JPH11222961A - 簡易構築物における壁面構造 - Google Patents
簡易構築物における壁面構造Info
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Abstract
易構築物の壁面構造において、隣接する壁面パネル体5
の間に生じる隙間を無くし、施工現場における壁面4の
幅寸法の調整を容易にする。 【解決手段】 支柱9と壁面パネル体5をアルミニウム
成形材によって構成し、隣接する支柱9と壁面パネル体
5あるいは壁面パネル体5と壁面パネル体5を、壁面パ
ネル体5の外側縁に形成した幅広状メス型係合部6に支
柱9あるいは壁面パネル体5の外側縁に形成したオス型
係合部7を嵌合し、オス型係合部7の突端部をメス型係
合部6の内面に当接あるいは近接して設ける。
Description
置、ゴミ集積ボックス等の簡易構築物における壁面構造
に関するものであり、特にアルミニウム成形材からなる
支柱及び壁面パネル体を用いた壁面構造に関するもので
ある。
品質向上を意図して支柱、壁面パネル体等にアルミニウ
ム成形材を用いたものが普及している。従来知られてい
る簡易構築物は、支柱に対して予め単位面積に形成され
た壁面パネル体を複数枚繋ぎ合わせて連接して、壁面体
を構成するものである。例えば、実公平2−43124
号公報には、アルミニウム成形材からなる支柱の側面に
凹溝を形成し、これに壁面パネルを多段状に嵌め込みし
た壁面構造が開示されている。
ネル体の側端部を突き合わせた壁面構造によれば、壁面
パネル体の繋ぎ合わせ部に隙間が生じて、雨水、風など
が内部に浸入し、満足しうる保存状態を確保することが
できず、そのため支柱と壁面パネル並びに隣接する壁面
パネルの隙間にコーキング剤を充填するなどの処理を施
す必要があった。また、壁面パネル体は予め単位長に形
成されている為、施工現場において壁面パネル体を連接
した壁面の幅寸法を調整する場合、側端部に位置する壁
面パネル体の側縁を切断する等して幅寸法を調整しなけ
ればならず、施工作業が甚だ厄介なものであった。
と支柱の間に複数の壁面パネル体を連接してなる簡易構
築物の壁面構造において、簡便な施工によって支柱と壁
面パネル並びに隣接する壁面パネルの間に生じる隙間の
トラブルを解消し、耐久性と美観に富む簡易構築物を提
供することにある。
な事情に鑑み鋭意検討を重ねた結果、支柱と支柱の間に
複数の壁面パネル体を連接してなる簡易構築物の壁面構
造において、支柱及び壁面パネル体をアルミニウム成形
材によって構成し、隣接する支柱と壁面パネル体あるい
は壁面パネル体と壁面パネル体を、壁面パネル体の外側
縁に形成した幅広状メス型係合部に支柱あるいは壁面パ
ネル体の外側縁に形成したオス型係合部を嵌合し、オス
型係合部の突端部をメス型係合部の内面に当接あるいは
近接して設けることにより、所期の課題を解決したもの
である。
ム成形材によって構成し、隣接する支柱と壁面パネル体
あるいは壁面パネル体と壁面パネル体を、壁面パネル体
の外側縁に形成した幅広状メス型係合部に支柱あるいは
壁面パネル体の外側縁に形成したオス型係合部を嵌合
し、オス型係合部の突端部をメス型係合部の内面に当接
あるいは近接して設け、支柱及び壁面パネル体の外側中
間部に前記壁面パネル体の幅広状メス型係合部と同形状
の外方突起を形成することによって、支柱と壁面パネル
体が一体化した大きな壁面を醸し出し、その美観を飛躍
的に高揚したものである。
面パネル体の間には、図2の(B)に示したような両外
側部に幅広状メス型係合部を形成した壁面パネル体を配
設することができ、また壁面パネル体と壁面パネル体の
間に空隙が生じた場合には、幅を狭くし一方の外側部に
幅広状メス型係合部を形成し他方の外側部にオス型係合
部を設けた壁面パネル体を使用すれば良い。壁面パネル
体のメス型係合部は、内側位置に筒状部を設けてその機
械的強度を高めるべきである。これによってアルミニウ
ム成形工程の生産性も高めることができる。
壁面パネル体の幅広状メス型係合部と同形状の外方突起
を形成するに当たっては、筒状にするほかコの字状に屈
曲させることも可能であり、幅の広い支柱あるいは壁面
パネル体にあっては、二個またはそれ以上の外方突起を
設けても良い。
定着しておき、これを簡易構築物の骨組みに取り付ける
ことにより、その施工を簡素化することができる。
明する。図1ないし図5は本発明簡易構築物における壁
面構造の実施例を表すものであり、本実施例においては
自動車等を収納するガレージについて説明する。なお、
本発明はガレージの他、組立物置、ゴミ集積ボックス等
の簡易構築物に適用できることは言うまでもない。図中
1はガレージであり、2は自動車等の出入り口を開閉す
るシャッター扉体、3はガレージの側面に設けられたド
アである。
体5を連接して構成されており、図2(A)、(B)に
断面図として表したように2種類の壁面パネル体5(5
1、52)を組み合わせて構成されている。すなわち、
壁面パネル体51は一方の外側部に幅広状メス型係合部
6を有し、他方の外側部に突端部を内向きに折曲させた
オス型係合部7を形成し、中央位置より少しオス型係合
部寄りの外側にメス型係合部と同形の外方突起8を設け
たものであり、壁面パネル体52はその幅を壁面パネル
体51の半分より少し大きくしたもので、その両外側に
幅広状メス型係合部6を形成したものである。
る支柱9の断面図であり、支柱9の両外側部には突端部
を内向きに折曲させたオス型係合部7が形成され、その
外側中央部には壁面パネル体5の幅広状メス型係合部6
と同じ形状の外方突起8が形成されている。図1は壁面
パネル体51、52と支柱9を組み合わせて壁面4を構
成した状態を表わしたものであり、壁面パネル体51の
オス型係合部7が隣接する壁面パネル体51あるいは5
2のメス型係合部6の空間部61内において係合し、オ
ス型係合部7の突端部がメス型係合部6の内面に当接ま
たは近接しており、且つメス型係合部6の外方突端は壁
面パネル体の外面に当接または近接させている。
メス型係合部6とオス型係合部7の重ね合わせ代は、メ
ス型係合部6の空間61内を移動し得る範囲において調
節することが可能であり、壁面パネル体5、5、…の取
付け位置を相互に調節して、壁面パネル体の全幅を調整
することができる。支柱9の両側縁に形成したオス型係
合部7には、隣接する壁面パネル体51、52のメス型
係合部6が係合しており、前記と同様に支柱9と壁面パ
ネル体51、52の重ね合わせ代を空間61の範囲内に
おいて調整可能である。
形成するに当たっては、壁面パネル体51、52を連接
した状態で夫々の壁面パネル体51、52の上下部を上
胴縁10と下胴縁11に夫々ビス18を用いて固着し、
隣接する支柱9、9間の幅寸法に相当する壁面体41を
形成する。次いで、壁面体41の両側に位置する壁面パ
ネル体51、52のメス型係合部6を支柱9のオス型係
合部7に係合して壁面体41を位置決めする。下胴縁1
1はガレージ1の基礎12上に設けたロアベース13
に、上胴縁10はガレージ1の桁14の下部に設けたア
ッパーベース15に夫々ビス19を用いて固着する。壁
面体41の背面側に中胴縁16をビス20を用いて固着
し、さらに中胴縁取付金具17を介して支柱9の側面に
中胴縁16をビス21を用いて固着することにより壁面
体41の取付けが完了する。以上の作業を繰り返し、大
きな面積の壁面4が形成される。
方突起8、壁面パネル体51の幅広状メス型係合部6及
び外方突起8並びに壁面パネル体52のメス型係合部6
は、それぞれ一定の間隔を維持して設けることが出来る
ので、壁面4には支柱と壁面パネル体が一体化した大き
い連続模様を醸し出すことができる。
パネル体あるいは壁面パネル体と壁面パネル体を、壁面
パネル体の外側縁に形成した幅広状メス型係合部に支柱
あるいは壁面パネル体の外側縁に形成したオス型係合部
を嵌合し、支柱と壁面パネル体並びに隣接する壁面パネ
ル体を位置調節しながら組立作業ができるので、現場作
業を著しく省力化しうるものであり、オス型係合部の突
端部をメス型係合部の内面に当接あるいは近接して設け
ているため、支柱と壁面パネル体並びに壁面パネル体と
壁面パネル体の連接部から、雨水、風などが浸入するト
ラブルを完全に防ぐことができる。また支柱及び壁面パ
ネル体の外側中間部に前記壁面パネル体の幅広状メス型
係合部と同形状の外方突起を形成しているので、支柱と
壁面パネル体が一体化した大きい連続模様を表出して美
観に富むものである。
を示す断面図
開斜視図
欠載した斜視図
Claims (2)
- 【請求項1】 支柱と支柱の間に複数の壁面パネル体を
連接してなる簡易構築物の壁面構造において、支柱及び
壁面パネル体をアルミニウム成形材によって構成し、隣
接する支柱と壁面パネル体あるいは壁面パネル体と壁面
パネル体を、壁面パネル体の外側縁に形成した幅広状メ
ス型係合部に支柱あるいは壁面パネル体の外側縁に形成
したオス型係合部を嵌合し、オス型係合部の突端部をメ
ス型係合部の内面に当接あるいは近接して設けたことを
特徴とする簡易構築物における壁面構造。 - 【請求項2】 支柱と支柱の間に複数の壁面パネル体を
連接してなる簡易構築物の壁面構造において、支柱及び
壁面パネル体をアルミニウム成形材によって構成し、隣
接する支柱と壁面パネル体あるいは壁面パネル体と壁面
パネル体を、壁面パネル体の外側縁に形成した幅広状メ
ス型係合部に支柱あるいは壁面パネル体の外側縁に形成
したオス型係合部を嵌合し、オス型係合部の突端部をメ
ス型係合部の内面に当接あるいは近接して設け、支柱及
び壁面パネル体の外側中間部に前記壁面パネル体の幅広
状メス型係合部と同形状の外方突起を形成したことを特
徴とする簡易構築物における壁面構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP04430598A JP3484068B2 (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | 簡易構築物における壁面構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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JPH11222961A true JPH11222961A (ja) | 1999-08-17 |
JP3484068B2 JP3484068B2 (ja) | 2004-01-06 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3484068B2 (ja) |
-
1998
- 1998-02-09 JP JP04430598A patent/JP3484068B2/ja not_active Expired - Fee Related
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