通話待機
中に、表示パネルC4および発光体C5が視認不可能な
状態であると判定された場合、これら表示パネルC4お
よび発光体C5による各種情報の表示が禁止されるの
で、送受話器Cの保持姿勢に応じた適切な処置により、
表示パネルC4や発光体C5において無駄な待機電力の
消費を抑えることができる。
【0043】なお、本実施形態においては、子機電話と
して利用される送受話器Cに上記機能が備えられている
が、そのような機能を電話機本体Aに備えるようにして
もよい。この場合、無線による情報交換によって電話機
本体Aが送受話器Cの各種動作を制御することとなる。
【0044】また、表示パネルC4が視認可能な状態で
あるか否かを、フックセンサ17aによって電気的に検
出するようにしているが、それとは別に、機械的なセン
サやあるいは光学的なセンサによって検出できるように
してもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載し
た発明の通信装置によれば、送受信器が所定の保持位置
に保持された状態で通信待機中に、表示手段が視認不可
能な状態であると判定された場合、表示手段による各種
情報の表示が禁止されるので、送受信器の保持姿勢に応
じた適切な処置により、無駄な待機電力の消費を抑える
ことができる。
【0046】また、請求項2に記載した発明の通信装置
によれば、請求項1に記載の通信装置による効果に加え
て、送受信器は、充電器に対して着脱自在に保持された
コードレス型の送受話器であり、その送受話器と充電器
との充電用端子の接続状況に基づいて送受話器の保持姿
勢が検出されるので、一般に広く利用されているコード
レス型の子機電話において有効に利用することができ
る。
【0047】さらに、請求項3に記載した発明の通信装
置によれば、請求項1または請求項2に記載の通信装置
による効果に加えて、表示手段がメッセージ情報を表示
可能な表示パネルであるので、たとえば液晶表示パネル
などを用いてメッセージ情報を表示することができ、通
信待機中、表示パネルが視認不可能な状態であると、そ
の表示パネルにおける液晶駆動が禁止されることから、
表示パネルによる待機電力の消費を抑えることができ
る。
【0048】また、請求項4に記載した発明の通信装置
によれば、請求項1または請求項2に記載の通信装置に
よる効果に加えて、表示手段が各種の動作状況を表示可
能な発光体であるので、たとえば発光ダイオードなどの
発光によって動作状況を表示することができ、通信待機
中、発光体が視認不可能な状態であると、その発光体に
おける発光動作が禁止されることから、発光体による待
機電力の消費を抑えることができる。
【0049】さらに、請求項5に記載した発明の記憶媒
体によれば、記憶されたプログラムに基づいてCPUを
動作させることにより、請求項1に記載の通信装置の動
作を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる通信装置の一例として、コード
レス型の子機電話を備えた電話機の使用形態を示した概
略説明図である。
【図2】図1に示した送受話器の回路ブロック図であ
る。
【図3】子機電話として使用される送受話器の呼び出し
時における待機処理手順を示したフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 ROM 4 EEPROM 5 ゲートアレイ 6 DMAC 11 音声入力部 12 音声出力部 13 操作部 14 表示部 15 情報交換部 16 通知部 17 電源部 17a フックセンサ A 電話機本体 B 充電器 C 送受話器 C1 マイクロホン部 C2 スピーカ部 C3 キースイッチ C4 表示パネル C5 発光体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して任意の相手先通信端末
    と送受信するための送受信器を備えるとともに、各種情
    報を表示する表示手段が上記送受信器の所定部位に設け
    られており、その表示手段を視認可能または視認不可能
    ないずれかの姿勢状態として、上記送受信器を所定の保
    持位置において着脱自在に保持した通信装置であって、 上記所定の保持位置における送受信器の保持姿勢を検出
    する保持姿勢検出手段と、 上記保持姿勢検出手段による検出結果に基づいて、上記
    表示手段が視認可能な姿勢状態であるか否かを判定する
    視認可能判定手段と、 上記送受信器が所定の保持位置に保持されているとき、
    上記視認可能判定手段により上記表示手段が視認不可能
    な状態であると判定されている場合、上記表示手段によ
    る各種情報の表示を禁止させる表示制御手段とを有する
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 上記送受信器は、充電器に対して着脱自
    在に保持されたコードレス型の送受話器であり、上記保
    持姿勢検出手段は、上記送受話器と上記充電器との充電
    用端子の接続状況に基づいて、その送受話器の保持姿勢
    を検出している、請求項1に記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 上記表示手段は、メッセージ情報を表示
    可能な表示パネルである、請求項1または請求項2に記
    載の通信装置。
  4. 【請求項4】 上記表示手段は、各種の動作状況を表示
    可能な発光体である、請求項1または請求項2に記載の
    通信装置。
  5. 【請求項5】 通信回線を介して任意の相手先通信端末
    と送受信するための送受信器を備えるとともに、各種情
    報を表示する表示手段が上記送受信器の所定部位に設け
    られており、その表示手段を視認可能または視認不可能
    ないずれかの姿勢状態として、上記送受信器を所定の保
    持位置において着脱自在に保持した通信装置を制御する
    ためのプログラムを記憶した記憶媒体であって、 上記所定の保持位置における送受信器の保持姿勢を検出
    するための保持姿勢検出プログラムと、 上記保持姿勢検出プログラムによる検出結果に基づい
    て、上記表示手段が視認可能な姿勢状態であるか否かを
    判定するための視認可能判定プログラムと、 上記送受信器が所定の保持位置に保持されているとき、
    上記視認可能判定プログラムに基づいて上記表示手段が
    視認不可能な状態であると判定されている場合、上記表
    示手段による各種情報の表示を禁止させる表示制御プロ
    グラムとを含むことを特徴とする記憶媒体。
JP10025275A 1998-02-06 1998-02-06 通信装置および記憶媒体 Pending JPH11225191A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10025275A JPH11225191A (ja) 1998-02-06 1998-02-06 通信装置および記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10025275A JPH11225191A (ja) 1998-02-06 1998-02-06 通信装置および記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11225191A true JPH11225191A (ja) 1999-08-17

Family

ID=12161480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10025275A Pending JPH11225191A (ja) 1998-02-06 1998-02-06 通信装置および記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11225191A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6882866B2 (en) 2001-03-15 2005-04-19 Kabushiki Kaisha Toshiba Portable information apparatus and information notification method for the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6882866B2 (en) 2001-03-15 2005-04-19 Kabushiki Kaisha Toshiba Portable information apparatus and information notification method for the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080080703A1 (en) Telephone station incorporating wirless handset and cradle feature
US6547620B1 (en) Communication apparatus, memory medium and method
JPH11225191A (ja) 通信装置および記憶媒体
JP4356069B2 (ja) 無線通信装置
JP6787256B2 (ja) コードレス電話装置および着信通知方法
JPH0313040A (ja) コードレス電話機
JP3941760B2 (ja) 電話装置
JP2854602B2 (ja) コードレス電話装置
JP3286523B2 (ja) コードレス電話装置
JPH11234371A (ja) 通信装置および記憶媒体
JP3767158B2 (ja) 通信装置および記憶媒体
JP3584248B2 (ja) 移動通信端末の受け台
JP3777779B2 (ja) 通信装置および記憶媒体
JP3505397B2 (ja) 電話装置
KR20010048639A (ko) 이동 통신 단말기에서 착신 호 대기 방법
JP4256023B2 (ja) コードレス電話機
JP4322229B2 (ja) 電話装置
JP2007281624A (ja) 電話装置およびその回線切断方法
JP3172469B2 (ja) 移動通信機
JP4174674B2 (ja) 電話装置
KR200325730Y1 (ko) 핸드폰용 양방향 무선이어폰 단말기
JPH0718197Y2 (ja) 移動通信機
JP4240389B2 (ja) ボタン電話装置
KR100681182B1 (ko) 최근 통화목록을 갖는 휴대용 무선 단말기 및 그 방법
JP3414246B2 (ja) 通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060104

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060509