JPH11224919A - 半導体装置用基板 - Google Patents

半導体装置用基板

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JPH11224919A
JPH11224919A JP11080098A JP11080098A JPH11224919A JP H11224919 A JPH11224919 A JP H11224919A JP 11080098 A JP11080098 A JP 11080098A JP 11080098 A JP11080098 A JP 11080098A JP H11224919 A JPH11224919 A JP H11224919A
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JP
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hole
semiconductor device
substrate
layer
insulating resin
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JP11080098A
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English (en)
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Toshio Ofusa
俊雄 大房
Tetsuo Mochizuki
哲郎 望月
Takashi Nakamura
高士 中村
Toshiaki Ishii
俊明 石井
Keisuke Okabe
啓介 岡部
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
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    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
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    • H01L2224/48151Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/48221Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/48225Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation
    • H01L2224/48227Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation connecting the wire to a bond pad of the item

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、低コスト化と高密度化を同時に実
現することを図る。 【解決手段】 支持基板21に貫通スルーホール25よ
りも大きい径の貫通孔23が形成され、貫通孔に絶縁樹
脂24が充填されてなる充填部26が形成され、絶縁樹
脂を露光又はレーザ照射する工程により、充填部に小径
の貫通スルーホール25が形成される構造を設け、小径
ドリルを用いる工程を無くした半導体装置用基板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、支持基板の両側の
配線層を高密度で接続可能な半導体装置用基板に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電子手帳や携帯電話等に代表され
るように、電子機器は、小型化、携帯化の傾向にある。
これに伴い、LSI等を搭載するためのプリント配線板
のような半導体装置用基板も、例えば特開平7−162
154号公報に示されるように、より一層の高密度化が
図られている。
【0003】図12は係る半導体装置用基板の工程断面
図を模式的に示す図である。 例えば図12(a)に示
すように、両面に銅箔1aが貼着されて内部にガラスク
ロス(ガラスエポキシ部)2を含んだ支持基板3にφ
0.3mmのドリルを用いて孔4aがあけられ、図12
(b)に示すように、孔4a内にめっきが施されて貫通
スルーホール4が形成される。なお、ドリルは、φ0.
3mm径に限らず、φ0.25〜φ0.35mm程度の
径のものが適宜使用される。
【0004】続いて、図12(c)に示すように、支持
基板3の両面がエッチングされ、銅箔1aが所定の配線
パターンをもつ下側配線層1に形成される。また、下側
配線層1は、その上層に形成される絶縁層との密着力を
向上させるための黒化処理が施される。
【0005】次に、図12(d)に示すように、支持基
板3の両面全体に絶縁層5が形成される。この絶縁層5
は、例えば露光・現像により、下側配線層との電気的な
コンタクトをとるためのバイアホール6が形成される。
また、無電解めっき、電解めっきにより銅層が形成さ
れ、銅層がレジスト塗布、露光・現像、エッチングによ
り選択的に除去されて所定の配線パターンをもつ上側配
線層7が形成される。
【0006】続いて図12(e)に示すように、支持基
板3の両面全体にソルダレジスト8が形成され、半導体
装置用基板が完成する。しかる後、図13に示すよう
に、複数の半導体チップ9が搭載され、リードフレーム
10の接続、絶縁樹脂11による封止などが行なわれ、
MCM(multi chip module )が完成する。
【0007】また、係る特開平7−162154号公報
には、図14に示すように、片面のみにビルドアップ層
を有する構造も開示されている。なお、図14中のリー
ドフレーム10は、半導体装置用基板と親基板となるプ
リント配線板とを接続する手段である。
【0008】また、通常のプリント配線板であっても、
多層配線板では、図12(a)〜(c)と同様に、貫通
スルーホールが形成される。但し、多層配線板の場合、
前述したMCMとは異なり、例えば、内層に配線パター
ンの形成された材料と外層になる材料とが互いに接着剤
で加熱、加圧されて多層化される工程を経ている。ま
た、貫通スルーホールの形成後、両面にソルダレジスト
層が形成される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような半導体装置用基板は、支持基板3にドリルで貫通
スルーホール4を形成する工程に起因し、次の(1)〜
(4)に示すような問題がある。 (1)半導体装置用基板は、製造コストの大部分が小径
ドリルの孔あけ加工に要する小径ドリル代であるため、
ドリルの使用に応じてコストを上昇させる問題がある。 (2)また、通常、ドリル加工は、コスト低減の観点か
ら3枚の基板を重ねた状態で行なわれる。このため、φ
0.2mmやそれ以下の径のドリル加工を安定して行な
うのは困難であり、φ0.25〜φ0.3mmがドリル
径の最小限界である問題がある。さらに、径が小さくな
る程、コストを指数関数的に上昇させる問題がある。 (3)また、支持基板3は、ドリル加工によって大きな
ストレスを受けるため、これ以上、貫通スルーホール4
のピッチ(0.8〜1.3mm程度)を狭めることがで
きない問題がある。また、支持基板3にガラスクロス2
が含まれるため、貫通スルーホール4間でマイグレーシ
ョンが発生し易く、これによっても、現状のスルーホー
ル間隙(0.5〜1mm程度)を狭めることができな
い。すなわち、ドリル加工のストレスや材料に起因した
マイグレーションによって、貫通スルーホール3のピッ
チの狭小化に限界がある問題がある。 (4)小径ドリルの孔位置の精度が低いため、ランド切
れの発生を阻止するには、ドリル径に100〜200μ
m以上の余裕分を加えた径をもつ大きなランドを形成す
る必要がある。このため、小径化、狭ピッチ化の限界を
考慮すると、図15に示すように、φ0.3mmのスル
ーホールTH* を囲むφ0.6mmのランドL* が0.
8mmピッチP* (及び0.2mm間隙G* )で格子状
に形成されるというパターンの最小限界が決まってしま
う。すなわち、係る最小限界を越えてはパターン自体の
高密度化を図れない問題がある。 本発明は上記実情を考慮してなされたもので、低コスト
化と高密度化を同時に実現し得る半導体装置用基板を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、表裏の
導通を図るための貫通スルーホールを形成するドリル孔
が小径で且つ多数あるため、高いドリル代を要すると共
に、これ以上の小径化が困難であることが考慮されてい
る。すなわち、本発明は、小径のドリル加工を無くし、
支持基板のガラスエポキシ部を貫通する小径の貫通スル
ーホールを無くしてコストの低廉化を図るものである。
具体的には、支持基板が径の大きなドリルやパンチで孔
あけ加工されて貫通孔が形成され、この貫通孔に絶縁樹
脂が埋込まれて充填部が形成され、この充填部にレーザ
等の方法で小径の貫通スルーホールが形成される構成と
なっている。
【0011】さて以上のような本発明の骨子に基づいて
具体的には以下のような手段が講じられる。請求項1に
対応する発明は、支持基板と、前記支持基板の少なくと
も両面に形成された配線層と、前記支持基板に形成され
た貫通孔に絶縁樹脂が充填・硬化されてなり、且つ導電
性の貫通スルーホールが設けられた充填部とを備えた半
導体装置用基板である。
【0012】また、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応する半導体装置用基板において、前記両面の配
線層としては、当該配線層を保護するソルダレジスト層
に覆われ、前記充填部の絶縁樹脂としては、前記ソルダ
レジスト層と同じ材料である半導体装置用基板である。
【0013】さらに、請求項3に対応する発明は、支持
基板と、前記支持基板に形成された貫通孔に絶縁樹脂が
充填・硬化されてなり、且つ導電性の貫通スルーホール
が設けられた充填部と、前記支持基板の両面で夫々前記
貫通スルーホールに電気的に接続された下側配線層と、
前記支持基板の少なくとも一方の面上にて少なくとも前
記下側配線層を覆うように形成され、且つ前記下側配線
層に電気的に接続するためのバイアホールを有する絶縁
層と、前記絶縁層上に形成され、前記バイアホールを経
由して前記下側配線層に電気的に接続される上側配線層
とを備えた半導体装置用基板である。
【0014】また、請求項4に対応する発明は、請求項
3に対応する半導体装置用基板において、前記充填部の
絶縁樹脂としては、前記絶縁層の絶縁樹脂と同じ材料で
ある半導体装置用基板である。
【0015】さらに、請求項5に対応する発明は、請求
項1乃至請求項4のいずれか1項に対応する半導体装置
用基板において、前記充填部としては、複数の貫通スル
ーホールを備えた半導体装置用基板である。
【0016】また、請求項6に対応する発明は、請求項
1乃至請求項5のいずれか1項に対応する半導体装置用
基板において、一方の面の表面に位置する配線層に、格
子状に形成された外部接続用端子を有する半導体装置用
基板である。
【0017】さらに、請求項7に対応する発明は、請求
項6に対応する半導体装置用基板において、前記充填部
としては、前記外部接続用端子の間に配置されている半
導体装置用基板である。 (補足説明)配線層としては、下側配線層及び上側配線
層以外にも、支持基板を多層配線板としてその内層に形
成されてもよい。この支持基板内層に形成された配線層
は、貫通スルーホールを介して支持基板両面の下側配線
層に電気的に接続される。
【0018】また、充填部を構成する貫通孔の穴あけ方
法は、例えばドリル又は打抜きが使用可能となってい
る。充填部での貫通スルーホールの形成方法は、貫通孔
に充填した液状の感光性絶縁樹脂に露光・現像を用いて
あける方法、レーザであける方法(この場合、感光性で
なくてもよい)、プラズマエッチング等の方法がある。
なお、液状の絶縁樹脂の硬化工程は、貫通スルーホール
用の孔をあける前後を問わない。すなわち、硬化させて
からレーザ等で孔あけ加工してもよく、一方、仮乾燥さ
せ、露光・現像で孔あけ加工後に、加熱等で完全硬化さ
せてもよい。
【0019】貫通スルーホールの「貫通」は、支持基板
を貫通するという意味であり、半導体装置用基板を貫通
するという意味ではない。 貫通スルーホールは、一つ
の充填部内に1つ以上の任意の個数が形成される。
【0020】支持基板としては、例えば、ガラスクロス
に対してエポキシ樹脂、ポリイミド樹脂又はアクリル樹
脂等を含浸させた基板のように、剛性をもつものが製造
の容易性の観点から好ましいが、ポリイミドテープのよ
うに剛性をもたないものでもよい。
【0021】また、支持基板は、両面だけに配線層を有
する構成、あるいは両面の配線層に加えて内層配線層も
有する構成(多層配線板)のいずれも適宜使用可能とな
っている。絶縁樹脂から形成された絶縁層及び上側配線
層は、ビルドアップ層を構成するが、このビルドアップ
層は、支持基板の少なくとも片面に設けられ、所望によ
り、支持基板の両面に設けられる。また、ビルドアップ
層は、複数層でもよく、支持基板の両面で互いに異なる
層数で設けてもよい。
【0022】絶縁樹脂は、従来同様に、エポキシ系、ポ
リイミド系又はアクリル系等の材料が適宜使用され、ま
た、感光性を有する材料でも使用可能である。なお、ビ
ルドアップ層の絶縁層の形成に用いる絶縁樹脂と、充填
部の形成に用いる絶縁樹脂とは互いに同一材料のものを
用いることが、熱膨張係数の差に起因するビルドアップ
層−充填部間の剥離を阻止する観点から好ましい。 (作用)従って、請求項1に対応する発明は以上のよう
な手段を講じたことにより、支持基板に貫通スルーホー
ルよりも大きい径の貫通孔が形成され、貫通孔に絶縁樹
脂が充填されてなる充填部が形成され、充填部に小径の
貫通スルーホールが形成される構成としたので、ドリル
では形成困難な小径の貫通スルーホールを有し、小径の
ランドであってもランド切れを起こさないため、小型化
されたランドを有する高密度な半導体装置用基板を得る
ことができる。またランド切れがないため、接続信頼性
も高い。また小径ドリルを用いた工程を無くすことがで
きるため、小径の貫通スルーホールを低コストで形成で
きる。よって、半導体装置用基板の高密度化、高信頼性
と低コスト化を同時に実現させることができる。なお、
この半導体装置用基板は、ビルドアップ基板に限定され
ず、一般のプリント配線板にも適用させることができ
る。
【0023】また、請求項2に対応する発明は、両面の
配線層が該配線層を保護するソルダレジスト層に覆わ
れ、充填部の絶縁樹脂がソルダレジスト層と同じ材料で
あるので、請求項1に対応する作用に加え、充填部とソ
ルダレジスト層との熱膨張係数を等しくできるため、熱
膨脹係数の差による充填部とソルダレジスト層間での剥
離を阻止して信頼性を向上させることができる。
【0024】さらに、請求項3に対応する発明は、支持
基板に貫通スルーホールよりも大きい径の貫通孔が形成
され、貫通孔に絶縁樹脂が充填されてなる充填部が形成
され、充填部に小径の貫通スルーホールが形成される構
成であり、且つ下側配線層、絶縁層及び上側配線層を有
する構成であるので、請求項1に対応する作用と同様の
作用を奏するビルドアップ基板を実現することができ
る。。
【0025】また、請求項4に対応する発明は、充填部
の絶縁樹脂が絶縁層の絶縁樹脂と同じ材料であるので、
請求項3に対応する作用に加え、充填部と絶縁層との熱
膨張係数を等しくできるため、熱膨脹係数の差による充
填部とビルドアップ層間での剥離を阻止して信頼性を向
上でき、また、ビルドアップ層の最初の絶縁層と同時に
加工できるので、容易に製造することができる。
【0026】さらに、請求項5に対応する発明は、充填
部に複数の貫通スルーホールを備えた構成としたので、
請求項1乃至請求項4のいずれかに対応する作用に加
え、狭いピッチで小径の貫通スルーホールを形成できる
ため、より一層、高密度な配線を実現させることができ
る。特に、CSP(チップ・サイズ・パッケージ)のよ
うに、小さい面積に多数の貫通スルーホールを形成する
ようなものは一層効果的である。
【0027】また、請求項6に対応する発明は、一方の
面の表面に位置する配線層に、格子状に形成された外部
接続用端子を有するので、請求項1乃至請求項5のいず
れかに対応する作用に加え、BGA(ボール・グリッド
・アレー)又はLGA(ランド・グリッド・アレー)等
のエリアアレイ用基板を実現することができる。
【0028】さらに、請求項7に対応する発明は、充填
部が外部接続用端子の間に配置されているので、請求項
6に対応する作用に加え、さらに、配線の高密度化を図
ることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態につい
て図面を参照しながら説明する。 (第1の実施形態)図1は本発明の第1の実施形態に係
る半導体装置用基板の構成を示す断面図である。この半
導体装置用基板は、ガラスエポキシ部の如き絶縁板20
の表面に銅層21を有する支持基板22と、支持基板2
2に形成された貫通孔23に絶縁樹脂24が充填・硬化
されてなり、且つ導電性の複数の貫通スルーホール25
が設けられた充填部26と、支持基板の両面で夫々貫通
スルーホール25に電気的に接続された下側配線層27
と、下側配線層27を覆うように形成された絶縁性のソ
ルダレジスト層31とを備えている。
【0030】ここで、支持基板22は、ガラスエポキシ
部の両面に銅層21が貼着された0.4mm厚の銅張積
層板(CCL−EL170;三菱ガス化学製)が使用さ
れる。絶縁樹脂24は、液状の樹脂インキ(太陽イン
キ;PSR−4000)が使用される。充填部26は、
高密度化の観点から複数の貫通スルーホール25を備え
ているが、回路設計などに応じて適宜、1つの貫通スル
ーホール25を備えたものとしてもよい。
【0031】ソルダレジスト層31は、熱膨脹係数の差
による充填部26からの剥離を阻止する観点から、充填
部26の絶縁樹脂24と同じ材料の使用が好ましい。ま
た、この実施形態では、両面配線基板を例にとって説明
しているが、複数枚の銅張積層板を加熱、加圧して得ら
れる多層配線板を用いれば、さらに高密度な配線が可能
となる。その場合、層間の接続にはブラインドビアホー
ルで接続を行なうことが好ましい。
【0032】次に、このような半導体装置用基板の製造
方法及び作用を説明する。図2(a)に示すように、支
持基板22は、貫通スルーホール25が形成される部分
を含む領域がφ0.9mmのドリルで孔あけされ、貫通
孔23が形成される。
【0033】次に、図2(b)に示すように、貫通孔2
3内に絶縁樹脂24がスクリーン印刷で埋込まれ、表面
にべとつきが無くなるまで、加熱乾燥される。また、両
面にフィルムマスクが重ね合され、約800mJ/cm
2 の露光量で紫外線が照射される。
【0034】紫外線の照射後、1%炭酸ナトリウム溶液
がスプレーで吹き付けられ、紫外線の非照射部分の絶縁
樹脂24が除去される。これにより、図2(c)に示す
ように、φ0.9mmでドリルした貫通孔23部分にφ
0.2mmの貫通スルーホール25となる孔(φ0.3
mmのランド径)25aが0.2mm間隔で形成され
る。
【0035】なお、従来とは異なり、ドリルを用いずに
絶縁樹脂の露光によって、小径の貫通スルーホール25
となる孔25aが形成されるので、低コスト化及び高密
度化を図ることができる。
【0036】次に、図2(d)に示すように、無電解銅
めっきが施されて支持基板22の表面に約0.5μmの
薄い銅膜が形成され、さらに、電解銅めっきが施されて
表面の銅層27aの厚さが約20μmに増加される。こ
こで、導電性の貫通スルーホール25が形成される。
【0037】以下、レジスト塗布、露光・現像、エッチ
ングという通常のプロセスで銅層がパターニングされ、
図2(e)に示すように、下側配線層27が形成され
る。図1に示したように、絶縁樹脂24と同じ材料(太
陽インキ;PSR−4000)を用いて、両面にスクリ
ーン印刷を行ない、露光、現像によってパターニングす
ることにより、ソルダレジスト層31を形成した。
【0038】上述したように本実施形態によれば、支持
基板22に貫通スルーホール23よりも大きい径の貫通
孔23が形成され、貫通孔23に絶縁樹脂24が充填さ
れてなる充填部26が形成され、絶縁樹脂24の露光に
より、充填部26に小径の貫通スルーホール25が形成
される構成としたので、小径ドリルを用いた工程を無く
すことができる。
【0039】これにより、小径の貫通スルーホール25
を低コストで形成でき、ドリルでは形成困難な小径(φ
0.2mm以下)の貫通スルーホール25をも形成で
き、小径のランドであってもランド切れを起こさずに形
成することができる。よって、半導体装置用基板のコス
ト低減と高密度化を同時に実現させることができる。
【0040】具体的には、φ0.2mmやφ0.15m
mの貫通スルーホールを安定して容易に形成することが
できる。また、ビットのあばれに起因する穴ずれが、従
来では±30μm程度以上となるのに対し、本実施形態
では±5μm以内に収まるので、ランド切れを無くすこ
とができる。
【0041】さらに、貫通スルーホール25のピッチを
従来の0.7mm程度から本発明では0.35〜0.4
mm程度に縮小させることができる。このピッチの値
は、従来の1/2〜1/3に縮小されている。また、隣
の貫通スルーホール25との間隙を0.2mm程度に縮
小することができる。
【0042】さらに、充填部26に複数の貫通スルーホ
ール25を備えた構成としたので、狭いピッチで小径の
貫通スルーホール25を形成できるため、より一層、高
密度な配線を実現させることができる。
【0043】また、従来のφ0.25〜φ0.35mm
程度の細い径で高い価格のビットに代えて、例えばφ
0.9mmのようにドリル穴φ0.35mm以上で価格
1/3以下の安いビットが使用可能となる。
【0044】さらに、充填部26の絶縁樹脂24がソル
ダレジスト層31の絶縁樹脂と同じ材料であるので、充
填部26とソルダレジスト層31との熱膨張係数を等し
くできるため、熱膨脹係数の差による充填部26とソル
ダレジスト層31との間での剥離を阻止して信頼性を向
上できる。
【0045】なお、この半導体装置用基板は、一般のプ
リント配線板に限定されず、ビルドアップ基板にも適用
させることができる。 (第2の実施形態)図3は本発明の第2の実施形態に係
る半導体装置用基板の構成を示す断面図であり、図1と
同一部分には同一符号を付してその詳しい説明を省略
し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。なお、以
下の各実施形態も同様にして重複した説明を省略する。
【0046】本実施形態は、第1の実施形態の変形形態
であり、ビルドアップ法を用いた構造であって、具体的
には図3に示すように、ソルダレジスト層31に代え
て、支持基板22の少なくとも一方の面上にて少なくと
も下側配線層27を覆うように形成され、且つ下側配線
層27に電気的に接続するためのバイアホール28を有
する絶縁層29を備えており、さらに、絶縁層29上に
形成され、バイアホール28を経由して下側配線層27
に電気的に接続される上側配線層30を有している。
【0047】なお、図3中、支持基板22、絶縁樹脂2
4及び充填部26の構成は、夫々前述した通りである。
ここで、絶縁樹脂24は充填部26及び絶縁層29の両
者の形成に夫々用いられる。
【0048】次に、このような半導体装置用基板の製造
方法及び作用を説明する。始めに、図2(a)〜図2
(e)を用いて前述した通り、支持基板22における貫
通孔23の形成から下側配線層27の形成までの工程が
行われる。
【0049】続いて、下側配線層27の形成の後、貫通
スルーホール25の穴内に、絶縁樹脂24と同じ樹脂イ
ンキがスクリーン印刷で埋め込まれる。次いで、絶縁樹
脂がスピンコートにより全面に塗布され、加熱乾燥、レ
ジスト塗布、露光・現像、エッチングという前述同様の
プロセスによりパターニングされ、図4(a)に示すよ
うに、下側配線層27を覆い且つバイアホール28を有
して絶縁層29が形成される。さらに、無電解銅めっき
及び電解銅めっきによる全面への銅層形成後、前述同様
の通常プロセスにより銅層がパターニングされ、図4
(b)に示すように、絶縁層29上に上側配線層30が
形成される。さらに、図4(c)に示すように、ランド
を残して上側配線層30及び絶縁層29上にソルダレジ
スト層31が形成され、半導体装置用基板が完成する。
しかる後、前述同様に、半導体チップ32の搭載、リー
ドフレーム33の接続、絶縁樹脂34による封止などの
工程により、図5に示すように、半導体装置が完成す
る。
【0050】上述したように本実施形態によれば、支持
基板22に貫通スルーホール23よりも大きい径の貫通
孔23が形成され、貫通孔23に絶縁樹脂24が充填さ
れてなる充填部26が形成され、絶縁樹脂24の露光に
より、充填部26に小径の貫通スルーホール25が形成
される構成としたので、小径ドリルを用いた工程を無く
すことができる。
【0051】これにより、小径の貫通スルーホール25
を低コストで形成でき、ドリルでは形成困難な小径の貫
通スルーホール25をも形成でき、小径のランドであっ
てもランド切れを起こさずに形成することができる。よ
って、半導体装置用基板のコスト低減と高密度化を同時
に実現させることができる。
【0052】具体的には、φ0.2mmやφ0.15m
mの貫通スルーホールを安定して容易に形成することが
できる。貫通スルーホール25のピッチを従来の0.7
mm程度から本発明では0.35〜0.4mm程度に縮
小させることができる。このピッチの値は、従来の1/
2〜1/3に縮小されている。また、隣の貫通スルーホ
ール25との間隙を0.2mm程度に縮小することがで
きる。
【0053】さらに、充填部26に複数の貫通スルーホ
ール25を備えた構成としたので、狭いピッチで小径の
貫通スルーホール25を形成できるため、より一層、高
密度な配線を実現させることができる。
【0054】さらに、充填部26の絶縁樹脂24が絶縁
層29の絶縁樹脂と同じ材料であるので、充填部26と
絶縁層29との熱膨張係数を等しくできるため、熱膨脹
係数の差による充填部26とビルドアップ層間での剥離
を阻止して信頼性を向上でき、また、ビルドアップ層の
最初の絶縁層29と同時に加工できるので、容易に製造
することができる。 (第3の実施形態)次に、本発明の第3の実施形態に係
る半導体装置用基板について図3〜図5を参照しながら
説明する。
【0055】なお、本実施形態は、図3に示す構造を若
干異なる製造方法により実現するものであり、第2の実
施形態との重複した説明は省略する。すなわち本実施形
態は、絶縁樹脂24として、PSR−4000に代え
て、アサヒ化研製のDPR-105 が使用されている。
【0056】また、図2(a)〜(b)に示す貫通孔2
3の形成並びに絶縁樹脂24の埋込み後、露光を用いた
孔あけ工程に代えて、レーザ照射工程により、図2
(c)に示すように、貫通スルーホール25となる孔2
5aが形成されている。
【0057】ここで、レーザ照射工程は、ESI社のレ
ーザ加工装置(Model 5100 Laser P
rocessing System)が使用され、φ1
50mm(ランド径200μm)、ピッチ350μmの
孔あけが行なわれる。なお、このレーザ光のビーム径は
約25μmのため、スパイラル状にビームを振りながら
孔あけ加工が行なわれる。この孔あけ条件では、1秒間
に7〜8孔を形成できた。
【0058】また、レーザ照射工程の後、絶縁樹脂24
の表面が粗化され、図2(d)に示すように、前述同様
の無電解銅めっき及び電解銅めっきが施され、銅層27
aが形成される。以下、前述同様に図2(e)及び図4
(a)〜(c)に示す工程が行なわれ、図3に示す半導
体装置用基板や、図5に示す半導体装置が製造される。
【0059】上述したように本実施形態によれば、レー
ザ照射工程を用いて、貫通スルーホール25となる孔2
5aを形成しても、第2の実施形態と同様の効果を得る
ことができる。 (第4の実施形態)次に、本発明の第4の実施形態に係
る半導体装置用基板について説明する。すなわち、本実
施形態は、図3に示す構造と略同一の構造を若干異なる
製造方法により実現するものであり、以下、図6の製造
工程図に沿って説明する。
【0060】図6(a)に示すように、前述同様に、φ
0.9mmのドリルで貫通孔23が形成された後、図6
(b)に示すように、支持基板22の表面の銅層21が
エッチングにより選択的に除去される。
【0061】次に、図6(c)に示すように、絶縁樹脂
24が貫通孔23に埋込まれ、110℃、70分の条件
で加熱硬化された後、図6(d)に示すように、表裏に
約50μmの厚さで絶縁層29となる絶縁樹脂が塗布さ
れる。
【0062】しかる後、CO2 レーザ装置を用いたレー
ザ照射工程により、図6(e)に示すように、貫通スル
ーホール25となる孔25aとバイアホール28とが同
時に孔あけ形成される。また、レーザ照射工程の後、絶
縁樹脂24の表面が粗化され、前述同様の無電解銅めっ
き及び電解銅めっきにより銅層が形成され、この銅層の
パターニングにより、図6(f)に示すように、下側配
線層27が形成される。
【0063】以下、前述同様に、図4(a)〜(c)に
示す絶縁層29、上側配線層30及びソルダレジスト層
31が形成されることにより、図3に示す半導体装置用
基板や、図5に示す半導体装置が製造される。
【0064】このような構成としても、本発明を同様に
実施して同様の効果を得ることができる。また、本実施
形態によれば、貫通スルーホール25となる孔25aと
バイアホール28とが同時に孔あけ形成されるので、製
造工程の簡易化を図ることができる。 (第5の実施形態)図7は本発明の第5の実施形態に係
る半導体装置用基板の構成を示す平面図であり、図8は
図7の一部を拡大して示す図であり、図9は図8の一部
を拡大して示す図である。
【0065】本実施形態は、第1乃至第4の実施形態の
夫々の平面構成の一例であるが、ここでは第3の実施形
態に述べた製造方法で形成したパターンの寸法の例を挙
げる。すなわち、本実施形態は、図7乃至図9に示すよ
うに、φ0.6mmのランド(外部接続用端子)Lが
0.8mmピッチP(及び0.2mm間隙G)で格子状
に形成されており、且つ四方を各ランドLに囲まれた破
線で示す領域にはφ0.6mmの充填部26がドリルに
よる孔あけを経て形成されている。
【0066】充填部26は、φ0.1mmで導電性を有
する4つの貫通スルーホール25が形成され、各貫通ス
ルーホール25が夫々最も近接するランドLに電気的に
接続されている。
【0067】以上のように格子状のランドLを有する構
成により、夫々適用された実施形態の効果に加え、BG
A(ボール・グリッド・アレー)又はLGA(ランド・
グリッド・アレー)等のエリアアレイ用基板に好適な半
導体装置用基板を実現することができる。
【0068】また特に、充填部26が4つのランドL間
に配置されているので、さらに、配線の高密度化を図る
ことができる。なお、図8,図9に示すように、ランド
Lが近接している場合であって、ランドLと充填部26
が重なりあっても問題はない。そのため、ランドLの配
置に影響されず、充填部26を形成することができ、配
線の高密度化を図ることができるというものである。
【0069】さらに、本実施形態においては、小径の貫
通スルーホール25の配置は、ランドLから延びる配線
層のパターンと、ランドLの間隔とに応じて、適宜変更
することができる。
【0070】例えば、本実施形態は、図10及び図11
にパターンの一部を拡大して示すように変形してもよ
い。すなわち、この変形例は、充填部26内の貫通スル
ーホール25の個数を3つに減らすことにより、パター
ンの高密度化を図ったものである。
【0071】具体的には、φ0.3mmのランドLが
0.4mmピッチP(及び0.1mm間隙G)で格子状
に形成されており、且つ四方を各ランドLに囲まれた破
線で示す領域にはφ0.4mmの充填部26がドリルに
よる孔あけを経て形成されている。
【0072】また、充填部26は、φ0.1mmで導電
性を有する3つの貫通スルーホール25が形成され、各
貫通スルーホール25が夫々最も近接するランドLに電
気的に接続されている。
【0073】この場合、図8及び図9に示した構成に比
べ、より小径のランドLをより狭いピッチP及び間隔G
で形成でき、さらに、配線の高密度化を図ることができ
る。なお、このような変形は、これに限らず、前述した
ように配線層のパターンなどに応じて、適宜実施するこ
とができる。 (他の実施形態)なお、上記第2乃至第5の実施形態で
は、下側配線層の上に1層ずつの絶縁層及び上側配線層
からなる1層のビルドアップ層を形成した場合について
説明したが、これに限らず、複数層のビルドアップ層を
形成しても、本発明を同様に実施して同様の効果を得る
ことができる。
【0074】また、上記各実施形態では、内部に配線を
もたない銅張積層板を用いた場合について説明したが、
これに限らず、内部に配線が形成された多層配線板を用
いた構成としても本発明を同様に実施して同様の効果を
得ることができる。その他、本発明はその要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形して実施できる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、高
密度化、高信頼性と低コスト化を同時に実現し得る半導
体装置用基板を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る半導体装置用基
板の構成を示す断面図
【図2】同実施形態における製造方法を説明するための
工程断面図
【図3】本発明の第2の実施形態に係る半導体装置用基
板の構成を示す断面図
【図4】同実施形態における製造方法を説明するための
工程断面図
【図5】同実施形態における半導体装置の構成を示す断
面図
【図6】本発明の第3の実施形態に係る半導体装置用基
板の製造方法を説明するための工程断面図
【図7】本発明の第5の実施形態に係る半導体装置用基
板の構成を示す平面図
【図8】図7の一部を拡大して示す図
【図9】図8の一部を拡大して示す図
【図10】同実施形態における図8の変形例を示す平面
【図11】図10の一部を拡大して示す図
【図12】従来の公報記載の半導体装置用基板の工程断
面図を模式的に示す図
【図13】従来の公報記載の半導体装置の構成を模式的
に示す断面図
【図14】従来の公報記載の半導体装置用基板の変形構
成を示す断面図
【図15】従来のパターンの最小限界を説明するための
平面図
【符号の説明】
20…絶縁板 21…銅層 22…支持基板 23…貫通孔 24…絶縁樹脂 25…貫通スルーホール 25a…孔 26…充填部 27…下側配線層 27a…銅層 28…バイアホール 29…絶縁層 30…上側配線層 31…ソルダレジスト層 32…半導体チップ 33…リードフレーム 34…絶縁樹脂 L…ランド P…ピッチ G…間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 俊明 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 (72)発明者 岡部 啓介 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持基板と、 前記支持基板の少なくとも両面に形成された配線層と、 前記支持基板に形成された貫通孔に絶縁樹脂が充填・硬
    化されてなり、且つ導電性の貫通スルーホールが設けら
    れた充填部とを備えたことを特徴とする半導体装置用基
    板。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体装置用基板にお
    いて、 前記両面の配線層は、当該配線層を保護するソルダレジ
    スト層に覆われ、 前記充填部の絶縁樹脂は、前記ソルダレジスト層と同じ
    材料であることを特徴とする半導体装置用基板。
  3. 【請求項3】支持基板と、前記支持基板に形成された貫
    通孔に絶縁樹脂が充填・硬化されてなり、且つ導電性の
    貫通スルーホールが設けられた充填部と、 前記支持基板の両面で夫々前記貫通スルーホールに電気
    的に接続された下側配線層と、 前記支持基板の少なくとも一方の面上にて少なくとも前
    記下側配線層を覆うように形成され、且つ前記下側配線
    層に電気的に接続するためのバイアホールを有する絶縁
    層と、 前記絶縁層上に形成され、前記バイアホールを経由して
    前記下側配線層に電気的に接続される上側配線層とを備
    えたことを特徴とする半導体装置用基板。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の半導体装置用基板にお
    いて、 前記充填部の絶縁樹脂は、前記絶縁層の絶縁樹脂と同じ
    材料であることを特徴とする半導体装置用基板。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に
    記載の半導体装置用基板において、 前記充填部は、複数の貫通スルーホールを備えたことを
    特徴とする半導体装置用基板。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に
    記載の半導体装置用基板において、 一方の面の表面に位置する配線層に、格子状に形成され
    た外部接続用端子を有することを特徴とする半導体装置
    用基板。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の半導体装置用基板にお
    いて、 前記充填部は、前記外部接続用端子の間に配置されてい
    ることを特徴とする半導体装置用基板。
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JP9-335716 1997-12-05
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002359318A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Toppan Printing Co Ltd 半導体装置用多層配線基板の製造方法
JP2008294415A (ja) * 2007-04-27 2008-12-04 Sanyo Electric Co Ltd 素子搭載用基板およびその製造方法、半導体モジュールおよびその製造方法、ならびに携帯機器

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