JP3286523B2 - コードレス電話装置 - Google Patents

コードレス電話装置

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JP3286523B2
JP3286523B2 JP6112996A JP6112996A JP3286523B2 JP 3286523 B2 JP3286523 B2 JP 3286523B2 JP 6112996 A JP6112996 A JP 6112996A JP 6112996 A JP6112996 A JP 6112996A JP 3286523 B2 JP3286523 B2 JP 3286523B2
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武晴 坂田
吉裕 湯谷
久幸 小倉
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Sanyo Electric Co Ltd
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Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発信電話番号通知
サービスを受けることが可能なコードレス電話装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】現在、我国において、受話器を上げる前
に相手を確認したいという要望から、既にアメリカ、カ
ナダ、イギリス等において普及している「発信電話番号
通知サービス」の準備が進められている。
【0003】さて、このサービスは、着信信号の送信時
に、発信者の電話番号情報をも交換器から送信し、そし
て、これを受けた電話機でその情報を処理して発信者の
電話番号を表示するようにしたものである。
【0004】この電話機には、我国で広く普及している
コードレス電話装置も当然含まれ、このコードレス電話
装置では子機に表示器を設けて発信者の電話番号を表示
するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コードレス
電話装置は、着信時、子機を充電器から持ち上げるだけ
で自動的に着信応答(オフフック)でき、またこの子機
の充電は表示器が上下どちらでも行うことができるた
め、表示器が下向きの状態で充電されているときは発信
者の電話番号を確認できないまま着信応答することにな
った。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のコードレス電話
装置は、上記点に鑑み、電話回線に接続された親機と、
該親機と無線で接続され充電部に載置されているときに
充電部と電気的に結合して充電される子機とから構成さ
れ、前記親機は着信時に電話回線から受信された発信電
話番号情報を子機に送信する送信機を有し、前記子機は
着信時に前記親機から送信された発信電話番号情報を受
信する受信機と受信された発信電話番号情報に対応する
情報をオフフック前に表示する表示器とを有するコード
レス電話装置において、通話キーと、前記子機が前記充
電部に載置された状態で前記表示器が可視状態であるか
否かを検出する表示検出部と、前記子機と前記充電部の
電気的結合が解除されたか否かを検出する充電検出部
と、前記電気的結合が解除されたときに前記表示部が可
視状態であれば前記通話キーが操作されなくてもオフフ
ックさせ、前記電気的結合が解除されたときに前記表示
部が可視状態でなければ前記通話キーの操作に基づいて
オフフックさせる制御手段を前記子機に備えたことを特
徴とする。
【0007】
【0008】
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づいて
説明する。
【0010】図1は電話回線Lに接続される親機100
の斜視図、また図2はこの親機100と無線で結ばれる
子機200の表側から見た場合の斜視図を示す。親機1
00は子機200を充電する充電部101を有し、そし
てこの充電部101は子機200の充電端子201,2
02に当接する充電端子102,103を有している。
尚、子機200は図3、図4に示すように、表裏のどち
らの向きでも充電部101に置くことができ、この場合
どちらの向きでも子機200の充電端子201,202
と充電端子102,103は当接するように構成されて
いる。
【0011】子機200は、前述した充電端子201,
202の他、受話部203及び送話部204、テンキー
205、通話を開始するための通話キー206、通話を
終了するための切キー207、そして発信者の電話番号
を表示するための表示器(208)を設けている。
【0012】図5は親機100のブロック図で、104
は回線接続回路105及びネットワーク回路106を介
して電話回線Lと接続された送受信回路で、アンテナ1
07を介して子機200と交信を行う。108は回線接
続回路105を介して電話回線Lにダイヤル信号を発生
するダイヤル回路、109は外線からの着信を検出する
着信検出回路、110は着信時に電話回線Lを介して交
換器から送信される発信者の電話番号情報を受信し、所
定のデータ形式に変換する電話番号判定回路である。1
11はマイクロプロセッサからなる制御回路で、親機1
00の全体の制御を行うものである。尚、この親機10
0には、電源回路(図示せず)が設けられており、この
電源回路は各回路及び前述した充電端子102,103
に電源供給のために接続されいている。
【0013】図6は子機200のブロック図で、209
は親機100からの信号を受信する受信回路、210は
親機100に信号を送信する送信回路である。211は
受話部203に設置されるスピーカで、アンプ212を
介して受信回路209に接続されている。213は送話
部204に設置されるマイクロホンで、アンプ214を
介して送信回路210に接続されている。215はキー
回路で、前述したテンキー205、通話キー206、切
キー207とからなる。216は着信を報知するベル、
217は前述した充電端子201,202と各回路に電
源を供給する二次電池218の間に接続したダイオード
ブリッジ回路で、図3、図4の場合のように、親機10
0の充電部101の充電端子102,103と子機20
0の充電端子201,202の接続が逆になる場合でも
二次電池が正常に充電できるようにするものである。2
19,220は充電端子201,202に接続された極
性検出回路で、充電部101のプラス側の充電端子10
2にいずれの充電端子が当接しているかを検出する、つ
まり、図3、図4のいずれの状態で充電されているかを
検出するものであり、充電端子201にプラス側の充電
端子が当接すると、極性検出回路219からH信号が出
力され、また充電端子202にプラス側の充電端子が当
接すると、極性検出回路220からH信号が出力される
ことになる。ここでは、図3の状態のとき、極性検出回
路219からH信号が出力され、また図4の状態のと
き、極性検出回路220からH信号が出力される。22
1はマイクロプロセッサからなる制御回路で、子機20
0全体を制御するものである。図7は子機200の制御
回路221に書き込まれた着信処理に関する要部のプロ
グラムのフローチャートで、以下これに基づいて動作を
説明する。
【0014】発信電話番号表示サービスの下、着信があ
ると、親機100は着信信号及び電話番号判定回路11
0で検出した発信者電話番号のデータ信号を所定の形式
で子機200に送信する。これらの信号を受信した子機
200の制御回路221は、ベル216を駆動すると共
に、表示器208に発信者電話番号を表示する(S1〜
3)。そして、子機200の制御回路221は、その時
に充電状態にあるか否かを判定する(S4)。このと
き、極性検出回路219,220のいずれかの出力がH
信号であれば充電中であるため、制御回路221は更に
どちらの回路の出力がH信号であるかを判定して子機2
00の充電状態を判定する(S5)。子機200が表の
状態で充電されていれば、制御回路221は極性検出回
路219の出力変化に基づき子機200が充電部101
から持ち上げられたか否かを着信が継続する間監視する
(S6,7)。尚、親機100は着信が継続している間
は、着信信号を繰り返し送信している。もし、発呼者が
受話器を下ろし、発呼を中止すれば、親機100からの
着信信号の送信が停止されるので、子機200の制御回
路221はベル216の駆動及び電話番号の表示を停止
する(S7,11)。
【0015】子機200が持ち上げられると、制御回路
221は、親機100に通話要求信号を送信し(S1
0)、これを受信した親機100の制御回路111は電
話回線Lを閉じることになる(クイック通話機能)。以
後、切キー207が操作されるまで、制御回路221は
通話処理を行い、そして切キー207の操作で回線開放
要求信号を送信し通話を終了することになる(S12〜
14)。この回線解放要求信号を受信した親機100の
制御回路111は、電話回線Lを開放することになる。
【0016】つまり、子機200が図3の様に表の状態
で充電されているときは、表示器208が露呈している
ので、発信者の電話番号を確認することができ、上記の
様に子機200を持ち上げるだけで直ちに通話モードに
移行できるようにしている。
【0017】これに対し、子機200が図4の様に裏の
状態で充電されているときは、制御回路221は子機2
00の持ち上げ動作ではなく、通話キー206の操作で
のみ通話モードとするようにしている(S5,8)。こ
れは、子機200が裏の状態で充電されていれば、表示
器208にて発信者の電話番号を確認することができな
いので、上記のように持ち上げるだけで直ちに通話モー
ドとすると「電話に出る前に相手を確認したい」という
要望に答えることができない。そこで、通話キー206
の操作で通話モードにすることにより、発信者の電話番
号を電話を受ける前に確認できるようにしたのである。
【0018】尚、子機200が充電されていなければ、
当然通話キー206の操作でのみ通話状態に移行するこ
とになる(S4,S8)。
【0019】本発明の実施例では、上記のように電話番
号を表示するようにしたが、予め電話番号とそれに対応
する文字等を制御回路221内のメモリに登録し、電話
回線からの電話番号を検出したとき、メモリ内に一致す
るものがあれば、その電話番号に対応する文字等を表示
するようにしても良い。
【0020】
【発明の効果】本発明は、上記の様に構成したものであ
るから、着信時、子機を充電器から持ち上げるだけで自
動的に着信応答(オフフック)でき、またこの子機の充
電は表示器が上下どちらでも行うことができるものにお
いて、表示器が下向きの状態で充電されているときでも
発信者の電話番号を確認した後に着信応答することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の親機の斜視図である。
【図2】本発明の子機の斜視図である。
【図3】本発明の子機を表側にして充電したときの親
機、子機の斜視図である。
【図4】本発明の子機を裏側にして充電したときの親
機、子機の斜視図である。
【図5】本発明の親機のブロック図である。
【図6】本発明の子機のブロック図である。
【図7】本発明の子機の制御回路に書き込まれた着信処
理に関する要部のプログラムのフローチャートである。
【符号の説明】
100 親機 110 電話番号判定回路 111 制御回路 200 子機 208 表示器 219 極性検出回路 220 極性検出回路 221 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小倉 久幸 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−83338(JP,A) 特開 平3−208439(JP,A) 特開 平7−50709(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/00 H04M 1/57

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に接続された親機と、該親機と
    無線で接続され充電部に載置されているときに充電部と
    電気的に結合して充電される子機とから構成され、前記
    親機は着信時に電話回線から受信された発信電話番号情
    報を子機に送信する送信機を有し、前記子機は着信時に
    前記親機から送信された発信電話番号情報を受信する受
    信機と受信された発信電話番号情報に対応する情報をオ
    フフック前に表示する表示器とを有するコードレス電話
    装置において、 通話キーと、前記子機が前記充電部に載置された状態で
    前記表示器が可視状態であるか否かを検出する表示検出
    部と、前記子機と前記充電部の電気的結合が解除された
    か否かを検出する充電検出部と、前記電気的結合が解除
    されたときに前記表示部が可視状態であれば前記通話キ
    ーが操作されなくてもオフフックさせ、前記電気的結合
    が解除されたときに前記表示部が可視状態でなければ前
    記通話キーの操作に基づいてオフフックさせる制御手段
    を前記子機に備えた ことを特徴とするコードレス電話装
    置。
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