JPH068761A - シート構造体 - Google Patents

シート構造体

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JPH068761A
JPH068761A JP5036929A JP3692993A JPH068761A JP H068761 A JPH068761 A JP H068761A JP 5036929 A JP5036929 A JP 5036929A JP 3692993 A JP3692993 A JP 3692993A JP H068761 A JPH068761 A JP H068761A
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seat
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toothed
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ジャン−ピエール・シャバーヌ
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Compagnie Europeenne de Sieges pour Automobiles CESA
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C I S A Co Uuropeeenu De Shieejiyu Pour Automob
Compagnie Europeenne de Sieges pour Automobiles CESA
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の所定の調節位置をとることのできる自
動車のシート構造体において安全性を確保する。 【構成】 シート構造体は、掛止装置60を有する。掛
止装置60の一部はブラケット12、22の一方により
担持され、別の一部はブラケット12、22の他方にに
担持される。背もたれ20が「通常」位置と「リラック
ス」位置と二つの特別な位置の少なくとも一方にあると
き、背もたれ20をシート10に対して二つの反対方向
に係止し、長手方向成分の大きい衝撃が加わるとき、シ
ート構造体が受ける顕著な力を吸収し且つ/又は伝達し
得るようにする。掛止装置60は、係止機構の手動操作
装置により作動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート構造体、特に、
複数の所定の調節位置をとることの出来る路外自動車
(land motor vehicles)に適したシート構造体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車の製造業者の現在の一般的な傾向
として、ステーションワゴンと称されるサルーン又はセ
ダン、及びバンと称される実用車の双方に類似したいわ
ゆる「モノスペース」又は「ワン・ボリューム」の車を
製造することが挙げられる。これらの車の、意図された
汎用的利用状況を考慮したとき、これらの車は、望まし
くは所定の多数の各種位置、即ち、その各々が十分に考
慮して設定されたある数の別個の位置をとることの出来
るシート構造体を備えることが必要とされる。かかる型
式のシート構造体は、例えば、完全に折り畳んでベッ
ド、イージーチェア又はリクライニングチェア、通常の
運転シートにし、又は、その一部を折り畳んで、小形の
テーブル又は棚にし得るものでなければならない。これ
らシートは又、車内にしまうため、又は車から取り出す
ために、その一部を折り畳み、又は完全に折り畳んで、
コンパクトな形態とし、比較的小さい寸法にし得るもの
でなければならない。
【0003】かかるシート構造体は、又、業界の団体又
は公共機関により作成された安全基準を満足し、車に対
して特に大きい長手方向成分を有する急激な衝撃が加わ
るときに、シート構造体に座った人間を安全ベルトによ
り効果的に保持し得るものでなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】最後に述べた安全ベル
トによる安全性の問題について言えば、特にこれを満足
させることが近年難しくなってきている。というのも、
安全ベルトが、シート構造体からあたかも独立している
かのようにフレーム、又は車体の二又は三ケ所以上の箇
所で車に直接固定されるのではなく、これと異なり、益
々一般的になっているように、安全ベルトが、あたかも
シート構造体と一体に設けられているかのように担持さ
れており、シートベルト構造体自体の上にシートベルト
のための複数の固定箇所が直接設定される場合、上述し
たように人間を効果的に保持し得ることという要件は、
特に、満足することが困難なのである。従って、ベルト
がシート構造体により担持されているる状況において、
急激な衝撃が加わると、その吸収すべき力および/又は
伝達すべき力は、結局、一方で、シート構造体の背もた
れとシートとの間の相対的傾斜軸線の領域内に配分され
る一方、通常、シート構造体を車の床に固着している基
部取り付け部分の領域内に配分される。
【0005】かかるシート構造体を可能な限り低コスト
で大量生産しなければならない場合、特に、互いに矛盾
することが多いこれら全ての要件を満足させることがい
かに困難なことであるかが理解されよう。
【0006】欧州特許第0121452号の明細書に一つの解
決手段が提案されている。対象とされるシート構造体
は、シートに担持された安全ベルトを有していない型式
のものであって、実質的に連続的な方法で調節される単
一の位置に関節接続されるシート構造体である。この欧
州特許によるシート構造体は、主として、ブラケットを
設けたフレームを有するシートと、別のブラケットを設
けたフレームを有する背もたれと、これらのブラケット
を相互に接続する関節式接続部にして、背もたれの傾斜
角度を変化させ得るように該背もたれがシートに対して
旋回するのを許容するようになされ且つ軸受及び該軸受
に係合したピンからなる関節式接続部と、背もたれをシ
ートに対して通常、動かないようにその従前の位置に固
定可能であり且つ所望通りにその位置を変更することを
許容する係止機構であって、上記ブラケットの一方に固
定され且つ上記関節式接続部のピン上に中心決めされた
歯付きセクターと、該歯付きセクターと協働し、上記ブ
ラケットの他方上で可動であるように該他方のブラケッ
トに担持された少なくとも一つのガイドにより該他方の
ブラケットに可動に取り付けられた歯付きブロックと、
手動操作装置にして、上記歯付きブロックに固定された
カウンタカムと協働する可動カムと、特に上記歯付きブ
ロックと上記ガイドとの間の接触状態を実現し且つ維持
するために、上記可動カムおよびカウンタカム、ならび
に上記歯付きブロックおよび歯付きセクターを互いに作
用させるよう弾性的に降伏可能な偏倚装置とを有する手
動操作装置とを備える係止機構と、を備えている。
【0007】製造許容公差、又は時間の経過に伴う摩耗
に起因するか否かを問わず、いかなる作用遊びをも伴う
ことなく、シート構造体の構築を許容する点で、上記の
解決手段は満足し得るものである。しかし、安全ベルト
がシート構造体に担持されている場合であって、シート
構造体が前方及び後方の双方から加わる大きい長手方向
成分を有する過激な衝撃を受けるときに該シート構造体
に加わる力を吸収し且つ/又は伝達し得なければならな
い状況の場合、及び、シート構造体が多数の別個の位置
をとる形式のものであって、その「通常」の運転位置、
又はその運転位置に近いリクライニングもしくはリラッ
クス位置をとる場合には、上述した解決手段は不適当で
ある。
【0008】実際上、上述の状況のとき、人間が座った
シート構造体は、損傷することなしに10G以上の加速
度及び減速度を受け且つそれに抵抗することが必要とさ
れ、このことを実現するため、上記の欧州特許の解決手
段においては、歯付きブロック及び歯付きセクターを非
常に厚くし、且つ弾性率の大きい歯を使用しなければな
らない。これらの条件の結果、重く且つスペースを要す
る構造体となり、その調節は比較的精密ではなく、この
特徴のため、大量生産に実際に利用するのは極めて不適
当なものとなっている。
【0009】本発明の目的は、これら課題の殆んどを解
決することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも一
つの通常の運転位置と、その運転位置に近いリラックス
位置と、を含む所定の多数の調節位置をとることができ
る関節式シート構造体であって、安全ベルトがシート構
造体により担持され得るようにされるシート構造体にお
いて、ブラケットを有するシートフレームと、別のブラ
ケットを有する背もたれフレームと、背もたれがシート
に対して旋回し、その傾斜角度を変更することを可能に
する関節式接続部であって、軸受及び該軸受に係合する
ピンを有する関節式接続部と、背もたれをシートに対し
て通常、動かないようにその従前の位置に固定可能であ
り且つ該背もたれの位置を所望通りに変更することを許
容する係止機構であって、上記ブラケットの一方に固定
され且つ関節式接続部のピン上に中心決めされた歯付き
セクターと、該歯付きセクターと協働し且つ上記ブラケ
ットの他方上で可動であるように該他方のブラケットに
担持された少なくとも一つのガイドにより該他方のブラ
ケットに可動に取り付けられた歯付きブロックと、手動
操作装置にして、上記歯付きブロックに固定されたカウ
ンタカムと協働可能な可動カムと、特に上記歯付きブロ
ックと上記ガイドとの間の接触状態を実現するために、
通常状態で、上記可動カム及びカウンタカム、ならび
に、上記歯付きブロック及び歯付きセクターを、互いに
作用させるように弾性的に降伏可能な偏倚手段とを有す
る手動操作装置とを備える係止機構と、を備えるシート
構造体において、該シート構造体がさらに掛止装置を備
え、該掛止装置は、背もたれが通常位置およびリラック
ス位置を含む二つの位置の少なくとも一方を占める場合
に大きな長手方向成分を有する衝撃力がシート構造体に
加わったときその大きな力を吸収および/または伝達す
ることができるよう、その一部が上記ブラケットの一方
に担持され且つ別の一部が上記ブラケットの他方に担持
されるようにして上記背もたれを二つの反対方向でシー
トに掛止めできるようになされており、該掛止装置はま
た、上記係止機構の上記手動操作装置により作動し得る
ようになされていることを特徴とするシート構造体であ
る。
【0011】
【実施例】本発明の更なる特徴は、単に一例としてのみ
掲げた添付図面に関する以下の詳細な説明及び特許請求
の範囲の記載から明らかになるであろう。
【0012】関節式シート構造体として、特に、所望通
りに変更可能な所定の多数の調節位置を有する、路外自
動車への取り付けを適当とするシート構造体は、当該技
術分野で周知であり、本発明が直接、又は間接的に関係
する部分についてのみ以下に説明する。その他の点につ
いては、関連する技術分野の当業者は、直面する特別な
問題点を解決すべく、従来の解決手段から理解すること
が可能であろう。
【0013】以下、実施例の形態いかんに関係なく、同
様の構成要素は同様の参照符号を使用して表示する。
【0014】説明の便宜上、本発明による関節式シート
構造体の一実施例の各構成要素を、その組み立て、製造
および作用を説明する前に順次説明する。
【0015】以下の説明は、概ね、その背もたれとその
シートとの相対的な傾斜角度又は位置を所望通りに変更
し、シート構造体を選択した位置に固定する手段が設け
られるシート構造体についてなされる。
【0016】本発明によるシート構造体は、その他の要
素の内、主として、シート10と、背もたれ20と、上
記シートと背もたれとの間の相対的傾斜角度、又は位置
を変更するのを許容する関節式接続部30と、通常、背
もたれをシートに対してその配置位置に固定すると共
に、その位置を所望通りに変更することを許容する係止
機構40と、該係止機構40を作用させる手動操作装置
50と、背もたれがとることの出来る各種の所定の位置
から選択された二つの異なる位置の何れか一方に背もた
れがあるとき、該背もたれをシートに対する二つの反対
方向に向けて掛止する掛止装置60と、を備え、該掛止
装置60が上記手動操作装置により作用されることを特
徴とする。
【0017】上述のように、本発明によるシート構造体
は、上述のように、例えば、十分に配慮して設定した数
の所定の異なる位置をとることができ、その位置は例え
ば、前述したように五つの位置であり、原理上、本発明
の機能がなければ、上記所定の位置の各々で僅かな変
更、又は徴調整が為し得ないようにしたものである。
又、かかるシート構造体は、シート構造体により安全ベ
ルトを担持する型式のものであること、従って、かかる
シート構造体は、特に、例えば、車が作動中、即ち運転
又は路上位置にあるときのシートの位置に対応する少な
くとも二つの特定の位置にあるときに、及び、背もたれ
が車の後部に向けシートに対して僅かなより傾斜した運
転位置に近いリクライニング、又は「リラックス」位置
にあるとき、長手方向成分の大きい比較的過激な衝撃の
大きい力を吸収し且つ/又は伝達し得るものでなければ
ならないことが想起される。実際、シート構造体に人が
乗っていないとき、または、シート構造体が「ベッド」
位置にあるときなど、たとえ搭乗者が安全ベルトを着用
している場合(「ベッド」位置で)でも、車が路上を正
常に走行することは、あり得ないことであるから、本発
明によるシート構造体は、これら二つの特別な位置にあ
るときにこそ、急激な衝撃力に対する抵抗力を発揮しな
ければならないのである。
【0018】シート10は、ブラケット12を有するフ
レーム11を備えている。従来の方法にて、クッション
を固定するフレームが設けられ、又、シートを背もたれ
に接続するブラケットも設けられる。
【0019】単一品とするか、又は単一品とするかは任
意であるこのフレーム及びブラケットは、例えば、管、
形状体又は薄板金属部材にて形成し、従来の技術で成形
し且つ加工することが出来る。
【0020】背もたれ20は、ブラケット22を有する
フレーム21を備えている。シートのフレーム及びブラ
ケットに関して上述したことは、背もたれのフレーム及
びブラケットについてもあてはまる。このため、これら
フレーム及びブラケットは、極く概略図的にのみ図示す
る。
【0021】背もたれ20がシートに対して傾斜位置に
旋回し、その方向を変更するのを許容する関節式接続部
30が、ブラケット12及び22を接続する。この関節
式接続部30は、軸受31と、該軸受31内に係合した
ピン32と、を備えている。例えば、該ピン32は、固
定されたものとみなすことの出来るシート10のブラケ
ット12に固定される一方、軸受31は、可動であると
みなすことの出来る背もたれ20のブラケット22に固
定される。又、その逆の配置とすることも勿論、可能で
ある。所望であれば、ピン又は軸受の何れか一方は、円
形ではなく、例えば、楕円形として、又は平坦な部分を
設けてピンに対し垂直な方向に力を受けたとき、存在す
る遊びが吸収されるようにする。
【0022】係止機構40は、通常、背もたれをシート
に対しその配置された位置に固定し且つこの位置を所望
通りに変化させることを許容し得るようにしてある。こ
の係止機構40は、ブラケット12、22の一方、例え
ば、図示するようにシート10のブラケット12に固定
された一組の歯410を有する歯付きセクター41を備
えている。この歯付きセクター41は、関節式接続部3
0のピン32上に中心決めされる。この係止機構40
は、これら歯付きセクター41の歯と協働し得るように
した一組の歯420を有する歯付きブロック、又は要素
42を更に備えている。この歯付きブロック42は、ブ
ラケット12、22の他方、従って本実施例において、
背もたれのブラケット22上に可動に取り付けられる。
この歯付きブロックは、ブラケット22上に取り付けら
れ、該ブラケット22は、例えば、並進中、及び/又は
回転中に可動であるような方法で該ブラケット22に担
持されたジャーナル又はスライドのような少なくとも一
つのガイド421により、該ブロック42を受け入れ
る。所望であれば、ブラケット22上への歯付きブロッ
ク42の可動状態の取り付けは隙間が生ずるようにし、
製造許容公差及び/又は組立て許容公差が過度に厳格に
なるのを回避し得るようにする。この歯付きセクター及
びこの歯付きブロックは、例えば、精密プレス成形、又
は打ち抜き成形により薄板金属にて製造する。理解され
るように、一組の歯410、420、例えば、歯付きセ
クター41の一組の歯410は、以下に説明する理由の
ため、連続的でなく、歯の寸法及び/又はピッチも均一
ではない。
【0023】手動操作装置50は、特に、係止機構40
上で機能し、シートに対する背もたれの方向を所望通り
に変更することを許容し、該背もたれが所定の各種の異
なる位置の何れか一つの位置をとることを可能にする。
以下に説明するように、この操作装置50は又、掛止装
置60に作用することも許容する。該操作装置50は、
可動カム51と、該カム51に協働し得るようにしたカ
ウンタカム52と、弾性的に付勢可能な偏倚装置53
と、を備えている。該カム51は、ブラケットと共に可
動であるように、ブラケット12、22の一方、例えば
背もたれ20のブラケット22上に取り付けられる。理
解されるように、例えば、略ブーツの形状のこのカム5
1は、ピン、リベット、スタッド等510に取り付けら
れ、図面の面に対して平行な面、即ち、この面に対し垂
直な枢着ピンに対し平行な方向に旋回可能であるように
する。このカムの回転は、シート構造体のユーザがレバ
ー500等を使用して、所望通りに操作することが出
来、その範囲は、例えば、シート構造体の右側又は左側
の手の届く範囲とし、必要であれば、レバーに連結機構
等を関係させて行い、従って、必要であれば、該レバー
を背もたれ20の後方から操作することも可能である。
カウンタカム52は、歯付きブロック42に固定され
る。理解され得るように、該カウンタカム52は、固定
領域521と、以下に説明する中立領域522と、を備
えている。該操作装置50は、一方で例えばレバー50
0に固着され、他方でフレーム21、又は背もたれ20
のブラケット22に固着されたコイルばね等のような、
弾性的に付勢可能な偏倚装置53を更に備えている。こ
れらカム51及びカウンタカム52は、例えば、従来の
機械加工、又はプレス加工、或は精密打抜き、又は成
形、粉末焼結技術により薄板金属にて形成することが望
ましい。
【0024】掛止装置60は、歯付きブロック42と関
係する可動ラッチと、歯付きセクター41に関係する切
欠き板62と、を備えている。理解されるように、歯付
き板62は、関節ピン32上に中心決めした円弧状部分
620を備え、通常位置、及び特別なリラックス位置と
いう二つの位置の何れか一方に対する割出し部分621
を有する。図示した実施例において、該割出し部分62
1は、ラッチ61の少なくとも一つの切欠き610と協
働し得るようにした一又は二以上の突起部分である。別
の実施例(図示せず)において、これら割出し部分は、
一又は二以上の空洞であり、割出し手段として機能する
ラッチの少なくとも一つの突起部分と協働可能であるよ
うにしてある。所望であれば、一つの位置毎に一つの割
出し部分というように、異なる位置と同数の割出し部分
を使用することも勿論、可能である。
【0025】上述の全ての構成要素は、各種の図面に明
確に図示するように組み立て且つ取り付ける。弾性的に
付勢可能な偏倚手段は、カム及びカウンタカム、ならび
に、歯付きブロック及び歯付きセクター、更に場合によ
り、軸受及びピンを相互に作用可能な状態に維持し、そ
の間に遊びを伴わない接触状態を実現し且つ維持し得る
ようにする。実際上、この弾性的に付勢可能な偏倚手段
は、所望であれば、最初に、力の作用箇所を慎重に選択
し且つ反発領域を配置することにより、そのガイド又は
スライドの一つに対して全ての歯付きブロックの最初の
ブロックを作用させ、次に、歯付きブロックにより歯付
きセクターに付与されるスラスト力の作用で軸受をピン
に接続する。このようにして、上述の欧州特許に記載さ
れたように、存在する全ての遊びが吸収される。しか
し、歯付きブロック及びそのガイド並びに/又は軸受及
びそのピンは、又、顕著な遊びを伴わずに組み立て且つ
取り付けることが可能であるのは勿論である。
【0026】図示した実施例から理解されるように、カ
ウンタカム52は、一部、歯付きブロック42により保
持され、一部、ラッチ61により保持される。理解され
得るように、カウンタカム52の固定領域521は、一
方で歯付きブロック42と歯付きセクター41との接触
状態を維持する一方、他方でラッチ61と切欠き板62
との接触状態を維持するために使用される。カウンタカ
ム52の中立領域522は、この接触状態を急速に解消
し、位置の変更を許容する働きをする。この目的上、例
えば、中立領域、例えば、カウンタカムのスタッドに作
用するカム51の反対面を使用する。理解されるよう
に、固定領域521は、ラッチ61により保持され、中
立領域522は、歯付きブロック42により保持され
る。
【0027】理解されるように、必要であれば、歯付き
ブロック42及びラッチ61は、単一片として形成し、
又は一方が他方に接触するように配置され、例えば、溶
接、リベット止め、ねじ止め、接着等により固定された
別個の部材により形成される。このことは、歯付きセク
ター41及び切欠き板62についても同様であり、これ
らは、同一のブラケットにより保持し、該ブラケットに
固定する。
【0028】歯付きブロック及びラッチは、同一のブラ
ケットにより保持し、単一の操作装置により共に同時に
可動であるように取り付けられ、これらが共に、単一の
弾性的に付勢可能な偏倚装置の作用を受けるようにする
ことが理解される。
【0029】次に、本発明の実施例の側面図を図示する
図3及び図4を特に参照すると、シート構造体の後部が
図面の左側に配置され、その前部が図面の右側に配置さ
れ、それぞれ通常位置、又は路上位置にて、係止位置及
び非係止位置にある。
【0030】シート構造体は、最初に通常の位置にあ
り、この位置(図3)に掛止されると考えられる。いか
なる力が付与され、特にその力の方向に関係なく、掛止
装置は、掛止及び切欠き板から、二つの反対方向に向け
て、略撓み不能な方法で背もたれをシートに対し逆転不
能に掛止する。特に、これら構成要素の寸法及び材料を
選択することにより、シート構造体が長手方向に大きい
成分の急激な衝撃力を受けたとき、その大きい力を吸収
し且つ/又は伝達することが可能である。
【0031】シート構造体のユーザがその位置を変更し
ようとする場合、ユーザは、単一の操作装置を操作し、
特に、弾性的に付勢可能な偏倚装置の作用方向と反対方
向にそのレバーを操作し、係止機構及び掛止装置を図4
に示した位置にする。カム及びカウンタカムの位置及び
外形を慎重に選択することにより、カムの回転の結果、
カムの移動終了時に、歯付きブロックは、歯付きセクタ
ーから極めて急速に非係合状態となり、これと同時に、
ラッチが切欠き板との係合を脱する。このようにして、
ユーザは、最初に手で互いに係合させ且つ協働させた要
素が完全に分離し且つ互いに係合を脱するまで、シート
に対する背もたれの位置を変更しようとはしないことが
確実となる。例えば、ユーザが、シート構造体を図2に
図示するリラックス位置にしようとする場合、ユーザの
背もたれを傾斜させ、操作装置を解放して、係止機構及
び掛止装置が自動的に且つ同時に図2に示した位置に配
置されるようにする。この状況にて、背もたれが二つの
反対方向に向けてシートに対して動かないように掛止装
置が固定する。
【0032】例えば、ユーザが図1、図5、図6に図示
するような各種の可能な異なる位置の別の特別な位置に
設定しようとする場合、前と同様に操作すれば、十分で
ある。背もたれをシートに対してその配置された位置に
保持することは、ラッチ及び切欠き板を作用させずに、
歯付きブロック及び歯付きセクターの作用のみで確実で
あることが理解される。
【0033】より便宜に傾斜角度を変更し得るように背
もたれとシートとの間の相対的方向決めを容易にするた
め、例えば、ばね偏倚式ピンシステム、又は機械的逃が
しシステム、又は外形を利用し、弾性的に付勢可能な偏
倚装置の作用のみでその後の正確な割出しを許容するこ
とが出来る。これは、例えば、歯付きセクター41の一
組の歯410に図示するような特別な形状を付与するこ
とで容易に実現可能である。該組の歯410は、外方に
広がる切欠きの形態の解決手段を備えており、該切欠き
は、ボルトのキーと同様に作用し、その機能は外方に広
がる楔状の形状の歯付きブロックにより確実となる。
【0034】
【発明の効果】故に、本発明の全体的な利益は、互いに
協働する二つの特別な別個のモジュールを採用すること
にあることが理解され、そのモジュールの一方が、大き
い異常な応力が生じる顕著な虞れが存在しないときに限
り作用する一方、その他方のモジュールは、特に大きい
応力が生じる虞れがあるときに略作用するようにする。
この歯付きブロックの二重の機能は、歯付きセクター及
び結合した切欠き板を使用することと相俟って、上記型
式のシート構造体の機能に必要とされる例外的な動作程
度を考慮し、横方向及び縦方向双方の寸法を顕著に小さ
くすることを許容し、このことは、更に、材料を節減
し、故に、安全ベルトを保持するシート構造体に要求さ
れる安全基準を満足しつつ、重量を顕著に軽減すること
を可能するものである。
【0035】本発明による改良されたシート構造体によ
る利点は、上記説明及び添付図面に記載した通りであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】「ベッド位置」にある本発明の実施例の詳細な
部分平面図である。
【図2】「リラックス」位置にある図1の同様の図であ
【図3】係止又は作用位置としての「通常」位置にある
ときの図である。
【図4】非係止又は不作動位置としての「通常」位置に
あるときの図である。
【図5】「テーブル」位置にあるときの同様の図であ
る。
【図6】「コンパクト」位置にあるときの同様の図であ
る。
【符号の説明】
10 シート 11 フレーム 12 ブラケット 20 背もたれ 21 フレーム 22 ブラケッ
ト 30 関節式接続部 31 軸受 32 ピン 40 係止機構 41 歯付きセクター 42 歯付きブ
ロック 50 手動操作装置 51 カム 52 カウンタカム 53 偏倚装置 60 掛止装置 61 ラッチ 62 切欠き板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャン−ピエール・シャバーヌ フランス共和国89710 シャンヴァロン, リュー・シャルロット・デュピュイ 15 (72)発明者 シルヴァン・ベルナール・アリ フランス共和国45270 ヴィルムーティエ ール,レ・ブロス 23

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常の運転位置と、該通常の運転位置に
    近いリラックス位置とを含む所定の多数の調節位置をと
    ることができるよう関節接続されたシート及び背もたれ
    を備えたシート構造体にして、安全ベルトを担持し得る
    ようにしたシート構造体であって、 その他の要素と共に、ブラケットを有するシートフレー
    ムと、別のブラケットを有する背もたれフレームと、こ
    れらブラケットを相互に接続し且つ前記背もたれがシー
    トに対して旋回し、該背もたれの傾斜角度を変更するの
    を許容する関節式接続部であって、軸受と、所定の方向
    を有し且つ前記軸受に係合するピンとを備える関節式接
    続部と、背もたれをシートに対して通常、動かないよう
    にその従前位置に逆作動不能なように固定可能であり且
    つ該背もたれの位置を所望通りに変更することを許容す
    る係止機構であって、前記ブラケットの一方に固定され
    且つ前記関節式接続部の前記ピン上に中心決めされた歯
    付きセクターと、該歯付きセクターと協働し且つ前記ブ
    ラケットの他方上で可動であるように該他方のブラケッ
    トに担持された少なくとも一つのガイドにより前記他方
    のブラケットに可動に取り付けられた歯付きブロック
    と、手動操作装置にして、前記歯付きブロックに固定さ
    れたカウンタカムと協働する可動カムと、特に、前記歯
    付きブロックと前記ガイドとの間の接触状態を実現する
    ために、通常状態で、前記可動カム及びカウンタカム、
    ならびに、前記歯付きブロック及び歯付きセクターを、
    互いに作用可能な状態に維持するよう、弾性的に降伏可
    能な偏倚装置とを有する手動操作装置とを備える係止機
    構と、を備えるシート構造体にして、 該シート構造体がさらに掛止装置を備え、該掛止装置
    は、背もたれが通常位置およびリラックス位置を含む二
    つの位置の少なくとも一方を占める場合に大きな長手方
    向成分を有する衝撃力がシート構造体に加わったときそ
    の大きな力を吸収および/または伝達することができる
    よう、その一部が前記ブラケットの一方に担持され且つ
    別の一方が前記ブラケットの他方に担持されるようにし
    て前記背もたれを二つの反対方向で逆作動不能にシート
    に掛止めできるようになされており、前記掛止装置はま
    た、前記弾性的に降伏可能な偏倚装置の動作に抗して、
    単独で前記係止機構および前記掛止装置に同時に作用す
    る、前記係止機構の前記手動操作装置により作動し得る
    ようになされており、前記係止機構および前記掛止装置
    の一方のみが一時に作動され、前記シート構造体をその
    調節位置のひとつである従前位置に保持するようになさ
    れていることを特徴とするシート構造体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシート構造体にして、
    前記掛止装置が、歯付きブロックに剛性状態で連動する
    可動ラッチと、前記歯付きセクターに剛性状態で連動す
    る切欠き板と、を備えることを特徴とするシート構造
    体。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のシート構造体にして、
    前記切欠き板が、前記関節式接続部のピン上に中心決め
    された円弧状部分を備え、少なくとも通常の位置及びリ
    ラックス位置の各々に対する割出し部分を有することを
    特徴とするシート構造体。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のシート構造体にして、
    前記割出し部分が空洞であり、前記ラッチの少なくとも
    一つの割出し部分と協働し得るようにしたことを特徴と
    するシート構造体。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のシート構造体にして、
    前記割出し部分が突起部分であり、前記ラッチの少なく
    とも一つの切欠きと協働し得るようにしたことを特徴と
    するシート構造体。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至5の何れかに記載のシート
    構造体にして、前記カウンタアームが一部、前記歯付き
    ブロックに担持され、その一部が前記ラッチに担持され
    ることを特徴とするシート構造体。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6の何れかに記載のシート
    構造体にして、前記弾性的に降伏可能な偏倚装置が前記
    可動カムに作用するようになされていることを特徴とす
    るシート構造体。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7に記載のシート構造体に
    して、前記カウンタカムが、一方で歯付きブロックと歯
    付きセクターとの接触状態を保ち、他方で前記ラッチと
    前記切欠き板との接触状態を保つ固定領域と、前記接触
    状態を急速に解消し且つ位置の変更を許容する中立領域
    と、を備えることを特徴とするシート構造体。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のシート構造体にして、
    前記固定領域が、前記ラッチに担持され、前記中立領域
    が前記歯付きブロックに担持されることを特徴とするシ
    ート構造体。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9の何れかに記載のシー
    ト構造体にして、前記関節式接続部が、その一方が円形
    でない軸受及びピンを備えることを特徴とするシート構
    造体。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10の何れかに記載のシ
    ート構造体にして、前記係止機構が、遊びを伴って前記
    ブラケット上で可動であるように少なくとも一つのガイ
    ドにより前記一つのブラケット上に可動に取り付けられ
    た歯付きブロックを備えることを特徴とするシート構造
    体。
  12. 【請求項12】 請求項10又は11に記載のシート構
    造体にして、前記弾性的に降伏可能な偏倚装置が、前記
    軸受と前記ピンとの間、更に、前記歯付きブロックと前
    記ガイドとの間にさえ遊びを伴わない接触状態を実現し
    且つ維持し得るような方法で作用することを特徴とする
    シート構造体。
JP5036929A 1992-02-25 1993-02-25 シ―ト構造体 Expired - Lifetime JP2514777B2 (ja)

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