JPH11221944A - 印刷装置及び印刷システム - Google Patents

印刷装置及び印刷システム

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JPH11221944A
JPH11221944A JP10027231A JP2723198A JPH11221944A JP H11221944 A JPH11221944 A JP H11221944A JP 10027231 A JP10027231 A JP 10027231A JP 2723198 A JP2723198 A JP 2723198A JP H11221944 A JPH11221944 A JP H11221944A
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JP10027231A
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English (en)
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Tsunahito Nakashita
綱人 中下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ホストから表面の印字データと裏面の印字デー
タを同時に受信して両面を同時に印刷することにより、
短時間で両面印刷する。 【解決手段】IEEE1394インターフェイス21に
より、ホスト3000とプリンタ1500とが接続され
ている。プリンタ1500は、電子写真方式の転写ドラ
ム17a,17bが、用紙に対して向かい合わせに2つ
配置されている。ホスト3000は、表・裏の印刷デー
タを、IEEE1394インターフェースのアイソクロ
ナスモードの各チャネルに割り当ててsプリンタ150
0に送信する。プリンタは、チャネルごとに表の画像と
裏の画像とを生成して両面同時に印刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばIEEE1
394インターフェイス等の高速なインターフェースを
介してホストコンピュータ等に接続される印刷装置及び
印刷システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、両面印刷を行う場合はまず表面を
印刷してからディスペンサによってその紙を裏返して印
字機構まで戻してから裏面を印刷する方法か、または、
表面印刷の後、排出された用紙をユーザの手によって裏
返して給紙部にセットして裏面の印刷を行う方法が採ら
れてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来までの
方法では両面を印字するために表と裏合せて2回の印字
処理が必要であることに加え、2回目(裏面)の印字の
ために裏面を印刷した後で紙を裏返して給紙口に再セッ
トするという過程が必要なことから、片面印刷に対して
印字速度が著しく低下するという問題があった。
【0004】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、1パスでの両面の印刷を同時に行い、
両面印刷を高速化できる印刷装置及び印刷システムを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は以下に示す構成を備えている。
【0006】ホスト装置と接続するためのインターフェ
イス部と、用紙を挟んで略対向する2つのプリンタエン
ジンを含む印刷部と、前記インターフェース部により用
紙の両面の印刷データを受信すると、前記印刷部により
受信した印刷データを両面に印刷させる印刷制御部とを
備える印刷装置。
【0007】更に、前記インターフェース部は、IEE
E1394に従うことが望ましい。あるいは、ホスト装
置と印刷装置とを接続した印刷システムであって、前記
ホスト装置は、印刷装置と接続するためのインターフェ
イス部と、表面用と裏面用の印刷データを、前記インタ
ーフェース部を介して印刷装置に送信する送信手段とを
有し、前記印刷装置は、前記ホスト装置と接続するため
のインターフェイス部と、用紙を挟んで略対向する2つ
のプリンタエンジンを含む印刷部と、前記インターフェ
ース部により用紙の両面の印刷データを受信すると、前
記印刷部により受信した印刷データを両面に印刷させる
印刷制御部とを有する。
【0008】さらに、前記ホスト装置は、裏面用の印刷
データの向きを指定する指定手段を更に備えてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態] <プリントシステムの構成>図1は本発明の両面同時印
刷システムの構成を表した模式図である。図において、
ホスト3000と印刷装置1500とは、双方向性イン
ターフェース、ここではIEEE1394インターフェ
ースで接続されている。ホストマシン3000は、印刷
装置1500に出力するデータを表面と裏面に分けて作
成し、それぞれに後述するチャンネルIDをつけて印刷
装置1500にアイソクロナス転送で印刷装置へ送る。
【0010】印刷装置1500のコントローラ1000
は、IEEE1394インターフェイスを備え、ホスト
マシンとのデータの送受信と印刷装置1500全体の制
御を行う。さらに印刷装置1500は、IEEE139
4インターフェースと、図1の様に向かい合わせに2つ
の感光ドラム17a,17bを配置した電子写真方式の
プリンタであり、表面の印字データと裏面の印字データ
をそれぞれIEEE1394のアイソクロナス転送のデ
ータチャンネルに割り当てて同時に受信し、両面の同時
印刷を行う。
【0011】本実施形態のプリンタの動作を説明する前
に、本発明を適用するに好適なレーザビームプリンタ及
びインクジェットプリンタのエンジン部の構成につい
て、図5〜図7を参照して説明する。図1においては、
プリンタエンジンとしてレーザビームプリンタを用いて
いるが、インクジェットプリンタであっても良いし、熱
転写方式といった他のプリント方式でも良い。<レーザ
ビームプリンタエンジン>図5はレーザビームプリンタ
(LBP)のエンジン部の断面図である。図5におい
て、コントローラ1000により、LBP全体の制御及
びホストコンピュータから供給される文字情報等が解析
される。このコントローラ1000は、主に文字情報を
対応する文字パターンのビデオ信号に変換してレーザド
ライバ1502に出力する。レーザドライバ1502は
半導体レーザ1503を駆動するための回路であり、入
力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ1503から
発射されるレーザ光1504をオン・オフ切り換えす
る。レーザ光1504は回転多面鏡1505で左右方向
に振らされて静電ドラム1506上を走査露光する。こ
れにより、静電ドラム1506上には文字パターンの静
電潜像が形成されることになる。この潜像は、静電ドラ
ム1506周囲に配設された現像ユニット1507によ
り現像された後、記録紙に転写される。この記録紙には
カットシートを用い、カットシート記録紙は不図示の用
紙カセットに収納され、給紙ローラ及び搬送ローラとに
より、装置内に取り込まれて、静電ドラム1506に供
給される。また、コントローラ1000には、図示しな
いカードスロットを少なくとも1個以上備え、内蔵フォ
ントに加えてオプションフォントカード、言語系の異な
る制御カード(エミュレーションカード)を接続できる
ように構成されている。
【0012】以上はコントローラを除けば単一のエンジ
ンユニットであり、本発明に係るプリンタでは、このエ
ンジンユニットを表面用と裏面用とに、2台対向させて
用いる。 <インクジェットプリンタエンジン>図6は、インクジ
ェット記録装置(IJRA)の概観図である。
【0013】図6において、駆動モータ5013の正逆
回転に連動して駆動力伝達ギア5011,5009を介
して回転するリードスクリュー5005の螺旋溝500
4に対して係合するキャリッジHCはピン(図示しな
い)を有し、矢印a,b方向に往復移動される。このキ
ャリッジHCには、インクジェットカートリッジIJC
が搭載されている。紙押さえ板5002は、キャリッジ
移動方向にわたって紙をプラテン5000に対して押圧
する。フォトカプラ5007,5008は、キャリッジ
のレバー5006のこの域での存在を確認して、モータ
5013の回転方向切り換え等を行うためのホームポジ
ション検知手段として機能する。部材5016は、記録
ヘッドの全面をキャップするキャップ部材5022を支
持する部材、このキャップ内を吸引する吸引手段501
5は、キャップ内開口5023を介して記録ヘッドの吸
引回復を行う。クリーニングブレード5017は、部材
5019により前後方向に移動可能となる。本体支持板
5018は、クリーニングブレード5017,部材50
19を支持する。吸引回復の吸引を開始するためのレバ
ー5012は、キャリッジと係合するカム5020の移
動に伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラッチ
切り換え等の公知の伝達手段で移動制御される。
【0014】これらのキャッピング,クリーニング,吸
引回復は、キャリッジがホームポジション側領域にきた
ときにリードスクリュー5005の作用によってそれら
の対応位置で所望の処理が行えるように構成されている
が、周知のタイミングで所望動作を行うように構成され
ていればよい。
【0015】本発明に係るプリンタを実現するために
は、上述したプリンタエンジンを表面用と裏面用とを対
向させて配置する。なお、図6の構成ではインクジェッ
トヘッドに対向してプラテンが配置されているため、表
面用のエンジンと裏面用のエンジンとは正対させるので
はなく、プラテン等の機構をおさめるための間隔をおい
て配置する。
【0016】図7は、図6に示したインクジェットプリ
ンタエンジンのの制御構成を説明するブロック図であ
る。図7は、後述する図1のコントローラ1000に含
まれる。
【0017】図7において、インターフェイス1700
を介して後述するホストコンピュータより入力情報が入
力されると、ゲートアレイ1704とMPU1701と
の間で入力情報がプリント用の出力情報に変換される。
そして、モータドライバ1706,1707が駆動され
るとともに、ヘッドドライバ1705に送られた出力情
報に従って記録ヘッドが駆動され印字が実行される。
【0018】なお、MPU1701はインターフェイス
1700を介して後述するホストコンピュータ1との通
信処理が可能となっており、DRAM1703に関する
メモリ情報及び資源データ等やROM1702内のホス
ト印刷情報を後述するホストコンピュータに通知可能に
構成されている。 <プリンタシステムの制御構成>図8は本発明の実施形
態であるプリンタシステムのブロック図である。ここで
は、レーザビームプリンタエンジン(図5)を用いた例
を説明する。なお、本発明の機能が実行されるのであれ
ば、単体の機器であっても、複数の機器から成るシステ
ムであっても、LAN等のネットワークを介して処理が
行われるシステムであっても本発明を適用できる。
【0019】図8において、ホストコンピュータ300
0は、ROM3のプログラム用ROMに記憶された文書
処理プログラム等に基づいて図形,イメージ,文字,表
(表計算等を含む)等が混在した文書処理を実行するC
PU1を備え、システムデバイス4に接続される各デバ
イスをCPU1が総括的に制御する。
【0020】また、このROM3のプログラム用ROM
にはCPU1の制御プログラム等を記憶し、ROM3の
フォント用ROMには上記文書処理の際に使用するフォ
ントデータ等を記憶し、ROM3のデータ用ROMは上
記文書処理等を行う際に使用する各種データを記憶す
る。RAM2は、CPU1の主メモリ,ワークエリア等
として機能する。キーボードコントローラ(KBC)5
は、キーボード9や不図示のポインティングデバイスか
らのキー入力を制御する。CRTコントローラ(CRT
C)6は、CRTディスプレイ(CRT)10の表示を
制御する。ディスクコントローラ(DKC)7は、ブー
トプログラム,種々のアプリケーション,フォントデー
タ,ユーザファイル,編集ファイル等を記憶するハード
ディスク(HD)、フロッピーディスク(FD)等の外
部メモリ11とのアクセスを制御する。プリンタコント
ローラ(PRTC)8は、所定の双方向性インターフェ
イス(インターフェイス)21を介してプリンタ150
0に接続されて、プリンタ1500との通信制御処理を
実行する。
【0021】なお、CPU1は、例えばRAM2上に設
定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展
開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上でのW
YSIWYGを可能としている。また、CPU1は、C
RT10上の不図示のマウスカーソル等で指示されたコ
マンドに基づいて登録された種々のウインドウを開き、
種々のデータ処理を実行する。
【0022】プリンタ1500において、プリンタCP
U12は、ROM13のプログラム用ROMに記憶され
た制御プログラム等或いは外部メモリ14に記憶された
制御プログラム等に基づいてシステムバス15に接続さ
れる各種のデバイスとのアクセスを総括的に制御し、印
刷部インターフェイス16を介して接続される印刷部
(プリンタエンジン)17に出力情報としての画像信号
を出力する。印刷部17には、表面記録用エンジンと裏
面記録用エンジンとが含まれている。また、このROM
13のプログラムROMには、CPU12の制御プログ
ラム等を記憶する。ROM13のフォント用ROMには
上記出力情報を生成する際に使用するフォントデータ等
を記憶し、ROM13のデータ用ROMにはハードディ
スク等の外部メモリ14が無いプリンタの場合には、ホ
ストコンピュータ上で利用される情報等を記憶してい
る。CPU12は入力部18を介してホストコンピュー
タとの通信処理が可能となっており、プリンタ内の情報
等をホストコンピュータ3000に通知可能に構成され
ている。RAM19はCPU12の主メモリ、ワークエ
リア等として機能するRAMで、図示しない増設ポート
に接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張
することができるように構成されている。なお、RAM
19は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NV
RAM等に用いられる。前述したハードディスク(H
D)、ICカード等の外部メモリ14はディスクコント
ローラ(DKC)20によりアクセスを制御される。外
部メモリ14は、オプションとして接続され、フォント
データ、エミュレーションプログラム、フォームデータ
等を記憶する。また、操作パネル18には、操作のため
のスイッチ及びLED表示器等が配されている。
【0023】また、前述した外部メモリは1個に限ら
ず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオ
プションフォントカード,言語系の異なるプリンタ制御
言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数
接続できるように構成されていても良い。さらに、図示
しないNVRAMを有し、操作パネル1501からのプ
リンタモード設定情報を記憶するようにしても良い。
【0024】ここで図8の双方向性インターフェース2
1として適用するIEEE1394シリアルバスのアイ
ソクロナス転送を説明する。 <IEEE1394−Isochronous(同期)転送>アイ
ソクロナス転送は同期転送である。1394シリアルバ
スの最大の特徴であるともいえるアイソクロナス転送
は、特にビデオ映像データや音声データといったマルチ
メディアデータなど、リアルタイムな転送を必要とする
データの転送に適した転送モードである。
【0025】また、アシンクロナス転送(非同期)が1
対1の転送であったのに対し、このアイソクロナス転送
はブロードキャスト機能によって、転送元の1つのノー
ドから他のすべてのノードへ一様に転送される。
【0026】図9はアイソクロナス転送における、時間
的な遷移状態を示す図である。
【0027】アイソクロナス転送は、バス上一定時間毎
に実行される。この時間間隔をアイソクロナスサイクル
と呼ぶ。アイソクロナスサイクル時間は、125μSで
ある。この各サイクルの開始時間を示し、各ノードの時
間調整を行う役割を担っているのがサイクル・スタート
・パケットである。サイクル・スタートパケットを送信
するのは、サイクル・マスタと呼ばれるノードであり、
1つ前のサイクル内の転送終了後、所定のアイドル期間
(サブアクションギャップ)を経た後、本サイクルの開
始を告げるサイクル・スタート・パケットを送信する。
このサイクル・スタート・パケットの送信される時間間
隔が125μSとなる。
【0028】また、図9にチャネルA、チャネルB、チ
ャネルCと示したように、1サイクル内において複数種
のパケットがチャネルIDをそれぞれ与えられることに
よって、区別して転送できる。これによって同時に複数
ノード間でのリアルタイムな転送が可能であり、また受
信するノードでは自分がほしいチャネルIDのデータの
みを取り込む。このチャネルIDは送信先のアドレスを
表すものではなく、データに対応する論理的な番号を与
えているに過ぎない。よって、あるパケットの送信は1
つの送信元ノードから他のすべてのノードに行き渡る、
ブロードキャストで転送されることになる。
【0029】アイソクロナス転送のパケット送信に先立
って、アシンクロナス転送同様アービトレーションが行
なわれる。しかし、アシンクロナス転送のように1対1
の通信ではないので、アイソクロナス転送にはack
(受信確認用偏心コード)は存在しない。
【0030】また、図9に示したiso gap(アイ
ソクロナスギャップ)とは、アイソクロナス転送を行う
前にバスが空き状態であると認識するために必要なアイ
ドル期間を表している。この所定のアイドル期間を経過
すると、アイソクロナス転送を行いたいノードはバスが
空いていると判断し、転送前のアービトレーションを行
うことができる。
【0031】次に、図10にアイソクロナス転送のパケ
ットフォーマットの例を示し、説明する。
【0032】各チャネルに分かれた、各種のパケットに
はそれぞれデータ部及び誤り訂正用のデータCRCの他
にヘッダ部があり、そのヘッダ部には図10に示したよ
うな、転送データ長やチャネルNo、その他各種コード
及び誤り訂正用のヘッダCRCなどが書き込まれ、転送
が行われる。
【0033】以上がアイソクロナス転送の説明である。
【0034】前述の様に構成されたプリンタ制御システ
ムにおいて、IEEE1394インターフェースと図1
の様に向かい合わせに2つの感光ドラムを備えた電子写
真方式のプリンタにおいて、表面の維持データと裏面の
印字データをそれぞれIEEE1394のアイソクロナ
ス転送のデータチャンネルに割り当てて同時に送ること
により、1パスでの両面同時印刷を実現することが本発
明である。 <プリンタシステムの制御手順>図2に、図1及び図8
で示されるプリンタシステムにおけるホスト3000及
び印刷装置1500による印刷制御手順のフローチャー
トを示す。
【0035】ステップS201 … 文書データを表面
と裏面に分ける。
【0036】ステップS202 … 表面、裏面それぞ
れの印刷データを作成する。
【0037】ステップS203 … 表面、裏面それぞ
れの印刷データにチャネルIDを与える。
【0038】ステップS204 … アイソクロナス転
送で表面と裏面の印刷データを同時転送する。
【0039】ステップS205 … 印刷装置1500
により印刷される。
【0040】ステップS205においては、印刷装置1
500は、受信した印刷データをチャネルIDに応じて
表面の画像データと裏面の画像データとに分けてそれぞ
れ展開し、表面用のエンジンと裏面用のエンジンとによ
って印刷する。片面印刷の場合には、ホストは表面用の
チャネルだけを用いて印刷データを送信すればよい。
【0041】以上のようにして、両面印刷を行う場合
に、ホストから印刷装置に同時に両面のデータを送信す
ることができる。また、印刷装置は同時に両面を印刷す
ることができ、両面印刷を高速化できる。 [第2の実施の形態]第1の実施の形態で述べた印刷装
置において、図3に示すように出力する用紙の印刷の向
きが横方向である文書を印刷する時に裏面データの印刷
方向の上下をどちら向きにするかをユーザに選択させる
ことにより、ユーザにとって最適な両面印刷を行うこと
ができる。図3(A)は、用紙の短辺で綴じることを想
定したずであり、図3(B)は、用紙の長辺で綴じるこ
とを想定した図である。
【0042】図4にその制御手順のフローチャートを示
す。
【0043】ステップS401 … 文書データを表面
と裏面に分ける。
【0044】ステップS402 … 用紙の印刷方向を
確認する。これは予め設定しておいても良いし、オペレ
ータなどから指定させても良い。
【0045】ステップS403 … 用紙の印刷方向が
横向きか判定する。YesならステップS404へ、N
oならステップS408へ進む。
【0046】ステップS404 … 表面に対する裏面
の上下の向きをユーザに選択させる。
【0047】ステップS405 … 下向きが選択され
たか判定する。YesならステップS406へ、Noな
らステップS408へ進む。
【0048】ステップS406 … 裏面データを上下
方向に180度回転させて作成する。
【0049】ステップS407 … 表面、裏面それぞ
れの印刷データを作成する。
【0050】ステップS408 … アイソクロナス転
送で表面と裏面の印刷データを同時に印刷装置へと転送
する。
【0051】ステップS401 … 印刷装置において
印刷処理を行う。
【0052】以上のようにして、両面同時に印刷できる
という第1の実施の形態における効果と同様の効果を得
られるのに加えて、裏面の印刷の向きを指定することが
できる。
【0053】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0054】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても達成される。
【0055】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0056】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0057】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
【0058】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0059】
【発明の効果】以上の述べたように本発明によれば、I
EEE1394インターフェイスといった高速なインタ
ーフェースと、用紙に対して向かい合わせに配置された
2つのエンジン部とにより、ホストから表面の印字デー
タと裏面の印字データを同時に受信して両面を同時に印
刷することができ、短時間で両面印刷を実現できるとい
う効果がある。
【0060】また、出力する用紙の印刷の向きが横方向
である文書を印刷する時に裏面データの印刷方向の上下
をどちら向きにするかをユーザに選択させることによ
り、ユーザにとって最適な両面印刷を行うことができる
という効果がある。
【0061】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる両面同時印刷システムの構成を
表した図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を説明するフローチ
ャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態を説明するための図
である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を説明するフローチ
ャートである。
【図5】レーザビームプリンタエンジンの断面図であ
る。
【図6】インクジェットプリンタエンジンの外観図であ
る。
【図7】インクジェットプリンタエンジンの制御構成を
説明するブロック図である。
【図8】プリンタ制御システムのブロック図である。
【図9】アイソクロナス転送における時間的な遷移状態
を示す図である。
【図10】アイソクロナス転送のパケットフォーマット
を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 ROM 4 システムバス 12 CPU 13 ROM 19 RAM 3000 ホストコンピュータ 1500 プリンタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト装置と接続するためのインターフ
    ェイス部と、 用紙を挟んで略対向する2つのプリンタエンジンを含む
    印刷部と、 前記インターフェース部により用紙の両面の印刷データ
    を受信すると、前記印刷部により受信した印刷データを
    両面に印刷させる印刷制御部とを備えることを特徴とす
    る印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記インターフェース部は、IEEE1
    394に従うことを特徴とする請求項1に記載の印刷装
    置。
  3. 【請求項3】 前記プリンタエンジンはレーザービーム
    方式であることを特徴とする請求項1または2に記載の
    印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記プリンタエンジンはインクジェット
    方式であることを特徴とする請求項1または2に記載の
    印刷装置。
  5. 【請求項5】 ホスト装置と印刷装置とを接続した印刷
    システムであって、 前記ホスト装置は、印刷装置と接続するためのインター
    フェイス部と、 表面用と裏面用の印刷データを、前記インターフェース
    部を介して印刷装置に送信する送信手段とを有し、 前記印刷装置は、前記ホスト装置と接続するためのイン
    ターフェイス部と、用紙を挟んで略対向する2つのプリ
    ンタエンジンを含む印刷部と、前記インターフェース部
    により用紙の両面の印刷データを受信すると、前記印刷
    部により受信した印刷データを両面に印刷させる印刷制
    御部とを有することを特徴とする印刷システム。
  6. 【請求項6】 前記ホスト装置は、裏面用の印刷データ
    の向きを指定する指定手段を更に備えることを特徴とす
    る請求項4に記載の印刷システム。
JP10027231A 1998-02-09 1998-02-09 印刷装置及び印刷システム Withdrawn JPH11221944A (ja)

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