JPH08210037A - 框の接合構造 - Google Patents
框の接合構造Info
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- JPH08210037A JPH08210037A JP7020178A JP2017895A JPH08210037A JP H08210037 A JPH08210037 A JP H08210037A JP 7020178 A JP7020178 A JP 7020178A JP 2017895 A JP2017895 A JP 2017895A JP H08210037 A JPH08210037 A JP H08210037A
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- E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B3/00—Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
- E06B3/54—Fixing of glass panes or like plates
- E06B3/5454—Fixing of glass panes or like plates inside U-shaped section members
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- E06B3/00—Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
- E06B3/96—Corner joints or edge joints for windows, doors, or the like frames or wings
- E06B3/9636—Corner joints or edge joints for windows, doors, or the like frames or wings for frame members having longitudinal screw receiving channels
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B3/00—Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
- E06B3/96—Corner joints or edge joints for windows, doors, or the like frames or wings
- E06B3/964—Corner joints or edge joints for windows, doors, or the like frames or wings using separate connection pieces, e.g. T-connection pieces
- E06B3/9647—Corner joints or edge joints for windows, doors, or the like frames or wings using separate connection pieces, e.g. T-connection pieces the connecting piece being part of or otherwise linked to the window or door fittings
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Joining Of Corner Units Of Frames Or Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 障子を構成する框の種類を増やさずに、各框
間の接合強度を自由に調整できる框の接合構造を提供す
ること。 【構成】 竪框10の保持溝12内に上框20、下框30を嵌合
して接合し、障子１Ａを構成する。この際、保持溝12内
への上框20、下框30の嵌合寸法を調整して框接合部の強
度を設定する。接合強度が異なる障子を構成する場合
に、嵌合寸法のみを調整すればよく、各強度用に形状な
どが異なる框を製造して組み立てる必要がないため、框
の種類が少なくなって製造コストが低減し、かつ接合強
度が異なる各種の障子が容易に構成される。
間の接合強度を自由に調整できる框の接合構造を提供す
ること。 【構成】 竪框10の保持溝12内に上框20、下框30を嵌合
して接合し、障子１Ａを構成する。この際、保持溝12内
への上框20、下框30の嵌合寸法を調整して框接合部の強
度を設定する。接合強度が異なる障子を構成する場合
に、嵌合寸法のみを調整すればよく、各強度用に形状な
どが異なる框を製造して組み立てる必要がないため、框
の種類が少なくなって製造コストが低減し、かつ接合強
度が異なる各種の障子が容易に構成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、障子を構成する框の接
合構造に係り、特に各框の接合強度を調整可能な接合構
造に関する。
合構造に係り、特に各框の接合強度を調整可能な接合構
造に関する。
【０００２】
【背景技術】障子は、竪框および横框（上框、下框）を
枠組みし、その内側にガラス等を保持して形成される。
このような障子において、保持するガラスの種類や、障
子の設置個所等によって各框の接合部において必要とさ
れる強度は様々であった。このため、従来は、必要とさ
れる強度に合わせて異なる形状の框を製造して接合して
いた。例えば、框をアルミ押出形材で形成する場合、框
の接合部が低強度でよい障子用の框と、この障子よりも
框接合部の強度が高い障子用の框とで異なる金型を用意
して製造していた。
枠組みし、その内側にガラス等を保持して形成される。
このような障子において、保持するガラスの種類や、障
子の設置個所等によって各框の接合部において必要とさ
れる強度は様々であった。このため、従来は、必要とさ
れる強度に合わせて異なる形状の框を製造して接合して
いた。例えば、框をアルミ押出形材で形成する場合、框
の接合部が低強度でよい障子用の框と、この障子よりも
框接合部の強度が高い障子用の框とで異なる金型を用意
して製造していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各強度
用に異なる金型を用意して框を製造すると、起型コスト
が高くなり、かつ框の種類が多くなってその製造や管理
作業が煩雑となり、製造コストも高くなるという問題が
あった。一方、框の種類を減らして、例えば１種類の框
で障子を組み立てると、高強度が必要な障子に対しては
接合部の強度が不足したり、逆に低強度でよい障子に対
しては過剰品質となって製造コストが高くなるという問
題が発生する。
用に異なる金型を用意して框を製造すると、起型コスト
が高くなり、かつ框の種類が多くなってその製造や管理
作業が煩雑となり、製造コストも高くなるという問題が
あった。一方、框の種類を減らして、例えば１種類の框
で障子を組み立てると、高強度が必要な障子に対しては
接合部の強度が不足したり、逆に低強度でよい障子に対
しては過剰品質となって製造コストが高くなるという問
題が発生する。
【０００４】本発明の目的は、障子を構成する框の種類
を増やさずに、各框間の接合強度を自由に調整できる框
の接合構造を提供することにある。
を増やさずに、各框間の接合強度を自由に調整できる框
の接合構造を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、障子を構成す
る竪框および横框の接合構造であって、一方の框に形成
した接合用凹部に、他方の框を嵌合させて接合するとと
もに、必要とする框の接合強度に応じて前記各框の接合
部の嵌合寸法を調整する接合強度調整手段を設けたこと
を特徴とする。この際、前記接合強度調整手段は、前記
接合用凹部内に形成されたひれにより構成され、前記他
方の框を接合用凹部内のひれに当接させた際の嵌合寸法
と、前記ひれを切断して前記他方の框をひれの奥側まで
嵌合させた際の嵌合寸法とを異ならせることにより、前
記框の接合強度を調整可能に構成されていることが好ま
しい。
る竪框および横框の接合構造であって、一方の框に形成
した接合用凹部に、他方の框を嵌合させて接合するとと
もに、必要とする框の接合強度に応じて前記各框の接合
部の嵌合寸法を調整する接合強度調整手段を設けたこと
を特徴とする。この際、前記接合強度調整手段は、前記
接合用凹部内に形成されたひれにより構成され、前記他
方の框を接合用凹部内のひれに当接させた際の嵌合寸法
と、前記ひれを切断して前記他方の框をひれの奥側まで
嵌合させた際の嵌合寸法とを異ならせることにより、前
記框の接合強度を調整可能に構成されていることが好ま
しい。
【０００６】
【作用】このような本発明においては、障子を構成する
竪框および横框の一方に形成した接合用凹部に、竪框お
よび横框の他方の框を嵌合して各框を接合し、障子を構
成する。この際、接合強度調整手段によって、必要とす
る框の接合強度に合わせて各框の嵌合寸法を調整する。
例えば、框の接合強度が低くてもよい場合には、接合用
凹部内に嵌挿する他方の框の嵌合寸法を短くし、框の接
合強度を高くする場合には、その嵌合寸法を長くすれば
よい。このため、各框の接合強度が異なる各種障子を製
造する場合でも、各框の嵌合寸法を調整すればよく、各
強度用に異なる框を製造して用いる必要がないため、框
の種類を増やすことなく様々な接合強度の障子を容易に
構成することが可能となる。
竪框および横框の一方に形成した接合用凹部に、竪框お
よび横框の他方の框を嵌合して各框を接合し、障子を構
成する。この際、接合強度調整手段によって、必要とす
る框の接合強度に合わせて各框の嵌合寸法を調整する。
例えば、框の接合強度が低くてもよい場合には、接合用
凹部内に嵌挿する他方の框の嵌合寸法を短くし、框の接
合強度を高くする場合には、その嵌合寸法を長くすれば
よい。このため、各框の接合強度が異なる各種障子を製
造する場合でも、各框の嵌合寸法を調整すればよく、各
強度用に異なる框を製造して用いる必要がないため、框
の種類を増やすことなく様々な接合強度の障子を容易に
構成することが可能となる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図１〜３には、高強度用の障子１Ａにおける框
の接合構造が、図４，５には低強度用の障子１Ｂにおけ
る框の接合構造が示されている。
明する。図１〜３には、高強度用の障子１Ａにおける框
の接合構造が、図４，５には低強度用の障子１Ｂにおけ
る框の接合構造が示されている。
【０００８】障子１Ａ，１Ｂは、それぞれ竪框１０と、
横框である上框２０および下框３０とを四角枠状に接合
して形成されている。なお、各障子１Ａ，１Ｂにおい
て、竪框１０、上框２０、下框３０はそれぞれ同じアル
ミ押出形材によって形成されている。
横框である上框２０および下框３０とを四角枠状に接合
して形成されている。なお、各障子１Ａ，１Ｂにおい
て、竪框１０、上框２０、下框３０はそれぞれ同じアル
ミ押出形材によって形成されている。
【０００９】竪框１０は、障子１Ａ，１Ｂの内周側に突
出された２条の突出辺１１を備えており、図３にも示す
ように、この２条の突出辺１１によりガラス２を保持す
る保持溝１２が形成されている。同様に、上框２０およ
び下框３０にもそれぞれ障子１Ａ，１Ｂの内周側に突出
された２条の突出辺２１，３１が設けられてガラス２の
保持溝２２，３２が形成されている。また、各突出辺１
１，２１，３１の内面（保持溝１２，２２，３２側）に
は、複数条のひれ１３，２３，３３が形成され、このひ
れ１３，２３，３３にはガラス２の周囲に嵌合されるガ
スケット３が固定されている。
出された２条の突出辺１１を備えており、図３にも示す
ように、この２条の突出辺１１によりガラス２を保持す
る保持溝１２が形成されている。同様に、上框２０およ
び下框３０にもそれぞれ障子１Ａ，１Ｂの内周側に突出
された２条の突出辺２１，３１が設けられてガラス２の
保持溝２２，３２が形成されている。また、各突出辺１
１，２１，３１の内面（保持溝１２，２２，３２側）に
は、複数条のひれ１３，２３，３３が形成され、このひ
れ１３，２３，３３にはガラス２の周囲に嵌合されるガ
スケット３が固定されている。
【００１０】上框２０は、図１に示すように、各突出辺
２１間の外法寸法Ｗ１が竪框１０の突出辺１１間の内法
寸法Ｗ２と等しくなり、突出辺２１以外の本体部２４の
幅寸法Ｗ３が竪框１０の幅寸法Ｗ４と等しくなるように
形成されている。また、下框３０は、全体的には幅寸法
Ｗ５が竪框１０の突出辺１１間の内法寸法Ｗ２と等しく
なるように形成されているが、上下方向の中間部３４の
幅寸法Ｗ６のみ竪框１０の幅寸法Ｗ４と等しくなるよう
に形成されている。
２１間の外法寸法Ｗ１が竪框１０の突出辺１１間の内法
寸法Ｗ２と等しくなり、突出辺２１以外の本体部２４の
幅寸法Ｗ３が竪框１０の幅寸法Ｗ４と等しくなるように
形成されている。また、下框３０は、全体的には幅寸法
Ｗ５が竪框１０の突出辺１１間の内法寸法Ｗ２と等しく
なるように形成されているが、上下方向の中間部３４の
幅寸法Ｗ６のみ竪框１０の幅寸法Ｗ４と等しくなるよう
に形成されている。
【００１１】次に、高強度用の障子１Ａおよび低強度用
の障子１Ｂにおける框１０，２０，３０の接合構造につ
いて各々説明する。
の障子１Ｂにおける框１０，２０，３０の接合構造につ
いて各々説明する。
【００１２】（高強度用の障子１Ａにおける接合構造）
高強度用の障子１Ａにおいては、図１〜３に示すよう
に、上框２０および下框３０は、竪框１０の保持溝１２
の奥まで挿入されてボルト止めされている。つまり、保
持溝１２はガラス２の保持用だけでなく、框の接合用凹
部としても用いられている。
高強度用の障子１Ａにおいては、図１〜３に示すよう
に、上框２０および下框３０は、竪框１０の保持溝１２
の奥まで挿入されてボルト止めされている。つまり、保
持溝１２はガラス２の保持用だけでなく、框の接合用凹
部としても用いられている。
【００１３】より詳細に説明すると、上框２０は、竪框
１０の保持溝１２の奥まで挿入され、上框２０に形成さ
れたビスホール２５に、竪框１０の側面に形成された穴
からボルト１４を螺合することで竪框１０に接合されて
いる。この際、上框２０の本体部２４は竪框１０の突出
辺１１間の内法寸法Ｗ２と等しく、そのままでは保持溝
１２内に挿入することができないため、本体部２４が接
合される部分の突出辺１１は切り欠かれて上框２０を接
合した際に干渉しないように形成されている。同様に、
上框２０の突出辺２１部分も、突出辺１１間には挿入可
能であるが、突出辺１１のひれ１３に干渉するため、竪
框１０の突出辺１１が嵌合される部分のひれ１３は切り
落とされている。
１０の保持溝１２の奥まで挿入され、上框２０に形成さ
れたビスホール２５に、竪框１０の側面に形成された穴
からボルト１４を螺合することで竪框１０に接合されて
いる。この際、上框２０の本体部２４は竪框１０の突出
辺１１間の内法寸法Ｗ２と等しく、そのままでは保持溝
１２内に挿入することができないため、本体部２４が接
合される部分の突出辺１１は切り欠かれて上框２０を接
合した際に干渉しないように形成されている。同様に、
上框２０の突出辺２１部分も、突出辺１１間には挿入可
能であるが、突出辺１１のひれ１３に干渉するため、竪
框１０の突出辺１１が嵌合される部分のひれ１３は切り
落とされている。
【００１４】一方、下框３０も、竪框１０の保持溝１２
の奥まで挿入され、下框３０に取り付けられた戸車３５
のビス孔３６に、竪框１０の側面の穴からボルト１４を
螺合することで竪框１０に接合されている。この際、下
框３０の中間部３４は幅寸法Ｗ６が竪框１０の幅寸法Ｗ
４と同一であって、そのままでは保持溝１２内に挿入で
きないため、中間部３４が嵌合される部分の突出辺１１
は切り欠かれて下框３０を接合した際に干渉しないよう
に形成されている。同様に、下框３０の中間部３４以外
は、突出辺１１間には挿入可能であるが、突出辺１１の
ひれ１３に干渉するため、下框３０が嵌合される部分の
ひれ１３は切り落とされている。
の奥まで挿入され、下框３０に取り付けられた戸車３５
のビス孔３６に、竪框１０の側面の穴からボルト１４を
螺合することで竪框１０に接合されている。この際、下
框３０の中間部３４は幅寸法Ｗ６が竪框１０の幅寸法Ｗ
４と同一であって、そのままでは保持溝１２内に挿入で
きないため、中間部３４が嵌合される部分の突出辺１１
は切り欠かれて下框３０を接合した際に干渉しないよう
に形成されている。同様に、下框３０の中間部３４以外
は、突出辺１１間には挿入可能であるが、突出辺１１の
ひれ１３に干渉するため、下框３０が嵌合される部分の
ひれ１３は切り落とされている。
【００１５】なお、竪框１０は、通常アルミ押出形材を
必要な長さに切断して使用されるため、突出辺１１やひ
れ１３は竪框１０の全長に渡って形成される。従って、
竪框１０を製造した後に、その上端や下端における突出
辺１１の切り欠き加工やひれ１３の切り落とし加工を行
う必要がある。
必要な長さに切断して使用されるため、突出辺１１やひ
れ１３は竪框１０の全長に渡って形成される。従って、
竪框１０を製造した後に、その上端や下端における突出
辺１１の切り欠き加工やひれ１３の切り落とし加工を行
う必要がある。
【００１６】（低強度用の障子１Ｂにおける接合構造）
低強度用の障子１Ｂにおいては、図４，５に示すよう
に、上框２０および下框３０は、竪框１０の保持溝１２
における一番外側のひれ１３部分まで挿入されてボルト
止めされている。
低強度用の障子１Ｂにおいては、図４，５に示すよう
に、上框２０および下框３０は、竪框１０の保持溝１２
における一番外側のひれ１３部分まで挿入されてボルト
止めされている。
【００１７】すなわち、上框２０は、竪框１０の保持溝
１２のひれ１３部分まで挿入され、上框２０に形成され
たビスホール２５に竪框１０の側面からボルト１４を螺
合することで竪框１０に接合されている。この際、高強
度用障子１Ａの場合と同様に、上框２０の本体部２４が
竪框１０の突出辺１１に干渉するため、竪框１０の上端
側の突出辺１１は、ひれ１３部分まで切り欠かれて上框
２０を接合した際に干渉しないように形成されている。
１２のひれ１３部分まで挿入され、上框２０に形成され
たビスホール２５に竪框１０の側面からボルト１４を螺
合することで竪框１０に接合されている。この際、高強
度用障子１Ａの場合と同様に、上框２０の本体部２４が
竪框１０の突出辺１１に干渉するため、竪框１０の上端
側の突出辺１１は、ひれ１３部分まで切り欠かれて上框
２０を接合した際に干渉しないように形成されている。
【００１８】一方、下框３０も、竪框１０の保持溝１２
のひれ１３部分まで挿入され、戸車３５のビス孔３６に
竪框１０の側面からボルト１４を螺合することで竪框１
０に接合されている。この際、高強度用障子１Ａの場合
と同様に、下框３０の中間部３４が竪框１０の突出辺１
１に干渉するため、竪框１０の突出辺１１は、下框３０
の中間部３４に対応する部分のひれ１３部分まで切り欠
かれて下框３０を接合した際に干渉しないように形成さ
れている。なお、障子１Ｂにおいては、上框２０，下框
３０の各突出辺２１，３１が竪框１０の外側のひれ部１
３までしか挿入されないため、障子１Ａのようにひれ部
１３を切り落とす必要はなく、突出辺１１の切り欠き加
工のみ行えばよい。また、本実施例では、ひれ１３を切
り欠いたり残したりすることで、竪框１０に対する上框
２０および下框３０の嵌合寸法を調整して接合強度を調
整している。従って、このひれ１３によって接合強度調
整手段が構成されている。
のひれ１３部分まで挿入され、戸車３５のビス孔３６に
竪框１０の側面からボルト１４を螺合することで竪框１
０に接合されている。この際、高強度用障子１Ａの場合
と同様に、下框３０の中間部３４が竪框１０の突出辺１
１に干渉するため、竪框１０の突出辺１１は、下框３０
の中間部３４に対応する部分のひれ１３部分まで切り欠
かれて下框３０を接合した際に干渉しないように形成さ
れている。なお、障子１Ｂにおいては、上框２０，下框
３０の各突出辺２１，３１が竪框１０の外側のひれ部１
３までしか挿入されないため、障子１Ａのようにひれ部
１３を切り落とす必要はなく、突出辺１１の切り欠き加
工のみ行えばよい。また、本実施例では、ひれ１３を切
り欠いたり残したりすることで、竪框１０に対する上框
２０および下框３０の嵌合寸法を調整して接合強度を調
整している。従って、このひれ１３によって接合強度調
整手段が構成されている。
【００１９】このような本実施例によれば、高強度用お
よび低強度用の各障子１Ａ，１Ｂを構成する際に、竪框
１０に対する上框２０および下框３０の嵌合寸法を高強
度用障子１Ａでは大きくし、低強度用障子１Ｂでは小さ
くして接合するだけで、各障子１Ａ，１Ｂを形成するこ
とができる。このため、各強度用の障子１Ａ，１Ｂを構
成する框１０，２０，３０を、各々の竪框１０、上框２
０、下框３０毎に同じアルミ押出形材を利用することが
でき、従来のように各框を強度別に異なる金型を用いて
製造する必要がないため、製造する框の種類を少なくで
き、製造や管理を容易に行うことができるとともに、起
型コストや製造コストも低減することができる。例え
ば、竪框１０、上框３０、下框３０の３種類の框を製造
すれば、高強度用および低強度用の各種障子１Ａ，１Ｂ
を製造することができ、各框１０，２０，３０を各種障
子で共用することができる。この際、接合強度調整手段
であるひれ１３も押出成形により竪框１０と一体に成形
できるため、より一層容易に製造することができる。
よび低強度用の各障子１Ａ，１Ｂを構成する際に、竪框
１０に対する上框２０および下框３０の嵌合寸法を高強
度用障子１Ａでは大きくし、低強度用障子１Ｂでは小さ
くして接合するだけで、各障子１Ａ，１Ｂを形成するこ
とができる。このため、各強度用の障子１Ａ，１Ｂを構
成する框１０，２０，３０を、各々の竪框１０、上框２
０、下框３０毎に同じアルミ押出形材を利用することが
でき、従来のように各框を強度別に異なる金型を用いて
製造する必要がないため、製造する框の種類を少なくで
き、製造や管理を容易に行うことができるとともに、起
型コストや製造コストも低減することができる。例え
ば、竪框１０、上框３０、下框３０の３種類の框を製造
すれば、高強度用および低強度用の各種障子１Ａ，１Ｂ
を製造することができ、各框１０，２０，３０を各種障
子で共用することができる。この際、接合強度調整手段
であるひれ１３も押出成形により竪框１０と一体に成形
できるため、より一層容易に製造することができる。
【００２０】また、竪框１０に対する上框２０および下
框３０の嵌合寸法を適宜変更することで框接合部の強度
を自由に変更することができるので、各種の障子に対し
て最適な強度に容易に設定することができる。このた
め、障子を製造する際に、強度不足になったり、過剰品
質になることがなく、各種建物用に最適な障子を容易に
製造することができる。
框３０の嵌合寸法を適宜変更することで框接合部の強度
を自由に変更することができるので、各種の障子に対し
て最適な強度に容易に設定することができる。このた
め、障子を製造する際に、強度不足になったり、過剰品
質になることがなく、各種建物用に最適な障子を容易に
製造することができる。
【００２１】さらに、高強度用の障子１Ａでは、上框２
０、下框３０の端面が竪框１０に当接した状態でボルト
接合されているとともに、竪框１０の保持溝１２の奥ま
で上框２０、下框３０が嵌挿されているので、各框１
０，２０，３０間の接合強度を十分に高くでき、接合部
からの折れ曲がりや、接合部の外れを確実に防止するこ
とができる。また、竪框１０に上框２０、下框３０を接
合する際に、ひれ１３や突出辺１１の一部を切り欠く加
工のみ行えばよく、接合作業も容易に行うことができ
る。
０、下框３０の端面が竪框１０に当接した状態でボルト
接合されているとともに、竪框１０の保持溝１２の奥ま
で上框２０、下框３０が嵌挿されているので、各框１
０，２０，３０間の接合強度を十分に高くでき、接合部
からの折れ曲がりや、接合部の外れを確実に防止するこ
とができる。また、竪框１０に上框２０、下框３０を接
合する際に、ひれ１３や突出辺１１の一部を切り欠く加
工のみ行えばよく、接合作業も容易に行うことができ
る。
【００２２】また、低強度用の障子１Ｂを形成する場合
には、竪框１０の突出辺１１の切り欠き加工のみ行えば
よく、ひれ１３の切り落とし加工が不要なため、高強度
用の障子１Ａに比べても容易に製造できて安価に提供す
ることができる。
には、竪框１０の突出辺１１の切り欠き加工のみ行えば
よく、ひれ１３の切り落とし加工が不要なため、高強度
用の障子１Ａに比べても容易に製造できて安価に提供す
ることができる。
【００２３】なお、本発明は前記実施例に限らず、本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設
計の変更が可能である。例えば、前記実施例では、竪框
１０に対する上下の框２０，３０の嵌合寸法を２段階に
変更していたが、例えば保持溝１２の中間部分まで嵌合
して中強度用の障子を形成してもよい。要するに、各框
の嵌合寸法はその框で構成される障子が必要とする接合
強度に応じて適宜設定すればよい。
明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設
計の変更が可能である。例えば、前記実施例では、竪框
１０に対する上下の框２０，３０の嵌合寸法を２段階に
変更していたが、例えば保持溝１２の中間部分まで嵌合
して中強度用の障子を形成してもよい。要するに、各框
の嵌合寸法はその框で構成される障子が必要とする接合
強度に応じて適宜設定すればよい。
【００２４】また、接合強度調整手段は、前記実施例の
ひれ１３に限らず、他の構成でもよく、要するに各框の
嵌合寸法を調整可能な構成であればよい。さらに、各框
２〜４の具体的な構造は、前記実施例のものに限らな
い。例えば、前記実施例では、ひれ１３によってガラス
２の周囲に配置されるガスケットを取り付けていたが、
ひれ１３以外の接合強度調整手段を用いた場合などに
は、ガスケットの取付構造を変更したり、ひれ１３を上
下の框２０，３０に干渉しない位置に形成して高強度用
障子１Ａを形成する場合でもひれ１３の切り落とし加工
を不要にできるように形成してもよい。
ひれ１３に限らず、他の構成でもよく、要するに各框の
嵌合寸法を調整可能な構成であればよい。さらに、各框
２〜４の具体的な構造は、前記実施例のものに限らな
い。例えば、前記実施例では、ひれ１３によってガラス
２の周囲に配置されるガスケットを取り付けていたが、
ひれ１３以外の接合強度調整手段を用いた場合などに
は、ガスケットの取付構造を変更したり、ひれ１３を上
下の框２０，３０に干渉しない位置に形成して高強度用
障子１Ａを形成する場合でもひれ１３の切り落とし加工
を不要にできるように形成してもよい。
【００２５】さらに、前記実施例では、上框２０の本体
部２４や下框３０の中間部３４の幅寸法Ｗ３，Ｗ６を竪
框１０の幅寸法Ｗ４と同一としていたが、これらを保持
溝１２の内法寸法Ｗ２と同一として保持溝１２内に挿入
可能に形成してもよい。このようにすれば、竪框１０の
突出辺１１を切り欠く加工も不要にできる利点がある。
但し、前記実施例のように竪框１０の突出辺１１を切り
欠けば、竪框１０に対して上框２０や下框３０が上下方
向に変位する荷重を受けた場合に、突出辺１１と本体部
２４や中間部３４が当接して荷重支持力を増大すること
ができ、接合強度をより向上できる利点がある。
部２４や下框３０の中間部３４の幅寸法Ｗ３，Ｗ６を竪
框１０の幅寸法Ｗ４と同一としていたが、これらを保持
溝１２の内法寸法Ｗ２と同一として保持溝１２内に挿入
可能に形成してもよい。このようにすれば、竪框１０の
突出辺１１を切り欠く加工も不要にできる利点がある。
但し、前記実施例のように竪框１０の突出辺１１を切り
欠けば、竪框１０に対して上框２０や下框３０が上下方
向に変位する荷重を受けた場合に、突出辺１１と本体部
２４や中間部３４が当接して荷重支持力を増大すること
ができ、接合強度をより向上できる利点がある。
【００２６】また、前記実施例では、竪框１０に接合用
凹部となる保持溝１２を形成していたが、上框２０や下
框３０側に接合用凹部を形成し、竪框１０を上框２０や
下框３０に嵌合するように構成してもよい。
凹部となる保持溝１２を形成していたが、上框２０や下
框３０側に接合用凹部を形成し、竪框１０を上框２０や
下框３０に嵌合するように構成してもよい。
【００２７】
【発明の効果】このような本発明によれば、障子を構成
する框の種類を増やさずに、各框間の接合強度を自由に
調整することができ、各種強度の障子を容易にかつ安価
に製造することができる。また、接合強度調整手段を接
合用凹部内に形成されたひれにより構成すれば、接合用
凹部内に嵌合される框の嵌合寸法を、嵌合される框をひ
れに当接させた際と、ひれを切断してひれの奥側まで框
を嵌合させた際とで、つまりひれを切断するか否かで調
整することができて、接合強度を容易に調整することが
できる。その上、ひれは押出成形等で框と一体成形でき
るため、容易に製造することもできる。
する框の種類を増やさずに、各框間の接合強度を自由に
調整することができ、各種強度の障子を容易にかつ安価
に製造することができる。また、接合強度調整手段を接
合用凹部内に形成されたひれにより構成すれば、接合用
凹部内に嵌合される框の嵌合寸法を、嵌合される框をひ
れに当接させた際と、ひれを切断してひれの奥側まで框
を嵌合させた際とで、つまりひれを切断するか否かで調
整することができて、接合強度を容易に調整することが
できる。その上、ひれは押出成形等で框と一体成形でき
るため、容易に製造することもできる。
【図１】本発明の一実施例において高強度障子用の框の
接合構造を示す分解斜視図である。
接合構造を示す分解斜視図である。
【図２】前記実施例の高強度障子用の框の接合構造を示
す分解斜視図である。
す分解斜視図である。
【図３】前記実施例の高強度障子用の框の接合構造を示
す上面図である。
す上面図である。
【図４】前記実施例の低強度障子用の框の接合構造を示
す分解斜視図である。
す分解斜視図である。
【図５】前記実施例の低強度障子用の框の接合構造を示
す上面図である。
す上面図である。
１Ａ，１Ｂ…障子、１０…竪框、１１，２１，３１…突
出辺、１２…接合用凹部である保持溝、１３…接合強度
調整手段であるひれ、１４…ボルト、２０…横框である
上框、３０…横框である下框。
出辺、１２…接合用凹部である保持溝、１３…接合強度
調整手段であるひれ、１４…ボルト、２０…横框である
上框、３０…横框である下框。
Claims (2)
- 【請求項１】 障子を構成する竪框および横框の接合構
造であって、一方の框に接合用凹部を形成し、この接合
用凹部に他方の框を嵌合させて接合するとともに、この
各框の接合部の嵌合寸法を必要とする框の接合強度に応
じて調整する接合強度調整手段を備えることを特徴とす
る框の接合構造。 - 【請求項２】 請求項１に記載の框の接合構造におい
て、前記接合強度調整手段は、前記接合用凹部内に形成
されたひれにより構成され、前記他方の框を接合用凹部
内のひれに当接させた際の嵌合寸法と、前記ひれを切断
して前記他方の框をひれの奥側まで嵌合させた際の嵌合
寸法とを異ならせることにより、前記框の接合強度を調
整可能に構成されていることを特徴とする框の接合構
造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7020178A JPH08210037A (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 框の接合構造 |
| US08/597,800 US5657591A (en) | 1995-02-08 | 1996-02-07 | Connection structure of a framework |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7020178A JPH08210037A (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 框の接合構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08210037A true JPH08210037A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=12019931
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7020178A Withdrawn JPH08210037A (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 框の接合構造 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5657591A (ja) |
| JP (1) | JPH08210037A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6674334B1 (en) | 1999-12-02 | 2004-01-06 | Seiko Epson Corporation | Oscillator having surface acoustic wave resonator and oscillation circuit |
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| USD429001S (en) * | 1997-11-19 | 2000-08-01 | Robert Bosch Gmbh | Frame profile |
| US6092348A (en) * | 1998-02-17 | 2000-07-25 | Florida Extruders International, Inc. | Aluminum framing components and component systems for pool, patio and glass enclosures and the like |
| US6430888B1 (en) | 1998-02-17 | 2002-08-13 | Florida Extruders International, Inc. | Aluminum framing components and component systems for pool, patio and glass enclosures and the like |
| US6141925A (en) * | 1998-03-10 | 2000-11-07 | Steelcase Development Inc. | Clear wall panel system |
| US6851244B2 (en) | 2003-01-13 | 2005-02-08 | Masco Corporation | Corner key door assembly |
| ES2249654T3 (es) * | 2003-05-27 | 2006-04-01 | Cabinet Schranksysteme Ag | Puerta corrediza. |
| US20080222988A1 (en) * | 2007-03-15 | 2008-09-18 | Chang Chi Lee | Integrated fixing frame for a solar energy module |
| US20080223432A1 (en) * | 2007-03-15 | 2008-09-18 | Chang Chi Lee | Fixing frame for a solar energy module |
| US20110107713A1 (en) * | 2009-11-09 | 2011-05-12 | Provia Door, Inc. | Door and method of manufacturing thereof |
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| EP2917427A4 (en) * | 2012-11-06 | 2016-07-27 | Simon Day | PANEL ARRANGEMENT |
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| AU350246S (en) * | 2013-06-07 | 2013-08-21 | Gate frame extrusion | |
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| US9803404B2 (en) * | 2015-02-16 | 2017-10-31 | Coastal Industries, Inc. | Adjustable door assembly for a shower enclosure area |
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| RU2597570C1 (ru) * | 2015-09-07 | 2016-09-10 | Тимур Ахмедбекович Мирзеабасов | Огневзрывостойкая оконная конструкция и способ ее установки |
| CA2972407A1 (en) * | 2016-07-08 | 2018-01-08 | Rockwood Manufacturing Company | Modular door rail |
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| FR2482999A1 (fr) * | 1980-05-20 | 1981-11-27 | Synelog Sa | Dispositif comportant un profile special en matiere plastique et destine a la realisation d'un triple vitrage par adjonction en survitre d'un double vitrage a un vitrage existant |
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-
1995
- 1995-02-08 JP JP7020178A patent/JPH08210037A/ja not_active Withdrawn
-
1996
- 1996-02-07 US US08/597,800 patent/US5657591A/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6674334B1 (en) | 1999-12-02 | 2004-01-06 | Seiko Epson Corporation | Oscillator having surface acoustic wave resonator and oscillation circuit |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5657591A (en) | 1997-08-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020507 |