JPH11222059A - シートの回転装置 - Google Patents

シートの回転装置

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JPH11222059A
JPH11222059A JP3979598A JP3979598A JPH11222059A JP H11222059 A JPH11222059 A JP H11222059A JP 3979598 A JP3979598 A JP 3979598A JP 3979598 A JP3979598 A JP 3979598A JP H11222059 A JPH11222059 A JP H11222059A
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JP
Japan
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piece
guide rail
annular guide
resin slider
base
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Application number
JP3979598A
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English (en)
Inventor
Mamoru Isaka
守 井坂
Genjiro Takagi
源次郎 高城
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Tachi S Co Ltd
Topre Corp
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
Topre Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業性の低下を招くことなく、樹脂スライダ
のガタツキを防止し、シートの安定性を向上させる。 【構成】 ロアベース14の環状ガイドレール18の内部に
摺動自在に嵌入可能な略逆U 形状の上部片26a を持つ樹
脂スライダ26が、レインフォース16のフック片20の内部
に嵌入可能な略U 形状で、フック片の内幅より広い開口
外幅を持つ下部片26b を、上部片の下方に一体に有して
成形されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シートを水平方
向で回動可能に支持して、所定の向きにシートを設定可
能とするシートの回転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、RV車(多目的自動車)等の飛躍的
な普及により、自動車のシートアレンジの多様化が推し
進められており、その多様化を可能とする構成の一つと
して、回転シートが提供されている。この回転シートに
おいては、シート本体を床面に対して所定範囲内で回動
可能に支持する回転装置が設けられており、この回転装
置のロック、ロック解除操作等のもとで、シートの向
き、つまり自動車に対する前向き、後向き、あるいは横
向き等が任意に設定可能となっている。
【0003】この種の回転装置として、たとえば、特開
平08−011600号公報に開示の構成が例示できる。図6に
示すように、この種の回転装置110 は、たとえば、シー
トサイドに固定されるアッパベース112 と、断面略逆U
形状の環状ガイドレール180を有する床面サイドのロア
ベース114 と、環状ガイドレールに係合配置される断面
略U 形状のフック片120 を有してアッパベースに固着さ
れるレインフォース116 とを備えている。そして、環状
ガイドレール180 に対する、アッパベースサイドでのボ
ール124 の転動、およびレインフォースサイドでの樹脂
スライダ126 の摺動のもとで回動自在に、アッパベース
112 はロアベース114 に対して連結、支持されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図6に示すように、公
知の樹脂スライダ126 は、通常、断面略逆U 形状に成形
される。そして、その内部への先端120aの嵌入のもと
で、樹脂スライダ126 はレインフォースのフック片120
に装着される。つまり、フック片先端120aに対する樹脂
スライダ126 の保持強度は、樹脂スライダ内部における
フック片先端の密着度に大きく左右されることになる。
【0005】レインフォースのフック片120 の形成は、
通常、プレスによる曲げ加工によって行われ、この曲げ
加工の性質上、フックの先端120aは、薄く延ばされる傾
向にある。つまり、フック片先端120aの肉厚にバラツキ
が生じることは避けられず、レインフォース120 となる
材料自体の肉厚誤差に加えたこのフック片先端の肉薄化
の過度の状況等によっては、樹脂スライダがフック片に
対してガタつく虞れが生じる。
【0006】このようなフック片120 に対する樹脂スラ
イダ126 のガタツキは、回転装置110 としての機能性、
およびシートの安全性等に何ら問題はないとはいえ、こ
れに起因するアッパベース回動の際のガタツキが、着座
者に不安感、不快感等を与えるシートのガタツキにつな
がることは否定できない。
【0007】また、樹脂スライダ126 は、アッパベース
112 の回動の際に、ロアベース114に対し、環状ガイド
レール180 に沿ってレインフォースのフック片120 と一
体的に摺動されるため、その摺動の際に発生する摩擦力
の過剰な増大、あるいはフック片形成の際の肉厚の過剰
な減少等によって、樹脂スライダがフック片の円弧方向
にずれる虞れがある。このような樹脂スライダ126 の位
置ずれは、ロアベース114 に対するアッパベース112 の
安定性の低下を招きやすくするため、好ましくない。
【0008】上述したようなフック片120 に対する樹脂
スライダ126 のガタツキ、位置ずれを防止する対策とし
て、接着剤等による樹脂スライダの強制的な固着が考え
られる。しかし、このような作業は、組み立ての際のお
ける作業性の低下を招きやすいため、作業性の点から好
ましくない。
【0009】この発明は、作業性の低下を招くことな
く、樹脂スライダのガタツキを抑制し、シートの安定性
を向上させるシートの回転装置の提供を目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明によれば、ロアベースの断面略逆U 形状の
環状ガイドレール内に摺動自在に嵌入可能な略逆U 形状
の上部片を持つ樹脂スライダが、レインフォースの断面
略U 形状のフック片内に嵌入可能な略U 形状で、フック
片の内幅より広い開口外幅を持つ下部片を、上部片の下
方に一体に有して成形されている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0012】図1、図2に示すように、この発明に係る
シートの回転装置10においては、シートサイドに固定さ
れるアッパベース12が、床面サイドに固定されるロアベ
ース14に対し、サポート部材となるレインフォース16と
共に回動自在に連結、支持されている。
【0013】この、自動車の回転シート等に装着される
回転装置10の基本構成としては、たとえば、特開平08−
011600号公報に開示の構成が例示できるため、この基本
構成に関する詳細な説明はここでは省略するが、その概
略を述べると、図1、図2に示すように、この回転装置
においては、たとえば、円形開口12a を中央部に有する
アッパベース12が、略リング状のロアベース14の外周縁
部に形成された断面略逆U 形状の環状ガイドレール18の
上部を開口端部で部分的に覆って配設されるとともに、
断面略U 形状のフック片20を対応する円弧端部に有して
2分割形成されたレインフォース16が、環状ガイドレー
ルとフック片との係合配置を伴って、アッパベースに対
し、ボルト22の螺着等のもとで部分的に固着される。
【0014】そして、リテーナと称する離間部材23を介
して等間隔毎の複数箇所、たとえば3ヶ所に離間配置さ
れたボール24が、このボールの半径に対応した断面略半
円形状の環状抱持レール25と、ロアベースの環状ガイド
レール18の平坦な上面18a との間に転動自在に介在され
るとともに、複数個、たとえば等角度毎に離反配置され
た4個の樹脂スライダ26が、レインフォースのフック片
20の先端20a への装着のもとで環状ガイドレール内に摺
動自在に挿入され、環状ガイドレール18に対する、アッ
パベースサイドでのボール24の転動、およびレインフォ
ースサイドでの樹脂スライダ26の摺動のもとで回動自在
に、アッパベース12はロアベース14に対して連結、支持
されている。
【0015】また、図2に示すように、この種の回転装
置10においては、ロアベース14に対するアッパベース12
の回動を特定位置、たとえば自動車に対する前向き、後
向き、あるいは横向き等の各位置で規制可能とするロッ
ク手段28が設けられている。ロック手段28として、たと
えばロアベース14の係合孔30に挿入、係合可能なロック
爪32a 付きのロックレバー32を有する構成が例示でき、
所定の偏倚力のもとでの係合孔、ロック爪間の係合によ
ってアッパベース12、ひいてはシートが係合孔に対応す
る位置、たとえば自動車に対する前向き位置、後向き位
置、横向き位置等に設定可能となっている。
【0016】なお、この実施の形態において例示したロ
ック手段28の構成は、一般的な一例にすぎないため、こ
れに限定されるものではない。
【0017】また、図1の参照符号34は、ロアベース14
を床面サイドに固定する際に介在されるレッグであり、
ロアベースは、このレッグを介して、通常、シートスラ
イド装置等に固定される。
【0018】図1に加えて図3を見るとわかるように、
樹脂スライダ26は、レインフォースのフック片20の先端
20a を挿入可能、かつ環状ガイドレール18の内部に摺動
自在に嵌入可能な略逆U 形状の上部片26a を有してい
る。そして、この発明においては、レインフォースのフ
ック片20の内部に嵌入可能な略U 形状の下部片26b が、
この上部片26a の下方に一体に延出、形成されるととも
に、図4に示すように、この下部片の開口外幅L1は、フ
ック片の内部幅L2とほぼ同一のその下端幅L2' より幅広
く拡開して形成されている。
【0019】このような構成においては、樹脂スライダ
の下部片26b をフック片20の内部に嵌入する際、その開
口外幅L1の弾性縮幅を伴うため、この縮幅に対する復元
力のもとで、この下部片はフック片内に弾性密着される
(図1参照)。そして、上部片26a 、下部片26b 間をつ
なぐ縦壁26c が、上下方向での広範囲にわたって環状ガ
イドレール18、フック片20間に介在、接触されるため、
フック片に対する樹脂スライダ26の動き、特にフック片
の円弧中心、つまりはアッパベース12の回動中心から放
射方向への樹脂スライダのガタツキは、これらのもとで
確実に封止される。
【0020】このように、この発明においては、上部片
26a の内部へのフック片先端20a の密着度によることな
く、フック片先端に対する樹脂スライダ26の保持力を確
保するため、フック片先端の肉厚精度の影響を受けるこ
となく、樹脂スライダに高い保持力が得られる。つま
り、フック片先端20a に肉厚のバラツキが生じた場合に
おいても、フック片20に対する樹脂スライダ26のガタツ
キはこの構成によって確実に抑制できる。
【0021】そして、フック片20に対する樹脂スライダ
26のガタツキを抑制することによって、ロアベース14に
対する回動の際におけるアッパベース12のガタツキ、ひ
いては着座者に不安感、不快感等を与える原因となるシ
ートのガタツキが抑制されるため、構成の複雑化等を招
くことなく、回転装置10の品質精度が改善される。
【0022】また、この樹脂スライダ26によれば、環状
ガイドレール18の内部に上部片26aを嵌入した後に、こ
の樹脂スライダをガイドとして、アッパベース12、レイ
ンフォース16をロアベース14に対して組みつけて固定す
れば足りるため、組み立ての際の作業性も向上する。
【0023】ここで、図3を見るとわかるように、この
発明においては、たとえば、樹脂スライダの上部片26a
が、フック片先端20a の対応する係合凹部36に挿入、係
合可能な係合突起38を、その内部に有して形成されてい
る。この構成によれば、装着後における、フック片20に
対する円弧方向への樹脂スライダ26の位置ずれが、この
係合凹部36、係合突起38間の係合のもとで確実に阻止さ
れるため、ロアベース14に対する樹脂スライダの位置が
一定化され、これによって、ロアベースに対するアッパ
ベース12の安定化、ひいてはシートの安定化が十分に確
保できる。
【0024】そして、フック片20の内部に嵌入可能な略
U 形状の下部片26b を上部片26a の下方に一体に形成す
る上述の構成や、この、係合凹部36、係合突起38を設け
る構成によれば、接着等の煩雑な作業を伴うことなく、
また作業工程を増やすことなく、フック片に対する樹脂
スライダ26のガタツキ、位置ずれが抑制、あるいは防止
できるため、組み立ての際の作業性の低下を招かない。
【0025】なお、この発明の実施の形態においては、
フック片先端20a に係合凹部36を、樹脂スライダ26の上
部片内部に係合突起38をそれぞれ設けているが、相互間
で挿入、係合可能であれば足りるため、これとは逆に、
フック片先端に係合突起を、樹脂スライダの上部片内部
に係合凹部を、それぞれ設ける構成としてもよい。
【0026】また、図1に示すように、この発明におい
ては、環状抱持レール25に抱持されたボール24の転動面
となる環状ガイドレール18の上面18a が、所定幅の平坦
面として形成されているため、この平坦面の有効幅内の
いずれの位置においても、ボールは環状ガイドレール上
で転動可能となる。つまり、ロアベース14やアッパベー
ス12の成形時に環状ガイドレール18、環状抱持レール25
等に真円度のバラツキが生じても、この環状ガイドレー
ルの平坦な上面上でのボールのずれのもとで、そのバラ
ツキは吸収できるため、これらの真円度のバラツキの影
響を受けることなくボールの転動性は高く確保できる。
【0027】従って、環状ガイドレールの上面18a を平
坦面とすることによって、ロアベース14に対するアッパ
ベース12の回動性は十分に高く得られ、この点からも、
回転装置10としての品質精度が向上する。
【0028】ところで、ロアベース14に対するアッパベ
ース12の円滑な回動、つまりは環状ガイドレール18に対
する樹脂スライダ26の円滑な摺動を確保するため、通
常、樹脂スライダの上部片26a は、環状ガイドレール内
に摺動自在に嵌入可能に形成される。しかし、摺動自在
であるためには、若干のクリアランス(隙間)が樹脂ス
ライダ26と環状ガイドレール18の内部との間に必要とな
るため、ロアベース14の中心軸線上にアッパベース12の
回動中心を一致させる、組み立ての際の、いわゆる芯出
しが容易でなくなる虞れがある。
【0029】そこで、図5に示すように、対向する縦壁
間で樹脂スライダ26を挟持可能とする幅W1の幅狭部α1
を、樹脂スライダを摺動自在とする幅W2の他の部分(幅
広部)α2 より幅狭な部分として、ロック時の樹脂スラ
イダの停止位置に整列する箇所の所定範囲で、環状ガイ
ドレール18に設けることが好ましい。なお、幅狭部α1
の所定範囲として、たとえば、樹脂スライダ26の円弧長
さと同等の範囲が例示できる。
【0030】環状ガイドレール18の幅狭部α1 において
は、対向する縦壁間での挟持のもとで、アッパベース12
の回動中心から放射方向への樹脂スライダ26の動きが封
止されるため、ロアベース14に対するアッパベースの位
置は常に一定となる。つまり、環状ガイドレール18の幅
狭部α1 に樹脂スライダ26の整列する位置、ひいてはロ
ック位置で、ロアベース14に対するアッパベース12、な
らびにレインフォース16の芯出しを行えば足りるため、
この芯出し作業が容易となる。
【0031】そして、アッパベース12のロック位置を芯
出し位置とすれば足りるため、芯出し位置の特定化、明
確化が容易となり、この点からも、作業性が向上する。
【0032】また、環状ガイドレール18の幅狭部α1 以
外の幅広部α2 においては、環状ガイドレールに対する
樹脂スライダ26の円滑な摺動が確保できるため、ロアベ
ース14に対するアッパベース12の回動性の低下を招くこ
とがない。
【0033】更に、アッパベース12のロック位置におい
て、樹脂スライダ26が環状ガイドレールの幅狭部α1 に
おいて挟持されるため、ロック位置での樹脂スライダの
ガタツキ、ひいてはシートのガタツキが防止される。つ
まり、向き設定状態におけるシートがガタツキが、この
環状ガイドレール18の幅狭部α1 によって防止されるた
め、着座者の快適性が向上する。
【0034】この発明のシートの回転装置は、自動車の
シートに適するとはいえ、これに限定されず、たとえ
ば、電車、飛行機、船舶等の各種車両のシートや、家庭
用、あるいは理髪・美容用のシート等に、この回転装置
を応用してもよい。
【0035】上述した発明の実施の形態は、この発明を
説明するためのものであり、この発明を何等限定するも
のでなく、この発明の技術範囲内で変形、改造等の施さ
れたものも全てこの発明に包含されることはいうまでも
ない。
【0036】
【発明の効果】上記のように、この発明に係るシートの
回転装置によれば、フック片に対する樹脂スライダの保
持力が、フック片内への下部片の嵌入のもとで高く得ら
れるため、フック片先端の肉厚精度の影響を受けること
なく、フック片に対する樹脂スライダのガタツキは確実
に抑制される。
【0037】そして、フック片に対する樹脂スライダの
ガタツキを抑制することによって、ロアベースに対する
回動の際におけるアッパベースのガタツキ、ひいては着
座者に不安感、不快感等を与える原因となるシートのガ
タツキが抑制されるため、構成の複雑化等を招くことな
く、回転装置の品質精度が改善される。
【0038】また、相互に係合可能な一対の係合突起、
係合凹部を、樹脂スライダの上部片内部、レインフォー
スのフック片先端に個別に設けることによって、装着後
における、フック片に対する樹脂スライダの位置ずれを
阻止できるため、ロアベースに対する樹脂スライダの位
置が一定化される。従って、ロアベースに対するアッパ
ベースの安定化、ひいてはシートの安定化が、構成の煩
雑化、作業の複雑化等を招くことなく、容易、かつ十分
に確保できる。
【0039】そして、環状ガイドレールに幅狭部を設
け、この幅狭部に樹脂スライダの整列されるロック位置
で、ロアベースに対するアッパベースの芯出しを行え
ば、この芯出し作業が容易となる。更に、アッパベース
のロック位置を芯出し位置とすれば足りるため、芯出し
位置の特定化、明確化が容易となり、この点からも、作
業性が向上するとともに、ロック位置での樹脂スライダ
のガタツキの防止により、向き設定状態におけるシート
がガタツキが防止でき、これによって、着座者の快適性
が向上する。
【0040】また、環状ガイドレールの幅狭部以外の幅
広部においては、環状ガイドレールに対する樹脂スライ
ダの円滑な摺動が確保できるため、ロアベースに対する
アッパベースの回動性の低下を招くことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るシートの回転装置の概略縦断面
図である。
【図2】シートの回転装置の概略分解斜視図である。
【図3】シートの回転装置における、ロアベース、樹脂
スライダ、レインフォースの部分拡大分解斜視図であ
る。
【図4】シートの回転装置における、樹脂スライダ、レ
インフォースの分解断面図である。
【図5】環状ガイドレールを裏面から見たロアベースの
部分平面図である。
【図6】公知のシートの回転装置を示す、図1に類似す
る概略縦断面図である。
【符号の説明】
10 シートの回転装置 12 アッパベース 14 ロアベース 16 レインフォース 18 環状ガイドレール 20 フック片 26 樹脂スライダ 36 係合凹部 38 係合突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転動子となるボールの半径に対応した断
    面略半円形状の環状抱持レールを有するシートサイドの
    アッパベースと、当該ボールの転動自在な平坦な上面を
    断面略逆U 形状の環状ガイドレールの上面に有する床面
    サイドのロアベースと、先端に装着された樹脂スライダ
    を介して環状ガイドレールに係合配置される断面略U 形
    状のフック片を有してアッパベースに固着されるレイン
    フォースとを備え、アッパベースサイドでのボールの転
    動、およびレインフォースサイドでの樹脂スライダの摺
    動のもとで回動自在に、アッパベースがロアベースに対
    して連結、支持されるとともに、特定位置での所定のロ
    ックによってアッパベースの回動規制の可能なシートの
    回転装置であり、 ロアベースの前記環状ガイドレール内に摺動自在に嵌入
    可能な略逆U 形状の上部片を持つ前記樹脂スライダが、
    レインフォースの前記フック片内に嵌入可能な略U 形状
    で、フック片の内幅より広い開口外幅を持つ下部片を、
    当該上部片の下方に一体に有して成形されたシートの回
    転装置。
  2. 【請求項2】 転動子となるボールの半径に対応した断
    面略半円形状の環状抱持レールを有するシートサイドの
    アッパベースと、当該ボールの転動自在な平坦な上面を
    断面略逆U 形状の環状ガイドレールの上面に有する床面
    サイドのロアベースと、先端に装着された樹脂スライダ
    を介して環状ガイドレールに係合配置される断面略U 形
    状のフック片を有してアッパベースに固着されるレイン
    フォースとを備え、アッパベースサイドでのボールの転
    動、およびレインフォースサイドでの樹脂スライダの摺
    動のもとで回動自在に、アッパベースがロアベースに対
    して連結、支持されるとともに、特定位置での所定のロ
    ックによってアッパベースの回動規制の可能なシートの
    回転装置であり、 ロアベースの前記環状ガイドレール内に摺動自在に嵌入
    可能な略逆U 形状の上部片を持つ前記樹脂スライダが、
    レインフォースの前記フック片内に嵌入可能な略U 形状
    で、フック片の内幅より広い開口外幅を持つ下部片を、
    当該上部片の下方に一体に有して成形されるとともに、 相互に係合可能な一対の係合突起、係合凹部が、前記上
    部片内部、前記レインフォースのフック片先端の対応箇
    所に個別に形成されたシートの回転装置。
  3. 【請求項3】 ロアベースの環状ガイドレールが、対向
    する縦壁間で樹脂スライダを挟持可能とする、摺動自在
    な他の部分より幅狭な部分を、ロック位置での樹脂スラ
    イダの停止位置に整列する所定範囲に設けた請求項1ま
    たは2記載のシートの回転装置。
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